JPS5816242B2 - ヘンフクチヨウソウチ - Google Patents

ヘンフクチヨウソウチ

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JPS5816242B2
JPS5816242B2 JP50047753A JP4775375A JPS5816242B2 JP S5816242 B2 JPS5816242 B2 JP S5816242B2 JP 50047753 A JP50047753 A JP 50047753A JP 4775375 A JP4775375 A JP 4775375A JP S5816242 B2 JPS5816242 B2 JP S5816242B2
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pulse
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bang
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平嶋正芳
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 本発明は、陰極線管等の表示手段の画面上に白′″1パ
と黒″0″の多数の点から成るバタンを表示する装置に
おいて、このバタン情報を通常のオーディオ用のテープ
に記録し、再生することができる変復調装置を提供しよ
うとするものである。
先ず本発明の基本概念を第1〜3図と共に説明する。
第1図はその変復調装置を用いた表示装置の全体構成を
示すもので、図において、1は文字や図形等の表示用の
ドツトバタン発生器で、例えば、縦64”×横64の4
086の点で陰極線管11に示すような「松」というバ
タンを作る場合であれば、このバタンを水平方向に1ラ
インずつ走査して第2図Aのようなバタン信号として読
み出す。
この読み出し速度はオーディオ用カセットテープに記録
できるような低速度である。
一般のオーディオ用カセットテープレコーダ3では直流
分を記録できないものが多いので、バタン発生器1の出
力のバタン信号が第2図Aに示すような波形である時は
、このままテープへ記録すると、第2図Bの如き波形と
して記録される。
第2図Bはτ2に比べてτ3が著しく長いと記録用の変
調回路OCR時定数の関係で直流分が失なわれることを
示している。
即ちカセットテープレコーダ3の出力は第2図Bの如き
波形になる。
また元のデータ信号AをBから再生するため、第2図C
,Dのパルスで第2図Bをサンプリングする場合τ3が
長くなるとテープのワウ・フラッフのため、1ビツト又
はそれ以上の誤差が生じ、画面に表示される文字が1ビ
ツト又は、それ以上左右にずれる。
一般にこれらの問題を避けるためには、データ信号Aを
第2図Eのような周期の短いパルス群に変換する。
これをフェイズエンコードと呼び、第1図に示したフェ
イズエンコーダ2で行なっている。
ここに、τ2=2τ1であり、データ信号が0”か01
”か、変化しているか否かにより、τ1又はτ2の間隔
で、テープの磁化方向を逆転させるようなパルス群とな
っている。
この第2図に示したフェイズエンコード方式は、クロッ
クパルスDにより信号Eを常に反転させつつ、セット・
リセットパルスCによりデータ信号A力じO”であれば
信号Eを”0”にしデータ信号Aが”1”であれば信号
Eを1”にするような方式のものである。
ここでτ1を適当に選べば第2図Fのような波形でテー
プに記録され、再生される。
このような波形であれば簡単な整形回路により、第2図
Eのような波形に戻すことができる。
これを第2図Aの波形に戻すにはフェイズデコーダを用
いればよい。
と(ろが、第3図に示すように一連の文字バタン情報(
例え(ず64ビツト)の前後に区切り域は改行のための
バタン分離信号(第3図C中のτ1〜τ2)を入れる場
合、回路の簡略化のために、フェイズエンコーダ2のフ
ェイズエンコード用パルスの周波数を変えてバタン信号
と分離信号とを区別したいことがある。
この第3図に示したフェイズエンコード方式も、クロッ
クパルスBにより常に信号りを反転させつつセット・リ
セットパルスAによりデータ信号C力ぴ0″であれば信
号″DIlをOにしデータ信号Cが“1″であれば信号
