JPS6045158A - 栓、特に子供に対する安全性を確保した栓 - Google Patents
栓、特に子供に対する安全性を確保した栓Info
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- JPS6045158A JPS6045158A JP59087645A JP8764584A JPS6045158A JP S6045158 A JPS6045158 A JP S6045158A JP 59087645 A JP59087645 A JP 59087645A JP 8764584 A JP8764584 A JP 8764584A JP S6045158 A JPS6045158 A JP S6045158A
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D50/00—Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures
- B65D50/02—Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures openable or removable by the combination of plural actions
- B65D50/04—Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures openable or removable by the combination of plural actions requiring the combination of simultaneous actions, e.g. depressing and turning, lifting and turning, maintaining a part and turning another one
- B65D50/041—Closures with means for discouraging unauthorised opening or removal thereof, with or without indicating means, e.g. child-proof closures openable or removable by the combination of plural actions requiring the combination of simultaneous actions, e.g. depressing and turning, lifting and turning, maintaining a part and turning another one the closure comprising nested inner and outer caps or an inner cap and an outer coaxial annular member, which can be brought into engagement to enable removal by rotation
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ、産業上の利用分野
本発明は、特許請求の範囲第1項の前提要件に記載され
ているような要素を有する容器の栓、特 、にびんの栓
に関するものである。更に、本発明の栓は、ねじ締め機
によりねじを締めるのに適しており、また、子供に対す
る委全性を確保した新規なものである。
ているような要素を有する容器の栓、特 、にびんの栓
に関するものである。更に、本発明の栓は、ねじ締め機
によりねじを締めるのに適しており、また、子供に対す
る委全性を確保した新規なものである。
口、従来の技術
ドイツ特許第2550538号には、カップリング要素
が突起から構成された、子供に対して安全な栓が記載さ
れている。ねじを締めるときは、突起の係合により内側
キャップは外側キャップに従って容易に動く。ねじを外
すときは、これとは逆に口に向かって、軸方向の力を加
えれば良く、それにより一方のキャップの突起は他方の
キャップの突起に沿って動く。その他の場合には、突起
は内側キャップがはずれるおそれがなく互いに滑る状態
になっている。
が突起から構成された、子供に対して安全な栓が記載さ
れている。ねじを締めるときは、突起の係合により内側
キャップは外側キャップに従って容易に動く。ねじを外
すときは、これとは逆に口に向かって、軸方向の力を加
えれば良く、それにより一方のキャップの突起は他方の
キャップの突起に沿って動く。その他の場合には、突起
は内側キャップがはずれるおそれがなく互いに滑る状態
になっている。
このような栓は、自動ねじ締め機によってびんの口に嵌
め込まなければならない。ねじ締め機により加えられる
最大回転モーメントは、口が密封閉止されるために必要
な強さであり、かつ強く締め付は過ぎて二度とはずれな
いようになったり、ねじ締めのときに栓が破損したりす
ることがないように、内側キャップがあまり堅く締まら
ないように、ごくわずかな許容差をもって調節しなけれ
ばならない。
め込まなければならない。ねじ締め機により加えられる
最大回転モーメントは、口が密封閉止されるために必要
な強さであり、かつ強く締め付は過ぎて二度とはずれな
いようになったり、ねじ締めのときに栓が破損したりす
ることがないように、内側キャップがあまり堅く締まら
ないように、ごくわずかな許容差をもって調節しなけれ
ばならない。
公知の栓においては、閉止状態において内側キャップが
十分に大きな回転モーメントでびんの口に締め伺けられ
ている場合にのみ、子供に対して安全である。これに対
し、内側キャップが軽くまたはその回転部分の一部に沿
ってのみ締付けられている場合には、カップリング要素
がさらに十分な回転モーメントを伝達するので、従来技
