JPS6049492B2 - 電気掃除機の除塵装置 - Google Patents

電気掃除機の除塵装置

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JPS6049492B2
JPS6049492B2 JP2383879A JP2383879A JPS6049492B2 JP S6049492 B2 JPS6049492 B2 JP S6049492B2 JP 2383879 A JP2383879 A JP 2383879A JP 2383879 A JP2383879 A JP 2383879A JP S6049492 B2 JPS6049492 B2 JP S6049492B2
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JP
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dust
net
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filter frame
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昭慈 横山
義裕 松本
浩己 石川
雅之 高木
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Hitachi Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、粗大塵埃を捕捉するネットフィルターの下
流側に、細塵を捕捉する波形状の主フィルターを備えた
電気掃除機の防塵装置に係わり、特 に波形状の主フィ
ルターの下部の防塵をスリットを有する整流板からの空
気流により行なう装置に関する。
〔従来の技術〕 従来、この種の電気掃除機(たとえば、実開昭49−
696訝など)では、ダストケース内に吸引された含塵
気流がネットフィルターの全面に向つて流れるので、細
塵などの粗大塵埃がネットフィルターのはぼ全面にわた
つて付着してしまう。
そのネットフィルターに付着した粗大塵埃を除去する。
のに、ネットフィルターの一部に設けた受振子に防塵子
を衝突させた、ネットフィルターを振動させても、ネッ
トフィルターの全面にわたつて付着した粗大塵埃を隅な
く防塵することができない。 また、防塵フィルターを
上方に設け、上方にう回路を設けた電気掃除機(実開昭
50−39258号)では空気通路に近い部分のフィル
ターに細塵が附着して食い込み、目詰りを起しやすい欠
点があつた。ノ〔発明が解決しようとする問題点〕 そこで、本発明は前記欠点を除くためネツトフイルタ
ーの一部に設けた受振子に除塵子を衝突させて、ネット
フィルターを振動させるだけで、ネットフィルターに付
着した粗大塵埃の除塵を確実に行うとともに、整流板の
下部に波形状主フィルターの前方突縁に対応する位置に
多数のスリットを穿設して一部の空気流を主フィルター
の下方に向け除塵子による振動が比較的弱い部分の除塵
を常に行うことのできる電気掃除機の除塵装置を提供す
ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために次の構成を有している。
電動送風機を備えた本体ケースの前方に、吸込口を有し
、ネツトフイルー枠体を収納するダストケースを着脱自
在に設け、該ネットフィルター枠体のネットフィルタ背
面に接して中央支持体を設け、該中央支持体の上部に受
振子を固定し、かつ略中央部に板ばね状のネット除塵子
の一端を固定した電気掃除機の除塵装置において、上記
ネットフィルター枠体内に後方より不織布製波形状の主
フィルター枠を挿入固定し、さらに該主フィルター枠の
前方で波形状主フィルターの谷部と対応する多数のスリ
ットを下部に有する整流板を前記ネットフィルター枠体
内の上方を除いて覆うように設けたことを特徴とする電
気掃除機の除塵装置である。
これにより、ネットフィルターの、振動の大きい受振子
近傍に粗塵が集中的に付着するので、ネットフィルター
への粗塵の付着力が小さく、かつネットフィルターに付
着した粗塵の剥離力が大き.くなるために、粗塵の除塵
を確実に行うことができるとともに、比較的弱い主フィ
ルターの下方には常に空気流を吹きつけ除塵を効果的に
行うことができる。
〔発明の実施例〕 c以下
、本発明を、一実施例図面に基ついて詳細する。
図面において、掃除機本体は、本体ケース1とダストケ
