JPS604309A - アンテナ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はミリ波帯やサブミリ波帯の無線回線などに用
いられるパラボラアンテナ、カセグレンアンテナおよび
各種のオフセットアンテナなどの開口面アンテナの改良
に関するものである０ 以下、説明を平易にするために、カセグレンアンテナの
例で詳述する。

従来のこの釉カセグレンアンテナ（以下、アンテナと記
す）ｋ′ｉ、第１図（ａ）　、　（ｂ）に示すように主
反射鏡（１）、副反射鏡（２）、−次放射器（３）、シ
ールド板（４）、レドーム（５）および支柱（６）より
構成されており、−次放射器（３）から放射され′ｆＣ
，電波は点線・矢印で示すように副反射鏡（２）および
主反射鏡（１）を経て空間に放射さ１れる。なお、シー
ルド板（４）はアンテナによっては付いてなく、主反射
鏡（ｌｌの周辺端部にレドーム（５）が直に接して取付
いている場合もある。

このようなアンテナで、レドーム（５）は電力透過特性
の良好な誘電体で構成され、その機能はアンテナの開口
面を覆い主反射鏡（１）や副反射鏡（２）、−次放射器
（３）を風雨や着氷雪から保護する用周波数帯域の波長
が短いため１例え雨雪対策のためにレドーム（５）を備
えていても、レドーム（５）に雨や氷雪が付着した場合
、その雨や氷雪により放射電力が大きく減衰し、父、散
乱されてアンテナ全体の等測的な放射特性は著しく損な
われることとなる。

この発明は、このような問題点を除去するためになされ
たもので、以下、この発明の一実施例を示す第２図を用
いて説明する。第２図において、　（１１、（２１ｍ　
（３１、（４）　、　（０１＊　（６）は第１図のもの
と同様である。（７）は筒を輪切りにしたような形状の
しゃへい体であって、その一方の端は、筒の長さ方向に
垂直に又は斜めに切断され、その端は斜め切口の場合突
き出した方を上側にして口を開いた１まとなっており、
他方の端は閉じ”られてアンテナの主反射鏡（１）の一
部またはシールド板（５）に取り付いた形となっている
。このしやへい体（７）の筒の形状は円筒でも多角形筒
でもよく、又、材質はアルミニウムなどの金属の他にガ
ラス繊維強化プラスチックス（以下、　ＦＲＰと記す）
などの誘電体でもよい。しやへい体（７）の断面の大き
さは、アンテナより放射された電波が筒で囲まれた中空
を経て空間に向うときに。

アンテナ自体の放射特性を大きく劣化せしめることなく
正常な電波の通路として動作する範囲でできるだけ小さ
な径であることが構造上望ましく、又、その長さは雨や
雪が直接レドーム（５）に吹き付けない範囲で短い方が
望〜ましい０又。

筒の下部には雨水が溜るのを防ぐために穴やスリットを
・あけであるのが望ましい。

アンテナをこのように構成すると、降雨、降雪があって
もレドーム（５）に直接には雨・雪が付着せず１例え風
雨や吹雪の状態で吹き付けても。

しや・へい体（７）のない場合よりもはるかにその付着
量は少なくて済み、アンテナ全体で受ける電気的な特性
劣化はより少ないことは明らかである。又、しやへい体
（７）の筒の内側に第３図の他の実施例に示すように使
用周波数帯で有効な電波吸収体（８）を装着したり、又
、　Ｆ’ＲＰ製の場合その構成材料の中にカーボン等の
吸収材を含ませるなど【７て筒による反射波を抑えるよ
うにすれば、アンテナの側方や後方に対する電波のしゃ
へい効果が生じ、雨・雪のない通常の場合でもアンテナ
全体としての放射特性の改善を図ることができる。なお
、第３図中の符号（１）−（７）は第２図のものと同様
である。