りをn 1 $9にするというような方式である。
このような場合、第3図りに示すように、パルス幅は最
小でτ。
となり最大でτ2となってその比が1=4にもなる。
このとき、テープからの出力信号は第3図Eのようにな
り、元の波形に戻すためには、スライスレベルを第3図
のΔVの中に入れなければならない。
しかし、パルス幅の比が1=4のように大きくなるとセ
ットのバラツキやフェイズエンコード周波数のバラツキ
などでΔ■が0以下になることがあり、実際には正確に
波形を復元することは極めて困難である。
t1〜t2でデータをf! 191域は′+ 091に
固定しない場合は、t1〜t2間にτ。
とτ1が混在し、後述する再トリガ可能な単安定マルチ
バイブレークを使って、分離信号を検出することが困難
である。
そこで、本発明では、このように分離信号を異なる周期
のパルスでフェイズエンコードする場合にもオーディオ
用のテープに正確に記録・再生できるようにするもので
、フェイズエンコードしかつAM変調してから記録する
次に、その原理を第1,3図と共に説明する。
前述の如く、第1図のバタン発生器1からバタン信号が
読み出され、第3図Cの如<t1〜t2の部分に分離信
号として一定レベル(ここでは“1 ” )の信号が付
は加えられる。
第3図Cのようなデータ信号を第3図Aのクロック及び
Bのパルスでフェイズエンコードすれば第3図りの波形
の信号を得る。
Dで搬送波をAM変調しカセットテープレコーダ3のテ
ープに書き込む。
その後、カセットテープレコーダ3からこの記録信号E
を読み出し、増幅し、検波器4でAM検波して第3図り
のような波形の信号を得、これをフェイズデコーダ5で
フェイズデコードすることにより、第3図Cのようなも
との波形のデータ信号を再生する。
この第3図Cのデータ信号のうちの12以降のバタン信
号をバッファメモリ6へ蓄え、例えば64ビツト後の次
の分離信号期間(t1′〜12′)に高速で表示メモリ
8へ転送する。
この表示メモリ8は表示すべきバタンの全体のバタン信
号を記憶することができる4096ビツトの記憶容量を
有するもので、テレビ信号の垂直、水平同期信号に同期
したクロックを同期信号発生器γから得てりロックされ
ている。
又、バッファメモリ6から表示メモリ8ヘデータを移す
期間はバッファメモリ6も表示メモリ8と同じく同期信
号発生器γの出力でクロックされる。
表示メモリ8の出力をレベル変換して読出すと、陰極線
管11に文字のバタンが表示される。
9は表示メモリ8の出力と同期信号発生器1の出力とを
混合してテレビ信号を発生する混合器、10は混合器9
の出力をRF倍信号変換する変調器である。
さて、次に、上述のようなバタン信号を発生するバタン
発生器1とフェイズエンコードおよびAM変調を行なう
フェイズエンコーダ2の部分の具体的な実施例について
、第4,5図と共に更に詳しく説明する。
第4図において15はAM変調のための搬送波を発振す
る基本発振回路で、その搬送波はテープに記録される。
従って、発振周波数はオーディオ用テープの限界以内の
可聴周波数帯域内例えば3.2 K)Izに定める。
この全振出はまたフェイズエンコード用パルスを作成す
るための基本パルスとしても用いる。
そのため、16はこの発振回路15の周波数を1に分周
fる回路で、11は更に分周回路160周波数を因に分
周する回路である。
上記の例では分周回路16の出力は800Hz、 1
γの出力は400Hzである。
第5図Aは上記発振回路15の出力、Bは分周回路16
の出力、Cは分周回路1Tの出力をそれぞれ示している
一方、12は手動スイッチで、13はフリップフロップ
14リセツト端子を常時高レベルに保っための抵抗であ
る。
今、時刻t1でスイッチ12を閉じると、フリップフロ
ップ14はセットされ、そのQ端子は高レベルとなり、
発振回路15の発振が始まる(第5図A参照)。
カウンター8が分周回路16の分周出力Bの立上がりを
6個数えて、フリップフロップ19をt2でリセットす
る。
このt1〜t2を分離信号期間とし、その出力を分離信
号として用いる。
フリップフロップ19は電源スィッチをオンした時必ず
セットされるよう回路構成されており、発振開始後直ち
に、ANDゲート25の出力に分周回路16の出力Bが
現われる。
又NANDゲ゛−ト20の入力にはフリップフロップ1
4のQ端子出力が加えられており、ANDゲート15の
