JPS6045914B2 - しわ付シ−トたばこの製造法 - Google Patents

しわ付シ−トたばこの製造法

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JPS6045914B2
JPS6045914B2 JP17643683A JP17643683A JPS6045914B2 JP S6045914 B2 JPS6045914 B2 JP S6045914B2 JP 17643683 A JP17643683 A JP 17643683A JP 17643683 A JP17643683 A JP 17643683A JP S6045914 B2 JPS6045914 B2 JP S6045914B2
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JP
Japan
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sheet
tobacco
cigarettes
manufacturing
wrinkles
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JP17643683A
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JPS6070059A (ja
Inventor
幸成 大橋
徳男 古谷
悟 片岡
政孝 渡辺
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Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco and Salt Public Corp
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Publication date
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Priority to US06/932,513 priority patent/US4770194A/en
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  • Manufacture Of Tobacco Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は葉たばこまたはその葉くす、刻くず、粉たば
こ、中骨、あるいはたばこ製造工程で生出する各種たば
こくず等を原料とし、これに適宜、結合剤、保湿剤その
他を添加・混合してつくる圧延ロールたばこの製造法に
係わるものである。
従来、圧延シートたばこ製造工程において、しわを付
ける製造方法として、第1図に示すようにたばこを含有
した湿潤粉粒体2を圧延ロール1、1間から押し出し、
これをドクターナイフ4で剥離して、しわを付ける方法
が特公昭48−59m号として知られている。 上記の
従来方法により製造されたしわ付きシートたばこは、第
2図に示すような0.1〜0.2Twt間隔の小じわが
得られる。
これに対し本発明は結合剤を選択することにより、第3
図に示すようなより大きなしわ付きシートたばこを得る
ことを第1の目的とし、合わせて従来シートたばこにお
いて一般的にみられた結合剤の増加による喫味の低下を
防止することを第2の目的とし、合わせて耐水性の増加
を第3の目的とするものである。 圧延シートたばこの
結合剤としてでんぷんを使用することは公知てあるが、
本発明者等は各種でんぷんを用い、さらにその配合割合
を選択することにより上記目的のシートを作ることを見
出だし、本発明に至つたものである。
以下、実施例を参照して詳細に説明する。
実施例 原材料は、たばことして原料くずたばこ粉およ
び中骨・ウイノワくず粉、補強材としてパルプの解繊品
、結合剤として各種でんぷん、保湿剤としてプロピレン
グリコールとコーンシロツプ(配合量の比1:2)、耐
水化剤としてグリオキザールを用い、表−1、表−2に
示すような配合割合で混合し、これに含水分が30%に
なるように水を添加・混合して湿潤粉粒体2を調製し、
これを周速757−rL、/ wrmで互に逆方向に回
転している圧延ロール1、1間に投入し、圧延ロール上
に付着成形されたシートたばこ3をドクターナイフ4を
用いて剥離し、ベルトコンベヤ7の上面に載せて乾燥機
内に搬入し、水分11%、厚さO、lwrmのシートた
ばことした。
ついで該シートたばこを裁刻機で幅O、8mm、長さl
()−ITgnに裁刻し刻たばことした。しわの発生に
よる膨高性の増加は、上記刻たばこ15yを内径727
rr!nの円筒形容器に入れ、0.5TSfL/Sec
の一定速度で圧縮し応力250f/Cltの時の容積を
求め、この対照区としては特公昭48−59用号公報の
発明方法によるシートたばこを用い上記刻たばこと同様
に操作した時の容積に対する増加割合として表−1,表
−2に示した。また耐水性の増加については、直径20
0TnIILのシヤーレに30℃の温水150m1を注
ぎ、この中に上記シートたばこを直径307177!の
円形に切り抜いて投入し、該シヤーレを1分につき5秒
