JPS6050433B2 - しわ付きシ−トたばこの製造方法 - Google Patents
しわ付きシ−トたばこの製造方法Info
- Publication number
- JPS6050433B2 JPS6050433B2 JP24208983A JP24208983A JPS6050433B2 JP S6050433 B2 JPS6050433 B2 JP S6050433B2 JP 24208983 A JP24208983 A JP 24208983A JP 24208983 A JP24208983 A JP 24208983A JP S6050433 B2 JPS6050433 B2 JP S6050433B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- tobacco
- cigarettes
- wrinkled sheet
- triglucosaccharide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は葉たはこまたはその葉くず、刻くず、粉たばこ
、中骨、あるいはたばこ製造工程で生出する各種たばこ
くず等を原料とし、これに適宜、結合剤、保湿剤その他
を添加混合してつくる圧延シートたばこの製造法に係わ
るものである。
、中骨、あるいはたばこ製造工程で生出する各種たばこ
くず等を原料とし、これに適宜、結合剤、保湿剤その他
を添加混合してつくる圧延シートたばこの製造法に係わ
るものである。
従来、圧延シートたばこ製造工程においてしわを付ける
製造方法として、第1図に示すようにたばこを含有する
湿潤粉粒体2を圧延ロール1、1間から押出し、これを
しわ寄せ用ドクターナイフ4で剥離する方法が特公昭4
8−591時として知られている。上記の従来方法によ
り製造されたしわ付きシートたばこは、第2図のD’に
示すような0.1〜0.27m間隔の小じわが得られる
。
製造方法として、第1図に示すようにたばこを含有する
湿潤粉粒体2を圧延ロール1、1間から押出し、これを
しわ寄せ用ドクターナイフ4で剥離する方法が特公昭4
8−591時として知られている。上記の従来方法によ
り製造されたしわ付きシートたばこは、第2図のD’に
示すような0.1〜0.27m間隔の小じわが得られる
。
図中のA’は約O、1wgn)B’は約O、2Tfgf
tである。これに対し本発明は結合剤を選択することに
より、第3図に示すようなより大きなしわ付きシートた
ばこを得ることを目的とするものである。図中のAは約
O、177Z77l)Bは約0.2−、Cは約lwrm
、、Dは約2Tnmである。圧延シートたばこの結合剤
としては4・4・6−トリグルコサツカライド重合体を
使用することは特開昭51−169時公報として公知で
ある。上記公報には上記結合剤はプルランとして記載さ
れ喫味の点で効果があるとされている。本発明者らは上
記4・4・6−トリグルコサツカライド重合体を結合剤
として用い、配合割合を3.2〜9.2%に選択するこ
とにより比較的大きなしわ付きシートたばこが得られる
ことを見出し、さらに他の結合剤を併用することにより
上記4・4・6−トリグルコサツカライド重合体のみで
は得られなかつたシートの強度を付与することを達成し
より膨高性の高いシートたばこを得ることができたほか
、上記4・4・6−トリグルコサツカライド重合体のみ
では得られなかつたシートたばこの耐水性の増加Jを達
成し、実用上有用なシートたばこを得ることができた。
以下実施例を参照して詳細に説明する。
tである。これに対し本発明は結合剤を選択することに
より、第3図に示すようなより大きなしわ付きシートた
ばこを得ることを目的とするものである。図中のAは約
O、177Z77l)Bは約0.2−、Cは約lwrm
、、Dは約2Tnmである。圧延シートたばこの結合剤
としては4・4・6−トリグルコサツカライド重合体を
使用することは特開昭51−169時公報として公知で
ある。上記公報には上記結合剤はプルランとして記載さ
れ喫味の点で効果があるとされている。本発明者らは上
記4・4・6−トリグルコサツカライド重合体を結合剤
として用い、配合割合を3.2〜9.2%に選択するこ
とにより比較的大きなしわ付きシートたばこが得られる
