JPS6042456B2 - 液晶ライトバルブ - Google Patents

液晶ライトバルブ

Info

Publication number
JPS6042456B2
JPS6042456B2 JP55141085A JP14108580A JPS6042456B2 JP S6042456 B2 JPS6042456 B2 JP S6042456B2 JP 55141085 A JP55141085 A JP 55141085A JP 14108580 A JP14108580 A JP 14108580A JP S6042456 B2 JPS6042456 B2 JP S6042456B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
signal
light valve
frequency
crystal light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55141085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5764722A (en
Inventor
治夫 中村
健二 青木
禎次 三浦
光夫 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suwa Seikosha KK
Original Assignee
Suwa Seikosha KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suwa Seikosha KK filed Critical Suwa Seikosha KK
Priority to JP55141085A priority Critical patent/JPS6042456B2/ja
Priority to DE19813140078 priority patent/DE3140078A1/de
Publication of JPS5764722A publication Critical patent/JPS5764722A/ja
Priority to US06/742,651 priority patent/US4927242A/en
Publication of JPS6042456B2 publication Critical patent/JPS6042456B2/ja
Priority to US07/136,426 priority patent/US4810062A/en
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/12Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers
    • G06K15/1238Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers simultaneously exposing more than one point
    • G06K15/1242Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers simultaneously exposing more than one point on one main scanning line
    • G06K15/1252Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers simultaneously exposing more than one point on one main scanning line using an array of light modulators, e.g. a linear array

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、中等装置に関し、詳しくは、液晶ライトバ
ルブを用いた中等装置に関する。
〔従来技術〕
さて、近来、CPU、メモリ等の低価格化が半導体技
術の進歩によつて進み、マイコンャオフィスコンピュー
タを使用する層及び、コンピュータのプリントアウトに
接する層が、従来のEDPSの特殊な専門家のみから広
く一般大家にまで拡大して来つつある。
言い換えれば、通常の書類と同一レベルでの出力処理、
即ち漢字、かな交り文による出力を待望する気運が非常
に高まつて来ている。その典型的な例を一つあげれば日
本語ワードプロセッサであろう。く、回路、メモリはど
んどん低価格化が進行しており今後も期特出来るのに対
して、その出力端末であるプリンターについては、漢字
等の使用を前提とすると32×32ドット程度の分解能