ース2とからなり、ダストケース2は本体ケース1の前
面に着脱自在に取り付けられてい4る。
本体ケース1の前面下部には、溝状の受部3を設け、ダ
ストケース2の後面下部には前記受部3に係合する係合
突起4が設けられている。
ダストケース2の上部には、シーソー動作するクランプ
5が設けられている。本体ケース1の前面上部には、ク
ランプ5の先端にある係止爪6を受ける係止受部7が設
けられている。このクランプ5等により、ダストケース
2は、本体ケース1に着脱自在に取り付けられている。
本体ケース1の内部には、電動送風機10が設けられて
いる。
電動送風機10は、送風部11と電動機12とから構成
される。この電動送風機1フ0は、送風部11の前側と
電動機12の後側を防振コム13,14を介して電動送
風機収納室15内に置かれている。この電動送風機10
からの排気を排出する排気口16は、第3図に示すよう
に、本体ケース1の;後側に設けられている。
排気口16からの排気音を下げるために、電動送風機1
0の周囲および排気口16の内側にモルトプレーンの吸
音材17,18が設けられている。19は、電動機12
の運転制御を行うところのリモコンリレー、20は、電
動機12の整流子面から発生するノイズを吸収するとこ
ろのコンデンサーで、電動機12にねじ等にて固定され
ている。
本体ケース1の下方には、電動送風機収納室15を区画
する下側の仕切板21等によつて区画形成されたコード
リール収納室22が設けられている。
ここに、コードリール23が置かれ、かつリール軸24
に回転自在に支持されている。リール軸24の下端は、
コードリール収納室22内の下側内面に、かつ上端を仕
切板21に設けた接点台25に支持されている。コード
リール23の下側板26は、外周に歯部27を有する。
この歯部27に係合するフェースギヤ28は、本体ケー
ス1の前面壁29に設けられている支持板30に回転自
在に支持されている。フェースギヤ28には、本体ケー
ス1の前面側表面に位置して駆動クラッチ板31がねじ
止めされている。この駆動クラッチ板31には、係合爪
32が設けられており、この係合爪32に係合爪69が
係合関係を構成する。33は本体ケースの上部に設け、
かつ電源を引くためのコンセントで、たとえば、パワー
ブラシ用のプラグ接続等に用いられている。
34は、ハンドルで、これの上側にはダストインジケー
タ35が設けられている。
36は、ダストインジケータ35のカバーである。
ダストインジケータ35は、連通管37を介して電動送
風機収納室15の吸込室38に連通されている。
39は、吸込室38と連通管37を連通する穴である。
吸込室38の吸込口部40は、本体ケース1の前面ほぼ
中央に設けられ、ここには格子が設けられている。本体
ケース1には、走行用の車輪41が設けられている。
42は、ダストケース2の前面にねじにて取り付けた前
カバーで、内方に突出するホース挿入口43を有する。
このホース挿入口43の先端は、バッキング44を介し
てダストケース2の吸込開口部に取り付けられている。
バッキング44には、逆止弁45が一体に形成されてい
る。46は、前カバー42を形成したダストケース用の
ハンドルである。
47はダストケース2の下面に設けたキャスターである
ダストケース2には、集除塵装置が着脱自在に取り付け
られている。
この集除塵装置は、ネットフィルター枠体48を含み、
かつネットフィルター枠体48内にまとめられている。
ABS樹脂よりなるネットフィルター枠体48は、升形
状をなしており、これの下面には細塵排出口49が、前
面には粗大塵埃を濾過するネット部51が設けられてい
る。
このネット部51は、ネットフィルター枠体48に一体
に取り付けられているが、これ自体はナイロン糸を編ん
で形成している。ネットフィルター枠体48を含む集除
塵装置は、ダストケース2の後開口から出し入れさせる
ダストケース2のネットフィルター収納部53の下部に
は、細塵排出口49を形成している壁面54に、少なく
とも粗大塵埃をシールするように当接する段部88を有
する凹部89が形成されている。56は、不織布を波形
状に形成した細塵用の主フィルターである。
この主フィルター56は、枠部57を有する。この枠部
57の外周は、フィルターバッキング58を介してネッ
トフィルター枠体48に接合している。このフィルター
バッキング58は、本体ケース1とダストケース2の接
合面およびネットフィルター枠体48と主フィルター5
6とダストケース2との間のシールを構成している。
主フィルター56の枠部57の上部および下側には、係