ことを見出し、さらに他の結合剤を併用することにより
上記4・4・6−トリグルコサツカライド重合体のみで
は得られなかつたシートの強度を付与することを達成し
より膨高性の高いシートたばこを得ることができたほか
、上記4・4・6−トリグルコサツカライド重合体のみ
では得られなかつたシートたばこの耐水性の増加Jを達
成し、実用上有用なシートたばこを得ることができた。
以下実施例を参照して詳細に説明する。
実施例
原材料は、たばことして原料くずたばこ粉およ、び中骨
・ウイノワくず粉、補強剤としてパルプの解繊品、結合
剤として4・4・6−トリグルコサツカライドおよびカ
ルボキシメチルセルロース、保湿剤としてプロピレング
リコールとコーンシロツプ(配合量の比1:2)、耐水
化剤としてグリオキザールを用い、表−1に示すような
配合割合で混合し、これに含水分が30%になるように
水を添加混合して湿潤粉粒体2を調製し、これを周速7
57TLIminで互に逆方向に回転している圧延ロー
ル1,1間に投入し、圧延ロール上に付着成形されたシ
ートたばこ3をドクターナイフ4を用いて剥離し、ベル
トコンベヤ7の上面に載せて乾燥機内に搬入し、水分1
1%、厚さ0.1T!Rlnのシートたばことした。
・ウイノワくず粉、補強剤としてパルプの解繊品、結合
剤として4・4・6−トリグルコサツカライドおよびカ
ルボキシメチルセルロース、保湿剤としてプロピレング
リコールとコーンシロツプ(配合量の比1:2)、耐水
化剤としてグリオキザールを用い、表−1に示すような
配合割合で混合し、これに含水分が30%になるように
水を添加混合して湿潤粉粒体2を調製し、これを周速7
57TLIminで互に逆方向に回転している圧延ロー
ル1,1間に投入し、圧延ロール上に付着成形されたシ
ートたばこ3をドクターナイフ4を用いて剥離し、ベル
トコンベヤ7の上面に載せて乾燥機内に搬入し、水分1
1%、厚さ0.1T!Rlnのシートたばことした。
ついで該シートたばこを裁刻機で幅0.8TIr!n、
長さ10TIr!nに裁刻し刻たばことした。しわの発
生による膨高性の増加は、上記刻たばこ15qを内径7
2wrmの円筒形容器に投入し、0.5?ノSecの一
定速度でこれを圧縮し、応力が250y1cItに達し
た時の容積を求め、この対照区としては特公昭48−5
91吋公報の発明方法によるシートたばこを用い上記刻
たばこと同様に操作した時の容積に対する増加割合とし
て表−1に示した。また耐水性の増加については、直径
20hのシヤーレに30℃の温水150rI11を注ぎ
、この中に上記シートたばこを直径307077!の円
形に切り抜いて投入し、該シヤーレを1分につき5秒間
、振幅16wnで6回、水平に振動させ該円形シートが
3片以上に壊れるまでの時間数を求め、この対照区とし
て特公昭48−591鰻公報の発明方法によるシートた
ばこを用い上記シートたばこと同様に操作した時の時間
数に対する増加割合として表−1に示した。
長さ10TIr!nに裁刻し刻たばことした。しわの発
生による膨高性の増加は、上記刻たばこ15qを内径7
2wrmの円筒形容器に投入し、0.5?ノSecの一
定速度でこれを圧縮し、応力が250y1cItに達し
た時の容積を求め、この対照区としては特公昭48−5
91吋公報の発明方法によるシートたばこを用い上記刻
たばこと同様に操作した時の容積に対する増加割合とし
て表−1に示した。また耐水性の増加については、直径
20hのシヤーレに30℃の温水150rI11を注ぎ
、この中に上記シートたばこを直径307077!の円
形に切り抜いて投入し、該シヤーレを1分につき5秒間
、振幅16wnで6回、水平に振動させ該円形シートが
3片以上に壊れるまでの時間数を求め、この対照区とし
て特公昭48−591鰻公報の発明方法によるシートた
ばこを用い上記シートたばこと同様に操作した時の時間
数に対する増加割合として表−1に示した。
表−1における実施例から明らかなように、4・4・6
ートリグルコサッカライド重合体を結合剤として用いた
場合はその配合割合が3.2〜9.2%の時にしわ形成
がみられ膨高性は従来のしわ付きシートたばこに比べて
4〜11%増加したが、耐水性は劣つた。これに対して
4・4・6ートリグルコサッカライド重合体1.9〜7
.9%およびカルボキシメチルセルロース1.3〜3.
