JPS6046230B2 - 免振床 - Google Patents
免振床Info
- Publication number
- JPS6046230B2 JPS6046230B2 JP11793677A JP11793677A JPS6046230B2 JP S6046230 B2 JPS6046230 B2 JP S6046230B2 JP 11793677 A JP11793677 A JP 11793677A JP 11793677 A JP11793677 A JP 11793677A JP S6046230 B2 JPS6046230 B2 JP S6046230B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishing
- floor
- bed
- horizontal
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は重力を利用した懸架式の免振床に関するもので
ある。
ある。
従来の電子計算機室や通信機室は、フリーアクセス・フ
ロアと呼ばれる二重床になつており、その耐震性は低い
ものであつた。
ロアと呼ばれる二重床になつており、その耐震性は低い
ものであつた。
この二重床の地震対策として、多くの工法が考案されて
いるが、地震力を低減させる工法としては、上床と構築
体床の接点でまさつを少なくし、すべらせる工法がある
が、装置や、上床構成部材が複雑かつ高価になる欠点が
あつた。本発明は、別の原理を応用して、上記の欠点を
排除した画期的なものである。以下、本発明を図面に示
す実施例に基づいて説明する。添付図面に示す如く、建
築構造体10の上床11から上部支持点12にアンカー
した釣り材13と二重床支持用架構21とを下部支持点
22で連結し、前記二重床支持用架構の上に床パネル2
4を敷き、建築構造体の下床14とは切り離した状態の
釣り床20を構成する。
いるが、地震力を低減させる工法としては、上床と構築
体床の接点でまさつを少なくし、すべらせる工法がある
が、装置や、上床構成部材が複雑かつ高価になる欠点が
あつた。本発明は、別の原理を応用して、上記の欠点を
排除した画期的なものである。以下、本発明を図面に示
す実施例に基づいて説明する。添付図面に示す如く、建
築構造体10の上床11から上部支持点12にアンカー
した釣り材13と二重床支持用架構21とを下部支持点
22で連結し、前記二重床支持用架構の上に床パネル2
4を敷き、建築構造体の下床14とは切り離した状態の
釣り床20を構成する。
この釣り床20の下方端部23に水平ダンパー16をも
つて均衡状態に建築構造物の下床14の所要位置15に
取付ける。そしてこの釣り床20上に機器17を据付け
る。本発明に係る懸架式免振床たる釣り床20は上述の
如き構造である故、釣り床20は一応建築物から絶縁さ
れているので建築物10の水平動は直接建築構造体によ
つては、この釣り床20に伝搬されない。
つて均衡状態に建築構造物の下床14の所要位置15に
取付ける。そしてこの釣り床20上に機器17を据付け
る。本発明に係る懸架式免振床たる釣り床20は上述の
如き構造である故、釣り床20は一応建築物から絶縁さ
れているので建築物10の水平動は直接建築構造体によ
つては、この釣り床20に伝搬されない。
そして釣り床20の水平振動は、建築構造体に生じた水
平振動と直接関係のない、殆んど単振子運動となるであ
ろう。加えるに、釣り床20の周期は、機器17を含む
釣り床20の質量とは無関係であつて、釣り材13の長
さのみによつて決定される。
平振動と直接関係のない、殆んど単振子運動となるであ
ろう。加えるに、釣り床20の周期は、機器17を含む
釣り床20の質量とは無関係であつて、釣り材13の長
さのみによつて決定される。
そして比較的長い釣り材13によつて釣られている釣り
床20に水平動を生じさせる建築物の水平動が、地震の
如く相対的に周期の短いものである故、釣り床20を水
平ダンパー16等によつてJ構造物と弾性的に係止せし
めていても、釣り床20に水平振動を惹起させることは
殆んどない。
床20に水平動を生じさせる建築物の水平動が、地震の
如く相対的に周期の短いものである故、釣り床20を水
平ダンパー16等によつてJ構造物と弾性的に係止せし
めていても、釣り床20に水平振動を惹起させることは
殆んどない。
尚上述したところは、図示の如く、釣床下方端部23か
ら斜め下方へ対向方向に複数のダンパー16を設けたが
、之に限ることなく釣り床下部支1持点22から柱・壁
体等の構造体直立部側面との間に水平状態に設けること
があり、要するところ、釣り床20に対して実質的に水
平方向に作用し、且つその作用が対向方向へ均衡する構
