JPS6045302B2 - 奇数気筒エンジン用電子制御式燃料噴射装置 - Google Patents
奇数気筒エンジン用電子制御式燃料噴射装置Info
- Publication number
- JPS6045302B2 JPS6045302B2 JP52091540A JP9154077A JPS6045302B2 JP S6045302 B2 JPS6045302 B2 JP S6045302B2 JP 52091540 A JP52091540 A JP 52091540A JP 9154077 A JP9154077 A JP 9154077A JP S6045302 B2 JPS6045302 B2 JP S6045302B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- signal
- pulse
- pulse signal
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/30—Controlling fuel injection
- F02D41/32—Controlling fuel injection of the low pressure type
- F02D41/34—Controlling fuel injection of the low pressure type with means for controlling injection timing or duration
- F02D41/345—Controlling injection timing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエンジンの電子制御式燃料噴射装置に関し、特
に奇数気筒からなるエンジンにおいて噴射時期をエンジ
ン回転に同期して所定のクランク角度としたものに係わ
る。
に奇数気筒からなるエンジンにおいて噴射時期をエンジ
ン回転に同期して所定のクランク角度としたものに係わ
る。
電子制御式燃料噴射装置は例えば実開昭47一9757
号公報に示されるように、エンジンの要求量に応じた燃
料量を電磁噴射弁に印加する噴射パルス信号の時間幅で
規定すると共に、その噴射時期はエンジンの点火装置の
点火信号に同期させエンジンの1サイクル(2回転)当
り2回噴射を行なわせるものである。
号公報に示されるように、エンジンの要求量に応じた燃
料量を電磁噴射弁に印加する噴射パルス信号の時間幅で
規定すると共に、その噴射時期はエンジンの点火装置の
点火信号に同期させエンジンの1サイクル(2回転)当
り2回噴射を行なわせるものである。
しかしながら、従来公知のものは4、6、8気筒といつ
たように偶数の気筒よりなるエンジンに適用したもので
あり、例えば3、5、7気筒の如く奇数の気筒よりなる
エンジンにおいて、上記点火信号を基にしてエンジン1
サイクル当り2回の燃料噴射をその噴射開始時期が等間
隔になるよう制御することは不可能であつた。
たように偶数の気筒よりなるエンジンに適用したもので
あり、例えば3、5、7気筒の如く奇数の気筒よりなる
エンジンにおいて、上記点火信号を基にしてエンジン1
サイクル当り2回の燃料噴射をその噴射開始時期が等間
隔になるよう制御することは不可能であつた。
つまり1つの点火時期と次の点火時期との間に噴射時期
が存在することになり、点火信号をそのまま利用して噴
射時期を決定することはできない。このためエンジンの
回転角を1800毎に検出する回転センサを必要とする
が、この種の回転センサをエンジンに新たに設置するこ
とは自転車のエンジンルーム内の取付スペース上の問題
、エンジンルーム内の配線数が増し生産上或いはメイン
テナンス上繁雑となる問題、エンジン側にも回転センサ
を取付けるための加工を施さねばならずコスト高となる
問題等がある。本発明は上記問題点に鑑み、エンジンが
奇数気筒の場合でもエンジン1サイクル当り2回の燃料
噴射を等間隔つまりクランク角で3600毎に噴射を行
なえ、その際、燃料噴射時期設定用の基準位置を定める
ためのエンジン回転位置センサを不要にできる奇数気筒
エンジン用電子制御式燃料噴射装置を提供することを目
