JPH0476191B2 - - Google Patents

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JPH0476191B2
JPH0476191B2 JP60049609A JP4960985A JPH0476191B2 JP H0476191 B2 JPH0476191 B2 JP H0476191B2 JP 60049609 A JP60049609 A JP 60049609A JP 4960985 A JP4960985 A JP 4960985A JP H0476191 B2 JPH0476191 B2 JP H0476191B2
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JP
Japan
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signal
circuit
supplied
input terminal
recording
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Yasutoshi Matsuo
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Priority to DE19863608020 priority patent/DE3608020A1/de
Priority to US06/838,552 priority patent/US4698696A/en
Publication of JPS61208670A publication Critical patent/JPS61208670A/ja
Publication of JPH0476191B2 publication Critical patent/JPH0476191B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/24Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor for reducing noise
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/911Television signal processing therefor for the suppression of noise

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はノイズ低減回路に関し、特に、例え
ば、映像情報の記録系及び再生系に適用され、記
録時に波形欠除を防止し、再生時に大振幅エツジ
直後のノイズ及びスミヤの低減化が図れるノイズ
低減回路に関する。
(従来技術) 第20図は映像信号記録装置の一例のブロツク
系統図、第21図は映像信号記録装置に設けられ
た従来のノイズ低減回路の一例のブロツク系統図
で、第22図は第21図に示すノイズ低減回路の
動作を説明するための波形図である。
入力端子1に入力された記録すべき映像情報に
関する信号(以下、単に、映像信号と記すが、こ
の映像信号は複合映像信号等のことである。)は
自動利得制御回路(以下、AGCと記す)2及び
帯域波器(以下、BPFと記す)3にそれぞれ
供給される。
AGC2で利得が所定の範囲に制御された映像
信号は低域波器(以下、LPFと記す)4に供
給され、LPF4で映像信号中より輝度信号成分
が取出されて、ノイズ低減回路5に供給される。
ノイズ低減回路5は、例えば、第21図に示す
ように構成される。
第21図に示すノイズ低減回路5において、1
4は入力端子、15はLPF,16は減算回路、
17は係数回路、18はリミツト回路(以下
LIMと記す)、19は加算回路、20は出力端子
である。
入力端子14には第20図に示す映像信号記録
装置のLPF4より第22図に示す記録輝度信号
S1が供給され、記録輝度信号S1はLPF15を介
して第22図Bに示すようなLPF出力信号S2
して減算回路16の一方の入力端子に供給され
る。
また、入力端子14に供給された記録輝度信号
S1は減算回路16の他方の入力端子及び後述する
加算回路19の一方の入力端子にそれぞれ供給さ
れる。
減算回路16は減算回路16の一方の入力端子
に供給された再生輝度信号S1より減算回路16の
他方に供給されたLPF出力信号S2を差し引いた
第22図Cに示す信号S3を係数回路17を介して
第22図に示す信号S4としてLIM18に供給す
る。
LIM18は係数回路17から出力される第2
2図Dに示す信号S4にリミツトレベルL1の信号
SL1を基準信号としてリミツト動作を施して振幅
制限をし、信号S4の小振幅信号である第22図E
に示す信号S5を加算回路19の他方の入力端子に
供給する。
なお、LIM18を設けることにより、入力さ
れる記録輝度信号成分中の大振幅エツジ信号等の
波形欠除スミヤの発生を防止できる。
加算回路19は加算回路19の一方の入力端子
に供給された第22図Aに示す記録輝度信号S1
加算回路19の他方の入力端子に供給された第2
2図Eに示す信号S5とを加算し、第22図Fに示
すような輝度信号S6を出力端子20より出力す
る。
ノイズ低減回路5から出力された映像信号の輝
度信号成分(第22図Fに示す輝度信号S6)はプ
リエンフアシス回路6に供給され、高域周波数成
