JPS6049494B2 - 電気掃除機の除塵装置 - Google Patents

電気掃除機の除塵装置

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JPS6049494B2
JPS6049494B2 JP2973579A JP2973579A JPS6049494B2 JP S6049494 B2 JPS6049494 B2 JP S6049494B2 JP 2973579 A JP2973579 A JP 2973579A JP 2973579 A JP2973579 A JP 2973579A JP S6049494 B2 JPS6049494 B2 JP S6049494B2
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teeth
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filter
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昭慈 横山
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気掃除機の除塵装置に係り、特にネットフィ
ルターと波状主フィルターの除悪装置において、電動送
風機の下方で上記主フィルターの後方にコードリールを
設置し、ネット除塵子を駆動する駆動カムの歯部とかみ
合う歯部を外周に設た円板を主フィルター後方に設け、
前記コードリールの回転力を該円板に伝えるためのドラ
ムの外周に歯部を設けて前記円板の歯部とかみ合せ、か
つ上記駆動カムの歯部、円板の歯部、およびドラムの歯
部を垂直方向のほぼ同一平面内に配置するとともに、上
記円板の歯数を駆動カムの歯数およびドラムの歯数のい
ずれよりも大きくしたことを特徴とする電気掃除機の除
塵装置に関する。
〔従来の技術〕従来の掃除機において、除塵取段を駆動
する場’合に種々の六法がとられているが、コードリー
ルの操作を利用するものでは、伝達する構造上スムーズ
な操作がむずカルい欠点があつた。
たとえば、実開昭51−40155号などに示すように
、主フィルターとネットフィルターの除塵手段の回転軸
と同軸上に配して同一の歯車に接続し、これにコードリ
ールからの駆動力を伝える歯車を噛合せたもの、ネット
フィルターの除塵手段の回転軸をコードリールからの駆
動力を伝える歯車と同軸上に配してこれに接続し、該歯
車を主フィルターの除塵手段と直結する歯車と噛合せた
ものがある。
しかし、最大の操作力を要する主フィルターの除塵手段
駆動歯車が片当りの構造となるため、除塵軸が傾き、除
塵性能が安定しないとともに、トルク損失も大きい欠点
がある。〔発明が解決しようとする問題点〕 そこで本発明は前記欠点を除くため主フィルターの後方
に設置した支持板と、この支持板に設け、かつ除塵ハン
ドルを備えた円板と、この円板によつて回転し前記主フ
ィルターの除塵を行う除塵子と、前記主フィルターに設
け、かつ前記ネットフィルターを振動させるネット除塵
子の駆動体となる駆動カムと、前記円板の外周に設けた
歯部と、この歯部とかみ合い、前記コードリールの回転
力を前記円板に伝えるドラムに設けた歯部と、前記歯部
とかみ合い前記駆動カムに前記円板の回転を伝える歯部
とを形成し、これら3つの歯部を−垂直方向のほぼ同一
平面内に配置するとともに、円板の歯数と他の2つの歯
数より大きくして歯部同志の片当りを防止し、かつ除塵
の際に抵抗の大きい主フィルターの除塵子の回転をおそ
くし、スムーズに除塵をおこなえる除塵装置を提供する
こ5とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本発明の構成は(1)電動
送風機を備えた本体ケースの前方に、吸込口を有し、ネ
ットフィルター枠体を収納する.ダストケースを着脱自
在に設け、該ネットフィルター枠体のネットフィルター
背面に接して中央支持体を設け、該中央支持体の上部に
受振子を固定し、かつ略中央部に板ばね状のネット除塵
子の一端を固定した電気掃除機の除塵装置にこおいて、
上記ネットフィルター枠体内に後方より不織布製波形状
の主フィルター枠を挿入固定し、前記電動送風機の下方
で上記主フィルターの後方にコードリールを設置し、前
記ネット除塵子を駆動カムとかみ合う歯部を外周に設け
たっ円板を主フィルター後方に設け、前記コードリール
の回転力を該円板に伝えるためのドラムの外周に歯部を