的とする。
が存在することになり、点火信号をそのまま利用して噴
射時期を決定することはできない。このためエンジンの
回転角を1800毎に検出する回転センサを必要とする
が、この種の回転センサをエンジンに新たに設置するこ
とは自転車のエンジンルーム内の取付スペース上の問題
、エンジンルーム内の配線数が増し生産上或いはメイン
テナンス上繁雑となる問題、エンジン側にも回転センサ
を取付けるための加工を施さねばならずコスト高となる
問題等がある。本発明は上記問題点に鑑み、エンジンが
奇数気筒の場合でもエンジン1サイクル当り2回の燃料
噴射を等間隔つまりクランク角で3600毎に噴射を行
なえ、その際、燃料噴射時期設定用の基準位置を定める
ためのエンジン回転位置センサを不要にできる奇数気筒
エンジン用電子制御式燃料噴射装置を提供することを目
的とする。
そのため本発明では、奇数nの気筒数からなるエンジン
に供給する燃料量を電磁噴射弁に印加する噴射パルス信
号のパルス時間幅で規定すると共に、エンジン回転に同
期してエンジンの一燃焼サイクル当たり2回前記噴射パ
ルス信号を発生する電子制御式燃料噴射装置であつて、
各々の気筒の点火時期を決めるための動作信号を得て、
その動作信号の1つを一燃焼サイクルにおける第1の基
準信号として発生する第1の手段と、前記動作信号の発
生間隔に基いてエンジンの回転速度を求め、この回転速
度情報に基いて前記第1の基準信号による基準位置より
エンジンクランク角360号位相遅れ時点を予測演算し
て第2の基準信号を発生する第2の手段と、前記第1、
第2の手段からの前記第1、第2の基準信号に同期して
前記噴射パルス信号を発生させる第3の手段と、を備え
ることを特徴とする。
に供給する燃料量を電磁噴射弁に印加する噴射パルス信
号のパルス時間幅で規定すると共に、エンジン回転に同
期してエンジンの一燃焼サイクル当たり2回前記噴射パ
ルス信号を発生する電子制御式燃料噴射装置であつて、
各々の気筒の点火時期を決めるための動作信号を得て、
その動作信号の1つを一燃焼サイクルにおける第1の基
準信号として発生する第1の手段と、前記動作信号の発
生間隔に基いてエンジンの回転速度を求め、この回転速
度情報に基いて前記第1の基準信号による基準位置より
エンジンクランク角360号位相遅れ時点を予測演算し
て第2の基準信号を発生する第2の手段と、前記第1、
第2の手段からの前記第1、第2の基準信号に同期して
前記噴射パルス信号を発生させる第3の手段と、を備え
ることを特徴とする。
以下本発明を図に示す5気筒エンジンに適用した実施例
につき説明する。
につき説明する。
第1図において、1はエンジンの点火装置、2は点火装
置1の1次コイル側の断続信号(第3図A)が入力され
、この信号を波形整形する波形整形回路、3は波形整形
回路2の信号を5分周する分周回路である。分周回路3
からは第3図B,Cに示す如く位相の異なる2個のパル
ス信号B,Cを取出す構成となつており、2個のパルス
信号B,Cのパルス幅は同一で、その位相差はエンジン
気筒数から1を減じた数の半分の数の点火間隔つまり5
気筒エンジンであれば2点火間隔(クランク角で288
ン)である。4は分周回路3の位相の遅れた方の出力パ
ルス信号Cが入力され、第3図Eに示すようにこのパル
ス信号Cの終了時つまり立下り時期から1点火間隔の半
分だけその立下り時期の位相を遅らせたパルス信号Eを
発生する位相シフトパルス発生回路であり、この出力パ
ルス信号Eの立下り時期は分周回路3の出力パルス信号
のうちの位相の早い方のパルス信号Bの立下り時期から
クランク角で3600位相が遅れたものとなる。
置1の1次コイル側の断続信号(第3図A)が入力され
、この信号を波形整形する波形整形回路、3は波形整形
回路2の信号を5分周する分周回路である。分周回路3
からは第3図B,Cに示す如く位相の異なる2個のパル
ス信号B,Cを取出す構成となつており、2個のパルス
信号B,Cのパルス幅は同一で、その位相差はエンジン
気筒数から1を減じた数の半分の数の点火間隔つまり5
気筒エンジンであれば2点火間隔(クランク角で288
ン)である。4は分周回路3の位相の遅れた方の出力パ
ルス信号Cが入力され、第3図Eに示すようにこのパル