を必要とされるため、必然的に、高分解能、しかも高分
解能化による印字スピードの低下に対処し得る高速度の
ものでないと能力的に不十分であり、必然的にコストの
上昇を招いてしまつている。
例えば、現在この要求を満足し得るものは、レーザ、
OFTを使用した光プリンタ、マルチスタイラス静電プ
リンタしか存在しないが、双方共非常に高価であつて、
システムコストを押し上げる最大の要因となつている。
それ程、上記のような種々のシステムの市場への普及
を、(市場のニーズがあるにもかかわらず)大きく妨げ
る原因となつている。 上記の事情は、高速ファクシミ
リ、CRTハードコピー装置、各種ターミナル等でも基
本的には全く同じことが言えるのである。
以下従来の液晶ライトバルブ方式の中等装置の構成の
概要と、問題点について述べる。
第1、2図はその概要を示す。
光源1は常に点灯しており、液晶ライトバルブ2を常
に照らしている。
液晶ライトバルブ2は微小シャッター8を複数個有して
いて、液晶駆動回路9によつて独立に光学的に開閉され
、光源1からの光を透過させたり、させなかつたりする
。この部分を光信号発生部10と呼ぶことにする。この
ようにして得られた光信号が感光部3へ到達する訳であ
るが、感光材料よりなる感光部3は帯電ステーション6
で予じめ帯電をされているために、光信号が到達した部
分では帯電電荷が消滅する。したがつて、外部からの書
込信号に応じた静電潜像が形成されることになる。この
ようにして形成された静電潜像は、現像部4で着色トナ
ー現像後、転写部5て記録材料、例えば紙等にトナー像
が転写され、定着部7で熱等で定着され、完全に固定化
された印刷像が出来上がる。
上述の如く、例えばレザープリンタの精密高速光学走査
系にあたる部分がこの方式では不要であるため、種々の
メリット、例えば構造の簡素化,低価格化が期特出来る
訳であるが、実は印写装置としては致命的な問題が、従
来のアイデアには存在していたため、実用化が難かしか
つたものである。
その問題点とは、書込速度が決定的に遅いことであつた
。前述の各種システムに適用し得る印字部の性能として
は、A徴一枚を分10枚程度出力する程度の印写速度と
、1m/m当り10ドット程度の分解−能を必要とする
が、これは言い換えると、1秒当り約500ラインの印
写速度、即ち1ライン書込みに要する時間が?秒以下で
あるという事である。
ところが従来のアイデアの如く、TN(ツイスト・ネマ
チツク)型の液晶を使用し、通常の交.番電圧駆動を行
なつたのでは到底、開口時間2秒は達成不可能てある。
以上述べてきたように、高速,高品位であり、しかも低
価格/小型の印写装置が要求されてきているにもかかわ
らず充分に応え得るものが実現さ.れていないのが実情
である。
本発明は、かかる要求を実現するものであり、高速,高
品位の印字装置を小型,低価格で提供するものである。
第3図は、比較的低周波て誘電緩和を生じるネマチツク
液晶の一般的な誘電異方性の周波数特性・を示した図で
ある。
交差周波数Fcより低い周波数flで誘電異方性は正で
あり、高い周波数Fhでは負である。Fl.fhに対す
る誘電異方性をそれぞれΔεL,ΔεHとした。ΔEL
〉0であり、ΔεH<Oである。このような特性を持つ
ネマチツク液晶をTN方式の素子に用いた時、f1の信
号を印加した時、液晶分子の長軸は電界方向に平行にな
り、Fhの信号を印加した時、電界方向に垂直になる。
ねじれネマチツク配向をしている液晶層の両面に偏光板
を互いに偏光面か直交するように配置するとf1を印加
した時光をさえぎり、Fhを印加した時光が透過する。
つまり液晶ライトバルブの機能としてf1の信号により
オフ、Fhの信号によりオンする。第4図に液晶ライト
バルブの液晶パネル構成の一例を示す。
11は信号電極を備えるガラス基板である。
16,16−1及び16−2は信号電極であり、16は
、配化インジウムあるいは配化スズ等の透明電極、16
−1,16−2はそれぞれクロム,金電極である。
金電極である。12は共通電極を備えるガラス基板であ
り17,17−1及び17−2は共通電極である。
17は、透明電極、17−1及び17−2は金属などの
不透明な電極である。
18は透明な部分てあり、第2図8で示した微小シャッ
ター部に対応する。
上記2枚のガラス基板は13のシール剤により固定され
14に液晶組成物が封入されている。15は偏光板であ
る。
第5図は、液晶ライトバルブの光透過応答性を測定した
光学測定装置のブロック図である。
19は光源、20のレンズにより平行光源21となり、
22の液晶ライトバルブに照射される。
液晶ライトバルブは24の駆動装置により駆動され、透
過した光は23の光検出器に入射する。25の増幅器で
増幅された信号29は、駆動装置24からの同期信号2
8によつてデジタルメモリー26に記憶される。
この信号30は、27の記録計により記録される。以上
