JPS6046922A - ベ−マイトの製造方法 - Google Patents
ベ−マイトの製造方法Info
- Publication number
- JPS6046922A JPS6046922A JP58153465A JP15346583A JPS6046922A JP S6046922 A JPS6046922 A JP S6046922A JP 58153465 A JP58153465 A JP 58153465A JP 15346583 A JP15346583 A JP 15346583A JP S6046922 A JPS6046922 A JP S6046922A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boehmite
- compound
- weight
- parts
- forming compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01F—COMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
- C01F7/00—Compounds of aluminium
- C01F7/02—Aluminium oxide; Aluminium hydroxide; Aluminates
- C01F7/44—Dehydration of aluminium oxide or hydroxide, i.e. all conversions of one form into another involving a loss of water
- C01F7/447—Dehydration of aluminium oxide or hydroxide, i.e. all conversions of one form into another involving a loss of water by wet processes
- C01F7/448—Dehydration of aluminium oxide or hydroxide, i.e. all conversions of one form into another involving a loss of water by wet processes using superatmospheric pressure, e.g. hydrothermal conversion of gibbsite into boehmite
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はベーマイトの製造方法に関する。
ベーマイトは通常ギブサイトラ水熱処理することによっ
て製造される。しかして、ベーマイトを工業的規模にお
いて&済的有利に製造するためには、水熱処理の温度を
低く抑えてユーティリティーを削減することが重要であ
る。
て製造される。しかして、ベーマイトを工業的規模にお
いて&済的有利に製造するためには、水熱処理の温度を
低く抑えてユーティリティーを削減することが重要であ
る。
本発明者らは、上記実情に鑑み鋭煮検討を行なった結果
、ベーマイト形成化合物の水スラリー中に特定の化合物
を存在させて水熱処理を行なうならば、この反応の温度
を著しく低下し得るとの知見を得て、本発明を完成した
。
、ベーマイト形成化合物の水スラリー中に特定の化合物
を存在させて水熱処理を行なうならば、この反応の温度
を著しく低下し得るとの知見を得て、本発明を完成した
。
すなわち、本発明の要旨は、ベーマイト形成化合物の水
スラリーヲ、該ベーマイト形成化合物をAt203に換
算してその100重量部に対し、Ca換算で少なくとも
o、o g重量部のカルシウム化合物の存在下に水熱処
理することを特徴とするベーマイトの製造方法に存する
。以下、本発明の詳細な説明する。
スラリーヲ、該ベーマイト形成化合物をAt203に換
算してその100重量部に対し、Ca換算で少なくとも
o、o g重量部のカルシウム化合物の存在下に水熱処
理することを特徴とするベーマイトの製造方法に存する
。以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で使用するベーマイト形成化香物としては、例え
ば、ギブサイト、バイヤライト、pt−アルミナ等の/
007::以上の温度で水熱処理条件下、ベーマイト
を生成するアルミニウム含有化合物が用いられる。これ
らは単独でもユ種以上の混合物としても使用できる。水
の使用量は、通常、ベーマイト形成化合物ioo重量部
に対して30〜300重量部の範囲から選ばれる。水の
量が少なすぎると水スラリーの粘度が高くなり、攪拌等
の操作が困難になり、また多すぎると水熱処理中に無用
な熱源の増加を招き経揖的ではない。
ば、ギブサイト、バイヤライト、pt−アルミナ等の/
007::以上の温度で水熱処理条件下、ベーマイト
を生成するアルミニウム含有化合物が用いられる。これ
らは単独でもユ種以上の混合物としても使用できる。水
の使用量は、通常、ベーマイト形成化合物ioo重量部
に対して30〜300重量部の範囲から選ばれる。水の
量が少なすぎると水スラリーの粘度が高くなり、攪拌等
の操作が困難になり、また多すぎると水熱処理中に無用
な熱源の増加を招き経揖的ではない。
カルシウム化合物としては、CaO1Ca(OH)2、
CaAA204等の水熱処理に賑しカルシウムイオンを
水スラリー中に供給するカルシウム化合物が用いられ、
その量はベーマイト形成化合物のAL203換算の10
0重量部に対してCa換算で少くともO,OS重量部で
ある。Caの量をあまりに多くすると得られるベーマイ
トを成形体とした場合、その耐熱性、耐薬品性が低下す
るので、Caの量は0.0k−20重量部、好ましくは
007〜10重量部である。
CaAA204等の水熱処理に賑しカルシウムイオンを
水スラリー中に供給するカルシウム化合物が用いられ、
その量はベーマイト形成化合物のAL203換算の10