ス信号Cの終了時つまり立下り時期から1点火間隔の半
分だけその立下り時期の位相を遅らせたパルス信号Eを
発生する位相シフトパルス発生回路であり、この出力パ
ルス信号Eの立下り時期は分周回路3の出力パルス信号
のうちの位相の早い方のパルス信号Bの立下り時期から
クランク角で3600位相が遅れたものとなる。
5は第1の0R回路で分周回路3の2個のパルス信号B
,Cが入力され、第3図Fの如くパルス信号Fを出力す
る。
,Cが入力され、第3図Fの如くパルス信号Fを出力す
る。
6は分周回路3の出力パルス信号のうち位相の早い方の
パルス信号Bと(位相シフトパルス発生回路4の出力パ
ルス信号Eとが入力される第2の0R回路で、第3図G
に示すパルス信号Gを出力する。
パルス信号Bと(位相シフトパルス発生回路4の出力パ
ルス信号Eとが入力される第2の0R回路で、第3図G
に示すパルス信号Gを出力する。
7は演算回路で、例えば特開昭47−9757号公報に
示される開閉装置33等を用いることができる公知のも
ので、第1の0R回路5の出力信号Fつまり分周回路3
の2個の出力パルス信号B,Cにより第3図Hに示すよ
うにコンデンサに一定電流による充電を行ない、このコ
ンデンサの充電電荷を第2の0R回路6の出力パルス信
号Gつまり分周回路3の位相の早い方のパルス信号Bと
位相シフトパルス発生回路4のパルス信号Eとのパルス
終了時つまり立下り時に充電を始めさせ、放電電流はエ
ンジンの吸入空気量Qに応じた値の電流で行なわせ、こ
の放電時間によつて燃料噴射量(供給量)を規定する噴
射パルス信号Jのパルス時間幅を決定する構成のもので
ある。
示される開閉装置33等を用いることができる公知のも
ので、第1の0R回路5の出力信号Fつまり分周回路3
の2個の出力パルス信号B,Cにより第3図Hに示すよ
うにコンデンサに一定電流による充電を行ない、このコ
ンデンサの充電電荷を第2の0R回路6の出力パルス信
号Gつまり分周回路3の位相の早い方のパルス信号Bと
位相シフトパルス発生回路4のパルス信号Eとのパルス
終了時つまり立下り時に充電を始めさせ、放電電流はエ
ンジンの吸入空気量Qに応じた値の電流で行なわせ、こ
の放電時間によつて燃料噴射量(供給量)を規定する噴
射パルス信号Jのパルス時間幅を決定する構成のもので
ある。
この噴射パルス信号Jは、エンジン回転数に反比例しか
つ吸入空気量に比例したパルス時間幅で与えられ、その
噴射開始時期は、分周回路3の位相の早い方のパルス信
号Bの終了時と位相シフトパルス発生回路4のパルス信
号Eの終了時とで与えられるため、第3図Jに示すよう
にエンジンクランク角にして360J毎に噴射が行なわ
れることになる。8は増幅回路で、演算回路7からの噴
射パルス信犯を増幅し、各気筒毎に設置した電磁噴射弁
9を開弁駆動する。
つ吸入空気量に比例したパルス時間幅で与えられ、その
噴射開始時期は、分周回路3の位相の早い方のパルス信
号Bの終了時と位相シフトパルス発生回路4のパルス信
号Eの終了時とで与えられるため、第3図Jに示すよう
にエンジンクランク角にして360J毎に噴射が行なわ
れることになる。8は増幅回路で、演算回路7からの噴
射パルス信犯を増幅し、各気筒毎に設置した電磁噴射弁
9を開弁駆動する。
第2図は位相シフトパルス発生回路4の詳細な゛電気回
路を示すもので、抵拍只,〜R8,コンデンサCl,C
2,トランジスタT1〜T4,ダイオードDl,SRフ
リップフロップ(以下SR−FF)41,反転器Q1と
から構成されている。
路を示すもので、抵拍只,〜R8,コンデンサCl,C
2,トランジスタT1〜T4,ダイオードDl,SRフ
リップフロップ(以下SR−FF)41,反転器Q1と
から構成されている。
入力端子Iに分周回路3の位相の遅くれた方のパルス信
号・Cが入力されるとダイオードD1を介して抵抗Rl
,R2,R3とトランジスタT1からなる定電流回路4
2が作動を開始し、パルス信号Cの出力中はトランジス
タT2のエミッタ・ベース間を介してコンデンサC1が
第3図Dに示すように定電流充j電される。パルス信号
Cが終了するとこの定電流充電は終了し、同時に反転器
Q1で反転された信号は抵抗R8とコンデンサC2とよ
りなる微分回路44で微分されて正のトリガ信号を出力
