JPS604835B2 - ネオスラマイシンの製造法 - Google Patents

ネオスラマイシンの製造法

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JPS604835B2
JPS604835B2 JP11072276A JP11072276A JPS604835B2 JP S604835 B2 JPS604835 B2 JP S604835B2 JP 11072276 A JP11072276 A JP 11072276A JP 11072276 A JP11072276 A JP 11072276A JP S604835 B2 JPS604835 B2 JP S604835B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は合成によるネオスラマィシンAまたはおよびネ
オスラマイシンBの製造法、さらに詳しくは($,11
aS)−またはおよび(双,11aS)一2,3,5,
11aーテトラヒドロー3,8−ジヒドロオキシー7ー
メトキシー5ーオキソーIHーピロロ〔2,1一c〕〔
1,4〕ペンゾジアゼピンの製造法に関するものである
ネオスラマイシンAおよびB(以下ではネオスラマィシ
ンと総称する)は放線菌MC916−C4株の培養液か
ら、本発明者らによって発見された抗生物質で、諸種の
細菌に弱い抗菌作用しか示さないが、マウス白血病L−
121晩班胞およびある種の癌細胞の発育を強く抑制し
、制癌剤としてきわめて重要な物質である(特懐昭50
−123256号、昭和5位年10月15日出願;およ
び特願昭51一25叫号、昭和51年1月1日出願;ジ
ャーナル・オブ・アンチビオチクス第29蓋1月号93
〜96頁(1976王))。
本発明者らはネオスラマィシンの制癌性に着目し、微生
物による生合成によらないで、本物質を有機化学的手段
を用いて合成する方法を鋭意検討し、本発明の製造法を
確立した。本発明者らはネオスラマィシンの構造研究の
結果、一般式(1)に示すネオスラマイシンA(式中R
,はヒドロキシル基でR2は水素原子の場合)およびネ
オスラマィシンB(式中R,は水素原子でR2はヒロキ
シル基の場合)の構造を確定し、さらにネオスラマィシ
ンは含水溶液中では互に変換してネオスラマィシンAと
Bの混合物として存在するが、非極性溶媒中からはそれ
らを別々に単離することができることを明らかにした。
更に、本発明者は研究の結果、新規な中間原料化合物と
して次の一般式(ロ)(式中Eは、加水分解により容易
に脱離して−OH基に取り代わり得るェステル形成基、
例えばァルキルオキシ基を示す)で表わされる1,4−
ペンゾジアゼピン−3−プロピオン酸ェステル誘導体を
合成することに成功した。
またこの一般式(ロ)のェステル形化合物を加水分解す
るとによりェステル形成基‘E’を脱離して得られる次
の一般式(0′)で表わされる遊離酸形の1,4ーベン
ゾジアゼピン−3−プロピオン酸誘導体は、これをN,
N′−カーボニルジィミダゾールで処理すると環化し、
この環化反応生成物を水素化金属で還元すると、一般式
(1)のネオスラマイシンA、ネオスラマィシンB又は
これらの混合物を生成することを知見した。
従って、第1の本発明の要旨とするところは、一般式で
表わされる1,4−ペンゾジアゼピンー3ープロピオン
酸誘導体を無水溶媒中でN,N′ーカーボニルジィミダ
ゾールで処理し、その環化反応生成物を続いて水素化金
