JPS6048240B2 - 浚渫底質汚泥の脱水工法 - Google Patents

浚渫底質汚泥の脱水工法

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JPS6048240B2
JPS6048240B2 JP51040557A JP4055776A JPS6048240B2 JP S6048240 B2 JPS6048240 B2 JP S6048240B2 JP 51040557 A JP51040557 A JP 51040557A JP 4055776 A JP4055776 A JP 4055776A JP S6048240 B2 JPS6048240 B2 JP S6048240B2
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JP
Japan
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water
sludge
solids
clarifier
separated
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JP51040557A
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English (en)
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JPS52123548A (en
Inventor
登志郎 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Osaka Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
Application filed by Osaka Shipbuilding Co Ltd filed Critical Osaka Shipbuilding Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は浚渫底質汚泥の脱水工法に関するものである。
有害物質糸を中心に底質汚泥の公害問題がクローズアッ
プされてより浚渫底質汚泥の処理についても近年研究が
進められている。この中当面緊急を要するものとして機
械脱水がある。
これは今迄のような埋立地兼沈澱池の方法では埋立及び
余水処理をする場合、埋立地は利用−可能となるまてに
相当な年月を要すると共に、余水処理のため埋立てに必
要な容積以上の過大な埋立地を要し、埋立に必要な土地
はあつても余水処理に必要な土地が無い場合は底質の浚
渫そのものも困難になるという問題がある。これに較べ
機械。脱水なら必要最少限の埋立地があれば底質の浚渫
は可能てあるし、又埋立地も、比較的短時間で利用可能
になる等のためである。機械脱水については、これまで
の生活汚泥処理の方法、工業廃水処理の方法等を参考に
して遠心分離機、フィルタープレス等の所謂脱水機を中
心に各社で研究が進められているが、粒子の大きさのば
らつきが大きく、埋立て域は輸送上必要なケーキの含水
率60%以下で、廃水濃度50pμm以下の条件で大量
に処理する工法は出来ていない。
本発明はこのような問題点を解決する方法としjてなさ
れたもので、即ち、浚渫底質汚泥を複数段に設置した振
動フルイに供給し、ここで粗大ごみと細微ごみを予じめ
除去した後、この振動フルイによつて分別された粗大こ
みは投捨処理し、フルイを経た汚泥水を薬液混和装置に
よつて凝集剤を注入混合し、次にクラリフアイヤーヘ送
り固形物と水とに分離し、この水は開放水面に排出する
と共にこのクラリフアイヤーで分離された固形物をバキ
ユウムフイルター又はフィルタープレス等の脱水機へ送
つて所望の脱水処理を行い、その得たる固形分を埋立地
等に投捨する処の一連の工程の不可分の結合を特徴とす
る浚渫底質汚泥の脱水工法に係るもので、その工法の中
心に上記の所謂脱水機を用いることなく、比較的粗大粒
子は振動フルイで分離、微細粒子と水との混合された泥
水の姿のものを薬液混和によつて微細な固形化とし、こ
の固形化分子と清水との分離はクラリフアイヤーで行い
。クラリフアイヤーからの排泥の泥水分離にのみ通常の
機械脱水機を用いることにより大量に処理することを解
決したものである。以下本発明を実施例について説明す
る。
図に於て1は浚渫船よりの排送管であり、ここより峻渫
汚泥は振動フルイ2の上に投入される。
!この振動フルイ2の上段粗大ゴミ分離、下段微細ゴミ
分離のように複数配置されるが、船上に取付ける場合に
は船体への振動の伝播を少なくするため2段又は隅数段
のフルイ配置となる。ここに振動フルイを用いたのはフ
ルイの目詰り防止のため.である。振動フルイ2上に残
つたものはベルトコンベヤー3に送られ埋立地等に直接
投捨されるか又はベルトブレス等で容積を減らした後埋
立地に投捨される。後者の場合の排水は再び本装置に戻
されるが、当業者にとつてはその方法は明白であるので
詳述は全て省略する。フルイを通つた泥及び水は泥水の
姿にて貯蔵槽4に一旦溜められるが、この泥水濃度は後
処理の関係で10%以下になるようにフルイが決められ
ている。貯蔵槽4に貯蔵された泥水は管6を通りポンプ
5により薬注混和装置7に送られ、ここで管6aを通つ
て送られる凝集剤と混合された後、管8を通つてクラリ
フアイヤー9に送られる。
クラリフアイヤーについては公知のものであるので詳細
な記述は省略するが、微細な固形粒子は沈降し下部より
貯蔵タンク10に排出されると共に澄水は上方より管9
aを経て開放水面に排出される。このときも排水濃度は
環境基準などに従つて決められるが、普通は50ppm
が1つの目標となる。貯蔵槽10に溜つた高濃度の凝集
剤含有泥土は管12を通つてポンプ11で貯蔵タンク1
3に溜められるが、クラリフアイヤーとバキユウムフイ
ルターの位置関係によつては管12、ポンプ11、貯蔵
タンク13は不要な場合もある。この貯蔵タンク13よ
りの泥土は普通は重力によりバキュームフィルター又は
フィルターブレス等の脱水機14に送られ、更に固形分
と水分に分離される。ここで分離された固形分(ケーキ
)は埋立地に投捨されるが、排水部分の濃度は経済上の
点より比較的高濃度のものになるようにしたあるため管
15を経て貯蔵タンク16に溜められた後管18、ポン
プ17にて振動フルイ上面に散布される。
尚、この脱水装置を船上に設置することもある。
本発明による時は浅渫底質汚泥をまず固形物をフルイに
かけて分離した後汚泥水に凝集剤を注入し、クラリフア
イヤーにてさらに固形分と水とを分離した後この固形物
を通常の脱水機にて脱水するようになしているため底質
汚泥を連続して脱水処理が行えると共にフルイによつて
固形物を除去した後凝集剤を注入しているため凝集剤容
量が少くてすむ等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の脱水工法を示す説明図である。 1 ・・・排送管、2・・・振動フルイ、3・・・ベル
トコンベア、4.10・・・貯蔵槽、5.11.17・
・・ポンプ、6.6a.8.12.15.18・・・管
、7 ・・・薬注混和装置、9・・・クラリフアイヤー
、13.16フ・・・貯蔵タンク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 浚渫底質汚泥を複数段に設置した振動フルイに供給
    し、ここで粗大ごみと細微ごみを予じめ除去し、フルイ
    を経た汚泥水を薬液混和装置によつて凝集剤を注入混合
    し、次にクラリフアイヤーへ送り固形物と水とに分離し
    、この水は開放水面に排出すると共にこのクラリフアイ
    ヤーで分離された固形物を脱水機へ送つて所望の脱水処
    理を行い、その得たる固形分を埋立地に投捨する処の一
    連の工程の不可分の結合を特徴とする浚渫底質汚泥の脱
    水工法。
JP51040557A 1976-04-10 1976-04-10 浚渫底質汚泥の脱水工法 Expired JPS6048240B2 (ja)

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JPS52123548A JPS52123548A (en) 1977-10-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH082438B2 (ja) * 1989-03-31 1996-01-17 日立機電工業株式会社 閉鎖性水域の水質浄化方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4912647A (ja) * 1972-05-16 1974-02-04
JPS49107961A (ja) * 1972-08-25 1974-10-14

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