造であれば良いのである。そして釣り床20と構造体と
を水平方向に弾性的に係止させるものは、前記水平ダン
パーに限ることなく、油圧式ダンパー、防振ゴム、摩擦
力を利用したダンパー等、所謂振動減衰能を有するもの
であれば良い。尚上述したところは、釣り床20を水平
方向に対向作用をした弾性体で構造体に係止したが、機
器装置17を配設した釣り床20の質量が大であつて、
釣り床上の作業等の日常業務によつては釣り床に振動が
生じない場合は、敢て水平ダンパー等の弾性体を付設す
ることもない。
ら斜め下方へ対向方向に複数のダンパー16を設けたが
、之に限ることなく釣り床下部支1持点22から柱・壁
体等の構造体直立部側面との間に水平状態に設けること
があり、要するところ、釣り床20に対して実質的に水
平方向に作用し、且つその作用が対向方向へ均衡する構
造であれば良いのである。そして釣り床20と構造体と
を水平方向に弾性的に係止させるものは、前記水平ダン
パーに限ることなく、油圧式ダンパー、防振ゴム、摩擦
力を利用したダンパー等、所謂振動減衰能を有するもの
であれば良い。尚上述したところは、釣り床20を水平
方向に対向作用をした弾性体で構造体に係止したが、機
器装置17を配設した釣り床20の質量が大であつて、
釣り床上の作業等の日常業務によつては釣り床に振動が
生じない場合は、敢て水平ダンパー等の弾性体を付設す
ることもない。
図面の簡単な説明添付図面は本発明に係る免振床の概略
図。
図。
10・・・・・建築構造物、11・・・・・・上床、1
2・・上部支持点、13・・・・・・釣り材、14・・
・・・・下床、15・・・・・・所要位置、16・・・
・・・水平ダンパー、17・・・・・機器、20・・・
・・釣り床、21・・・・二重床、22・・・下部支持
点、23・・・・・・下方端部、24・・・・・・床パ
ネル。
2・・上部支持点、13・・・・・・釣り材、14・・
・・・・下床、15・・・・・・所要位置、16・・・
・・・水平ダンパー、17・・・・・機器、20・・・
・・釣り床、21・・・・二重床、22・・・下部支持
点、23・・・・・・下方端部、24・・・・・・床パ
ネル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 建築構造体中にあつて、前記構造体から釣り具にて
懸垂状とした釣床の振子周期を前記構造体の固有周期よ
り長くした構造を特徴とした免振床。 2 建築構造体中にあつて、前記構造体から釣り具にて
懸垂状に取付けると共に、振動減衰能手段をもつて前記
構造体へ取付けた釣床の振子周期を、前記構造体の固有
周期より長くした構造を特徴とする免振床。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11793677A JPS6046230B2 (ja) | 1977-10-03 | 1977-10-03 | 免振床 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11793677A JPS6046230B2 (ja) | 1977-10-03 | 1977-10-03 | 免振床 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5452821A JPS5452821A (en) | 1979-04-25 |
JPS6046230B2 true JPS6046230B2 (ja) | 1985-10-15 |
Family
ID=14723870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11793677A Expired JPS6046230B2 (ja) | 1977-10-03 | 1977-10-03 | 免振床 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6046230B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS636360Y2 (ja) * | 1980-09-05 | 1988-02-23 | ||
JP2821136B2 (ja) * | 1988-05-06 | 1998-11-05 | 岡田 健 | 防振・免震支持方法 |
-
1977
- 1977-10-03 JP JP11793677A patent/JPS6046230B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5452821A (en) | 1979-04-25 |
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