JPS604940B2 - カテコールアミンの分析方法 - Google Patents

カテコールアミンの分析方法

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JPS604940B2
JPS604940B2 JP52039894A JP3989477A JPS604940B2 JP S604940 B2 JPS604940 B2 JP S604940B2 JP 52039894 A JP52039894 A JP 52039894A JP 3989477 A JP3989477 A JP 3989477A JP S604940 B2 JPS604940 B2 JP S604940B2
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    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ェピネフリン型およびノルェピネフリン型カ
テコールアミン類を測定するための免疫分析(immu
massay)、ならびにそのような分析を行なうのに
有用な抗原および抗体に関する。
該免疫分析は、ェピネフリン型または/ルェピネフリン
型カテコールアミンに共通する側鎖に対して向けられ、
そして該分析はこれら化合物の1種もしくはそれ以上を
、該抗体によって結合されない他の化合物に選択転化さ
せるような酸化工程を使用する。ヱピネフリン型もしく
は/ルェピネフリン型カテコールアミンの総含有量と、
各酸化工程後におけるそれとの差を測定することにより
、原試料中に存在するいずれかの型の個々のカテコ−ル
アミンを定量することが可能である。カテコールアミン
を検出するために放射線免疫分析(radioimm皿
oassay)を用いることは、米国特許第37042
82号に記載されている。
この方法は極めて鋭敏な分析法であるが、そこで使用さ
れる抗体は極めて近緑なカテコールアミンを容易には区
別することができず、したがって試料中の総力テコ一ル
アミン含量が示されるに過ぎない。したがって、たとえ
ばエピネフリン、メタネフリン、シネフリンもしくはフ
エニレフリンのようなェピネフリン型カテコ−ルアミン
またはたとえばノルヱピネフリン、ノルメタネフリン、
オクトパミンもしくはノルフエネフリンのようなノルエ
ピネフリン型カテコールアミンの試料中における個々の
濃度を特定的に決定するために、そのような方法を使用
することはできないであろう。カテコールアミンの改良
蟹光分析法が文献〔仏veれya的Taylor、An
alXicaIBiochemistひ22、269(
19斑)〕に記載されている。
この技術においては、試料中のカテコールアミンを沃素
で酸化して、蟹光を有するインドール誘導体となし、次
いでこれを蟹光分析計で検出する。或る限度において、
この方法は他の関連化合物の存在下でも個々のカテコー
ルアミンを測定することができる。これには、異なる酸
化pH、異なる最終溶液処理および異なる波長極大値を
必要とする。しかしながら、そのうな条件を用いてもな
お交叉干渉(cross−inter企rence)が
起こりうるので、検出に先立って化学的分離を行なわな
いならば、混合物中で極めて僅かの数のカテコールアミ
ンしか実際に検出することができない。本発明は「ェピ
ネフリン型カテコールアミン(すなわち、ェピネフリン
、メタネフリン、シネフリンおよびフエニレフリン)ま
たはノルエピネフリン型カテコールアミン(すなわち、
ノルェピネフリン、ノルメタネフリン、オクトパミンお
よびノルフェネフリン)の個々の定量的検出を、これら
が試料中に混在するときでも可能にするような改良され
た分析方法に関するものである。
特に、本発明の方法は、酸化を受け易い順序で存在する
1種以上の選択されたェピネフリン型もしくはノルェピ
ネフリン型カテコールアミンを、該カテコールアミン型
に特異的な抗体とは免疫反応しえないような形態に、異
なる解および温度の条件下で転化させるような酸化工程
を使用する。亜硫酸塩還元剤で処理した後、ェピネフリ
ンもしくはノルェピネフリンの側鎖に対して特異的な抗
体を用いて免疫分析することにより、原試料と酸化工程
からの各々の反応生成物とを分析する。分析に使用する
抗体は選択的酸化工程で生成される生成物に対して親和
性を有しないので、転化される特定のヱピネフリン型も
しくはノルェピネフリン型カテコールアミンの濃度は、
或る条件下で酸化した試料に見出された力テコ‐ルァミ
ン含量を、酸化ないこ別の試料で或いはより緩和な条件
下で酸化した別の試料で測定されたカテコールアミン舎
量から、差引くことによって決定できる。さらに特定す
れば、本発明は試験試料中におけるエピネフリン、メタ
ネフリン、シネフリンおよびフェニレフリンから選ばれ
る個々のェピネフリン型カテコールアミン、ならびに/
ルェピネフリン、ノルメタネフリン、オクトパミンおよ
びノルフェネフリンから選ばれる個々のノルェピネフリ
ンを分析する方法に関するものであり、該方法は風 ェ
ピネフリン型もしくはノルェピネフリン型カテコールア
