JPS6047791B2 - パタ−ン伝送装置 - Google Patents

パタ−ン伝送装置

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JPS6047791B2
JPS6047791B2 JP50089361A JP8936175A JPS6047791B2 JP S6047791 B2 JPS6047791 B2 JP S6047791B2 JP 50089361 A JP50089361 A JP 50089361A JP 8936175 A JP8936175 A JP 8936175A JP S6047791 B2 JPS6047791 B2 JP S6047791B2
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JP
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signal
pattern
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period
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JP50089361A
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正芳 平嶋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テレビジョン受像機の表示面上に、白及び黒
の2値で表わした多数の点から成るパターンを表示する
ような場合に用いることのできる装置に関し、前記パタ
ーンを表示するためのパターン情報を通常のオーディオ
用カセットテープに記録し再生する等して伝送するとき
にパターン信号を正確にかつ効率よく受信することのて
きる装置を提供するものてある。
1 従来より陰極線管上にパターンを表示するための2
値信号のパターン情報を取り扱い、これを記録再生する
データカセットと呼ばれるものが用いられているが特別
の磁気テープを必要とし、また磁気テープの走行速度も
オーディオ用に比べて速iくしなければならなかつたた
めに特殊なテープレコーダとなり、通常の民生用のオー
ディオ用カセットテープレコーダを使用することができ
ないものであつた。
そこて本発明は、通常の民生用のオーディオ用カセット
テープレコーダを用いてパターン情報を記録再生し、陰
極線管上にパターンを映出するような場合に用いて特に
有効であつて、パターン信号を正確にかつ効率よく受信
することのできる装置を提供することを目的とするもの
てある。
以下、本発明につき添付図面を参照して詳細に説明する
。まず本発明に係る装置の基本概念を第1図〜第3図と
共に説明する。
第1図はその基本構成を示すブロック線図であり、ここ
で1は文字,図形等の映出すべきパターンの信号を発生
するパターン発生器で、例えば縦64ビット×横64ビ
ットの合計4096ビットの点により、例えば「松」と
いう文字のパターン信号を作成する。
このパターン信号を低速読み出し回路2て水平方向に1
ライン分すつ走査して読み出し、オーディオ用カセット
テープレコーダ3に記録する。このときの読み出し速度
はパターン信号の周波数帯域をオーディオ用カセットテ
ープレコーダ3に記録できるような低周波数の帯域とす
る低速度である。ところが、一般のオーディオ用カセッ
トテープレコーダ(以下カセットテープレコーダと略称
する)3では信号の直流分を記録再生できないものが多
いので、パターン発生器1の出力が第2図Aに示すよう
な矩形波形である時にはこのままテープに入力すると記
録再生波形は第2図Bの如く微分波形になる。第2図B
はτ2に比べてτ3が著しく長いと変調回路のCR時定
数の関係で直流分が失われることを示している。即ちカ
セツトテーープレコーダ3の出力は第2図Bの如き波形
になる。また元のパターン信号Aを記録再生信号Bから
再生する為に第2図のC,Dの如きサンプリングパルス
で記録再生信号Bをサンプリングする場合、τ3が長く
なるとテープのワウ・フラツタの一ため再生信号に1ビ
ット又はそれ以上の誤差が生じ、両面に表示される文字
パターンが、1ビット又はそれ以上左右にずれることに
なる。そこで一般にこれらの問題を避けるため、直流分
の記録再生のできない装置に記録するときに−は、例え
ばパターン信号Aのデータを第2図Eのようなパルス群
に変換する。
これをフェイズエンコードと呼び第1図の装置では低速
読み出し回路2において同時に行なつている。ここにτ
2=2×τ1であり、データが゜“0゛か“1゛か、お
よび変化しているか否かにより、τ1又はγ2の間隔で
テープの磁化方向を逆転させるようなパルス群となして
いる。τ1を適当に選ぶことによつて第2図Fのような
波形でテープに記録し再生することができ、このような
波形であれば再生後に簡単な整形回路で波形整形するだ
けで第2図Eのようなもとの波形に戻すことができる。
この再生した第2図Eのような信号をさらに第2図Aの
よう”なもとのパターン信号の波形に戻す回路がフェイ
ズエンコーダ5である。ところが第3図1に示すように
一連の文字パターン信号(例えば64ビット)の前後t
1〜T2に文字の区切り或は改行のためのパターン分離
信号1″を・入れる場合には、回路の簡略化のためにフ
ェイズエンコードのためのサンプリングパルスG,Hの
周波数を変えて文字パターン信号fとパターン分離信号
1″とを区別したいような楊合には、第3図Jに示すよ
うに変換後の信号のパルス幅は最小τoと最大τ2で1
:4の大きな比率になる。
このためカセットテープレコーダ3からの再生出力は第
3図Kのようになり、元の信号Jの波形に戻すためには
波形整形のためのスライスレベルを再生出力信号KのΔ
■の範囲に入れなければならないことになるが、しかし
このスライスレベルは部品やカセット間のばらつきある
いはフェイズエンコード周波数のばらつきなどで変化し
やすく、Δ■が゜“0゛以下になることがあり、実際に
はΔVの範囲にスライスレベルを保つことは極めて困難
であるので、信号の再生が困難となることになる。逆に
、パターン分離信号1″の期間ζ〜T2でパターン信号
を゜゜1゛或ば0゛に固定しない場合には、t1〜T2
間にτ。とτ1のパルス幅の信号が混在することになり
、後述する再トリガ可能な単安定マルチバイブレータ(
以下RTMマルチバイブレータと略称する)を使つて分
離信号を検出することがやはり困難となる。そこで、こ
の装置では、まず上述のようなフェイズエンコードをし
た後さらにこれをAM変調するという信号処理を行なう
ことにより、カセットテープレコーダ3への記録再生を
容易にしている。
次に、この点について説明する。まず前述の如く、パタ
ーン発生器1で得られるパターン信号は第3図1中のi
のような矩形信号波形で読み出され、第3図1中のi″
のようにt1〜ちの部分に一定レベル(ここでは′6r
′レベル)のパターン分離信号1″が付け加えられる。
このパターン信号1を第3図G,Hのようなサンプリン
グパルスでフェイズエンコードして第3図Jの記録用信
号波形を得る。次いで、この記録用信号Jで例えば3.
