JPS604870B2 - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

液体洗浄剤組成物

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JPS604870B2
JPS604870B2 JP15669877A JP15669877A JPS604870B2 JP S604870 B2 JPS604870 B2 JP S604870B2 JP 15669877 A JP15669877 A JP 15669877A JP 15669877 A JP15669877 A JP 15669877A JP S604870 B2 JPS604870 B2 JP S604870B2
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誠一 太田
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は泡立ち及び洗浄力が良好な皿洗い用液体洗浄剤
組成物に関するものであって、詳しくは長期間低温下に
保持された場合でも、品質及び性状が実質的に劣化する
ことのない血洗い用液体洗浄剤組成物に係る。
皿洗い用洗剤を含めて多くの液体洗浄剤には、その活性
成分として古くは直鏡アルキルベンゼンスルホン酸乃至
はアルキルェトキシ硫酸ェステルのアルカリ金属塩が汎
用されてきたが、近年に至り、前記のアルカリ金属塩に
代えてアルカリ士類金属塩を、なかでもマグネシウム塩
を使用する例が増えると共に、相乗効果を狙ってアニオ
ン活性剤とノニオン活性剤を併用することも数多く試み
られている。
例えば、椿関昭51一125405号公報には、アミソ
オキサィドやスルホキサィド等の半極性ノニオン活性剤
と、アニオン活性剤(アルカリ士類金属塩)を組合わせ
て油汚れを落す液体洗浄剤が開示されているほか、特関
昭52−30801号公報及び同52一800叫号公報
には、アニオン活性剤のカルシウム塩乃至マグネシウム
塩と、ノニオン活性剤を特定な比率で組合わせ、必要に
応じて蟹光増白剤を配合した液体洗浄剤が開示されてい
る。更にまた特関昭52一52908号公報には、パラ
フィンスルホネート、アルキルベンゼンスルホネート及
アルキルサルフェートから選ばれるアニオン活性剤と、
ノニオン活性剤とを組合わせて液体洗浄剤の泡の持続性
と改良する技術が教示されている。ところで皿洗い用液
体洗浄剤について言えば、従来は直鏡アルキルベンゼン
スルホン酸塩(以下、LASと略記する)をベースとす
る組成物が、その優れた洗浄性能のため、数多く市販さ
れてきたが、最近ではLASを他の活性剤成分と、例え
ばアルキルヱトキシサルフェート(以下、AESと略記
する)又はノニオン活性剤と組合わせて、相乗的に洗浄
力と起泡力を向上させた皿洗い用液体洗浄剤が一般的で
ある。
しかしながら、LASを含有する液体洗浄剤は、これを
長期間貯蔵しておくと、液中に濁りを生ずる欠点があり
、特に貯蔵温度が低温である場合は、この傾向が著しい
特公昭46−40951号公報には、LAS/ノニオン
系又はLAS/AES系の液体洗浄剤に、硫酸マグネシ
ウムを添加して前記した濁りの発生を防止する方法が教
示されているが、この方法では液体洗浄剤の粘度を安定
化できるものの、洗浄剤の低温安定性は必ずしも十分で
ない。またLASに短鎖長のAESを配合した液体洗浄
剤が特公昭45−28902号公報に開示されている。
この洗浄剤はその低温安定性がかなり良好であるが、洗
浄力及び起泡力の点で満足な結果を与えない。こうした
ことから、皿洗い用液体洗浄剤にはハイドロトローブと
呼ばれる添加剤を配合するのが通例であって、エタノー
ル等の低級アルコール、グリセリン等の多価アルコール
、尿素、p−トルェンスルホン酸塩、キシレンスルホン
酸塩、安息香酸ソーダ等の有機酸塩が、従前から使用さ
れているハイドロトロープの典型例である。
しかし、これらのハイドoトローブはそれぞれ一長一短
があり、例えば低級アルコールはこの添加のみでは低温
に於ける安定性を液体洗浄剤に付与することが難しく、
多価アルコール、有機酸塩等はかなり多量に添加しない
と効果を期待できない。これに対して尿素は液体洗浄剤
に低温度での安定性を付与することができるが、尿素を
配合した液体洗浄剤は常温〜高温城での保存安定性が悪
く、保存中に尿素が分解することに起因して、液体洗浄
剤のpH上昇、粘度変化、更には異臭発生を惹起する欠
点がある。本発明者らはLASを活性成分の主成分とし
、泡立ち及び洗浄力が良好で、しかも低温から高温まで
の広い温度城に亘つて液の安定性が良好な皿洗い用液体
洗浄剤を関発すべく鋭意研究を重ねた結果、LASに特
定なAESとノニオン活性剤(アルキルェーテル)を特
定な比率で組合わせてこれを活性成分とすることにより
、所期の目的に適う液体洗浄剤組成物の開発に成功した
而して本発明に係る皿洗い用液体洗浄剤組成物は、下記
のa、b、c3成分をその合計量で15〜40重量%含
有することを特徴とする。
b R20(CH2C比○)nS03M c R30(CH2CQO)mH 〔式中、R,はC,o〜C,4の直鎖アルキル基を、R
2はC6〜C,5のアルキル基を、R3はC8〜C,2
のアルキル基を、nは1〜5の数を、mは10〜20の
数を、Mはアルカリ金属又はマグネシウムをそれぞれ表
わす〕但し、a/(a十b十c)の重量比は0.5〜0
.8好ましくは0.65〜0.75の範囲に、b/(a
+b十c)の重量比は0.1〜0.4、好ましくは0.