設けて前記円板の歯部とかみ合せ、がつ上記駆動カムの
歯部、円板の歯部、およびドラムの歯部を垂直方向のほ
ぼ同一平面内に配置するとともに、上記円板の歯数を駆
動カムの歯数およびドラムの歯数のいずれよりも大きく
したことを特徴としており、またこれに加えて該主フィ
ルターの背面を除塵する線状の除塵子を中央部に備え、
かつ回転用ハンドルを有する円板を設けたことを特徴と
している。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明″する。
図面において、掃除機本体は、本体ケース1とダストケ
ース2とからなり、ダストケース2は本体ケース1の前
面に着脱自在に取り付けられている。本体ケース1の前
面下部には、溝状の受部3を設け、ダストケース2の後
面下部には前記受部3に係合する係合突起4が設けられ
ている。
ダストケース2の上部には、シーソー動作するクランプ
5が設けられ、本体ケース1の前面上部にはクランプ5
の先端にある係止爪6を受ける係止受部7が設けられて
いる。このクランプ5等により、ダストケース2は本体
ケース1に着脱自在に取り付けられている。クランプ5
は、第4図に示すように、クランプ支え8に回動自在に
支持され、係止受部7への係止爪6の係合はばね9にて
付勢されている。
クランプ支え8に設けられた主摺動部104と、補助摺
動部105は、クランプ支え8のダストケース2への挿
入方向に延設されている。クランプ5の組立は、クラン
プ5とばね9をクランプ支え8に装着し、ダストケース
2に設けられている摺動受け部106,107に、前記
主摺動部104、補助摺動部105を挿入することによ
りなされる。リブ状の摺動受け部107の端部は、ダス
トケース2の開口端まで延設されており、ダストケース
2の装着時に、その両対向する内面10,8で、本体ケ
ース1の上部前面の突起部109を挾持して位置決めを
し、リモコン回路用の接続ピン110が本体ケース1の
所定以外の個所に当接し、破損するのを防ぐ。
本体ケース1の内部には、電動送風機10が設けられて
いる。
電動送風機10は、送風部11と電動機12とから構成
される。この電動送風機10は、送風部11の前側と電
動機12の後側を防振コム13,14を介して電動送風
機収納室15内に置かれている。この電動送風機10か
らの排気を排出する排気口16は、本体ケース1の後側
に設けられている。
排気口16からの排気音を下げるさめに、電動送風機1
0の周囲および排気口16の内側にモルトプレーンの吸
音材17,18が設けられている。19は、電動機12
の運転制御を行うリモコンリレー、20は電動機12の
整流子面から発生するノイズを吸収するところのコンデ
ンサーで、電動機20にねじ等にて固定されている。
本体ケース1の下方には、電動送風機収納室15を区画
する下側の仕切板21等によつて区画形成されたコード
リール収納室22が設けられている。
ここに、コードリール23が置かれ、かつリール軸24
に回転自在に支持されている。リール軸24は、下端は
コードリール収納室22内の下側内面に、上端は仕切板
21に設けた接点台25に支持されている。コードリー
ル23の下側板26は、外周に歯部27を有する。
この歯部27に係合するフェースギヤ28は本体ケース
1の前面壁29に設けられている支持板30に回転自在
に支持されている。フェースギヤ27には本体ケース1
の前面側表面に位置して駆動クラッチ板31がねじ止め
されている。この駆動クラッチ板31には係合爪32が
設けられており、この係合爪32に係合関係を構成する
ものについて後述する。33は本掃除機本体を中継して
電源を引くためのコンセントで、たとえば、パワーブラ
シ用のプラグ接続等に用いられている。
34はハンドルで、これの上側にはダストインジケータ
35が設けられている。
36は、ダストインジケータ35のカバーである。
ダストインジケータ35は、連通管37を介して電動送
風機収納室15の吸込室38に連通されている。
39は吸込室38と連通管37を連通する穴である。
吸込室38の吸込口部40は、本体ケース1の前面約中
央に設けられ、ここには格子が設けられている。
本体ケース1には、走行用の車輪41が設けられている
。42はダストケース2の前面にねじにて取り付けた前
カバーで、内方に突出するホース挿入口43を有する。
このホース挿入口43の先端は、バッキング44を介し
てダストケース2の吸込開口部に取り付けられている。
バッキング44には、逆止弁45が一体に形成されてい