出力が発生されればフリップフロップ19をセットでき
るような状態になっている。
t2でフリップフロップ19がリセットされると、フリ
ップフロップ19のQ端子が高レベルになって、カウン
タ18は計数しなくなる。
又、ANDゲート24はt1〜t2間遮断され、AND
ゲート25はt1〜t3間導通する。
故にt、〜t2の期間はORゲート26の出力として分
周回路16の出力信号Bが現われる。
t2以降はフリップフロップ19がリセットされるので
、ANDゲート24が導通し、ANDゲート25が遮断
され、ORゲート26の・出力としては分周回路1γの
出力信号Cが出力されるようになる。
次に、このORゲート26の出力をNANDゲート30
に加えるとともに反転器21で反転して抵抗28と容量
29で少し遅延させてやはりNANDゲート30に加え
ることにより、第5図Gに示すようにORゲ゛−ト26
の出力の立ち上がりで発生する負極性のパルス列が得ら
れる。
これをフェイズエンコード用のフリップフロップ45を
常に反転させるためのクロックパルスとして用いる。
ここで明らかなように、このクロックパルスGは分離信
号期間(11〜t2)では1/800Hzの周期であり
、バタン信号期間(t201以降)ではその倍の1/4
00Hzの周期である。
一方、ORゲート26の出力を抵抗31と容量32で遅
延させ、更に、反転器33で反転してANDゲート3γ
に加え、もう一度抵抗34と容量35で遅延させ、かつ
反転器36で反転した出力をANDゲート31に加える
ことにより、第5図Hに示すようにORゲート26の出
力の立下りで発生する負極性のパルス列を得る。
これをフェイズエンコード用のフリップフロップ450
セツト・リセットパルスとして用いる。
このセット・リセットパルスHは上述のクロックパルス
Gのほぼ中間に位置するものである。
ここで、パルスHとして2度遅延したパルスを用いるよ
うにしているのは、バタン発生器であるメモリ22から
のバタン信号Fの読出し時の列アドレス指定を、第5図
Cの分周出力の立下りで行なうようにしているため、列
指定後、メモリ22の出力に指定番地のバタン信号出力
Fが現われるまでの時間を見込んでいるからである。
即ち、指定番地の出力が現われた直後に、Hのパルスを
発生させ、データが0”力21″かに対応させて、フリ
ップフロップ45をセットまたはリセットし、フエイズ
エンコードするようにしている。
又、21はバタン発生器1におけるバタン信号発生用の
メモリ22(RAMとする)の行アドレスを決めるカウ
ンタ、メモリ22は4096ビツトのバタン信号を記憶
したスタティックRAMである。
23はその列アドレスのカウンタで、ANDゲート24
の出力をカウントする。
なお、メモリ22からはそのアドレスが0”の時に1ビ
ツト目の出力が現われているので、列アドレスカウンタ
23の前に1ビツトの遅延回路γ1を設け、第5図C中
の■の立下りでは列アドレスカウンタ23のアドレスは
変化せずこのときメモリ22の1ビツト目の出力が出る
状態とする。
この時刻と、前述のt2の間は、メモリ22の出力が必
ず”0(低レベル)になるように回路構成しておく。
先ず、時刻t1ではメモリ22の出力Fは、′0”′で
、フリップフロップ19のQ端子出力は高レベルだから
ANDゲート39の出力は高レベルであり、一方フリッ
プフロップ19のQ端子出力が低レベルだからANDゲ
ート40の出力は低レベルとなり、ORゲート41の出
力はANDゲート39の出力と一致してt1〜t2間は
常に高レベルとなる。
これが分離信号である。これは反転器42で反転されて
NANDゲート43へ伝えられ、一方NANDゲート4
4へはORゲート41の出力がそのまま伝えられる。
そして、tl より少し遅れた11′ではフリップフロ
ップ45のりランク端子へNANDゲート30からの最
初の負のクロックパルスGが入力されるので、当初フリ
ップフロップ45のQ端子出力Iが高レベルであったと
すれば11/から反転して低レベルになる。
その次に、ANDゲート3γからセット・リセットパル
スHが発生されると、ORゲ゛−ト41の出力が高レベ
ルであるからNANDゲ゛−ト43の出力は高レベル、
NANDゲ゛−ト44の出力は低レベルとなって、フリ
ップフロップ45がセットされ、そのQ出力■は再び高
レベルに戻る。
次のクロックパルスGでフリップフロップ45が再び反