2KHzの搬送波をw変調し、この変調した信号をカセ
ットテープレコーダ3のカセットテープに記録する。そ
の後カセットテープレコーダ3から変調した信号を読み
出し、AM検波回路4でAM検波して元の記録用信号J
を得、さらにこれをフェイズデコーダ5でフェイズデコ
ードして元のパターン信号1を得る。このようにして、
記録用信号JをAM変調してカセットテープレコーダ3
に記録再生するようにすれば完全な交流信号として記録
再生することができ、信号の波形歪みを生じることがな
いので正確な記録再生を行なうことができる。次に、こ
のようにして、カセットテープレコーダ3から読み出し
たパターン信号は、上述したようにカセットテープレコ
ーダ3の帯域が狭いために低速度の信号であるので、文
字等のパターンを陰極線管上に映出するためには速度変
換を行なつて陰極線管の走査速度に同期した高速度のパ
ターン映像信号に変換しなければならない。
このため、この装置においては、カセットテープレコー
ダ3から読み出しフェイズデコーダ5でフェイズデコー
ドして得たパターン信号1のパターン分離信号1″以降
すなわちT2以降の1ライン分の64ビットのパターン
信号1をバッファメモリ6に一時的に蓄え、その後に例
えば64ビット後の次のパターン分離信号1″の期間に
この1ライン分のパターン信号を高速でパターン全体の
パターン信号を蓄える4096ビットの容量の主メモリ
8へ転送するようにしている。
主メモリ8はテレビジョン信号の垂直・水平同期信号に
同期したクロックを同期盤7から得て陰極線管の走査に
同期してパターン信号を出力するようにクロックしてい
る。又、バッファメモリ6から主メモリ8へパターン信
号を転送する期間には、バッファメモリ6も主メモリ8
と同様に同期盤7からの出力でクロックする。その後主
メモリ8のパターン信号出力を読み出し、その読み出し
たパターン信号出力と同期盤7からの垂直・水平同期信
号出力とを混合回路9で混合してテレビジョン信号の形
式で発生し、その出力をRF変調回路10でRF信号に
変換してテレビジョン受像機11に供給することにより
、その陰極線管CRT上に例えば「松」の文字のパター
ンを表示するようにしている。以下、本発明の特徴とす
る各部分の詳細な構成と動作につき追つて説明する。
まずこの装置におけるパターン発生器1と低速読み出し
回路2について第4,5図と共に更に詳しく説明する。
ます、第4図において、15は基本発振回路であり、第
3図Jのような記録用信号を作成するときの基本とし、
さらにこれをカセットテープレコーダ3に記録するとき
のAM変調用の搬送波とする基本信号を発生する。従つ
てその周波数はオーディオ用テープの記録帯域限界内の
周波数例えば3.2KHzに定める。114分周回路1
6は基本発振回路15の出力信号を114に分周し、1
12分周回路17は114分周回路16の出力信号をさ
らに112分周する。
114分周回路16の出力周波数は800Hz1112
分周回路17の出力周波数は400Hzてあり、第5図
においてLは基本発振回路15の発振出力を、Mは11
4分周回路16の114分周出力を、Nは112分周回
路17の出力すなわち118分周出力をそれぞれ示して
いる。
一方12は動作制御用のフリツプフ罎ンプ(以下FFと
略称する)14をセットして動作を開始させるための手
動スイッチ、13はFFl4のセット端子を常時は高レ
ベルに保つための抵抗である。
従つて、今、時刻T。でスイッチ12が閉じられるとF
Fl4はセットされてそのQ端子出力は高レベルになり
、基本発振回路15が発振を開始する。このとき、まず
T。以降パターン分離信号期間形成用の6ビットのカウ
ンタ18が114分周回路16の出力Mの立ち下がりを
T2まて6個数えて、出力0を発生し、その直後の時刻
T2″までをパターン分離信号の期間とするべく時刻T
2″で1ライン期間検出用のFFl9をリセットする。
FFl9は電源スイッチが閉じられた時に必ずセットさ
れてQ端出力が高レベルになるよう回路構成されている
のて、ちからの基本発振回路15の発振開始後直ちにA
NDゲート25の出力側に114分周回路16の出力M
が現われる。又、FFl9リセット用のNANDゲート
20の入力にはT。以降FF14のQ端子出力が加えら
れており、.ANDゲート75からの1ライン分の信号
の低速読み出し完了の出力があつたときにFFl9をセ
ットできる状態になつている。時刻T2″でパターン分
離信号1″の期間が終つてFFl9がリセットされると
そのO端子出力は高レベルになり、カウンタ18をリセ
ットしかつその動作を停止させるので、カウンタ18は
パターン分離信号1″が終つてパターン信号1の期間に
なると計数しなくなる。次に、フェーズエンコード用の
サンプリングパルスを作成する部分について説明する。
上述のようにANDゲート24はち〜T2″間はFFl
9のO端子出力によつて遮断されており、逆にANDゲ
ート25はQ端子出力によつてT。−T2″間は導通し
ているのて、この期間には0Rゲート26の出力に11
4分周回路16の114分周出力Mが現われる。ち″以
降はFFl9がリセットされるのでその寛端子出力によ
つてANDゲート24が導通して逆にQ端子出力によつ
てANDゲート25が遮断し、0Rゲート26の出力に
は112分周回路17の118分周出力Nが現われる。
そこで、この0Rゲート26の出力を反転器27て反転
し、この反転信号と、これを抵抗28と容量29で遅延
させた信号とをN.ANDゲート30に加えることによ
つてその出力に0Rゲート26の出力の立ち上がり時点
で発生する負極性の幅の狭いパルスを作成すると、第5
図Hに示すような第1のサンプリングパルス列が得られ
る。これは第3図中のHに相当し、これをフェーズエン
コード用のFF45のクロックパルスとして用いる。一
方、0Rゲート26の出力を抵抗31と容量32て遅延
させかつ反転器33て反転した信号と、これを抵抗34
と容量35とでさらに遅延させかつ反転器36で反転し
た出力とをANDゲート37に加えることにより、その
出力に第5図Gに示すようにパルスHよりもτoだけ遅
