JPS604370Y2 - 鉛蓄電池用セパレ−タ - Google Patents
鉛蓄電池用セパレ−タInfo
- Publication number
- JPS604370Y2 JPS604370Y2 JP16626079U JP16626079U JPS604370Y2 JP S604370 Y2 JPS604370 Y2 JP S604370Y2 JP 16626079 U JP16626079 U JP 16626079U JP 16626079 U JP16626079 U JP 16626079U JP S604370 Y2 JPS604370 Y2 JP S604370Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separator
- glass mat
- acid batteries
- active material
- lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Cell Separators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鉛蓄電池用セパレータの改良に関する。
従来、鉛蓄電池用セパレータは微孔塩化ビニルや樹脂含
浸強化紙からなる微孔版の正極板側の面に、ガラス短繊
維からなる一様の厚さのマットをはり合わせてなり、こ
れを陰、陽極板間に挿入して正極板活性物質をガラスマ
ットの弾力で押えつけるよに使用されているが、鉛蓄電
池の充放電の繰り返しによって正極板活物質が泥状化し
、ガラスマットの弾力劣化に伴って、正極板下部から脱
落し易く、寿命短縮の原因となっていた。
浸強化紙からなる微孔版の正極板側の面に、ガラス短繊
維からなる一様の厚さのマットをはり合わせてなり、こ
れを陰、陽極板間に挿入して正極板活性物質をガラスマ
ットの弾力で押えつけるよに使用されているが、鉛蓄電
池の充放電の繰り返しによって正極板活物質が泥状化し
、ガラスマットの弾力劣化に伴って、正極板下部から脱
落し易く、寿命短縮の原因となっていた。
本考案は上記の欠点に鑑みなされたもので、ガラスマッ
トの下部の厚さを上部に比べ漸次厚くし、且つ最下端部
は上記と略同等のままとしたことにより、正極板への加
圧力を増して活物質の脱落抑制をはかり、且つ脱落した
活物質による異極板間のペースショートを防止する鉛蓄
電池用セパレータである。
トの下部の厚さを上部に比べ漸次厚くし、且つ最下端部
は上記と略同等のままとしたことにより、正極板への加
圧力を増して活物質の脱落抑制をはかり、且つ脱落した
活物質による異極板間のペースショートを防止する鉛蓄
電池用セパレータである。
本考案の一実施例を説明する。
従来の鉛蓄電池用セパレータに使用されているガラスマ
ットの厚さ1.75mmより薄<0.6mmより厚い例
えば0.877EI+!で長さの異る3種のガラスマッ
ト1.1’、1″を第1図に示すように、樹脂含浸強化
紙からなる微孔版2の正極板側の面に、下部の厚さを上
部に比べ例えば階段状に漸次厚くなるように、且つ最下
端部は上部と略同等のまま、すなわち厚さが0.3mm
となるように重ねてりあわてなる。
ットの厚さ1.75mmより薄<0.6mmより厚い例
えば0.877EI+!で長さの異る3種のガラスマッ
ト1.1’、1″を第1図に示すように、樹脂含浸強化
紙からなる微孔版2の正極板側の面に、下部の厚さを上
部に比べ例えば階段状に漸次厚くなるように、且つ最下
端部は上部と略同等のまま、すなわち厚さが0.3mm
となるように重ねてりあわてなる。
尚、重ねてはらあせるガラスマット1′。1″の長さは
ガラスマット1を2対1の長さに2分割にして簡単に得
られる。
ガラスマット1を2対1の長さに2分割にして簡単に得
られる。
また他の例として、微孔版2を用いずにガラスマット1
.1’、1“のみから構成することも可能である。
.1’、1“のみから構成することも可能である。
従来のセパレータ(樹脂含浸強化紙からなる微孔版の正
極板側に厚さ0.8r/rIILのガラスマットをまり
合わせたもの)を用いたN50Z形鉛蓄電池(従来器)
と、本考案の第1図に示すセパレータを用いた同形鉛蓄
電池(本考案器)とについて、それぞれJIS規格に基
く寿命試験を行った結果、第1表に示すように、400
サイクル後に電層底部に貯った活物質脱落量は、本考案
器は従来品に比べて半減し、脱落した活物質による異極
板間のペースショートも防止されて約40%強の寿命性
能向上を果すことができ、而もガラスマットの上部は従
来より薄くしてよく、厚くするのはセパレータの下部だ
けで十分であり、材料増、重量増を抑えて材料効率がよ
く経剤的でもあることを表わしている。
