JPS6049065B2 - 鋳型造型法 - Google Patents

鋳型造型法

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JPS6049065B2
JPS6049065B2 JP9946482A JP9946482A JPS6049065B2 JP S6049065 B2 JPS6049065 B2 JP S6049065B2 JP 9946482 A JP9946482 A JP 9946482A JP 9946482 A JP9946482 A JP 9946482A JP S6049065 B2 JPS6049065 B2 JP S6049065B2
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JP
Japan
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mold
model
sand
coating agent
coating
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JP9946482A
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JPS58215241A (ja
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繁之 浜田
明 大橋
裕之 伊崎
浩治 宮崎
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Yamakawa Sangyo Co Ltd
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Yamakawa Sangyo Co Ltd
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/12Treating moulds or cores, e.g. drying, hardening

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は鋳型造型法に関するものである。
熱硬化性有機バインダーを粘結剤として用いた鋳物砂を
液状塗型剤を塗布した模型に流し込み、誘電加熱方式に
より加熱して鋳物砂の硬化と塗型の転写を行なう鋳型造
型法が知られている。しかしながら、熱硬化性の有機バ
インダーを用いる鋳型造型法は、鋳型の硬化に多くの熱
エネルギーが必要であるほか、注湯時には大量のガスが
、また解枠時には粉塵かそれぞれ発生して作業環境を悪
化させるという問題があつた。また、加熱方式として誘
電加熱を採用する場合は、使用する電流の周波数が著し
く高いため、人体に及ぼす影響が懸念されるうえに、電
波法との関連において種々の配慮が必要であった。この
発明は、上記事情に鑑み熱硬化性有機バインダーを用い
ず、寸法精度が高く表面のなめらかA、一■ ・’iゝ
゛ 一 ゛ 、Al±−1、14−ヱif、 ナ柱■レ
ロプνとを目的になされたものであり、その特徴とする
ところは、非電導性の模型面に電解質溶液を添加した塗
型剤を塗布したのち、白砂性無機バインダーを粘結剤と
する鋳物砂をこれに接触させて充填し、砂型を硬化させ
るとともに、誘導加熱方式により塗型剤の固化と砂型へ
の転写を行なう点にある。
第1図および第2図は本発明にかかる造型法を例示する
説明図であり、以下これらの図にもとづいて具体的に説
明する。
模型1としては木型のような通常採用される非電導性の
模型を使用することがてきる。
この模型1の表面に、電解質溶液を添加した液状の塗型
剤をはけ塗り等て塗布したのち、これに接触するように
、図示しない枠内に白砂性無機バインダーを粘結剤とし
て添加した鋳物砂を充填する。白砂性無機バインダーと
しては、化学反応により硬化する無機系バインダー、例
えばボルトランドセメント、アルミナセメント等の水硬
性無機結合剤を使ノ用することができる。この鋳物砂は
時間の経過とともに硬化するが、硬化を促進するために
適当な加熱処理を施してもよい。塗型剤を塗布した模型
に接触するように鋳物砂を充填したら、高周波誘導加熱
による加熱を行ない、塗型2の固化と転写5を行なう。
この加熱により塗型膜は模型1から砂型3側へ移動する
のであるが、この場合の転写を効率よく行なうため、塗
型剤中に誘導加熱を促進するような他の物質、例えば酸
化鉄、炭化ケイ素等の電導性特殊添加物を適量添加して
おくのが望ましい。模型1が金型である場合は模型自体
が発熱するので、前記電解質溶液やこのような電導性特
殊添加物は必要ではない。しかしながら、模型が誘導加
熱の可能な金型に限られるので、製作の容易な木型等を
使用することができず、不経済である。上記のようにし
て得られる鋳型は、表面に塗型2の層をそなえているた
め精密度が高く、表面はきわめてなめらかなものである
。つぎに本発明の実施例について説明する。実施例 第1図に示すような凹凸形状の模型表面に下記塗型剤を
はけ塗りにより直接塗布し、下記鋳型用混練砂(湿態砂
)を充填した。
(塗型剤) 「;二;:ニ▼(重量部1下口 ?] (註)*NaOHまたはKOHの1規定溶液を使用し
た。
(鋳型用混練砂) ぽ:j−,゛ャァァ, 1? つぎに、模型1の外周部にコイルを配して、高周波誘導
加熱(5kW110MHz程度)により加熱!を行ない
、塗型2の転写を行なつた。
この加熱に際しては、可燃性ガスの発生がなく、多量の
放熱もなかつた。これにより、第2図に示す如く、砂型
3の表面に塗型層(厚み約1TIr!n程度)が形成さ
れた所望の鋳型が得られた。この鋳型は表面に亀裂等の
欠陥がなく、きわめて精密度の高いものであつた。以上
に説明したように、本発明にかかる鋳型造型法は、自硬
性無機バインダーを添加した鋳物砂を自硬硬化させ、そ
の表面に塗型層を転写するものであるから、安定性にす
ぐれた精密度の高い鋳型を容易に造型することができる
塗型の転写に必要な加熱を誘導加熱方式により行なうの
で、塗型を全体にわたつて均一に加熱することができ、
しかも模型として従来広く使用されている木型等の非電
導性の模型を採用することができるのできわめて経済的
である。このような模型は、金型に較べて加熱中におけ
る熱膨張が少ないので、安定性に富んだ高精度の鋳型を
得ることができる。加熱に誘電加熱方式を採用する場合
のような周波数の高さに関係する種々の配慮が不要であ
り、加熱装置の取扱いも容易である。また、砂型の硬化
のための加熱を行なう必要がなく、投入される熱エネル
ギーは主として塗型の転写に利用されるものであるから
、必要な熱エネルギー量が少なくてすみ、省エネルギー
の見地からもきわめてすぐれたものである。さらに、粘
結剤として無機系バインダーを使用するので、注湯時に
おけるガス発生が少なく、作業環境を良好な状態に保つ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明にかかる造型法の説明図て
ある。 1・・・・・・模型、2・・・・・・塗型、3・・・・
・・砂型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 非電導性の模型表面に電解質溶液を添加した塗型剤
    を塗布したのち、白硬性無機バインダーを粘結剤とする
    鋳物砂を前記塗型剤を塗布した模型に接触させて充填し
    、誘導加熱方式により塗型剤を固化させるとともに、こ
    れを砂型表面へ転写することを特徴とする鋳型造型法。
JP9946482A 1982-06-07 1982-06-07 鋳型造型法 Expired JPS6049065B2 (ja)

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JPS58215241A JPS58215241A (ja) 1983-12-14
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JP5249447B1 (ja) * 2012-05-17 2013-07-31 株式会社木村鋳造所 三次元積層造型用の鋳物砂

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JPS58215241A (ja) 1983-12-14

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