JPS6044719A - スラグタップ式サイクロン燃焼炉 - Google Patents

スラグタップ式サイクロン燃焼炉

Info

Publication number
JPS6044719A
JPS6044719A JP15152683A JP15152683A JPS6044719A JP S6044719 A JPS6044719 A JP S6044719A JP 15152683 A JP15152683 A JP 15152683A JP 15152683 A JP15152683 A JP 15152683A JP S6044719 A JPS6044719 A JP S6044719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slag
furnace
combustion
ash
molten
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15152683A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kawamoto
川本 雅男
Yasuo Hirose
広瀬 靖夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Furnace Co Ltd
Original Assignee
Nippon Furnace Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Furnace Co Ltd filed Critical Nippon Furnace Co Ltd
Priority to JP15152683A priority Critical patent/JPS6044719A/ja
Publication of JPS6044719A publication Critical patent/JPS6044719A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23JREMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES 
    • F23J1/00Removing ash, clinker, or slag from combustion chambers
    • F23J1/08Liquid slag removal
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23GCREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
    • F23G5/00Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor
    • F23G5/32Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor the waste being subjected to a whirling movement, e.g. cyclonic incinerators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Incineration Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、灰分(アッシュ)を多量に含む固体可燃物を
燃焼させるスラグタップ式サイクロン燃焼炉の改良に関
する。
下水汚泥の処理方法として焼却は有望なものの一つであ
る。しかし、下水汚泥には多量の灰分が含まれているた
め、焼却の際に多量のフライアッシュが発生する。この
フライアッシュはボイラ伝熱面等に付着して熱伝導を妨
げたり、大気汚染を招く虞れがあるので捕捉して取出さ
ねばならない。
アッシュを乾燥状態で取出す場合、他に有益な用途が無
いため投棄けざるを得ないが、その■が年々増大するた
め投棄場所にも困るという新な問題を含んでいる。しか
し、このアッシュも溶融してスラブ化すれば六価クロム
の溶出もほとんど見られずセメントの骨剤や断熱材等と
