JPS604267Y2 - 記録再生装置の雑音除去回路 - Google Patents

記録再生装置の雑音除去回路

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Publication number
JPS604267Y2
JPS604267Y2 JP16683278U JP16683278U JPS604267Y2 JP S604267 Y2 JPS604267 Y2 JP S604267Y2 JP 16683278 U JP16683278 U JP 16683278U JP 16683278 U JP16683278 U JP 16683278U JP S604267 Y2 JPS604267 Y2 JP S604267Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
noise removal
signal
noise
recording
Prior art date
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Expired
Application number
JP16683278U
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English (en)
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JPS5584733U (ja
Inventor
純 平井
慎一 種茂
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はVTR等の記録再生装置に用いられる雑音除去
回路に関し、特に情報が失われることなく雑音成分のみ
を確実に除去できるようにしたものである。
VTRにおいては、再生時にホワイトノイズ、キャリア
リーク、クロストーク等に基< 500KHz〜l M
Hz程度の低レベルの雑音が発生する。
このような雑音を除去する回路として、従来より第1図
に示すものが知られている。
第1図において入力端子1には、第2図Aに示すような
再生された映像信号Viが加えられる。
この映像信号Viには細線で示すような雑音Nが含まれ
ている。
この映像信号Viは高域フィルタ2に加えられ、第2図
Bに示すような高域成分が取り出される。
この高域成分はリミッタ3にかけられて信号成分が除去
され、第2図Cに示すような雑音成分が得られる。
この雑音成分が減算器4で元の映像信号と減算されるこ
とにより出力端子5に第2図りに示すような雑音成分が
打消された映像信号Voを得ることができる。
しかしながらこの雑音除去回路は、高域フィルタ2を通
過した高域成分かリミッタ3に加えられることによって
、信号の立上り、立下りにおける巾d□、d2の部分の
雑音を消することができず、第2図りに示すようにこれ
らの部分に雑音が残留すると共に、波形がなまる欠点が
ある。
この巾d1゜へは高域フィルタ2の時定数に関係してお
り、低域の雑音を除去するために時定数を大きくすると
、上記巾d1td2が増大して雑音が残留する部分及び
波形が歪む部分が増大することになる。
また雑音のレベルに比して大きい場合は、リミッタ3の
通過レベルを大きくするため、信号中の低レベルの高域
成分が除去されてしまい、この結果細かい画像情報が失
われることになる。
本考案は上記の問題を解決するためのもので、以下本考
案の実施例を図面と共に説明する。
第3図において、記録時には入力端子6に第4図Aに示
すような映像信号Siが加えられる。
またスイッチ7がREC側に閉ざされ、これによって記
録系には、雑音除去回路8を含む帰還率βの負帰還ルー
プが形成される。
この雑音除去回路8は第1図と同−構成のものが用いら
れる。
減算器9において、映像信号Siと雑音除去回路8の出
力とが減算され、この減算出力は増巾率βの増巾器10
で増巾された後、加算器11で映像信号Siと加算され
る。
この結果、雑音除去回路8の入力、即ち加算器11の出
力波形は第4図Bに示すように、信号の立上り、立下り
部分に、高域成分にリミッタをかけた波形が重畳された
ものとなる。
この波形の信号がプリエンファシス回路12で処理され
た後、FM変調器13でFM変調され磁気ヘッド14を
介してテープ15に記録される。
再生時においては、スイッチ7はPB側に閉ざされる。
磁気ヘッド14で再生された信号はFM復調器16で復
調されディエンファシス回路17で処理される。
この再生系において前述した雑音が発生し、この結果デ
エンファシス回路17から得られる信号波形は第4図B
の波形に雑音成分が重畳されたものとなる。
この信号が雑音除去回路8に加えられるが、この信号は
立上り、立下り部分が予め持ち上げられているので、第
2図りに示す波形のなまった部分が補正されると共に、
この部分の雑音も除去され、出力端子5に元の映像信号
Siと略等しい波形を有する出力信号が得られる。
また記録時に負帰還ループによって高域レベルが持ち上
げられているので、再生時に信号が雑音除去回路8を通
過しても、高域の細かい情報が失われることがない。
尚、帰還率βは入力映像信号SiをrIJとしたときβ
≧1の大きさに定められ、βを大きくする程歪みを少く
することができる。
またこのβに周波数時性を持たせるようにすれば、補正
量を周波数に応じて変えることができる。
また雑音除去回路8は記録係と再生系とて共用せずに別
々に設けてもよい。
本考案は、映像信号を高域通過フィルタ(例えば高域フ
ィルタ2)と非線形回路(例えばリミッタ3)とに通じ
て得られる信号と上記映像信号とを合皮するようにした
雑音除去回路(例えば雑音除去回路8)を設け、記録回
路系に上記雑音除去回路を負帰還回路を構成するように
接続すると共に、再生回路系に上記雑音除去回路を挿入
するように威し、上記記録回路系の入力信号と上記雑音
除去回路の出力信号とを減算する回路(例えば減算器9
)と、この減算出力レベルの調整回路(例えば増巾器1
0)と、上記入力信号号と上記レベル調整回路からの信
号とを加算する回路(例えば加算器11)とにより上記
負帰還回路を構威し、上記加算出力を上記雑音除去回路
の入力端に加えるようにしたことを特徴とする記録再生
装置の雑音除去回路に係るものである。
従って本考案によれば、出力波形に雑音が残ったり歪み
が生じたりすることを防止することができると共に、細
かい情報が失われることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の雑音除去回路の回路系統図、第2図は第
1図の原理を説明するための各部の波形図、第3図は本
考案の実施例を示す回路系統図、第4図は第3図の主要
部の波形図である。 なお図面に用いられている符号において、2・・・・・
・高域フィルタ、3・・・・・・リミッタ、4・・・・
・・減算器、5・・・・・・出力端子、6・・・・・・
入力端子、8・・・・・・雑音除去回路、9・・・・・
・減算器、10・・・・・・増巾器、11・・・・・・
加算器、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 映像信号を高域通過フィルタと非線形回路とに通じて得
    られる信号と上記映像信号とを合成するようにした雑音
    除去回路を設け、記録回路系に上記雑音除去回路を負帰
    還回路を構成するように接続すると共に、再生回路系に
    上記雑音除去回路を挿入するように威し、上記記録回路
    系の入力信号と上記雑音除去回路の出力信号とを減算す
    る回路と、この減算出力レベルの調整回路と、上記入力
    信号と上記レベル調整回路からの信号とを加算する回路
    とにより上記負帰還回路を構威し、上記加算出力を上記
    雑音除去回路の入力端に加えるようにしたことを特徴と
    する記録再生装置の雑音除去回路。
JP16683278U 1978-12-04 1978-12-04 記録再生装置の雑音除去回路 Expired JPS604267Y2 (ja)

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JP16683278U JPS604267Y2 (ja) 1978-12-04 1978-12-04 記録再生装置の雑音除去回路

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JPS5584733U JPS5584733U (ja) 1980-06-11
JPS604267Y2 true JPS604267Y2 (ja) 1985-02-06

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