転されてそのQ出力■は低レベルとなり、これを繰返す
ので、フリツブフ。
ロッジ45のQ出力は第5図■の如くになる。
つまり分離信号期間t□〜t2では800)1zでフェ
イズエンコードしている。
時刻t2′ではセット・リセットパルスHが加えられで
も、メモリ22の出力信号Fが低レベルでフリップフロ
ップ19のQ出力が低レベルのためにANDゲート39
の出力もANDゲ゛−斗40の出力も低レベルとなり、
従ってORゲート41の出力も低レベルとなっていて、
フリップフロップ45のR端子(NANDゲート43の
出力)は低レベル、フリップフロップ45のS端子(N
ANDゲート44の出力)は高レベルとなり、フリップ
フロップ45がリセットされたままで反転しないのでそ
のQ出力■は低レベルのまま保たれる。
次のt101’ではフリップフロップ45にクロックパ
ルスGが加えられるとそのQ出力■は反転して高レベル
になる。
即ち、分離信号区間t1〜t2の直後の部分では、フェ
イズエンコード出力は1/800秒よりもさらに経過し
てから必ず低レベル→高レベルと1回変化する。
再生時にはこれを用いてバタン信号の始まりを検出しバ
タン信号再生用クロックパルス00ビツト(アドレス)
を決める。
ttot’以後を考えると、t201からはメモリ22
の出力のバタン信号Fが現われるようになり、かつt
201 に於ける第5図Cの最初■のクロック(立下り
)は前述のごとく、列アドレスカウンタ23には伝わら
ないようにしているから、この時のアドレスは0″であ
り、その時、メモリ22の出力力げ1”′ならば第5図
Fの如< 1201からメモリ22の出力即ち、ORゲ
ート41の出力が“1′′(高レベル)となる。
従って、時刻t2otで第4図のNANDゲート44の
出力が低レベル、NANDゲート43の出力が高レベル
になり、フリップフロップ45のQ端子は、高レベルの
ままである。
以降このような動作を繰り返し、フリップフロップ45
はクロックパルスGにより常に反転され、またメモリ2
2の出力のバタン信号Fが高レベルの時はセット・リセ
ットパルスHでセットされてそのQ出力■は高レベルに
なり(元から高レベルの時は変化しない)、メモリ22
の出力のバタン信号Fが低レベルの時はリセットされて
低レベル(元から低レベルの時は変化しない)になる。
すなわち、t’201以降は400Hzでフェイズエン
コードされる。
ここで明らかなように、このフェイズエンコード方式に
おいては、バタン信号の部分ではセット・リセットパル
スHの前にデータ信号F力げ0″からtl I IIま
たはn O91に変化しているときにはフェイズエンコ
ード後の出力信号■のパルス幅は1/400秒になり、
かかる変化をしていないときには出力信号Tのパルス幅
がほぼ2分の1の約1/800秒になる。
一方、分離信号の部分t1〜t2ではフェイズエンコー
ド後の出力信号■のパルス幅はさらにそのほぼ2分の1
の約171600秒になる。
上述の如くしてバタン信号をフェイズエンコードしてゆ
き、列アドレスが63”即ち2進数で’111111”
になった後、第5図Gの[相]のクロックパルスとその
直後のセット・リセットパルスHでこの時のメモリ22
の出力Fがフェイズエンコードされて1ライン分のバタ
ン信号が終る。
そして、第5図Cの■即ちt265で列アドレスカウン
タ23の25端子が“1″→“0″に変化し、行アドレ
スカウンタ21の行アドレスを”oooooo”から”
000001”に進める。
又、これは反転器γ2で反転され、抵抗γ3と、容量7
4とで遅延された信号との論理和をANDゲート15で
作り、細い正のパルスを得てカウンタ23をクリアしフ
リッププロップ19をセットする。
フリップフロップ19がセットされると、toから同じ
動作を繰り返す。
□このようにして、4096ビ゛ント目までアドレスす
れば、行アドレスカウンタ21の出力は、211端子の
出力が11”→″θ″と変化する。
16は反転器72〜ANDゲート75と同一物を一括し
た構成で正の細いカウンタリセットパルスを出す。
これによりカウンタ21をリセットし、又、反転器38
で反転してフリップフロップ14をリセットする。
従って、基本発振器15が停止し、又、フリップフロッ
プ19はセットされた状態を保つ。
再び手動スイッチ12を閉じれば、前述の動作を繰り返
す。
さて、フリップフロップ45のフェイズエンコードした
