JPS604809Y2 - 空気調和装置の制御装置 - Google Patents

空気調和装置の制御装置

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JPS604809Y2
JPS604809Y2 JP59680U JP59680U JPS604809Y2 JP S604809 Y2 JPS604809 Y2 JP S604809Y2 JP 59680 U JP59680 U JP 59680U JP 59680 U JP59680 U JP 59680U JP S604809 Y2 JPS604809 Y2 JP S604809Y2
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chamber
actuator
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signal
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JP59680U
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Inventor
康浩 川端
金鋼 青木
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アイシン精機株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は車輛等に用いる空気調和装置の制御装置に関す
るもので、特に車室内温度を調整するための空気調和装
置の制御装置に関するものである。
上記種類の空気調和装置の制御装置は既に種々提案され
ている。
而して此の種従来装置に於ては、設定温度と車室内温度
を比較して電気信号を発生する制御回路と、該電気信号
によって作動され、暖房用熱交換器を通る空気量を制御
するためドアを作動させるアクチュエータへの作動流体
圧の伝達を制御する電磁弁手段を有するものであった。
このような従来装置はアクチュエータを作動させるため
の負圧をアクチュエータへ伝達許容する通路内に配設さ
れる電磁弁と、アクチュエータを非作動とさせるため大
気圧をアクチュエータへ伝達許容する通路内に配設され
る電磁弁を有するものであった。
換言すれば負圧用及び大気圧用の夫々の通路内に各電磁
弁が個別に配設される構成であり、配管が複雑であって
限定された空間内への配置が困難であるとともに、高価
になる等という不利益を有するものであった。
そこで本考案は負圧伝達用電磁弁と大気圧伝達用の電磁
弁とを一体的に形成することを目的とするものである。
上記目的を遠戚するための本考案の構成は、アクチュエ
ータを作動させるための負圧と非作動とさせるための大
気圧を夫々アクチュエータの信号室に供給制御する電磁
弁手段が、ボディと、該ボディ内に形成される流体圧室
と、負圧源に連通する負圧ポートと、大気源に連通ずる
大気ポートと、前記アクチュエータの信号室に連通ずる
出力ポートと、車室内温度が設定温度より低いとき負圧
ポートと流体圧室とを連通させ設定温度より高いとき前
記大気ポートと前記流体圧室とを連通させる第1電磁弁
と、車室内温度が設定温度に略等しいとき出力ポートと
配流体圧室間の連通を遮断し等しくないとき連通させる
第2電磁弁とを有することである。
従って、第1電磁弁によって負圧源と大気源の選択的切
換え制御を行い、第2電磁弁が第1電磁弁により流体圧
室に供給制御された流体圧をアクチュエータの信号室へ
伝達するようにしたのでつまり1つのボディ内に第1、
第2電磁弁を配設したので、電磁弁手段とアクチュエー
タを連結する流体通路は単一でよく、配管が簡単である
とともに限定空間内への配設が容易となる。
加えて、車室内温度が設定温度と略等しいときは、第2
電磁弁が出力ポートを閉鎖しアクチュエータの信号室内
の作動流体圧を保持するので、運転状態が変化しない限
り所望の設定温度に維持される。
さて、二つの電磁弁によってダンパ駆動装置(アクチュ
エータ)に負圧および大気圧を切換供給制御する技術と
して、特公昭52−37858号公報に開示されるもの
がすでに知られている。
即ち、この開示技術に於いては、負圧導入制御用の電磁
弁と大気圧導入制御用の電磁弁が別体に構成され、両電
磁弁の作動により制御された流体圧が直接アクチュエー
タに供給される構成になっている。
従って、アクチュエータに供給される流体圧を一定に保
持してダンパ位置を一定に保持するためには、二つの電
磁弁の気密性が必要となる。
特に、このとき二つの電磁弁が収容される流体圧室内に
負圧となるので、大気導入制御用の電磁弁のシールが困
難である。
この従来技術に対して本考案に従うと、第1電磁弁によ
り流体圧室に供給された流体圧を第2電磁弁によりアク
チュエータの信号室へ伝達するようにしであるので、ア
クチュエータの信号室内の流体圧を一定に保持してアク
チュエータの変位を一定に保持するためには、第2電磁
弁のシール性を確保するだけで十分であり、特に第1電