ミンに対する特異性を持った抗体を使用して該試験試料
につき免疫分析を行なうことにより、ェピネフリン型も
しくはノルェピネフリン型カテコールアミンの総濃度を
決定すること;tB’ 該試験試料の一部分を沃素によ
りpH7.4で処理して該試験試料中に存在する如何な
るェピネフリンもしくはノルェピネフリンをも該抗体で
結合されない形態に選択転化せしめ、該部分を過剰の亜
硫酸塩水溶液で処理して残存する如何なる沃素をも還元
せしめ、得られた溶液のpHを該免疫分析に必要とされ
るp刊こ調節し、次いで該得られた溶液について該免疫
分析を行なうことにより、ェピネフリン型カテコールア
ミンについては該試験試料中に存在するメタネフリン、
シネフリンおよびフエニレフリンの合計量、またはノル
ェピネフリン型カテコールアミンについては/ルメタネ
フリン、オクトパミンおよびノルフェネフリンの合計量
を表わすェピネフリン型もしくはノルェピネフリン型カ
テコールアミン濃度を決定すること;‘○ 該試験試料
の第二の部分を沃素により解8.6で処理して該試験試
料中に存在するヱピネフリンおよびメタネフリンまたは
ノルエピネフリンおよびノルメタネフリンをも該抗体で
結合されない形態に選択転化せしめ、該部分を過剰の亜
硫酸塩水溶液で処理し、該免疫分析に適するレベルに母
を調節し、次いで該試験溶液について該免疫分析を行な
うことにより、該試験試料中に存在するシネフリンおよ
びフェニレフリンの合計量またはオクトパミンおよびノ
ルフェネフリンの合計量を表わすェピネフリン型もしく
は/ルェピネフリン型カテコールアミン濃度を決定する
こと:および醐 該試験試料の第三の部分を沃素により
pH9.2で処理して該試験試料中に存在する如何なる
ェピネフリン、メタネフリンおよびシネフリンまたは/
ルエピネフリン、ノルメタネフリンおよびオクトパミン
をも該抗体で結合されない形態に選択転化せしめ、該部
分を過剰の亜硫酸塩水溶液で処理し、該免疫分析に適す
るレベルに餌を調節し、次いで該試験試料について該免
疫分析を行なうことにより、談議験試料中に存在するフ
ェニレフリンまたはノルフェネフリンを表わすェピネフ
リン型もしくはノルェピネフリン型カテコールアミン濃
度を決定すること;の組合せから成り、そして上記工程
{Bに見出される濃度を工程■のそれから差引くことに
よりヱピネフリンまたはノルェピネフリンの濃度を決定
し、上記工程にに見出される濃度を工程脚のそれから差
引くことによりメタネフリンまたはノルメタネフリンの
濃度を決定し、かつ上記工程皿に見出される濃度を工程
{C}のそれから菱引くことによりシネフリンまたはオ
クトパミンの濃度を決定することを特徴とする。
上記免疫分析に使用される抗体はそれ自体公知の方法で
得ることができる。
たとえば、式〔式中、R,は水素またはヒドロキシであ
り、R2は水素または低級アルキルであり、R′2は水
素または慣用のアミン保護基であり、そしてR3は水素
、ヒドロキシまたは低級アルコキシであり、そしてnは
1〜3の整数である〕のハプテン(haptenic)
化合物が抗原の製造に用いられる。
本発明の実施に使用される好適なハプテン化合物は、ェ
ピネフリン型カテコールアミンについてはシネフリンか
らそしてノルェピネフリン型カテコールアミンについて
はオクトバミンから誘導される。
必要とされる抗原を製造する際、後の変化中に自己縮合
反応が起こるのを防ぐ役をさせるため、式1の化合物に
おける保護基としてtーブトキシカルボニル基を使用す
る。
本発明に必要とされる抗原を製造するためには、カルボ
キシル基を介して式1のハプテン(hapten)を慣
用の免疫原担体物質に共有結合せしめることが必要であ
る。
本明細書中で使用する「免疫原担体物質(immuno
genlc canlermaterial)」という
語は、宿主動物における免疫原応答を独立的に譲発する
性質を有しかつ上記ハプテンに共有結合させうるような
物質を意味する。適する担体物質はたとえば蛋白質;天
然もしくは合成の高分子化合物たとえばポリベプチド(
たとえばポリリジンまたはアミノ酸の共重合体)、ポリ
サッカラィドなどを包含する。特に好適な担体物質は蛋
白質およびポリベプチド、殊に蛋白質である。本発明に
有用な抗原を調製する際に使用される蛋白物質の本体(
identity)は臨界的でない。
本発明を実施する際使用しうる適当な蛋白質の例は俺乳
動物の血清蛋白質たとえばひとガンマーグロブリン、ひ
と血清アルブミン、子牛血清アルプミン、メチル化され
た子牛血清ァルブミン、兎血清アルブミンおよび子牛ガ
ンマーグロブリンを包含する。その他の適する蛋白質は
当業者に判るであろう。宿主動物(得られる抗原はこの
宿主動物に使用することになる)に対して異質である蛋
白質を使用することが一般に好ましいが、必らずしも必
要でない。免疫源坦体物質に対するハプテンの共有カッ
プリングは、アミド結合を達成するための当分野で周知
の方法によって行なうことができる。
しかしながら、担体物質に対するどんな悪影響をもでき
るだけ最少にするように、できるだけ緩和な条件下で十
分な程度のカップリングを確保するためには、カップリ
