JPS6044556B2 - 潤滑剤供給ポンプ - Google Patents

潤滑剤供給ポンプ

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JPS6044556B2
JPS6044556B2 JP56214185A JP21418581A JPS6044556B2 JP S6044556 B2 JPS6044556 B2 JP S6044556B2 JP 56214185 A JP56214185 A JP 56214185A JP 21418581 A JP21418581 A JP 21418581A JP S6044556 B2 JPS6044556 B2 JP S6044556B2
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JP
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lubricant
pump
hydraulic
discharge
plunger
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JP56214185A
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寿一 杉山
保 芝山
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Kogyo Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N7/00Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated
    • F16N7/36Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated with feed by pumping action of the member to be lubricated or of a shaft of the machine; Centrifugal lubrication

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は潤滑剤供給ポンプ、詳しくは、油圧ポンプと、
該ポンプからの油圧を駆動源として動作する複数のアク
チュエータとを備えた油圧作業機における潤滑部分に潤
滑剤を供給する潤滑剤供給ポンプに関する。
従来パワーショベルやバツクホー或いはトラクターなど
の油圧作業機における潤滑部分にグリースなどの潤滑剤
を供給する場合、手動式潤滑ポンプを用い、定期的に潤
滑剤を供給するごとくしている。
所で、パワーショベルやバツクホー、或いはトラクター
などのごとく過酷な条件下で用いられる油圧作業機にお
いては、潤滑部分に潤滑剤を高い頻度で供給しなければ
ならないのであるが、潤滑剤の供給は前記潤滑ポンプを
用いて、作業員が手動により供給しているため、前記潤
滑剤の供給を忘れることがあり、この結果潤滑不足を来
たし金属接触となつて早期に摩耗したり、焼付けを生じ
たりする問題があつた。
この問題に対しては、潤滑剤供給のための管理システム
を作り、作業員の供給忘れをチェックすることにより解
決できるが、煩雑となつて経費が嵩み、その上作業員に
よる潤滑油の供給時間が、作業時間のロスタイムともな
るのであつて、前記問題の根本的な解決は得られないの
である。
そこで、特別な制御機構を用いなくとも、前記潤滑部へ
の潤滑剤の供給が自動的に行なえて、潤滑不足による前
記問題を解決し、しかも、作業員による潤滑剤の供給を
一切不要にでき、油圧作業機の作業性も向上てきる油圧
作業機の潤滑剤供給装置を先に提案した。(特願昭56
−929633号)この装置は、油圧作業機を動作させ
る油圧ポンプから、複数のアクチュエータに至る複数の
油圧・系の一つに潤滑ポンプを接続し、前記アクチュエ
ータの動作時、前記潤滑ポンプを作動させて、前記潤滑
部分に潤滑剤を供給するごとくしたものである。所が、
前記潤滑ポンプは、吐出量を可変設定で・きない一定吐