のようにして光透過応答性を測定した。また、本明細書
中使用した誘電異方性、あるいはFcの値など液晶の組
成物に関した値は、YHP社製マルチフレケンシIfR
メータ4275Aを用いて測定した値てある。次に液晶
ライトバルブに要求される特性について述べる。(1)
くり返し周波数が大きく、かつ履歴効果がないこと。
(2)開口時における光透過率が大きいこと。
以上2項目が重要な特性である。くり返し周波数の逆数
が一辺の書き込み時間である。履歴効果がないことは大
変重要な要素である。
従来から液晶のダイナミックドライブは、液晶の履歴効
果である累積応答効果を用いており、これは通常のねじ
れネマチツク素子、あるいは2周波法ダイナミックドラ
イブ方式に限らずこの効果を用いている。しかしながら
本発明のごとく高速のライトバルブにおいては上記効果
は有害であり、できる限り排除しなければならない。こ
の観点で、一回の書き込み時間中に必ずFIの信号を加
えて液晶内部のポテンシャルレベルを常に一定レベルに
そろえて後、次の書込み時間に入るように駆動すること
によつて上記効果を低減することができる。上記(2)
の゜“開口時゛とはシャッターを開く信号が印加されて
いる時のこと、あるいは実際にシャッターが開いている
時のこと(実際に殆んど同義としてよい。
)である。また以下に゜“開口時間゛について述でるが
、これについてはシャッターを開く信号を印加している
時間のこととする。第6図を用いて液晶ライトバルブの
光透過応答性について説明する。第6図bの信号を液晶
ライトバルブに印加したときの理想的な光透過応答特性
がaである。■1は電圧である。T1が書込み時間、T
2が開口時間である。T2に印加されている信号31の
周波数は、Fc以上であり、これをFhとする。シャッ
ターはt1だけ遅くれて100%透過する。(2枚の偏
光板の偏光面を平行にした時の透過光強度を100%と
し、垂直にした時を0%とした)T3に印加されている
信号32の周波数はFc以下でありこれをflとする。
シャッターはT2だけ遅れて閉じる。T2″はT2と同
じ時覚であるがこのとき印加されている信号33の周波
数は、Fhとは異なり、この信号によつてシャッターは
開かない。(シャッターが開かない周波数てあればよい
。Fcより高い周波数でもさしつかえないが、信号発生
の容易さから考えた場合はf1と同じ周波数がよい)こ
こで液晶ライトバルブの駆動信号について説明する。
第6図bに示したごとく、T1を書き込み周期(あるい
は書き込み時間)、T2を開口時間とする。さらにT2
″を非開口時間、T3を閉口時間とする。T1の書き込
み時間は、T2の開口時間とT3の閉口時間、あるいは
T2″の非開口時間とT3の閉口時間で構成される。
T2の間は、基本的にはFhの信号を印加する。ただし
Fhの信号だけでなく液晶ライトバルブが開口する信号
(例えばFhにFIが重量されている形であつてもFh
の効果が大きく液晶ライトバルブが開けば良い)であれ
ば良い。T3の間は基本的にはFIの信号を印加する。
ただしFIの信号だけでなく液晶ライトバルブが閉口す
る信号(例えばFIにFhが重畳されている形であつて
もflの効果が大きく液晶ライトバルブが閉じれば良い
)であればよい。T2″の間は、T2″において液晶ラ
イトバルブが開口しない信号を印加する。つまりその信
号は、液晶ライトバルブを開口させる信号であつても、
応答が遅いためT2″の間では開口しない信号であれば
よい。例えば液晶ライトバルブに印加される電圧がゼロ
でも良い、またFcより高い周波数の信号でも応答が遅
ければ良い。またf1の周波数の信号でも良いことは言
うまでもない。さらに上述した信号の形は、矩形波、正
弦波などに限定されることはない。
光透過応答特性の説明にもどる。
理想的な光透過応答特性とは第6図aで示した如く、T
l,T2が短く100%の光透過の応答をなし、かつ履
歴効果がなく(前歴に関係なく印加された信号によつて
のみその応答が決まること。
r−1,r−2,r−3,r−4が同一応答をしている
)書き込み時間T1が短い場合である。cの例は、履歴
効果はないが、100%に達していない。しかしながら
、cの特性が得られれば液晶ライトバルブとしてさしつ
かえない。何故ならば光透過応答にむらがなく、透過光
量は光源の強度を増加させることで可能なためである。
dは、r−1,r−2,r−3,r−4が全て異なる上
に100%透過しない。eは、100%透過する場合も
あるが、常に同一の応答をしていない。従来のねじれネ
マチツク表示素子や2周波駆動表示等は、累積応答効果
を利用して表示を行なつている。つまり液晶素子は履歴
効果が極めて大きい素子である。しかし液晶ライトバル
ブの特性としては、この効果をできるだけなくさなくて
はならない。次に実際の測定結果を示す。第7図aは誘
電緩和を生じる液晶として知られているメルク社製ネマ