ングに先立って式1のハプテンを活性化された単離しう
る形態に変えることが望ましいであろう。特に好適な活
性化された単離しうる一形態は、式ロ〔式中、R,、R
2、R′2、R3およびnは上記した通りである〕によ
って示されるようなNーヒドロキシスクシンイミドエス
テルである。
その他の適する活性化された単離しうる誘導体はpーニ
トロフヱニルヱステル、アシルイミダゾールなどを包含
する。
活性化された中間体を単機する必要がないようなその他
のカップリング方法も使用することができる。そのよう
な方法には、混合無水物法、カップリング剤としてのE
EDQ(Nーエトキシカルボニル−2−エトキシー1・
2ージヒドロキノリン)の使用などが包含される。式1
の遊離酸またはより好ましくはたとえば式0の活性化誘
導体のいずれかとしてのハプテンを免疫原担体物質にカ
ップリングさせることは、アミド結合を得るために当分
野で今日周知されている技術を使用して容易に達成する
ことができる。
たとえば、そのような一技術は坦体物質およびカップリ
ング剤を適当な不活性溶媒中に溶解し、次いで望ましい
式1のハプテンを加えることから成るであろう。反応は
約oo 〜約50qoの範囲の温度で行なうことができ
るが、反応体の性質に応じてそれより高いまたは低い温
度も使用することができるであろう。最も好適な温度は
ほぼ室温である。上記の反応に使用しうるカップリング
剤は、アミド結合形成を開始させるために有機化学にお
いて一般的に使用されるものから選択される。
カップリング剤の特に適する群はカルポジィミド、特に
好ましくはジシクロヘキシルカルボジィミドまたは1−
エチル−3一(3ージメチルアミノプロピル)ーカルボ
ジイミドである。ハプテン対担体物質のモル比は、もち
ろん、使用するハプテンの本体および反応用に選択する
蛋白質に依存する。カップリング反応に対しては慣用の
条件を使用することができる。たとえば、カップリング
剤としてカルボジイミドを使用するときは、この工程に
対し僅か酸性の反応媒体、たとえば約3〜6.ふ特に好
ましくは約4〜6.5の範囲の肘をもつ媒体、を使用す
ることが望ましい。反応が完了したら、過剰のハプテン
分子を透析によって除去することができる。上記したよ
うに、本発明の抗原を作るための好適な一技術は、先ず
活性化された誘導体すなわち式0の化合物を調製および
単離し、次いでこの化合物を担体物質と反応させて、ブ
ロックされた抗原を生成せしめることである。
そのような活性化された誘導体は、式1の化合物を不活
性溶媒中においてたとえばN−ヒドロキシスクシンイミ
ドのような望ましい活性化用化合物およびたとえばジシ
クロヘキシルカルボジイミドのようなカップリング剤と
反応させることにより、便利に製造される。反応は、通
常、低温(0〜500)にて16〜60時間進行させる
。次いで副生物、すなわちジシクロヘキシル尿素、を炉
過除去しそして溶媒を留去することにより、活性化され
た譲導体を単離することができる。次いで、選択した担
体物質と活性化された誘導体とを接触させることにより
、ハプテンを担体物質にカップリングさせることができ
る。
活性化された誘導体がNーヒドロキシスクシンィミドェ
ステルでありかつ損体物質が子牛血清アルブミンである
ときは、水混和性溶媒の中の活性化誘導体を、たとえば
重炭酸ナトリウムのような塩基を含む担体物質の水溶液
に加えてカップリングを達成することができる。担体蛋
白質をハプテン(式1)にカップリングさせるもう1つ
の方法は、中間体を単離することなくハプテンのカルボ
キシル基を活性化せしめそしてこの活性化されたハプテ
ンを担体蛋白質に加えることである。
そのような反応の例は、イソプチルクロロホルメートと
の反応で得られる混合無水物である。ハプテンを無水の
水混和性有機溶媒、通常ジオキサン、の中に溶解させそ
してこの溶液を等モル量のトリェチルアミンで中和する
。室温で燈拝した後、混合物の温度をoo〜8℃に低め
る。次いで等モル量プラス10%過剰のィソブチルクロ
ロホルメートを加えそして蝿梓を続ける。その間、担体
蛋白質たとえば子牛血清アルブミンを水中に溶解させそ
してNaOHでpH9に調節する。担体の使用量は、坦
体上の反応性基の理論数によってハプテンのモル量を割
った値に等しい。有機溶媒を担体溶液に加えそして溶液
を00〜8℃に冷却する。次いで、この溶液を活性化さ
れたハプテンに加えそしてカップリングを30分間乃至
一夜進行させる。有機溶媒対水の最終割合は1:1であ
る。次いで、混合物を中性となし、水性−有機溶媒を除
去して水溶液を得る。
透析および凍結乾燥の後、アミン保護基を除去する。式
1または式0のいずれかの化合物を担体物質にカップリ
ングさせた後、遊離の第一級もしくは第二級ァミノ機能
を回復させるために保護基(式1および川こおけるR′
2)を除去することが必要である。
t−ブトキシカルボニル保護基の場合、これは該物質を
ジクロルメタン中において室温にてトリフルオロ酢酸で
処理することにより便利に達成される。トリフルオロ酢
酸とジク。ルメタンとの相対量および処理の持続時間は
、それぞれの場3合に応じて変化させることができる。