0重量部に対してCa換算で少くともO,OS重量部で
ある。Caの量をあまりに多くすると得られるベーマイ
トを成形体とした場合、その耐熱性、耐薬品性が低下す
るので、Caの量は0.0k−20重量部、好ましくは
007〜10重量部である。
水熱処理は、通常、1ooC−qooCでlKy/cr
la 〜/、o oθKg /crd Gの加圧下、0
.1時間〜100時間行なわれるが、本発明方法により
ベーマイト形成化合物の水スラリーをカルシウム化合物
の存在下に水熱処理する場合は、ベニマイト形成化合物
の水スラリーをカルシウム化合物め不存在下に水熱処理
する場合より、処理時の温度、圧力、時間を低減できる
。
la 〜/、o oθKg /crd Gの加圧下、0
.1時間〜100時間行なわれるが、本発明方法により
ベーマイト形成化合物の水スラリーをカルシウム化合物
の存在下に水熱処理する場合は、ベニマイト形成化合物
の水スラリーをカルシウム化合物め不存在下に水熱処理
する場合より、処理時の温度、圧力、時間を低減できる
。
例えば、カルシウム化合Q’1lJk存在させずにギブ
サイトを水熱処理する場合は、通常、1800以上の温
度で数時間を要するが、本発明方法によればigocよ
り低い温度下でも3〜tI時間で水熱処理を行なうこと
ができる。
サイトを水熱処理する場合は、通常、1800以上の温
度で数時間を要するが、本発明方法によればigocよ
り低い温度下でも3〜tI時間で水熱処理を行なうこと
ができる。
また、本発明においては、ベーマイト形成化合物の水熱
処理をカルシウム化合物に加えてアルコール性の水酸基
を有する有機化合物の存在下に行表うことにより得られ
るベーマイトの結晶形状を変えることができる。
処理をカルシウム化合物に加えてアルコール性の水酸基
を有する有機化合物の存在下に行表うことにより得られ
るベーマイトの結晶形状を変えることができる。
即ち、通常、ベーマイトの結晶外形は単斜柱状で、その
C軸方向に垂直な相対する結晶面間の長さく以下、C軸
方向の長さという)に対するα軸方向の最長の長さの比
(以下、α軸長/C軸長比という)を大きくしたものは
結晶性の悪いベーマイト或は擬ベーマイトであった。結
晶性の良好なベーマイトにおいてはα軸長/C軸長比を
70以上とし、かつ、α軸方向の最長の長さを、2oo
o’h以上とすることはできなかった。(即ち、従来公
知のベーマイトにおいては、α軸方向の廠長の長さ@2
oooX以上としたものはα軸長/C軸長比はS以下で
あった。)しかしながら、本発明においては水熱処理に
際し、カルシウム化合物及びアルコール性水酸基を有す
る有機化合物を存在させることにより、得られる。
C軸方向に垂直な相対する結晶面間の長さく以下、C軸
方向の長さという)に対するα軸方向の最長の長さの比
(以下、α軸長/C軸長比という)を大きくしたものは
結晶性の悪いベーマイト或は擬ベーマイトであった。結
晶性の良好なベーマイトにおいてはα軸長/C軸長比を
70以上とし、かつ、α軸方向の最長の長さを、2oo
o’h以上とすることはできなかった。(即ち、従来公
知のベーマイトにおいては、α軸方向の廠長の長さ@2
oooX以上としたものはα軸長/C軸長比はS以下で
あった。)しかしながら、本発明においては水熱処理に
際し、カルシウム化合物及びアルコール性水酸基を有す
る有機化合物を存在させることにより、得られる。
アルコール性の水酸基を有する有機化合物としては各種
の有機化合物を用い得るが、通常は、水熱処理時の温度
以上の沸点を有する化合物が採用される。また、水酸基
の数が1個のものも使用し得るが、水酸基?:2個以上
有するものが好ましく、具体例としては、エチレングリ
コール、ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセル
ロース等が挙げられ、その使用量はベーマイト形成化合
物のAt、Os換算の100重量部に対してo、o /
;Bgz−i oθ重量部、好ましくは0,1〜30重
量部の範囲から選ばれる。本発明方法により得られるベ
ーマイトはこれを成形体とした場合、耐熱性に優れ、か
つ高強度のものが得られる。以下、本発明を実施例によ
って更に詳細に説明する。
の有機化合物を用い得るが、通常は、水熱処理時の温度
以上の沸点を有する化合物が採用される。また、水酸基
の数が1個のものも使用し得るが、水酸基?:2個以上
有するものが好ましく、具体例としては、エチレングリ
コール、ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセル
ロース等が挙げられ、その使用量はベーマイト形成化合
物のAt、Os換算の100重量部に対してo、o /
;Bgz−i oθ重量部、好ましくは0,1〜30重
量部の範囲から選ばれる。本発明方法により得られるベ
ーマイトはこれを成形体とした場合、耐熱性に優れ、か
つ高強度のものが得られる。以下、本発明を実施例によ
って更に詳細に説明する。
実施例/
ギブサイト10θ重量部、水酸化カルシウムo、g重量
部および水90重量部を室温下で攪拌して水スラリーを
得た。この水スラリーを金型に注型した後、/ A 7
U、 b、s Kg/crlaの条件でダ時間水熱処
理を行ない、その後、100℃で2q時間乾燥してベー
マイト成形体を得た。
部および水90重量部を室温下で攪拌して水スラリーを
得た。この水スラリーを金型に注型した後、/ A 7
U、 b、s Kg/crlaの条件でダ時間水熱処
理を行ない、その後、100℃で2q時間乾燥してベー
マイト成形体を得た。
成形体中のギブサイトの残存量をX線面折でめたところ
trace程度であり、/470’)’時間の水熱処理
でギブサイトの全量がベーマイトに変換していた。
trace程度であり、/470’)’時間の水熱処理
でギブサイトの全量がベーマイトに変換していた。
実施例2
ギブサイト700重量部、水酸化カルシウムO1g″i
IL′1tlL部およびポリビニルアルコールのlθチ