分が増強(プリエンフアシス)された後、クリツ
プ回路7に供給され、記録時に必要な信号処理を
施された後、FM変調回路8に供給され、FH変
調等の信号処理が施された後、混合回路9の一方
の入力端子に供給される。
一方、BPF3で入力端子1より供給される映
像信号に帯域制限が施され、映像信号の色信号成
分のみが搬送色信号処理回路10に供給され、色
信号成分は、例えば、低域に変換された搬送色信
号として混合回路9の他方の入力端子に供給され
る。
混合回路9はFM変調回路8から供給される輝
度信号成分と搬送色信号処理回路から供給される
色信号成分とを混合し記録信号として、記録増幅
回路11に供給する。
記録増幅回路11は混合回路9から供給された
記録信号を所定のレベルまで増幅した後、記録ヘ
ツド12に供給して磁気テープ13等の記録媒体
上に記録トラツク等を形成して記録信号を記録す
る。
第23図は映像信号再生装置の一例のブロツク
系統図、第24図は映像信号再生装置に設けられ
た従来のノイズ低減回路の一例のブロツク系統
図、第25図は第24図に示すノイズ低減回路の
動作を説明するための波形図である。
磁気記録媒体(磁気テープ13)等の記録媒体
に記録されたカラー映像信号は再生ヘツド21で
再生され、プリアンプ22において所定の信号レ
ベルまで増幅された後、ハイパスフイルタ(以
下、HPFと記す)23及びローパスフイルタ
(以下、LPFと記す)24に供給される。
HPF23は供給された再生カラー映像信号中
より輝度信号成分のみを取り出してFM復調回路
25に供給する。
FM復調回路25はHPF23から出力された再
生輝度信号をFM復調し、デイエンフアシス回路
26へ供給する。
デイエンフアシス回路26は輝度信号の高域周
波数成分を記録時にプリエンフアシス回路(第2
3図中に図示せず、第20図中に図示したプリエ
ンフアシス回路6)で増強された分だけ減衰して
出力する。
デイエンフアシス回路26より出力された第2
5図Aに示す再生輝度信号S7はノイズ低減回路2
7に供給される。
また、再生輝度信号S7は磁気テープ再生系で生
ずるノイズ成分を有している。
ノイズ低減回路27は、例えば、第24図に示
すように構成される。
第24図に示すノイズ低減回路27において1
4は入力端子、15はLPF,16は減算回路、
17は係数回路、18はLIM,20は出力端子、
31は減算回路である。
入力端子14には第23図に示す映像信号再生
装置のデイエンフアシス回路26より第25図A
に示すノイズ成分を有する再生輝度信号S7が供給
され、再生輝度信号S7はLPF15を介して磁気
テープ再生系で生ずるノイズ成分(一般にノイズ
成分は高い周波数成分と考えられる)が除去さ
れ、第25図Bに示すノイズ除去信号S8とされ、
ノイズ除去信号S8は減算回路16の他方の入力端
子に供給される。
また、入力端子14に供給された再生輝度信号
S7は減算回路16の一方の入力端子に及び後述す
る減算回路31の一方の入力端子にそれぞれ供給
される。
減算回路16は減算回路16の一方の入力端子
に供給された再生輝度信号S7より減算回路16の
他方の入力端子に供給されたノイズ除去信号S8
差し引いた第25図Cに示すノイズ抽出信号S9
係数回路17を介して第25図Dに示すノイズ抽
出信号S10として、LIM18に供給する。
つまり、LPF15、減算回路16はHPFを形
成しており、係数回路17からは再生輝度信号に
含まれるノイズ成分である第25図Dに示すノイ
ズ抽出信号S10が抽出出力される。
LIM18は係数回路17から出力される第2
5図Dに示すノイズ抽出信号S10にリミツトレベ
ルL1の信号SL1を基準としてリミツト動作を施し
て振幅制限をし、ノイズ抽出信号S10の小振幅信
号である第25図Eに示す振幅制限ノイズ抽出信
号S11を減算回路30の他方の入力端子に供給す
る。
なお、リミツト回路18を設けることにより、
入力される再生輝度信号成分中の大振幅エツジ信
号等の波形欠如スミアの発生を防止できる。
減算回路31は減算回路31の一方の入力端子
に供給された第25図Aに示す再生輝度信号S7
り減算回路31の他方の入力端子に供給された第
25図Eに示す振幅制限ノイズ抽出信号S11を差
し引き、ノイズ成分が除去された第25図Fに示
すような再生輝度出力信号S12を出力端子20よ
り出力する。
上述したように第24図に示す従来のノイズ低
減回路27ではLPF15及びLIM18を用いて、
高い周波数のノイズ成分を低減していた。
従つて、出力端子20から出力される信号はノ
イズ成分が充分に低減された再生輝度信号とな
り、この再生輝度信号(第25図Fに示す再生輝
度出力信号S12)は、出力端子20から混合回路
28の一方の入力端子に供給される。
また、混合回路28の他方の入力端子には
LPF24で分離された再生搬送色信号が再生搬
送色信号処理回路29で所定の信号処理を施さ
れ、例えば、高域に逆変換された信号が供給され
る。
従つて、混合回路29はノイズ低減回路27か
ら供給される第25図Fに示す再生輝度出力信号
S12と再生搬送色信号処理回路29から供給され
る色信号成分とを混合して所定の形態のカラー映
像信号、例えば、複合カラー映像信号を出力端子
30より出力する。
(解決すべき問題点) しかし、第24図に示す従来のノイズ低減回路
27において通常、LPF15の遮断周波数はノ
イズ成分の性質上(ノイズ成分は高い周波数成分
と考えられる)300[KHz]〜1[MHz]に設定さ
れ、また、LIM18のリミツトレベルL1は100%