出量形であるため動作回数に比例した吐出量を潤滑部分
に供給する。
従つて、上記のごとく油圧作業機に使用した場合、前記
潤滑ホンプ室はアクチュエータの動作に連動して動作す
るため、動作回数が多くなつて潤滑剤が過剰に供給され
てしまう問題があつた。本発明の目的は、要求に応じて
吐出量を自動的に大容量と小容量とに使い分けできる潤
滑剤供給ポンプを提供する点にあり、プランジャの往復
動により、タンク内の潤滑剤を吸入路を介してポンプ室
に吸入し、該ポンプ室内の潤滑剤をチェック機構を介し
て吐出路に吐出することくした潤滑剤供給ポンプであつ
て、前記ポンプ室における前記プランジャの吐出◆吸入
行程途中にバイパス路を開口し、このバイパス路を前記
プランジャによつて開閉すると共に、このバイパス路を
リリーフ弁を介して前記吸入路に接続したことを特徴と
するものである。
尚本発明における前記プランジャを動作させる駆動源は
、手動、電磁又は油圧駆動のいずれにも適用できるもの
であつて、油圧作業機に用いる場合、その油圧ポンプか
らの圧力油を利用するのであるが、その他の駆動源を利
用してもよい。
次に本発明ポンプの実施例を図面に基づいて説明する。
本発明ポンプは、パワーショベルやバツクホーなどの土
木、建設機械や、トラクターなどの農業機械等、油圧動
作するアクチュエータをもつた油圧作業機に適用すれば
好適であつて、第1図には、ミニバツクホーを示してい
る。
第1図に示したミニバツクホーは、1対の左右クローラ
1,1と、これらクローラ1により支持されるフレーム
2と、該フレーム2に旋回可能に−支持するエンジン(
図示せず)をもつたキヤブ3と、このキヤブ3の前端部
に、左右方向のスイングを可能としたブラケット4を介
して俯仰角度可能に支持したブーム5と、該ブーム5の
先端に支持されるパケットアーム6、及びこのアーム6
の.先端に支持されるパケット7とを備え、また、前記
フレーム2の端部にはドーザー8を設けたものである。
そして、以上の如く構成するミニバツクホーには、第2
図に示したごとく前記左右のクローラ・1,1を駆動す
るための1対の油圧モータ10,11と、前記キヤブ3
を旋回するための油圧モータ12と、前記ブーム5の俯
仰角度を調整するブーム用シリンダー13と、前記アー
ム6を揺動させるためのアーム用シリンダー14と、前
記パケット7を作動させるためのパケット用シリンダー
15と、前記ブラケット4を介して前記ブーム5をスイ
ングさせるためのスイング用シリンダー16及び前記ド
ーザー8を上下動させるためのドーザー用シリンダー1
7を備えており、これら各アクチュエータ10〜17は
それぞれ切換弁22を備えた複数の油圧系20・・・・
・・により、油圧ポンプ23に接続されるのであつて、
前記各アクチユエー″夕10〜17と各切換弁22・・
・・・・とは油圧系20における制御ラインである油圧
配管20a,20bで接続され、該各切換弁22・・・
・・・と油圧ポンプ23とは油圧系20における吐出ラ
インである油圧配管20pて接続されていて、前記キヤ
ブ3に搭載するエンジンの駆動により前記ポンプ23を
駆動し、このポンプ23からの高油圧を駆動源として前
記アクチュエータ10〜17を動作させるのである。ま
た、以上の如く構成するミニバツクホーにおいて、例え
ば、前記キヤブ3の旋回支持部分Aや、前記ブラケット
牡ブーム5、アーム6及びパケット7の枢着部分Bや、
これらブーム5などを作動させるために設ける前記各シ
リンダー13〜16の枢着部分Cが潤滑部分となつてい
る。
尚潤滑部分としては、前記旋回支持部分A及び枢着部分
B,C以外例えば前記クローラ1を駆動する駆動スプロ
ケットや案内スプロケットの回転部分、或いは、前記ド
ーザー8の支持部分やドーザー用シリンダー17の枢着
部分などを挙げることができるが、説明を簡略化するた
め、これら潤滑部分についての説明は省略する。本発明
ポンプは、以上の如く構成するミニバツクホーなどの油
圧作業機における前記潤滑部分A〜Cに潤滑剤を供給す
るためのもので、前記アクチュエータ10〜17への油
圧系の一つに接続し、前記アクチュエータ10〜17の
一つの動作時、前記潤滑ポンプ30を動作させ、前記潤
滑部分A−Cに潤滑剤を供給するごとくしたのである。