チツク液晶1085の誘電異方性の周波数特性を示した
ものである。この液晶を用いて、液晶層厚5p,温度4
0℃、fl;1KHz,T1:2rn秒,T2;1m秒
、V1を30VとしでFnを100KHzと130KH
zにした場合の光応答特性を示したのが第8図A,bで
ある。図においてT2はFhの信号が印加されている。
T2″及びT3はf1の信号が印加されている。この図
においてaは前の状態に関係なくr−1,r−2は同じ
応答をしている。これは透過率は最高25%であり良く
ないが液晶ライトバルブとしては使用できる特性である
。bの例はr−1,r−2は異なり使用不可である。a
の例は使用できるとはいつても透過率が25%であり極
めて悪い。さらにFhをわずか変えたことによつてこの
透過率は大きく変化すること、あるいは温度がわずか変
わつても同様に応答特性が変化するなど問題点が多い。
〔目 的〕 本発明は、上記問題点を克服したものであり、マイクロ
シャッタへの一書込み期間内に少くとも1回液晶内部の
ポテンシャルレベルを常に一定レベルとする信号を印加
する事によりシャッタ開口時に常に一定の開口率を高速
で得ることができる液晶ライトバルブを提供することを
目的とする。
〔実施例〕本実施例は、第1に誘電緩和を生じるネマチ
ツク液晶に光学活性物質を添加し、誘電緩和を生じるコ
レステリツク液晶をf1とFhの信号によつて駆動する
ことである。
(コレステリツク液晶とは、ここではコレステロールの
誘導体に限らず、.カイラルネマチツク液晶等光学活性
物質をネマチツク液晶に添加してコレステリツク液晶状
態の配列を示す液晶組成物をさす)。第2に本発明に使
用したコレステリツク液晶のピッチは、ほぼ2枚のガラ
ス基板の間の距離と一.致していることである。
第3に、表示方法(明暗の切換えの方法)に偏光板の特
性を使用しているため、(基本的にはねじれネマチツク
方式の表示効果と同様である。
)液晶ライトバルブを完全に閉じることができるこ・と
であつた。第4に、第6図bに示した印加波形において
特徴的なように、シャッターを連続して開く場合におい
ても、一度閉じてから開き直すことつまりFhの信号の
印加時間はT2で一定であることと、一回の書き込み時
間T1のうちT3はflの信号が印加されることである
。上記の特徴を持つ本発明による液晶ライトバルブの光
透過応答特性について述べる。第9図は、本発明による
液晶ライトバルブの光透過応答特性である。
測定条件は、液晶層厚5μ、温度35℃、f1;2KH
z,fh;130KHz,T1;加秒,T2;1m秒,
■1;30Vである。第8図aの例に比らべて最大光透
過率が、25%から100%へ大きくなつている。第8
図の例と第9図との違いはそれに用いた液晶組成物の違
いである。
第8図はメルク社製ネマチツク液晶1085を用いたも
のであるのに対し、本発明の結果である第9図の例は、
上記ネマチツク液晶に、光学活性物質4−(2−Met
hylbutyl)−4″−CyanObipheny
lsを3重量%添加して成る長周期コレステリツク液晶
である点にある。この液晶組成物の誘電異方性の周波数
特性を第10図bに示す。光学活性物質を添加しないa
に比べFcが高いこと、ゼロHzにおける誘電異方性が
大きいことが異なつている。このように光学活性物質を
添加することによつて液晶ライトバルブの光透過率が大
きくなるという2重の効果が得られた。他、リレキ効果
が消滅するという効果が得られた。次に他の液晶組成物
を用いた例によつて本発明の有用性を述べる。表1に示
したネマチツク液晶組成物は、特願昭55−81246
の実施例3とほぼ同様の液晶組成物である。
第10図aは、表1のネマチツク液晶組成物の誘電異方
性の周波数特性bは、aに上記光学活性物質4−(2−
Methylbutyl)−4゛一CyanObiph
enyIsを3.05重量%添加して得られた長周期コ
レステリツク液晶組成物の特性である。第11図は、上
記光学活性物質を表1のネマチック液晶組成物に添加し
た時のFcの変化を表にしたものである。第13図に、
光学活性物質の添加量を変えた時の光透過応答特性を示
す。
1,ii,iii,ivはそれぞれ上記光学活性物質を
0,0.6,2.4583.05重量%添加したもので
ある。
A,b及びcの違いは、第12図に示した印加信号の違
いによる。まず第12図の説明を行なう。T2,T3及
びT2″は第6図bと同様である。aは、Fhの信号を
1m秒とf1の信号を1m秒のくり返しである。bはF
hの信号を1m秒とf1の信号を15n1秒のくり返し
の信号である。つまりaは連続開口、bは2回の書き込
み時間につき1回開口、cは4回の書き込み時間につき
1回開口する信号である。理想的な液晶ライトバルブは
A,b,cにおけるT2の開口信号に対して全く同じ応
答をしなくてはならない。ここで第13図の説明にもど