15〜0.25の範囲に、c/(a+b十c)の重量比
は0.05〜0.2、好ましくは0.05〜0.15の
範囲にある。
本発明の皿洗い用液体洗浄剤組成物にあっては、その活
性成分を構成するa〜c3成分のアルキル鎖長及び酸化
エチレン付加モル数が重要であることも然ることながら
、これら3成分の配合比率が極めて重要である。ちなみ
に、a成分たるLASの比率が増大し、b成分(AES
)乃至c成分(ノニオン活性剤)のそれが減少すると、
組成物の低温に於ける安定性が劣化する。逆にLASの
比率が低下し、AES乃至/ニオン活性剤のそれが上昇
した場合には、洗浄性能が悪化して皿洗い用洗剤として
十分な洗浄力と超泡力を発揮しない。またb成分として
アルキル基(R2)の炭素鎖がC,桜〆上のAES又は
酸化エチレンの付加モル数(n)が1未満のAESを使
用したり、あるいはまたc成分としてアルキル基の炭素
鎖長がC,3以上のノニオン活性剤又は酸化エチレンの
付加モル数(m)が9以下のノニオン活性剤を使用する
ことは、液体洗浄剤の低温安定性を損うので好ましくな
い。反対に酸化エチレンの付加モル数(n)が6以上の
AESを使用すると、液体洗浄剤の洗浄性能が著しく低
下する。本発明の皿洗い用液体洗浄剤組成物は、上記し
たa〜cの3成分を特定な比率で含有するが故に、血洗
い用洗剤として十分満足できる洗浄性能を発揮すること
は勿論、低温から高温までの広い温度域に亘つてその性
状が劣化することがなく、取分け低温安定性に優れてい
る。
従って、本発明の組成物は低級アルコール(エタノール
)又は多価アルコール(ポリエチレングリコール)等の
添加を排除しないが、低温安定性を保持するうえで従来
汎用されてきた尿素の添加は、全くその姿がない。しか
し、この点を除けば在来の皿洗い用液体洗浄剤に任意成
分として配合されてきた添加剤を、本発明の液体洗浄剤
組成物に添加することは支えなく、例えば保存料(杭菌
剤)、色素、乳濁剤、香料等を適宜添加して商品適性の
向上を図ることが可能である。実施例 1 LAS、AES及びノニオン活性剤の配合比率のみが異
なり、これら3成分の合計量は組成物の25重量%(但
し、洗浄剤No.9は2笹重量%)に統一した洗浄剤組
成物を調製し、各組成物の室温に於ける外観、粘度及び
低温安定性を比較した。
低温安定性は洗浄剤組成物を所定温度に保持された恒温
槽内で保存し、io日経過後の外観について、透明なも
のを○、やや濁りが生じたものを、△、白濁したもの及
び白濁固化したものを×で評価した。各洗浄剤組成物の
組成並びにその性状を表一1に示す。
表−1注1)○,.〜,4の直鎖アルキルベンゼンスル
ホネートo2)アルキル基の炭素数が11〜15で、酸
化エチレンの付加モル数が3であるアルキルェーテルサ
ルフェートo3)ァルキル基の炭素数が9〜11で、酸
化エチレンの付加モル数が13であるアルキルエーテル
表−1に示す結果から明らかな通り、本発明で特定する
3成分を使用してもそれらの配合割合が本発明の範囲外
に逸脱する洗浄剤NO.1と、ノニオン活性剤を含有し
ない洗浄剤No.6、No.7は何れも低温安定性が悪
い。
実施例 2 実施例1と同様にしてLAS、AES及びノニオン活性
剤の配合比率のみが異なり、これら3成分の合計量は組
成物の25重量%(但し、洗浄剤No.12は30重量
%)である洗浄剤組成物を調製し、各洗浄剤の起泡力及
び泡の安定性を測定した。
尚、LAS、AES及びノニオン活性剤には洗浄剤No
.18及びNo.19のAESを除き実施例1と同種の
ものを使用した。また起泡力及び泡の安定性を評価する
に当っては、次の方法を採用した。起泡力直径21肌の
偏平陶器皿に1枚宛バター0.5夕を塗り付けて模擬汚
れ皿を作成する。
一方、液体洗浄剤を水で濃度0.15%に稀釈し、この
洗液3そ中で前記の汚れ皿をスポンジでこすり洗いする
。こすり回数は皿の表を10回、裏を5回とし、泡が消
失する迄汚れ皿の洗浄を続け、洗えた皿の枚数で起泡力
を評価する。泡の安定性 大豆油とラードを1/1に混合し、この汚垢0.5夕と
、液体洗浄剤を水で濃度0.15%に稀釈した洗液25
0の‘とを500の‘のトールビーカーに入れ、マグネ
チツクスターラ一で2分間鷹梓後1分間静遣して泡高を
測定し、更に4分間静暦後再度泡高を測定して次式によ