極板側に厚さ0.8r/rIILのガラスマットをまり
合わせたもの)を用いたN50Z形鉛蓄電池(従来器)
と、本考案の第1図に示すセパレータを用いた同形鉛蓄
電池(本考案器)とについて、それぞれJIS規格に基
く寿命試験を行った結果、第1表に示すように、400
サイクル後に電層底部に貯った活物質脱落量は、本考案
器は従来品に比べて半減し、脱落した活物質による異極
板間のペースショートも防止されて約40%強の寿命性
能向上を果すことができ、而もガラスマットの上部は従
来より薄くしてよく、厚くするのはセパレータの下部だ
けで十分であり、材料増、重量増を抑えて材料効率がよ
く経剤的でもあることを表わしている。
また本考案のセパレータはそのガラスマットの最下端部
の厚みが上部と略同等のままとしたのは、反型なる実験
の結果、ガラスマットによる陽極板最下端部への加圧力
を同じく陽極板下部へのそれと同じように強くしたので
は、泥状化し格子から脱落した陽極活物質がガラスマッ
トの最下端部で滞留したままの状態となって、電槽内底
部に落下せず、電槽内の線上で陰極板足部と陽極板下端
との間にショートが多く発生したためである。
の厚みが上部と略同等のままとしたのは、反型なる実験
の結果、ガラスマットによる陽極板最下端部への加圧力
を同じく陽極板下部へのそれと同じように強くしたので
は、泥状化し格子から脱落した陽極活物質がガラスマッ
トの最下端部で滞留したままの状態となって、電槽内底
部に落下せず、電槽内の線上で陰極板足部と陽極板下端
との間にショートが多く発生したためである。
上述したように、本考案鉛蓄電池用セパレータは、ガラ
スマットの下部の厚さを上部に比べ漸次厚くし、且つ最
下端部は上部と略同等のままとしたことより、脱落し易
い正極板下部の正極板活物質への加圧力を増して該分部
の活物質の脱落抑制をはかることができ、而も材料増、
重量増を抑えて材料効果を極めてよい点実用的価値甚だ
大なるものである。
スマットの下部の厚さを上部に比べ漸次厚くし、且つ最
下端部は上部と略同等のままとしたことより、脱落し易
い正極板下部の正極板活物質への加圧力を増して該分部
の活物質の脱落抑制をはかることができ、而も材料増、
重量増を抑えて材料効果を極めてよい点実用的価値甚だ
大なるものである。
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2図は第1
図における状態に形成される前の状態を示す側面図であ
る。 1.1’、1“はガラスマット、2は樹脂含浸強化紙。
図における状態に形成される前の状態を示す側面図であ
る。 1.1’、1“はガラスマット、2は樹脂含浸強化紙。
Claims (1)
- ガラスマットの下部の厚さを上部に比べ漸次厚くし、且
つ最下端部は上部と略同等のままとした鉛蓄電池用セパ
レータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16626079U JPS604370Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 鉛蓄電池用セパレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16626079U JPS604370Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 鉛蓄電池用セパレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5682874U JPS5682874U (ja) | 1981-07-04 |
JPS604370Y2 true JPS604370Y2 (ja) | 1985-02-07 |
Family
ID=29677155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16626079U Expired JPS604370Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 鉛蓄電池用セパレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604370Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-30 JP JP16626079U patent/JPS604370Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5682874U (ja) | 1981-07-04 |
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