属で還元処理することを特徴とするネオスラマィシンの
製造法にある。
更に、第2の本発明によると、第1の本発明の方法にお
けるN,N′−カーボニルジィミダゾールによる環化処
理工程に先立ち、前記の一般式(ロ)のェステル形化合
物を加水分解により一般式(0′)の遊離酸形の化合物
に転化する工程を追加して行うことを特徴とするネオス
ラマィシンの製造法が提供される。以下本発明の方法の
実施を具体的に説明する。
一般式(0)(式中Eはアルキルオキシ基特に炭素数1
〜4のアルキルオキシ基の如き、加水分解により容易に
脱離して−OH基になりうるェステル形成基を示す)で
表わされる1,4−ペンゾジアゼピン−3−プロピオン
酸ェステル譲導体、すなわち($)一4,5−ジヒドロ
ー8ーヒドロキシー7−メトキシ−5ーオキソー9H−
1,4ーベンゾジアゼピンー3ープロピオン酸ェステル
を常法に従い、水または含水アルコール類、その他水と
混合しうる有機溶媒の含水溶液中で加水分解することに
より、対応の遊離酸に転化する。
この加水分解はアルカリ性条件下で行うのが好ましい。
この目的には、1〜3倍モルのアルカリ例えば水酸化ナ
トリウム、水素化カリウムと反応せしめて加水分解して
ヱステル形成基脚を脱離させ、その加水分解反応液をp
H5以下まで、稀塩酸水などの鉱酸で中和し、そののち
、濃縮乾固して一般式(ロ′)の遊離酸形の化合物を含
む無水の乾燥物をうるのが都合よい。
一般式(0)においてEがアルキルオキシ基などで表わ
されるェステル形化合物は酸性溶液中で比較的安定であ
るが、一般式(ロ′)で表わされる遊離酸形化合物は弱
酸性溶液中できわめて不安定である。従って加水分解は
アルカリ性条件で行うのが好ましく、また一般式(ロ′
)の化合物の溶液はpH3〜5、好ましくはpH4附近
で濃縮乾固、好ましくは凍結乾燥して無水の乾燥物をう
ろことが望ましい。一般式(0′)の遊離酸は、精製す
ることなく、無水の溶媒、例えばテトラヒドロフラン、
ジオキサンなどおよびそれらの濠液に溶解また懸濁し、
これに1〜3倍モル好ましくは2倍モルのN,N′−カ
ーボニルジィミダゾールを添加して処理する。この際必
要ならば加温する。反応温度は室温では長時間を要する
が、5000以上に加溢すると2時間以内に反応は完了
する。この際生成される反応生成物は、通常カルボン酸
とN,N′−カーボニルジィミダゾールが反応した場合
にできるィミダゾラィトではなく、脱水を伴なう新規な
環化反応により形成された5員環ラクタムであると考え
られる。しかし、この5員環ラクタム型化合物はきわめ
て不安定で純粋な物質として抽出、精製することは困難
である。この環化反応生成物として得られる5員環ラク
タム型化合物は次式を有すると推定される。
こうしてN,N′−カーポニルジイミダゾールで処理し
て得られて環化反応生成物を含む反応液を直ちに一20
qo以下、好ましくは一60午○附近まで冷却し、続い
て水素化金属、例えば水素化リチウムアルミニウム、水
素化ホウ素リチウム、水素ホウ素ナトリウムなどを1〜
6倍モル、好ましくは2〜4倍モル使用して短時間(1
0〜30分間)還元処理する。この反応処理液に水を加
え、鉱酸水で肉5〜6として過剰の水素化金属を分解し
たのち、濃縮乾固するとネオスラマイシンを含有する粗
生成物をうる。本還元処理反応において反応温度の上昇
と反応時間の延長はさらに還元が進んだ化合物の生成の
原因となる。粗生成物からネオスラマィシンを精製する
にはクロロホルムーエタノール、クロロホルムーメタノ