る。実験条件は温度40℃、液晶層厚5μM,fhlO
OKHz,jllKHzである。第13図1は光学活性
無添加である。aの場合液晶ライトバルブは閉じない。
またbとcで応答特性が異なる。Iiは0.鍾量%添加
したものである。iと比較してaの応答が追従している
点で良好な特性になつている。Iiiは、2.45重量
%添加したものである。B,cについては理想的な形を
しているが、aの透過率が低い。しかしながらくり返し
周波数を半分にしてT2を1m秒,T3を伍秒におそく
すれば、光透過率に関しては充分な特性である。Ivは
、3.05重量%添加した例である。これは、第6図a
で示した理想的な液晶ライトバルブの応答特性と全く一
致している。しかも書き込み周期は加秒であり高速であ
る。第13図1■で示した光透過応答特性を有する液晶
ライトバルブは、高速光プリンターの光信号発生部とし
て充分満足のできるものである。
以上のように本発明によつて従来アイデアのみで実用性
のなかつた液晶ライトバルブを実用に共することができ
た。ここでもう一度本発明による液晶ライトバルブの構
成に触れる。
液晶パネルの構成は第4図に示したものである。2枚の
ガラス基板は水平配向処理がなされている。
2枚の基板における配向方向は必ずしも直交させる必要
はない。
しかしながら配向方向が平行の場合は、液晶ライトバル
ブを開いた時の透過光強度と閉じた時の透過光強度の比
が小さくなる為、さけた方が望ましい。ガラス基板の外
側には偏光板が配置してある。2枚の偏光板の偏光面が
、直交している場合、液晶ライトバルブを閉じた時、最
も透過光強度は小さくなるが(光のもれが小さい)、こ
の光のもれを偏光面を調節することにより制御できる。
〔効果〕
上述の如く本発明は、一書き込み期間内に少くとも1回
液晶内部のポテンシャルレベルを常に一定レベルとする
信号を印加するようにしたから、液晶は一書き込み毎に
初期状態を実現できるので、液晶の累積効果を抑制でき
、従つて、シャッタ開口時には常に一定の開口率を高速
て得ることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の印写装置の構成の一例を示した図であ
る。 第2図は、液晶ライトバルブを示した図である。第3図
は、液晶組成物の誘電異方性の周波数特性を示した図で
ある。第4図は、液晶ライトバルブの断面図の一例であ
る。第5図は、本発明の液晶ライトバルブの光透過応答
特性を測定した測定装置のブロック図である。第6a−
e図は、本発明に用いた駆動信号波形及び光透過応答特
性の説明図である。第7図は、メルク社製ネマチツク液
晶1085の誘電異方性の周波数特性を示した図である
。aは光学活性物質無添加の例、bは添加した例である
。第8a,b図は従来の光透過応答特性の例を示した図
である。第9図は本発明による光透過応答特性の例を示
した図てある。第10図は本発明に使用した液晶組成物
の誘電異方性の周波数特性を示した図である。aは光学
活性物質無添加の例、bは添加した例。第11図は、光
学活性物質の添加量に対するJcの質を示した図である
。第12a−c図は本発明に使用した液晶ライトバルブ
駆動信号の1例である。第131−1■図は本発明によ
る光透過応答特性の1例を示した図である。1・・・・
・・光源、2・・・・・・液晶ライトバルブ、3・・・
感光部、4・・・・・・現像部、7・・・・・・定着部
、9・・・・・・液晶駆動回路、10・・・・・光信号
発生部、11及び1゛2・・・・・・ガラス基板、14
・・・・・・液晶組成物、15・・・・・偏光板、16
・・・・・・信号電極、17・・・・・・共通電極。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 誘電異方性が周波数に依存して変化し、交差周波数
    f_cより低周波の信号f_lで正、該周波数f_cよ
    り高周波の信号f_hで負の誘電異方性を示す液晶が含
    まれたマイクロシャッタアレイからなる液晶ライトバル
    ブにおいて、該マイクロシャッタへの一書込み期間内に
    少くとも1回液晶内部のポテンシャルレベルを常に一定
    レベルとする信号を印加する事を特徴とする液晶ライト
    バルブ。
JP55141085A 1980-10-08 1980-10-08 液晶ライトバルブ Expired JPS6042456B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55141085A JPS6042456B2 (ja) 1980-10-08 1980-10-08 液晶ライトバルブ
DE19813140078 DE3140078A1 (de) 1980-10-08 1981-10-08 Optische fluessigkristalleinrichtung und drucker, der eine solche optische einrichtung als lichtventil benutzt