る。46は、前カバー42を形成したダストケース用の
ハンドルである。
47はダストケース2の下面に設けたキャスターである
ダストケース2には、集除塵装置が着脱自在に取り付け
られている。
この集除塵装置はフィルター枠体48を含み、かつフィ
ルター枠体48内にまとめられている。ABS樹脂より
なるネソトフイルター枠体48は升形状をなしており、
これの下面には細塵排出口49が、前面には粗大塵埃を
濾過するネット部51が設けられている。
このネット部51は、ネットフィルター枠体48に一体
に取り付けられているが、これ自体はナイロン糸を編ん
で形成している。ネットフィルター枠体48を含む集除
塵装置は、ダストケース2内に、こ6の後開口から出し
入れされる。
ダストケース2のネットフィルター収納部53の下部に
は、細塵排出口49を形成している壁面に少なくとも粗
大塵埃をシールするように当接する段部54を有する凹
部89が形成されている。56は、不織布を波形状に形
成した細塵用の主フィルターである。
この主フィルター56は、枠部57を有する。この枠部
57の外周はフィルターバッキング58を介してネット
フィルター枠体48に収納されている。このフィルター
バッキング58は、本体ケース1とダストケース2の接
合面およびネットフィルター枠体48と主フィルターの
枠部57とダストケース2との間のシールを構成してい
る。
次にコードリールからの回転力伝達について説明すると
、61は塵埃装置の支持板で、フィルターバッキング5
8によつて挾持されて主フィルター56の枠部57に取
り付けられている。
この支持板61の中央には弾性を有する線材(ピアノ線
)にて形成されている除塵子62を保持している保持台
63が回転自在に支持されている。この保持台63には
、円板64がねじ止めされている。円板64には指が入
る穴87が設けられており、この穴87は除塵操作用の
ハンドルを兼ねている。支持板61の下側には支軸65
が一体に形成されている。
支軸65にはドラム66がばね67とともに取り付けら
れている。ドラム66の外周には歯部68が外側端面に
は受動クラッチ用の係合爪69が形成されている。この
受動クラッチ用の係合爪69は、本体ケース1にダスト
ケース2を取り付けることにより、前記駆動クラッチ板
31の係合爪32に接合する。
前記はね67はドラム66が摺動できるようにして係合
爪32,69の係合動作をスムーズに行わせるために設
けたものである。
前記円板64の外周には、歯部70が設けられている。
この歯部70がドラム66の歯部68に係合しているの
で、コードリール23の回転はフェースギヤ28、駆動
クラッチ板31、ドラム66、円板64を介して除塵子
62に回転として伝達される。111および112は、
支持板61に設けられた通気用の主透孔および補助透孔
で、円板64に設けられている穴87に対向した面を逃
げて設けられ、少なくともその主透孔111は円板64
の外周の枠部113および歯車70に対向して設けられ
、除塵操作時の安全を図つている。
主フィルター56の上側には、ネットフィルター側の除
塵駆動装置が設けられている。
この除塵駆動装置の除塵カム71は、枠部57の一体に
形成した軸受72に回転自在に支持されている。軸受7
2の外周には、除塵シールバッキング73を嵌合してい
る。除塵カム71の裏面には、ねじ止めにて支持軸74
が取り付けられている。除塵力.ム71と支持軸74は
、凹凸係合により回転方向の固定が確実になされている
。支持軸74の外周には、駆動カップリング75と受動
カップリング76が支持されている。そして、駆動カッ
プリング75は回転自在になつているが、受動カップリ
ング76は軸方向に摺動できるものの回転方向には固定
状態にある。支持軸74の外端には、フランジ77が設
けられている。
このフランジ77と受動カップリング76との間に位置
させて支持軸74にばね78を設けているので、受動カ
ップリング76は駆動カップリング75に押圧する力を
受けている。駆動カップリング75の外周は、補助軸受
79に支持され、さらにこれの径大部外周には前記円板
64の歯部70に係合する歯部80が形成されている。
駆動カップリング75と受動カップリング76には、係
合用の爪81,82が設けられており、゛この爪81,
82は垂直面と傾斜面をもつので、一方向の回転のみが
伝達される。
したがつて、非伝達方向の回転にあつては、受動カップ
リング76はばね78に抗して逃げる。このために、円
板64により回転される駆動カップリング75のみが空