通常、トリフルオロ酢酸1容量当り1〜3容量のジクロ
ルメタンを使用しそして30分〜60分の反応時間を用
い**ると、良好な結果が得られることが判った。上記
の抗原は、好ましくはアジュバントを用いて、宿主動物
に注射することにより、該宿主動物においてェピネフリ
ン型もしくはノルェピネフリン型カテコールアミンに特
異的な抗体の生成を誘起させるために使用することがで
きる。或る時間にわたり反復注射して、改良タィター(
tite岱)を得ることができる。この目的に適する宿
主動物はたとえば兎、馬、山羊、モルモット、ねずみ、
牛、羊などのような蹄乳動物を包含する。生じる抗血清
は、宿主接種に使用する抗原を調製する目的で使用した
ハプテンに応じて、ェピネフリン型もしくはノルェピネ
フリン型カテコールアミンと選択的に結合するような抗
体を含有するであるつ。本方法の各工程においてェピネ
フリン型もしくはノルェピネフリン型カテコールアミン
を検出するために用いる免疫分析法は、当分野で周知さ
れている免疫分析法から選ぶことができる。
この目的に特に好適な免疫分析法は、たとえば米国特許
第3704282号または第3709665号に記載さ
れているような放射線免疫分析法であり、ェピネフリン
型もしくはノルェピネフリン型カテコールアミンに特異
的な上記の抗体を使用する。また、たとえば米国特許第
3817837号に記載されている酵素拡大法または米
国特許第36908私号に記載されている如くスピンラ
ベルした化合物を用いる遊離基分析法のような他の免疫
分析法を使用することもできる。本方法の実施に使用す
るに適したヱピネフリン型カテコールアミン抗体の特異
性を下記第1表に示す。
抗体特異性 Ab‐1山5d乙‐MET=1125でラベルされたd
と‐メタネフリンとの抗体コンプレックス本発明方法を
行なうのに適する手順は、下記のように要約することが
できる。
■ 試料の一部を免疫分析で試験して、ェピネフリン型
カテコールアミンの総含量(ェピネフリン十メタネフリ
ン十シネフリン十フエニレフリン)を決定する;【B}
試料の他の一部を燐酸塩緩衝液でpH7.4に調節し
、そして0.1N沃素(沃化ナトリウムと混ぜた水溶液
)で4℃にて5分間処理して、ヱピネフリンをアドレノ
クローム形に選択転化せしめ;反応混合物を過剰の亜硫
酸ナトリウム水溶液(10%溶液として)で処理して禾
反応沃素を還元し;必要に応じて緩衝液により免疫分析
に必要な範囲のpH‘こ調節し;そして反応混合物につ
いて免疫分析を行なって、残存するェピネフリン型力テ
コ‐ルアミン含量(メタネフリン+シネフリン+フェニ
レフリン)を決定する;‘C’ 試料の他の一部を燐酸
塩緩衝液でpH8.6に調節しそして上記のような沃素
で4℃にて5分間処理して、ェピネフリンとメタネフリ
ンの両者をアドレノクローム形に選択転化せしめ;反応
混合物を前と同様の過剰の亜硫酸塩水溶液で処理し;免
疫分析に望ましい範囲にpHを調節し(上記抗体につい
てはpH7.4);次いで反応混合物について免疫分析
を行なって、残存するェピネフリン型カテコールアミン
濃度(シネフリン十フェニレフリン)を決定する:皿
試料の別の一部を炭酸塩一重炭酸塩緩衝液でpH9.2
に調節しそして上記した沃素で窒素で室温にて5分間処
理して、ェピネフリン、メタネフリンおよびシネフリン
を環化形に選択転化せしめ;反応混合物を前と同様の過
剰の亜硫酸塩水溶液で処理し;免疫分析に望ましい範囲
にpHを調節し;次いで反応混合物について免疫分析を
行なって、残存するェピネフリン型カテコールアミン濃
度(フェニレフリン)を決定する。
試料のフェニレフリン含量は、かくして工程■における
免疫分析結果によって直接に決定される。エビネフリン
含量は、工程Aでの試料の直接免疫分析によって見出さ
れるェピネフリン型カテコールアミン総合量から、工程
Bで見出されるェピネフリン型力テコ一ルアミン含量を
差引くことによって決定される。同様に、メタネフリン
含量は、工程Cで見出される濃度レベルを工程Bのそれ
から差引くことによって決定される。最後に、シネフリ
ン含量は、工程Dの結果を工程Cのそれから差引〈こと
によって得られる。上記した免疫分析は、ノノレェピネ
フリン型側鎖に対する特異性をもった抗体を使用すれば
、個々のノルェピネフリン型カテコールアミンについて
分析するのにも有用である。
すなわち、上記工程凶においては、試料の一部を試験し
て、ノルェピネフリン型カテコールアミン総合有量(ノ
ルェピネフリン十ノルメタネフリン十オクトパミン+/
ルフェネフリン)を決定する。同り条件下で同じように
して工程{B)を行ない、残存するノルェピネフリン型
カテコールアミン含量(ノルメタネフリン十オクトパミ
ン+ノルフェネフリン)を与える。同様に、上記と同じ
ようにして工程にーを行ない、オクトパミン+ノルフェ
ネフリンの濃度を与える。最後に、同じようにして工程
■を行ない、ノルフェネフリン濃度を与える。次に、ェ
ピネフリン型カテコールアミン系列の各場合について上
記したと同様に、個々のノルェピネフリン型カテコール
アミン濃度を算出する。すなわち、ノルフェネフリンは
工程皿から決定され、ノルェピネフリンは工程【Bーの