ール、水飽和酢酸エチルなどを展開溶媒とする通常のシ
リカゲルによる※クロマトグラフィー、または調製用薄
層クロマトグラフィーによって適宜行なわれる。
ネオスラマィシンは上述の如く水溶液中でネオスラマィ
シンAとネオスラマィシンBの平衡混合物となるので、
粗生成物または精製された生成物を適当な有機溶媒にと
かしたのち、無水の状態で上記のクロマトグラフィーを
行なえば、ネオスラマイシンAおよびネオスラマイシン
Bをそれぞれ単離することができる。かくしてえられた
合成ネオスラマィシンは赤外および紫外吸収スペクトル
、核磁気共鳴スペクトル、マススベクトルおよび抗菌作
用などにより天然のネオスラマィシンと全く一致するこ
とが確認された。本発明の方法において出発原料として
用いられた(森)−4,5ージヒドロー8−ヒドロキシ
ー7ーメトキシ−5−オキソー3H−1,4ーベンゾジ
アゼピン−3ープロピオン酸ヱステル(0)は次の反応
式で示す如く○−ペンジルワニリン酸(m)から四工程
で合成される。それら四工程の反応は次の反応式で図式
的に示される。〔式中、Eは一般式(ロ)におけると同
じ意味をもつ〕〔式中、Eは上記と同じ〕 一般式(ロ)の1,4ージアゼピンー3−プロピオン酸
ヱステル譲導体則ち、0−ペンジルワニリン酸(m)を
発煙硝酸中でニトロ化し、4一〇ーパラーニトロベンジ
ルー6ーニトロワニリン酸(W)が約50%の収率で得
られる。
ニトロ化の温度は低温であることが望ましく、通常−2
0午C〜−60q○であり、これ以上の温度ではニトロ
基の位置異性体や脱カルボン酸による生成物が増加する
。反応は1時間以内に完了する。また、本発明者らはこ
の反応条件において○ーベンジル基のパラ位も同時にニ
トロ化されることを見いだした。かくしてえられた4一
〇ーパラーニトロベンジルー6ーニトロワニリン酸(W
)を、常法に従い酸塩化物としたのち、L−グルタミン
酸ガンマ−ヱステルと縮合して高収率でN−(4−○−
パラーニトロベンジル一6−ニトロワニリル)一L−グ
ルタミン酸ガンマーェステル(V)をえた。
この縮合のためには、塩化チオニル中で加熱することに
より容易にえられる4−○ーパラーニトロベンジルー6
−ニトロワニリン酸の酸塩化物を、一旦濃縮乾題し、無
水溶媒中例えばクロロホルム、ジクロメタンなどの溶液
中で2〜4倍モルのトリェチルアミン存在下等モルのL
−グルタミン酸のガンマーェステル塩酸塩と反応せしめ
た。反応は通常室温で3時間以内に完了する。Lーグル
タミン酸のガンマ位のカルボキシル基を保護するェステ
ル基としては一般にアミノ酸の保護基として用いられる
ェステル形成基{E’が用いられるが、本発明において
はアルカリ加水分解で容易に脱離し、接触還元で脱離さ
れないェステル形成基が望ましい。従って好ましくは炭
素数1〜4のアルキルオキシ基が使用される。次にN−
(4一○−パラーニトロベンジル一6ーニトロワニリル
)−Lーグルタミン酸ガンマーェステル(V)のアルフ
ァ位のカルボキシル基をァルデヒド基に還元するには、
種々の方法が用いうるが、スターブによって報告されて
いる(アンナーレン・デル・へこ一、654巻、119
頁、1962年)N,N′−カーポニルジィミダゾール
ー水素化リチウムアルミニウム法が効率よく、ラセミ化
も少し・ので好んで用いられる。
即ち、テトラヒドロフラン中2倍モルのN,N′−カー
ボニルジイミダゾールを加え、室温で30分反応してィ
ミダゾラィドを生成せしめたのち、反応液を冷却下(一
20oo)2倍モルの水素化リチウムアルミニウムを加