れた位相のフェーズエンコード用の第2のサンプリング
パルス列を得る。これは第3図中のGに相当する。この
ようにパルス列Gとして2度遅延したパルスを作成する
のは、パターン発生器1におけるパターン信号メモリを
構成するスタティックRAM22の列アドレス指定を1
12分周回路17からの400Hzの信号Nの立ち下が
りで行なうようにしているため、列指定後スタティック
R.AM22の出力に指定した番地の出力が現われるま
での時間遅れを見込んでいるからであつて、指定番地の
パターン信号出力が現われた直後にサンプリングパルス
Gを発生させているようにして確実にフェイズエンコー
ドできるようにしているためである。また、パターン発
生器1の主体は1枚のパターン分の4096ビットの容
量を持つスタティックRAM22で構成しており、21
はスタティックRAM22の行アドレスを決める2進6
桁のカウンタ、23は列アドレスを決める2進6桁のカ
ウンタであり、ANDゲート24の出力すなわちち″以
降の118分周出力Nをカウントしてパターン信号を読
み出すためのアドレスを指定する。
スタティックRAM22のアドレスは列アドレスが“゜
000000゛,行アドレスが“゜000000゛の時
に第1ライン目の第1ビット目のパターン信号1出力が
現われ以降列アドレスを64ビット目までカウントする
ときに第1ライン目の64ビ゛ツト目までのパターン信
号出力が現われ列アドレスが64ビットカウントして行
アドレスを1ビットづつ進めることにより第1ライン目
・ ・・第64ライン目まで1ライン分づつパター
ン信号1が現われるようになしているので、列アドレス
カウンタ23の前に1ビットの遅延回路71に設け、T
2Olにおける1ノ8分周出力Nの第1ビット目の立ち
下がりNOでは列アドレスカウンタ23のアドレスは″
00000σ゛のままて変化せず、スタティックRAM
22の第1ビット目の出力が現われているようにしてお
き、それ以降1ビットづつ進めてパターン信号を読み・
出すようにしている。この時刻T2Olと前述のし″と
の間の期間では後述するようにスタティックRAM22
の出力が必ず“0゛すなわち低レベルになるように回路
を構成しておく。次に、パターン信号のフェーズエンコ
ード動作について説明する。
まず、t1″〜し″の間のパターン分離信号1の期間に
おいては、t1″ではスタティックRAM22の出力ぱ
゜0゛であり、またFFl9はセットされていてそのQ
端子出力は上述のように高レベルであるからANDゲー
ト39が導・通してその出力が高レベルであり、一方A
NDゲート40はFFl9のO端子出力が低レベルのた
めに遮断してその出力が低レベルとなる。このため、こ
のときは0Rゲート41の出力はANDゲート39の出
力と一致してち″〜T2″間は常に高レベルとなつてこ
れがパターン分離信号1″になる。これを反転器42で
反転してN,ANDゲート43に加え、一方NANDゲ
ート44には0Rゲート41の出力をそのまま加える。
そして、ち″においてFF45のクロック端子にN.A
NDゲート30から負のパルス列HのパルスHaが供給
されるのでFF45の出力すなわちフェイズエンコード
した出力は第5図Jのようになり、最初FF45のQ端
子出力が高レベルてあつたとすればこのt1″から反転
して低レベルになる。
次にパルス列Gの第1個目のパルス?がNANDゲート
37から供給されるとそのパルス期間中はNANDゲー
ト43の出力は高レベルに、NANDゲート44の出力
は低レベルになつて、FF45のQ端子出力は再び高レ
ベルに反転して戻る。さらに次のパルス列Hの第2個目
のクロックHbでFF45のQ端子出力はさらに反転し
て低レベルとなりパルス列Gの2個目のクロックゆでま
た高レベルに反転する・ ・というように以降ち″
までこれを繰り返すので、この期間中FF45のQ端子
出力は第5図Jの如くτ。のパルス幅のパルスになる。
次に、パターン信号1が始まる時刻T2″では、スタテ
ィックR4八M22からの第1ビ゛ツト目のパターン信
号1の出力が、この実施例では低レベルになつており、
またFFl9のQ端子出力が低レベルてあつてANDゲ
ート39の出力もANDゲート40の出力も共に低レベ
ルになるため、0Rゲート41の出力も低レベルになつ
てFF45のリセット端子入力すなわちNANDゲート
43の出力は低レベルに、FF45のセット端子入力す
なわちNANDゲート44の出力は高レベルになり、パ
ルス列Gのパルス匹がNANDゲート37から発生され
てもFF45のQ端子出力は低レベルのまま保たれる。
さらに次のTlOl″でFF45のQ端子出力は反転し
て高レベルになる。即ちパターン分離信号の区間t1〜
しの直後には必ずパルス列Hのパルスh1で出力信号1
は低レベル→高レベルに1回変化する。再生時にはこれ
を用いて受信再生用のアドレースの゜“0゛ビットアド
レスを決定することができる。TlOl″以後を考える
と、T9lからスタティックRAM22のパターン信号
1の出力が高レベルになり、かつT2Olにおける11
4分周出力N中のNOの立ち下がりでのクロックはAN
Dゲート24が遮断しているために列アドレスカウンタ
23には伝わらないから、前述のご虫この時のアドレス
は6℃′2ビットであり、その時スタティックRAM2
2の出力即ち0Rゲート41の出力が゜“1゛すなわち
高レベルになる。
従つて時刻T,2C,l″ではNANDゲート44の出
力が低レベル,NANDゲート43の出力が高レベルに
なり、FF45のQ端子出力・は高レベルのままである
。以降このような動作を繰り返し、スタティックRAM
22の出力が高レベルの時は、パルス列Hのクロックで
FF45のQ端子出力が高レベルになり(ただし、それ
以前から高レベルの時には変化しない)、スタティック
RAM22の出力が低レベルの時にはパルス列Gのクロ
ックでFF45のQ端子出力が低レベルになる(ただし
、それ以前から低レベルの時は変化しない)。これによ
り、Jの如くフェイズエンコードした信号を出力するこ
とができる。このようにして1ライン分のパターン信号
1をスタティックRAM22から読み出し、その列アド
レスカウンタ23の出力のアドレスが゜“64゛即ち2