止突起59が設けられており、この係止突起59は、ネ
ットフィルター枠体48の上側および下側外周に形成し
た係止穴60に係合し、これによつて主フィルター56
はネットフィルター枠体48内により保持される。
61は、塵埃装置の支持板で、フィルターバッキング5
8によつて挾持されて主フィルター56の枠部57に取
り付けられている。
この支持板61の中央には、弾性を有する線材(ピアノ
線)にて形成されている除塵子62を保持している保持
台63が回転自在に支持されている。この保持台63に
は、円板64がねじ止めされている。円板64には、指
が入る穴87が設けられており、この穴87は塵埃操作
用のハンドルを兼ねている。支持板61の下側には、支
軸65が一体に形成されている。
支軸65には、ドラム66がばね67とともに取り付け
られている。ドラム66には、その外周に歯部68を、
かつ外側端面には受動クラッチ用の係合爪69が形成さ
れている。この受動クラッチ用の係合爪69は、本体ケ
ース1にダストケース2を取り付けることにより、駆動
クラッチ板31の係合爪32に接合する。ばね67は、
ドラム66が摺動できるようにして係合爪32,69の
係合動作をスムーズに行わせるために設けたものである
。円板64の外周には、歯部70が設けられている。
この歯部70は、ドラム66の歯部68に係合している
ので、コードリール23の回転フェースギヤ28、駆動
クラッチ板31、ドラム66、円板64を介して除塵子
62に回転力として伝達される。111および112は
、第4図に示すように、支持板61に設けられた通気用
の主透孔および補助透孔で、円板64に設けられている
穴87に対“向した面を逃げて設けられ、少なくともそ
の主透孔111は円板64の外周の枠部113および歯
車70に対向して設けられ、除塵操作時の安全と、外観
体裁の向上を図つている。
主フィルター56の上側には、第3図に示すように一次
フィルター側となるネットフィルター枠体48の除塵駆
動装置が設けられている。
この除塵駆動装置の除塵カム71は、枠部57の上側に
一体に形成した軸受72に回転自在に支持されている。
軸受72の外周には、除塵シールバッキング73を嵌合
している。除塵カム71の裏面には、ねじ止めにて支持
軸74が取り付けられている。除塵カム71と支持軸7
4は、凹凸係合により回転方向の固定が確実になされて
いる。支持軸74の外周には、駆動カップリング75と
受動カップリング76が支持されている。そして、駆動
カップリング75は回転自在になつているが、受動カッ
プリング76は軸方向に摺動できるものの回転方向には
固定状態にある。支持軸74の外端には、フランジ77
が設けられている。
このフランジ77と受動カップリング76との間に位置
させて支持軸74にばね78を設けているので、受動カ
ップリング76は駆動カップリング75に押圧する力を
受けている。駆動カップリング75の外周は、補助軸受
79に支持され、さらにこれの径大部外周には前記円板
64の歯部70に係合する歯部80が形成されている。
駆動カップリング75と受動カップリング76には、係
合用の爪81,82が設けられており、この爪81,8
2は垂直面と傾斜面をもつので、一方向の回転のみが伝
達される。
したがつて、非伝達方向の回転にあつては、受動カップ
リング76はばね78に抗して逃げる。このために、円
板64により回転される駆動カップリング75のみが空
転することになる。ネット除塵子83は、板ばねで形成
されている。
このネット除塵子83は、フィルター枠体48の前面中
央の非通気部に一端が固定され、かつ他端が自由になつ
ている。ネット除塵子83の自.由端は、前記除塵カム
71に対向させて位置付けられている。ネットフィルタ
ー枠体48の前面上側内面には、一体に形成した受振子
84が設けられている。この受振子84は、除塵カム7
1の下側近傍に位置付けられている。このために、除塵
カム71の回転により、ネット除塵子83ははじかれて
振動する。
この振動に際し、ネット除塵子83は受振子84にぶつ
かり衝撃振動を発生する。次に、本実施例の整流板につ
いて詳しく説明すると、85は、ネットフィルター枠体
48内の上部後方に、ネットフィルター51から主フィ
ルター56への主迂回通路85aを形成する整流板であ
る。この整流板85は、非通気性であつて、ネットフィ
ルター枠体48にねじで固定されている。91は、ネッ
ト除塵子83を固定する部材で、整流板85とヒンジ部
103を介して一体的に形成されている。
整流板85は、ネットフィルター枠体48の前面側にあ