Q出力■をインタフェイス用の増幅器46で増幅し、エ
ミッタフォロワーのトランジスタ68のエミッタより低
インピーダンスで取り出す。
65は結合容量で無極性の電解コンデンサ、66.67
はベースバイアスを与える抵抗、69はエミッタ抵抗、
γ0はトランジスタ51のエミッタ電流が、抵抗69へ
流れ込まないよう挿入されたダイオードである。
一方、4γはバッファ用の反転器、48は結合容量で無
極性の電解コンデンサ、49.50はトランジスタ51
0ベースにバイアスを与える抵抗、51はAM変調用の
スイッチングトランジスタ、52はダンピング抵抗、5
3は同調容量、54はインダクタンスで53と54で発
振回路150基本発振周波数に同調するタンク回路を形
成している。
55は直流帰還抵抗、56は側路容量、51は帰還抵抗
である。
出力■の高レベルの部分では、510両端にかかる電圧
1が大きくなってトランジスタ51のペースエミッタ間
が遮断される。
従ってトランジスタ51のコレクタには第5図Jの如き
波形が現われる。
これをエミッタフォロワ用トランジスタ62でインピー
ダンス変換し、低インピーダンスで出力する。
ここに58は結合容量、60.61はトランジスタ62
のベースバイアスを与える抵抗、63はトランジスタ6
2のコレクタ抵抗、64はエミッタ抵抗である。
この出力Jをカセットテープレコーダにより記録し、再
生する。
再生時には先ず第5図Jのような波形を得、次にAM検
波し、整形して、第5図■のような波形を得る。
これから第5図G−Hのパルスを作り遅延させて第5図
1の波形をサンプリングすれば、第5図Fの波形にt1
〜t2の高レベルの分離信号を付加したもとのデータ信
号を得ることができる。
これを4にビットのメモリに前述の如く低速で書込み、
書込み終了後テレビ走査に合わせて高速で読み出せば、
陰極線管上に文字、図形が表示される。
次に、受信側でバタン分離信号を検出する手段を説明す
る。
第6図は、その部分のブロックダイアダラムであり、第
1図はタイムチャートである。
増幅器17はカセットテープレコーダの外部出力(例え
ば外部スビータ接続)端子に接続され、テープ出力を増
幅し、検波器γ8で増1幅器11の出力を検波する。
増幅器γTの出力は第1図のφ2であり、検波器γ8の
出力を整形回路γ9で整形すると、第γ図φ3の波形を
得る。
φ、は第5図■と同一であり、φ3はIとは逆位相にな
っている。
反転器80と、抵抗81、容量82とANDゲート83
により、φ4と逆位相のパルス岡。
が得られ、又、80の出力と、抵抗84、容量85゜A
NDゲート86により、φ5と逆位相のパルス7、が得
られる。
これは第4図のANDゲートγ5の出力を得る手段と同
一である。
<754ともの論理和を反転してNORゲート81の出
力として第1図φ6を得る。
一方、第6図の88はφ3の立上り、即ち、φ4でトリ
ガーされる再トリガー可能な単安定マルチバイブレーク
であり、その出力は第γ図φ7に示すように分離信号の
期間t1′〜t x 間は常にQが高レベル、Qが低レ
ベルである。
なお、単安定マルチバイブレーク88の出力パルス幅は
Tである。
単安定マルチバイブレーク88のQが低レベルの間は、
カウンタ90が、φ6を計数する。
従って、第γ図φ8.φ0.φ1o。φ11に示すよう
に、1./〜tx+Tの間はカウンタ90の23まで出
力が現われフリップフロップ89の■端子は高レベルと
なる。
t)(+Tで単安定マルチバイブレーク88のQ端子が
高レベルから低レベルへ変化するとフリップフロップ8
9はセットされて高レベルとなる(即ち第γ図φ12)
φ6は反転器91で反転され、ANDゲート92でφ1
□との論理積を作っているので、ANDゲート92の出
力は8図φ6′の如く、t)(+T以降のt’101か
ら現われる。
93.94は再トリガされない単安定マルチバイブレー
クで、93の出力はφ18,94の出力はφ1.で示さ
れ、94は93の出力の立下りでトリガーされ、パルス
幅を広く選んで第5図Hに相当するパルスを除去するよ
う設定しである。
岡、は元のテープ入力の第5図1と同位相であり、元の
データ第5図Fを再現するには、φ1.の位相で、78
をサンプリングすればよい。
即ち、94のQ出力を、抵抗95と、容量96で遅延さ
せ、単安定マルチバイブレーク94のQ出力と、前記9
4のQ出力を遅延したパルスとの論理積を作れば第8図