水浴液100重量部を室温下で攪拌して水スラリーを得
た。この水スラリーを実施例/と同様に処理してベーマ
イト成形体を得た。成形体中のギブサイト残存量を実施
例/と同様にしてめたところ、ギブサイトは実質的に残
存していなかった。
IL′1tlL部およびポリビニルアルコールのlθチ
水浴液100重量部を室温下で攪拌して水スラリーを得
た。この水スラリーを実施例/と同様に処理してベーマ
イト成形体を得た。成形体中のギブサイト残存量を実施
例/と同様にしてめたところ、ギブサイトは実質的に残
存していなかった。
また、こうして得られたベーマイトの結晶外形は、C軸
に垂直な相対する結晶面間の長さは約gooXであり、
α軸方向の最長長さは平均的に約2o、oooXであり
、前者に対する後者の比はユS、Oである。
に垂直な相対する結晶面間の長さは約gooXであり、
α軸方向の最長長さは平均的に約2o、oooXであり
、前者に対する後者の比はユS、Oである。
比較例/
ギブサイト100重量部、水90重前部金室温下で攪拌
して水スラリーを得た。このスラリーを実施例/と同様
に処理したが、ベーマイトはまったく得られず、ギブサ
イトが残存していた。
して水スラリーを得た。このスラリーを実施例/と同様
に処理したが、ベーマイトはまったく得られず、ギブサ
イトが残存していた。
なお、この水スラv−f:lI時間の水熱処理でベーマ
イトに転換したときの処理温度は7g3Cであった。
イトに転換したときの処理温度は7g3Cであった。
出 願 人 三菱化成工業株式会社
代 理 人 弁理士 長谷用 −
ほか/名
Claims (1)
- (1)ベーマイト形成化合物の水スラリーを、該ベーマ
イト形成化合物t’Al2O5に換算してその100重
量部に対し、Ca換算で少なくともO,OS重量部のカ
ルシウム化合物の存在下に水熱処理することを特徴とす
るベーマイトの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58153465A JPS6046922A (ja) | 1983-08-23 | 1983-08-23 | ベ−マイトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58153465A JPS6046922A (ja) | 1983-08-23 | 1983-08-23 | ベ−マイトの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6046922A true JPS6046922A (ja) | 1985-03-14 |
JPH0457611B2 JPH0457611B2 (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=15563153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58153465A Granted JPS6046922A (ja) | 1983-08-23 | 1983-08-23 | ベ−マイトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6046922A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6403007B1 (en) | 1998-09-16 | 2002-06-11 | Kawai-Lime Ind. Co. Ltd. | Method for manufacturing plate boehmite |
EP1200349B2 (en) † | 1999-08-11 | 2008-08-27 | Albemarle Netherlands B.V. | Process for the preparation of quasi-crystalline boehmites from inexpensive precursors |
JPWO2020235277A1 (ja) * | 2019-05-20 | 2020-11-26 |
-
1983
- 1983-08-23 JP JP58153465A patent/JPS6046922A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6403007B1 (en) | 1998-09-16 | 2002-06-11 | Kawai-Lime Ind. Co. Ltd. | Method for manufacturing plate boehmite |
EP1200349B2 (en) † | 1999-08-11 | 2008-08-27 | Albemarle Netherlands B.V. | Process for the preparation of quasi-crystalline boehmites from inexpensive precursors |
JPWO2020235277A1 (ja) * | 2019-05-20 | 2020-11-26 | ||
WO2020235277A1 (ja) * | 2019-05-20 | 2020-11-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ベーマイト構造体及びその製造方法 |
CN113840804A (zh) * | 2019-05-20 | 2021-12-24 | 松下知识产权经营株式会社 | 勃姆石结构体及其制造方法 |
CN113840804B (zh) * | 2019-05-20 | 2024-05-24 | 松下知识产权经营株式会社 | 勃姆石结构体及其制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0457611B2 (ja) | 1992-09-14 |
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