JPS6044266A - 砥石車台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は研削盤の砥石車台に関するものである。

〈従来技術〉 例えばセンタレス研削盤の調整車台として、調整車を着
脱可能に装着した調整車軸が両端支持され、前記調整車
を交換できるように調整車軸の一端に調整車軸を軸支す
るコロガリ軸受部材を設けた支持体が調整車軸の他端を
軸支する調整車本体に、着脱可能に位置決め固定された
ものがある。

このものにおいては、支持体を調整車本体に数例ける時
に、調整車軸に前記コロガリ軸受部祠を打込まなければ
ならず、何回か打込むと調整車軸の打込まれる部分が摩
耗して、調整車軸とコロガラ軸受部材間にガタができ、
調整車軸が調整車本体に軸支されている部分を中心とし
て振れ回りを起こす問題点があった。

〈発明の目的〉 上述した問題点を解決すべく本発明の目的とするところ
は、砥石車軸と軸受部材との打込み部分をなくし、砥石
車軸を軸支する軸受部材を再現性良くかつ正確に位置決
めすることのできる砥石車台を提供することである。

〈発明の構成〉 本発明によるセンクレス研削盤の調整車台は、砥石車軸
を圧力流体で軸受けする軸受部材を残して砥石車を交換
できるようにす、るとともに、砥石車本体に着脱可能に
位置決め固定される支持体に軸受部材を砥石車軸の軸線
方向に位置決めし、かつ半径方向に位置決め固定するよ
うにしたものである。

〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図及び第２図において、１はヘース、２はベース１
上に固設された調整砥石車本体、３は調整砥石車本体２
に着脱可能に位置決め固定された支持体であり、調整砥
石車軸４が調整砥石車本体２と支持体３に回転自在に軸
承されている。５は調整砥石車軸４上に着脱可能に取付
けられている調整砥石車であり、支持刃６上に載せた工
作物Ｗを研削砥石車１０との間で挾持し、低速の研削回
転を工作物Ｗに与える。−修正装置１１は調整砥石車本
体２上に設置した調整砥石車５の形直しを行うためのも
のであり、修正ツール１２を有している。

この修正装置１１にて調整車５を修正する場合には調整
砥石車５は高速回転する。

この調整砥石車５を低速並びに高速回転に切換える変速
機構部７が設けられ、駆動モータ８の回転をタイミング
ベルト９によって変速機構部７に入力している。

支持体３の調整砥石車本体２への位置決めとして調整砥
石車本体２の支持体３側に調整砥石車４の軸線に対して
垂直な第１基準面２０が形成され、この第１基準面２０
と当接する第２基準面２１が支持体３に形成されている
。第１基準面２０と第２基準面２１とを当接させること
によって支持体３の１ｌｉｌ整砥石車軸４の軸線方向の
位置決めが行われる。

調整砥石車本体２の支持体３側の上部で第１基準当金２
２が調整砥石車軸４の軸線と直角で水平方向に設けられ
、この第１基準当金２２と当接する第２基準当金２３が
支持体３の調整砥石車５側に突起した突起部３ａに固定
されている。第１基準当金２２と第２基準当金２３とを
当接させることによって支持体３の上下方向の位置決め
が行われる。

第２基準当金２３の修正装置１１側の面と当接する第３
基準当金２４が調整砥石車本体２の上部に固定され、第
３基準当金２４と反対側でせりブロック２５が固定され
、第２基準当金２３と当接するせり出しボルト２６がせ
りブロック２５に螺合されている。第３基準当金２４と
当接した第２基準当金２３をせり出しボルト２６にて押
圧することにより支持体３の調整砥石車軸４の軸線と直
角で水平方向の位置決めがなされる。調整砥石車本体２
に対して正確に位置決めされた支持体３は複数のボルト
２７によって調整砥石車本体２に固定される。

第３図に示すように調整砥石車軸４の外周に固定された
嵌合部材３０に前記調整砥石車５が嵌合され、この調整
砥石車５の両サイドを押え部材３１にて固定されている
。

調整砥石車軸４の一端外周に軸受部材３２が嵌挿され、
この軸受部材３２の外径は調整砥石車５および押え部材
３１の内径より小さくされている。

軸受部＋Ａ３２には調整砥石車軸４を圧力流体で軸受げ
ずべく圧力流体の流通路３２ａが形成され、軸受部材３
２の端面に圧力流体の流入および流出ボー）３３．３４
が固定されている。支持体３に位置決め部材３５が固定
され、位置決め部材３５に貫通され軸受部材３２に螺合
する位置決めボルト３６によって軸受部材３２を位置決
め部＋Ａ３５に当接さ−Ｕることにより軸受部材３２の
調整砥石車軸４の軸線方向の位置決めがなされるように
なっている。これによっ′て軸受部材３２の端面と調整
砥石車軸４の端面との接触が避けられる。第２図に示す
ように支持体３に設けた割り溝３ｂにスペーサ３８を挾
さみ、ボルト３７により軸受部材３２を挿通する穴を半
径方向に縮小させることに岸 より軸受部材３２が調整砥石耳軸４の軸線と直角方向に
位置決めされながら支持体３に固定される。