術によるねじ締め作業の際に再度はずれることがある。
十分に大きな回転モーメントでびんの口に締め伺けられ
ている場合にのみ、子供に対して安全である。これに対
し、内側キャップが軽くまたはその回転部分の一部に沿
ってのみ締付けられている場合には、カップリング要素
がさらに十分な回転モーメントを伝達するので、従来技
術によるねじ締め作業の際に再度はずれることがある。
ハ0発明が解決しようとする問題点
本発明の目的は、先行技術のように、開くために口に向
かって軸方向の力を加えて回転を生じさせなければなら
ず、どのような回転モーメントにより内側キャップが締
付けられたかとは無関係に安全効果が得られ、従って、
ねじ締め機の最大回転モーメントの大きさ、すなわちね
じを締めるときの強さが重要な要素にならないような栓
を提供することである。。
かって軸方向の力を加えて回転を生じさせなければなら
ず、どのような回転モーメントにより内側キャップが締
付けられたかとは無関係に安全効果が得られ、従って、
ねじ締め機の最大回転モーメントの大きさ、すなわちね
じを締めるときの強さが重要な要素にならないような栓
を提供することである。。
二8問題点を解決するための手段
本発明によれば、前記の目的は特許請求の範囲第1項に
記載したような構成を有する栓により達成することがで
きる。以下、その内容について説明する。
記載したような構成を有する栓により達成することがで
きる。以下、その内容について説明する。
栓のカップリング要素は、軸方向の運動の際に変形する
。カップリング要素は静止状態においては作用しないの
で、外側キャップは内側キャップ上で自由に回転するこ
とができる。従って、例えば、子供に対して安全性を有
する栓を得ることができる。子供に対する安全性の確保
は、内側キャップが一部のみ、またはごく緩く締められ
ているときにも達成される。ねじを締めるときも、外す
ときも、外側キャップを口に向かって軸方向に動かさな
ければならない。その場合にのみ、カップリング要素が
十分に変形されて、内側キャップは摩擦係止力によって
カップリング要素と共に動かされる。摩擦係止力の大き
さは、これにより伝達される回転モーメントが、内側キ
ャップを堅固に締付けるのに十分である一方、例えば、
ねじ締め機が過大な回転モーメントを伝達するように調
節されたときでも、栓を破損するには至らないようにな
っている。外側キャップに伝達される回転モーメントが
大き過ぎると、外側キャップとカップリング要素との間
の摩擦モーメントを上回り、外側キャップはカップリン
グ要素、にで滑る。
。カップリング要素は静止状態においては作用しないの
で、外側キャップは内側キャップ上で自由に回転するこ
とができる。従って、例えば、子供に対して安全性を有
する栓を得ることができる。子供に対する安全性の確保
は、内側キャップが一部のみ、またはごく緩く締められ
ているときにも達成される。ねじを締めるときも、外す
ときも、外側キャップを口に向かって軸方向に動かさな
ければならない。その場合にのみ、カップリング要素が
十分に変形されて、内側キャップは摩擦係止力によって
カップリング要素と共に動かされる。摩擦係止力の大き
さは、これにより伝達される回転モーメントが、内側キ
ャップを堅固に締付けるのに十分である一方、例えば、
ねじ締め機が過大な回転モーメントを伝達するように調
節されたときでも、栓を破損するには至らないようにな
っている。外側キャップに伝達される回転モーメントが
大き過ぎると、外側キャップとカップリング要素との間
の摩擦モーメントを上回り、外側キャップはカップリン
グ要素、にで滑る。
特許請求の範囲第2項の構成によれば、カップリング要
素は、一方のキャップに結合しており、静止状態におい
て摩擦係止力を生ずることなく他方のキャップに密接す
る部分を有する可撓性の膜として形成されている。軸方
向運動が加えられると、長手方向断面で見たときに真直
であったかあるいは僅かに湾曲していた膜の部分は、湾
曲するかあるいは更に大きく湾曲する。その結果、膜は
半径方向の力を加えるので、内側キャップを従動させる
のに必要な所望の摩擦係止力が発生する。
素は、一方のキャップに結合しており、静止状態におい
て摩擦係止力を生ずることなく他方のキャップに密接す
る部分を有する可撓性の膜として形成されている。軸方
向運動が加えられると、長手方向断面で見たときに真直
であったかあるいは僅かに湾曲していた膜の部分は、湾
曲するかあるいは更に大きく湾曲する。その結果、膜は
半径方向の力を加えるので、内側キャップを従動させる
のに必要な所望の摩擦係止力が発生する。
特許請求の範囲の4第3項の構成によれば、双方のキャ
ップは互いに容易に係止され、外側キャップが外れるこ
とはない。
ップは互いに容易に係止され、外側キャップが外れるこ
とはない。
弾力性の膜は、一方のキャップの構成要素または一方の
キャップ、特に内側キャップに差込まれる別個の構成要
素とすることができる。これにより、膜およびキャップ
の材料を自由に選択できるようになる。別個の膜を使用
すると、栓の軸方向の高さが低くなる。
キャップ、特に内側キャップに差込まれる別個の構成要
素とすることができる。これにより、膜およびキャップ
の材料を自由に選択できるようになる。別個の膜を使用
すると、栓の軸方向の高さが低くなる。
特許請求の範囲第4項の構成によれば、一方のキャップ
の構成要素であり、かつキャップの外壁をそのカバープ
レートと結合する膜の溝形の部分は、他方のキャップの
環状空間の内部へ入る。軸方向の力が加わると、膜はこ
の環状空間の中に挟まれて摩擦係止力を生ずる。
の構成要素であり、かつキャップの外壁をそのカバープ
レートと結合する膜の溝形の部分は、他方のキャップの
環状空間の内部へ入る。軸方向の力が加わると、膜はこ
の環状空間の中に挟まれて摩擦係止力を生ずる。
特許請求の範囲第5項の構成によれば、一方のカップリ
ング要素は中空円錐台の形状の壁として形成されている