輝度信号のレベルに対して数%(2%〜5%)の
レベルに設定される。従つて、LIM18によつ
て、制限される時間幅は数百[ns]となり、その
制限期間において、リミツトレベルによつて定ま
るスミアが発生し、また、その制限期間はノイズ
成分を除去できないので、大振幅の入力信号のエ
ツジ直後のスミアとノイズ成分とが残り、再生画
像が良好なものでなくなるという問題点を有して
いた。
上述した問題点を解決するためにはLPF15
の遮断周波数を高く設定することにより、スミア
を低減する方法と、LIM18のリミツトレベル
L1を高く設定することにより、大振幅の入力信
号のエツジ直後のノイズ成分を低減する方法とが
あるが、両者、つまり、スミアの低減と大振幅の
入力信号のエツジ直後のノイズ成分の低減とは相
反する性質を有しているため、実際には両者のバ
ランスをとつてLDF15の遮断周波数及びLIM
18のリミツトレベルL1の設定をしているので、
スミアの低減及び大振幅の入力信号のエツジ直後
のノイズ成分の低減が充分に行なわれていないと
いう問題点を有していた。
そこで本発明は大振幅の輝度信号が入来した際
に振幅制限される期間が小となるように時定数が
変化するエンフアシス回路及びこれに対応するデ
イエンフアシス回路を設けることにより、記録時
の波形欠除の防止、再生時の大振幅の輝度信号エ
ツジ直後のスミア及び残留ノイズを低減した輝度
信号が得られるノイズ低減回路を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の問題点を解決するために第1図
に示す如きノイズ低減回路を提供するものであ
る。第1図は本発明になるノイズ低減回路の第1
実施例のブロツク系統図で、第1図に示すノイズ
低減回路は、 映像信号に関する記録を行なう記録装置の輝度
信号記録系において、 記録輝度信号が一方の入力端子に供給される第
1の減算回路32と、 この第1の減算回路32の出力信号が供給さ
れ、その低域周波数成分を出力する低域波器で
あるLPF33と、 一方の入力端子にこの記録輝度信号が供給さ
れ、他方の入力端子にこの低域波器である
LPF33の出力信号が供給され、一方の入力端
子に供給された記録輝度信号より他方の入力端子
に供給された低域波器の出力信号を減算した信
号を出力する第2の減算回路34と、 この第2の減算回路34の出力信号が供給さ
れ、所定レベル以下の信号のみを出力し、その出
力信号をこの第1の減算回路の他方の入力端子に
供給する振幅制限回路であるLIM35とを有し、 この記録輝度信号とこの振幅制限回路である
LIM35の出力信号と加算した信号を出力信号
として取り出すように構成される。
(実施例) 本出願人は既に上述した問題点を解決するため
に映像信号記録再生装置の再生系に適用されるノ
イズ低減回路を提案している(実願昭59−200878
号)。
第5図は本出願人が既に提案した再生系のノイ
ズ低減回路のブロツク系統図、第6図は第5図に
示すノイズ低減回路の動作を説明するための図で
ある。なお、第5図において第23図及び第24
図と同一の構成要素には同一の符号を付してその
説明を省略する。
ノイズ低減回路27は例えば、第5図に示すよ
うに減算回路32,LPF33、減算回路34,
LIM35、係数回路36、減算回路37、係数
回路38を構成要素とし、帰還型LPFを形成し
ている。
第23図に示すデイエンフアシス回路26から
出力された第6図Aに示す再生輝度信号Saは第
5図に示すノイズ低減回路27の入力端子14を
介して減算回路32の一方の入力端子、減算回路
34の一方の入力端子、減算回路37の一方の入
力端子にそれぞれ供給される。
第6図Aに示す輝度信号Saは磁気テープ再生
系で生ずるノイズ成分を有している。
また、減算回路32の他方の入力端子には後述
する係数回路38よりの出力信号が供給されるの
で、減算回路32は一方の入力端子に供給される
第6図Aに示す再生輝度信号Saより他方の入力
端子に供給される係数回路38の出力信号を差し
引いた信号を出力する。
減算回路32の出力信号はLPF33で磁気テ
ープ再生系で生ずるノイズ成分が除去された後、
ノイズ除去信号として減算回路34の他方の入力
端子に供給されるので、減算回路34は一方の入
力端子に供給される第6図Aに示す再生輝度信号
Saより他方の入力端子に供給されるノイズ除去
信号を差し引いた第6図Bに示すノイズ抽出信号
Sbを出力する。
つまりLPF33、減算回路34はHPFを形成
しており、減算回路34からは再生輝度信号Sa
に含まれるノイズ成分であるノイズ抽出信号Sb
はLIM35に供給され、LIM35はノイズ抽出
信号SbにリミツトレベルL2なる信号SL2を基準信
号としてリミツト動作を施して振幅制限をし、第
6図Cに示す振幅制限ノイズ抽出信号Scを係数
回路36及び係数回路38へ供給する。
なお、上述したようにLIM35を設けること
により入力される再生輝度信号中の大振幅エツジ
信号等の波形欠如スミアの発生を防止できる。
また、ノイズ成分は一般に高域周波数成分に多
く存在するので、例えば、平坦な絵柄に関する映
像信号の場合、LIM35からは振幅制限された
ノイズ成分のみが出力信号として出力される。
係数回路36において所定の信号処理を施され
た第6図Cに示す振幅制限ノイズ抽出信号Scは
減算回路37の他方の入力端子に供給され、従つ
て、減算回路37からは第6図Aに示す再生輝度
信号Saより第6図Cに示す振動制限ノイズ抽出
