JPS6049829B2 - 減圧平衡加熱乾燥装置における温度分布均一化方法 - Google Patents

減圧平衡加熱乾燥装置における温度分布均一化方法

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JPS6049829B2
JPS6049829B2 JP14062680A JP14062680A JPS6049829B2 JP S6049829 B2 JPS6049829 B2 JP S6049829B2 JP 14062680 A JP14062680 A JP 14062680A JP 14062680 A JP14062680 A JP 14062680A JP S6049829 B2 JPS6049829 B2 JP S6049829B2
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JP
Japan
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hollow chamber
outside air
temperature distribution
air
reduced pressure
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JP14062680A
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JPS57127782A (en
Inventor
信義 久保山
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KUDO KAZUKO
Original Assignee
KUDO KAZUKO
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、減圧平衡加熱乾燥装置における温度分布
均一化方法に関する。
本発明者は、さきに、密閉された中空室内の空気を回
転体の回転により強制的に吸引して排気する減圧作用と
、空気と回転体と摩擦作用により発生する摩擦熱の加熱
作用とによつて被乾燥物を有効に乾燥するようにした減
圧平衡加熱乾燥方法およびその装置を開発した。
そして、さらに、乾燥を促進するため外気を所望の温
度に暖めた状態で中空室内に送給してなお一層高能率な
加熱乾燥効果を奏し得るようにした減圧平衡加熱乾燥方
法およびその装置を提案した。
この発明は、ことに外気を所望の温度に暖めた状態で
中空室内に送給する際の気流の力により回転送気体を回
転させ、中空室内の空気を攪拌して均一な温度分布状態
に保持して中空室内のどの位置にある被乾燥物に対して
も均一な加熱乾燥を行えるようにした減圧平衡加熱乾燥
装置における温度分布均一化方法を提供するにある。
以下に、この発明の一実施例を図面と共に説明する。
1は扉2、2を枢着して観音開き構造とした角筒状の
密閉された中空室で、上下左右の外周壁には断断熱材3
を被着介在させて保温できるようになつている。4は中
空室1の天井中央に開口した吸引口て、回転体aが回転
自在に配設してある。
そして、この回転aは図示にあつては、電動機5により
回転されるプロペラファン、シロツコフアンなどの回転
羽根6によつて構成された所望の傾斜角度を有しかす、
中空室1内の空気を吸引排気するように回転方向が定め
られている。そして、この回転体aの回転領域には摩擦
熱発生部Aが形成される。7は電動機5の支持筒で、排
気通路8を有し、この支持筒7の開口端には消音筒9を
備える。 10は中空室1の下部に配設した外気送給部
で外端10aは中空室1の外周壁より外部に臨まれ内端
1 bは回転送気体11の中心部に形成されるシロツコ
フアン12が収容される軸筒部13に対して接線状に開
口してある。
また、補助加熱体として多数の放熱フィン14を介装さ
れたヒータ15が必要本数配設してあり、かつ調節バル
ブ16の摘部16aを手動操作することにより開閉およ
び外気の送給量を調節できるようになつている。また、
ヒータ15は設けても設けなくても良く、調節バルブ1
6は常時開いていても間歇的に開閉させても良い。なお
、図示していないがヒータ15はサーモスタットなどに
より常時設定された室内温度を保てるように自動制御さ
せることもできる。また、調節バルブ16は手動に代え
て室内の温度または室内外の圧力差を検知して自動的に
バルブを開閉てきるような自動制御弁としても利用でき
る。
17は放射状に突出させた回転送気体11の攪拌筒て、
スリット状の開口孔18を開口し、前記シロツコフアン
12を回転駆動させた外気を孔開板19を経て各攪拌筒
17に送給し、さらにスリット状の開口孔18より上方
に向けて吐出できるようになつている。
20は回転送気体11のシロツコフアン12と軸筒部1
3との間に介在させたベアリングなどの滑材、21はこ
の回転送気体11の上方に配置した風量調節規制板で、
上端を枢支させた可傾片22を多数並列し、隣合う可傾
片22間の間隙gを通し、かつその可傾角度にそつて送
給された加熱外気を移動させて均一な温度分布が得られ
るように働かせると共に送給風量に変動を生じて急激に