。外側キャップを押下げると、この壁は傾斜角が大きく
なるように変形する。壁の開いた端部は、構成によって
内方または、外方に向いた環状の突起の形態をとる第2
のカップリング要素に押付けられる。そのようにして2
つのカップリング要素が互いに結合し所望の摩擦係止力
が生ずる。また、特許請求の範囲第6項の構成によれば
、外側のキャップの外壁が環状の突起として作用するも
のである。
ング要素は中空円錐台の形状の壁として形成されている
。外側キャップを押下げると、この壁は傾斜角が大きく
なるように変形する。壁の開いた端部は、構成によって
内方または、外方に向いた環状の突起の形態をとる第2
のカップリング要素に押付けられる。そのようにして2
つのカップリング要素が互いに結合し所望の摩擦係止力
が生ずる。また、特許請求の範囲第6項の構成によれば
、外側のキャップの外壁が環状の突起として作用するも
のである。
特許請求の範囲第7項の構成によれば、中空円錐台の形
状の少なくとも一対の壁が設けられ、それらの壁は双方
のキャップのカバープレートに形成されており、静止状
態においては摩擦係止力を生ずることなく互いに係合す
る。壁は異なる大きさの傾斜角を有し、軸方向の力が加
わると、弾性的に変形して互いに当接し、弾性変形によ
り必要な摩擦係止力を生ずる。このような構成により直
径の小さい栓を得ることができる。
状の少なくとも一対の壁が設けられ、それらの壁は双方
のキャップのカバープレートに形成されており、静止状
態においては摩擦係止力を生ずることなく互いに係合す
る。壁は異なる大きさの傾斜角を有し、軸方向の力が加
わると、弾性的に変形して互いに当接し、弾性変形によ
り必要な摩擦係止力を生ずる。このような構成により直
径の小さい栓を得ることができる。
特許請求の範囲第9項の構成によれば、2対の壁が互い
に同心状に設けられているので、栓の直径が小さくなる
と共に、高さも低くなる。
に同心状に設けられているので、栓の直径が小さくなる
と共に、高さも低くなる。
特許請求の範囲第1θ項の構成によれば、双方のギヤ1
.プの外壁自体が中空円錐台の形状の壁として形成され
ているので、キャップの製造は、特に容易な射出成形に
よって行なうことができる。
.プの外壁自体が中空円錐台の形状の壁として形成され
ているので、キャップの製造は、特に容易な射出成形に
よって行なうことができる。
特許請求の範囲第11項の構成によれば、特に容易に製
造できるカップリング要素を得ることができる。
造できるカップリング要素を得ることができる。
なお1.「−ヒ」、「下」、「押下げるコなどの表現は
、内側キャップを直立したびんの口にねじで締め付ける
ような場合における栓の位置関係を表わすものである。
、内側キャップを直立したびんの口にねじで締め付ける
ような場合における栓の位置関係を表わすものである。
ホ9作用
上記ように、本発明の栓は、容器の口に係合する内側キ
ャップと、内側キャップの外壁を包囲する外側キャップ
と、内側キャップと外側キャップとの間において作用す
るカップリングからなり、該カップリングは静止状態に
おいては作用せず、軸方向の運動詩には変形して、内側
キャップと外側キャップとの間にカップリングを介して
摩擦係止力を生ずるものである。
ャップと、内側キャップの外壁を包囲する外側キャップ
と、内側キャップと外側キャップとの間において作用す
るカップリングからなり、該カップリングは静止状態に
おいては作用せず、軸方向の運動詩には変形して、内側
キャップと外側キャップとの間にカップリングを介して
摩擦係止力を生ずるものである。
へ、実施例
以下、添付図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
全ての図は内側キャップ、外側キャップおよびカップリ
ング要素の軸方向縦断面図である(第9図は右半分のみ
断面である)。全ての図は、外側キャップと内側キャッ
プが互いに自由に回転できる静止状態を左側に示し、外
側キャップを内側キャップに押し付けることにより、カ
ップリング要素によって摩擦係止力が発生する従動状態
を右側に示す。
ング要素の軸方向縦断面図である(第9図は右半分のみ
断面である)。全ての図は、外側キャップと内側キャッ
プが互いに自由に回転できる静止状態を左側に示し、外
側キャップを内側キャップに押し付けることにより、カ
ップリング要素によって摩擦係止力が発生する従動状態
を右側に示す。
第1図は、雄ねじを有するびんの口1を示す。
雄ねじには、本発明による栓の内側キャップの雌ねじが
係合している。第1図から第13図に示す通常のねじの
代りに、差込み型のねじを使用することもできる。内側
キャップ3は、円筒形の壁3aとカバープレー)3bと
を有する。内側キャップには、下方へ伸びる環状パツキ
ン5が装着されている。一方、円筒形の壁7aとカバー
プレート?bとを有する外側キャップ7は、内側キャッ
プ3の上に被せである。外側キャップ7は内側キャップ
3の中心開口11と係合する中空円筒形の突出部9を有
−する。突出部8はその下縁部に外側膨出部13を有
し、この膨出部をむりに押して嵌め込んだときに周囲の
部分に係合し、外側キャップを内側キャップに固着する
。内側キャップの中心開口11は小径キャップ15によ
り密閉されている。
係合している。第1図から第13図に示す通常のねじの
代りに、差込み型のねじを使用することもできる。内側
キャップ3は、円筒形の壁3aとカバープレー)3bと
を有する。内側キャップには、下方へ伸びる環状パツキ
ン5が装着されている。一方、円筒形の壁7aとカバー
プレート?bとを有する外側キャップ7は、内側キャッ
プ3の上に被せである。外側キャップ7は内側キャップ
3の中心開口11と係合する中空円筒形の突出部9を有
−する。突出部8はその下縁部に外側膨出部13を有
し、この膨出部をむりに押して嵌め込んだときに周囲の
部分に係合し、外側キャップを内側キャップに固着する
