JPS604615Y2 - エアゾ−ル用押釦 - Google Patents

エアゾ−ル用押釦

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Publication number
JPS604615Y2
JPS604615Y2 JP2747581U JP2747581U JPS604615Y2 JP S604615 Y2 JPS604615 Y2 JP S604615Y2 JP 2747581 U JP2747581 U JP 2747581U JP 2747581 U JP2747581 U JP 2747581U JP S604615 Y2 JPS604615 Y2 JP S604615Y2
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JP
Japan
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push button
nozzle hole
fitting part
aerosol
stem
Prior art date
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Expired
Application number
JP2747581U
Other languages
English (en)
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JPS57140875U (ja
Inventor
是 高橋
Original Assignee
東洋エアゾ−ル工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東洋エアゾ−ル工業株式会社 filed Critical 東洋エアゾ−ル工業株式会社
Priority to JP2747581U priority Critical patent/JPS604615Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は二種の噴霧特性をもつエアゾール用押釦である
エアゾール製品のなかには用途に応じて噴霧特性を変更
したいものが数多くあり、特に塗料、ガラスクリーナー
等の塗布型エアゾールは塗布面に対する塗布形状を幅広
く又は幅狭に、モして噴霧量を多くしたり、少なくした
り等、その噴霧特性の変更を容易に且つ安価に製造する
ことが求められている。
噴霧特性を変更する手段としては特公昭52−2692
3号や特開昭49−104210号等のようにバルブの
操作で行なうものもあるが、比較的部品点数が多く高価
であり又、操作が繁雑で確実性に欠けていた。
また、押釦にこの種の変更手段を設けたものとしては特
公昭42−239滑の如く押釦の一部を摺動し、ノズル
形状を変化させることにより噴霧流量を変えるもの、実
公昭39−17671号の如く、押釦の一部を回転摺動
し、噴霧形態の異なるノズルに導通させるもの等がある
しかし、これ等の押釦は噴孔又は押釦とその摺動部との
隙間等を介して外気と常に接触している為、内容物が固
化し、押釦の摺動部が操作できなくなってしまう。
本考案は上述の如き欠点を除去する事を目的とするもの
で、以下、その第1実施例を第1図及び第2図にて説明
すれば、押釦1の一方面3に位置する一方嵌合部2はエ
アゾール容器Aの上部に位置するバルブBのステムC上
端に装着されていて、更に一方導出路4を介して一方噴
孔5と連通する。
又、押釦1の他側上下方向に於て対設する位置の他方面
に他方嵌合部6を設け、こお遊休している他方嵌合部6
は他方導出路8を介して他方噴孔9と連通している。
−力漕出路4は他方導出路8と比べて径小で、一方噴孔
5は噴射した際、塗布面に小円形のパターンを形成する
又、他方噴孔9は塗布面に対して幅広の円形パターンを
形成する。
一方嵌合部2に連通る一方噴孔5と他方嵌合部6に連通
する他方噴孔9は押釦1の外周にあって軸方向に対設し
、且つ一方噴孔5は他方噴孔9よりも上下方向に於て下
部に位置すると共に一方噴孔5から一方面3及び他方噴
孔9から他方面7の距離は等しいところにある。
また、押釦1を構成する一方及び他方導出路4,8.一
方及び他方噴孔5,9は必要に応じて変更し得るもので
、一般に導出路の内径を細くすると噴霧量を少なくし、
太くすると多くなる。
また、噴孔では噴霧量の制御と噴霧パターンに影響を与
えることができる。
更に噴孔は押釦と一体でなく、別体にし、特殊な噴霧パ
ターンを形成させることも可能である。
以上のように構成する押釦は例えばエアゾール塗料の塗
布に於て非常に効果を発揮するもので、塗布面が大きい
時は噴霧量と噴霧パターンを大きくし、小さい時はその
逆の使い分けをすることが可能である。
しかし1、この押釦だけでは使用に当り、種々の問題が
生じる。
それは押釦1の嵌合部の一方を容器AのステムCに装着
し、噴霧した後他方の嵌合部をステムCに装着噴霧する
と一方の嵌合部が外気と接触し、付着した内容物で手を
汚したり、長時間経過すると固化して、詰りの原因とな
る。
更に一方の嵌合部が押釦の押圧面となる為に押圧の際、
押圧し難い等の欠点を有する。
この欠点を除去するため、遊休している他方嵌合部6を
封塞する蓋10を押釦1の外周形状にのぞませて設ける
蓋10は11の上板とそれに連設する12の環状の側板
を有している。
上板11は押釦1の外周に略同−形状の内径を有してい
て、遊休している他方面7の面全体を覆っている。
側板12は押釦1の外周に沿って上下方向の下側に一定
の長さを有する、その長さは他方噴孔9を覆い、且つ一
方噴孔5を覆わない程の長さとする。
この蓋10によって他方嵌合部6と他方噴孔9を被覆す
るので外気との接触を拒み、内容物の固化を防止するこ
