JPS6042770A - 複写機の文章表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明（ま、オペレータ等に複写機の操作を指示したり
故障内容を知らせるため等に用いられる文章表示装置に
関する。

〔従来技術〕

多くの複写機には、オペレータに操作内容を指示したり
故障内容を知らせるための簡単な文章表示装置が備えら
れている。これらの文章表示装置は文章を白ぬきに印刷
した文章表示板を有してｌ、Ｎる。そして例えば紙詰り
か発生したときには、１紙詰り」と記された文章の表示
板部分の裏面に西装置されたランプを点滅あるいは点灯
させ、この文章を表示部上に明るく浮き出させるように
してＧする。

ところがこのような文章表示装置では、表示しようとす
る全文章を文章表示板に印刷しておくので、文章表示板
や表示部の大きさとの兼ね合し）力Ａら、表示できる文
章の数に制限があった。ｆｊｌｔ　って多機能化され高
度化された複写機につｌＪ）では、オペレータやサービ
スエンジニアに対して瀉・要」−分な情報を提供するこ
とができないとＧ１う問題力（あった。

そこで最近では、表示部に液晶等を用し１、文章をドツ
トパターンで表示する文章表示装置力（提案されている
。この文章表示装置の表示部には例えば１文字５×７ド
ツトのマトリックスが４０文字分配置されている。この
文章表示装置では、ＲＯＭ　（リード・オンリ・メモリ
）に記憶された４０字以内の文章を数百通りにも表示す
ることが可能である。

ところがこの提案された文章表示装置では、文章内容の
検査が極めて困難となるという問題があった。すなわち
従来の白ぬきの文字表示板を用いた文章表示装置であれ
ば、表示する文章の数が少ないので、紙詰り等の症状を
個々に生じさせて表示を確認することが可能であった。

しかしながら提案された文章表示装置では、百〜数百も
の表示内容に計画的に漏れなく出現させることは極めて
長時間を要し、現実的に不可能であった。

〔発明の目的〕

本発明はこのような事情に鑑み、表示−用の全文章を簡
易に表示させることのできる、複写機の文章表示装置を
提供することをその目的とする。

〔発明の構成〕

本発明では、第１図に原理的に示すように、表示すべき
各文章についてのコード情報をアドレスに対応させて記
憶させたメモリ１１と、文章表示用の表示部１２と、メ
モリ１１から読み出されたコード情報を基にして表示部
１２に文章を表示させるパターン発生手段１３と、複写
機を文章検査のためのモードに設定するための文章検査
モード設定手段１４と、メモリ１１のアドレスを順次選
択するためのアドレス選択手段１５と、文章検査モード
に設定されたときアドレス選択手段１５によって選択さ
れたアドレスのコード情報をメモリ１１から読み出ず読
出し制御手段１６とを文章表示装置に具備させる。そし
て文章検査モードに設定されたとき、アドレス選択手段
１５を用いて文章を順次表示部１２に表示させる。

〔実施例〕

、以下実施例につき本発明の詳細な説明する。

第２図は本実施例の文章表示装置を表わしたものである
。文章表示装置は、複写機本体２１内の情報送信用入出
力ポート２２と、この情報送信用人出力ポート２２にキ
ー人力データ２３を供給する操作キーボード２４と、情
報送信用人出力ポート２２から出力される表示用データ
２５および転送用ｉ期信号２６を人力する文章表示制御
１部２７とにより構成されている。

文章表示制御部２７はこの装置のメインとなる部分であ
り、情報処理用のｃｐｕ　＜中央処理装置）２８を備え
ている。ＣＰＵ２８のデータノくス２９には、情報受信
用人出力ポート３１を介して表示用データ２５が入力さ
れるようになっている。

データバス２９には文章をコード情報として記憶した文
章記憶用ＲＯＭ３２、文章表示のためのプログラムを記
憶した制御用ＲＯＭ　３３、文章出力のための作業に用
いられる文章出力用ＲＡＭ　（ランダム・アクセス・メ
モリ）３４、キャラクタ・パターン発生用のキャラクタ
・ジェネレータ３５、および出力文章アドレス選択手段
３６が接続されている。キャラクタ・ジェネレータ３５
の出力する画信号３７は表示用ドライバ３８に供給され
、文章表示管３９を駆動させるための駆動信号４０が作
成されるようになっている。