磁弁が収容される流体圧室が大気になる場合には、アク
チュエータの信号室が負圧であるので、第2電磁弁のシ
ールが容易である。
以下添付図面にもとづいて本考案の実施例について説明
する。
第1図に於て、10は温度設定回路、11は車室内温度
検出回路であり、夫々の出力信号が比較回路12に付与
されることによって該比較回路12は、設定温度に対す
る車室内温度の差によって作動流体切換え用の電磁弁手
段13を作動制御する。
第1図で図式的に示される電磁弁手段13は、比較回路
12からの出力電気信号によって作動され車輌のインテ
ークマニホールド等の負圧源に至るポート14と大気源
に至るポート15を選択的に切換え制御する電磁弁16
と、後述のアクチュエータへの出力ポート17を開閉制
御する電磁弁18を有する。
尚、電磁弁手段13の具体的詳細な構成は後述される。
アクチュエータ19は両ボディ20,21によって外周
を挟着されるダイヤフラム等より成る変位部材22を有
し、それによってボディ内に電磁弁手段13の出力ポー
ト17と連結する通路23と連結する作動室24と大気
圧室25を区画している。
作動室24内には変位部材22を図に於て右へ付勢する
スプリング26が配設されている。
変位部材22にはボディ21を介して外部に延在する作
動ロッド27が固定され該ロッド27は、送風機駆動用
モータ等によって冷房用熱交換器を介して送風される送
風通路28中に更に延在している。
ロン下27の他端には、通路28中に配設される暖房用
熱交換器29への送風を制御する所謂、冷気、暖気の混
合割合調整用ドア30に連結されている。
ドア30の一端31は交換器29上、又は、通路28上
等の適宜箇所に枢着され、而して変位部材22の変位に
応答するロッド27の作動にしたがってドア30は回動
されて熱交換器29を介する送風を制御する。
電磁弁手段13の作動によってアクチュエータ19の室
24に大気圧や導入されるとスプリング26によって変
位部材22、従ってロッド27は図示右動して、ドア3
0が暖房用熱交換器29を介する送風を減少するように
時計方向に廻動して車室内温度を低下させる旨機能し、
他方、電磁弁手段13の作動によって室24に負圧が導
入されるとスプリング26に抗して変位部材22、ロッ
ド27が左動してドア30が暖房用熱交換器29を介す
る送風を増大するように反時計方向に廻動して車室内温
度を上昇させる旨機能する。
ここで第2〜4図を更に参照して電磁弁手段13の具体
的詳細な構成を説明する。
電磁弁手段13は、シール部材32を介して互いに固定
されるボディ33,34を有し、それによってボディ内
に電磁弁16.18が固定収容される流体圧室35を形
成している。
前述した負圧源に至る負圧ポ−ト14、及び出力ポート
17はボディ33上に形成され、大気ポート35は適宜
エアフィルター36が固定配設されるボディ34に形成
されている。
電磁弁16は、ボディ34に固定されるヨーク37上に
設けられる固定鉄心38、該鉄心38上のボビン39に
巻かれた電磁コイル40、一端がヨーク37に係止され
るスプリング41の他端により第3図で反時計方向に廻
動付勢される可動片42を有し、而してコイル40への
通電時、鉄心38、ヨーク37、可動片42等を介する
電気回路が完成されて可動片42が時計方向に廻動付勢
され、ポート14を開閉するためシート43へ通常時当
接している可動片42上の弁部44をシート43から離
間させポート15を開閉するためのシート45へ当接す
る。
斯様にして負圧源からの負圧及び大気源からの大気を適
宜混合させて室35へ導入許容させる。
電磁弁18は、上記電磁弁16と略同様の構成のヨーク
37上の鉄心46、ボビン47、電磁コイル48、スプ
リング49、可動片50を有し、該可動片50は通常時
スプリング49によって第4図で時計方向に廻動付勢さ
れて、出力ポート17を閉じるため可動片50上の弁部
51がシート52と当接している。
尚、コイル48への通常時、鉄心46、ヨーク37、可
動片50等を介する電気回路が完成されて可動片50が
反時計方向に廻動付勢され、弁部51がシート52から
離間することによって室35内の流体を出力ポート17
へ伝達許容する。
以上のように構成される空気調和装置の制御装置に於て
、車室内温度が設定温度に略等しい場合は、比較回路か
ら両電磁弁16,18を作動させるための電気信号は発
生されない。
従って、両電磁弁16,18の各部は第2〜4図に示さ
れる位置にあり、特に電磁弁18の弁部51がシート5
2と当接して出力ポート17が室35から遮断され、ア
クチュエータ19の室24内の作動流体圧が保持される
ことになって、ドア30が当該位置に維持される。
当該状態時、電磁弁16の弁部44はシート43と当接
し、シート45から離間しているので室35内は大気圧
に近くなっている。
今、車輌運転状態の変化等により車室内温度が設定温度
よりも低くなると、比較回路12が両電磁弁16.18
を励磁される電気信号を発生する。
従って前記した電気回路の完成によって両電磁弁16.