。内側キャップの中心開口11は小径キャップ15によ
り密閉されている。
内側キャップ3の下縁部には、上方へ折返した弾性体の
可撓性膜17を装着する。膜17は溝形の部分17aと
、それに隣接し、かつ静止状態のときに外側キャップ7
の内側から僅かに離れている円筒形の部分17bとを有
する。膜の自由縁部17cは外側キャップの内側肩部1
9を支持する。ここにも静止状態で僅かな間隙ができる
ので、静止状態においては、外側キャップから膜へ、す
なわち内側キャップへ回転モーメントは全くあるいは殆
ど伝達されない。
可撓性膜17を装着する。膜17は溝形の部分17aと
、それに隣接し、かつ静止状態のときに外側キャップ7
の内側から僅かに離れている円筒形の部分17bとを有
する。膜の自由縁部17cは外側キャップの内側肩部1
9を支持する。ここにも静止状態で僅かな間隙ができる
ので、静止状態においては、外側キャップから膜へ、す
なわち内側キャップへ回転モーメントは全くあるいは殆
ど伝達されない。
外側キャップ7を2枚のカバープレートが互いに当接す
るまで矢印の方向に押し下げると、内側肩部19は膜の
円筒形の部分17bを下方へ押す。その結果、円筒形の
部分17bの下部は強制的湾曲状態となる。しかしなが
ら、円筒形の部分は当初の形状を保持しようとするので
、半径方向外側へ、外側キャップ7の内壁に向かって押
付けられる。
るまで矢印の方向に押し下げると、内側肩部19は膜の
円筒形の部分17bを下方へ押す。その結果、円筒形の
部分17bの下部は強制的湾曲状態となる。しかしなが
ら、円筒形の部分は当初の形状を保持しようとするので
、半径方向外側へ、外側キャップ7の内壁に向かって押
付けられる。
これにより所望の摩擦係止が成立する。膜は摩擦係止状
態で、内側キャップを確実に密封できるように十分堅く
締付け、再びねじを回して取外すことができるような十
分な回転モーメントを発生させるような寸法を有し、か
つそのような材料から製造されている。ふた締め機を使
用する場合、ねじ締めの回転モーメントの限界を考慮し
た構成にしなければならない。内側キャップが完全に締
付けられ、外側キャップにさらに大きな回転モーメント
が加えられると、最後には外側キャップと膜のみが回転
される。従って、過大な回転モーメントが加えられて栓
が破壊されることはない。
態で、内側キャップを確実に密封できるように十分堅く
締付け、再びねじを回して取外すことができるような十
分な回転モーメントを発生させるような寸法を有し、か
つそのような材料から製造されている。ふた締め機を使
用する場合、ねじ締めの回転モーメントの限界を考慮し
た構成にしなければならない。内側キャップが完全に締
付けられ、外側キャップにさらに大きな回転モーメント
が加えられると、最後には外側キャップと膜のみが回転
される。従って、過大な回転モーメントが加えられて栓
が破壊されることはない。
第2図は同様の構成の栓を示す。この場合、膜17は、
はぼ円筒形のリングとして形成されている外側キャップ
7.2に固定する。膜の自由縁部は内側ギャップの外側
フランジ21と当接する。双方のキャップt±、外側フ
ランジ21と共働する外側キャップの内側膨出部23お
よび膜により固定保持されている。機能は第1図に示す
栓と同様である。
はぼ円筒形のリングとして形成されている外側キャップ
7.2に固定する。膜の自由縁部は内側ギャップの外側
フランジ21と当接する。双方のキャップt±、外側フ
ランジ21と共働する外側キャップの内側膨出部23お
よび膜により固定保持されている。機能は第1図に示す
栓と同様である。
第3図には特殊な構成を有する膜17.3を示す。
この場合、キャップの材料としては任意の硬さの材料を
自由に選択することができる。膜自体についてのみ適切
な弾性を有するプラスチック材料を使用しなければなら
ない。77桑17.3は、内側キャップ3.3の径小部
に隙間なく当接する内側円筒形部分17dを有する。膜
は上方へ折返され、溝形の部分17aを形成し、外側キ
ャップのカバープレート7bを支持する。機能は第1図
に示す栓と同様である。
自由に選択することができる。膜自体についてのみ適切
な弾性を有するプラスチック材料を使用しなければなら
ない。77桑17.3は、内側キャップ3.3の径小部
に隙間なく当接する内側円筒形部分17dを有する。膜
は上方へ折返され、溝形の部分17aを形成し、外側キ
ャップのカバープレート7bを支持する。機能は第1図
に示す栓と同様である。
第4図および第5図は、本発明による栓と新規な安全手
段とを組合わせた実施例を示す。第4図の実施例は、内
側フランジ17eと内側キャップの上にかぶせられる円
筒形の部分1?dとを有する挿入自在の弾性体の可撓性
膜17.4を有する。膜は溝形の部分17aと、はぼ円
筒形の外側キャップ7.4の内壁と、静止状態において
摩擦係止力を加えることなく密接する円筒形の部分17
bとを有する。
段とを組合わせた実施例を示す。第4図の実施例は、内
側フランジ17eと内側キャップの上にかぶせられる円
筒形の部分1?dとを有する挿入自在の弾性体の可撓性
膜17.4を有する。膜は溝形の部分17aと、はぼ円
筒形の外側キャップ7.4の内壁と、静止状態において
摩擦係止力を加えることなく密接する円筒形の部分17
bとを有する。
第1図の場合と同様に、膜の上級部j±外側キャップ7
.4の内側肩部19に当接する。外側キャップは環状の
破壊筒所27において安全リング29になっている内側
フランジ25を有する。これにより、摩擦係止が成立し
ない位置(第4図の左側)が確保される。最初に使用す
るとき、外側キャップ7.4は矢印の方向に押下げられ
、このとき安全リング29が折り取られる。その他の機
能は上述の通りである。
.4の内側肩部19に当接する。外側キャップは環状の
破壊筒所27において安全リング29になっている内側
フランジ25を有する。これにより、摩擦係止が成立し
