JPS6047811B2 - 電線クランプ - Google Patents

電線クランプ

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Publication number
JPS6047811B2
JPS6047811B2 JP52059891A JP5989177A JPS6047811B2 JP S6047811 B2 JPS6047811 B2 JP S6047811B2 JP 52059891 A JP52059891 A JP 52059891A JP 5989177 A JP5989177 A JP 5989177A JP S6047811 B2 JPS6047811 B2 JP S6047811B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic body
electric wire
clamp
rubber
cap
Prior art date
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Expired
Application number
JP52059891A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53146195A (en
Inventor
淳 加藤
武男 宗像
卓 和宇慶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP52059891A priority Critical patent/JPS6047811B2/ja
Publication of JPS53146195A publication Critical patent/JPS53146195A/ja
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はクランプ本体とキャップを弾性体を介し電線
に締付け、これを把持する電線クランプに関するもので
ある。
従来一般に架空送電線にスペーサ、ダンパーなどを強
固に取付けるには、スペーサ、ダンパーなどを取付けた
クランプ本体とキャップとよりなるクランプを電線にク
ロロプレンゴム、シリコンゴム等のゴム様弾性体を介し
締付けている。
即ち第5図及び第6図に示すように把持すべき電線1’
の外径よりかなり大きい内径の把持溝4’を有するクラ
ンプ本体2’とキャップ3’の把持溝4’に電線1’の
外径に略等しい内径の把持溝5’をもつたゴム様弾性体
6’を嵌着させ、このようなりラ ンプ本体2’とキャ
ップ3’をボルト、ナット8’により締付け電線1’を
把持するのである。このような構造の電線クランプの把
持力はボルト、ナット8’の締付力に関係するが介挿し
たゴム様弾性体6’の変形量によつても変る。従来のよ
うに単にクランプ本体2及びキャップ3’の把持溝4’
の内面にゴム様弾性体6’を嵌着(第6図においてはク
ランプ本体及びキャップとゴム様弾性体との接合面に係
合用凹凸部7’を設けて嵌着させ、ゴム様弾性体がクラ
ンプ本体又はキャップより抜け出ないようにしている。
)させた構造のものては、長年月の使用により、コム様
弾性体6’の両側部が図の点線のようにはみだし、変形
し、それだけ弾性力が減じ、長年の使用中に把持力が低
下する欠点があつた。 本発明はこれに鑑みクランプ本
体又はキャップと電線との間に介挿したゴム様弾性体の
変形量を規制して長期に亘り弾性を保有させたもので把
持すべき電線の外径よりやゝ大き目の内径の把持溝’を
もつたクランプ本体とキャップのそれぞれの把持溝内壁
に凹陥部を設け、この凹陥部にゴム様弾性体を嵌着させ
、弾性体の電線長手方向変形が凹陥部により規制される
ように凹陥部の電線長手方向寸法を選定し、凹陥部の深
さを弾性体の肉厚の112以上とし、コム様弾性体の把
持溝の内径は電線の外径にほ\゛等しいか、若干小さ目
にしたのである。
次にこれを図に示す実施例に基いて更に詳細に説明する
第1図及び第2図は本発明になる電線クランプの一例を
示したもので電線把持溝4を有するクランプ本体2とキ
ャップ3とを基部においてボルト、ナット8を締付け、
電線1をクランプ本体2とキャップ3とをそれらの間に
挿入したゴム様弾性体6を介して把持することは従来の
ものと同じである。本発明はこのような電線クランプに
おいて、クランプ本体2及びキャップ3の電線1を把持
する把持溝4の内径Dを電線1の外径dよりや)大きく
し、かつ把持溝4の内壁面に凹陥部5を設け、この凹陥
部5にクロロプレンゴム、シリコンゴム等のゴム様弾性
体6を嵌着(単に嵌め込んでも接着剤を介し固着させて
もよい)させたものであり、勿輪ゴム様弾性体6の把持
溝7の内径は電線1の外径と略等しいかこれより若干小
さ目になつている。従つてクランプ本体2及びキャップ
3の内壁面に設けた凹陥部5に嵌着したゴム様弾性体6
をボルト、ナット8の締付けにより電線1に圧着した場
合、コム様弾性体6は凹陥部5の土手部9によつて電線
1の長手方向へは変形,せず、半径方向のみに圧縮変形