信号Scを差し引き、ノイズ成分が除去された第
6図Dに示す再生輝度出力信号Sdが出力され、
再生輝度出力信号Sdはノイズ成分が充分に低減
された信号となり、出力端子20から第23図に
示す混合回路28の一方の入力端子に供給され
る。
また、係数回路38において所定の信号処理を
施された第6図Cに示す振幅制限ノイズ抽出信号
Scは減算回路32の他方の入力端子に供給され
る。
第5図に示すノイズ低減回路27の入出力特性
は入力信号のレベルが小さい場合、LPF33の
時定数をTとした際(例えば、LPF33を第3
図に示すように構成すると時定数T=CRとなる)
に、以下のようにして求められる。
まず、第3図に示すLPF33の伝達関数をg
(S)とし、第5図に示すノイズ低減回路の減算回路
32、LPF33、減算回路34,LIM35、係
数回路38からなるループの伝達関数は、 g(S)=1/Cs/R+(1/Cs)=1/1+CRs=1/1
+Ts ……(1) また、入力端子14に供給される信号をX(S)、
出力端子20から出力される信号をY(S)、減算回
路34から出力される信号をA(S)、係数回路38
をK(S)とすると、 Y(S)=X(S)−A(S)K(S) ……(2) A(S)=X(S)−Y(S)g(S) ……(3) 上述した(2)式及び(3)式より Y(S)=X(S)−{X(S)−Y(S)g(S)}K(S) =X(S){1−K(S)}+K(S)Y(S)g(S) Y(S)=1−K(S)/1−K(S)g(S)X(S) Y(S)/X(S)=1−K(S)/1−K(S)g(S) ……(4) ここで、K(S)=K1(係数)とすると共に、(4)式
に(1)式を代入すると、 Y(S)/X(S)=1−k1/1−k1/1+Ts=(1−k1)(
1+Ts)/1−k1+Ts
……(5) 上述した(5)式の分子分母を(1−k1)で割る
と、 Y(S)/X(S)=1+Ts/1−k1+Ts/1−k1=1+Ts/
1+1/1−k1Ts……(6) ここで、 Y(S)/X(S)=EOUT/EIN とすると、 EOUT/EIN=1+Ts/1+1/1−k1Ts ……(6a) なお、(6a)式においてk1は帰還定数である。
また、入力信号のレベルが大きい場合はLIM
35により制限を受けることになる。例えば、
100%のレベルの入力信号が入力された場合に
LIM35のリミツトレベルをL2とすると、 EOUT/EIN=1+Ts/1+1/1−L2k1Ts……(7) ここで、リミツトレベルL2を100%の入力信号
のレベルの5%のレベルに設定した場合に上記(7)
式の(EOUT/EIN)は略1となり、また、 1/1−L2k1Ts≒Ts ……(8) となるので、ノイズ低減回路27全体をLPFと
考えた際の遮断周波数が高くなり、スミアも生じ
にくくなる。
また、第4図はノイズ低減回路27に入力する
信号レベルを可変した場合の周波数特性を示す図
で、入力信号が小振幅の場合の入出力特性は(6a)
式で示されるから、第4図中に実線で示したaは f1=1/1/1−k1T、f2=1/T ……(9) 上述したf1及びf2なる遮断周波数を有するLPFの
周波数特性を示す。
次に入力信号の振幅が大きくなると、(7)式中の
L2が影響を与え始めて、 f1=1/1/1−k1L2T>1/1/1−k1T となり、入力信号の振幅を大きくしてゆくと、f1
はf2(=1/T)に(第4図に示すb→c→dの
方向へ)近付いてゆく。また、入力信号の振幅が
100%になつた場合は f1=1/1/1−k1L2T′f2=1/T ……(10) となり、ここでk1=0.8、L2=5%とすると、 f1=1/1.04T となり、入力信号の振幅が小さい場合は(9)式にk1
=0.8を代入して、 f1=1/5T となる。
第4図に示した平坦部のノイズ低減効果を従来
のと同様のままにして、LPFの遮断周波数をf1
(1/(1−k1))倍高く設定することができるの
で、大振幅の入力信号のエツジに対してスミアの
発生する幅も狭くなり、大振幅の入力信号のエツ
ジ直後のノイズも低減される。
また、第5図に示すノイズ低減回路27におい
てLPF33の遮断周波数を高く設定すると共に、
係数回路38の係数k1を1に近づけるように設定
した場合は、ノイズ低減回路27の出力端子を出
力端子20でなく、出力端子20Aにすることも
可能であり、この場合は映像信号帯域以外のノイ
ズ成分も充分に低減することができる。
なお、第5図に示すノイズ低減回路27の小振
幅の信号が入力された時の伝達関数は EOUT/EIN=1+1−k2/1−k1Ts/1+1/1−k2Ts
……(11) で表わされる。
従つて、第5図に示したノイズ低減回路27は
ノイズキヤンセル量(ノイズ低減量)が係数回路
38の係数k1に依存することなく、回路全体のノ
イズキヤンセル量(ノイズ低減量)を係数回路3
6の係数k2の値により決定することができるの
で、ノイズ低減量の設定は任意に行なうことがで
きる。
つまり、係数回路36の係数k2の値によつて、
ノイズを完全にキヤンセルしたり(この場合k2
1である)、効き方を浅くしたりすること(この
場合k2<1である)ができる。
また、第5図に示すノイズ低減回路27の入出
力特性は入力信号が小振幅の信号の時、第4図に
示す破線のようになる。(k2=1) ところで、ノイズ低減の効果を向上させるため
には再生系における信号処理に対応する信号処理
を記録輝度信号にも施すことが必要であることが
判明した。
第1図は本発明になるノイズ低減回路の第1実