含量を工程■のそれから差引いて決定され、ノルメタネ
フリン含量は工程{qのレベルを工程{B}のそれから
差引し、て決定され、そして最後にオクトパミン舎量は
工程肋の結果を工程に}のそれから差引し、て得られる
。各種試験試料の個々のェピネフリン型もしくはノルェ
ピネフリン型力テコ‐ルアミン含量は本発明の方法によ
って決定することができる。
そのような試験試料の例は、たとえば尿、血液、組織抽
出液などのような生物学的流体を包含する。或る場合に
は、使用する免疫分析の特別な必要性に合致させるため
、試験試料の予備処理が必要とされることもある。たと
えば、分析を始めるに先立って、それ自体公知の方法で
除蛋白を行なうことが必要とされることもある。本明細
書中において使用する「低級アルキル」という語は、炭
素原子1〜7個、好ましくは1〜4個を有する直鎖もし
くは分枝鎖の炭化水素基、たとえばメチル、エチル、n
−プロピル、nーフチルなどを意味する。
「低級アルコキシ」という語は、低級アルキル部分が上
記の通りである低級アルコキシを意味する。特に好適な
低級アルキル基はメチルでありそして特に好適な低級ア
ルコキシ基はメトキシである。実施例 1 ラセミ型シネフリン41.8夕、(0.28モル)およ
びt−ブトキシカルボニルアジド53.6夕(0.37
5モル)を一緒に、酸化マグネシウム4夕の存在下に5
0%本性ジオキサン1その中で40〜45午0にて2翻
時間蝿拝した。
ジオキサンを淡こはく色の溶液から蒸留しそしてこの残
留物に水500叫を加えた。冷却すると、固体58.7
夕が分離した、融点141.5〜143.5qo(10
ぴ0で3時間乾燥の後)。この物質の試料を再結晶させ
て、ラセミ型N−(4Qージヒドロキシフェネチル)−
N−メチルカルバミン酸のtーブチルェステルの白色結
晶(融点141〜141.5午○)を得た。実施例 2 ラセミ型N一(4Qージヒドロキシフェネチル)−N−
メチルカルバミン酸のt−プチルヱステル26.7夕(
0.1モル)をへキサメチル燐酸トリアミド250のZ
中に溶解しそしてこの鷹拝されている溶液に窒素下で水
素化ナトリウム2.4夕(0.1モル)を少しずつ加え
た。
混合物を、水素発生が止むまで(約3時間)瀦拝した。
この縄拝されている溶液に、ベンゼン25の【中のエチ
ルブロモアセテート17.0夕(0.1モル)を一度に
加えた。外部温度は7℃から19℃まで上昇した。混合
物を10分間かけてほぼ中性にした。水と氷(500の
Z)を混合物に加え、僅かに濁った混合物をエーテル1
50必ずつで5回抽出し、合したエーテル抽出液を少量
ずつの水で二三回洗浄しそして硫酸マグネシウムで脱水
した。脱水剤を除去した後、溶媒をロータリー・ェバポ
レーターで蒸留した。ラセミ型4−〔2−(N一tーブ
トキシカルボニル−N−メチルアミノ)−1−ヒドロキ
シエチル〕ーフエノキシ酢酸のエチルェステルである粘
鋼シラツブ39夕の残留物は結晶化させようと努力した
が結晶化せず、そのまま加水分解に使用して下記のよう
に遊離酸にした。実施例 3 実施例2の対応するエチルェステルを80〜85q0の
水中に懸濁させ、そして永続的斑9〜10が得られるま
で10%水酸化ナトリウム溶液を添加することにより、
該エチルェステルを加水分解させた。
20%クエン酸溶液でpH3に酸性化させた後、混合物
をクロロホルムで数回抽出した。
クロロホルム抽出液を脱水し、脱水剤を炉去しそして溶
媒をロータリー・ェバポレーターで蒸留した。結晶化し
そうにないシラップ状のラセミ型4一〔2−(N−t−
ブトキシカルポニルーN−メチルアミノ)−1−ヒドロ
キシェチル〕−フェノキシ酢酸を得た。したがって、こ
のものを下記のようにして結晶S−ペンジルチウロニウ
ム塩に変えた。シラップ状の酸の秤量した試料を十分量
の水酸化ナトリウムで処理してナトリウム塩を生成せし
めた(pH7.5〜8.0)。この溶液に、Sーベンジ
ルチウロニウムクロラィドの濃厚溶液を加えると、沈殿
が生成した。固体を回収し、冷水で洗浄し、次いで水か
ら再結晶させて、融点163〜165qoの白色結晶を
得た。分析により、この結晶が上記の酸のS−ペンジル
チウロニウム塩であることが示された。実施例 4実施
例3に記載したシラップ状の酸3.25夕(0.01モ
ル)をジメトキシェタン40の【中にNーヒドロキシス
クシンイミド1.15夕(0.01モル)と一緒に溶解
させ、そしてこの溶液にジシクロヘキシルカルボジイミ
ド2.06夕(0.01モル)を加えると、溶液は温ま
るのが感じられた。
次いで混合物を5℃にて21時間貯蔵した。分離したジ
シクロヘキシル尿素を炉過除去し、炉過ケーキを少量の
ジメトキシェタンで洗浄し、そして合した炉液をロータ
リー・ェバポレーターで蒸留した。濁ったシラップ3.
70夕が残り、これをトルェン75叫中に溶解し、そし
て分離した未溶解のジシクヘキシル尿素を炉過除去した
。溶媒を蒸留するとシラップが残り、これを2ーブロパ
ノール50舷中に溶解し、60〜90o画分の石油エー
テルを濁りが生ずるまで加え、そしてこの溶液を5℃で
5日間貯蔵した。分離した結晶を回収した。収量:2.
