JPS6045952B2 - 化粧板の製造方法 - Google Patents
化粧板の製造方法Info
- Publication number
- JPS6045952B2 JPS6045952B2 JP12582777A JP12582777A JPS6045952B2 JP S6045952 B2 JPS6045952 B2 JP S6045952B2 JP 12582777 A JP12582777 A JP 12582777A JP 12582777 A JP12582777 A JP 12582777A JP S6045952 B2 JPS6045952 B2 JP S6045952B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- resin ink
- ink
- decorative board
- thermoplastic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は表面に凸状模様を施こした化粧板の製造方法に
関するものてある。
関するものてある。
従来この種化粧板の製造方法として特公昭５１−２９４
４吟のように、加熱発泡剤を添加した着色熱可塑性樹脂
インクて柄模様が下地塗膜面上に印刷され、その上に上
塗塗料が塗布されており、前記着色熱可塑性樹脂インク
て印刷された柄模様が加熱されて発泡され凸状印刷模様
が形成されることは公知に属する。
４吟のように、加熱発泡剤を添加した着色熱可塑性樹脂
インクて柄模様が下地塗膜面上に印刷され、その上に上
塗塗料が塗布されており、前記着色熱可塑性樹脂インク
て印刷された柄模様が加熱されて発泡され凸状印刷模様
が形成されることは公知に属する。
そしてこのような方法においては柄模様をシルクスクリ
ーン印刷法によつて印刷した後加熱し、該印刷部を発泡
している。しかしこのように発泡によつて凸状模様を形
成する場合はインクの塗布量を多くしなければ、均一で
大きな発泡は行なえない。
ーン印刷法によつて印刷した後加熱し、該印刷部を発泡
している。しかしこのように発泡によつて凸状模様を形
成する場合はインクの塗布量を多くしなければ、均一で
大きな発泡は行なえない。
また発泡剤を添加されたインクにおいては、粘度、表面
張力が高いこととシルクスクリーン印刷装置で印刷する
ため、凸状模様がシャープな盛上りとなり、その模様自
体ははつきりするが、このことは逆に柄模様の風合をな
くし、意匠的効果を低下させてしまう欠点をともなう。
本発明は以下述べるような構成をとることより、基板表
面の印刷柄模様を立体的に風合をもつた表現とし、あわ
せ生産性および印刷インクの歩留まり、品質の向上を図
ろうとするものである。
張力が高いこととシルクスクリーン印刷装置で印刷する
ため、凸状模様がシャープな盛上りとなり、その模様自
体ははつきりするが、このことは逆に柄模様の風合をな
くし、意匠的効果を低下させてしまう欠点をともなう。
本発明は以下述べるような構成をとることより、基板表
面の印刷柄模様を立体的に風合をもつた表現とし、あわ
せ生産性および印刷インクの歩留まり、品質の向上を図
ろうとするものである。
本発明方法の構成の要旨とするところは、必要により予
め下地処理された基板の表面に発泡剤を添加した着色熱
可塑性樹脂インクで柄模様を印刷しただちにその上に上
塗塗料を塗布した後加熱硬化させ凸状塗装模様を形成す
る化粧板の製造方法において、着色熱可塑性樹脂インク
に発泡剤とともに、該樹脂インクの表面張力を低下させ
得る物質を混入した化粧板の製造方法に存するものであ
る。
め下地処理された基板の表面に発泡剤を添加した着色熱
可塑性樹脂インクで柄模様を印刷しただちにその上に上
塗塗料を塗布した後加熱硬化させ凸状塗装模様を形成す
る化粧板の製造方法において、着色熱可塑性樹脂インク
に発泡剤とともに、該樹脂インクの表面張力を低下させ
得る物質を混入した化粧板の製造方法に存するものであ
る。
以下その詳細について説明する。（１）基板としては合
板、パーティクルポート、ファイバーボードなどの木質
材料あるいは岩綿、石綿、ガラス繊維などからなる無機
質板などいづれでもよい。
板、パーティクルポート、ファイバーボードなどの木質
材料あるいは岩綿、石綿、ガラス繊維などからなる無機
質板などいづれでもよい。
また基板の表面に紙、無機質シート、合成シート、金属
箔などを貼着してもよい。
箔などを貼着してもよい。
下地処理はシーラー、目止、下塗などを適宜組合せて公
知の方法で行い、印刷のし易い表面が得られればよい。
知の方法で行い、印刷のし易い表面が得られればよい。
（２） 熱可塑性樹脂インクには加熱発泡剤および該樹
脂インクの表面張力を低下せ得る物質をそれぞれ混入し
て調合し、オフセット印刷機、グラビア印刷機などの凹
版印刷機を用いて基板表面あるいは下地表面上に印刷す
る。熱可塑性樹脂インクを用いることにより、加熱され
た場合、加熱発泡剤が分解し、ガスを発生し発泡する際
、軟化して発泡し易いことになる。
脂インクの表面張力を低下せ得る物質をそれぞれ混入し
て調合し、オフセット印刷機、グラビア印刷機などの凹
版印刷機を用いて基板表面あるいは下地表面上に印刷す
る。熱可塑性樹脂インクを用いることにより、加熱され
た場合、加熱発泡剤が分解し、ガスを発生し発泡する際
、軟化して発泡し易いことになる。
加熱発泡剤は加熱によりガスを発生する無機あるいは有
機物質で４００〜２０００Ｃでガスを発生するものが適
当である。
機物質で４００〜２０００Ｃでガスを発生するものが適
当である。
熱可塑性樹脂インクにその表面張力を低下させる物質を
添加する理由は次の通りである。
添加する理由は次の通りである。
