JPS6044331A - シングルフェ−サの段ロ−ル交換方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、シンクルフェーサの段ロール交換方法およ
びこれを実施するための装置に関するものである。

段ボール製造用のコルゲータラインに使用さ、１１るシ
ングルフェーサは、中芯原紙とうイナ？ど夫１１反対方
向から送給し、夫々波形歯を形成した１１−の段ロール
間で前記中芯原紙を噛合挟ハ（、−（波ｊ［・？（フル
ー１−）に成形すると共にその波形段ｒ１″ｊ部に１１
２．１料を塗若し、二４ｔを加圧ロールにより１）；ｉ
バ〔１うイーノ。

に挟圧接着して片面段ボールＩｇ　ｌ（１１ｆ、’ｉす
るもの−（、ＩＩる。すなわちこのシングルフェー（ｊ
゛にイ・Ｌ川さ、１１ノ’、１」二段ロールおよび下段
ロールは、前ｊ・トの如く波形の歯部がロール外周の長
手方向に形成され°ｃｔ；す、自由回転可能なｌ一段ロ
ールを、外部１９ス動源に＋ｓｓ　ＩＩ：ｖして積極回
転される下段ロールにスブリンクへその他流体圧を使用
して押倒け、両段［１−ル間に通される中芯原紙を適当
なニップ圧で挟圧して該原紙にフルー１・を付与するよ
う構成されている。な、ｈ前記段ロールの椙質としては
、一般にクロームモリブデン鋼を用い、これに焼入れそ
の他クロームメッキ等の表面加工による硬化処理が施し
であるが、その耐久性には限界があって所定の寿命を有
することは当然である。すなわち長時間に亘るシンクル
フェーサの運転により、前記段ロールに形成した波形歯
は、その長手方向両端縁部近傍に較へて中央付近の原紙
通過部位が偏磨耗し、このため中芯原紙への良好な波形
成形がなされなくなる。このように段ロールの一応の寿
命が尽きた場合は、波形歯を再切削して再使用するため
に、偏磨耗した段ロールの交換を行わなければならない
。

しかし従来のシングルフェーサでは、その機構上の制約
から上下一対の段ロールの交換作業に繁雑な手間を要し
、この作業に１日乃至２日間の長期を費しているのが現
状である。このように段ロール交換に長時間を要すると
いうことは、とりもなおさずシンクルフェーサのみなら
ずコルゲータライン全体の操業を停止することを意味し
、従−〕で段ボール生産の稼動効率および生産剖画に型
入な支障を来たすしのである。結局、前述したように段
ロールの表面に硬化処理が施されていても、経時的な磨
耗に起因する定期的な交換を必要どする以上、前記シン
グルフェーサにおける段ロール交換作業の迅速化を図る
ことは業界における多年の懸案事項および要請であるが
、未だこの問題点は完全に解決されていない。

本発明は、前述した事情に鑑みシンタルフェーサにおけ
る段ロール交換作業を迅速に行って、コルゲータライン
の運転休止によるアイドルタ・ｒムを極力短縮し、稼動
効率に及ぼす悪影ψ（Ｘを１“ｉ？小眼に留めることを
目的として提案されたちのてあ♂）。

前記目的を達成するため本発明に係るシングルフェーサ
の段ロール交換方法は、大々波形歯を形成した」二段ロ
ールおよび下段ロールを回転自在に軸支したカセットフ
レームをメインフレームから着脱自在に構成してなるシ
ングルフェーサにおいて、前記カセットフレームをシン
クルフェーサの所定の装着位置から吊上げて取出した後
これを搬出し、一方別の上段ロールおよび下段ロールを
回転自在に軸支してなる予備カセットフレームを予め吊
上げ待機させておき、前記カセットフレームの取出しに
伴い前記予備カセットフレームをシングルフェーサの前
記所定の装着位置に到来させて取付固定することを特徴
とする。

またこの段ロール交換方法を好適に実施するための本願
の別の発明に係る段ロール交換装置は、−夫々波形歯を
形成した上段ロールおよび下段ロールを共通のカセッＩ
−フレームに回転自在に軸支し、このカセットフレーム
を加圧ロールおよび糊付機構を備えるシングルフェーサ
のメインフレームに着脱自在に装着するよう構成したこ
とを特徴とする。