さて、この複写機では、複写作業時に紙詰りか発生した
り、あるいはオペレータが複写モードを指定するための
ボタン（図示せず）を押したりすると、複写機本体２１
内の制御回路４１が、所定の表示動作を行うための表示
指示データ４２を出力する。表示指示データ４２を入力
した情報送信用入出力ポート２２は、表示用データ２５
と転送用同期信号２６とを出力する。ＣＰＩＪ２８は転
送用同期信号２６によって割り込み処理を行い、表示用
データ２５の取り込みを行う。そしてこの表示用データ
２５に対応するアドレス情報をアドレスバス（図示せず
）に出力し、文章記憶用ＲＯＭ３２からコ・−ド情報の
読み出しを行う。

第３図は文章記憶用ＲＯＭの内容を表わしたものである
。文章記憶用ＲＯＭ３２内には、各アドレスごとに、ひ
とまりの文章を表わした文字コート列が格納されている
。例えばアドレスＡ−１には、「コピーデキマス　シュ
クシヨウ　８５％」という文章の文字コード列が記憶さ
れている。またアドレスＡ−Ｎには、ｒ９−１１　ＬＯ
ＷＴＯＮＥＲセンサー」という文章（診断用コードと診
断内容）の文字コード列が記憶されている。

オペレータが図示しない“８５％縮小ボタン”を押し、
そのための光学系の移動が完了すると、表示指示データ
４２としてアドレスＡ−１を指定するデータが出力され
る。キャラクタ・ジェネレータ３５はこのとき文章記憶
用ＲＯＭ３２から出力される文字コード列を基に「コピ
ーデキマス・・・・・・」というキャラクタ・パターン
を発生させ、文字表示管３９に表示を行わせる。またサ
ービスエンジニアが複写機のトナーの不足を検知するた
めのセンサの診断を行うときには、複写機を診断モード
に設定した後、診断内容を表わす診断用コード９−１１
を操作キーボード２４を用いて入力する。これと共にこ
のセンサ（ＬＯＷ　ＴＯＮＥＲセンザ）の診断が開始さ
れる。またこれと共に文章記憶用ＲＯＭ３２からはアド
レスΔ−Ｎの文字コード列の読み出しが行われ、文字表
示管３９には、ｒ９−１１　ＬＯＷ・・・・・」という
文章が表示されることになる。これらの文章の表示が行
われる時間の管理や表示指示データ４２と文章記憶用Ｒ
ＯＭ３２のアドレスとの対応付けは、制御用ＲＯＭ３３
に格納されたプログラムによって行われる。

このような文章表示装置で、文章内容の検査を行う場合
を第４図と共に説明する。サービスエンジニアは操作キ
ーボード２４から複写機診断用の特別のコードを入力す
る。ＣＰ［Ｊ２８はこれにより診断モードに設定された
ことを判別しくステップ■；　ＹＥＳ）　、文章記憶用
ＲＯＭ３２の診断モード表示用のアドレスをアクセスす
る。これにより、「シンダン　モード」という文章の文
字コード列が出力され、キャラクタ・ジェネレータ３５
でこれに対応する画信号３７が発生する。このようにし
て、第５図に示すように文字表示管３９に「シンダン　
モード」という文字表示が行われる（ステップ■）。

サービスエンジニアは、この状態で操作キーボード２４
から文章検査用のコードを入力する。これ以外のコード
が人力された場合には（ステップ■；ＮＯ）、出力文章
アドレスカウンタ（ＯＭ−ＤΔＲ）３６の内容が０″に
セットされる（ステップ■）。この場合には文字表示管
３９に文章検査以外の診断メツセージが出力されること
になる。