φ1.が得られる。
これをカウンタ103で64個数えると共に、反転器9
9で反転し、NANDゲート1oo、ioiへ加える。
時刻taot では、反転器98の出力即ち第8図78
は高レベルだから、NANDゲート100の出力は低レ
ベル、一方、NANDゲ゛−ト101の入力はφ8と7
1.だから、高レベルのためフリップフロップ102の
Q出力は、8図φ16の如く、t3ot で高レベルに
なり、t、。
2でも同。じてあり、taoaではφ8が高レベル、岡
、が低レベルのためフリップフロップ102のQ出力は
低レベルとなる。
即ちフリップフロップ102のQ出カシま元のテープ入
力第5図Fと同一になり、データの再生が行われたこと
になる。
この間、テープのワウ・フラッタがあってもφ61はそ
れに応じて発生するので、t301””’1302 (
=約3.2KHz/4=800Hzの幅即ち、1.25
m5eC)に対し、数10係以上、φ6′が動かない
限り誤動作は生じない。
なお、カウンタ103は64ビット数えた後、フリップ
フロップ89のQ出力によりリセットするので、カウン
タもクリアされる。
以降テープの読み出しに応じて前述の動作を繰り返えす
受信機のメモリへは、前述の如く64ビツトのバッファ
メモリに低速で書き込み、分離信号の期間中にメインメ
モリ(4096ビツト)へ転送する。
すなわち、分離信号の幅は第5図t1〜t 201とす
ると、800Hzで7.5クロック分、約8.5.11
secある。
一方、64ビツトを高速転送するのに要する時間は、ク
ロックを5MHzとすると、0.2μsec×64中1
2.8 psecであり、クロックをIMHzとすると
、約64μsecとなり、短かくてすね。
主メモリの内容を表示しつつ書込んだとしても約IH分
の表示孔れですむ。
なお、分離信号の幅を2倍の17 n5ecとすれば、
1フイールドより長くなるので、表示期間外に転送がで
き、表示が乱れないことはいうまでもない。
次に第9図、第10図と共に前述のアドレスパルスの1
ビツト遅延回路について説明する。
第9図に於いてγ1Rとγ1CはANDゲート24の出
力(第10図C1これは第5図Cに同じ)をΔtだけ遅
延させる回路で、時刻t201+Δtで、フリップフロ
ップ11Fがセットされるので、フリップフロップ11
FのQは第10図E(これは第5図Eに同じ)の如く、
時刻t201+Δtから高レベルとなりANDNONO
Rゲート81A力図C18のようにt102から出力が
現われCの波形の■立ち下がりはアドレスカウンタ23
へは伝わらず、Cの■の立下がりが、第1番目に伝えら
れる。
従ってアドレスは、t2o2即ち第10図のt 202
で000001となる。
なおフリップフロップ11Fは毎64ビット後に20の
出力でリセットされる。
次にメモリアドレス指定前にメモリ22の出力の如何に
かかわらず、後段へメモリ22の出力を零に置き換えて
伝える回路について述べる。
第9図に於いてフリップフロップ22Fは6ビツトカウ
ンタ18の出力によりt2でリセットされ、分離信号が
終わって、第4図のフリップフロップ19がリセットさ
れると同時にリセットされフリップフロップ22FのQ
出力は低レベルになって、ANDゲ゛−ト22Aの出力
を低レベルにする。
従って、ANDゲ゛−ト40の出力も低レベルとなる。
時刻t201 で24の出力(第10図C)の■の立下
がりで22Fがセットされると、22Aが導通する。
即ちt2〜t201の間はRAM22の出力と無関係に
、40の出力は低レベルとなり、第5図Fのような出力
波形が40の出力として得られる。
又、このようにして記録再生すれば、第8図φ13φ1
4に示すように、分離信号の後の最初の磁化極性の変化
は、フェイズエンコード時の第5図Gの位相であるから
、これを基にしてフェイズデコードの各パルスを作るこ
とができる。
以上のように本発明によれば通常のオーディオ用のテー
プレコーダでバタン情報を記録し、再生し、表示メモリ
への書き込みを継続しつつ表示メモリの内容を読み出し
、陰極線管上に表示でき、パルス巾に異なるパルス群を
フェイズエンコードし、更にAM変調するのでテープレ
コーダの入出力回路の時定数ワウフラッタの影響を受け
ない。
また、数種類の周波数でフェイズエンコードするので信
号の分離判別が容易で誤動作がなく、分離信号の次のパ
ルスの方向が一定であり、これを用いて、フェイズデコ