施例のブロツク系統図である。
なお、第1図は第5図に示したノイズ低減回路
の主要部分を共用した構成の記録再生装置の記録
系及び再生系に適用される回路である。
また、第1図において第5図と同一の構成要素
には同一の符号を付してその説明を省略する。
第1図において20Rは記録系出力端子、20
Pは再生系出力端子、39は係数回路、40はス
イツチ、41は加算回路である。
スイツチ40は記録時に端子40aと端子40
bとが導通し、再生時に端子40aと端子40c
とが導通するように選択切換されている。
従つて、再生時の構成は第5図に示したノイズ
低減回路と同一であるので、その説明を省略す
る。
記録時に入力端子14には第18図に示した
LPF2から第2図Aに示す記録輝度信号Seが供
給される。
入力端子14に供給された記録輝度信号は減算
回路32の一方の入力端子、減算回路34の一方
の入力端子、後述する加算回路41の一方の入力
端子にそれぞれ供給される。
減算回路32の他方の入力端子には係数回路3
9よりの出力信号がスイツチ40を介して供給さ
れる。
減算回路32は一方の入力端子に供給される第
2図Aに示す記録輝度信号より他方の入力端子に
供給される係数回路39の出力信号を差し引いた
信号をLPF33を介して減算回路34の他方の
入力端子に供給する。
減算回路34は入力端子14に供給された第2
図Aに示す記録輝度信号Seより他方の入力端子
に供給されたLPF33の出力信号を差し引いた
信号である第2図Bに示すハイパス信号Sfを
LIM35に供給する。
LIM35は減算回路34より供給された第2
図Bに示す信号SfにリミツトレベルL2の信号SL2
を基準信号としてリミツト動作を施して振幅制限
し、第2図Bに示すハイパス信号Sfの小振幅信号
である第2図Cにハイパス振幅制限信号Sgを係
数回路36及び係数回路39に供給する。
係数回路36はLIM35から供給された第2
図Bに示すハイパス振幅制限信号Sgに所定の信
号処理等を施した後、加算回路41の他方の入力
端子に供給する。
加算回路41は一方の入力端子に供給された第
2図Aに示す記録輝度信号と他方の入力端子に供
給された係数回路36の出力信号とを加算混合し
た第2図Dに示す記録輝度信号出力信号Shを記
録系出力端子20Rから出力する。
記録系出力端子20Rから出力される第2図D
に示す記録輝度出力信号Shは、例えば、第20
図に示すプリエンフアシス回路6に供給される。
なお、上述した本発明になるノイズ低減回路の
第1実施例は記録系と再生系とが別々に構成され
ている装置、つまり、記録装置と再生装置とが
別々のシステムの場合、あるいは、記録再生装置
内で記録系と再生系とを独立に構成したい場合に
はそれぞれ不要な部分を除いて構成することがで
きる。
具体的には、例えば、第1図に示すノイズ低減
回路の記録系のみが必要な場合、減算回路37及
び係数回路38は不要であるので、上述したよう
に独立にノイズ低減回路を構成する際は上記構成
要素(減算回路37及び係数回路38)を除くこ
とができる。
なお、本発明になるノイズ低減回路は帰還ルー
プ内のリミツト回路を備えた帰還型フイルタを用
いることにより、大振幅の入力信号が到来した際
に帰還型フイルタ内の時定数が変化してリミツト
回路によつて振幅制限される期間が短かくなるの
で、従来のノイズ低減回路と同一の時定数、及び
リミツトレベルに設定しても従来のノイズ低減回
路が有する問題点を解消することができる。
第7図は本発明になるノイズ低減回路の第2実
施例のブロツク系統図である。
第7図において第1図、第5図と同一の構成要
素には同一の符号を付してその説明を省略する。
42はLIM,43は係数回路、44は加算回路
である。
記録時にはスイツチ40の端子40aと端子4
0bとが導通状態となり、入力端子14に供給さ
れる記録輝度信号は減算回路32の一方の入力端
子、減算回路34の一方の入力端子、減算回路3
7の一方の入力端子、後述する加算回路44の一
方の入力端子に供給される。
減算回路32の他方の入力端子には係数回路3
9からの信号がスイツチ40を介して供給される
ので、減算回路32は一方の入力端子に供給され
た記録輝度信号より他方の入力端子に供給された
係数回路39の出力信号を差し引いた信号を
LPF33を介して減算回路34の他方の入力端
子に供給する。
減算回路34は一方の入力端子に供給された記
録輝度信号より他方の入力端子に供給された
LPF33の出力信号を差し引いた信号をLIM4
2及び係数回路39に供給する。
LIM42では減算回路34から供給される信
号にリミツトレベルL3の信号SL3を基準信号とし
てリミツト動作を施して、振幅制限を行なう。
LIM42から出力される振幅制限信号は係数
回路43に供給され、係数回路43で所定の信号
処理が施された後、加算回路44の他方の入力端
子に供給される。
加算回路44は一方の入力端子に供給される記
録輝度信号と他方の入力端子に供給される振幅制
限信号とを加算した信号を記録出力端子20Rか
ら出力する。
再生時にはスイツチ40の端子40aと端子4
0cとが導通状態となり、入力端子14に供給さ
れる記録輝度信号は減算回路32の一方の入力端
子、減算回路34の一方の入力端子、減算回路3
7の一方の入力端子に供給される。
減算回路32の他方の入力端子には係数回路3
8の出力信号がスイツチ40を介して供給される
ので、減算回路32は一方の入力端子に供給され
た記録輝度信号より他方の入力端子に供給された
