JPS6043634B2 - 鉛蓄電池用鉛格子板の製造法 - Google Patents

鉛蓄電池用鉛格子板の製造法

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JPS6043634B2
JPS6043634B2 JP51055126A JP5512676A JPS6043634B2 JP S6043634 B2 JPS6043634 B2 JP S6043634B2 JP 51055126 A JP51055126 A JP 51055126A JP 5512676 A JP5512676 A JP 5512676A JP S6043634 B2 JPS6043634 B2 JP S6043634B2
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JP
Japan
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punching
window
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JP51055126A
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JPS52137643A (en
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尚克 津田
雄一 鈴木
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y02E60/12

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鉛蓄電池用鉛格子板の製造法に関するもので
ある。
更に詳しくは、本発明は全体として肉薄の鉛蓄電池用
鉛格子板において、比較的肉厚の外枠の両−面レベル間
て比較的肉厚の縦棧及び横棧のいずれか一方もしくは双
方をして一連もしくは一連以上のわん曲面を形成せしめ
た鉛格子板の製造法に関するものである。
従来の鉛蓄電池用鉛格子板は一般に金型による一鋳造
品であるが、鋳造品の場合には鉛格子板の板厚は1.2
Tm以上で、しかも内部の横および縦棧の厚さは最小で
O、8Wr!!Lまでである。
それ以上薄くしようとすると棧の一部が欠除したもので
不可能とされている。 しかるに最近鉛蓄電池の電流容
量の増大と軽量化のために鉛蓄電池の同一容器内での電
極枚数を増加させることが強く要求されている。
そこで本発明者は共に鉛合金の圧延板をプレス打抜き
して板厚がlwrm以下で、しかも棧巾が板厚と同程度
の寸法を有する鉛蓄電池用鉛格子板を開発したが、この
場合にはIWI!ft以下の板厚に圧延した極めて薄い
鉛板金の圧延板をプレス打抜きして鉛格子板とするため
、例えば千鳥状に2段階に打抜いたり、又はプレス打抜
き前の圧延板を硬化処理したりする等のプレス打抜き作
業に対する特別の工夫が必要とされている。
この問題に対処するため、本発明者は鉛素板又は鉛合
金素板より鉛蓄電池用鉛格子板を打抜くに当り、該素板
の片面側又は両面側から製品の鉛格子板の外枠相当部に
隣接する外周部及び内周部と該鉛格子板の棧相当部とを
同時又は各別に肉薄に圧縮すると共に、上記の外枠相当
部並びに上記の棧相当部に囲まれた窓相当部とを肉厚に
向上けする鍛造加工を施し、然る外枠相当部の外周に沿
つてプレス打抜きすることにより外枠を打抜く工程と窓
部の外周に沿つてプレス打抜きすることにより窓部を打
抜く工程とを同時又は各別に行なう鉛格子板の製法を発
明し、かくて板厚17m以下の如く極薄の鉛合金圧延板
からでも打抜きが円滑かつ容易に行ないうると共に、得
られる格子板の平面性が良好でありかつ縦棧及び横桟の
厚さ及び巾を鋳造法では困難な1wm以下程度にまで肉
薄ないしは極細に成型することを可能にしたものである
この比較的肉厚の外枠内に比較的肉薄の縦棧、横棧(内
部棧)を形成した鉛格子板は肉厚の外枠のために鉛格子
板全体として必要かつ十分な強度を保持しながら実質的
に肉薄の鉛格子板を提供し、しかも肉厚の外枠の両面レ
ベル内て肉薄の内部棧を挟むようにして活物質を充填で
きることから活物質の充填量が増す利点を有する反面、
肉薄の内部棧による活物質の保持力は十分ではないとい
う難点がある。本発明はこのような点を改良したもので
、前記の内部桟を外枠の両面レベル内で一連もしくは一
連以上のわん曲に曲げ加工するこことにより鉛格子板内
での活物質の保持を良好にするという所期の効果を収め
たものである。
本発明における内部棧即ち縦棧、横棧のわん曲加工はこ
れら棧の材質が鉛ないしは鉛合金という軟質のものであ
り、かつ極薄、極細であることから容易に鉛格子板の内
面で一方向(縦棧又は横棧のいずれか一方の曲げ加工)
又は二方向(縦棧及び横棧の双方の曲げ加工)に行なう
ことができるが、いずれの場合でもその曲げ加工は外枠
の両面レベル間で行なわれ、又それは山又は谷が1つの
一連状のものでも山又は谷が1つ以上の二連状もしくは
以上のものや、場合によつては波状のものでも差支えな
い。本発明の実施に当つては例えば連続的鋳造圧延機よ
り製出される鉛合金圧延板を素板としてこれに第1工程
として金型を使用してブレス機による鍛造を行なうこと
により格子板の外枠及び窓部を素板の厚さにより厚くす
る肉上げの加工を1段ないしは1段以上の作業で行ない
、然る後第2工程として鉛格子板の外枠内の窓部を打抜
き、次いで外枠内に得られる縦棧及び/又は横棧を外枠
の両面レベル間でわん曲面に曲げ加工する第3工程を行
なつた後、第4工程として外枠相当部の外周に沿つてブ
レス打抜きすることにより外枠を打抜く工程を連続的に
行なう方法によるか或いは又上記第4工程を第3工程の
前で第2工程と同時又は第2工程に続いて連続的に行な