次に本発明に係るシングルフェーサの段ロール交換方法
およびこれを実施するための装置につき、好適な実施例
を挙げて、添何図面を参照しながら以下詳細に説明する
。

第１図および第２図は、本発明に係る段ロール交換装置
を組込んだシングルフェーサを側面し１として概略的に
示すものである。図示のシングルフェーサにおける各種
回転部材（例えは段ロール）へ・回転自在に支承する機
枠は、メインフレーｔｚ　］　＋：＋と、このメインフ
レームｊＯにポル１−等のＩｆ！　！＋’ｉ手段１２を
介して着脱自在に取伺けられるカセットフレームとから
基本的に構成されている。すなわちメインフレーム１０
は、水平なベース１６１−に対向的に直立配置した一対
の枠体からなり、このメインフレーム１０には、後述す
る加圧ロール１８および糊付は機構２０が配設されてい
る。

第２図に示すように、前記メインフレーｌｓ　］　（１
の」一部は所定の間隔を保持して開放分、ｉ１８されて
才？す、この両開放端部間にカセットフレー１１１４か
、例えばポル１−１２を介して着脱自在に装６さ、ｌｌ
、る（第１図参照）。このカセッ１−フレーｔ＊　Ｉ　
／ＩＬ＋：　、　前記メインフレームＩＯと同一の間隔
１」法を保持した平行な一対の枠板で構成され、このカ
セットフレーム１４の両枠板間に夫々波形歯を形成した
１゜段ロール２２および下段ロール２４が回転自在に軸
支されている。例えば前記下段ロール２４は、カセット
フレーム１４の枠板に直接数句けた軸受２６に挿通軸支
されて、その軸心位置は固定的に設定されている。これ
に対し前記上段ロール２２ば、その軸受２８に固着した
ブラケッｌ−３０の端部を枢軸３２を介してカセットフ
レーム１４に取付けることにより、該枢軸３２を中心と
して周方向に若干距離だけ揺動し得るようになっている
。

また前記上段ロール２２および下段ロール２４を人々回
転自在に軸支したカセッＩ・フレーム１４は、後述する
ようにメインフレーム１０の開放端部間の定位置に取付
けられるが、その際に前記メインフレー１１１０に装着
したニップ圧調節レバー３４および前記加圧ロール１８
が、各段ロールに苅して関係的に当接するよう位置設定
がなされている。すなわちメインフレーム１０には１回
動中心に対して所定の角度で偏位するよう形成したショ
ー１〜アー１１３６およびロングアーム３８からなるニ
ップ圧調節レバー３４が枢軸４０を介して回動自在に装
着されてお゛す、このどき前記ショートアーム３６の先
端部は、上段ロール２２の軸受２８の外周フランジに接
離自在に当接し得るようになっている。また前記ロンフ
ァー１１３８の開放端部は、メインフレーム１ｏにクレ
ビス接続した複動式油圧シリンダ４２のピストンロッｌ
−４４に遊着されている。従って前記シリンダ４２を正
逆何れかに（ｑ勢すれば、前記レバー３４は枢軸４０を
中心として回動し、これにより上段ロール２２のニップ
圧が調節される。

前記加圧ロール１８は、その軸受４６に固定し。

たブラケット４８の先端を枢軸５０を介して前記メイン
フレーム１０に取付けることにより揺動自在に構成され
ており、また前記軸受４６から固定垂下させたレバー５
２の開放端部は、メインフレーム１０に同じくクレビス
接続した別の複動式油圧シリンダ５４のピストンロッ１
−５６に遊着ホれでいる。そしてこの機構により、加圧
ロール１８および下段ロール２４の間を通過して波形成
形された中芯原紙５８に対するライナ６０の圧着力が適
切に調節される。このようにニップ圧調節機構および中
芯原紙とライナとの圧縮力調節機構は、何れもメインフ
レーム１０に取付けられていて、カセットフレーム１４
とは機構的な係わりを持たないよう完全に分離されてい
ることが諒解されよう。