ない位置(第4図の左側)が確保される。最初に使用す
るとき、外側キャップ7.4は矢印の方向に押下げられ
、このとき安全リング29が折り取られる。その他の機
能は上述の通りである。
第5図に示す安全リング28も、同様に最初に使用する
ときに折り取られる。この場合、膜17.5は内側キャ
ップ3.5と一体構造である。内側キャップは、その円
筒形の壁3aはカバープレート3bと共に雌ねじと結合
する。膜の溝形の部分17aは、外側キャップの環状空
間31の内部へ突出する。外側キャップの短い円筒形の
突出部33は、下方の内側キャップの狭い環状空間35
の内部へ突出し、その底面に当接する。外側キャップを
押下げると、まず安全リング29が折り取られる。次に
、膜は第5図の右側に示すように湾曲するので、膜は広
がって、半径方向の内側方向および外側方向の力が外側
キャップの環状空間31の壁面に加わる。その結果、所
望の摩擦係止が成立する。
ときに折り取られる。この場合、膜17.5は内側キャ
ップ3.5と一体構造である。内側キャップは、その円
筒形の壁3aはカバープレート3bと共に雌ねじと結合
する。膜の溝形の部分17aは、外側キャップの環状空
間31の内部へ突出する。外側キャップの短い円筒形の
突出部33は、下方の内側キャップの狭い環状空間35
の内部へ突出し、その底面に当接する。外側キャップを
押下げると、まず安全リング29が折り取られる。次に
、膜は第5図の右側に示すように湾曲するので、膜は広
がって、半径方向の内側方向および外側方向の力が外側
キャップの環状空間31の壁面に加わる。その結果、所
望の摩擦係止が成立する。
第6図は、第1図と同様の膜17.6を示す。しかしな
がら、この膜の自由縁部は外方へ広がる環状膨出部17
Fを有する。円筒形の壁7aの内壁には、一連の軸と平
行で内方に向いたリブ40が設けられている。これらの
リブは、円周方向に約2mmの幅を有し、互いに等しい
間隔で離れている。リブは下方から上方へ広がる形態を
有し、その端部は上方内側へ僅かに傾斜した停止面にな
っている。内側キャップを外側キャップに挿入した後、
環状膨出部1?fはリブ40の上縁部に係合し、それに
より外側キャップを内側キャップから外れないように結
合する。
がら、この膜の自由縁部は外方へ広がる環状膨出部17
Fを有する。円筒形の壁7aの内壁には、一連の軸と平
行で内方に向いたリブ40が設けられている。これらの
リブは、円周方向に約2mmの幅を有し、互いに等しい
間隔で離れている。リブは下方から上方へ広がる形態を
有し、その端部は上方内側へ僅かに傾斜した停止面にな
っている。内側キャップを外側キャップに挿入した後、
環状膨出部1?fはリブ40の上縁部に係合し、それに
より外側キャップを内側キャップから外れないように結
合する。
カバープレート7bは、ブリッジ42により円筒形の壁
7aと結合されている。ブリッジの数はリブ40の数と
同じである。射出成形機においては、リブ40を形成す
るために一連のピンが必要である。ピンはブリッジ40
の間の間隙を介して上方から挿入される。ねじ締めおよ
び取り外しのときの機能は前記の通りである。
7aと結合されている。ブリッジの数はリブ40の数と
同じである。射出成形機においては、リブ40を形成す
るために一連のピンが必要である。ピンはブリッジ40
の間の間隙を介して上方から挿入される。ねじ締めおよ
び取り外しのときの機能は前記の通りである。
第7図には、@17.7がごく短く形成されている同様
の実施例を示す。これに対応してリブ40.7も短い。
の実施例を示す。これに対応してリブ40.7も短い。
この場合ブリッジ42.7は直径の異なる円筒形の壁部
分7alと壁部分?a2とを結合している。
分7alと壁部分?a2とを結合している。
以下に説明する実施例においては、溝形の部分を有する
膜を持たず、カップリング部材として、中空円錐台の形
状の壁が設けられている。
膜を持たず、カップリング部材として、中空円錐台の形
状の壁が設けられている。
第8図はそのような壁50を示す。この壁は内側キャッ
プのカバープレー)3bの外縁部から延出し、内側へ3
0°ないし406の角度で傾斜している。外側キャップ
のカバープレー)7bの内壁には、壁50の内縁部の自
由端に対する対向支持部を形成する環状の突起52を設
ける。静止状態(第8図左側)においては、壁と突起は
互いに僅かに離れている。
プのカバープレー)3bの外縁部から延出し、内側へ3
0°ないし406の角度で傾斜している。外側キャップ
のカバープレー)7bの内壁には、壁50の内縁部の自
由端に対する対向支持部を形成する環状の突起52を設
ける。静止状態(第8図左側)においては、壁と突起は
互いに僅かに離れている。
軸方向の力が加わると、壁50は内方へ折曲げられて突
起52に押付けられるので、そこで摩擦係止力が生ずる
。
起52に押付けられるので、そこで摩擦係止力が生ずる
。
第9図は壁50.9を外方へ向けた実施例を示す。
力が加わると、壁は内側から外側キャップの円筒形の壁
の内側またはその自由縁部の外側に形成される環状の突
起に押付けられ、圧縮される。
の内側またはその自由縁部の外側に形成される環状の突
起に押付けられ、圧縮される。
第10図に示す実施例では、中空円錐台の形状の2つの
壁54および56が設けられている。壁54は外側キャ
ップのカバープレートから下方やや内側に突出する。壁
56は内側キャップのカバープレートから上方やや外側
へ突出する。円錐台の傾斜角度は10°から20°異な
るので、静止状態において壁54の下縁部は壁56に最
も密接しているが、摩擦係止力を生ずることはない。押
下げられた状態では、軸方向の力の影響により、2つの
壁54および56は互いに密に接触する。従って、壁の
湾曲により発生した弾性力によって、所望の摩擦係止力
が生ずる。
壁54および56が設けられている。壁54は外側キャ
ップのカバープレートから下方やや内側に突出する。壁