鰍のラセミ型4−〔2−(N−t−ブトキシカルボニル
−Nーメチルアミノ)一1ーヒドロキシエチル〕ーフェ
ノキシ酢酸のNーヒドロキシスクシンィミドェステル(
融点106〜108.5q0)。実施例 5 ラセミ型オクトパミンヒドロクロラィド47.5夕(0
.25モル)およびt−ブトキシカルボニルアジド53
.6夕(0.375モル)を一緒に、50%水性ジオキ
サン1〆と酸化マグネシウム12夕との混合物の中で、
窒素下37〜45qoにて21時間燈拝した。
ジオキサンをロータリー・ェバポレーターで溶液から蒸
留した。酢酸でpH6に調節した後、溶液をクロロホル
ム200の‘ずつで5回抽出した。合したクロロホルム
抽出液を少量の水で洗浄し、溶液を脱水し、次いで溶媒
を蟹去すると、融点146〜148℃の結晶固体59.
0夕が残った。酢酸エチルと60〜90o画分の石油エ
ーテルとの鷹液から再結晶させて、生成物すなわちラセ
ミ型N−(4Q−ジヒドロキシフェネチル)ーカルバミ
ン酸のtーブチルェステル(融点147〜14蟹0)を
得た。実施例 6 ラセミ型N−(4Q−ジヒドロキシフェネチル)ーヵル
バミン酸のt−ブチルェステル25.3夕(0.1モル
)をへキサメチル燐酸トリアミド350の‘中に溶解し
、そして窒素下で鍵拝されている溶液に水素化ナトリウ
ム2.4夕(0.1モル)を少しずつ加えた。
この混合物を、水素発生が止むまで鷹拝した。次いで、
この蝿拝されている溶液に、ベンゼン25の上中のエチ
ルブロモアセテート17.0夕(0.1モル)を一度に
加えた。外部温度は7℃から19ooまで上昇した。混
合物は10分間でほぼ中性になった。この混合物に水お
よび氷(500の‘)を加え、僅かに濁った混合物をエ
ーテル150の【ずつで5回抽出し、合したエーテル抽
出液を少量ずつの水で二三回洗浄し、そして硫酸マグネ
シウムで脱水した。脱水剤を除去した後、溶媒をロータ
リー・ェバポレーターで蒸留した。残留物、すなわちこ
はく色のシラップ、31.7夕を熱四塩化炭素中に溶解
し、そして冷却するとラセミ型4−〔2一(N−tーブ
トキシカルボニルアミノ)−1ーヒドロキシェチル〕−
フェノキシ酢酸のエチルェステルの結晶が析出した。こ
の結晶は56〜59qoで溶融する。4ず0にて高真空
下で乾燥すると、この結晶は無色ガラス状物に変った。
実施例 7 実施例6の生成物を80〜8y0の水中に懸濁させそし
て永続的母9〜10が得られるまで10%水酸化ナトリ
ウム溶液を加えることによって、該生成物を加水分解し
た。
20%クエン酸溶液で対3に酸性化させた後、溶液をク
ロロホルム100の‘ずつで2回抽出した。
合したクロロホルム抽出液を脱水し、脱水剤を炉過除去
しそして溶媒をロータリー・ヱバポレーターで蒸留した
。淡こはく色のシラツプが生じた。このシラツプを60
〜900画分のあたたかい石油エーテルに溶解させ、そ
して冷却すると結晶が分離した。この色の悪い結晶22
.55夕をアセトニトリル100の‘中に溶解し、脱色
炭で処理し、炉遇しそして冷却した炉液から固体8.9
夕を得た(融点聡〜10100)。脱色炭を用いてもう
1度アセトニトリルから再結晶させると、ラセミ型4一
(2一t−ブトキシカルボンアミドー1−ヒドロキシェ
チル)−フェノキシ酢酸の僅か灰色の結晶6.65夕が
得られた(融点109〜111℃)。実施例 8以下に
示す手順にしたがい、ラセミ型4一〔2一(N一tーブ
トキシカルポニル一Nーメチルアミノ)−1−ヒドロキ
シェチル〕ーフェノキシ酢酸のNーヒドロキシスクシン
イミドヱステルを子牛血清アルブミン(BSA)にカッ
プリングさせた。
水12の‘中の全部で300の9(0.00447ミリ
モル)の子牛血清アルプミン(BSA)を重炭酸ナトリ
ウムの0.9M溶液6叫で処理し、次いでラセミ型4一
〔2一(N−t−ブトキシカルボニルーNーメチルアミ
ノ)一1ーヒドロキシエチル〕−フエノキシ酢酸のNー
ヒドロキシスクシンィミドェステル60の9(0.07
5ミリモル)を含有するジメトキシェタン8の‘で処理
した。
混合物を室温で3時間蝿拝し、エタノール96の‘を加
えそして溶液を蒸発させて少容量にした。次いで、残留
物を水20M昔容量で1日2回交換しながら透析し、次
いで保護された抗原を凍結乾燥した。上記と同じ条件下
で第2回目の実験を行なったが、この場合は活性化され
たェステル162雌を使用した。保護された抗原50m
gを塩化メチレン50必中において50%トリフルオロ
酢酸と一緒に室温で1時間蝿拝することにより、tープ
トキシカルポニル保護基の除去を達成した。
次いでトリフルオロ酢酸をフラッシュ蒸発によって除去
した。残留物を水洗し、次いで蒸発させた。次いで、残
留物を水中に溶解し、凍結乾燥させて所望の抗原を得た
。両実験から作られた抗原を蛋白質分析およびU.V.
