JPS6045107B2 - 階段昇降装置 - Google Patents
階段昇降装置Info
- Publication number
- JPS6045107B2 JPS6045107B2 JP2582080A JP2582080A JPS6045107B2 JP S6045107 B2 JPS6045107 B2 JP S6045107B2 JP 2582080 A JP2582080 A JP 2582080A JP 2582080 A JP2582080 A JP 2582080A JP S6045107 B2 JPS6045107 B2 JP S6045107B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- rail
- elevating body
- center
- elevating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Transmission Devices (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は階段昇降装置に関するものである。
まず、第１〜第３図によつて従来の階段昇降装置を説明
する。図中、１は階段、２は階段１に沿つて設けられた
レールで、２ａはこれの中間部からなる傾斜部、２ｂは
それぞれ端部からなる水平部、２ｃはレール２の最下辺
に設けられた第１案内部、２ｄは水平部２ｂ対応部に設
けられて第１案内部２ｃよりも上方に配置された第２案
内部、２ｅは第２案内部２ｄに対応して配置されこれよ
りも上方に配置された第３案内部、２ｆはレール２の最
上辺に設けられた第４案内部、３は電動椅子からなる昇
降体で、３ａはこれに枢着されて第４案内部２ｆ上面を
転動するローラからなる第１案内体、３をは昇降体３に
枢着されて第１案内体３ａの中心を通る鉛直線上に中心
が配置され、かつ第４案内部２ｆの下面、第３案内部２
ｅの下面を転動するローラからなる第２案内体、３ｃは
昇降体３に枢着され案内体３ｂとは反対側に配置されて
第４案内部２ｆの下面、第２案内部２ｄの下面を転動す
るローラ、３ｄは昇降体３に設けられた電動機からなる
駆動機で、３ｅはこれのピニオン、４は第１案内部２ｅ
の上面にこれの長手に沿つて設けられてピニオン３ｅと
かみ合うラック、５は制御器で、ケーブル６により駆動
機３ｄと接続してある。
する。図中、１は階段、２は階段１に沿つて設けられた
レールで、２ａはこれの中間部からなる傾斜部、２ｂは
それぞれ端部からなる水平部、２ｃはレール２の最下辺
に設けられた第１案内部、２ｄは水平部２ｂ対応部に設
けられて第１案内部２ｃよりも上方に配置された第２案
内部、２ｅは第２案内部２ｄに対応して配置されこれよ
りも上方に配置された第３案内部、２ｆはレール２の最
上辺に設けられた第４案内部、３は電動椅子からなる昇
降体で、３ａはこれに枢着されて第４案内部２ｆ上面を
転動するローラからなる第１案内体、３をは昇降体３に
枢着されて第１案内体３ａの中心を通る鉛直線上に中心
が配置され、かつ第４案内部２ｆの下面、第３案内部２
ｅの下面を転動するローラからなる第２案内体、３ｃは
昇降体３に枢着され案内体３ｂとは反対側に配置されて
第４案内部２ｆの下面、第２案内部２ｄの下面を転動す
るローラ、３ｄは昇降体３に設けられた電動機からなる
駆動機で、３ｅはこれのピニオン、４は第１案内部２ｅ
の上面にこれの長手に沿つて設けられてピニオン３ｅと
かみ合うラック、５は制御器で、ケーブル６により駆動
機３ｄと接続してある。
すなわち、昇降体３は、第１、第２案内体３ａ、３ｂ）
ローラ３ｃ）ピニオン３ｅによりレーＪル２に移動可能
に係合し、制御器５によつて駆動機３ｄが付勢されると
ピニオン３ｅが回転しラック４を介して移動する。
ローラ３ｃ）ピニオン３ｅによりレーＪル２に移動可能
に係合し、制御器５によつて駆動機３ｄが付勢されると
ピニオン３ｅが回転しラック４を介して移動する。
また、昇降体３は傾斜部２ａにおいて鉛直姿勢でレール
２に係合し、水平部２ｂにおいても鉛直姿勢を保つよう
に第２、第丁３案内部２ｄ、２ｅが設けてある。このた
めレール２の構成が複雑なものとなつて、製作が容易で
はなく、また高価なものとなる欠点があつた。この発明
は上記の欠点を解消するもので、簡易に構成されたレー