しSR−FF4lはセットされる。SR−FF4lがセ
ットされるとQ出力端はHレベル、O出力端はLレベル
となり、トランジスタT1はオフされまた抵抗6を介し
てトランジスタT4はオンし、コンデンサC1の一側端
子を電源電位+Bとする。コンデンサC1は充電されて
いるので十側端子は電源電位+Bより更に高くなりトラ
ンジスタT2のベース・エミッタ間は逆バイアスされ、
トランジスタT2はオフする。同時に抵抗R4,R5,
R9とトランジスタT3よりなる定電流回路43によつ
てコンデンサC1は第3図Dに示すように定電流放電さ
れ始める。コンデンサC1の十側端子の電位が電源電位
+B以下となりトランジスタT2がオンするとSR−F
F4lがリセットされ出力端QがLレベル、出力端Oが
Hレベルとなり初期の状態に復帰する。この出力端Qが
Hレベルとなつている期間が第3図Eに示すように位相
シフトパルス発生回路4の出力パルス信号Eのパルス出
力期間である。このパルス信号Eの終了時期つまり立下
り時期は分周回路3の位相の遅れた方のパルス信号Cの
終了時期より1点火間隔の半分だけ位相が遅れている。
すなわち、コンデンサC1の定電流回路42による充電
期間はパルス時間幅が1点火間隔(クランク角144は
)に相当する時間幅のパルス信号Cにより与えられてい
るため、コンデンサC1の定電流回路43による充電電
流の値を定電流回路42の充電電流の値の2倍とするこ
とにより、放電期間を充電期間の半分とすることができ
ることにより、パルス信号Eの終了時期をパルス信号C
の終了時期より1点火間隔の半分だけ位相を遅らせるこ
とができるものである。なおコンデンサC1の充電期間
つまりパルス信号Cのパルス時間幅が2点火間隔(クラ
ンク角で288パ)にわたるときは放電電流の値を充電
電流の4倍とすればよい。次に上記装置の作動を説明す
る。
号・Cが入力されるとダイオードD1を介して抵抗Rl
,R2,R3とトランジスタT1からなる定電流回路4
2が作動を開始し、パルス信号Cの出力中はトランジス
タT2のエミッタ・ベース間を介してコンデンサC1が
第3図Dに示すように定電流充j電される。パルス信号
Cが終了するとこの定電流充電は終了し、同時に反転器
Q1で反転された信号は抵抗R8とコンデンサC2とよ
りなる微分回路44で微分されて正のトリガ信号を出力
しSR−FF4lはセットされる。SR−FF4lがセ
ットされるとQ出力端はHレベル、O出力端はLレベル
となり、トランジスタT1はオフされまた抵抗6を介し
てトランジスタT4はオンし、コンデンサC1の一側端
子を電源電位+Bとする。コンデンサC1は充電されて
いるので十側端子は電源電位+Bより更に高くなりトラ
ンジスタT2のベース・エミッタ間は逆バイアスされ、
トランジスタT2はオフする。同時に抵抗R4,R5,
R9とトランジスタT3よりなる定電流回路43によつ
てコンデンサC1は第3図Dに示すように定電流放電さ
れ始める。コンデンサC1の十側端子の電位が電源電位
+B以下となりトランジスタT2がオンするとSR−F
F4lがリセットされ出力端QがLレベル、出力端Oが
Hレベルとなり初期の状態に復帰する。この出力端Qが
Hレベルとなつている期間が第3図Eに示すように位相
シフトパルス発生回路4の出力パルス信号Eのパルス出
力期間である。このパルス信号Eの終了時期つまり立下
り時期は分周回路3の位相の遅れた方のパルス信号Cの
終了時期より1点火間隔の半分だけ位相が遅れている。
すなわち、コンデンサC1の定電流回路42による充電
期間はパルス時間幅が1点火間隔(クランク角144は
)に相当する時間幅のパルス信号Cにより与えられてい
るため、コンデンサC1の定電流回路43による充電電
流の値を定電流回路42の充電電流の値の2倍とするこ
とにより、放電期間を充電期間の半分とすることができ
ることにより、パルス信号Eの終了時期をパルス信号C
の終了時期より1点火間隔の半分だけ位相を遅らせるこ
とができるものである。なおコンデンサC1の充電期間
つまりパルス信号Cのパルス時間幅が2点火間隔(クラ
ンク角で288パ)にわたるときは放電電流の値を充電
電流の4倍とすればよい。次に上記装置の作動を説明す
る。
