JPS6044911A - 難燃性多芯ケ−ブル - Google Patents

難燃性多芯ケ−ブル

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JPS6044911A
JPS6044911A JP58153439A JP15343983A JPS6044911A JP S6044911 A JPS6044911 A JP S6044911A JP 58153439 A JP58153439 A JP 58153439A JP 15343983 A JP15343983 A JP 15343983A JP S6044911 A JPS6044911 A JP S6044911A
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JP58153439A
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俊一 藤村
佐野 清彦
秀美 西山
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 近年、電線ケーブルの難燃化は防災的見地から厳しい基
準に合格するようj、f、要請かあり、多角的な試験研
究及び開発がなされ数多くの幻(撚電線ケーブルが提案
され実用に供されている。
特に、電線工業会規格(JC8)第366号の垂直トレ
イ燃焼試験(VOT)は多数条のケーブルを、その外径
の0.5倍の間隔を空けて一列に配置することおよびケ
ーブル下端を強力な火炎に20分間暴ずことが規定され
ていて、二の試験にてトレイ内の被ケ・−プルがトレイ
頂部まで゛延焼せず、かつ自然に鎮火することが合格の
判定基準となっており、従来難燃性を判定する基準とし
1知られている日本工業会規格(JIS)の難燃試験に
規定されるケーブルを1条水平に保持して30秒間火炎
に暴した後の自消性を確認する試験方法に比べ非常に厳
しい試験方法である。
一般にケーブルのφ11燃化方法としては、絶縁体及び
/−ス形成42旧に・・ロゲン含有ポリマー/[とのφ
((燃性ポリマーを使用する。或いは易燃1/1ボリン
−に・・ロゲ/系難燃剤および、または水和金属化合物
を配合1〜た離燃性組成物等が採1.11さねているが
、・・ロゲンを含有する拐料で抜枠されたケーブルにあ
っては一旦火災が発生すると配食性の高い−・ロゲン化
水素ガスを放出するためケーブル布設周辺に存在する機
器等が腐食するという一7次災害の発生の間題があった
本発明者らは既にハロゲンを一切発生しない6!II燃
性多芯ケーブルとして、易燃性のポリエチレンまたばI
v +)ゴl、からなる内層絶縁体層−ヒに、刀・・「
ノゲン系)−[6燃剤にて難燃化したポリオレフィン組
成物を外部絶縁体層として被覆し、これら絶縁線芯の所
望数の−1−に、難燃化したポリオレフイ/組成物をソ
ース層として設けた構造の難燃性多芯ケーブルを提案し
た。
しかしながら、−[−記か)を燃性多芯ケーブルは絶縁
線芯の外径が一般品に比べて大きくなるため、絶縁線芯
数の多いケーブルては外面が予想外に太くなる問題カス
あった。本発明者らはこのよ5t(欠点を改良するため
、絶縁体には易燃性のポリマーを用いるか、介在などの
副1g及びシースにはハロゲン不離燃剤を添加しない難
燃性材料を用いることによってケーブルの難燃化を図る
ことにした。
副骨:IA、シースの難燃化処理によって難燃性ケーブ
ルを得ろ手法は特公昭5616484号公報にも開示さ
れているが、該発明ではシース材料として塩化ビニル、
ポリクロロゾレン等の・・ロゲ/系ポリマーが使用され
ており、介在の酸素指数は24〜30である。しかしな
がらシース利料および介在としてポリオレフィンに水和
金属化合物等を配合してなるt(1燃性組成物を使用し
た場合には、介在の酸素指数を、30としても前記の垂
直トレイ燃焼試験に不合格となることがわかった。
本発明者らはケーブル僅を燃比に関して鋭意研究を行っ
た結果、ブース材料に目、高難燃性を伺り、−4−イ)
ために水和金属化合物を多階に添加すると、機械!14
性か著しく低下するので、必要最小限の添加11;に制
限し、優れた機械特性を要求さ、11ない介在層には高
度の難燃性を付与せしめることとした。しかしながら、
種々の実験により本発明者らは垂直トレイ燃焼試験の2
0分間の/Jl+熱中は常に絶縁体から可燃性ガスが放
出されており、介在、ソース等がこのガス圧力によって
変形、溶融、脱落などをおこすと可燃性ガスに4易に着
火l−燃焼が拡大する現゛象を確認した結果、被覆4’
A’ 11に単なる灯燃曲を伺与するだけで7fく、燃
焼中に変形しない、いわゆる灰化層を形成する性能を付
与することが重要であるごとか明らかとブエリ、鋭意研
究した結果本発明を光成ずろに至った。
即ちこの発明は、多芯の易燃性絶縁線芯間に・・ロゲン
を金型ないMfll燃性組成物を押出充填、或いは紐゛
状成形物としてなど所望の形態にて介在させ、集束(7
、その外側にシース材料としでハロゲ/を含・ト/工い
難燃四組放物で被覆してなる多芯介在型ケーブルに、!