ルによつて不具合なく昇降体が案内される階段昇降装置
を提供しようとするものてある。以下、第４〜第６図に
よつてこの発明の一実施例を説明する。
２に係合し、水平部２ｂにおいても鉛直姿勢を保つよう
に第２、第丁３案内部２ｄ、２ｅが設けてある。このた
めレール２の構成が複雑なものとなつて、製作が容易で
はなく、また高価なものとなる欠点があつた。この発明
は上記の欠点を解消するもので、簡易に構成されたレー
ルによつて不具合なく昇降体が案内される階段昇降装置
を提供しようとするものてある。以下、第４〜第６図に
よつてこの発明の一実施例を説明する。
図中、第１〜第３図と同符号は相当部分を示し、２ａは
階段１の傾斜角度Ａと同じ角度で配置された傾斜部、４
はレール２の上部案内部２ｆの下面に配置され上部案内
部２ｆの下面の要部を構成したラック、３ａは上部案内
部２ｆの上面を転動するローラからなる第１案内体、３
ｅはラック４とかみ合うピニオンからなる第２案内体で
、第１案内体３ａの中心を通り、この中心を通る鉛直線
と交差して傾斜角度Ａの１１２の角度Ｂでレール２の上
端寄りに傾斜した直線Ｃ上に中心が配置されている。
階段１の傾斜角度Ａと同じ角度で配置された傾斜部、４
はレール２の上部案内部２ｆの下面に配置され上部案内
部２ｆの下面の要部を構成したラック、３ａは上部案内
部２ｆの上面を転動するローラからなる第１案内体、３
ｅはラック４とかみ合うピニオンからなる第２案内体で
、第１案内体３ａの中心を通り、この中心を通る鉛直線
と交差して傾斜角度Ａの１１２の角度Ｂでレール２の上
端寄りに傾斜した直線Ｃ上に中心が配置されている。
３ｆは昇降体３に枢着されレール２の下部案内部２ｃの
上面を転動するローラ、３ｇは昇降体３に枢着されロー
ラ３ｆに対して直線Ｃと同様な直線Ｃ″上に配置されて
下部案内部２ｃの下面を転動するローラてある。
上面を転動するローラ、３ｇは昇降体３に枢着されロー
ラ３ｆに対して直線Ｃと同様な直線Ｃ″上に配置されて
下部案内部２ｃの下面を転動するローラてある。
すなわち、直線Ｃ上に第１，第２案内体３ａ，３ｅが配
置されて上部案内部２ｆ１ラック４を、また直線Ｃ″上
にローラ３ｆ，３ｇが配置され下部案内部２ｃをそれぞ
れ挾圧する状態に昇降体３がレール２に係合される。
置されて上部案内部２ｆ１ラック４を、また直線Ｃ″上
にローラ３ｆ，３ｇが配置され下部案内部２ｃをそれぞ
れ挾圧する状態に昇降体３がレール２に係合される。
このため、第６図に示すように昇降体３が傾斜部２ａ、
水平部２ｂのいずれにある場合であつても、上部案内部
２ｆ１ラック４に対する第１，第２案内体３ａ，３ｅの
相対位置が、また下部案内部２ｃに対するローラ３ｆ，
３ｇの相対位置がそれぞれ変化しない。した．がつて簡
単な構成のレール２であつても昇降体３をこれに傾きを
生じることなく安定した鉛直姿勢で移動させることがで
き、容易かつ安価に製作することができるレール２によ
り安全な階段昇降装置が得られる。なお、この実施例で
は第２案内体Ｊ３ｅがラック４の下方からこれにかみ合
うようにしたので昇降体３の乗客による荷重が第２案内
体３ｅ１ラック４の両者に作用することがないので、こ
れらの損耗を少なくすることができる。また、上記両者
のかみ合い振動が昇降体３に伝わりダにくいので、乗心
地を向上することができる。ラック４の歯が下向きに設
けてあるので異物の付着が少なく正常で安定したかみ合
い作用が得られる。また第４〜第６図の実施例ではロー
ラからなる第１案内体３ａ１ピニオンからなる第２案内
体３ｅとしたが、第１案内体３ａが上部案内部２ｆの上
面に設けられたラックとかみ合うピニオンからなり、レ
ール２に対して少なくとも案内機能を有する回転体であ
つても第４〜第６図の実施例と同様な作用を得ることが
できる。また、第２案内体３ｅが上部案内部２ｆの下面
に接して転動するローラからなり、少なくともレール２
に対して案内機能を有する回転体てあつても第４〜第６
図のフ実施例と同様な作用を得ることができる。なお、
階段昇降装置としては第４〜第６図に示すものの他に、
階段１上部に設けられた巻上機によりローブを介して昇
降体３が運転され、昇降体３にはそれぞれローラからな
る第１案内体３ａ、第２案内７体３ｅが設けられたもの
があるが、このような階段昇降装置についても第４〜第