点火装置1からの点火信号は波形整形回路2で波形整形
された後、分周回路3に入力され5分周される。分周回
路3からは第3図B,Cに示すように2点火間隔だけ位
相のづれた2個のパルス信号B,Cが出力され両パルス
信号B,Cは第1の0R回路5を介して演算回路7に入
力される。演算回路7はこのパルス出力期間中は第3図
Hに示すように一定電流がコンデンサに充電される。一
方分周回路3の位相の遅れた方のパルス信号Cは位相シ
フトパルス発生回路へ入力され、第3図Eに示すように
パルス終了時期がパルス信号Cより1点火間隔の半分だ
け位相が遅れたパルス信号Eが得られ、分周回路3の位
相の早い方のパルス信号Bとこのパルス信号Eとは第2
の0R回路6を介して演算回路7のコンデンサに充電さ
れた電荷を第3図Hに示すように両パルス信号B,Eの
パルス終了時にエンジンの吸入空気量に反比例した電流
値で放電を開始させる。そして演算回路7からは第3図
Jに示すようにこの放電が開始されてから終了するまで
の期間に相当するパルス時間幅の噴射パルス信号Jが出
力され、この噴射パルス信号Jは増幅回路で増幅された
後電磁噴射弁9に印加され燃料をエンジンに噴射供給す
る。この噴射パルス信号Jの開始時期は第2の0R回路
6からのパルス信号B並びにEのパルス終了時であり、
両パルス信号B,Eのパルス終了時期はエンジンの半サ
イクルつまりクランクで3600位相がづれているため
、従つて噴射パルス信号Jはエンジンの1サイクル(2
回転)当り2回等間隔に出力される。また、演算回路7
のコンデンサに定電流充電される時期は1点火間隔でつ
まりはエンジン回転数に反比例した電荷が貯わえられ、
放電電流は吸入空気量に応じた値であるため、従つて噴
射パルス信号Jのパルス時間幅はエンジン回転数に反比
例し、吸入空気量に比例したつまりエンジン要求量に応
じた値として得られる。以上のように本発明の奇数気筒
エンジン用電子制御式燃料噴射装置は、奇数気筒エンジ
ンであつても、特別に燃料噴射時期設定用の基準位置を
定めるためのエンジン回転位置センサを設ける必要がな
く、各気筒の点火時期を決めるための動作信号によつて
エンジン1サイクル(2回転)当り2回の燃料噴射はそ
の噴射開始時期を等間隔(つまり3600毎)にできる
という優れた効果がある。
された後、分周回路3に入力され5分周される。分周回
路3からは第3図B,Cに示すように2点火間隔だけ位
相のづれた2個のパルス信号B,Cが出力され両パルス
信号B,Cは第1の0R回路5を介して演算回路7に入
力される。演算回路7はこのパルス出力期間中は第3図
Hに示すように一定電流がコンデンサに充電される。一
方分周回路3の位相の遅れた方のパルス信号Cは位相シ
フトパルス発生回路へ入力され、第3図Eに示すように
パルス終了時期がパルス信号Cより1点火間隔の半分だ
け位相が遅れたパルス信号Eが得られ、分周回路3の位
相の早い方のパルス信号Bとこのパルス信号Eとは第2
の0R回路6を介して演算回路7のコンデンサに充電さ
れた電荷を第3図Hに示すように両パルス信号B,Eの
パルス終了時にエンジンの吸入空気量に反比例した電流
値で放電を開始させる。そして演算回路7からは第3図
Jに示すようにこの放電が開始されてから終了するまで
の期間に相当するパルス時間幅の噴射パルス信号Jが出
力され、この噴射パルス信号Jは増幅回路で増幅された
後電磁噴射弁9に印加され燃料をエンジンに噴射供給す
る。この噴射パルス信号Jの開始時期は第2の0R回路
6からのパルス信号B並びにEのパルス終了時であり、
両パルス信号B,Eのパルス終了時期はエンジンの半サ
イクルつまりクランクで3600位相がづれているため
、従つて噴射パルス信号Jはエンジンの1サイクル(2
回転)当り2回等間隔に出力される。また、演算回路7
のコンデンサに定電流充電される時期は1点火間隔でつ
まりはエンジン回転数に反比例した電荷が貯わえられ、
放電電流は吸入空気量に応じた値であるため、従つて噴
射パルス信号Jのパルス時間幅はエンジン回転数に反比
例し、吸入空気量に比例したつまりエンジン要求量に応
じた値として得られる。以上のように本発明の奇数気筒
エンジン用電子制御式燃料噴射装置は、奇数気筒エンジ
ンであつても、特別に燃料噴射時期設定用の基準位置を