更に、豪雪地帯や着氷雪の多い地域では、同じく第３図
の実施例に示すようにじゃへい体（７）の内面または外
面に例えば発熱シートのような発熱体（９）を施してお
けば、　ｉ（氷雪の効果はより大きくなり信頼性の向上
に寄与することは明らかである。

以上の説明では、主反射鏡（１）の開口の前方側１ｉＫ
Ｌやへい体（７）を設けたカセグレンアンテナの例で示
したが、この発明の趣旨はこれにとどまらず第４図（ａ
）に示すパラボラアンテナや第４図（ｂ）に示すオフセ
ットパラボラアンテナにも適用できることは明らかであ
る。なお、第４図（ａ）。

（ｂ）で０υは給電導波管である。又１％Ｌ磁ホーンオ
フセットカセグレンアンテナやオフセットグレゴリアン
アンアンテナ等の開口面アンテナにも同様に適用できる
。

策が図られ、またじゃへい体（７）に発熱体（９）を施
すことによυ豪雪地帯や着氷雪の多い地域での使用も緩
和され、かつじゃへい体（７）に電波吸収材を施すこと
によりアンテナの側方や後方に向う不要放射電波をじゃ
へい放射特性の良好なアンテナを得ることができるなど
の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来ミリ波帯で使用されているオ；Ｗカセグレ
ンアンテナの断面図、第２図はこの発明によるアンテナ
装置の一実施例を示す断面図、第３図は同じくこの発明
によるじゃへい体に電波吸収体または発熱体を施した場
合の一実施例を示す断面図、第４図（＆）　、　（ｂ）
は同じくこの発明によるアンテナ装置の他の実施例を示
す断面図であり　、　（１１は主反射鏡、（２）は副反
射鏡。 （３）は−次放射器、（４）はシールド板、（５）はレ
ドーム、（６）は支柱、（７）にじやへい体、（８）は
電波吸収体、（９）は発熱体、　（ＩＩは給電導波管で
ある。 なお９図中同一あるいけ相当部分には同一符号を付して
示しである。 ゛　９ 代理人　人　々」ＪＲ’１　ｉ′６： 第１図（α） ！ 第　１図（ｂ） 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１ミリ波帯、サブミリ波帯で使われるアンチ而に設
   けられたレドームを経て空間に放射されるように配置し
   、かつこれら全体が、前方の開いた筒状のしやへい体の
   一方の端に位置し、筒の中空に向って電波を放射するよ
   うに構成されたことを特徴とするアンテナ装置。 （２）　反射鏡を単一の主反射鏡で構成したことを特徴
   とする特許請求の範囲第０）項記載のアンテナ装置。 （３）反射鏡を単一あるいは複数の副反射鏡及び主反射
   鏡で構成したことを特徴とする特許請求の範囲第（１１
   項記載のアンテナ装置。 （４）　筒状のじゃへい体の内面に電波吸収体を設けた
   ことを特徴とする特許請求の範囲第（１１項ないし第（
   ３）項のいずれかに記載のアンテナ装置０ （５）　筒状のしやへい体をガラス又は誘電体のファイ
   バで強化されたプラスチックスｔ−ｉは他の防電体材料
   で構成したことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項
   ないし第（４）項のいずれかＶＣ記載のアンテナ装置。 （６）　ガラス又は誘電体のファイバで強化されたプラ
   スチックスや他の斜電体羽料を構成する素材の中にカー
   ボンまたはフェライト等の電波吸収材を併せ用いたこと
   を特徴とする特許請求の範囲第（５）項記載のアンテナ
   装置。 （７）　筒状のじゃへい体に発熱体を装着したことを特
   徴とする特許請求の範囲第（１１項ないし第（６）項の
   いずれかに記載のアンテナ装置。 （８）筒状のしゃへい体を水平に置いた場合、その下方
   に相当する而に穴またはスリット、あるいは切り込みを
   設けたことを特徴とする特許請求の範囲第（１１項ない
   し第（７）ηｆのいずれかに記載のアンテナ装置。