文章検査用のコードが入力され、ＣＰＵ２８がこれを判
別すると（ステップ■；ＹＥＳ）、複写機は文章検査モ
ードに移行する。この文章検査モートにおいて、サービ
スエンジニアが操作キルボード（第６図）２４内のスタ
ートキー４４を押すと（ステップ■；ＹＥＳ）、出力文
章アドレスカウンタ３６の計数値が最大値（ＭΔＸ）に
到達していない（ステップ■；Ｎ○）限り、その計数値
がスタート・キー４４の押された回数αだけカウントア
ツプするくステップ■）。ＣＰＵ２８は出力文章アドレ
スカウンタ３６の計数値を読み出し、文章記憶用ＲＯＭ
３２の対応するアドレスの文字コード列を読み出す。キ
ャラクタ・ジェネレータ３５はこの文字コード列に応じ
たキャラクタ・パターンを発生させ、文字表示管３９に
表示させる（ステップ■）。すなわちスタート・キー４
４が押されるたびに、文字表示管３９には文章記憶用Ｒ
ＯＭ３２に格納された文字コード列が順次読み出され、
表示されることになる。文章記憶用ＲＯＭ３２に１００
通りの文章が書き込まれていれば、スタート・キー４４
を１００回押下することにより全文章の表示が完了する
。サービスエンジニアは、文字表示管３９に表示される
全文章に誤りがないかを順次チェックすることになる。

一方、文章検査モードに設定された状態でスタート・キ
ー４４の代りにストップキー４５が押されるとくステッ
プ■）、この場合には出力文章アドレスカウンタ３６の
計数値が０″にセットされ（ステップ［相］）、文字表
示管３９の全表示素子が点灯する（ステップ■）。すな
わち文章記憶用ＲＯＭ３２の“０パ番地Ａ−０には全点
灯のための特別なコード列が記憶されており、各表示素
子の点灯状況のチェックに利用される。文章検査モード
に設定された状態で、所定の時間内にスタート・キー４
４もストップ・キー４５も押されなかった場合には（ス
テップ■、Ｎｏ）　、診断モードそのものが解除される
ことになる。

〔発明の効果〕

以」二説明したように本発明によれば文章をメモリのア
ドレスに対応させて順次読み出すことができるので、複
写機をそれぞれの表示すべき情況にわざわざ設定する必
要がなく、検査作業が効率化される。またオペレータ用
の文章に限らず診断用の文章をも表示することができ、
この場合には実施例で説明したようにこれらの文章と対
応付けて「９−１１」等の診断用コードを表示させるよ
うにすれば、これらのコードを忘れてしまった場合でも
その検索が可能となる。すなわち文章表示装置を辞書代
りに用いて該当するコードを調べ、診断作業を支障なく
行わせることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理を示すブロック図、第２図は本発
明の一実施例における文章表示装置を備えた複写機の要
部を表わしたブロック図、第３図は文章記憶用ＲＯＭの
内容の一部を説明するための説明図、第４図は文章検査
モードにおける文章表示装置の動作を説明するための流
れ図、第５図は文字表示管の表示の一例を表わした平面
図、第６図は操作キーボードの平面図である。 １１・・・・・・メモリ、 １２・・・・・表示部、 １３・・・・・パターン発生手段、 １４・・・・・・文章検査モード設定手段、１５・・・
・・アドレス選択手段、 １６・・・・・・読出し制御手段、 ２４・・・・・・操作キーボード、 ２８・・・・・・ＣＰｔＪ。 ３２・・・・・・文章記憶用ＲＯＭ。 ３５・・・・・・キャラクタ・ジェネレータ、３９・・
・・・・文章表示管。 出　順　人 富士ゼロックス株式会社 代　理　人 弁理士　山　内　梅　雄

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 表示すべき各文章についてのコード情報をアドレスに対
   応させて記憶させたメモリと、文章表示用の表示部と、
   メモリから読み′出されたコード情報を基にして表示部
   に文章を表示させるパターン発生手段と、複写機を文章
   検査のためのモードに設定するための文章検査モード設
   定手段と、メモリのアドレスを順次選択するためのアド
   レス選択手段と、文章検査′モードに設定された。とき
   アドレス選択手段によって選択されたアドレスのコード
   情報をメモリから読み出す読出し制御手段とを具備する
   ことを特徴とする複写機の文章表示装置。