メインフレーム１０内には公知の糊付は機構２０が配設
されている。これはグルーパン６２中に貯留された糊料
をアプリケータロール６４およびドクターロール６６に
より適当量掬い上げ、この１１！１１　Ｊ＋’ｌを中芯
原紙５８の波形段頂部に転移付着させるものである。な
お前記各ロールの回転軸には人々セクターギヤ６８が取
付けられ、これらセクターギヤ６８を共通の駆動ギヤ７
０に噛合させることにより両ロール間の軸心距離を変化
させて糊転移Ｉｔを調節し得るようになっている。

次にベース１６に直立支持した支柱７４間には、前記シ
ングルフェーサの上方においてビーム７２が掛は渡され
、前記ビーム７２の下部にはレール７６が配設されると
共に、該レール７６に車軸８０を介してチェンブロック
７８が走行自在に懸垂支持されている。なお第１図およ
び第２図には図示してないが、前記チェンブロソク７８
は２」１１、設けであるものとする。この場合当該チェ
ンブロック７８が走行支持されるレール７６は、２本ｑ
ｚ行に前記ビーム７２の下部に配設しであるものとする
のが好ましい。但しスペース状の制約がある場合は、１
本のレール７６に２つのチェンブロノク７８．７８が適
宜走行し得るように構成してもよい。

また第１図および第２図において参照符シ￥２３２はプ
レヒータロールを示し、また符号８４（Ｊブレヒータを
示す。これらは何れも、図示しないミルロールスタンド
から送給される前記ライナ（３０を予熱して、湿度の調
節を行うものである。なオニ　＋１ｉｉ記プレヒータ８
４は、ライチロ０に対する張力？１−調節する機能も果
している。

前記プレヒータロール８２とプレヒータ８４との間には
適当な間隔が空けられ、この間１ｔ１４中にある前記ベ
ース１６上には、２本のレール８　Ｇ　、　８　ｆｉが
前記ライナ６０の走行方向に対し直角に敷設されでいる
。そしてこのレール８６上に図示の如き台車８８が走行
自在に載架され、この台車上に後述する如くメインフレ
ーム１０から取外されたカセットフレーム１４が載置さ
れる。なお第１図および第２図においてカセットフレー
ム１４には、前記チェンブロック７８から垂下したフッ
ク９０を係着して吊上げる便宜のために、カラビナ９２
が固着されている。

次に、このように構成した本発明に係る段ロール交換装
「の使用の実際につき、本願の別の発明に係る段ロール
交換方法との関係において説明する。第１図に示すよう
に、カセットフレーム１４はメインフレーム１０上の定
位置にポル１へ１２を介して固定されており、前記中芯
原紙５８は上下（０段ロール２２．２４の波形歯に噛合
挟圧されて波形（フルー１−）成形がなされ、該原Ｘ４
（の波形段頂部には前記アプリケータロール６４を介し
て適当）ｉ′、−の４！Ｊ１料が塗付されるようになっ
ている。またライナ６０は、プレヒータ８４およびプレ
ヒータロール８２を介して湿度調節′および張力制御が
なされだ後、加圧ロール１８により中芯原紙５８の波形
段頂部に圧接され、片面段ボールとなって１゛方のテー
クアツプコンベヤ９４に向けて送り出さ、Ｉ＋。

る。このように片面段ボールの製造運転がシンクルフェ
ーサにおいて好適になされるが、先に述べたようにその
稼動が長期に亘るど、上下の段ロール２２．２４の波形
歯が摩耗してロール交換を１１う必要が生ずる。このよ
うにロール交換の時１（１）が到来した場合は、一方の
チェンブロソク７８４カセントフレーム１４の上方へ到
来さぜ、そのフック９０をカセッ１−フレーム１４に設
けた前１把カラビナ９２に係着した後、前記ポル１へ１
２を緩めて取外す作業を行う。。この場合は、第３８図
に示すようにもう一方のチェンブロック７８は、既に整
備済みの」二段ロール２２および下段ロール２４４軸支
した予備のカセットフレーム により吊下げてロール交換を待機しているものとする。