して安全に再利用できる。
そこで、下水汚泥を焼用する際に生ずるアッシュに対し
ても溶融して取出すことが望まれるが、従来の焼却法に
あっては流動層において補助燃お1を焚いて下水汚泥を
乾燥させつつ燃焼させているので乾燥状態でしか取出す
ことができない。このため、従来は、乾燥状態で取出し
たアッシュを再び電気炉、コークス炉あるいはマイクロ
波等で溶融して溶融灰として1Tすることが考えられて
いた。
しかし、この方法は、高価な除去装置を用いて燃焼炉か
ら灰を取出さなければならないし、灰を再反溶融ざ[L
るため多くのエネルギを要する欠点を右する。
そこで、本発明者等は、一つの流動層で下水汚泥の乾燥
と燃焼を図っていた従来の下水汚泥処理を改め、蒸発、
乾燥、燃焼を夫々別の装置で実施すること、即ち流動層
において汚泥を乾燥させて粉末状の乾燥汚泥を196一
方これをスラグタップサイクロン燃焼炉において燃焼さ
せて同時に灰分を溶融して取出すことを考えた。
微粉燃料を燃焼させ灰分を溶融状態で取出す燃焼炉とし
てはサイクロン燃焼炉がある。これは、噴射燃料の外側
に燃焼用空気を旋回させつつ噴射して燃1゛(1即ち微
粉炭に強い旋回運動を与えて遠心作用で粗粒と微粒に分
離し燃焼させるものである。
即ち、このサイクロン燃焼炉は、粗粒石炭を壁内面の溶
融スラグ膜上に捕獲させて空気との著しい相対速度の下
に燃焼に必要な対流時間を与える一方、微粒石炭を浮遊
状態で揮発分とともに極めて短時間に燃焼させることに
J:す、高い火炉f)荷での燃焼を実現さけて灰分の捕
集を高率で)構成しようとするものである。しかるに、
この従来のサイクロン燃焼炉101はいずれも第1図に
示すように溶融灰を冷却水102によって急冷すること
によりスラグを得るものである。このため、スラグは細
かくひびが入り脆く崩れ易いものとなる。したがって、
この水冷スラグは直径1mm程度に細かく砕かれて砂な
どの代用品として使用づるしがなく、商品価値の低いも
のである。
本発明は、硬く粒が大ぎい結晶スラグを得ることができ
るスラグタップ式サイクロン燃焼炉を提供することをn
的とし、燃焼用空気の旋回流に固体燃料を乗けて粗粒と
微粒に分離し、微粒固体燃料を空間燃焼させる一方粗粒
固体燃料を炉本体の゛内壁面に向けて吹き飛ばす旋回火
炎を形成するサイクロンバーナを装備し、高火炉燃焼の
下に炉壁に溶融スラグ膜を形成してこの税に前記粗粒固
体燃料及び飛遊灰を捕捉させるスラグタップ式サイクロ
ン燃焼炉において、溶融灰を取り出すスラグ3− タップ[]に流動層から成るスラグ冷却槽を接続し、溶
融灰を徐冷するようにしたものである。
以下本発明の構成を図面に示す一実施例に基づいて詳細
に説明する。
第2図に本発明に係るスラグタップ式すイクロン燃tA
炉を中央断面図で示す。このスラグタップ式サイクロン
燃焼炉は、旋回火炎を形成するサイクロンバーナ2と、
溶融スラグ膜をライニング壁に形成して灰分を捕捉する
炉本体1と、この炉本体1の直下に接続されているスラ
グ分離室の17及びスラグ冷却槽18とから成る。
前記サイクロンバーナ2は、燃焼用空気の旋回流に固体
燃料を乗せて粗粒と微粒に分離し、微粒固体燃料を空間
燃焼させる一方粗粒固体燃料を炉本体1の内壁面に向(
プて吹き飛ばす旋回火炎を形成するものであって、強力
に旋回する燃焼用空気の流れに治って固体燃料を噴射さ
ぼる。本実施例におけるバーナ2は、輸送空気に乗せて
供給される粉体撚わ1の内側から燃焼用空気を旋回させ
つつ噴IJjさけ、旋回空気の外側即ち自由渦部分に燃
料4− を供給するように設けられている。旋回空気の自由渦部
分に供給された燃料は渦流のなかで剪断力を受けて細か
く分断され速やかに燃焼用空気ど混合される。したがっ
て、粒径の細かなものは自由渦内において空間燃焼し、
粒径の大きなものは旋回する燃焼用空気によって激しい
加速旋回作用を受けて炉内壁面へ向けて飛び散り溶融ス
ラグ膜に捕獲されてから高い火炉負荷の下に燃焼する。
尚、図中符号8は燃焼用空気を噴射するエアノズル、9
は旋回器、10は固体燃料を噴射する燃料ノズルである
前記バーナ2ど隣接する炉上流部3は、火炎の逆流が起
き易く温度も低い流域であることから、付着した相オニ
◇固体燃料がJffI積し易い傾向にある。