係数回路38の出力信号を差し引いた信号を
LPF33を介して減算回路34の他方の入力端
子に供給する。
減算回路34は一方の入力端子に供給された記
録輝度信号より他方の入力端子に供給された
LPF33の出力信号を差し引いた信号をLIM3
5に供給する。
LIM35では減算回路34から供給される信
号にリミツトレベルL2の信号SL2を基準信号とし
てリミツト動作を施して、振幅制限を行なう。
LIM35から出力される振幅制限信号は係数
回路36及び係数回路38に供給される。
係数回路36に供給された信号は、係数回路3
6で所定の信号処理が施された後、減算回路37
の他方の入力端子に供給される。
減算回路37は一方の入力端子に供給される記
録輝度信号から他方の入力端子に供給される係数
回路36の出力信号を差し引いた信号を記録出力
端子20Pから出力する。
上述した本発明になるノイズ低減回路の第2実
施例は第1実施例に比べて、係数回路の係数の値
を記録系と再成形とで独立に設定することができ
るので、記録再生における記録信号と再生信号と
の相補性を改善することができる。
第8図A及びBは本発明になるノイズ低減回路
の第3実施例及び第4実施例のブロツク系統図、
第9図は第8図A及びBに示すノイズ低減回路の
動作を説明するための波形図である。
第8図A及びBにおいて第1図、第5図、第7
図と同一の構成要素には同一の符号を付してその
説明を省略する。
第8図Aにおいて、45は加算回路、46はス
イツチである。
記録時に、入力端子14に供給された第9図A
に示す記録輝度信号Saは加算回路45の一方の
入力端子に供給される。
また、記録時はスイツチ46が導通状態となる
ので、加算回路45の他方の入力端子には後述す
る係数回路36の出力信号が供給されるので、加
算回路45は一方の入力端子に供給される第9図
Aに示す記録輝度信号Saと他方の入力端子に供
給される係数回路36の出力信号とを加算した第
9図Bに示す記録輝度出力信号Sbを減算回路3
2の一方の入力端子、減算回路34の一方の入力
端子、減算回路37の一方の入力端子に供給す
る。
また、減算回路32の他方の入力端子は係数回
路38の出力信号が供給されるので、減算回路3
2は一方の入力端子に供給される加算回路45の
出力信号から他方の入力端子に供給される係数回
路38の出力信号を差し引いた信号をLPF33
を介して減算回路34の他方の入力端子に供給す
るので、減算回路34は一方の入力端子に供給さ
れた第8図Bに示す記録輝度出力信号Sbより他
方の入力端子に供給されたLPF33の出力信号
を差し引いた第8図Cに示すハイパス信号Scを
LIM35に供給する。
LIM35は減算回路34の出力信号にリミツ
トレベルL2の信号SL2を基準信号としてリミツト
動作を施して、振幅制限を行ない、第9図Dに示
すハイパス振幅制限信号Sdを係数回路36及び
係数回路38に供給する。
係数回路36はLIM35から供給されたハイ
パス振幅制限信号Sd信号に所定の信号処理を施
した後、出力信号をスイツチ46を介して加算回
路45の他方の入力端子に供給する。
第8図Aに示す加算回路45の出力信号である
記録輝度出力信号Sbは記録系出力端子20Rよ
り出力される。
次に、再生時はスイツチ46が非導通状態とな
るので、加算回路45に他方の入力端子には信号
が供給されず、加算回路45がない場合と同一で
あり、この回路構成は第1図に示したノイズ低減
回路の再生系の回路構成と同一であるのでその説
明を省略する。
第8図Bに示す本発明になるノイズ低減回路の
第4実施例は第8図Bに示す本発明になるノイズ
低減回路の第3実施例のように係数回路38を帰
還ループ内に配置せず、また、係数回路38の係
数k1と係数回路43の係数k4との積が第8図Aに
示す係数回路36の係数k2となるように設定した
実施例である。
つまり、記録時及び再生時は減算回路32の他
方の入力端子に供給される信号は第8図Aに示し
たノイズ低減回路と同様に係数回路38の出力信
号であり、また、第8図Aに示すノイズ低減回路
では係数回路36の出力信号である第9図Eに示
す信号Seがスイツチ46を介して加算回路45
に供給されると共に、減算回路37の他方の入力
端子に供給され、一方、第8図Bに示したノイズ
低減回路において係数回路38,36,43の係
数k1,k2,k4を上述したような関係(k2=k1
k4)に設定すれば、係数回路43から出力される
信号は第9図Eに示す信号Seとなる。
従つて、第8図Bに示した本発明になるノイズ
低減回路の第4実施例の動作は第8図Aに示した
本発明になるノイズ低減回路の第3実施例と同一
であるので、その説明を省略する。
第1実施例及び第2実施例の記録信号は再生度
信号に対して(あるいは再生信号が記録信号に対
して)完全な相補性を有する信号でなかつたが、
上述した第8図A及び第8図Bに示す本発明にな
るノイズ低減回路の第3実施例及び第4実施例で
は記録信号が再生信号に対して(あるいは再生信
号が記録信号に対して)完全な相補性を有する信
号となつており、記録再生において、大振幅の入
力信号のエツジ直後のスミヤ及び残留ノイズの低
減を良好に行なうとができ、従つて、輝度信号を
良好に記録再生することができる。
第10図A及びBは第8図Aに示したノイズ低
減回路の基本的構成を説明するための図、第11
図は第10図Aに示す回路の動作を説明するため
の図、第12図は第10図Bに示す回路の動作を
説明するための図である。
第10図A及びBにおいて第5図及び第8図A