前記ボルト１２を取外されたカセットフレーム１４は、
第３ｂ図に示すようにチェンブロック７８により吊上げ
られて、メインフレーム１０から取出さ］しる。そして
第２図および第３ｃ図に示すように、取外さ九た前記力
セラ１−フレーム１４はシンクルフェーサの前方に到来
待機している台車８８Ｊ二に移載される。前記整備済み
の予備カセットフレー１１１４は、第３ｃ図および第３
ｄ図に示す如く、１）１ｊ記他方のチェンフロソク７８
により吊下げ搬送されて、メインフレーム１０の両開放
端部間の定位ｉｉ’、７に４・、！：置され、次いでポ
ル１へ１２により締付は固定される。また前記台車８８
」二に移載さオしたカセノ１−フレーム１４は、台車８
８の移動に伴い、第二う０図に示すようにコルゲータラ
インの系外に搬出されて、必要に応じて再切削加工に向
けて移送される。。

以上詳細に説明したように本発明によれば、上下一対の
段ロールをカセットフレームに軸支し、該カセットフレ
ームをメインフレームから独立し−ＣＬ？Ｉ脱し得るよ
う構成したことにより、段ロールの交換作業か極めて迅
速に行なわれるものである。

すなわち、従来は段ロールの交換作業に１［１乃至２日
間の長期を要していたが、本発明によＪ（は約１０分程
度で段ロールのカセッ１〜交換作業を遂ｔｉすることが
でき、従ってコルケータラインの）ＩＦ転休止に伴うア
イドルタイムを飛Ｂｄ的に短縮することができ、生産効
率を殆んど低下させるごどかｔＩ２い等の大きな利点を
有する。

なお前述したように、両段ロール間のニップＬｉを調節
する機構および加圧ロールにおけろライナ圧着力の調節
機構は、何れもカセットフレーム、から分離した個所、
例えばメインフレー１１に数句けるよう考慮しであるの
で、これらの名機ｔ＋Ｖｆかカセッ１−フレームの交換
に支障を及はずことはｔｌい。

また下段ロールはモータおよび減速機により動力伝達さ
れて積極駆動されるが、その動力伝力（幾措として適宜
のカップリングを使用することにより動力の接続・切放
しが容易になされるので、前記ど同様力セラ１−フレー
ム交換時の作業に支障イー来たすことはない。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明に係る段［１−ル交換装置
を組込んだシングルフェーサの概略側面図、第３ａ図乃
至第３ｄ図は本発明に係る段ロール交換方法を実施する
際の経時的な工程を夫々概略的に示す説明図である。 １０・・・・メインフレーム １４・・・・カセットフレーム １８・・・・加圧ロール　２０・・・・糊付は機構２２
・・・・上段ロール　２４・・・・下段ロール特許出願
人　株式会社磯輪鉄工所 」−続乎市正書（自発） １．事件の表示 ｎ（ｉ和５８年特許願第１５４３６３じ２、発明の名称
　シングルフェーサの段ロール交換方法およびその装置 ３、油止、をする者 ・１１件との関係　特許出願人 住　所　名古屋市北区報徳町１８？！￥地名　称　株式
会社　何５中Ω金ソξ二１：籾ｉ代表者　磯　軸　Ｌ、
％：　− ・１０代理人〒４６０

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）夫々波形歯を形成した上段ロールおよび下段ロー
   ルを回転自在に軸支したカセットフレームをメインフレ
   ームから着脱自在に構成してなるシンクルフェーサにお
   いて、前貫己カセットフレームをシンクルフェーサの所
   定の装着位置から吊上げて取出した後これを搬出し、一
   方別の」二段ロールおよび下段ロールを回転自在に軸支
   してなる予備カセットフレームを予め吊」二げ待機させ
   ておき、前記カ七ノ１−フレームの取出しに伴い前記予
   備カセットフレーｔ１をシンクルフェーサの前記所定の
   装箔位Ｆ“ｔに到来させて取イ」固定することを特徴と
   するシンクルフェーサの段ロール交換方法。
2. （２）大々波形歯を形成した上段ロールおよび下段ロー
   ルを共通のカセッ１−フレームに回転自在に軸支し、こ
   のカセットフレームを加圧ロールおよび糊イ１機；構を
   備えるシンクルフェーサのメインフレームに才１脱自右
   」こ装着してなるシンクルフェ−サ゛の段ロール交換装
   置。