定めるためのエンジン回転位置センサを設ける必要がな
く、各気筒の点火時期を決めるための動作信号によつて
エンジン1サイクル(2回転)当り2回の燃料噴射はそ
の噴射開始時期を等間隔(つまり3600毎)にできる
という優れた効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図に示す位相シフトパルス発生回路の電気回路図、
第3図は第1図及び第2図に示すノ各部の信号波形図で
ある。 1・・・・・・点火装置、2・・・・・・波形整形回路
、3・・・分周回路、4・・・・・・位相シフトパルス
発生回路、7・・演算手段をなす演算回路、9・・・・
・・電磁噴射弁。
第1図に示す位相シフトパルス発生回路の電気回路図、
第3図は第1図及び第2図に示すノ各部の信号波形図で
ある。 1・・・・・・点火装置、2・・・・・・波形整形回路
、3・・・分周回路、4・・・・・・位相シフトパルス
発生回路、7・・演算手段をなす演算回路、9・・・・
・・電磁噴射弁。
Claims (1)
- 1 奇数nの気筒数からなるエンジンに供給する燃料量
を電磁噴射弁に印加する噴射パルス信号のパルス時間幅
で規定すると共に、エンジン回転に同期してエンジンの
一燃焼サイクル当たり二回前記噴射パルス信号を発生す
る電子制御式燃料噴射装置であつて、各々の気筒の点火
時期を決めるための動作信号を得て、その動作信号の1
つを一燃焼サイクルにおける第1の基準信号として発生
する第1の手段と、前記動作信号の発生間隔に基いてエ
ンジンの回転速度を求め、この回転速度情報に基いて前
記第1の基準信号による基準位置よりエンジンクランク
角360゜位相遅れ時点を予測演算して第2の基準信号
を発生する第2の手段と、前記第1、第2の手段からの
前記第1、第2の基準信号に同期して前記噴射パルス信
号を発生させる第3の手段と、を備えることを特徴とす
る奇数気筒エンジン用電子制御式燃料噴射装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52091540A JPS6045302B2 (ja) | 1977-07-29 | 1977-07-29 | 奇数気筒エンジン用電子制御式燃料噴射装置 |
US05/927,820 US4180023A (en) | 1977-07-29 | 1978-07-25 | Electronically-controlled fuel injection system for internal combustion engine having odd numbers of cylinders |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52091540A JPS6045302B2 (ja) | 1977-07-29 | 1977-07-29 | 奇数気筒エンジン用電子制御式燃料噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5427626A JPS5427626A (en) | 1979-03-01 |
JPS6045302B2 true JPS6045302B2 (ja) | 1985-10-08 |
Family
ID=14029293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52091540A Expired JPS6045302B2 (ja) | 1977-07-29 | 1977-07-29 | 奇数気筒エンジン用電子制御式燃料噴射装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4180023A (ja) |
JP (1) | JPS6045302B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH08209401A (ja) * | 1995-01-23 | 1996-08-13 | Mayumi Suzuki | 女性用の衿付き肌着 |
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