う方法によるのが好ましい。
上記本発明方法における素板に対する第1工程の鍛造は
通常素板の片面側より1段の作業で行なわれるが、両面
側より対応して1段又は多段の作業で実施してもよい。
又本発明の第1〜4工程による鉛格子板の製造は長尺条
の鉛合金圧延板に対してのみてなく、電鋳その他の鋳造
による鉛合金板に対しても同様に適用することができる
。以下本発明を図面に示す実施例によつてこれを説明す
る。
外枠1は原料の鉛合金圧延素板より厚く約1.5朗厚さ
を有しており、この外枠1の下面と面一に横棧2及び縦
棧3が外枠1内で格子状に形成されているが、これら棧
2及び3は鉛合金圧延素板より薄く、約0.6Tfrf
n厚となつており、又巾も約0.6Tn!n程度ど極細
となつている。
しかして上記の棧2,3の中、横棧2は両側の外枠間し
かも外枠の両面レベル5,5間で一連の凸面状にわん曲
されているが、縦棧3はわん曲を受けないストレートの
形状をなしている。
尚4はブレス打抜かれた窓部を示し、6は外枠1の上下
に一体に延びた突出部でこれは鉛合金圧延素板と同一厚
のものである。上記鉛格子板においてはレベル面5,5
間で外枠1内に活物質を充填するが、その外枠1は肉薄
で棧2,3は肉薄、極細となつているため比較的l多量
の活物質を充填することが可能であり、かつ棧2は一方
のレベル面5から他方のレベル面5に亘つてわん曲して
いるので活物質はこれら桟によつてよく保持され、使用
中に脱落のおそれがない。
上記の如き鉛格子板は次の各工程を経て作ることができ
る。
第1工程 鉛格子板製品の外枠1の厚さの0.7〜0.8倍の厚さ
を有するSb(1.5〜4.5Wt%)−AS(0.1
〜0.3Wtノ%)−Pbの鉛合金圧延素板に鍛造作業
を行なつて外枠1に相当する部分は素板の厚さより厚く
約1.5?厚まて肉上げされる。
これに反して横棧2及び縦棧3に相当する部分は素板の
厚さより薄くなり0.6顛厚まて減少する。その際外枠
1に隣接する外周部及び内周部の個所は外枠1を肉上げ
するために0.6wt厚まで鍛造によつて圧縮されてお
り、又窓部4に相当する部分は横棧2及び縦棧3に相当
する部分が0.6=まで素板の厚さにより減少するよう
に鍛造によつて圧縮されるためそれだけ素板7よりも厚
く肉上げされることになる。
その際横棧2及び縦棧3に相当する部分の巾は次のブレ
ス打抜きの際の打抜きしろの関係で製品形状における当
該巾より若干広めにとり、打抜き作業を容易にするよう
配慮する。
第2工程 窓部4を金型によつて打抜くが、この打抜かれる部分は
活物質の充填される個所に相当する。
第3工程横棧2を外枠1の両面のレベル5,5間で凸面
状にわん曲するが、これは押型加工によつて容易に行な
うことができる。
第4工程 これは外枠1の打抜き工程であるが、外枠1に隣接する
外周部を切抜きすることによつて鉛格子板製品が得られ
る。
上記によつて得られた鉛格子板製品の1例を示すと、外
枠1の厚さ及び巾は夫々1.5wnで、棧2,3の厚さ
及び巾は夫々0.6麗であり、又棧2はその両端部が外
枠1の下面と同一面にあり、その中央部は外枠1の上面
と同一面にあるように凸面状にわん曲している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法で造られた格子板の平面図、第2図
は第1図のA−N断面図、第3図は第1図の側面図であ
る。 1・・・・・・外枠、2・・・・・・横棧、3・・・・
・・縦棧、4・・・・・窓部、5・・・・・・外枠の両
面レベル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鉛素板又は鉛合金素板の片面側又は両面側から製品
    の鉛格子板の外枠相当部に隣接する外周部及び内周部と
    該鉛格子板の棧相当部とを同時又は各別に肉薄に圧縮す
    ると共に上記の外枠相当部並びに上記の棧相当部に囲ま
    れた窓相当部とを肉厚に肉上げする鍛造加工を施し、続
    いて外枠相当部の外周に沿つてプレス打抜きすることに
    より外枠を打抜く工程と窓部外周に沿つてプレス打抜き
    することにより窓部を打抜く工程とを同時又は各別に行
    い、かつ上記の外枠を打抜く工程の前又は後でこの外枠
    内の縦棧及び/又は横棧を該外枠の両面のレベル間で一
    連もしくは一連以上のわん曲面に形成する曲げ加工の工
    程を連続的に行なうことを特徴とする鉛蓄電池用鉛格子
    板の製造法。
JP51055126A 1976-05-14 1976-05-14 鉛蓄電池用鉛格子板の製造法 Expired JPS6043634B2 (ja)

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JPS52137643A JPS52137643A (en) 1977-11-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2682225B2 (ja) * 1990-10-24 1997-11-26 新神戸電機株式会社 鉛蓄電池極板用格子体および極板の製造法

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IT952792B (it) * 1971-04-29 1973-07-30 Lucas Industries Ltd Metodo per fabbricare griglie per piastre di batteria

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JPS52137643A (en) 1977-11-17

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