えて3び分間反応せしめることにより好収率で(S)−
4−ホルミル−4−(4−〇一パラーニ*トロベンジル
ー6一ニトロワニリルアミン)n一酪酸のェステル(W
)をえた。これを白金やパラジウムなどを触媒としてメ
タノール中で常圧下通常の方法で接触還元を行なうと、
加水素分解及び閉環反応を伴なつて($)−4,5−ジ
ヒドロー8−ヒドロキシー7−メトキシー5ーオキソ−
知日−1,4ーベンゾジアゼピンー3ープロピオン酸の
ヱステル(0)を好収率でえた。
反応温度は室温以下が好ましく、反応は3び分で完了す
る。反応時間が長いとさらに環元された化合物が生成さ
れる。本合成法でえられた($)山4,5ージヒドロ−
8−ヒドロキシ−7ーメトキシー5ーオキソー9H−1
,4ーベンゾジアゼピン−3ープロピオン酸メチルェス
テルは本発明者らにより初めて合成された化合物で、そ
の性状は次のとおりである。
分解点72一84午0,〔Q〕多十710(co.17
,ジオキサン)で、マススベクトルでm/e292を示
し、C,4H,6N205の分子式を支持し、重ジオキ
サン中の核磁気共鳴によって次の構造式が決定され、さ
るに含水溶液中では加水物となることが証明された。以
下、本発明の方法を参考例および実施例によって説明す
る。
参考例 1 4−○−パラーニトロベンジル−6ーニトロワニリン酸
の合成4一○ーベンジルワニリン酸(mp.170.5
−171.5qo)39夕を−60q0に冷却した発煙
硝酸(d.1.52)89の【中に20分間で徐々に加
えた。
さらに一2000で1時間燈梓後、1.6その氷水に注
入し、生ずる淡黄色結晶性沈澱を炉別し、よく水洗した
。この結晶性沈澱(50.3のを10:1客および4:
1客のベンゼン−メタ/ール混液で再結晶を繰返して標
記化合物の淡黄色針状晶(25.55夕,49%)をえ
た。mp.210一21か○。元素分析 計算値(C,
5日,2N208):C51.73 日3.47,N8
.04%実測値:C51.72,日3.62,N7.7
0%参考例 2N一(4−0ーパラーニトロベンジルー
6−ニトロワニリル)−L−グルタミン酸ガンマーメチ
ルェステルの合成参考例1でえられた4一○ーパラーニ
トロベンジルー6ーニトロワニリン酸9.05夕(26
ミリモル)に塩化チオニル75夕を加え、油裕上(10
0℃)3時間反応した。
反応液を濃縮乾固して酸塩化物の粗結晶(9.5のをえ
た。これをジクロロメタン135のZに溶解し、L−グ
ルタミン酸ガンマーメチルェステル塩酸塩(mp.15
3一154℃)5.13夕(26ミリモル)とトリエチ
ルアミン8.68夕(86ミリモル)をジクロロメタン
260肌にとかした溶液に冷却(0℃)蝿梓下滴下した
のち、からに室温で2.即時間縄拝した。反応液に州塩
酸400の‘を加え、析出する淡黄色結晶性沈澱を炉別
し、200の‘の水で洗浄して標記化合物6.26夕を
えた。さらに炉液のジクロロメタン層を分離し、水洗後
、濃縮乾固して5.1夕の粉末をえた。これをクロロホ
ルム50の‘にとかし、シリカゲル(和光純薬、ワコー
ゲルC−200)150夕をつめた塔(径4肌)にかけ
て吸着せしめ、1500肌のクロロホルムで洗浄し、ク
ロロホルムーメタノール10:1客)で溶出して標記化
合物の淡黄色結晶性粉末3.12夕をえた。合計収率7
4%,mp.65−7000(分解),〔Q〕容+26
o(cl.42,ジオキサン)。元素分析計算値(C2
,日2,N30,.):C51.32,日4.31,N
8.55%実測値:C51.10,日4.53,N8.