進数で゜゜000000゛になつた後にはパルス列H中
の次のパルス1165のクロックでこの時のスタティッ
クRAM22の出力が読み出されるとともに、tぉ.て
112分周回路17の出力N中のN64によつて列アド
レスカウンタ23の゜゜t゛端子出力が′6F゛から″
0″に変化して行アドレスカウンタ21を“゜0000
00゛から゛00000r゛に変化させて、第2ライン
目のパターン信号1の読み出し状態に移る。又、列アド
レスカウンタ23の出力を反転器72で反転したものと
、列アドレスカウンタ23の出力を抵抗73と容量74
とて遅延したものとをANDゲートに加えて、この“t
゛端子出力の変化時に正のパルスを得てこれで列カウン
タ23をクリアし、またNANDゲート20を介してF
Fl9をセットする。FFl9がセットされると、以上
のちからのパターン分離信号1″の読み出しおよびパタ
ーン信号1の読み出し、さらにこれらのフェイズエンコ
ードの同じ動作を第2ライン目について繰り返す。この
ようにしてスタティックRAM22を第64ライン目ま
ですなわち4096ビット目までアドレスすれば、1つ
の文字画像のパターン信号1の読み出し終了時に行アド
レスカウンタ21の出力は、゜“2″゛端子出力が“゜
1゛から“゜0゛に変化する。
リセットパルス発生回路76は、列アドレスカウンタ2
3のリセットパルス発生回路72〜75と同一の構成で
、この゛゜2″゛端子出力の変化時に正の細いパルスを
発生し、これにより行アドレスカウンタ21をリセット
するとともに、反転器38て反転してFFl4をリセッ
トする。従つて、以上の動作で1つの文字画像のパター
ン信号の読み出しとフェイズエンコードとを終了し、以
降基本発振回路15は発振を停止し、又FFl9はリセ
ットされた状態を保つて待機状態に入る。さらに、その
後、またパターン信号を読み出すために再ひ手動スイッ
チ12を閉じれば、上述の動作を繰り返す。次に、この
ようにしてパターン信号1を読み出し、パターン分離信
号1″を付加し、さらにフェイズエンコードして発生し
たFF45のQ端子出力Jはインタフェイス用の増幅器
46て増幅してエミッタフォロワのトランジスタ68に
加え、そのエミッタより低インピーダンスで取り出す。
65は結合容量で無極性の電解コンデンサを使用し、6
6,67はベースバイアスを与える抵抗、69はエミッ
タ抵抗,ダイオード70はトランジスタ51のエミッタ
電流がエミッタ抵抗69へ流れ込まないように挿入した
ダイオードである。
次に、このフェイズエンコードした信号Jを周変調する
部分について説明する。
47は搬送波バッファ用の増幅器、48は結合容量で無
極性の電解コンデンサを使用し、49,50はトランジ
スタ51のベースにバイアスを与える抵抗、トランジス
タ51はAM変調用のスイッチングトランジスタである
また52はダンピング抵抗、53は同調容量、54はイ
ンダクタンスで、これらて、基本発振回路15からの搬
送波の基本発振周波数すなわち3.2KHzに同調する
タンク回路を形成している。55は直流帰還抵抗、56
は側路容量、57は帰還抵抗であり、第5図Jのように
パターン信号をフェイズエンコードした記録用信号の高
レベルの部分て抵抗57の両端電圧を大きくしてトラン
ジスタ51を遮断するようにしている。
従つてこのAM変調用のトランジスタ51のコレクタに
は第5図Pのように3.2KHzの搬送波を記録用信号
1でAM変調した波形の出力が現われる。これをエミッ
タフォロワのトランジスタ62でインピーダンスを変換
して低インピーダンスで出力し、カセットテープレコー
ダ3に供給する。ここに58は結合容量、60,61は
トランジスタ62のベースバイヤスを与える抵抗、63
はトランジスタ62のコレクタ抵抗、64はそのエミッ
タ抵抗である。このようにして、AM変調した記録用信
号Pの出力をカセットテープレコーダ3に記録するよう
にすれば、その周波数が搬送波の3.2KHzであるの
で、直流分を記録することのできないカセットテープレ
コーダであつてもその波形を忠実に記録再生することが
できる。
以上により、カセットテープレコーダ3にAM変調した
記録用信号Pを記録することができるのであるが、次に
、このようにしてカセットテープレコーダ3に記録した
信号Pをこれから読み出して、もとのパターン信号1を
再生する手段について説明する。
このときには、まず第5図Pのような波形のM変調され
た信号をカセットテープレコーダ3から読み出して得、
次にw検波し、波形整形して第5図Jのような波形の記
録用信号を得る。
これから第5図G,Hのようなサンプリングパルスを作
成し、遅延させてから記録用信号Jをサンプリングする
ことにより第5図1のようなもとのパターン信号1を得
ることができる。これを主メモリ8に前述の如く低速で
書き込み、書き込み終了後、陰極線管の走査の垂直・水
平同期に合わせて高速で主メモリ8から読み出せば、陰
極線管上に文字,図形等のパターンを表示することがで
きる。そこで、まず、カセットテープレコーダ3から読
み出した信号からパターン分離信号1を検出する手段を
説明する。
第6図はその検出回路部分のブロック線図てあり、第7
図はその各部の波形を示す波形図である。ここで77は
カセットテープレコーダ3の外部出力たとえば外部スピ
ーカ接続端子に接続された増幅器てあり、第7図Pのよ
う”なりセットテープレコーダ3からのAM変調された
記録用信号を増幅する。M検波回路78てこれをAM検
波し、その出力を波形整形回路79て整形して第7図J
のような波形の記録用信号を得る。この再生した記録用
信号Jは第5図中の記録用信号Jと同一のものであり、
丁はJを反転器80で反転したものである。この記録用
信号Jと、反転器80の出力丁を抵抗81と容量82と
で遅延したものとをANDゲート83に加えることによ
り、記録用信号Jの立上り時点で正極性のパルスQ1が
得られ、又反転器80の出力丁と波形整形回路79の出
力Jを抵抗84と容量85とで遅延したものとをAND
ゲート86に加えることにより、記録用信号Jの立下り
時点で正極性のパルスQ2が得られる。これらパルスQ