56は内側キャップのカバープレートから上方やや外側
へ突出する。円錐台の傾斜角度は10°から20°異な
るので、静止状態において壁54の下縁部は壁56に最
も密接しているが、摩擦係止力を生ずることはない。押
下げられた状態では、軸方向の力の影響により、2つの
壁54および56は互いに密に接触する。従って、壁の
湾曲により発生した弾性力によって、所望の摩擦係止力
が生ずる。
第11図は、第1O図とは全く逆の構成を示すものであ
る。壁58.11の上方自由縁部は壁54.11に最も
近接している。その他の機能は第10図の実施例と同様
である。
る。壁58.11の上方自由縁部は壁54.11に最も
近接している。その他の機能は第10図の実施例と同様
である。
第12図は、このような傾斜する壁を2対有する構成を
示す。押下げられた状態において、2対の壁は弾性によ
り互いに当接する。従って、必要な摩擦力は、半径方向
に互いに離れた2つの箇所で発生する。そのために、機
能達成に不可欠な壁の高さ、ひいては栓全体の高さを低
減させることができる。
示す。押下げられた状態において、2対の壁は弾性によ
り互いに当接する。従って、必要な摩擦力は、半径方向
に互いに離れた2つの箇所で発生する。そのために、機
能達成に不可欠な壁の高さ、ひいては栓全体の高さを低
減させることができる。
第13図は、キャップの外壁自体が中空円錐台の形状の
壁として形成されている実施例を示す。
壁として形成されている実施例を示す。
機能は第10図または第11図に示す実施例の機能に対
応する。外側キャップを、内側キャップから外れること
がないように保持するために、外側キャップの下縁部に
リング60を形成する。このリングは、外側キャップを
内側キャップにかぶせた後に、内側キャップの外側膨出
部64の背後の内側膨出部62と係合する。
応する。外側キャップを、内側キャップから外れること
がないように保持するために、外側キャップの下縁部に
リング60を形成する。このリングは、外側キャップを
内側キャップにかぶせた後に、内側キャップの外側膨出
部64の背後の内側膨出部62と係合する。
1・8発明の効果
−に記のように、本発明の栓は、静止状態においては、
外側キャップを回転させても内側キャップは回転せず安
全である。また、外側キャップを押し下げて摩擦係止状
態にした場合においては、内側キャップを締め付けたり
緩めたりするためには充分で、かつ、過大な締付力が加
えられた場合には両キャップが滑って、栓の破損を防止
するという効果を有する。
外側キャップを回転させても内側キャップは回転せず安
全である。また、外側キャップを押し下げて摩擦係止状
態にした場合においては、内側キャップを締め付けたり
緩めたりするためには充分で、かつ、過大な締付力が加
えられた場合には両キャップが滑って、栓の破損を防止
するという効果を有する。
第1図から第7図は、溝形の部分を有する可撓性の膜を
含む実施例を示す縦断面図、 第8図および第9図はカ
ップリングとして中空円錐台の形状の壁を有する実施例
を示す縦断面図、第10図から第12図はカップリング
要素として作用する複数対の壁を有する実施例を示す縦
断面図、および第13図はキャップの外壁自体がそのよ
うな壁を形成している実施例を示す縦断面図である。 1 、、、、 (容器)の口、3 、、、、内側キャッ
プ、3a、、、、内側キャップ壁、3b、、、、カバー
プレート5 、、、、環状パツキン、? 、、、、外側
キャップ、7a、、’、、外側キャップ壁、7b、、、
、カバープレート9−、、、突出部、11.、、、開口
、13.、、、外側膨出部+5.、、、+ヤ、、プ、1
? 、 、 、 、 II!、17a ’、、−、溝
形部分17b 、、、、円筒形部分、17c、、、、自
由縁部、17d 、、、、円筒形部分、17e 、、、
、内側フランジ、17f 、、、、外側膨出部、18.
、、、環状空間、19、、、、内側肩部、21.、、、
外側フランジ、23、、、、内側膨出部、25.、、、
内側フランジ、27、、、、破壊箇所、29.、;、安
全リング、31、35.、、、環状空間、33.’、、
、突出部、40、、、、リブ、42.、、、ブリッジ、
50.、、、壁、52、、、、環状突起、54.5B、
、、、壁、eo、、、、リング62、、、、内側膨出部
、Ei4.、、、外側膨出部特許出願人 ツェーラー プラスティック、ケーン、ブレフナ−ラン
ト コンパニー 代理人弁理士 前 島 肇 図面の浄書(内容に変可なし) 第1図 第2図 第3図 ◇ 第4図 5 第5図 第6図 第7図 つ 第8図 第9図 3b 50.9 第11図 第10図 第12図 ☆ 粥13図 手続補正書 工、事件の表示 昭和59年特許願第87645号 2、発明の名称 栓、特に子供に対する安全性を確保した栓3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 名 称 ツェーラー プラスティック、ケーン、ブレブ
ナ−ラント コンパニー 4、代理人
含む実施例を示す縦断面図、 第8図および第9図はカ
ップリングとして中空円錐台の形状の壁を有する実施例
を示す縦断面図、第10図から第12図はカップリング
要素として作用する複数対の壁を有する実施例を示す縦
断面図、および第13図はキャップの外壁自体がそのよ
うな壁を形成している実施例を示す縦断面図である。 1 、、、、 (容器)の口、3 、、、、内側キャッ
プ、3a、、、、内側キャップ壁、3b、、、、カバー
プレート5 、、、、環状パツキン、? 、、、、外側
キャップ、7a、、’、、外側キャップ壁、7b、、、
、カバープレート9−、、、突出部、11.、、、開口
、13.、、、外側膨出部+5.、、、+ヤ、、プ、1
? 、 、 、 、 II!、17a ’、、−、溝
形部分17b 、、、、円筒形部分、17c、、、、自
由縁部、17d 、、、、円筒形部分、17e 、、、
、内側フランジ、17f 、、、、外側膨出部、18.