尚、第2図に示したものは、本発明に係る潤滑剤供給ポ
ンプ30を前記油圧モータ12の油圧系20における制
御ラインである油圧配管に接続したものであつて、前記
切換弁22における一対の切換ボートから前記モータ油
圧モータ12に連通する2本の油圧配管20a,20b
の内、いずれか一方の配管20aに、連絡配管24aを
介して接続し、そして、前記潤滑ポンプ30に、潤滑剤
の分配装置60を接続したものである。
尚、この分配装置60は、供給主管61と複数の分配管
63をもつた複数の分配弁62とから成るもので、前記
潤滑ポンプ30とともに前記潤滑部分A−Cへの潤滑装
置を構成するものである。
次に、本発明に係る潤滑剤供給ポンプ30の実施例を第
3,4図に基づいて説明する。第3,4図に示したもの
は、ポンプボディ31に、ピストン32を内装した油圧
シリンダ33を取付けると共に、前記ボディ31にプラ
ンジャ室34を設けて、前記ピストン32に連動するプ
ランジャ35を移動自由に内装し、かつ前記ボディ31
に潤滑剤のタンク36を取付けて、該タンク36を前記
プランジャ室34に吸入路37を介して開口させ、この
開口部の前方に、前記ピストン32の移動で前記タンク
36に対し閉鎖されるポンプ室38を設ける一方、前記
ボディ31に、配管接続部39をもつた潤滑剤の吐出路
40を設けて、前記ポンプ室38に連通し、また、前記
シリンダ33に油圧配管接続部41を設け、更に前記吸
入路37に通するバイパス路42を前記ポンプ室38に
おける前記プランジャ35の往復動作に伴う吐出・吸入
行程途中に開口し、該バイパス路42をプランジャ35
の往復動作で開閉すると共に、このバイパス通路42に
リリーフ弁43を設けたもので、前記吐出路40の配管
接続部39に前記分配装置60における供給主管61を
接続し、また前記油圧配管接続部41に、前記油圧配管
20aから延びる連絡配管24aを接続するのである。
しかして前記バイパス路42は、前記ポンプボディ31
に前記ポンプ室38における前記プランジャ35の前記
吐出・吸入行程途中に開口し、かつ前記タンク36への
吸入路37と平行な縦孔42aと、該縦孔42aと貫通
し、前記吸入路37に開口する横孔42bとを穿設し、
これら縦孔42aと横孔42bの孔端にプラグ44,4
5を螺着して構成するのである。
そして、前記縦孔42aの前記ポンプ室38への開口側
を段付孔として、その段部に前記リリーフ弁43の弁シ
ートを形成するのである。
また、前記リリーフ弁43は鋼球43aを用い、該鋼球
43aの背面側に弁押え43bを配設し、この弁押え4
3bと前記縦孔42aの孔端に螺着する前記プラグ44
との間にリリーフ圧を設定するスプリング43cを介装
するのである。
このスプリング43cにより設定するリリーフ圧は、例
えば35〜50k9/dとするのであつて、前記プラン
ジャ35の移動で加圧される潤滑剤の吐出圧力が、前記
スプリング43cで設定したリリーフ圧以下のときポン
プ室38の潤滑剤全量を吐出路40に吐出する大容量制
御を行ない、前記リリーフ圧力を越えると、前記リリー
フ弁43の鋼球43aが開き、前記バイパス通路42を
介してポンプ室38内の潤滑剤の1部をタンク36に戻
すと共に、前記バイパス路42を前記プランジャ35で
閉鎖することによりポンプ室38内の潤滑剤を吐出路4
0から潤滑装置60供給するのであつて、かかる動作に
より吐出路40に吐出される吐出量を減少させる小容量
制御を行なうのである。尚第3図において、46は前記
ポンプ室38に突入するダンパーピストンで、ダンパー
室47aを形成するダンパー室プラグ47との間にダン
パースプリング48を介装しており、前記プランジャ3
5が前進して吐出行程に移るとき、前記ダンパーピスト
ン46の先端が、前記ポンプ室38に開口する吐出路4
0を開放するようになつていて、トップクリアランスを
最少限に減少できるようにしている。
ζ 又49は、前記ピストン32及びプランジャ35の
リターンスプリングで、吸込行程で前記ポンプ室38を
負圧にすることができる強さとしている。
また50は前記プランジャ35に結合するスプリング受
、51は前記吐出路40の途中に介装)するチェック弁
であつて、このチェック弁51は潤滑装置60からポン