６図の実施例と同様な作用が得られることは明白である
。以上説明したとおりこの発明は、階段に沿う傾斜部が
中間部に形成され端部には水平部が形成さ・れるととも
に長手に沿う上縁部及び下縁部にそれぞれ案内部が設け
られたレールと、駆動機構によつて運転されレールに案
内されて移動する昇降体を配置し、また昇降体に装着さ
れてレール案内部のそれぞれに対して配置されて案内部
の上案内面に接し少なくとも案内機能を有する回転体か
らなる第１案内体と、昇降体に装着されてレール案内部
のそれぞれに対して配置されて案内部の下案内面に接し
少なくとも案内機能を有する回転体からなり、第１案内
体の中心を通りこの中心を通る鉛直線と交差して階段の
傾斜角度の１１２の角度て傾斜し下側がレールの上端寄
りに配置された直線上に中心が設けられた第２案内体と
を設けて、第１，第２案内体をレールの案内部に対し挾
圧状態に配置して昇降体をレールに係合したものである
。これによつて、昇降体がレールの傾斜部、水平部のい
ずれにある場合であつてもレール案内部の厚さ方向にお
ける第１，第２案内体の相対位置が一定になり、簡易な
レールによつて昇降体を安定した鉛直姿勢で移動させる
ことができ、安価であつて安全な階段昇降装置を実現す
るものである。
水平部２ｂのいずれにある場合であつても、上部案内部
２ｆ１ラック４に対する第１，第２案内体３ａ，３ｅの
相対位置が、また下部案内部２ｃに対するローラ３ｆ，
３ｇの相対位置がそれぞれ変化しない。した．がつて簡
単な構成のレール２であつても昇降体３をこれに傾きを
生じることなく安定した鉛直姿勢で移動させることがで
き、容易かつ安価に製作することができるレール２によ
り安全な階段昇降装置が得られる。なお、この実施例で
は第２案内体Ｊ３ｅがラック４の下方からこれにかみ合
うようにしたので昇降体３の乗客による荷重が第２案内
体３ｅ１ラック４の両者に作用することがないので、こ
れらの損耗を少なくすることができる。また、上記両者
のかみ合い振動が昇降体３に伝わりダにくいので、乗心
地を向上することができる。ラック４の歯が下向きに設
けてあるので異物の付着が少なく正常で安定したかみ合
い作用が得られる。また第４〜第６図の実施例ではロー
ラからなる第１案内体３ａ１ピニオンからなる第２案内
体３ｅとしたが、第１案内体３ａが上部案内部２ｆの上
面に設けられたラックとかみ合うピニオンからなり、レ
ール２に対して少なくとも案内機能を有する回転体であ
つても第４〜第６図の実施例と同様な作用を得ることが
できる。また、第２案内体３ｅが上部案内部２ｆの下面
に接して転動するローラからなり、少なくともレール２
に対して案内機能を有する回転体てあつても第４〜第６
図のフ実施例と同様な作用を得ることができる。なお、
階段昇降装置としては第４〜第６図に示すものの他に、
階段１上部に設けられた巻上機によりローブを介して昇
降体３が運転され、昇降体３にはそれぞれローラからな
る第１案内体３ａ、第２案内７体３ｅが設けられたもの
があるが、このような階段昇降装置についても第４〜第
６図の実施例と同様な作用が得られることは明白である
。以上説明したとおりこの発明は、階段に沿う傾斜部が
中間部に形成され端部には水平部が形成さ・れるととも
に長手に沿う上縁部及び下縁部にそれぞれ案内部が設け
られたレールと、駆動機構によつて運転されレールに案
内されて移動する昇降体を配置し、また昇降体に装着さ
れてレール案内部のそれぞれに対して配置されて案内部
の上案内面に接し少なくとも案内機能を有する回転体か
らなる第１案内体と、昇降体に装着されてレール案内部
のそれぞれに対して配置されて案内部の下案内面に接し
少なくとも案内機能を有する回転体からなり、第１案内
体の中心を通りこの中心を通る鉛直線と交差して階段の
傾斜角度の１１２の角度て傾斜し下側がレールの上端寄
りに配置された直線上に中心が設けられた第２案内体と
を設けて、第１，第２案内体をレールの案内部に対し挾
圧状態に配置して昇降体をレールに係合したものである
。これによつて、昇降体がレールの傾斜部、水平部のい
ずれにある場合であつてもレール案内部の厚さ方向にお
ける第１，第２案内体の相対位置が一定になり、簡易な
レールによつて昇降体を安定した鉛直姿勢で移動させる
ことができ、安価であつて安全な階段昇降装置を実現す
るものである。
第１図は従来の階段昇降装置を示す概念図、第２図は第