転することになる。ネット除塵子83は板ばねで形成さ
れている。
このネット除塵子83は、ネットフィルター枠体48の
前面中央支持体99に一端が固定され、他端が自由にな
つている。ネット除塵子83の自由端は、前記除塵カム
71に対向させて位置付けられている。フィルター枠体
の中央支持体99の上部に一体に形成した受振子84が
設けられている。この受振子84は、除塵カム71の下
側近傍に位置付けられている。このために、除塵カム7
1の回転により、ネット除塵子83ははじかれて振動す
る。
この振動に際し、除塵子83は受振子84にぶつかり衝
撃振動を発生する。92は振動伝達体で、逆U字形状を
なした主振動伝達体93と、補助振動伝達体94,95
からなる。
振動伝達体92は、ネットフィルター枠体48のネット
部51に当接し、かつその各終端はネットフィルター枠
体48と分断された形で、ネットフィルター枠体48の
成形時に、ABS樹脂で一体的に形成されており、受振
子84に加えられた衝撃振動をネットフィルター51全
面に効率よく伝達するものである。96,97は、振動
伝達体92の先端部に設けられた重り部で、ウェイト作
用により先端部の振動効果を高める。
99は中央支持枠で、この中央支持体99上に受振体8
4が設けられている。
85は、ネットフィルター51の上部後方に、ネットフ
ィルター枠体48から主フィルター56への主迂回通路
を形成する整流板てある。
この整流板85は、非通気性であつて、ネットフィルタ
ー枠体48にねじで固定されている。91はネット除塵
子83を固定する部材で、整流板85とヒンジ部103
を介して一体的に形成されている。
整流板85は、ネットフィルター枠体48の前面側にあ
るネット部51と主フィルター56との間に置かれてい
る。主フィルター56は波目が縦になるように置かれて
いるが、この主フィルター56の前面に、整流板85と
ネット部51,52は縦に平行に配置されている。〔作
用〕 次に、上記の構成に基づく動作について述べる。
電動送風機10の運転により、塵埃を含む気流が吸込ホ
ースを通り、ホース挿入口43からダストケース2の粗
塵収納室Aに流入する。
流入にあたり、逆止弁45は、気流により開放される。
しかし、電動送風機10を止めると、気流がなくなるた
め、逆止弁45は自動的に閉じられるので、粗塵収納室
A内から塵埃がホース挿入口43側に戻らない。気流と
ともに粗塵収納室A内に入つて塵埃のうち、粗塵はネッ
トフィルター48のネット部51により捕捉され、粗塵
収納室A内にたまる。
細塵を含む気流のみがネットフィルター枠体48のネッ
ト部51を通過して主フィルター56側に流れ、この主
フィルター56にて細塵は捕捉され、細塵の一部は細塵
収納室Bにたまる。主フィルター56を通過した気流は
吸込口部40から吸込室38に入り、電動送風機10内
および吸音材18を通過して排気口16から排気される
本掃除機の使用により、吸引力は減少する。
これは、ネットフィルター51および主フィルター56
に塵埃が附着し、通気性が減少するからである。吸込力
が弱くなつたら、コードリール23のコードを引き出し
たり、巻き込んだりすることによりコードリール23は
回転する。
この回転により、前述したように、円板64が回転し、
除塵子62は回転する。主フィルター56の背面(塵埃
の附着面の反対側)は、除塵子62の回転により、断続
的にたたかれ、この振動により、主フィルター56に附
着している細塵は剥離し、細塵収納室Bに落下してたま
る。これにより、主フィルター56の目づまりを解消し
、通気性は回復する。
一方、円板64から駆動カップリング75に伝達された
回転は、前述のように除塵カム71に伝わる。除塵カム
71が回転することにより、ネット除塵子83は振動し
、受振子84をたたくことにより、ネットフィルター5
1に衝撃振動を与える。この衝撃振動は、ネットフィル
ター51に附着している粗塵を剥離し、ネットフィルタ
ー51の目づまりを解消し、通気性は回復する。ネット
フィルター51および主フィルター56の目づまりが解
消すると、吸込力は元に戻るので、再び本掃除機は使用
に供しえる。
〔発明の効果〕 本発明は上記の構成であるから次の効果を奏するもので
ある。
(イ)電動送風機を備えた本体ケースの前方に、吸込口
を有し、ネットフィルター枠体を収納するダストケース
を着脱自在に設け、該ネットフィルター枠体のネットフ
ィルター背面に接して中央支持体を設け、該中央支持体
の上部に受振子を固定し、かつ略中央部に板ばね状のネ