この粗粒固体燃料のift積は炉内にお(プる燃焼用空
気の渦流の乱れを招くことから好ましくない。そこで、
炉上流部3の広がり半角θをO°≦θ≦45°として溶
融スラグ膜上層の重力流下を促し、粗粒燃料のiff積
を防ぐように設けられている。この炉上流部3の内壁は
耐火物のライニング4で覆われ、外壁5どの間に構成さ
れる内部流路6に流される冷却流体によって冷却される
。そして、この耐火物ライニング4の冷却は、壁面温度
を灰の溶融温度より高くしなければならないが、高過ぎ
てもスポーリングを起して崩れるので灰の溶融温度より
若干高い程度に抑えなくてはならない。尚、図示してい
ないが、炉上流部3は、耐火物のライニング4を施さず
に冷却流体で冷却された金属製の内壁とし、粗粒燃料等
を急冷してこれらが付着するのを防止することもある。
炉本体1は、火炎の旋回を妨げないように円筒形を成し
ており、その内壁11に耐火物のライニング12を施し
ている。この耐火物のライニング12は、スポーリング
を起して崩れぬように内壁11と外壁13との間の流路
14に流されぬ冷却流体によって冷加されている。冷加
流体は、上述した炉上流部3を冷却するものと同じく、
水あるいは空気若しくは油等が使用可能である。
炉本体1の出ロアは漸次口径を狭めて絞られている。こ
の炉出ロアの口径dと炉内径りとの比d/Dは0.2〜
0.5の範囲に収めることが好ましい。d/Dが0.2
を下回ると灰捕獲率に好ましい変化がないのに急速に圧
力損失が増大し、0゜5を越えると圧力損失がほとんど
変化しないのに灰の捕獲率が急速に低下するからである
。スロー1へ状の出ロアは図示の如くライニング材12
で一体に形成される場合もあるが、金属で形成して冷却
可能に設けられる場合もある。炉下流部・出ロアは炉内
温度が低くなるため、溶融スラグが固まり炉内を狭めて
塞いで行くことがあるが、金属スロート秋田ロアの場合
スラグの付着を妨げるため1tt積せずに落ちてしまう
し、堆積したどしても棒等で突けば炉を傷付けずに簡単
に剥離してしまう。
尚、図中符号15は出口部7を構成するライニング13
を支える金属プレート、16は出口部のライニング材を
冷却する冷却水槽である。
この炉本体1の長さlと内径りとの比1/Dは1.5〜
3.5の範囲に採られる。一般に、同一炉内容積の場合
において1/Dを太き(すると、炉内表面積が大きくな
り抜熱量が大きくなる。こ7− のため、炉の経済性が悪くなる。しかし、炉内表面積が
大きいと、溶融スラグ膜に付着せず浮遊している粗粒燃
料やフライアッシュが付着する確率が高くなる。また、
炉本体1の長さlが長いと、火炎の広がりが狭くともフ
ライアッシュ等が溶融スラグ膜に捕獲される確率が高く
なる。しかしながら、その反面、同一炉内容積を大きく
すると、即ちl、/Dを大きく採ると、火炎温度が低く
なってスラグが溶融しなくなり、却って灰分の捕集率が
低下する。実験結果より、上限1/Dは約3゜5である
。そして、このときの灰の捕集率は95%程度である。
他方、同一炉内容積において℃/Dが小さくなると、即
ち炉本体長さ℃が短かくなり炉内径が大きくなると、炉
内表面積が小さくなって抜熱量が小さくなり、火炎温度
の低下を塞ぐため、これを原因とする捕集率の低下は防
ぎ得る。
しかし、炉本体1の長さ2が短かくなると、火炎の旋回
流によって十分な遠心力を受けて炉壁に飛びSikる前
に炉外へ排出される等して却って捕集率を低下させるこ
ととなる。そこで、灰の実用捕集8− 串と考えられる約85%時の1/Dを下限とし、その値
を約1.5とする。
上述の炉本体1の直下にはスラグ分離室17が設けられ
ている。このスラグ分離室17は、側壁部に燃焼ガスを
扱き取る煙道19を有し、落下する溶融灰と共にスラグ
タップロアから流出する燃焼ガスを側方へ扱き取り溶融
灰のみを下方のスラグ冷却槽18へ導くものである。し
たがって、燃焼ガスはスラグタップロアを経た後煙3M
 19から取り出されるのでスラグタップロアを常時溝
める。
スラグ分離室17の燃焼ガスが通過する部分の内壁面は
耐火物のライニング20に覆われている。
このライニング20は耐熱レンガ21によって包囲され
、熱放散が防がれている。スラグ分離室17の煙道19
は水平方向に設けられており、重力落下する溶融灰の流