プ室38に逆流しようとする潤滑剤を防止するもので、
該チェック弁51の2次側は供給主管61に連通すると
共に2次側通路52を介して、前記ダンパー室47aに
連通しフている。又53はカラー、54は前記タンク3
6のキャップであり、55は絞り通路である。
しかして、以上の構成におて、前記油圧配管接続部41
を、第2図に示したごとく旋回用の油圧モータ12の油
圧系20における制御ラインである油圧配管20aに連
絡配管24aを介して接続した場合、前記油圧系の切換
弁22を操作して前記油圧モータ12に高圧油を供給し
、前記キヤブ3を旋回するとき、前記油圧モータ12に
供給される高圧油の一部が、前記連絡配管24aから前
記接続部41を介して、前記シリンダ33のヘッド側に
供給され、前記ピストン32を動作させると共に前記プ
ランジャ35を動作させるのである。
この結果前記ポンプ室38から潤滑剤が供給主管61に
吐出されるのであり、この潤滑油が前記分配弁62の分
配管63から、第1図に示した前記潤滑部分A−Cに供
給されるのである。このとき、前記各潤滑部分A−Cに
おいて潤滑剤が残存していると、前記プランジャ35の
移動で加圧される潤滑剤の吐出圧力が高くなるのであつ
て、この吐出圧力が、前記リリーフ弁43のスプリング
43cで設定したリリーフ圧より高くなると、前記リリ
ーフ弁43が開き、過剰吐出量を、前記バイパス通路4
2を介してタンク36に戻すと共に、バイパス管42を
プランジャ35で閉鎖してポンプ室38の小容量の濶滑
剤を潤滑装置60に供給するのである。即ち、プランジ
ャ35がバイパス路42を閉鎖するまての工程域で作動
する前記リリーフ弁43によりポンプ有効吐出行程を制
御し、前記吐出路40から吐出する潤滑剤の吐出量を調
整して、潤滑部分A−Cに過剰に供給されるのを防止し
、前記プランジャ35の動作回数が多くとも理想的な潤
滑剤の供給が可能となるのである。
また、前記ミニバツクホーの旋回が終了すれば、前記切
換弁22は、第2図に示したシンボル位置に操作され、
前記キヤブ3の油圧モータ12がタンクライン25から
タンクTに開放されるので、前記ピストン32及びプラ
ンジャ35はリタ3ーンスプリング49により復動する
と共に、前記ポンプ室38が前記潤滑剤のタンク36に
開放され、前記タンク36から潤滑剤を吸入するのであ
り、前記したごとく吐出行程における吐出量を小容量に
設定できながら吸入行程における吸込作用ダを強力に行
なうことができる。
即ちプランジャ35が復動する吸込行程ではバイパス路
42のリリーフ弁43がチェックの働らきをなすので、
前記プランジャ35がポンプ室38を吸入路37に開放
するまで、ポンプ室38を密閉状態にするので、ポンプ
室38の負圧度合が大きくなる。
従つてポンプ室38と吸入路37との圧力差が大きくな
ることにより、ポンプ室38に潤滑剤を吸入する吸込作
用が強力に行なわれるのであつて、吐出時におけるポン
プ室38の容積よりも吸込時におけるポンプ室38の容
積を大きくすることによつて、吐出量を小容量に設定で
きながら吸ノ込作用が強力になるのである。
第5図は第3図の構成をシンボル化した概略図であつて
、潤滑剤供給ポンプ30の油圧配管接続部41に第2図
の油圧配管20aを接続したものであるが、該油圧配管
接続部41を第2図の油圧・配管20pに接続してもよ
い。
尚、以上の実施例において、前記ピストン32及びプラ
ンジャ35にリターンスプリング49を設けたが、この
リターンスプリング49はなくともよい。
この場合第6図のごとく前記シリンダ33のヘッド側に
第1油圧配管接続部41aを設けると共に、プランジャ
側に、第2油圧配管接続部41bを設け、前記第1油圧
配管接続部41aに、第2図に示す前記油圧系における
切換弁22の切換ボートからアクチュエータに延びる2
本の制御ラインである油圧配管20a,20bの一方2
0aを第1連絡配管24aにより接続し、前記第2油圧
配管接続部41bに、前記油圧配管20a,20bの他
方20bを第2連絡配管24bにより接続するのであつ
て、前記切換弁22の切換操作に連動して、前記ピスト
ン32及びプランジャ35は、強制的に往復動すること
になる。
又、本発明ポンプは、第1図に示したミニバツクホーの