l,Q2をNORゲート87に加え、その出力として、
第7図Qのように記録用信号Jの極性反転時毎に生じる
パルスを得る。一方、88は記録用信号Jの立ち上りで
トリガーされる再トリガ可能な単安定マルチバイブレー
タ(以下RTMマルチバイブレータと略称する)であり
、その出力は、第7図中にRで示すようにパターン分離
信号1″の期間t1″〜TO間には常にQ端子出力力塙
レベルになり、O端子出力が低レベルになる。
なお、RTMマルチバイブレータ88の準安定時間Tは
2γ。〈T〈3τoに設定してある。RTMマルチバイ
ブレータ88のη端子出力が低レベルの間は、カウンタ
90がNORゲート87の出力のパルスQを計数する。
第7図中のSO,Sl,S3はそれぞれカウンタ90の
“7゛,゜゜z゛,゜“f゛,“゜7゛のカウント出力
を示す。従つて第7図S3に示すように、ち″〜Tx+
Tの間には、カウンタ90の゜゜牙゛端子まて出力が現
われ、FF89のJ端子入力を高レベルにする。Tx+
TてRTMマルチバイブレータ88のQ端子出力Rが高
レベルから低レベルへ変化するとこのときにFF89は
セットされてそのQ端子出力は第7図中Tに示すように
高レベルとなる。一方、NORゲート87の出力パルス
Qは反転器91で反転され、FF89のQ端子出力Tと
ともにN巾ゲート92に加えられているので、ANDゲ
ート92の出力には第8図Q″の如くTx+T以降のT
lOl″からパルス列Qが通過して現われる。93,9
4は再トリガされない単安定マルチバイブレータで、単
安定マルチバイブレータ93の出力は第8図中のUで、
単安定マルチバイブレータ94の出力はVで示す通りで
あり、単安定マルチバイブレータ94は単安定マルチバ
イブレータ93の出力の立ち下りでトリガし、その出力
のパルス幅を広く選んでパルスQ″中から第5図中のパ
ルス列Gに相当するパルスを除去するように設定してあ
る。
また、第8図において了は波形整形回路79の出力を反
転器98で反転したものであり、これは第5図中の記録
用信号Jと同位相であるから、第5図F中のIのような
パターン信号をフェイズデコードして再生するには第8
図中のWのような位相で、記録用信号丁をサンプリング
すればよい。
このため、単安定マルチバイブレータ94のO端子出力
を抵抗95と容量96とで遅延させたものと、単安定マ
ルチバイブレータ94のQ端子出力とをNANDゲート
97に加えることにより、その出力に第8図Wのような
サンプリングパルスを得る。これをカウンタ103で6
4個計数すると共に、反転器99で反転してNANDゲ
ート100,101へ加える。このサンプリングパルス
Wのうちの最初のパルスW1が発生する時刻T。lでは
反転器98の出力即ち反転した記録用信号丁は高レベル
であるからNANDゲート100の出力は低レベルとな
り、一方NANDゲート101てはその入力の記録用信
号Jが低レベルであるから、出力は高レベルとなり、フ
ェイズデコード用のFFlO2のQ端子出力すなわちパ
ターン信号出力は、第8図中のXの如くT3Olで高レ
ベルになる。T3O2でも同様にしてフェイズデコーダ
の結果のパターン信号Xの出力は高レベルになり、また
T3O3では記録用信号J力塙レベルで反転した記録信
号丁が低レベルのため、FFlO2のQ端子出力のパタ
ーン信号Xは低レベルとなる。このようにしてFFlO
2のQ端子出力はもとのパターン信号Jと同一になり、
フェイズデコーダによるパターン信号の再生が行なわれ
たことになる。この間、カセットテープレコーダ3にお
けるテープのワウおよびフラツタがあつても、フェイズ
デコーダのためのサンプリングパルスQ゛がそれに追随
した位相で発生するのでサンプリングパルスWの約80
0Hzのパルス間隔すなわち1.25msecに対して
数十%以上サンプリングパルスWの位相が動かない限り
フェイズエンコード時における誤動作は生じす、正確に
パターン信号Xを再生することができる。
なおりウンタ103は64ビットだけ計数した後にFF
89をリセットするので、FF89のO端子出力でカウ
ンタ103もクリアされる。
以降カセットテープレコーダ3からの読み出しに応じて
前述の動作を繰り返えし、主メモリ8へのパターン信号
の書き込みは、前述の如くまず64ビットのバッファメ
モリ6に低速でフェイズデコーダ5からの1ライン分の
64ビットのパターン信号1を書き込み、その後パター
ン分離信号1″の期間中にこのバッファメモリ6から4
096ビットの主メモリ8へ転送する。
次に第9図,第10図を用いて前述のアドレスパルスの
1ビット遅延回路71について述べる。
第9図において抵抗104と容量105とはANDゲー
ト24からの第5図および第10図中のNのような11
8分周出力Nを短時間Δtだけ遅延させる回路で、第1
0図中の時刻T2Ol+ΔtでFFlO6をセットして
、FFlO6のQ端子出力を第10図中のYの如く時刻
T2Ol+Δtから高レベルとなす。118分周出力N
とFFlO6のQ端子出力YとをANDゲート107に
加えているので、その出力は第10図中にN″で示した
ようにT.O2以降から118分周出力が現われ、11
8分周出力N(7)NOての立下りは列アドレスカウン
タ23へは伝わらす、ANDゲート107の出力N″の
n1での立下りが第1番目に伝えられる。
従つてスタティックR.AM22の列アドレスは11紛
周出力の1ビット遅れたT2O2で“00000丁゛と
なる。なおFFlO6は毎ラインの64ビットを計数し
た後にNANDゲート20の出力でリセットされる。次
にスタティックRAM22のアドレス指定前の期間には
スタティックRAM22の出力を必す零にする回路につ
いて説明する。
第9図において、FFlO8は114分周出力Mを6ビ
ット計数するカウンタ18の出力0によつて第10図Z
のように時刻しでリセットされるので、パターン分離信
号1″の期間が終わつて第4図中のFFl9がリセット
されると同時にFFlO8のQ端子出力は低レベルにな
り、ANDゲート109の出力を低レベルにして、スタ
ティックRAM22からの出力を遮断する。従つて、A
NDゲート40の出力も低レベルとなる。その後時亥!