れと直交する方向に燃焼ガスを引抜き次の装置あるいは
大気中へ送り出す。本実施例の場合、煙道19は二次燃
焼室22に接続され、本発明のスラグタップサイクロン
燃焼炉から排出された燃焼ガスを二次燃焼室22におい
て完全燃焼させるように設けられている。そして、排気
ガスは脱硫集塵冷却管23において硫黄分や塵埃等を除
去して清浄化された後排気される。この排気ガスの一部
はスラグ分離室17へ戻され、スラグ分1!Ill室1
7内の燃焼ガスを灰の溶融温度以下に保つのに使用され
る。排ガスの逆流に因る燃焼ガスの湿度低下は燃焼ガス
中に含まれるフライアッシュ(飛遊灰)のスラグ分離室
壁への付着l#積を防止することができる。
スラグ分離室17の下部にはスラグ冷却槽18が設けら
れている。このスラグ冷却槽18は、粒子群の下方から
流体を吹き上げて粒子群を浮遊懸濁の状態に保ち溶融灰
を冷却する、所謂流動層式冷却槽であって、本実施例の
場合、200〜300℃の排ガスを導入して砂24を流
動させている。
流動層を構成する粒状物としては、砂の他に耐熱ガラス
粒、セラミック粒及びスラグ粒等が使用できる。また、
粒子群を浮′i!1懸濁させる流体としては、本実施例
の場合、二次燃焼炉22から排出されたガスの一部を循
環させて使用しているが、溶融灰の徐冷に適した湿度に
調整された温風、蒸気等を使用環境に応じて適宜選択す
ることが好ましい。この冷却槽18の底部には固化して
沈降する結晶スラグを外部へ取出すためのスクリューコ
ンベア25が設置されている。このスクリューコンベア
25による結晶スラグの取出しは流動砂24の排出も伴
うので定期的に砂の補充が必要である。
尚、本実施例の如く冷却媒体たる砂24を流動させる流
動媒体として排ガスを利用する場合、スラグ冷加槽18
の底部から噴出された排ガスが砂24を流動させた後ス
ラグ分離室17内へ肌給された燃焼ガスを冷却するので
、排ガスを噴き込むボート26を別個に設(プなくとも
良い。
また、以上の実施例にあっては本発明を立置きのスラブ
タップサイクロン燃焼炉に応用しているが、第1図に示
すような横置きのスラグタップサイクロン燃焼炉に応用
することも可能である。
以上のように構成された本発明のスラグタップ式サイク
ロン燃焼炉を下水汚泥処理システムに組込んだ実施例を
第3図に示す。本実施例の下水汚11− 泥処理システムは、Dlr水装置を経た含水率90%程
麿の下水汚泥を予熱機30で40〜50℃に予熱の後、
蒸発器31において80〜70%程度に蒸発濃縮させる
。その後、流動層31において300〜450°Cの過
熱蒸気を使って加熱し乾燥させる。乾燥した下水汚泥は
、過熱蒸気と共に流動層32のフリーボードを上昇して
サイクロン33内に導入され、過熱蒸気と分離される。
乾燥下水汚泥は、スクリューコンベア34によって本発
明のスラグタップ式サイクロン燃焼炉35へ輸送される
。このとき、乾燥下水汚泥は平均約100μ空程度の粉
末となっており、燃焼し易いものである。この乾燥汚泥
は、ポンプから圧送されてくる空気によって輸送され、
炉頂部に設置されてサイクロンバーナ2の燃料ノズル1
0から吹き出される。他方、バーナのエアノズル8から
は炉壁内部を通過して温められた燃焼用空気が燃料の内
側から旋回力を受けて吹き出される。あらかじめ図示し
ない補助ノズルから噴射する補助燃料を燃焼させて昇温
されていた炉本体1内に吹き出された固12一 体燃r+は、燃焼用空気の自由うず部分において勇断力
を伴う旋回ツノを受けて燃焼用空気と速やかに混合し、
細かな乾燥下水汚泥を瞬時に燃焼させる。
また、空間燃焼し切れない粗粒下水汚泥は旋回する燃焼
用空気により遠心力を受【Jて炉壁のスラグ膜に付着し
てから燃焼する。スラグ膜上に付着した乾燥下水汚泥は
火炉内の高負荷燃焼によって灰となった後溶融し徐々に
流れ落ちる。このとき、燃焼ガスは溶融灰と共にスラグ
タップロアを通って炉本体1外へ排出された後スラグ分
離室17の煙道19から二次燃焼室22へ扱ぎ出される
。したがって、スラグタップロアは燃焼ガスによって常
時温められるため、燃焼量を1/4まで絞っても灰の溶
融湿度以下に下がらない。このため、スラグタップロア
の閉塞を招くことなく広い範囲で炉を運転できる。一方
、スラグタップロアから取り出される溶融灰はスラグ冷