るネット部51と主フィルター56との間に置かれてい
る。主フィルター56は、波目が縦方向になるように置
かれているが、この主フィルター56の谷部前面に、整
流板85のスリット86が縦に平行に配置されている。
整流板85の下側には、第1図に示すように、スリット
86が縦に複数形成されている。このスリット86は、
主フィルター56の下部に対向し、かつその波目の谷部
に対向する位置に設けられている。整流板85の上方に
形成した主迂回通路85aは、受振子84の後方に位置
している。このため主迂回通路を流れる空気流によつて
除塵カム周辺には細塵が附着しにくく、また細塵が附着
して剥離しにくい主フィルターの下方へは整流板の下部
に設けた多数のスリットから空気流が主フィルターの谷
部に向けて噴出するので細塵の附着が防止できる。92
は振動伝達体で、第2?に示すように逆u字形状をなし
た主振動伝達体93と、補助振動伝達体94,95から
なる。
振動伝達体92は、ネットフィルター枠体48の成形時
に、ABS樹脂で一体的に形成されており、受振子84
に加えられた衝撃振動をネットフィルター51全面に効
率よく伝達するものである。96,97は振動伝達体9
2の先端部に設けられた重り部で、ウェイト作用により
振動効果を高ゆるとともに、成形作業時の成品押出しピ
ンの受部を兼ね、かつその押出しピン部からのガス逃げ
効果により、振動伝達体92の成形性を向上させるもの
である。
98は振動伝達体92上に設けられた押出しピンの受け
ボスで、振動伝達体92の振動伝達効果が阻害されない
ように、振動伝達体92の曲り部をさけ、直線部もしく
は一様な変化部に設けられている。
114は、第3図に示すように、振動伝達体92の裏面
に設けられたリブの終端部で、ネット除塵子83のたわ
みを規制し、ネットフィルター48の取出時にネット除
塵子83が過剰なりを受け、変形、破損するのを防止し
ている。
99は、中央支持枠で、第2図に示すように、上部支持
枠100と下部支持枠101よりなり、この中央支持体
99上には受振体84および非通気部102が設けられ
ている。
115は、細塵排出口で、細塵排出口49と近接して、
枠体48の下部に、ネットフィルター48と整流板85
で区画される空間に連通して設けられ、該空間に帯溜し
た細塵を排出する。
整流板85と主フィルター56の枠部57とで区間され
るダストケース2の空間のうちで主フィルター56の下
方には、細塵収納室Bが設けられている。
〔作 用〕
次に、上記実施例に基づき動作について述べる。
電動送風機10の運転により、塵埃を含む気流が吸込ホ
ースを通り、ホース挿入口43からダストケース2の粗
塵収納室Aに流入する。
流入にあたり、逆止弁45は気流により開放される。し
かし、電動送風機10を止めると、気流がなくなるため
、逆止弁45は自動的に閉じられるので粗塵収納室A内
から塵埃がホース挿入口43側に戻らない。気流ととも
に粗塵収納室A内に入つて塵埃のうち、粗塵はネット5
1により捕捉され、粗塵収納室A内にたまる。
細塵を含む気流のみがネット51を通過して主フィルタ
ー56側に流れ、この主フィルター56にて補塵は捕捉
され、細塵の一部は粗塵収納室Bにたまる。
主フィルター56を通過した気流は、吸込口部40から
吸込室38に入り、電動送風機10内および吸音材18
を通過して排気口16から排気される。
以上の一連の動作説明に加え、整流板についてさらに詳
しく述べる。
ネット部51を通過した細塵を含む気流は、整流板85
の上端側に位置する主迂回通路85aおよび補助通路8
6を通過して主フィルター56側に流れる。
この気流の流れは、主フィルター56の全面に金均一に
作用している負圧によて生ずるものであるが、主フィル
ター56の中央部に対向して整流板85の非通気性部が
置かれているので、上方の主迂回通路85aからの空気
流は上方から下方に向つて大量に降下し、またスリット
86から噴出した気流は主フィルターの谷間に沿つて上
方へ流れ、それぞれ中央部に向う流れができる。このた
め、主フィルター56の中央部に細塵が集中して附着す
ることになる。しかし、除塵子62は、主フィルター5
6の中央部背面を強く振動させるので主フィルター56
の中央部に附着している塵埃を効果的に行うことができ
る。主フィルター56は、波形状であるため、除塵のた
めの振動が強いところに塵埃の付着をまとめることが目
ずまり解消としてより効果的である。
次にネットフィルターに附着する粗塵の剥離について述
べる。ダストケース2の粗塵収納室Aにたまる粗塵は、