スペクトル示差分析によって検査すると、実験1の抗原
はBSAIモル当り14モルのハプテンを含有(理論的
に可能な89固のアミノ基に基づいて17%の置換)す
るが、実験2の抗原はBSAIモル当り25モルのハプ
テンを含有した(29%の置換)。この抗原を、ェピネ
フリン、メタネフリン、シネフリンおよびフェニレフリ
ンに特異的な抗体を誘発するために使用した。実施例
9 下記の混合アンヒドラィド法を用いて、ラセミ型4一(
2一t−ブトキシカルポンアミド−1ーヒドロキシェチ
ル)‐フェノキシ酢酸を斑Aにカップリングさせた。
全部で39.46秘(0.1269ミリモル)の保護さ
れたハプテンを乾燥ジオキサン1の‘に加え、次いでジ
オキサン0.5の【中のトリエチルアミン0.1269
ミリモルを加えた。
混合物を室温で10分間燈拝し、次いで8℃に冷却した
。ジオキサン0.5のと中のィソブチルクロロホルメー
ト0.1395ミリモルを加え、そして溶液を2び分間
損拝した。別のフラスコ中において、BSAIOO雌を
水10w‘に溶解し、水酸化ナトリウムでpH9に調節
しそして縄拝しながらジオキサン8の‘をゆっくり加え
た。
溶液を8℃に冷却しそして上記からの保護されたハプテ
ン溶液を加えそして8℃で30分間蝿拝し、次いでpH
9にて4℃で一夜額拝した。次いで、溶液を酸で処理し
て中性となし、溶媒を除去し、そして残留物を水5の‘
中に入れた(NaOHを加えて溶解させた)。この溶液
5の‘を、それぞれ6000肌の0.9NNaOH、0
.1NNaOHおよび水(2回)に対して順次に透析し
た。アミンーフロックされた抗原の溶液を取出し、凍結
乾燥させた。実施例8に記載したようにして、tーブト
キシカルボニル基をトリフルオロ酢酸で除去した。得ら
れた抗原を蛋白質測定およびU.V.分析によって分析
すると、BSAIモル当り64モルのハプテンが存在す
ることが示された。
このようにして製造された抗原は、適当な動物に注射す
れば、ノルヱピネフリン、ノルメタネフリン、オクトパ
ミンおよびノルフェネフリンを認知する抗体を誘発する
のに有用である。実施例 10 免疫化および放血 兎を兎疫にするために、実施例8または実施例9の生成
物のそれぞれ10の9を燐酸塩緩衝された食塩水1の‘
の中に溶解させ、そして完全フロインド補助液で乳化さ
せた。
第二回目の接種物を3週間後に与えたが、これはPBS
Iの‘中の免疫原1.5の9を完全フロィンド補助液1
泌で乳化させたものである。第一回目のものから5週間
後の第三回目の注射は同じ濃度の抗原を用いたが、ただ
し不完全なフロィンド補助液中のものであった。免疫化
は皮下ルートによって行なった。試験放血は5週間後お
よびその後1ケ月間隔で行なった。
血清30叫を探り、そして血清を標準技術によって分離
した。分析方法 米国特許第3704282号に記載されたものと類似の
、競合的結合放射線免疫分析法を使用した。
o.5の【または1.0の‘のいずれかのインキユベー
ション容量を用い、そして抗体ーラベル鏡体を飽和硫酸
アンモニウムでの沈殿により、ラベルされてないものか
ら分離した。分析の条件:(および添加の順序) 1ーカテコールアミンln夕を含有する試料100しそ
2−適切な斑の0.2M燐酸塩緩衝液もしくは炭酸塩一
重炭酸塩緩衝液100〜200仏夕3−0.1N沃素(
12−Nal)水溶液、次いで10%NもSQ水溶液4
一全インキュベーション容量1泌、0.1M燐酸塩緩衝
液pH7.4で容量を定めた(この緩衝液は、酸化の後
に分析のため餌7.4に戻すのに使用した)。
5一0.1M燐酸塩緩衝液餌7.4中のラベル100仏
そ(クロラミンT法で調製した1125dl−メタネフ
リン、比活性約30にi′のmol)6一燐酸塩緩衝さ
れた食塩水(pH7.4)中の正常兎血清10%W′V
)溶液における抗体の1:400希釈物100rそ。
培養:4℃にて2時間乃至一夜 抗体ーラベル鍵体の沈殿:飽和硫酸アンモニウム・泌遠
心分離:30びpm、30分間、4℃ 吸引:上燈液 計数:ガンマ一計数器により管中でべレツトを直接に計
数する。
ェピネフリン抗体を用いてRIA法に より測定したヵテコールァミンの量 試料の処理 なし、PH7.4 50〃〃0.1N12,4℃,5′ 還元w′/50〃乙Na2S0310※ 200〃ム燐酸塩緩衝液、pH8.8 (溶液試料を8.6に調節)、50〃と 12,5′,4℃、還元w′/50〃とNa2S031
00〃乙炭酸塩‐重炭酸塩緩衝液0.1MpH9.2,
50〃ZIN12 ,5′,24℃、還元w/50〃Z
Na2S03ラベルされた化合物の調製 ヱピネフリン型カテコールアミンを放射線免疫分析する
のに有用な放射線ラベルされたェピネフリン型カテコー
ルアミンは市販されている(ェピネフリン3H)か、ま
たはたとえば沃素ラベルを導入するためのクロラミンT
法のような当分野で周知の方法を用いて調製することが
できる(シネフリンは51;メタネフリン1251;お
よびフエニレフリン泣51)。
同様に、トリチウムで放射線ラベルしたノルェピネフリ
ン型カテコールアミンは市販されている(ノルエピネフ
リン3日およびノルメタネフリン3H)か、またはクロ
ラミンT法によって調製することができる(ノルメタネ
フリン1251;オクトバミン1251およびノルフエ
ネフリン1251)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) エピネフリン型もしくはノルエピネフリン