却槽18内に落下して固化する。このとき、溶融スラグ
は、流動砂とこれを流動さる流体とによって徐冷される
ため、結晶スラグと成る。この結晶スラグは、ゆるやか
に冷やされるため、クラックを生ずることなく固まるの
で粒が大きく硬い。しかも、原料が下水汚泥の場合、Δ
f1203 、Si 02 、FC!203等を主成分
どする。このため、利用価値の高いスラグとなる。この
−次燃焼炉における燃焼は、理論空気量の70〜90%
で部分燃焼させて窒素酸化物(NOx >の発生を抑え
る。そして、未燃分は二次燃焼炉22で完全燃焼させる
。尚、排ガスの顕熱は、流動層32に送り込まれる過熱
蒸気を加熱する加熱器36の熱源として利用し、熱エネ
ルギを回収する。また、排ガスの一部はスラグ分離室1
7内へ再循環される。これによってスラグ分離室17内
の燃焼ガス温度は灰の溶融湿度以下に保たれ、壁部にフ
ライアッシュが付着IW積するのを防ぐ。
尚、上記実施例においては、乾燥下水汚泥を燃料とした
ものを挙げたが、灰分を多く含むその他の固体可燃物例
えば微粉炭を燃お1とする燃焼システムに利用すること
ができることは言うまでもない。この場合、微粉炭は燃
焼し難いので燃焼用空気に酸素を富化したものを用いた
り、かなり商況(200℃程度以上)に予熱された燃焼
用空気を使用する。
以」二の説明より明らか4にように、本発明は、燃焼用
空気の旋回流に固体燃料を乗せて粗粒と微粒に分離し、
微粒固体燃料を空間燃焼さける一方粗粒固体燃料を炉本
体の内壁面に向りて吹ぎ飛ばす旋回火炎を形成するリー
イクロンバーナを装備し、高火炉燃焼の下に炉壁に溶融
スラグ膜を形成してこの膜に前記粗粒固体燃料及び飛遊
灰を捕捉させるスラグタップ式サイクロン燃焼炉におい
て、溶融灰を取り出すスラグタップ口に流動層から成る
スラグ冷却槽を接続し、溶融灰を徐冷するようにしたの
で、溶融灰が固J:る際に細かなりラックが生ずること
がない。即ち、溶融灰は結晶スラグとして回収される。
この結晶スラグは、細かな割れが入っていないので硬く
粒が大きい。このため、砂利等の代用品として使用でき
るなど利用価値が高い。
【図面の簡単な説明】
15− 第1図は従来のスラグタップ式サイクロン燃焼炉を示す
中央縦断面図、第2図は本発明に係るスラグタップ式サ
イクロン燃焼炉の一実施例を示す中央縦断面図、第3図
は本発明に係るスラグタップ式サイクロン燃焼炉を利用
した下水汚泥焼却システムの概略説明図である。 1・・・炉本体、2・・・バーナ、7・・・スラグタッ
プ口、18・・・スラグ分離室、24・・・流動砂。 特許出願人 日本ファーネス工業株式会社) 16−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 燃焼用空気の旋回流に固体燃料を乗せて11粒と微粒に
    分離し、微粒固体燃料を空間燃焼させる一方粗粒固体燃
    料を炉本体の内壁面に向【プて吹き飛ばす旋回火炎を形
    成するサイクロンバーナを装備し、高火炉燃焼の下に炉
    壁に溶融スラグタップ膜を形成してこの膜に前記粗粒固
    体燃わ1及び飛遊灰を捕捉させるスラグタップ式サイク
    ロン燃焼炉において、溶融灰を取り出すスラグタップ口
    に流動層から成るスラグ冷却槽を接続し、溶融灰を徐冷
    することを特徴とするスラグタップ式すイクロンザイク
    ロン燃焼炉。
JP15152683A 1983-08-22 1983-08-22 スラグタップ式サイクロン燃焼炉 Pending JPS6044719A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15152683A JPS6044719A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 スラグタップ式サイクロン燃焼炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15152683A JPS6044719A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 スラグタップ式サイクロン燃焼炉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6044719A true JPS6044719A (ja) 1985-03-09