1t201において、24からの118分周出力N(7
)NOでの立下りで108がセットされてそのQ端子出
力Zが高レベルとなつてANDゲート109が導通し、
以降はスタティックRAM22からのパターン信号1の
出力を通過させる。すなわちT2〜T2Olの間はスタ
ティックRAr!422のパターン信号1の出力とは無
関係に、ANDゲート40の出力は低レベルとなり、第
5図中のIのようなパターン信号出力波形をANDゲー
ト40の出力として得ることがてきる。又、このように
してカセットテープレコーダ3に記録再生するようにし
ているので第8図中のU,■に示すように、記録用信号
J,丁中のパターン分離信号1″の後の最初の信号極性
の変化は、必ずフェイズエンコード時の第5図Gのよう
なパルス列中のパルスの位相であるから、これを位相基
準にしてフェイズデコードの際の各パルスの位相を正確
に同期させることができる。さて、次にパターン分離信
号1″の長さを、その.後に続いて発生される情報信号
が番組識別用等のコード信号であるかパターン信号であ
るかによつて変えるようにして、その両者を判別する回
路について第11図,第12図とともに説明する。
なお、ここで、コード信号に付される分離信号1″をコ
ード分離信号と称し、分割パターン信号に付される分離
信号をパターン分離信号と称する。第11図に示したフ
ェイズデコーダ回路は第6図のフェイズデコーダ回路の
一部を変更したもので同一の部分には同一符号を付して
説明を省略し、その動作を第12図の波形図と共に説明
する。第11図において0Rゲート110を除いて考え
ると、第6図中と同一符号の部分の動作は前述の通りで
ある。ここで第12図に示すように、フェイズエンコー
ドされた信号におけるコード分離信号1″の期間を上述
のζ″〜Txまでより長くしてTyまて持続させること
とすると、カウンタ90の゜“7゛端子出力S4までが
高レベルになり、FFlllのJ端子入力が高レベルに
なり逆にFF89のJ端子入力が低レベルになる。
このカウンタ90の6623′5端子出力S3が再び高
レベルなるまでの低レベルの間に即ち第12図中てのた
とえばT,でコード分離信号1″を終了させると時刻T
y+Tで、RTM88のQ端子出力Rは高レベルから低
レベルに変化する。このQ端子出力Rとこれを抵抗11
2と容量113からなる遅延回路とて遅延させたものと
をANDゲート114に加えることによりFF88のQ
端子出力Rが高レベルから低レベルに変化する時に第1
2図中のaのように細い正方向のパルスを発生させ、こ
のパルスaの立下りでFFlllをセットすると、FF
lllのQ端子出力は第12図中のbのように高レベル
になる。一方、このときにはFF89はJ端子入力S3
がT,+Tで低レベルのためセットされない。従つて、
0Rゲート110の出力はFFllOのQ端子出力aに
より時刻T,+Tから高レベルになつてANDゲート9
2を導通させ、その後16ビットの間だけパルス列Oを
通過させて上述のパターン信号の場合と同様にコード信
号をフェイズデコードする。一方、16ビットで構成さ
れているコード信号の期間を検出するカウンタ115の
クリア端子にはFFlllのn端子出力■を加えている
ので、カウンタ115はコード分離信号1″の終つた後
の時刻T,+Tからカウント可能になり、コード信号の
16ビット期間をカウントしてその後カウンタ115を
リセットし、コード信号のフェイスデコードを終了する
。又、パターン分離信号が短くてTxで終る時には64
ビットのカウンタ103が動作して1ライン分のパター
ン信号の期間を検出するのは前述の第6図の通りてある
。このコード信号のフェイズデコードの際、FFlO2
のフェイズデコードしたコード信号の出力は、ANDゲ
ート116を介して16ビットのコード信号メモリ11
7へ加え、コード判別回路118で、コード信号の内容
を判別して番組識別等を行なう。
パターン分離信号j″が短かくてパターン信号が続く場
合には、ANDゲート119が導通して64ビットのパ
ターン信号速度変換用のバッファメモリ6へFFlO2
のフェイズデコードしたパターン信号出力を書き込む。
なお前述の如く、パターンもしくはコード分離信号1″
のすぐ後に、信号以外の区間があつて、1ビット遅延す
る必要のある場合にはカウンタ103,115でそれぞ
れ1ビットづつ多くカウントすればよい。
このようにすればサンプリングパルスQが1〜2ビット
増減しても誤動作をしないことは、第7図および第12
図から明らかに理解される。このときにはバッファメモ
リ6或はコード信号メモリ117の容量よりもANDゲ
ート97からの出力のサンプリングパルスの数が多くな
つて両メモリ6,117はそれだけ余分にクロックされ
るが、入力の最初の無信号部分がメモリ6,117から
押し出されるので、最終的には必要なパターン信号ある
いはコード信号のみ6,117内に書き込まれることに
なる。以上により、パターン信号を低速度でバッファメ
モリ6に書き込むことができる。
次に、このバッファメモリ6に書き込んだパターン信号
をパターン1枚分の容量をもつ主メモリ8に転送する手
段について説明する。
この転送については上述の説明からも明らかなように、
バッファメモリ6への書き込みが行なわれていない期間
中に行なわなければならないので、パターン分離信号の
期間中に転送を行なうこととし、さらに、陰極線管の走
査に同期して高速動作を行なつている主メモリ8にもタ
イミングをあわせて所定の記録位置に転送して書き込む
ようにしなければならないので、その垂直帰線期間中に
転送を行なうようにしている。以下、その詳細について
説明する。
上述のように、パターン分離信号1″の部分は、基本発
振周波数を114分周した800Hzの信号Mの1周期
τ1の整数倍の長さであり、第7図中の記録用信号Jに
おけるパターン分離信号1″では5γ1,第12図中の
記録用信号Jにおけるコード信号用のコード分離信号1
″では9τ1である。一方テレビジョンの陰極線管CR
Tの垂直周期すなわち1フィールド周期は約16.7m
secでありこれは約13.4τ1に相当する長さであ
るから、パターン分離信号1″の長さをパターン信号用
のパターン分離信号1″において14γ1 (=17.