し、クランプ本体2及びキャップ3の先端が衝き当るか
又はクランプ本体2及びキャップ3が電線1に衝き当る
まで弾性変形をうけるがこれ以上には変形しない。この
最大の変形量を20%程度になるようにクランプ.本体
2及びキャップ3の寸法及びゴム様弾性体6の寸法を規
定しておけば長期の亘りゴム様弾性体6は弾性を保有し
、強固なりランプを得るのである。凹陥部5の深さ、す
なわち土手部9の高さはコム様弾性体6の112以上と
し、これにより電線!長手方向へのコム様弾性体6の変
形を確実に抑える。なお本発明においてクランプ本体2
とキャップ3とを締付けたボルト、ナット8は凹部10
を介し、表面より突出しないように締付け、締付け後こ
れが緩まないように緩み防止手段を施すのがるこの凹部
10にコンパウンドを充填固化させればボルト、ナット
8の電気的絶縁と緩み防止に役立つ。更にクランプ本体
2とキャップ3の締付度合を規制するためにボルト、ナ
ット8の締付基部を第3図に示すようにフラットな衝合
面11とし、これによりゴム様弾性体6の圧縮変形量を
規制することができる。又電線1は使用中加熱され、こ
れに接したゴム様弾性体6も加熱され、弾性を消失する
おそれもあるので、第4図に示すようにクランプ部の両
側にアーマーロツド12を巻きつけノれば、これが放熱
部となり、電線1の機械的な保護と放熱に効果があり、
電線の温度上昇を少なくしてクランプ部のコム様弾性体
6に伝る温度を下げ、ゴム様弾性体6の寿命を長くする
ことができる。以上説明したように本発明によれば内面
に把持溝をもつたクランプ本体とキャップとをゴム様弾
性体を介し電線に固着させて把持する電線クランプにお
いてクランプ本体とキャップの把持溝の内壁面に凹陥部
を設け、この凹陥部にゴム様弾性体を嵌着させ、弾性体
の電線長手方向変形が凹陥部により規制されるように凹
陥部の電線長手方向寸法が選定され、このようなゴム様
弾性体を介しクランプ本体とキャップを締付け電線を把
持するようにしたので、ゴム様弾性体の変形を半径方向
のみに規定し、かつその変形量を規制したので長期に亘
りゴム様弾性体の弾性を保有させ、寿命の長いクランプ
を得ることができる。
更に本発明では凹陥部の深さを弾性体の肉厚の112以
上とし、これにより電線長手方向の弾性体の変形を確実
に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる電線クランプの一例を示す正面図
、第2図は第1図の■一■線断面図、第3図及ひ第4図
はそれぞれ本発明の異なる実施例を示す正面図及ひ側面
図、第5図は従来の電線クランプを示す正面図、第6図
は第5図の■−■線断面図である。 1・・・・・・電線、2・・・・・・クランプ本体、3
・・・・・・キャップ、4・・・・・・クランプ本体2
とキャップ3の把持溝、5・・・・・凹陥部、6・・・
・・・ゴム様弾性体、7・・・ゴム様弾性体の把持溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 把持すべき電線の外径より、やや大き目の内径の把
    持溝をもつたクランプ本体とキャップのそれぞれの把持
    溝内壁に凹陥部を設け、この凹陥部に弾性体を嵌着させ
    、弾性体の電線長手方向変形が凹陥部により規制される
    ように凹陥部の電線長手方向寸法が選定され、凹陥部の
    深さが弾性体の肉厚の1/2以上であることを特徴とす
    る電線クランプ。
JP52059891A 1977-05-25 1977-05-25 電線クランプ Expired JPS6047811B2 (ja)

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JP52059891A JPS6047811B2 (ja) 1977-05-25 1977-05-25 電線クランプ

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JP52059891A JPS6047811B2 (ja) 1977-05-25 1977-05-25 電線クランプ

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JPS53146195A JPS53146195A (en) 1978-12-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58166233U (ja) * 1982-04-27 1983-11-05 旭電機株式会社 懸垂金具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS443182Y1 (ja) * 1967-02-27 1969-02-05

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JPS443182Y1 (ja) * 1967-02-27 1969-02-05

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