ネット部51の網目に食い込み、層状に附着する。
この附着した粗塵は、前述したように、ネット除塵子8
3と受振子84とがもたらす衝撃振動により食い込みが
解かれて剥離する。この剥離は、衝撃振動が塵埃の食い
込み方向に対してほぼ直角方向の振動であるので、良好
に行われ、ネット部51の目づまりはきれいに解消され
る。この除塵は振動の強い方がよく行なわれるので、振
動の強い部分、すなわち、受振子84の裏面にあたるネ
ット部51の部位に塵埃が集まるように構成されている
。すなわち、ネットフィルター枠体48のネット部51
の下流側に整流板85が設けられている。
そして整流板85は、ネット部51の上側をおおつてい
ないので、含塵気流はネット部51の上側に集中する。
塵埃は、ネットフィルター枠体48日のネット部51の
上側に集中して附着し、かつ、ネット部51の上側背面
に受振子84が設けられているので、強い振動で多量に
附着している綿塵などの粗塵を確実に除塵できる。〔発
明の効果〕 ノ 本発明は上記の構成であることから次の効果を奏す
るものである。
(イ)電動送風機を備えた本体ケースの前方に、吸込口
を有し、ネットフィルター枠体を収納するダストケース
を着脱自在に設け、該ネットフィルター枠体のネットフ
ィルター背面に接して中央支持体を設け、該中央支持体
の上部に受振子を固定し、かつ略中央部に板ばね状のネ
ット除塵子の一端を固定した電気掃除機の除塵装置とな
したから、ネットフィルターの粗塵が附着し易い場所に
強い振動を与えることができる。
(ロ)ネットフィルター枠体内に後方より不織布製波形
状の主フィルター枠を挿入固定し、かつ、該主フィルタ
ー背面に除塵子を設けたから、含塵気流が上下からそれ
ぞれ中央部に向つて流れ細塵が附着しやすい中央背面か
ら除塵子によつて強く振動し除塵を効果的に行うことが
できる。(ハ)主フィルターの前方で波形状主フィルタ
ーの谷部と対応する多数のスリットを下部に有する整流
板を前記ネットフィルター枠体内の上方を除いて覆うよ
うに設けたから、細塵を含む気流は上方の主迂回通路と
スリットとから主フィルターの中央部に向う。
したがつて、主フィルターの中央部に細塵が集中して附
着するが、その背面から除塵子による主フィルターへの
振動によつて効果的に除塵される。
また、上記スリットは主フィルターの谷部と対応して多
数設けてあるから、噴出した気流は谷部に沿つて上昇し
、細塵の附着し易い主フィルター下部をクリーンにする
効果を奏する。以上のように、本発明によれば、ネット
フィルターの振動の強い部分、すなわち受振子近傍に粗
塵を集中的に附着させることによつて、ネットフィルタ
ーの一部に設けた受振子に除塵子を衝突させてネットフ
ィルターを振動させるだけで、ネットフィルターに附着
した粗塵を確実に除塵することができる電気掃除機の除
塵装置がえられる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は整流板
を含むネットフィルター枠体の分解斜視図、第2図はネ
ットフィルター枠体の斜視図、第3図は掃除機本体の縦
断面図、第4図は本体ケースの斜視図である。 2・・・・・・ダストケース、10・・・・・電動送風
機、43・・・・・・ホース挿入口、48・・・・・・
ネットフィルター枠体、56・・・・・・主フィルター
、83・・・・・・ネット除塵子、84・・・・・・受
振子、85・・・・・・整流板、85a・・・・主迂回
通路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電動送風機を備えた本体ケースの前方に、吸込口を
    有し、ネットフィルター枠体を収納するダストケースを
    着脱自在に設け、該ネットフィルター枠体のネットフィ
    ルタ背面に接して中央支持体を設け、該中央支持体の上
    部に受振子を固定し、かつ略中央部に板ばね状のネット
    除塵子の一端を固定した電気掃除機の防塵装置において
    、上記ネットフィルター枠体内に後方より不織布製波形
    状の主フィルター枠を挿入固定し、かつ、該主フィルタ
    ー背面に防塵子を設け、さらに前記主フィルター枠の前
    方で波形状主フィルターの谷部と対応する多数のスリッ
    トを下部に有する整流板を前記ネットフィルター枠体内
    の上方を除いて覆うように設けたことを特徴とする電気
    掃除機の防塵装置。
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