5msec)以上の長さにしておくことによつてその期
間中に必ず垂直帰線期間が含ま・れるようにすることが
でき、このパターン分離信号1″の期間中の垂直帰線期
間にバッファメモリ6から主メモリ8へパターン信号の
転送を行なうことができる。具体的には、例えば第13
図に示すように記録・信号J中のコード信号用のコード
分離信号1″を114分周信号Mの5周期で、パターン
信号用のパターン分離信号1″を114分周信号Mの1
6周期て構成すると16τ1 (=20rT1SeC)
の期間を転送に使用することができる。
第13図中のVsはテレビジノヨンの陰極線管CRTに
加えられるパターン表示の映像信号を示し、約20H期
間に亘つて無信号となる垂直帰線期間■BLは必す上記
の16τ1のパターン分離信号1″中に1回以上含まれ
る。従つて、この垂直帰線期間VBL中にパターン信号
をバッファメモリ6から、主メモリ8へ転送すればよい
。このような動作を行なうための回路構成とその動作を
第11〜第14図とともに説明する。
この装置ては、まず第11図のFF89のJ端子入力と
してカウンタ90の゛゜7゛端子出力S5を加えてパタ
ーン分離信号1″の判別を行なうようにしている。すな
わち、第13図に示す記録用信号Jにおいては、コード
信号の前のコード分離信号1″は5τ1の長さにしてい
るから前述の如くカウンタ90の゜“7゛端子出?4が
高レベルである間のT,までで終り、64ビットのパタ
ーン信号の前のパターン分離信号1゛は16γ1の長さ
にしているから90の゜“7゛端子出力S5が高レベル
の間のTxで終り、前述と全く同様にしてコード信号と
パターン信号との判別が行なわれる。次に、パターン信
号1の期間を検出する64ビットのカウンタ103は第
6図中のそれと同一で、その出力は前述のようにT。
の少し前に高レベルから低レベルに変化してFFl2O
をセットする。従つて、FFl2OのQ端子出力はT。
では高レベルに、O端子出力は低レベルになつており、
これによりパターン信号の供給されるANDゲート12
1が遮断されバッファメモリ6の循環用のANDゲート
122が導通する。このときANDゲート119により
第11図の如くフェイズデコード用のFFlO2でフェ
イズデコードしたパターン信号出力をその存在する間の
み出力するようにしている場合には、第14図中のAN
Dゲート121,122および0Rゲート123を省き
、N.ANDゲート119の出力をバッファメモリ6の
入力端子へ直接加えても差支えない。バッファメモリ6
に蓄えられた64ビットの1ライン分のパターン信号は
T。
以降に転送される。反転器99からのサンプリングパル
ス出力はtよス降.はFFl2Oのη出力によつてAN
Dゲート124を遮断することによりバッファメモリ6
への供給を停止しているのて、バッファメモリ6はAN
Dゲート125のクロックパルス出力がNORゲート1
26を介して加えられることでクロックされ・る。AN
Dゲート127はち以降ではFFl2OのQ端子出力て
導通可能となり、同期盤7からの垂直ドライブパルスV
D又は垂直帰線期間中高レベルになるパルスの期間に導
通してその出力が高レベルになり、この期間ANDゲー
ト125が導通する。一方、128は垂直帰線期間中も
含めて毎水平走査期間に1H当り64ビットづつのメイ
ンクロックを発生するメインクロック発生回路である。
このメインクロックはANDゲート125に加えている
ので第13図の中の垂直帰線期間VBL中の最初の第1
H目に64ビットのメインクロックがANDゲート12
5およびNORゲート115を介してバッファメモリ6
へ供給され、かつ主jメモリ8への書き込み時の列アド
レスを指定する2進6桁の書き込み列アドレスカウンタ
129へも反転器130を介して供給されてバッファメ
モリ6からのパターン信号の読み出しタイミングに同期
して主メモリ8における主体をなす4096ビットのメ
モリ回路131の書き込み列アドレスが指定される。こ
れにより、バッファメモリ6からのパターン信号はメモ
リ回路131の1ライン分の64ビットのメモリ位置に
書き込まれる。1ライン分のパターン信号の転送が終了
すると第64ビット目て書き込み列アドレスカウンタ1
29の最高位桁のA5端子出力が高レベルから低レベル
に変化するのでこの変化を1ライン終了検出回路132
て検出して、FFl2Oをリセットする。
一方、書き込み列アドレスカウンタ129の最高位桁の
この出力変化は主メモリ8のメモリ回路131の書き込
み行を指定する2進6桁の書き込み行アドレスカウンタ
133へ加えられる。即ちメインクロックの64ビット
毎に書き込み行アドレスカウンタ133の行アドレス出
力は1ビットづつ増加して指定する書き込み行を変化す
る。これを64回くり返して1枚のパターン分のパター
ン信号の全ての書き込みを終了する4096ビット目で
は、書き込み列・行アドレスカウンタ129,133は
ともに全アドレス出力端子が零となつて、パターン信号
の書き込みが終了する。このようにして、高速で主メモ
リ8へのパターン信号の転送が行なわれる。なお第13
図の如くパターン分離信号1″の期間中垂直帰線期間が
2回以上現われていても、カウンタ103の出力はパタ
ーン分離信号1″の期間中には発生しないからカウンタ
103からFFl2Oへのセットパルスは1回しか発生
せず、必ず第1回目の垂直帰線期間中の1H期間にのみ
パターン信号が転送されることになる。
次に、この主メモリ8のメモリ回路131からパターン
信号を読み出す部分について説明すると、読み出し列・
行アドレスカウンタ134,135は書き込み列・行ア
ドレスカウンタ129,133と全く同様の構成で、毎
フィールド毎に1回づつメモリ回路131の4096ビ
ットのアドレスを一巡するように指定してパターン信号
を陰極線管CRTの走査に同期して読み出すようにして
いる。
ただし、アドレスの指定態様として、毎H当り列アドレ
スを64ビットづつクロックしつつ1H毎に指定行を1
行づつ変化させて64H期間だけアドレス指定し、この
64H期間にパターンを表示するようにするか、あるい
は毎Hでの列アドレスの64ビットのクロック速度を遅
くし、かつ、行アドレスにおいては?〜4H期間毎に行
アドレスを1行づつ変化させるようにしてその州〜4H
期間はメモリ回路131の同一の行の64ビットのパタ
ーン信号をくり返し読み出すようにして2倍〜4倍に拡
大したパターンを表示するようにするかは設計により決
定すればよい。なお、ANDゲート127の出力をメモ
リ回路131のモード切換端子に加え、書き込み動作モ
ードと読み出し動作モードとを切換えるようにしている
。このようにして、主メモリ8から読み出したパターン
信号出力は映像信号となつているので、混合回路9て同
期信号と混合して出力することにより、陰極線管CRT
上にパターンを表示することができることになる。
以上詳述したように、本発明によれば、伝送すべきパタ
ーンのパターン信号が時間的に分割されかつそれぞれの
分割パターン信号の前に所定長さで一定レベルのパター