′6いて、上記介在層を酢酸ビニル含有量が40重量飴
以上であるエチレン酢酸ビニル共重合体を主体とする樹
脂100重世部に対して、水酸化フルミニラム、水酸化
マグネシウム、ハイドロクルサイドの群より選ばれる含
水無機物の1種または2種以−にの混合物を少なくとも
200重置部と三酸化アンチ七ンを少なくとも50重@
部配合した難燃性樹脂組成物にて形成し、更に」二記ン
ース層をポリオレフィン100重量部に対して水酸化ア
ルミニウム、水酸化マグネシウム、)・イトロクルザイ
トの群より選ばれる含水無機物50〜100重)計チお
よび三酸化アンチセフ0〜50重f管f: %よりなる
難燃剤を80〜150重沿部配合してなろ難燃性樹脂組
成物を用いて形成(−たことを特徴とするものである。
本発明においてい5易燃性絶縁体とはポリエチレン、エ
チレン酢酸ビニル共重合体、エチレンアクリル酸エチル
共重合体、エチレンプロピレン共ffi 合体、エチレ
ンプロピレンジエン共1(合体、エチレンプロピレンエ
チリテンノルボル不/」い0合体などを基材とし、これ
ら基材に必′〃に1:り架橋溝ノ≦1□をイ【1与ぜ[
〜めてなる優れた電気Ar縁(/1:(B、’有4°る
組成物を意味するものである。
介白一層は易燃性絶縁体を有1−る絶縁線芯を多数本、
1:り合わせた間隙に、充填されるよう配置せしめて成
るか、その形成方法は押出成型による充実介在型方式の
他予め介在用樹脂組成物を紐状に押出成型し絶縁線芯の
撚り合わせ時に合わl:!ニーC撚り込む紐状介在型方
式がある。充実介在型の場合、絶縁線芯を十分被覆する
ことに、しって帽f燃性を高めることかできるが余り厚
くするとケーブル外径が太き(なり布設時の問題か牛ず
〈)のて、集束した絶縁線芯の内接円の直径に対し1m
111以下好ましくは0.5闘犬きい円形に押出成型す
ることが望ましいうまた紐状介在型方式の場合、該樹脂
組成物の引張り強度が低いので太イロン糸、テトロン糸
、綿糸、ガラス糸など電気伝導性のない糸状の補強材を
補強芯として用いて断面か円形の紐状に成型して、これ
を用いることか望ましい。この場合の紐の太さ、本数等
は絶縁線芯の本数、絶縁線芯の外径等i/iZよって異
なるが、ケーブルの断面を円形とする必要量であれ1・
了J二い。
また、該樹脂組成物は酢酸ビニル含有量・10重量係以
」−のエチレン酢酸ビニル共重合体を基体とするが、そ
の一部量を酢酸ビニル剖有量40重量係未a〜のエチレ
ン酢酸ビニル共重合体またはエチレンプロピレンジエン
共重a体等で゛(− 置換えを混合物でも可能であるか、そのii<7換量は
得られる組成物の難燃性が著しく低下するので、等量以
下望ましくは3()重量係以下である1、また本発明で
暴利として用いるエチレン酢酸ビニル共重合体の酢酸ビ
ニル含有量を40重量係以」二としたのは、これ以下O
)含有h1−でルンると得られる樹脂組成物の可と5性
が損なわれ、ケーブルを曲げた場合に容易に介在層に亀
裂が生ずる等の問題を生せしめるためである。
また難燃剤として添加1゛ろ水酸化−アルミ−ラム、水
酸化マグネシウム、ハイ(・ロタルザイド)、す)’M
ば、)Iイ、]梗または2種以上の配合量は基体樹脂I
 Fl OIi ’、?1.’を部に対して200重量
部以上−(′、←ンれば優れた難燃性を付与することが
できる。
(7かし、その上限はイ!tられる組成物の加工性、物
1’lh・に)決定さハるものであり他の要因から限定
するもの−(はな(・、、、また、」:記含水無機物と
共用する三酸化アンチモンは通常・・ロゲン系難燃削と
1〕1用され、例えば燃焼時に・・ロゲン化アンー1モ
ノを形成1.てφ(ト燃性を付与ぜしめるなどの効果7
1・期待さJ′+ろものであり、本゛発明に示す如きエ
チレン酢酸ビニル共重合体に添加しても、そのBAf燃
効果は殆んど見出されないものでル)つf、= h”不
発り]におレナろ如き組成(f’?成とした場合にその
燃焼時に強固な灰化層を形成せしめる作用を発刊トづ−
ることは全く予想されない現象であった。、このよ5な
五酸化アンチモンは少なくとも!”i 0 ’il’j