US06/742,651 US4927242A (en) 1980-10-08 1985-06-10 Dual frequency, optically active liquid crystal cell
US07/136,426 US4810062A (en) 1980-10-08 1987-12-16 Liquid crystal cell with opaque mask for printing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55141085A JPS6042456B2 (ja) 1980-10-08 1980-10-08 液晶ライトバルブ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP428381A Division JPS5764727A (en) 1981-01-14 1981-01-14 Liquid crystal light bulb

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5764722A JPS5764722A (en) 1982-04-20
JPS6042456B2 true JPS6042456B2 (ja) 1985-09-21

Family

ID=15283851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55141085A Expired JPS6042456B2 (ja) 1980-10-08 1980-10-08 液晶ライトバルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6042456B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS599630A (ja) * 1982-07-08 1984-01-19 Canon Inc 液晶−光学シヤツタ
JP2621130B2 (ja) * 1984-08-29 1997-06-18 カシオ計算機株式会社 液晶素子

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5764722A (en) 1982-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4386836A (en) Electro-photographic printer
US4671616A (en) Diagonally offset, dielectric anisotropy inversion, liquid crystal, microshutters
US5252954A (en) Multiplexed driving method for an electrooptical device, and circuit therefor
JP2001042282A (ja) 液晶表示装置およびその駆動方法
US4927242A (en) Dual frequency, optically active liquid crystal cell
JPH0943572A (ja) Lcd駆動方式
EP0475249B1 (en) Method for driving liquid crystal light valve of light writing type
JPS6335002B2 (ja)
WO2001073505A1 (fr) Obturateur à cristaux liquides
JPS6042456B2 (ja) 液晶ライトバルブ
JPS58176620A (ja) 光印写装置
JPS6338689B2 (ja)
JPS6040608B2 (ja) 液晶ライトバルブ
JPS6040612B2 (ja) 液晶ライトバルブ
JPS6040609B2 (ja) 液晶ライトバルブ
JPS6044648B2 (ja) 印写装置
JP2552877B2 (ja) 光走査装置
JPS6170532A (ja) 液晶素子の駆動法
JPS5993424A (ja) 液晶ライトバルブ
JPH03200117A (ja) 光学画像記憶装置の駆動方法
JPS60162229A (ja) 記録装置
JPS61117526A (ja) 電子写真装置
JPS5993425A (ja) 液晶ライトバルブ
JPS6040611B2 (ja) 液晶ライトバルブ
TW421775B (en) Method for driving a nematic liquid crystal