、、、環状空間、19、、、、内側肩部、21.、、、
外側フランジ、23、、、、内側膨出部、25.、、、
内側フランジ、27、、、、破壊箇所、29.、;、安
全リング、31、35.、、、環状空間、33.’、、
、突出部、40、、、、リブ、42.、、、ブリッジ、
50.、、、壁、52、、、、環状突起、54.5B、
、、、壁、eo、、、、リング62、、、、内側膨出部
、Ei4.、、、外側膨出部特許出願人 ツェーラー プラスティック、ケーン、ブレフナ−ラン
ト コンパニー 代理人弁理士 前 島 肇 図面の浄書(内容に変可なし) 第1図 第2図 第3図 ◇ 第4図 5 第5図 第6図 第7図 つ 第8図 第9図 3b 50.9 第11図 第10図 第12図 ☆ 粥13図 手続補正書 工、事件の表示 昭和59年特許願第87645号 2、発明の名称 栓、特に子供に対する安全性を確保した栓3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 名 称 ツェーラー プラスティック、ケーン、ブレブ
ナ−ラント コンパニー 4、代理人
Claims (11)
- (1)(a)容器の口に係合するねじ山または差込み型
ねじを有する内側キャップと、 (b)少なくとも内側キャップの外壁を包囲する外側キ
ャップと、 (C)内側キャップと外側キャップとの間において作用
し、前記口に向かう軸方向の運動によって軸方向の力が
加わったときに係合し、外側キャップに加わる回転モー
メントを内側キャップに伝達するカップリングと、 を有するびん等の容器の口に用いる栓、特に子供に対す
る安全性を確保した栓において、(d)前記カップリン
グは、少なくとも1つの骨性変形自在のカップリング要
素を有し、該カップリング要素は静止状態においては作
用せず、軸方向運動時には、内側キャップと外側キャッ
プとの間に、外側キャップに伴なって内側キャップな動
かすために十分な摩擦係止力を生ずるように変形するこ
とを特徴とする栓。 - (2)(a)前記カップリング要素は、弾力性で可撓性
の膜(17,1?、2.、、、)からなり、内側キャッ
プおよび外側キャップは、それより硬質の材料で形成さ
れ、 (b)前記膜は、一方のキャップと一体的に結合されて
おり、 (c)前記膜は、折返された形状を有し、その一部また
は全体は双方のキャップの間または他方のキャップの内
部の環状空間(18)の中にあり、(d)前記膜の折返
された壁(17b)の一部は、静止状態において他方の
キャップの円筒形または円錐台形の壁に摩擦係止力を生
ずることなく密接しており、さらに、 (e)前記膜の折返された壁の自由端(17c)は、少
なくとも軸方向の力が加えられた後に、他方のキャップ
の少なくともほぼ半径方向の環状面に当接すること を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の栓。 - (3)(a)前記膜の自由端は、膜を担持していない方
のキャップに向いている少なくとも1つの半径方向突出
部、特に外側膨出部(17f)を有し、(b)前記キャ
ップは、膜を担持するキヤンプに向いており、かつ前記
突出部と係合する半径方向の突起(リブ40)を有する
こと を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の栓。 - (4)(a)前記カップリング要素は弾力性の膜(17
,4)からなり、 (b)前記膜は、一方のキャップの構成要素であって、
該キャップの外壁とカバープレートとを結合しており、 (c)前記膜は、折返された形状を有し、他方のキャッ
プの内部の環状空間(31)の中へ入る溝形の部分(1
7^)を有し、 (d)前記膜の少なくとも一部分は、静止状態において
、他方のキャップの円筒形または、円錐台形の壁と摩擦
係止力を生ずることなく密接すること を特徴とする特許請求範囲第1項記載の栓。 - (5)(a)前記の安全な栓は、特に軸方向に対称形の
2つのカップリング要素を有し、(1,)一方のカップ
リング要素は、中空円錐台の形状の壁(5o、 50.