2%を結合剤として併用配合するとしわ形成が顕著であ
るほかシートの強度も増加し、膨高性は従来のしわ付き
シートたばこに比べて10〜22%増加し、耐水性も1
2〜67%増加した。本発明により従来技術にみられた
ドクターナイフあて角度によつてしわの発生が減少した
りまつたく発生しなくなつたりする欠点が解消でき、ま
た特公昭48−59玲号公報に記載のような特殊な剥離
ナイフを用いることなく第3図に示すような形状の比較
的大きいしわのついたシートたばこを得ることができる
ようになり、これにより膨高性の高い圧延シートたばこ
を提供することができることとなつた。
ートリグルコサッカライド重合体を結合剤として用いた
場合はその配合割合が3.2〜9.2%の時にしわ形成
がみられ膨高性は従来のしわ付きシートたばこに比べて
4〜11%増加したが、耐水性は劣つた。これに対して
4・4・6ートリグルコサッカライド重合体1.9〜7
.9%およびカルボキシメチルセルロース1.3〜3.
2%を結合剤として併用配合するとしわ形成が顕著であ
るほかシートの強度も増加し、膨高性は従来のしわ付き
シートたばこに比べて10〜22%増加し、耐水性も1
2〜67%増加した。本発明により従来技術にみられた
ドクターナイフあて角度によつてしわの発生が減少した
りまつたく発生しなくなつたりする欠点が解消でき、ま
た特公昭48−59玲号公報に記載のような特殊な剥離
ナイフを用いることなく第3図に示すような形状の比較
的大きいしわのついたシートたばこを得ることができる
ようになり、これにより膨高性の高い圧延シートたばこ
を提供することができることとなつた。
第1図は圧延シートたばこ製造装置の主要部分の概観図
、第2図は従来のしわ付け法により製造した圧延シート
の断面図、第3図は本発明に示す方法により製造した圧
延シートの断面図である。 1・・・・・・成形ロール、4・・・・・・ドクターナ
イフ。
、第2図は従来のしわ付け法により製造した圧延シート
の断面図、第3図は本発明に示す方法により製造した圧
延シートの断面図である。 1・・・・・・成形ロール、4・・・・・・ドクターナ
イフ。
Claims (1)
- 1 たばこを含有する湿潤粉粒体を圧延ロール間から押
出し、ついで該圧延ロールに付着成形されたシートたば
こを剥離用ドクターナイフを用いて剥離し、シートたば
こを製造する方法において、前記湿潤粉粒体の原材料中
に4・4・6−トリグルコサツカライド1.9〜7.9
%およびカルボキシメチルセルロースナトリウム塩1.
3〜3.2%を添加することを特徴とするしわ付きシー
トたばこ製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24208983A JPS6050433B2 (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | しわ付きシ−トたばこの製造方法 |
PCT/JP1985/000138 WO1986005366A1 (en) | 1983-09-26 | 1985-03-22 | Process for manufacturing wrinkled sheet tobacco |
US06/932,513 US4770194A (en) | 1983-09-26 | 1985-03-22 | Method of manufacturing wrinkled sheet tobacco |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24208983A JPS6050433B2 (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | しわ付きシ−トたばこの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60133868A JPS60133868A (ja) | 1985-07-17 |
JPS6050433B2 true JPS6050433B2 (ja) | 1985-11-08 |
Family
ID=17084127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24208983A Expired JPS6050433B2 (ja) | 1983-09-26 | 1983-12-23 | しわ付きシ−トたばこの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6050433B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7946296B2 (en) * | 2006-05-26 | 2011-05-24 | Philip Morris Usa Inc. | Dissolvable tobacco film strips and method of making the same |
-
1983
- 1983-12-23 JP JP24208983A patent/JPS6050433B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60133868A (ja) | 1985-07-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |