JPS604555Y2 - 板紙に一体に設けた組立玩具 - Google Patents
板紙に一体に設けた組立玩具Info
- Publication number
- JPS604555Y2 JPS604555Y2 JP1976091570U JP9157076U JPS604555Y2 JP S604555 Y2 JPS604555 Y2 JP S604555Y2 JP 1976091570 U JP1976091570 U JP 1976091570U JP 9157076 U JP9157076 U JP 9157076U JP S604555 Y2 JPS604555 Y2 JP S604555Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paperboard
- parts
- heat
- toy
- utility
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は紙箱等を容器として使用した後、紙箱の中舟等
に一体に設けられた部品を組立てて遊ぶ玩具に関する。
に一体に設けられた部品を組立てて遊ぶ玩具に関する。
従来、紙箱等の中箱を2重構造とし、一方の板紙の両面
に組立て部品を印刷し、容器として使用後部品を分離さ
せて所定形状に組立てる玩具は、以下に述べる方法によ
り製造されている。
に組立て部品を印刷し、容器として使用後部品を分離さ
せて所定形状に組立てる玩具は、以下に述べる方法によ
り製造されている。
1 板紙の両面に適宜形状の組立玩具の部品を印刷し、
且つ少なくとも合紙される面の印刷個所に剥離ニスをパ
ターンコートした後、部品部分を打抜き台紙を行なう。
且つ少なくとも合紙される面の印刷個所に剥離ニスをパ
ターンコートした後、部品部分を打抜き台紙を行なう。
この場合接着剤は、板紙全面に塗布されている。
2 上記方法において、接着剤の塗布をパターン化して
剥離ニスを使用せず、台紙の際印刷箇所が接着しないよ
うにする。
剥離ニスを使用せず、台紙の際印刷箇所が接着しないよ
うにする。
しかし、これらの方法は、
1 必ずしも剥離が良好でなく、剥離の際印刷面がとら
れてしまったり、また台紙の際プレスに時間がかかる。
れてしまったり、また台紙の際プレスに時間がかかる。
2 接着剤をパターン化して塗布する場合、塗布面が非
印刷面であるため見当を正確に合致させる事がかなり困
難である。
印刷面であるため見当を正確に合致させる事がかなり困
難である。
等の問題を残していた。
そこで本考案は上記欠点を解消し、部品の剥離が容易で
且つ製造が簡単な玩具を提供するものである。
且つ製造が簡単な玩具を提供するものである。
すなわち、台紙をヒートシールで行なうことにより工程
の簡略を計り、また部品面にヒートシールを施さないで
剥離を容易にしたものである。
の簡略を計り、また部品面にヒートシールを施さないで
剥離を容易にしたものである。
さらに、部品を設ける板紙の代わりに樹脂シート等の透
明材料を設いることにより部品の図柄印刷を片面だけで
済ませることを可能としたものである。
明材料を設いることにより部品の図柄印刷を片面だけで
済ませることを可能としたものである。
本考案を実施例についてさらに詳細に説明する。
実施例 1
板紙1の表面2及び裏面3に見当を合わせて組立玩具の
各部品4を印刷する。
各部品4を印刷する。
次に台紙の際に接着面となる裏面3にポリエチレン(以
下PEとする)10を貼る。
下PEとする)10を貼る。
更にPE1lを台紙の際の接着面に貼った板紙12と板
紙1を貼り合わせるが、この際組立玩具各部品面及びそ
の周縁0.5〜577L/rnを除き全面をヒートシー
ルすると同時に、各部品4をその形状に従って打抜く。
紙1を貼り合わせるが、この際組立玩具各部品面及びそ
の周縁0.5〜577L/rnを除き全面をヒートシー
ルすると同時に、各部品4をその形状に従って打抜く。
但し、この打抜き加工の際、切刃13にはつなぎ14を
設け、打抜き加工により各部品4〜4が抜は落ちないよ
うにする。
設け、打抜き加工により各部品4〜4が抜は落ちないよ
うにする。
尚、この打抜き加工において板紙1は切刃13の出し量
調整により完全に切るが、板紙12はその厚さのほぼ7
0%を残し切り込む。
調整により完全に切るが、板紙12はその厚さのほぼ7
0%を残し切り込む。
ついで台紙ヒートシール打抜加工を施した素材15を用
いて製函するが、製函に必要な罫線はヒートシール打抜
き加工時に付与する。
いて製函するが、製函に必要な罫線はヒートシール打抜
き加工時に付与する。
玩具の組立ては、各部品4を剥し取り切込み箇所17を
用いて組立てる。
用いて組立てる。
以上説明した工程において、板紙1は印刷前にPE加工
をしておいてもよいし、又両面にPE加工を施してもよ
い。
をしておいてもよいし、又両面にPE加工を施してもよ
い。
さらに接着面に用いる樹脂は必ずしもPEである必要は
なくヒートシール性を有する樹脂であればよい。
なくヒートシール性を有する樹脂であればよい。
実施例 ■
製造工程は実施例Iとほぼ同じであるが、板紙1及び板
紙12に段目20を設は第6図の如く折り曲げ可能とし
たものである。
紙12に段目20を設は第6図の如く折り曲げ可能とし
たものである。
すなわち、部品の所定箇所には切込みは設けられず両板
紙は折目を介して連結されており、該連結箇所以外の部
分はつなぎを設けず、完全に打抜くため、例えば図形を
象の形にした場合、合紙された素材において象の背中央
にあたる箇所に1本、象の足の先端にあたる箇所に左右
1本ずつ合計3本の折目を各々平行に設けておくことに
より、組立ての際折目を介して象を上方に、また象の形
を抜いた後の板紙12を下方に折り曲げることができる
。
紙は折目を介して連結されており、該連結箇所以外の部
分はつなぎを設けず、完全に打抜くため、例えば図形を
象の形にした場合、合紙された素材において象の背中央
にあたる箇所に1本、象の足の先端にあたる箇所に左右
1本ずつ合計3本の折目を各々平行に設けておくことに
より、組立ての際折目を介して象を上方に、また象の形