61%参考例 3(S)一4−ホルミル−4一(4一〇
ーパラーニトロベンジルー6−ニトロワニリルアミノ)
−n−酪酸メチルェステルの合成参考例2でえられたN
−(4−0−パラーニトロベンジル−6ーニトロワニリ
ル)一Lーグルタミン酸ガンマーメチルェステル3.5
49夕(7.23ミリモル)を140畝のテトラヒドロ
フランにとかし、N,N′−カーボニルジイミダゾール
2.34夕(14.46ミリモル)を加え、室温で30
分蝿拝したのち、一20ooに冷却燈梓下水素化リチウ
ムアルミニウム548.&夕(14.46ミリモル)を
30分間に加え、さらに30分間蝿拝した。
反応液に20の‘のが塩酸を加え、生ずる沈澱を除き、
炉液を濃縮乾固して褐色粉末(3.79夕)をえた。こ
れを28の‘のベンゼンージオキサン(4:1容)混液
に懸濁し、シリカゲル(ワコーゲルC−200)110
夕をつめた塔(径2劫吻)で、同溶媒混液で展開するク
ロマトグラフィーを行ない標記化合物の淡黄色結晶性粉
末1.144夕(33%)をえた。mp.133一13
6oo(分解)。元素分析:計算値(C2,日2,N3
0,o):C53.05,日4.45,N8.84%実
測値:C52.88,日4.56,N8.67%参考例
4($)−4,5−ジヒドロ−8ーヒドロキシ−7ー
メトキシー5−オキソー虫H−1,4−ペンゾジアゼピ
ンー3ープロピオン酸メチルェステルの合成参考例3で
えられた(S)−4−ホルミル−4一(4一0−パラー
ニトロベンジル−6−ニトロワニリルアミノ)−n−酪
酸メチルェステル1.14夕を57の‘のメタノールに
とかし、触媒として10%パラジウム−炭素450の9
を加え、水素気流中室温で30分間燈拝した。
触媒を炉去し、炉液を濃縮乾固して883雌粉末をえた
。・これをクロロホルム8のとにとかし、シリカゲル(
マリンクロツドCC−7)30夕をつめた塔(径17肋
)にかけて吸着せしめ、320の‘のクロロホルムで洗
浄後、クロロホルムーメタノール(50:1客)混液で
溶出して(5℃に冷却して操作)、標記化合物の無色粉
末333の9(45%)をえた。mp.72−84℃(
分解),〔Q〕色2十7r(co.17,ジオキサン)
,m/e292(M+),PMR(重ジオキサン):6
2.0(2日,m),2.38(汎,m),3.60(
班,s),3.86(犯,s),6.67(IH,s)
,7.06(IH,中広い),7.36(IH,s),
7.64(IH,d),7.98(IH,s),3位の
プロトンは確認しえなかった。実施例 1 ネオスラマィシンの合成 川 参考例4でえられた($)−4,5ージヒドロ−8
ーヒドロキシ−7ーメトキシー5ーオキソー9H−1,
4−ペンゾジアゼピン−3−プロピオン酸メチルェステ
ル243の9(0.83ミリモル)を15の‘のメタノ
ールにとかし、0.1N水酸化ナトリウム11机上を加
え、室温で3時間蝿拝したのち、0.1N塩酸11の‘
で中和し(pH4.0)、減圧下凍結乾燥した。
($)−4,5−ジヒドロー8−ヒドロキシ−7−メト
キシー5ーオキソー母H−1,4ーベンゾジアゼピンー
3−プロピオン酸を含む粉末を得た。‘ロー この粉末
をテトラヒドロフラン60地に懸濁し、N,N′ーカー
ボニルジイミダゾール269の9(1.66ミリモル)
を加え、50q02時間加溢したのち、一60℃に冷却
し、鷹梓下水素化リチウムアルミニウム94.5双9(
2.49ミリモル)を加え20分間反応させた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる1,4−ベンゾジアゼピン−3−プロピオ
    ン酸誘導体を無水溶媒中でN,N′−カーボニルジイミ
    ダゾールで処理し、その反応生成物を続いて水素化金属
    で処理することを特徴とするネオスラマイシンの製造法
    。 2 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Eはアルキルオキシ基特に炭素数1〜4のアル
    キルオキシ基の如き、加水分解により容易に脱離して−
    OH基になりうるエステル形成基を示す)で表わされる
    1,4−ベンゾジアゼピン−3−プロピオン酸エステル
    誘導体を加水分解により対応の遊離酸の形に転化し、そ
    ののち、無水溶媒中でN,N′−カーボニルジイミダゾ
    ールで処理し、その反応生成物を続いて水素化金属で処
    理することを特徴とするネオスラマイシンの製造法。 3 加水分解をアルカリ性条件下で行う特許請求の範囲
    第2項記載の方法。
JP11072276A 1976-09-17 1976-09-17 ネオスラマイシンの製造法 Expired JPS604835B2 (ja)

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