18が作動され、弁部44がシート38から離間してシ
ート45と当接し、弁部51がシート52から離間する
斯様にして室35への大気導入が遮断されるとともに負
圧源からの負圧がポート14から室35内に至り、出力
ポート17、通路23を介してアクチュエータ19の室
24に至り、変位部材22、ロッド27を介してドア3
0を反時計方向に廻動させて前述のように車室内温度を
上昇させる。
ここで車室内温度が設定温度に至ると比較回路12によ
って電磁弁18が非作動とされ弁部51がシート52に
当接することによって、アクチュエータ19の室24内
の流体圧が保持されてドア30は所望位置に保持される
電磁弁16は、電磁弁18と同様に非作動位置に帰還さ
れてもよい。
車室内温度が設定温度を越えて上昇すると、比較回路1
2は電磁弁16を非作動とさせ、電磁弁18を作動させ
る旨機能する。
従って電磁弁16は第2〜4図示の位置にあるので、室
35内に大気圧が導入許容され、電磁弁18の弁部51
がシート52から離間することによって当該大気圧がア
クチュエータ19の室24へ伝達許容される。
斯様にして前述したようにドア30が時計方向に廻動さ
れて、車室内温度を設定温度へと低下させる。
車室内温度が設定温度まで減少すると、比較回路12に
よって電磁弁18が非作動位置となってアクチュエータ
19の室24内の流体圧が保持され、ドア30がその位
置に保持される。
以後上記作用がくり返されて車室内温度は設定温度に制
御されるものである。
尚、車室内温度を設定温度にまで上昇又は減少させるに
際して、アクチュエータ等の作動遅れに従って車室内温
度が設定温度を越えて上昇又は減少しすぎる、所謂ハン
チング現象を防止するため、アクチュエータ19、つま
りロッド27の変位量を感知して比較回路12に補正信
号を発生するポテンシオメータ53が配設されてもよい
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による空気調和装置の制御装置のシステ
ム図、第2図は第1図の電磁弁手段の拡大断面図、第3
図は第2図の■−■線断面図、及び第4図は第2図のI
V−IV線断面図である。 10・・・・・・温度設定回路、11・・・・・・車室
内温度検出回路、12・・・・・・比較回路、13・・
・・・・電磁弁手段、14.15・・・・・・ポート、
16.18・・・・・・電磁弁、17・・・・・・出力
ポート、19・+1611116アクチユエータ、29
・・・・・・暖房用熱交換器、30・・・・・・ドア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 暖房用熱交換器を通る空気量を制御するドア、信号室を
    備え該信号室に供給される流体圧に応答して前記ドアを
    作動制御するアクチュエータ、該アクチュエータを作動
    させるための負圧と非作動とさせるための大気圧を夫々
    前記信号室に供給制御する電磁弁手段、および該定温度
    信号と車室内温度信号を比較して前記電磁弁手段を作動
    させるための電気信号を発生する制御回路を有し、前記
    電磁弁手段が、ボディと、該ボディ内に形成される流体
    圧室と、負圧源に連通する負圧ポートと、大気源に連通
    ずる大気ポートと、前記アクチュエータの信号室に連通
    ずる出力ポートと、車室内温度が設定温度より低いとき
    前記負圧ポートと前記流体圧室とを連通させ設定温度よ
    り高いとき前記大気ポートと前記流体圧室とを連通させ
    る第1電磁弁と、前記車室内温度が前記設定温度に略等
    しいとき前記出力ポートと前記流体圧室間の連通を遮断
    し等しくないとき連通させる第2電磁弁とを有する、空
    気調和装置の制御装置。
JP59680U 1980-01-07 1980-01-07 空気調和装置の制御装置 Expired JPS604809Y2 (ja)

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JPS56102215U JPS56102215U (ja) 1981-08-11
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