Family

ID=15520439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15152683A Pending JPS6044719A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 スラグタップ式サイクロン燃焼炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6044719A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56149523A (en) * 1980-04-23 1981-11-19 Kubota Ltd Melting furnace
JPS58109198A (ja) * 1981-12-21 1983-06-29 Nippon Furnace Kogyo Kaisha Ltd 下水汚泥の資源回収装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56149523A (en) * 1980-04-23 1981-11-19 Kubota Ltd Melting furnace
JPS58109198A (ja) * 1981-12-21 1983-06-29 Nippon Furnace Kogyo Kaisha Ltd 下水汚泥の資源回収装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1230515B1 (en) Method and apparatus for combustion of residual carbon in fly ash
KR100325282B1 (ko) 순환식 유동층 증기 발생기의 연료 및 흡착제 공급 방법 및 장치
JPS5822527B2 (ja) ペレツトを焼成する方法および装置
RU2126712C1 (ru) Способ нагрева твердого макрочастичного материала, камера для его осуществления и устройство для производства расплавленной продукции
EA023334B1 (ru) Способ и установка для изготовления минерального расплава
JPS5813827B2 (ja) カネツソウチ
US4301747A (en) High temperature furnace with improved slag tap
JPS6044719A (ja) スラグタップ式サイクロン燃焼炉
JPS6044718A (ja) スラグタップ式サイクロン燃焼炉
JPS59205508A (ja) スラグタツプ式サイクロン燃焼炉
FI111028B (fi) Menetelmä sulatusuunin kaasuvirtauksen jäähdyttämiseksi
JP2651769B2 (ja) 熱回収燃焼設備
JPH0626629A (ja) 汚泥溶融システム
JPS6176818A (ja) スラグタツプ式サイクロン燃焼炉
JPH054565B2 (ja)
JPH0212430Y2 (ja)
JP3904379B2 (ja) 二次燃焼室のダスト排出装置
JPS59205509A (ja) スラグタツプ式サイクロン燃焼炉
JP2004531683A (ja) 溶融炉
JPS6126742Y2 (ja)
JPH01234712A (ja) 焼却灰及び石炭灰の処理装置
SU744208A1 (ru) Установка дл обжига сыпучего материала
JP2007003035A (ja) 高温熱分解ガス化溶融設備の高温ガスダクトにおける堆積物による閉塞を防ぐことができる熱分解ガス化溶融設備及び当該設備による高温ガスダクトの閉塞防止方法。
JPS6215605Y2 (ja)
JPH0344991Y2 (ja)