ードのパルスが容易に作れる。
さらに分離信号の次に必ず一定のレベルの信号がありメ
モリの出力に左右されないので、フェイズデコードが容
易となり、また周波数の分離にフィルターを使わなくて
もよいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における変復調装置のブロッ
ク線図、第2図A、B、C,D、E、F第3図A、B、
C,D、Eは同装置説明のための波形図、第4図は同装
置の具体的なブロック線図、第5図A、B、C,D、E
、F、G、H,I、Jは同装置説明のための波形図、第
6図は同装置の一部分のブロック線図、第γ図φ1.φ
2.φ3.φ4゜φ5.φ6.φ7.φ8.φ0.φ1
o、φ、1.φ12、第8図岡8.φ12jφ6′、φ
13.φ14.φ151φ16は同装置説明のための波
形図、第9図は同装置の一部分のブロック図、第10図
り、C,E、φ18.φ、9は同装置説明のための波形
図である。 1・・・・・・バタン発生器、2・・・・・・フェイズ
エンコード、3・・・・・・カセツ゛トテープレコーダ
、4・・・・・・検波器、5・・・・・・フェイズデコ
ーダ、6・・・・・・バッファメモリ、γ・・・・・・
同期信号発生器、8・・・・・・主メモリ、11・・・
・・・陰極線管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表示すべきバタンを分解したディジタル信号のバタ
    ン信号とそのバタン信号の前に挿入した一定幅のパルス
    の分離信号とにより記録すべきデータ信号を構成し、一
    定周期のクロックパルスとそのクロックパルスの中間に
    位置するセット・リセットパルスにより上記バタン信号
    をフェイズエンコードして上記バタン信号が上記セット
    ・リセットパルスの前に0”から”l”または1”から
    “0″に変化しているときには所定のパルス幅になり上
    記変化がない場合には上記パルス幅のほぼ2分の1のパ
    ルス幅になるフェイズエンコード化バタン信号に変換し
    、上記分離信号を上記バタン信号用のクロックパルスお
    よびセット・リセットパルスとは異なった周期のクロッ
    クパルスとそのクロックパルスの中間に位置するセット
    ・リセットパルスとによりフェイズエンコードして上記
    分離信号用のクロックパルスのほぼ2分の10パルス幅
    のくり返し信号となるフェイズエンコード化分離信号に
    変換し、上記フェイズエンコードした分離信号とバタン
    信号の連続信号により可聴周波数帯域内の搬送波を振幅
    変調し、この振幅変調信号をオーディオ用のテープに記
    録し、上記テープから上記変調信号を再生しかつ振幅検
    波し、上記振幅検波した信号から上記フェイズエンコー
    ド用の分離信号用およびバタン信号用クロックパルスお
    よびセット・リセットパルスと対応するフェイズデコー
    ド用の分離信号用およびバタン信号用クロックパルスお
    よびセット・リセットパルスヲ再生し、このフェイズデ
    コード用のクロックパルスおよびセット・リセットパル
    スにより上記振幅変調信号与フェイズデコードして上記
    分離信号およびバタン信号を復調し、この復調したバタ
    ン信号を一旦バツファメモリに蓄え、表示すべきバタン
    の全体のバタン信号を記憶できる表示メモリを備えてそ
    の読出し休止期間に上記バッファメモリから上記表示メ
    モリの所定位置に上記バタン信号を高速転送し、上記表
    示メモリから上記バタン信号を読出して陰極線管等の表
    示手段に上記バタンを表示するようにしたことを特徴と
    する変復調装置。 □
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495611A (ja) * 1972-05-04 1974-01-18
JPS4928317A (ja) * 1972-07-05 1974-03-13
JPS4932621A (ja) * 1972-07-21 1974-03-25

Patent Citations (3)

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