間,振幅167T0nで6回,水平に振動させ該円形シ
ートが3片以上に壊れるまでの時間数を求め、この対照
区として特公昭48−591鰻公報の発明方法によるシ
ートたばこを用い上記シートたばこと同様に操作した時
の時間数に対する増加割合として表−1,表−2に示し
た。
表−1における実施例から明らかなようにアルファ化で
んぷんを結合剤として用いた場合はその配合割合が4〜
10%の時に第3図の形のしわ形成が顕著で、膨高性は
でんぷん原料によりやや差は.あるものの従来のシート
たばこに比べて5〜23%増加し、また耐水性も80〜
210%増加した。
これに対してジアルデヒドでんぷん,エーテル化でんぷ
ん,リン酸でんぷんを結合剤として用いた場合はしわが
形成されず、膨高性は従来のシートたばこより減少し、
耐水性も増加しなかつた。次に表−2における実施例か
ら明らかなように、加水分解てんぷんを結合剤として用
いた場合、分子量が10〜90万の分解度のものを配合
割合4〜11%で使用すると第3図の形のしわ形成が顕
著で、膨高性は従来のシートたばこに比べ9〜13%増
加し、また耐水性も10〜33%増加した。
Lかし分子量1〜9万で分解度がさらに進んだものでは
しわ形成が不十分で膨高性は従来のシートたばこに比べ
て劣り、また分子量100〜900万以上て分解度の低
いものではしわが形成されず、膨高性はさらに劣つた。
アルファ化でんぷんの配合量が10%を超え、あるいは
加水分解てんぷん一分子量10〜90万−の配合量が1
1%を越えると成形ロールへの付着が強く剥離不十分と
なる等、成形状態が悪くなるので結合剤の配合量には限
界があつた。
従来、圧延シートたばこの結合剤としてカルボキシメチ
ルセルロースのナトリウム塩を約3%配合していたが、
これは各種結合剤のうち少量で結合効果のあるものを探
した結果であり、また結合剤の増加に伴う喫味の低下を
避けるため実用上の配合量は減少させる傾向にあつた。
本発明は従来の実用上の配合量より多目の配合割合で結
合剤の種類と配合量を選定することにより、成形ロール
に付着成形されたシートたばこがドクターナイフて剥離
される時の抵抗力を増し、第3図に示す形状のしわ付き
シートを得ることを可能としたものである。また本発明
によるシートは、6名のパネルの試喫により従来のカル
ボキシメチルセルロース3%配合の対照品と比較して良
好な喫味を示した。表−3にプラスマイナス3点法によ
る試喫結果を平均値で示した。+3は対照区に比べて非
常に良い、+2はかなり良い、+1はやや良い、0は同
等、−1はやや悪い、−2はかなり悪い、−3は非常に
悪いことを表わす。本発明により従来技術にみられたド
クターナイフあて角度によつてしわの発生が減少したり
まつたく発生しなくなつたりする欠点が解消でき、また
特公昭48−59m号公報に記載のような特殊な剥離ナ
イフを用いることなく第3図に示すような形状の比較的
大きいしわのついたシートたばこを得ることができるよ
うになつた。本発明に示す方法により製造した圧延シー
トたばこは従来の圧延シートたばこに比べて膨高性が高
いばかりでなく耐水性も良く喫味も良好であるので実用
上有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は圧延シートたばこ製造装置の主要部分の概観図
、第2図は従来のしわ付け法により製造した圧延シート
の断面図、第3図は本発明に示す方法により製造した圧
延シートの断面図である。 1・・・・・・成形ロール、4・・・・・・ドクターナ
イフ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 たばこを含有する湿潤粉粒体を圧延ロール間から押
    出し、ついで該圧延ロールに付着成形されたシートたば
    こを剥離用ドクターナイフを用いて剥離し、シートたば
    こを製造する方法において前記湿潤粉粒体の原材料中に
    アルファ化でんぷん4〜10%、または分子量10〜9
    0万の加水分解でんぷん4〜11%を添加することを特
    徴とするしわ付きシートたばこ製造法。
JP17643683A 1983-09-26 1983-09-26 しわ付シ−トたばこの製造法 Expired JPS6045914B2 (ja)

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JP17643683A JPS6045914B2 (ja) 1983-09-26 1983-09-26 しわ付シ−トたばこの製造法
PCT/JP1985/000138 WO1986005366A1 (en) 1983-09-26 1985-03-22 Process for manufacturing wrinkled sheet tobacco
US06/932,513 US4770194A (en) 1983-09-26 1985-03-22 Method of manufacturing wrinkled sheet tobacco

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JPS6070059A JPS6070059A (ja) 1985-04-20
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