調整砥石車軸の他端は、図示しないが、公知の手段によ
り調整砥石車本体に圧力流体にて軸受けされている。

調整砥石車５の交換動作について説明する。まず位置決
めボルト３６とボルト２７を緩め軸受部材３２を調整砥
石車軸４に残した状態で支持体３を調整砥石車本体２か
ら取り、ばずず。次に押え部材３１を嵌合部材３０から
取りはずして調整砥石車５の交換が行われ、押え部材３
１を嵌合部材３０に固定することにより調整砥石車５が
調整砥石車軸４に固定される。支持体３を軸受部材３２
に嵌合させながら支持体３を調整砥石車本体２に対して
３次元方向に正確に位置決めし、この後にボルト２７に
て支持体３を調整砥石車本体２に固定する。続いて位置
決めボルト３６によって軸受部月３２を調整砥石車軸４
の軸線方向に位置決めし、この状態でボルト３７を締付
りることにより軸受部材３２が支持体３に対して調整砥
石車軸４の軸線と直角方向に位置決めされながら固定さ
れる。

このように第１基準面２０、第２基準面２１、第１基準
当金２２、第２基準当金２３、第３基準当金２４によっ
て支持体３を調整砥石車本体２に正確に位置決めしてホ
ルト２７にて固定し、正確に位置決め固定された支持体
３より位置決め部材３５によって軸受部材３２を調整砥
石車軸４の軸線方向に位置決めした後、軸受部材３２を
ボルト２７によって調整砥石車軸４の軸線と直角方向に
位置決めしながら支持体３に固定したことにより、軸受
部材３２の位置が正確に再現できる。

上記実施例は調整砥石車台について述べたが、研削砥石
車を軸支する研削砥石車台についても適用できる。

〈発明の効果〉 以上述べたように本発明においては、砥石車軸を圧力流
体で軸受けする軸受部材を残して砥石車を交換できるよ
うにするとともに、砥石車本体に着脱可能に位置決め固
定される支持体に軸受部材を砥石車軸の軸線方向に位置
決めし、かつ半径方向に位置決め固定するようにしたの
で、砥石車の交換を容易に行なえるとともに、砥石車軸
と軸受部材間で摩耗する恐れがなく、軸受部材を再現性
良く正確に位置決めすることができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

図面ば本発明の実施例を示すもので、第１図は本発明の
一実施例であるｆｌｉｌ整砥石整合石車台図、第２図は
第１図における■方向からみた図、第３図は第２図にお
けるｍ−ｍ線で断面した拡大図。 ２・・・調整砥石車本体、３・・・支持体、４・・・調
整砥石車軸、５・・・調整砥石車、２０・・・第１基準
面、２１・・・第２基準面、２２・・・第１基準当金、
２３・・・第２基準当金、２４・・・第３基準当金、２
５・・・せりブＬｌ　ツク、２６・・・せり出しボルト
、２７・・・ボルト、３２・・・軸受部材、３５・・・
位置決め部材、３６・・・位置決めボルト、３７・・・
ボルト。 特許出願人 豊田工機株式会社

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）砥石車を着脱可能に装着した砥石車軸を、一端は
   砥石車本体に回転のみ可能に軸支させ、他端は砥石車本
   体に着脱可能に位置決め固定された支持体に回転可能に
   軸支される砥石車台であって、前記砥石車軸を圧力流体
   で軸受けする軸受部材を砥石車軸の他端に嵌合させ、こ
   の軸受部材の外径を前記砥石車の内径よりも小さくし、
   前記軸受部月に対して着脱可能な前記支持体に軸受部材
   を砥石車軸の軸線方向に位置決めする位置決め部月を設
   け、また前記支持体に軸受部材を半径方向に固定する手
   段を設けてなる砥石車台。
2. （２）前記支持体の砥石車本体への位置決め固定は、支
   持体を砥石車軸の軸線方向の位置決めを行うべく砥石車
   本体の支持体側に砥石車軸の軸線に対して垂直な第１基
   準面と、支持体に第１基準面と当接する第２基準面を形
   成し、支持体の上下方向および砥石車軸の軸線と直角で
   水平方向の位置決めを行うべく砥石車本体に第１基準当
   金を固定し、この第１基準当金と当接する第２基準当金
   を支持体に固定してなる特許請求の範囲第１項記載の砥
   石車台。