に示すノイズ低減回路と同一の構成要素には同一
の符号を付してその説明を省略する。
第10図Aは記録系の回路の構成を示す図、第
10図B再生系の回路の構成を示す図である。
つまり、第5図及び第8図Aに示すノイズ低減
回路で減算回路32,LPF33、減算回路34,
LIM35、係数回路36、係数回路38からな
る回路を伝達回路47として、伝達回路47の伝
達関数をG(S)とすると、記録時において第8図A
に示すノイズ低減回路のスイツチ46は導通状態
となるので、その構成は第10図Aに示すように
なる。つまり、入力端子14に入力された第11
図Aに示す記録輝度信号は加算回路45の一方の
入力端子に供給され、また、加算回路45の他方
の入力端子には伝達回路47より第11図Bに示
す信号が入力されるので、加算回路45は一方の
入力端子に供給された第11図Aに示す記録輝度
信号と他方の入力端子に供給された第11図Bに
示す信号とを加算して第11図Cに示す信号を出
力する。
また、第10図Aに示す記録系に設けられた回
路の伝達関数は、 1/1−G(S) となる。
また、再生時において第8図Aに示すノイズ低
減回路のスイツチ46が非導通状態となるので、
その構成は第10図Bに示すようになる。つま
り、入力端子14に入力された第12図Aに示す
再生輝度信号は減算回路37の一方の入力端子及
び伝達回路47に供給され、また、伝達回路47
からは第12図Bに示す信号が減算回路37の他
方の入力端子に供給されるので、減算回路37は
一方の入力端子に供給された第12図Aに示す再
生輝度信号より他方の入力端子に供給された第1
2図Bに示す信号を差し引いた第12図Cに示す
信号を出力する。
また、第10図Bに示すノイズ低減回路の伝達
関数は、 1−G(S) となる。
第13図及び第14図は本発明になるノイズ低
減回路の第5実施例及び第6実施例のブロツク系
統図である。
なお、第13図及び第14図において、52は
伝達回路で、その構成は第5図及び第8図Aに示
す伝達回路47の構成要素に減算回路37を加え
たものである。
第13図において第8図A及び第8図B、第1
0図A及び第10図Bと同一の構成要素には同一
の符号を付してその説明を省略する。
第13図において記録時にはスイツチ49は端
子49aと端子49bとが導通状態であるので、
演算増幅回路48の出力信号は伝達回路52を介
して演算増幅回路48の反転入力端子に供給され
る。つまり、第15図Aに示すような回路構成と
なる。
入力端子14には第16図Aに示す記録輝度信
号が入力され、この記録輝度信号は演算増幅回路
48の非反転入力端子に供給される。この際、演
算増幅回路48の利得が無限大であるとすると、
伝達回路52から演算増幅回路48の反転入力端
子に供給される信号は第16図Bに示すように非
反転入力端子に供給される信号と同一になるの
で、従つて、演算増幅回路48からは第16図C
に示すような信号が出力され、この信号は伝達回
路52に供給されると共に、出力端子20Rから
出力される。
次に、再生時にスイツチ49は、端子49aと
端子49cとが導通状態であるので、演算増幅回
路48の出力信号は演算増幅回路48の反転入力
端子に供給されると共に、伝達回路52を介して
出力端子20Pから出力される。つまり、第15
図Bに示すような回路構成となる。
出力端子14には第17図Aに示す再生輝度信
号が入力され、この再生輝度信号は演算増幅回路
48の非反転入力端子に供給される。この際、演
算増幅回路48の利得が無限大であるとすると、
伝達回路52から演算増幅回路48の反転入力端
子に供給される信号は非反転入力端子に供給され
る信号と同一になるので、従つて、演算増幅回路
48からも第17図Aに示すような信号が出力さ
れ、この信号は伝達回路52に供給され、第17
図Bに示すような信号として出力端子20Rから
出力される。
第14図は第13図に示した構成の回路の変形
例であり、基本的動作は第13図と同様であるの
でその説明を省略する。
上述した本発明になるノイズ低減回路の第5実
施例及び第6実施例は第8図A及び第8図Bに示
した第3実施例及び第4実施例と同様に記録信号
が再生信号に対して(あるいは再生信号が記録信
号に対して)完全に相補性を有する信号となつて
いる。
第18図は本発明になるノイズ低減回路の第7
実施例のブロツク系統図である。
第18図において第1図、第7図、第8図A及
びBと同一の構成要素には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
第18図に示したノイズ低減回路は第8図Aに
示したノイズ低減回路において係数回路38の係
数k1と係数回路36の係数k2とを等しく設定した
場合の実施例である。係数k1と係数k2とを等しく
設定すると第8図Aに示すノイズ低減回路におい
て係数回路36及び減算回路37が不要となる。
つまり、第18図に示すような構成となる。従つ
て、第18図に示したノイズ低減回路の動作は第
8図Aに示した動作と略同一であるのでその説明
は省略する。
第19図は本発明になるノイズ低減回路の第8
実施例のブロツク系統図である。
第19図において第1図、第7図、第8図A及
びBと同一の構成要素には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
第19図に示したノイズ低減回路は係数回路5
0の係数Y1及び係数回路51の係数Y2を以下の
ように設定した例である。