１図の要部拡大図、第３図は第２図の■−■線拡大図、
第４図はこの発明による階段昇降装置の一実施例を示す
第２図相当図、第５図は第４図のＶ−■線断面図、第６
図は第４図のレールと第１，第２案内体の関係位置を説
明した模式図てある。 １・・・階段、２・・ルール、２ａ・・・傾斜部、２ｂ
・・水平部、２ｃ・・・下部案内部、２ｆ・・・上部案
内部、３・・・昇降体、３ａ・・・第１案内体、３ｄ・
・・駆動機、３ｅ・・・第２案内体。
１図の要部拡大図、第３図は第２図の■−■線拡大図、
第４図はこの発明による階段昇降装置の一実施例を示す
第２図相当図、第５図は第４図のＶ−■線断面図、第６
図は第４図のレールと第１，第２案内体の関係位置を説
明した模式図てある。 １・・・階段、２・・ルール、２ａ・・・傾斜部、２ｂ
・・水平部、２ｃ・・・下部案内部、２ｆ・・・上部案
内部、３・・・昇降体、３ａ・・・第１案内体、３ｄ・
・・駆動機、３ｅ・・・第２案内体。
Claims (1)
- １ 階段に沿う傾斜部が中間部に形成され端部には水平
部が形成されるとともに長手に沿う上縁部には上部案内
部が下縁部には下部案内部が設けられたレールと、駆動
機によつて運転され上記レールに案内されて移動する昇
降体と、この昇降体に装着されて上記上部案内部及び下
部案内部それぞれの案内部に対応して配置され上記案内
部の上案内面に接して設けられた少なくとも案内機能を
有する回転体からなる第１案内体と、上記昇降体に装着
されて上記案内部のそれぞれに対応して配置され上記案
内部の下案内面に接して設けられた少なくとも案内機能
を有する回転体からなり上記第１案内体の中心を通りこ
の中心を通る鉛直線と交差して上記階段の傾斜部の傾斜
角度の１／２の角度で傾斜し下側が上記レールの上端寄
りに配置された直線上に中心が設けられた第２案内体と
を備えた階段昇降装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2582080A JPS6045107B2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | 階段昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2582080A JPS6045107B2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | 階段昇降装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56122780A JPS56122780A (en) | 1981-09-26 |
| JPS6045107B2 true JPS6045107B2 (ja) | 1985-10-07 |
Family
ID=12176492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2582080A Expired JPS6045107B2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | 階段昇降装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6045107B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5793876A (en) * | 1980-11-28 | 1982-06-11 | Mitsubishi Electric Corp | Lifting gear for stair |
| JPS5828763U (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-24 | 株式会社アーレスティ | ダイカスト鋳造における自動スプレ−装置 |
-
1980
- 1980-02-29 JP JP2582080A patent/JPS6045107B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56122780A (en) | 1981-09-26 |
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