叶部以J二の配合−:71にしなければ、ケーブルの垂
直トレイ燃焼試験時に灰化層を形成せず溶融、脱落など
の現象を起こしケーブルが延焼すく)ので好ま12<な
い。なお50重量部以上であれば良好な性能を発現する
か一方150重F11部以上配合してもその効果は飽和
してしま(・、経済的な欠点を生じるため実用上好まし
くな(・0また、シースとは介在層が押出充実型σ)場
合にはその直上に、紐状物の充填の場合には布テープ等
の抑えテープを施こ1〜た上から押出被包ずろ難燃性ポ
リオレフィン組成物被罹層を意1条し、ポリエチレン、
エチンン酢酸ビニル−)L −iR合体、ユ、チレンア
クリル酸エチル共重合体tI′とを基本とするポリオレ
フィン100重+6部に対1−て、水゛酸化アルミニウ
ノ・、水酸化マダイ・ンウト、ハイドロサルファイド等
の群より選ばれる1種又は2種り、−1−の含水無機物
50〜100重喰飴および三酸化アンチモン0〜50重
量% 、J−りなる難燃剤を80〜150市量部配合す
るもθ)である。
ここにtll。燃剤添加量の下限を80矩量部とl〜た
のは、これ以下では十分なi+i′燃性か得られないか
らであり、上限は150重量部り上を配合するとシース
月別としての機械時1/I:か著しく低下L’イ1土し
く5「シ・からでル)る。また」−記の如きrう一水(
jjl’、 1.j13物)−1変化アンチ七ンの併用
は一ヒ述1〜/・θ]1く、灰化層形成に有利でル)る
ばかりでなく、二酸化アンチeンσ)比「Fか5.2と
大きいため被1℃層の磯tノ+Q ’i、!l性θ)低
下を抑えて優れた離燃効果イ「ス暑η11−るために有
利であるからである。
八−にシース側石の厚さは電気用品規格等で規定さjす
る厚みでル)ねばよく、シース材料の押出成型機は通常
1リコ用されろ設備を用いることかでき、架橋型、非架
橋型のいずれをも包含するもの−(ある、 以下図面を参j1・、えシつつこの発明の実施態様を説
明する。第1図及び第2図において1は導体、2に−L
絶縁体層、ルは充実型介在層、4はシースてル)る。第
2図において5は絹状介在、6は抑えテープである。第
1図及び第2図は一例を示−1−ものであって例えば高
圧電カケ−プルの場合、2i’; 2図の2絶縁体」−
に半シ、ダミ層および金属しゃ・\い層(図示ぜず)、
6抑えテープの下に金属しや−・い層(図示せず)を設
けたり、通信ケーブルの場合6仰えテープの下に金属し
ゃ・\℃・層(図示ぜず)を設けろ等の構成でル〕つて
も1可ら差支えない。
以下実施例によりこの発明を具体的に説明する。
実施例1〜!1 断面5−5 Tn+#の銅撚線導体上に架橋ポリエチレ
ン絶縁層(絶縁厚さ] (l mm )を設けた絶縁線
芯の3本を撚り合わせた上に、表1に示−1−介在組成
物を押出成型機にて押出被膜した。又、実施例9では介
在組成2を直径+ mmのテトIコア糸上に外径2.8
 mmとなるよう押出成形した介在4、nを6本絶縁線
芯と撚り合わせ、布テープを押えテープとして用いた。
更にこの直上に表2に示すシース組成物を゛押出成型機
にて被覆し、菓(1燃性多芯ケーブルを得た。
こうして得られた可1燃性多芯ケーブルを日本電線工業
会規格(JC8)第366号の垂直I・レイ燃焼試験方
法に」:つて燃焼試験を行った結果を表3に示す。
lfお介在層及び/−スの形成に用いた各材料について
予めJIS K 7201(1972)に従って測定[
−だ酸素指数値を表1、表2に併わせて示1−だ。酸素
指数はその値が大きい程、難燃性か高いことを示す。
表 2 L)ミl) IDVA 270 ミ井石油化学(株)製
住2)ユカロント〕旧−:3oH菱油化(株)製lドウ
)」功o、7 Q R8W −7:340 P 同 上
lに1)表1に同じ 注!i) I)HT dA 協和化岸(株)製注fi)
 4.4チオビス(6−劃−ブチル−3−メチルフェノ
ール) 大円新興化学工業(株)製 試験の結果、比較例1品では介在層を形成しl−組成′
吻0中に一酸化アンチモンが添加されてい/、[いため
燃焼中の介在、シースの脱落が激しく、/l−プルは全
1(にわたって延焼1−不合格とな/)−j−+1一方