つまり、第1図に示したノイズ低減回路の係数
回路38の係数をk1とした際に、 Y1=k1/1−k1 と設定し、第1図に示したノイズ低減回路の係数
回路37の係数をk2とした際に、 Y2=1+k1/k1k2 と設定した場合の例である。
また、上述した第2乃至第6実施例を第19図
に示したノイズ低減回路と同様に構成することも
可能である。
(発明の効果) 本発明は上述の如き構成であるので、記録時に
大振幅エツジ信号が到来した際に生ずるオーバー
シユートにより波形欠除が発生することがなく、
再生時には大振幅エツジ信号が到来した際に大振
幅エツジ信号の直後の残留ノイズ及びスミヤの発
生を防止することができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるノイズ低減回路の第1実
施例を説明するための図、第2図は第1図に示し
たノイズ低減回路の動作を説明るための図、第3
図はLPF33の一例を示す図、第4図は第1図
に示したノイズ低減回路の入出力特性と周波数と
の関係を示す図、第5図は本出願人が既に提案し
た再生系のノイズ低減回路のブロツク系統図、第
6図は第5図に示したノイズ低減回路の動作を説
明するための図、第7図は本発明になるノイズ低
減回路の第2実施例のブロツク系統図、第8図A
及びBは本発になるノイズ低減回路の第3実施例
及び第4実施例のブロツク系統図、第9図は第8
図A及びBに示したノイズ低減回路の動作を説明
するための波形図、第10図A及びBは第8図A
に示したノイズ低減回路の基本的原理を説明する
ための図、第11図は第10図Aに示す回路の動
作を説明するための図、第12図は第10図Bに
示す回路の動作を説明するための図、第13図は
本発明になるノイズ低減回路の第5実施例のブロ
ツク系統図、第14図は本発明になるノイズ低減
回路の第6実施例、第15図は第13図及び第1
4図の基本的構成を説明するための図、第16図
は第15図Aに示すノイズ低減回路の動作を説明
するための図、第17図は第15図Bに示すノイ
ズ低減回路の動作を説明するための図、第18図
は本発明になる第7実施例のブロツク系統図、第
19図は本発明になるノイズ低減回路の第8実施
例のブロツク系統図、第20図は映像信号記録装
置の一例のブロツク系統図、第21図は映像信号
記録装置に設けられた従来のノイズ低減回路の一
例のブロツク系統図、第22図は第21図に示す
ノイズ低減回路の動作を説明するための波形図、
第23図は映像信号再生装置の一例のブロツク系
統図、第24図は映像信号再生装置に設けられた
従来のノイズ低減回路の一例のブロツク系統図、
第25図は第24図に示すノイズ低減回路の動作
を説明するための波形図である。 14……入力端子、20……出力端子、20R
……記録系出力端子、20P……再生系出力端
子、32,34,37……減算回路、33……低
域波器(LPF)、35,42……リミツト回路
(LIM)、36,37,38,39,43,50,
51……係数回路、40,46,49……スイツ
チ、41,44,45……加算回路、47,52
……伝達回路、48……演算増幅回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 映像信号に関する記録を行なう記録装置の輝
    度信号記録系において、 記録輝度信号が一方の入力端子に供給される第
    1の減算回路と、 この第1の減算回路の出力信号が供給され、そ
    の低域周波数成分を出力する低域波器と、 一方の入力端子にこの記録輝度信号が供給さ
    れ、他方の入力端子にこの低域波器の出力信号
    が供給され、一方の入力端子に供給された記録輝
    度信号より他方の入力端子に供給された低域波
    器の出力信号を減算した信号を出力する第2の減
    算回路と、 この第2の減算回路の出力信号が供給され、所
    定レベル以下の信号のみを出力し、その出力信号
    をこの第1の減算回路の他方の入力端子に供給す
    る振幅制限回路とを有し、 この記録輝度信号とこの振幅制限回路の出力信
    号と加算した信号を出力信号として取り出すノイ
    ズ低減回路。 2 映像信号に関する記録あるいは再生を行なう
    記録装置の輝度信号記録系あるいは輝度信号再生
    系において、 記録輝度信号あるいは再生輝度信号が一方の入
    力端子に供給される第1の減算回路と、 この第1の減算回路の出力信号が供給され、そ
    の低域周波数成分を出力する低域波器と、 一方の入力端子にこの記録輝度信号あるいはこ
    の再生輝度信号が供給され、他方の入力端子にこ
    の低域波器の出力信号が供給され、一方の入力
    端子に供給された記録輝度信号あるいは再生輝度
    信号より他方の入力端子に供給された低域波器
    の出力信号を減算した信号を出力する第2の減算
    回路と、 この第2の減算回路の出力信号が供給され、所
    定レベル以下の信号のみを出力し、その出力信号
    をこの第1の減算回路の他方の入力端子に供給す
    る振幅制限回路とを有し、 記録時にこの記録輝度信号とこの振幅制限回路
    の出力信号と加算した信号を出力信号として取り
    出し、再生時にこの再生輝度信号よりこの振幅制
    限回路の出力信号を減算した信号を出力信号とし
    て取り出すノイズ低減回路。
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