とにより詰りをなくすことができる。
又、噴霧できる状態にある噴孔と遊休状態の噴孔を目視
で確認できるとともに押圧の際、手を汚したり痛めたり
することがない。
また側板12が他方噴孔9をも被覆しない位置、すなわ
ち上板11を押釦1に被覆するに当って、蓋が脱落しな
い程度の長さの側板であっても、充分本考案の目的を満
足させるものである。
更に第2実施例としては第3図に示す如く押釦21に一
方嵌合部22と他方嵌合部26を設け、一方嵌合部22
は一方導出路24を介して一方噴孔25と連通している
他方嵌合部26は他方導出路28を介して他方噴孔29
と連通していて、一方噴孔25と他方噴孔29は押釦1
の外周の一側に上下方向に並設し、他方噴孔29は一方
噴25よりも上部に位置すると共に一方噴孔25から一
方面23及び他方噴孔29から他方面27の距離は等し
いところにある。
この様な押釦21に装着する遊休状態の他方嵌合部26
とそれに連通する他方噴孔29を被覆する蓋30が上板
31とそれに連設する環状の側板32とから威り、側板
32の一方壁33は他方噴孔29を被覆する長さを上下
方向に有し、他方壁34は一方噴孔25をも被覆する長
さを有する。
一方壁33と他方壁34は押釦21の外周を連設して覆
うものであるから該蓋30の他方壁34の面を噴孔側に
回動すれば、両噴孔25,29を被覆する。
従って長期にわたって噴霧をしない場合には、開口する
全ての部分を被覆するので、更に効果を増すものとなる
また、第3実施例としては第4図、第5図に示す如くス
テムCに装着する押釦41の一方嵌合部42と他方嵌合
部46の外周の一側に円形部53、他側に角形部54を
有し、一方嵌合部42と一方導出路44を介して連通ず
る一方噴孔45を押釦41の外周−側に設けるとともに
、他方嵌合部46と他方導出路4Bを介して連通する他
方噴孔49を押釦41の軸方向他側に設ける。
両噴孔45.49は押釦41の上下方向に於て、中程の
外周に位置しているが、この実施例に於て任意の位置で
よい。
この様な押釦41に対して、蓋50は上板51と上板5
1の下面に環状の取付体55を設けるとともに、上板5
1に連設する側板52を有する。
取付体55は押釦41の嵌合部42゜46の外周の円形
部53及び角形部54と略同−形状をなして、取付可能
となっている。
側板52は取付体55の角形側にあって上板51に連設
し、遊休状態の他方噴孔49を被覆している。
押釦41の一方及び他方嵌合部42,46の外周の形状
は蓋50の取付体55を装着し、側板52が遊休する他
方噴孔49を覆う位置にくるよう威し得れば、どのよう
な形状でもよい。
本考案は上述する如く、一方面及び他方面にエアゾール
容器のステムを装着できる嵌合部を設けることによって
、その嵌合部と連通ずる導出路、噴孔によって噴霧形態
を変化させる押釦に於て、遊休状態のステムと嵌合する
嵌合部を保護することにより、付着内容物の同化による
詰りゃ手指の汚れを防止できる等の効果を有すると共に
、安価に製造でき、操作も容易である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の第1実施例を示す断面図で、第2図は
そのA−A断面図である。 第3図は本考案の第2実施例を示す断面図、第4図は第
3実施例を示す断面図である。 また第5図は第4図のB−B断面図である。 A・・・・・・エアゾール容器、B・・・・・・エアゾ
ールバルブ、C・・・・・・ステム、1,21.41・
・・・・・押釦、2、22.42・・・・・・一方嵌合
部、5.25.45・・・・・・一方噴孔、6,26,
46・・・・・・他方嵌合部、9.29,49・・・・
・・他方噴孔、10,30,50・・・・・・蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エアゾールバルブのステムに装着する押釦に於て、その
    押釦の外周に内容物の噴霧特性を異ならしめる2種の噴
    孔を設けると共に、その噴孔に各々連通し、ステムに装
    着する嵌合部を押釦の上下方向に対設させ、該嵌合部の
    一方をステムに装着したとき、他方の嵌合部を封塞保護
    する上板及びそれに連設する側板からなる蓋を設けたこ
    とを特徴とするエアゾール用押釦。
JP2747581U 1981-03-02 1981-03-02 エアゾ−ル用押釦 Expired JPS604615Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2747581U JPS604615Y2 (ja) 1981-03-02 1981-03-02 エアゾ−ル用押釦

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2747581U JPS604615Y2 (ja) 1981-03-02 1981-03-02 エアゾ−ル用押釦

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57140875U JPS57140875U (ja) 1982-09-03
JPS604615Y2 true JPS604615Y2 (ja) 1985-02-09

Family

ID=29825181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2747581U Expired JPS604615Y2 (ja) 1981-03-02 1981-03-02 エアゾ−ル用押釦

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JPS57140875U (ja) 1982-09-03

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