、比較例43.4品では介在層は灰化層を形成し、クー
−プルの燃焼速度は緩やかで、シ)りたか、最終的には
全焼(−1不合格となった。
fトた比較し115品は垂直]・レイ燃焼試験に合格(
−たか、/−ス層θ)機械11〒性は引張り強さ0.6
 kg/ nra、伸ひ150係でありJ I S C
:(6,05(+975)fi 00 V 架橋ポリ:
[チレ/り一−プルのシ・−ス現格、引張り強さ1.0
1\9 / vn7以ト、伸び350係以トの規格を4
;7dたすことかできなかった。
これらに対し2、実施例1〜9品はずべて垂直1・l/
イ燃焼試験い二合格N−るだけでなく、ブース層はすべ
てJ j S C3605(1975)の7−ス規格に
合格[〜だ1、 」メ」−の実施列からも明らかな如く本発明の難燃4<
J−多芯ケーブルは優れた離燃特性を保有するものでル
)す、その実用的価値は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は充実介在型多芯り一−ブルの断面説明図、第2
図は紐状介在211!多芯グープルの断面説明図である
。 1 導体、2 絶縁体層、3 充実介在層、4 保護シ
ース層、5・紐状介在物、6 押えブース層。 第1図 く′δ21−1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 易燃性(ス1(脂組成物からなる絶縁体を有する絶縁線
    芯を複数本、介在等の副資材を介して集束し、最外j(
    ごに保護シースを被覆してなる難燃性多芯ケーブルZ・
    こおいて、絶R線芯と集束される介在物層を酢酸ビニル
    含有量40重量係以上でル)る酢酸ビニル共重合体を、
    主体とする樹脂l +3 ()重牡部に対して、水酸化
    ア′ルミニウム、水酸化マダネ/ウム、ハイドロタルサ
    イトの群より選ばれる含水無機物の1種又は2種以上の
    +’l’6合物を少な・(とも200重量部と三酸化ア
    ンチモ/を少なくとも50重量部配合した難燃性樹脂組
    成物にて形成し、保護シース層をポリオレフィンI O
    F1重量部に対して、水酸化アルミニウド、水酸化マク
    ゛ネシウム、ハイドロタルサイトの群3Lり選ばれる含
    水無機物50〜TOO屯(,1係および三酸化ア/チモ
    ン0〜50重量%よりなる鄭燃化剤を80〜150重量
    部配合してなる難燃性樹脂組成物にて形成したことを特
    徴とする難燃性多芯ケーブルっ
JP58153439A 1983-08-23 1983-08-23 難燃性多芯ケ−ブル Granted JPS6044911A (ja)

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JPS6044911A true JPS6044911A (ja) 1985-03-11
JPS6356647B2 JPS6356647B2 (ja) 1988-11-09

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61243606A (ja) * 1985-04-19 1986-10-29 日立電線株式会社 難燃性電気絶縁組成物
JP2017224433A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 日立金属株式会社 ケーブル、及びワイヤハーネス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61243606A (ja) * 1985-04-19 1986-10-29 日立電線株式会社 難燃性電気絶縁組成物
JP2017224433A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 日立金属株式会社 ケーブル、及びワイヤハーネス

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