9)であり、(c)該壁の環状端部は、この壁の他方の
開いた端部が他方のキャップのカバープレートおよびそ
こから突出する環状の突起(52,?a)に対向し、か
つこの突起に摩擦係止力を生ずることなく密接するよう
に、一方のキャップのカバープレートと結合されている
こと を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の栓。 - (6)前記外側キャップの外壁が、環状の突起として作
用することを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の栓
・ - (7)(a)双方のキャップの互いに対向するカバープ
レートに、中空円錐台の形状で、静止状態において互い
に半径方向に隣接する一対の壁(54゜58)をそれぞ
れ1つずつ形成し、 (b)前記各対の壁は、約10°から20°異なる傾斜
角を有し、静止状態において一方の壁の開いた縁部は他
方の壁に密接し、口に向かう軸方向運動を行なった後は
、双方の壁は摩擦係止状−態で互いに接触すること を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の栓。 - (8)前記中空円錐台の形状の壁は、キャップのカバー
プレートに、キャップの外壁から半径方向内側へ傾斜す
るように設けられていることを特徴とする特許請求の範
囲第7項記載の栓。 - (9)前記2対の壁が、互いに同心状に設けられている
ことを特徴とする特許請求の範囲第7項または第8項記
載の栓。 - (10)双方の前記キャップの外壁自体が、中空円錐台
形の壁であることを特徴とする特許請求の範囲第7項記
載の栓。 - (11)前記カップリング要素の少なくとも一方は、軸
に関して対称形に形成されていることを特徴とする特許
請求の範囲第1項から第10項のいずれかに記載の栓。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19833315548 DE3315548A1 (de) | 1983-04-29 | 1983-04-29 | Verschluss, insbesondere kindergesicherter verschluss |
DE3315548.8 | 1983-04-29 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6045158A true JPS6045158A (ja) | 1985-03-11 |
Family
ID=6197667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59087645A Pending JPS6045158A (ja) | 1983-04-29 | 1984-04-27 | 栓、特に子供に対する安全性を確保した栓 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4624377A (ja) |
EP (1) | EP0123810B1 (ja) |
JP (1) | JPS6045158A (ja) |
AT (1) | ATE29860T1 (ja) |
CA (1) | CA1286254C (ja) |
DE (2) | DE3315548A1 (ja) |
DK (1) | DK158834C (ja) |
NO (1) | NO161170C (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62120832A (ja) * | 1985-11-21 | 1987-06-02 | 旭光学工業株式会社 | 水密型内視鏡 |
WO2013190723A1 (ja) * | 2012-06-22 | 2013-12-27 | 伸晃化学株式会社 | 安全キャップ |
US9254947B2 (en) | 2012-06-07 | 2016-02-09 | Shinko Chemical Co., Ltd. | Safety cap |
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IT1221304B (it) * | 1988-01-11 | 1990-06-27 | Taplst S N C | Tappo di sicurezza |
FR2670464B1 (fr) * | 1990-12-14 | 1994-10-14 | Manuf Bourguignonne Plasti | Bouchon de securite a vis. |
US5588545A (en) * | 1991-09-23 | 1996-12-31 | Beeson And Sons Limited | Child-resistant and elderly friendly closure for containers |
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US6093144A (en) * | 1997-12-16 | 2000-07-25 | Symphonix Devices, Inc. | Implantable microphone having improved sensitivity and frequency response |
IT1304829B1 (it) * | 1998-11-19 | 2001-04-05 | Lameplast Srl | Flacone con tappo di sicurezza, particolarmente per prodottifarmaceutici. |
ITMI20052505A1 (it) * | 2005-12-28 | 2007-06-29 | Nicola Fabiano | Tappo dotato di un dispositivo di sicurezza anti-rotazione |
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GB0715983D0 (en) * | 2007-08-16 | 2007-09-26 | Obrist Closures Switzerland | A Saftey closure |
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CH519423A (de) * | 1970-02-13 | 1972-02-29 | Ciba Geigy Ag | Behälterverschluss |
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CH570312A5 (en) * | 1974-10-23 | 1975-12-15 | Kaiser Ernst | Medicine bottle safety cap - has inner and outer portions with conical friction faces thrust together axially |
FR2314873A1 (fr) * | 1975-06-20 | 1977-01-14 | Captocap Ltd | Dispositif de bouchage inviolable, avec mecanisme de securite |
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-
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- 1983-04-29 DE DE19833315548 patent/DE3315548A1/de not_active Ceased
-
1984
- 1984-02-23 DE DE8484101911T patent/DE3466374D1/de not_active Expired
- 1984-02-23 EP EP84101911A patent/EP0123810B1/de not_active Expired
- 1984-02-23 AT AT84101911T patent/ATE29860T1/de not_active IP Right Cessation
- 1984-02-28 DK DK116384A patent/DK158834C/da not_active IP Right Cessation
- 1984-04-26 CA CA000452856A patent/CA1286254C/en not_active Expired - Lifetime
- 1984-04-27 JP JP59087645A patent/JPS6045158A/ja active Pending
- 1984-04-27 NO NO841675A patent/NO161170C/no unknown
-
1985
- 1985-11-13 US US06/797,762 patent/US4624377A/en not_active Expired - Fee Related
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WO2013190723A1 (ja) * | 2012-06-22 | 2013-12-27 | 伸晃化学株式会社 | 安全キャップ |
JPWO2013190723A1 (ja) * | 2012-06-22 | 2016-02-08 | 伸晃化学株式会社 | 安全キャップ |
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DK116384D0 (da) | 1984-02-28 |
DE3315548A1 (de) | 1984-12-06 |
CA1286254C (en) | 1991-07-16 |
EP0123810B1 (de) | 1987-09-23 |
DK158834C (da) | 1990-12-31 |
NO161170C (no) | 1989-07-12 |
EP0123810A1 (de) | 1984-11-07 |
DK158834B (da) | 1990-07-23 |
DE3466374D1 (en) | 1987-10-29 |
NO161170B (no) | 1989-04-03 |
ATE29860T1 (de) | 1987-10-15 |
NO841675L (no) | 1984-10-30 |
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