ン分離信号が挿入されているとともに、このパターン伝
送用の1枚分の分割パターン信号とパターン分離信号の
全体の前にコード信号が挿入されかつその前に前記のパ
ターン分離信号とは長さの異なる所定長さで一定レベル
のコード分離信号が挿入されている信号を用い、このパ
ターン分離信号およびコード分離信号とパターン信号お
よびコード信号とをそれぞれ異なる周波数でフェイズエ
ンコードするフェイズエンコーダと、このフェイズエン
コードされた信号を振幅変調する手段と、この振幅変調
信号を伝送するオーディオ用カセットテープレコーダ等
の伝送手段と、その伝送された振幅変調信号を振幅検波
する手段と、振幅検波された信号をフェイズデコードす
るフェイズデコーダと、パターン分離信号とコード分離
信号とをそれらの長さを検出することにより判別する手
段と、その判別出力に応じ、分割パターン信号を受信し
た都度バッファメモリに書き込む手段と、このバッファ
メモリに書き込まれた分割パターン信号をパターン分離
信号の伝送期間中にバッファメモリから少なくともパタ
ーン1枚分の記憶容量を有する主メモリに転送して所定
のメモリ位置に書き込む手段と、パターンをテレビジョ
ン画面上に映出できるように主メモリからパターン信号
をテレビジョン信号に同期して高速で読み出す手段とを
備えたものである。
これにより、パターン信号をオーディオ用カセットテー
プレコーダにテレビジョン信号との同期関係とは無関係
に連続的に記録しておき、その後にこのカセットテープ
レコーダから読み出して主メモリに書き込むような場合
においてもパターン信号の主メモリへの書き込み位置を
第1のパターン分離信号で正確に制御することができて
正確なパターン表示を行なうことができ、しかもコード
信号とパターン信号とを容易に区別することができるた
めに受信側の制御も正確に行なうことができるものであ
る。また、このためにオーディオ用カセットテープレコ
ーダのような簡易な記録手段にもパターン分離信号とコ
ード信号および分割パターン信号を連続的に効率よく記
憶しておくこともできる効果がある。さらに、上記の第
1のパターン分離信号の長さ”をテレビジョン信号の1
フィールド期間以上の長さとし、上記の主メモリをテレ
ビジョン信号の同期信号に同期して駆動するとともに、
第1のパターン分離信号の期間中の上記テレビジョン信
号の垂直帰線期間中にバッファメモリから主メモリに−
分割パターン信号を転送するようにしたので、この場合
にはさらにテレビジョン受像機の陰極線管上にパターン
を簡易に表示することができ、また、主メモリへの分割
パターン信号の転送期間と垂直帰線期間とを一致させる
ことでこの転送時にノ主メモリの出力側にブランキング
をかけなくても陰極線管上に雑音画像が発生するような
恐れをなくして簡単に高品質の表示を行なうことができ
るものてある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるパターン伝送装置の
基本的な構成を示すブロック線図、第2図A,B,C,
D,E,Fおよび第3図G,H,l,J,Kは同装置の
動作を説明するための各部の波形図、第4図は同装置の
パターン発生器回路、フェイズエンコーダおよびAM変
調回路の部分の詳細な回路図、第5図L,M,N,O,
I,H,G,J,Pは第4図の回路の動作を説明するた
めの各部の波形図、第6図は同装置のフェイズデコーダ
の部分の詳細な回路図、第7図P,丁,J9Ql9Q2
9Q9R9SO9Sl9S29S39Tおよび第8図丁
,T,Q″,U,v,w,xは第6図の回路の動作を説
明するための各部の波形図、第9図は同装置の1ビット
遅延回路の部分の詳細な回路図、第10図0,N,Y,
N″,Zは第9図の回路の動作を説明するための各部の
回路図、第11図は同装置の他の実施例のフェイズデコ
ーダの部分の詳細な回路図、第12図J,Q,SO,s
l,s2,s3,s4,R,a,bは第11図の回路の
動作を説明するための回路図、第13図J,Q,SO9
Sl9S29S39S49S59VSは同装置の主メモ
リへの転送回路の部分の動作を説明するための各部の波
形図、第14図は同装置の主メモリおよび転送回路の部
分の詳細な回路図である。 1・ ・・パターン発生器、2・ ・・低速読み出
し回路、3・・ ・・オーディオ用カセットテープレコ
ーダ、4・ ・AM検波回路、5 フェイ
ズデコーダ、6●● ●●バッファメモリ、7●
●同期盤、8・ ・・主メモリ、9・ ・混合回
。 路、10RF変調回路、11● ●●テレビジョン受
像機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 伝送すべきパターンのパターン信号が時間的に分割
    されかつそれぞれの分割パターン信号の前に所定長さで
    一定レベルのパターン分離信号が挿入されているととも
    に、上記パターン伝送用の1枚分の分割パターン信号と
    パターン分離信号の全体の前にコード信号が挿入されか
    つその前に上記パターン分離信号とは長さの異なる所定
    長さで一定レベルのコード分離信号が挿入されている信
    号を用い、上記パターン分離信号およびコード分離信号
    と上記パターン信号およびコード信号とをそれぞれ異な
    る周波数でフェイズエンコードするフェイズエンコーダ
    と、上記フェイズエンコードされた信号を振幅変調する
    手段と、上記振幅変調信号を伝送するオーディオ用カセ
    ットテープレコーダ等の伝送手段と、上記伝送された振
    幅変調信号を振幅検波する手段と、上記振幅検波された
    信号をフエイズデコードするフェイズデコーダと、上記
    パターン分離信号とコード分離信号とをそれらの長さを
    検出することにより判別する手段と、その判別出力に応
    じ、上記分割パターン信号を受信した都度バッファメモ
    リに書き込む手段と、上記バッファメモリに書き込まれ
    た分割パターン信号を上記パターン分離信号の伝送期間
    中に上記バッファメモリから少なくともパターン1枚分
    の記憶容量を有する主メモリに転送して所定のメモリ位
    置に書き込む手段と、上記パターンをテレビジョン画面
    上に映出できるように上記主メモリから上記パターン信
    号をテレビジョン信号に同期して高速で読み出す手段と
    を備えたパターン伝送装置。 2 フェイズエンコードされる信号におけるパターン分
    離信号の長さをテレビジョン信号の1フィールド期間以
    上の長さとし、主メモリを上記テレビジョン信号の同期
    信号に同期して駆動するとともに、上記パターン分離信
    号の伝送期間中でかつ上記テレビジョン信号の垂直同期
    信号期間中に、バッファメモリから上記主メモリに分割
    パターン信号を転送するようにした特許請求の範囲第1
    項記載のパターン伝送装置。
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