    型カテコールアミンに対する特異性を持った抗体を使用
    して試験試料につき免疫分析を行なうことにより、エピ
    ネフリン型もしくはノルエピネフリン型カテコールアミ
    ンの総濃度を決定すること;(B) 該試験試料の一部
    分を沃素によりpH7.4で処理して該試験試料中に存
    在しうるエピネフリンもしくはノルエピネフリンを該抗
    体で結合されない形態に選択転化せしめ、該部分を過剰
    の亜硫酸塩水溶液で処理して残存しうる沃素を還元せし
    め、得られる溶液のpHを該免疫分析に必要とされるp
    Hに調節し、次いで該得られる溶液について該免疫分析
    を行なうことにより、エピネフリン型カテコールアミン
    については該試験試料中に存在するメタネフリン、シネ
    フリンおよびフエニレフリンの合計量、またはノルエピ
    ネフリン型カテコールアミンについてはノルメタネフリ
    ン、オクトパミンおよびノルフエネフリンの合計量を表
    わすエピネフリン型もしくはノルエピネフリン型カテコ
    ールアミン濃度を決定すること;(C) 該試験試料の
    第二の部分を沃素によりpH8.6で処理して該試験試
    料中に存在しうるエピネフリンおよびメタネフリンまた
    はノルエピネフリンおよびノルメタネフリンを該抗体で
    結合されない形態に選択転化せしめ、該部分を過剰の亜
    硫酸塩水溶液で処理し、該免疫分析に適するレベルにp
    Hを調節し、次いで該試験溶液について該免疫分析を行
    なうことにより、該試験試料中に存在するシネフリンお
    よびフエニレフリンの合計量またはオクトパミンおよび
    ノルフエネフリンの合計量を表わすエピネフリン型もし
    くはノルエピネフリン型カテコールアミン濃度を決定す
    ること;および(D) 該試験試料の第三の部分を沃素
    によりpH9.2で処理して該試験試料中に存在しうる
    エピネフリン、メタネフリンおよびシネフリンまたはノ
    ルエピネフリン、ノルメタネフリンおよびオクトパミン
    を該抗体で結合されない形態に選択転化せしめ、該部分
    を過剰の亜硫酸塩水溶液で処理し、該免疫分析に適する
    レベルにpHを調節し、次いで該試験試料について該免
    疫分析を行なうことにより、該試験試料中に存在しるフ
    エニレフリンまたはノルフエネフリンを表わすエピネフ
    リン型もしくはノルエピネフリン型カテコールアミン濃
    度を決定すること;の組合せから成り、上記工程(B)
    で見出される濃度を工程(A)のそれから差引くことに
    よりエピネフリンまたはノルエピネフリンの濃度を決定
    し、上記工程(C)で見出される濃度を工程(B)のそ
    れから差引くことによりメタネフリンまたはノルメタネ
    フリンの濃度を決定し、かつ上記工程(D)で見出され
    る濃度を工程(C)のそれから差引くことによりシネフ
    リンまたはオクトパミンの濃度を決定することを特徴と
    する、試験試料中におけるエピネフリン、メタネフリン
    、シネフリンおよびフエニレフリンから選ばれる個々の
    エピネフリン型カテコールアミン、ならびにノルエピネ
    フリン、ノルメタネフリン、オクトパミンおよびノルフ
    エネフリンから選ばれる個々のノルエピネフリン型カテ
    コールアミンを分析する方法。 2 工程(B)および(C)における沃素化処理のpH
    を燐酸塩緩衝液で維持し、工程(D)における沃素化処
    理のpHを炭酸塩−重炭酸塩緩衝液で維持する特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 3 用いる該免疫分析が放射線免疫分析である特許請求
    の範囲第1または2項記載の方法。 4 エピネフリン、メタネフリン、シネフリンおよびフ
    エニレフリンから選ばれるエピネフリン型カテコールア
    ミンを分析するための特許請求の範囲第1〜3項のいず
    れか1つに記載の方法。 5 ノルエピネフリン、ノルメタネフリン、オクトパミ
    ンおよびノルフエネフリンから選ばれるノルエピネフリ
    ン型カテコールアミンを分析するための特許請求の範囲
    第1〜3項のいずれか1つに記載の方法。 6 非カテコールアミン含有物質、たとえば蛋白質およ
    び酸化反応を阻害しうるその他の化合物、を除去するよ
    うに試料を最初に処理する特許請求の範囲第1〜5項の
    いずれか1つに記載の方法。 7 免疫原担体物質に共有結合されたラセミ型4−(2
    −N−メチルアミノ−ヒドロキシエチル)フエノキシ酢
    酸から成る抗原によって誘発される、エピネフリン型カ
    テコールアミンに特異的な抗体。 8 該免疫原担体物質が子牛血清アルブミンである特許
    請求の範囲第7項記載の抗体。 9 免疫原担体物質に共有結合されたラセミ型4−(2
    −アミノ−1−ヒドロキシエチル)フエノキシ酢酸から
    成る抗原によって誘発される、ノルエピネフリン型カテ
    コールアミンに特異的な抗体。 10 該免疫原担体物質が子牛血清アルブミンである特
    許請求の範囲第9項記載の抗体。
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