他、パワーショベルやトラクターなどの土木、建設機械
にも適用できるし、また、前記した移動式油圧作業機以
外定置式油圧作業機にも適用できる。
また、本発明ホンを適用する油圧作業機の油圧回路も限
定されるものでないし、また、前記油圧回路への接続位
置も限定されないが、第1,2図に示した油圧作業機に
おいては、前記クローラ1,1の油圧モータ10,11
、又は前記キヤブ3の旋回用油圧モータ12など、動作
回路の多いアクチュエータの油圧系で、特に制御ライン
を選択するのが好ましい。
以上の如く本発明は、ポンプ室38とタンク36に連通
する吸入路37との間に、バイパス路42を設け、この
バイパス路42を吐出・吸入行程途中のプランジャ35
で開閉すると共に、このバイパス路42にリリーフ弁4
3を設けたから、吐出路40の吐出圧力によつて吐出量
を自動的に大容量と小容量とに使い分けできるのである
即ちプランジャ35の動作でポンプ室38内の潤滑剤が
加圧して吐出する際、その吐出圧力が、前記リリーフ弁
43で設定するリリーフ圧以下のときはポンプ室38内
の濶滑剤全量を潤滑装置60に供給する大容量制御を行
ない、前記吐出圧力がリリーフ圧力より高くなると、前
記リリーフ弁43を開きプランジャ35がバイパス路4
2を閉鎖するまでの行程域の潤滑剤をバイパス路42を
介してタンク36に開放することによりポンプ有効吐出
行程を減少させ、斯かる作用で過剰吐出となる過剰分を
タンク36に戻して、吐出量を最少限に抑制する小容量
の吐出制御ができるのである。従つて、前記プランジャ
35の動作回数が多く、潤滑部分A−Cへの潤滑剤供給
回数が多くなつても、過剰になることはないのであり、
油圧作業機の油圧系における高圧油を駆動源として前記
プランジャ35を動作させる場合でも、理想的な潤滑剤
の供給が可能となるのである。又、ポンプ有効吐出行程
を減少させて、吐出量を小容量に成し得る状態であつて
も、プランジャ35が復動するポンプ有効吸込行程は、
ポンプ有効吐出行程よりも大きいので、ポンプ室38が
より負圧状態になつて、ポンプ室38と吸入路37との
圧力差が大きくなり、潤滑剤のポンプ室38への吸入が
強力に行なわれるのである。
よつて吐出量を小さく設定しても吸込不良をきたすこと
がないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ポンプを適用したミニバツクホーの概略
側面図、第2図は、ミニバツクホーの油圧配管系統図、
第3図は本発明ポンプの一実施例を示す縦断面図、第4
図は第3図■一■線における断面図、第5図は第3図の
実施例をシンボル化した概略図、第6図は本発明ポンプ
の他の実施例を示す第5図に対応した概略図である。 31・・・・・・ポンプボディ、34・・・・・・プラ
ンジャ室、35・・・・・・プランジャ、36・・・・
・・タンク、37・・・・連通路、40・・・・・・吐
出路、42・・・・・・バイパス路、43・・・・・リ
リーフ弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 プランジャ35の往復動により、タンク36内の潤
    滑剤を吸入路37を介してポンプ室38に吸入し、該ポ
    ンプ室38内の潤滑剤をチェック機構を介して吐出路4
    0に吐出するごとくした潤滑剤供給ポンプであつて、前
    記ポンプ室38における前記プランジャ35の吐出・吸
    入行程途中にバイパス路42を開口し、このバイパス路
    42を前記プランジャ35によつて開閉すると共に、こ
    のバイパス路42をリリーフ弁43を介して前記吸入路
    37に接続したことを特徴とする潤滑剤供給ポンプ。
JP56214185A 1981-12-24 1981-12-24 潤滑剤供給ポンプ Expired JPS6044556B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102741603A (zh) * 2010-02-19 2012-10-17 鲁贝株式会社 润滑油用泵装置

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