５着肉ローラー、版胴オフセットロール、基板表面への
濡れを良くするとともに、その転移性を良好にし、印刷
インクの歩留まりを向上する。
濡れを良くするとともに、その転移性を良好にし、印刷
インクの歩留まりを向上する。
５またさらに他の理由は基板上の印刷模様にだれを起こ
し、発泡による凸状模様を鈍角状にし、シャープさを減
殺し、風合のあるものとする。
し、発泡による凸状模様を鈍角状にし、シャープさを減
殺し、風合のあるものとする。
８版胴オフセットロール面での該樹脂インクンの乾きを
防止する。
防止する。
樹脂インクの表面張力を低下させる物質としては、２価
アルコールであるエチレングリコール、３価アルコール
であるグリセリン、多価アルコールを含むアルコール類
など水とよく混じ２るものでしかも水に対して表面活性
であるものが好ましい。
アルコールであるエチレングリコール、３価アルコール
であるグリセリン、多価アルコールを含むアルコール類
など水とよく混じ２るものでしかも水に対して表面活性
であるものが好ましい。
樹脂インクは着色されており、それ自体て一つの模様を
表わすが、必要により、多色印刷を施こす場合には通常
のインクと組合せ、印刷も可能である。
表わすが、必要により、多色印刷を施こす場合には通常
のインクと組合せ、印刷も可能である。
またエンボス加工が可能な基材にはエンボス装置による
凹状模様を組合せてもよい。
凹状模様を組合せてもよい。
３） つぎに樹脂インクを乾燥することなく透明あるい
は半透明上塗塗料を塗布し、熱風乾燥炉中に挿入して熱
可塑性樹脂インクを発泡させると同時に上塗塗膜の乾燥
を行なう。
は半透明上塗塗料を塗布し、熱風乾燥炉中に挿入して熱
可塑性樹脂インクを発泡させると同時に上塗塗膜の乾燥
を行なう。
この結果上塗塗膜表面に樹脂インクの発泡剤による凸状
模様が表現され、凸状の柄模様が上塗塗膜を透して露見
される。
模様が表現され、凸状の柄模様が上塗塗膜を透して露見
される。
このとき柄模様の印刷樹脂インク中には表面張力を低下
させる物質が混入されているため、印刷模様にダレを起
し、全体として凸状模様は鈍角状を呈し、シャープさが
消され、風合のある凸状模様が形成される。またエンボ
ス凹状模様を附加しておけば、柄模様の凸状模様と相ま
つて意匠的効果をさらに向上させることができる。
させる物質が混入されているため、印刷模様にダレを起
し、全体として凸状模様は鈍角状を呈し、シャープさが
消され、風合のある凸状模様が形成される。またエンボ
ス凹状模様を附加しておけば、柄模様の凸状模様と相ま
つて意匠的効果をさらに向上させることができる。
本発明方法は以上のような構成を有するのでその作用効
果を要約すれば次の通りである。
果を要約すれば次の通りである。
５着色熱可塑性樹脂インクの柄模様が該インクのダレに
よつて広いなだらかな山状の凸状模様を呈し、風合のあ
る化粧模様を形成てきる。
よつて広いなだらかな山状の凸状模様を呈し、風合のあ
る化粧模様を形成てきる。
５印刷インクの印刷ロール、基板への濡れがよくなり、
転移性が向上し、インクの歩留まりが向上する。
転移性が向上し、インクの歩留まりが向上する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 必要により予め下地処理された基板の表面に加熱発
泡剤を添加した着色熱可塑性樹脂インクで柄模様を印刷
し、ただちにその上に上塗塗料を塗布した後、これら樹
脂インク、上塗塗料を加熱硬化させて前記樹脂インクを
発泡さ、凸状塗装模様を形成する化粧板の製造方法にお
いて、前記着色熱可塑性樹脂インクに前記加熱発泡剤と
ともに該樹脂インクの表面張力を低下させ得る物質を混
入した。 ことを特徴とする化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12582777A JPS6045952B2 (ja) | 1977-10-21 | 1977-10-21 | 化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12582777A JPS6045952B2 (ja) | 1977-10-21 | 1977-10-21 | 化粧板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5460340A JPS5460340A (en) | 1979-05-15 |
| JPS6045952B2 true JPS6045952B2 (ja) | 1985-10-12 |
Family
ID=14919914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12582777A Expired JPS6045952B2 (ja) | 1977-10-21 | 1977-10-21 | 化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6045952B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020023141A (ja) * | 2017-11-15 | 2020-02-13 | 株式会社リコー | 積層体、積層体の製造方法、及び積層体の製造装置 |
-
1977
- 1977-10-21 JP JP12582777A patent/JPS6045952B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5460340A (en) | 1979-05-15 |
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