り泡の安定性を評価する。
泡の安定・性(%)鯛篭鰐叢驚喜X・oo試験に供した
各洗浄剤の組成並びに試験結果を表−2に示す。
表−2 *炭素数12〜14(平均13)の2級アルコールを原
料として得られたアルキルェーテルサルフェート(酸化
エチレン付加モル数3)。
表−2の結果から明らかな通り、本発明の液体洗浄剤組
成物に相当する洗浄剤NO.4及びNO.8は、皿洗い
洗剤に要求される基本的性能たる起泡力及び泡の安定性
の各点で優れた結果を約束する。
実施例 3 表−3に示す組成の液体洗浄剤を調製し、、各洗浄剤に
ついてその低温安定性を実施例1に準じて評価した。
尚、LAS、AES及びノニオン活性剤には洗浄剤No
.18のAESを除き実施例1と同種のものを使用した
。結果を表−3に示す。・表−3 * ポリエチレングリコール(平均分子量200)失夫
炭素数12)14(平均13)の2級アルコール皿洗
い用液体洗浄剤は如何なる低温下でも安定な液状を保持
していることが商品として理想的であるが、水を分散煤
としている限り、こうしたことは不可能である。
日本に於ける四季を通じて気温変化乃至は倉庫等の温度
条件から予想して、一5℃に於て安定な液状を保つ洗浄
剤は、商品として充分満足できる皿洗い用液体洗浄剤で
あると見倣すこととができる。勿論、更に低温でも安定
な液体洗浄剤はより良好な洗浄剤であると言える。表−
3から明らかな通り、洗浄剤NO.4及びNO.14は
−5℃に於て十分安定であって、液体洗浄剤に要求され
る低温安定性を備えている。洗浄剤NO.13及びNO
.15は−7℃に於ても、洗浄剤NO.16は−9℃に
於ても安定な液状を保持する。実施例 4ノニオン活性
剤として使用するアルキルェーナル〔R30(CH2C
H20)mH〕のアルキル基の鎖長又は酸化エチレン(
EO)の付加モル数を変化させた以外は洗浄剤No.4
と同一組成の液体洗浄剤を調製し、各洗浄剤の低温安定
性を調査した。
結果を表−41こ示す。表−4 表−4はノニオン活性剤たるァルキルェーテルのアルキ
ル基鎖長乃至は酸化エチレン付加モル数が、本発明では
重量な要素であることを示す。
実施例 5表−5に示す如き組成を持つ透明タイプの皿
洗い用液体洗浄剤を調製し、各洗浄剤の低温安定性を評
価した。
結果を以下に示す。表−5 洗浄剤No.26はノニオン活性剤を全く含有していな
いにも拘らず、本発明の洗浄剤No.23〜25と遜色
ない低温安定性を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記のa、b、c3成分をその合計量で15〜40
    重量%含有する液体洗浄剤組成物▲数式、化学式、表等
    があります▼ b R_2O(CH_2CH_2O)_nSO_3Mc
    R_3O(CH_2CH_2O)_mH〔式中、R_
    1はC_1_0〜C_1_4の直鎖アルキル基を、R_
    2はC_8〜C_1_5のアルキル基を、R_3はC_
    8〜C_1_2のアルキル基を、nは1〜5の数を、m
    は10〜20の数を、Mはアルカリ金属又はマグネシウ
    ムをそれぞれ表わす〕 但し、a/(a+b+c)の重
    量比は0.5〜0.8の範囲に、b/(a+b+c)の
    重量比は0.1〜0.4の範囲に、c/(a+b+c)
    の重量比は0.05〜0.2の範囲にある。 2 a/(a+b+c)の重量比が0.65〜0.75
    の範囲に、b/(a+b+c)の重量比が0.15〜0
    .25の範囲に、c/(a+b+c)の重量比が0.0
    5〜0.15の範囲にある特許請求の範囲第1項記載の
    液体洗浄剤組成物。
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JPS56131697A (en) * 1980-03-21 1981-10-15 Nippon Catalytic Chem Ind Surfactant composition
JPS58187498A (ja) * 1982-04-27 1983-11-01 ライオン株式会社 衣類用液体洗浄剤組成物
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