増加するような場合は可傾片22の自由端が上方に扛上
し間隙gを自動的に狭はめて流入量を押えることがきる
ので風量の自動調節もできる。
29はパンチングメタル状の多孔板で、中空室1の上部
に被着され回転体aの吸引回転作用によつて吸引される
空気を多孔板29によつて全域より均一に吸引できる働
きを奏すると共に露呈する回転体aを遮蔽して取扱上の
危険を防いでいる。
.30は除塵用のフィルター、31はのそき窓、32は
各種計器および制御盤、33は支脚てある。なお、図示
していないが中空室1内には、被乾燥物を載置する棚、
またこの棚を支える支持枠など任意に備えるがいづれも
通気効果に配慮した構・成をもたせることは勿論である
。叙上に構成に基づいて、この発明の作用、発明の詳細
な説明する。
まず、電動機5に通電し、回転羽根6を回転させれば、
密閉された中空室1内の空気は回転羽根6の吸引排気作
用によつて、次第に排気減圧され中空室1の内外の圧力
差が次第に大きくなるが、或る圧力差に達した時点で略
平衡状態を維持する。
この略一定の平衡状態における中空室1の内外の圧力差
は、回転羽根6の回転吸引力の大きさと吸引口4と回転
羽根6との間隙の大きさなどによつて定まるが、この平
衡状態は回転羽根6の回転作用が継続する限り維持され
る。ノ この平衡状態では回転羽根6の回転領域内にあ
る摩擦熱発生部Aにおいて空気の滞溜現象が生じ、回転
羽根6との摩擦作用が反復継続するので、摩擦熱が発生
して次第にその温度が上昇し、順次とこの摩擦熱が中空
室1内に伝播して室内を・好みの温度に加熱できる。
しかし、この状態では、室1内の温度分布は不均一であ
る。そして、好みの温度に達した後、外気送給部10よ
り調節バルブ16を操作して外気を導入すれば外気はヒ
ータ15によつて補助的に加熱される1と共に回転送気
体11を、その外気の流入力によつて回転させるので外
気はさらに、回転送気体11によつて回転状態て送り込
まれ、中空室内の空気を攪拌して温度分布を均一化する
ことがてきる。
そして、さらにその上風量調節規制板21によつて吸気
された外気はその流れの方向を規制されるのでなお一層
中空室内の温度分布が均一になるように調整され、した
がつて中空室1内の被乾燥物はどのような個処において
もたえず均一な乾燥作用を受けることがてきる。この発
明によれば、中空室内の加温された空気は、外気送給部
に設けた調節バルブの開放によつて外気が考圧吸引効果
を受けて流入し、こ際の空気流の働きて回転送気体は回
転できるので中空室内の暖められた空気が効率よく充分
に攪拌され、温度分布を均一に保持できさらにこの発明
は、中空室内が外部の気圧より低い減圧状態て回転送気
体が回転するのて抵抗低く、能率よく回転てきると共に
流入する空気流も小さなりで有効に作用できるものであ
つて乾燥作用にムラがなく被乾燥物が中空室内のいかな
る個処に配置されていても充分に加温された空気が到達
して能率的かつ迅速な乾燥作用を行わせることがてきる
【図面の簡単な説明】
図は、この発明に係る減圧平衡加熱乾燥装置における温
度均一化方法を実施できる一実施例を示すものて、第1
図は全体の一部切欠正面図、第2図は同上下部の構造を
示す一部切欠断面図、第3図は同上の回転送気体の一部
切欠平面図、第4図はその側面図、第5図は同上V−V
線断面図、第6図は風量調節規制板と回転送気体との関
係を示す平面図、第7図は同上■−■線断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 密閉された被乾燥物を収納する中空室の所望個処に
    設けた吸引口に強制排気を行う回転体を配設し、かつこ
    の回転体の回転領域に摩擦熱発生部を形成すると共に前
    記中空室には外気送給部を設け、さらにこの外気送給部
    に補助加熱部を設けて送給される外気を加熱せず又加熱
    して成る減圧平衡加熱乾燥装置において、前記外気送給
    部に設けた調節バルブの開放により減圧状態の中空室内
    に減圧に基づいて外部の空気を自動的に流入させ、この
    空気の流入力により回転送気体を回転させて中空室内の
    空気を攪拌し中空室内の温度分布を均一に保持できるよ
    うにした温度分布均一化方法。
JP14062680A 1980-10-09 1980-10-09 減圧平衡加熱乾燥装置における温度分布均一化方法 Expired JPS6049829B2 (ja)

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JP14062680A JPS6049829B2 (ja) 1980-10-09 1980-10-09 減圧平衡加熱乾燥装置における温度分布均一化方法

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Publication Number Publication Date
JPS57127782A JPS57127782A (en) 1982-08-09
JPS6049829B2 true JPS6049829B2 (ja) 1985-11-05

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