を抜いた後の板紙12を下方に折り曲げることができる
。
これにより素材の余白部分を玩具を立てておく台として
も活用できると共に、該余白部分に象の耳或は尻尾等を
剥離可能にして設けておけばこれらの部品を切込みを用
いて取付けることによりさらに立体的な玩具が得られる
。
も活用できると共に、該余白部分に象の耳或は尻尾等を
剥離可能にして設けておけばこれらの部品を切込みを用
いて取付けることによりさらに立体的な玩具が得られる
。
実施例 ■
実施例Iに於いて、板紙1及び板紙12の接着面にヒー
トシール性樹脂を全面コートしたものに対し、本実施例
では周接着面に組立玩具の部品印刷面を除いてヒートシ
ールラッカーをパターンコートして合紙するものである
。
トシール性樹脂を全面コートしたものに対し、本実施例
では周接着面に組立玩具の部品印刷面を除いてヒートシ
ールラッカーをパターンコートして合紙するものである
。
ヒートシールの際台紙ヒートシールの熱源を組立玩具各
部分の形状にかかわらず全面に設けても、各部品の箇所
はヒートシールラッカーを塗布してないため台紙により
部品が剥せなくなることがなく、このため熱源の形状を
部品のパターンに合わせて複雑にする必要がない。
部分の形状にかかわらず全面に設けても、各部品の箇所
はヒートシールラッカーを塗布してないため台紙により
部品が剥せなくなることがなく、このため熱源の形状を
部品のパターンに合わせて複雑にする必要がない。
また各部品打ち抜き用の切刃は、以下に示す方法を採る
ことにより、必ずしも抜は落ち防止用のつなぎを設ける
必要がない。
ことにより、必ずしも抜は落ち防止用のつなぎを設ける
必要がない。
1 パターンコートの際つなぎを設ける箇所にヒートシ
ール剤をコートしつなぎの代用とする。
ール剤をコートしつなぎの代用とする。
2 部品面にヒートシール剤をスポットコートし板紙と
仮接着させることによりつなぎを廃止する。
仮接着させることによりつなぎを廃止する。
上記方法において1法は若干各部品の表面を損なう恐れ
があるが、2法においては各部品を剥し取る事がより容
易となる。
があるが、2法においては各部品を剥し取る事がより容
易となる。
図面は本考案を示すものであり、第1図及び第3図は実
施例Iの説明図、第2図及び第4図は、実施例■を示す
断面図であり、第5図は実施例■を示す斜視図、第6図
は実施例■を示す断面図である。 1.12・・・板紙、2・・・表面、3・・・裏面、4
・・・部品、10.11・・・ポリエチレン、13・・
・切刃、14・・・つなぎ、15・・・素材、17・・
・切込み箇所、20・・・折目。
施例Iの説明図、第2図及び第4図は、実施例■を示す
断面図であり、第5図は実施例■を示す斜視図、第6図
は実施例■を示す断面図である。 1.12・・・板紙、2・・・表面、3・・・裏面、4
・・・部品、10.11・・・ポリエチレン、13・・
・切刃、14・・・つなぎ、15・・・素材、17・・
・切込み箇所、20・・・折目。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 互いに接着する面にヒートシール性樹脂をコートし
た板紙を用い、両板紙を組立玩具の部品部を除きヒート
シールすると同時に各部品の周囲をつなぎを残して部品
を印刷した板紙を打抜いて成る板紙に一体に設けた組立
玩具。 2 ヒートシール性樹脂をコートするにあたり、組立玩
具の部品部面を除いた面に塗工した実用新案登録請求の
範囲第1項記載の板紙に一体に設けた組立玩具。 3 板紙中央部に罫線を設け、組立てるときに罫線を介
して折り曲げるようにした実用新案登録請求の範囲第1
項又は第2項記載の板紙に一体に設けた組立玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976091570U JPS604555Y2 (ja) | 1976-07-09 | 1976-07-09 | 板紙に一体に設けた組立玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976091570U JPS604555Y2 (ja) | 1976-07-09 | 1976-07-09 | 板紙に一体に設けた組立玩具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5310396U JPS5310396U (ja) | 1978-01-28 |
JPS604555Y2 true JPS604555Y2 (ja) | 1985-02-08 |
Family
ID=28702174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976091570U Expired JPS604555Y2 (ja) | 1976-07-09 | 1976-07-09 | 板紙に一体に設けた組立玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604555Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS438145Y1 (ja) * | 1964-07-29 | 1968-04-11 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5836687Y2 (ja) * | 1975-10-24 | 1983-08-18 | 大日本印刷株式会社 | ホウソウザイリヨウ |
-
1976
- 1976-07-09 JP JP1976091570U patent/JPS604555Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS438145Y1 (ja) * | 1964-07-29 | 1968-04-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5310396U (ja) | 1978-01-28 |
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