ット除塵子の一端を固定した電気掃除機の除塵装置とな
したから、ネットフィルターの粗塵が附着し易い場所に
強い振動を与えることができる。
(ロ)ネットフィルター枠体内に後方より不織布製波形
状の主フィルター枠を挿入固定し、前記電動送風機の下
方で上記主フィルターの後方にコードリールを設置して
コードリールの回転力を利用してネットフィルター、主
フィルターの除塵を行うようにしたから、電気掃塵機を
使用する毎に除塵が確実に実施され、常に良好が状態で
清浄を行うことができる。(ハ)さらに、コードリール
の回転によつて駆動される円板には主フィルターの背面
を除塵する線状の除塵子を中央部に備え、かつ回転用ハ
ンドルを設けたから、本体ケースからダストケースを分
離した場合でも主フィルター、ネットフィルターの除塵
を手動によつて行うことが可能である。
(ニ)また、前記ネット除塵子を駆動する駆動カムとか
み合う歯部を外周に設けた円板を主フィルター後方に設
け、前記コードリールの回転力を該円板に伝えるための
ドラムの外周に歯部を設けて前記円板の歯部とかみ合せ
、かつ上記駆動カムの歯部、円板の歯部、およびドラム
の歯部を垂直方向のほぼ同一平面内に配置したから、大
きな操作力を必要される主フィルターの除塵手段である
前記円板の外周に設けた歯部とドラムの歯部との間、あ
るいは円板の歯部と駆動カムの歯部との間に片当りが生
ずることがなく、非常にスムーズな伝達が行うことがで
き、効果的な除塵が行なえる。
(ホ)さらにまた、上記円板の歯数を駆動カムの歯数お
よびドラムの歯数のいずれよりも大きくしたから、一番
抵抗の大きい主フィルターの除塵子が低速で回転し、抵
抗の小さいネットフィルターの除塵子用駆動カムを比較
的速く回転させるので、受振体の振動によつて粗塵の剥
離を良好にすることができる。
以上のように本発明によれば性質の異なる2つのフィル
ターの除塵子への操作力の配分を適正化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は掃除機
本体の縦断面図、第2図はネットフィルターを外側から
見た斜視図、第3図は整流板を含むネットフィルターを
内側から見た斜視図、第4図は本体ケースを前側から見
た斜視図である。 2・・・・・・ダストケース、10・・・・・電動送風
機、23・・・・・・コードリール、51・・・・・・
ネットフィルター、56・・・・・・主フィルター、6
2・・・・・・除塵子、64・・・・・・円板、66・
・・・・・ドラム、68・・・・・・歯部、70・・・
・・・歯部、71・・・・・駆動カム、80・・・・・
・歯部、83......ネット除塵子、84・・・・
・受振体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電気送風機を備えた本体ケースの前方に、吸込口を
    有し、ネットフィルター枠体を収納するダストケースを
    着脱自在に設け、該ネットフィルター枠体のネットフィ
    ルター背面に接して中央支持体を設け、該中央支持体の
    上部に受振子を固定し、かつ略中央部に板ばね状のネッ
    ト除塵子の一端を固定した電気掃除機の除塵装置におい
    て、上記ネットフィルター枠体内に後方より不織布製波
    形状の主フィルター枠を挿入固定し、前記電動送風機の
    下方で上記主フィルターの後方にコードリールを設置し
    、前記ネット除塵子を駆動する駆動カムの歯部とかみ合
    う歯部を外周に設けた円板を主フィルター後方に設け、
    前記コードリールの回転力を該円板に伝えるためのドラ
    ムの外周に歯部を設けて前記円板の歯部とかみ合せ、か
    つ上記駆動カムの歯部、円板の歯部、およびドラムの歯
    部を垂直方向のほぼ同一平面内に配置するとともに、上
    記円板の歯数を駆動カムの歯数およびドラムの歯数のい
    ずれよりも大きくしたことを特徴とする電気掃除機の除
    塵装置。 2 前記円板前面中央に前記主フィルターの背面を除塵
    する線状の除塵子を設けたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の電気掃除機の除塵装置。 3 前記円板に指かけ用穴を設けたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項、又は第2項記載の電気掃除機の除
    塵装置。
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