JPS6042247Y2 - Lpg水素混焼バ−ナにおけるノズル構造 - Google Patents

Lpg水素混焼バ−ナにおけるノズル構造

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Publication number
JPS6042247Y2
JPS6042247Y2 JP5564381U JP5564381U JPS6042247Y2 JP S6042247 Y2 JPS6042247 Y2 JP S6042247Y2 JP 5564381 U JP5564381 U JP 5564381U JP 5564381 U JP5564381 U JP 5564381U JP S6042247 Y2 JPS6042247 Y2 JP S6042247Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen
lpg
supply pipe
passage
nozzle structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP5564381U
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English (en)
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JPS57172230U (ja
Inventor
巌 谷中
勝彦 山崎
Original Assignee
日立造船株式会社
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Publication date
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Publication of JPS57172230U publication Critical patent/JPS57172230U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、LPGと水素を混焼するラジアントウオー
ルバーナにおけるノズル構造に関する。
ラジアントウオールバーナで使用する燃料としては、L
PG、ケロシン等の液体燃料や、メタン、プロパン、ブ
タン等の気体燃料が一般的である。
ところで塩ビモノマー製造プラントにおいてエチレンジ
クロライド分解炉からは水飽和水素(ウェットH2)が
副生ずる。
そこでこの水素を上記一般燃料の代替品として有効に利
用することが望まれる。
この考案は、上記の要望にこたえるべくなされたもので
、副生水素の有効利用により燃費の節減を企図するもの
である。
以下、この考案の実施例を図面により具体的に説明する
なお、この明細書において前後関係は第1図を基準とし
、同図右方を前方、左方を後方とする。
第1図において、1は水素供給管、2は間管1の外側に
同心状に配されたLPG供給管、3はこれら管1,2の
先端に配された接続部材で、後端部に各供給管1,2の
間にはまり込む後方突出状の嵌入部4を有し、前端部に
雄ねじ部5を有する。
そして接続部材3は内外の供給管1,2に溶接により固
着されている。
接続部材3にはその前端面に円環状に凹溝6が形成され
、さらにこれとLPG供給管2の内部とを連通ずる小径
の複数のLPG供給路7が形成されている。
また接続部材3の軸心部には大径の水素供給路19が形
成されている。
8は接続部材3の前方に減圧オリフィス9を介して配置
されたノズル部材で、後端にフランジ部10を有する。
11はノズル部材8を接続部材3に取付ける袋ナツト状
の接続金具で、テーバ筒部12にてフランジ部10に係
合し、ナツト部13にて雄ねじ部5にねじ合わされてい
る。
減圧オリフィス9にも前面周縁部に環状の凹溝14が形
成され、これと接続部材3の凹溝6が複数の周縁部透孔
15に連通している。
ノズル部材8には軸心部に大径の水素通路16が形成さ
れ、周縁部に小径の複数のLPG通路17が形成されて
いる。
そして水素通路16は減圧オリフィス9の中心部透孔1
8および接続部材3の水素供給路19を介して水素供給
管1の内部に連通し、またLPG通路17は減圧オリフ
ィス9の凹溝14に通じ、したがってLPG供給管2の
内部に通じている。
またノズル部材8の前端には閉塞壁20が設けられてい
て、これによって水素通路16およびLPG通路17の
各前端は閉じられている。
21はノズル部材8の閉塞端部に円周方向に一定間隔お
きに形成された複数の水素噴射口で、第2図、第3図に
示すように、水素通路16の前端からラジアル方向に延
びて周面に開口している。
したがって同噴射口21は軸心線に対し90°をなす。
22は水素噴射口21と同一円周上にこれらの間に形成
されたLPG噴射口で、複数のLPG通路17の先端か
らそれぞれ周面に開口する。
そして同噴射口22は軸心線に対し約60°をなす。
23はLPG供給管2のさらに外側の空気筒、24は空
気筒23の前端に溶接で固着されたディフューザで、内
部に燃焼室27を有する。
ディフューザ24の後端部とノズル部材8の間には1次
空気用通気孔28を有する空気旋回用オリフィス25が
介在されている。
ディフューザ24の周壁には複数の2次空気用通気孔2
6があけられている。
この通気孔26は縦断面にて斜め前方に傾斜し、かつ横
断面にてラジアル方向に対して所要角をなしている。
上記構成においてLPGは供給管2から供給路7および
周辺部透孔15を経てLPG通路17に至り、噴射口2
2から燃焼室27内に広角拡散噴出される。
また水素は供給管1から供給路19を経て減圧オリフィ
ス7の中心部透孔18に至り、これを通過する際に減圧
され、ついで水素通路16を経て噴射口21から拡散角
180°で燃焼室27内に噴出される。
一方空気は空気筒23から供給され、1次空気は旋回用
オリフィス25の通気孔28を通過して旋回流となり、
燃焼室27内に流入し、噴出する水素およびLPGと混
合して着火源となる。
また2次空気はディフューザ24の通気孔26を通過し
てやはり旋回流となり、水素およびLPGの未燃分を完
全燃焼させる。
そして旋回空気流と分解炉24の形状とバーナタイル2
9の形状とが相まって、ラジアントウォー−ル炎が形成
される。
また水素供給量が少ない場合には、不足分がLPG等の
一般燃料で補われる。
さらに水素が全く供給されない場合には、LPGの単独
燃焼がなされる。
この考案によるノズル構造は以上のとおり構成されてい
るので、副生水素を有効に利用して燃費の節減を果すこ
とができる。
またノズル部材8の軸心部に大径の水素通路16力凋辺
部に小径の複数のLPG通路17がそれぞれ形成され、
水素通路16が水素供給管1にLPG通路17がLPG
供給管2にそれぞれ連通され、水素通路16と水素供給
管1の間に減圧オリフィス9が介在され、ノズル部材8
の閉塞端部には、水素通路16からラジアル方向に延び
て周面に開口する複数の水素噴射口21が形成されてい
るので、水素流は減圧オリフィス9によって減圧減速さ
れ、燃焼室27内にラジアル方向に噴出する。
したがって燃焼炎はラジアントウオール炎を形成して長
炎となることがなく、燃焼効率がすこぶるよい。
また複数のLPG供給管17からそれぞれ周面に開口す
るLPG噴射口22と上記複数の水素噴射口21とが同
一円周上に交互に形成されているので、脈動火炎を生じ
るおそれがなく、火炎を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図はバーナ
の縦断面図、第2図はノズル部材の前端部の拡大断面図
、第3図は第2図上の■−■線に沿う断面図である。 1・・・・・・水素供給管、2・・・・・・LPG供給
管、8・・曲ノズル部材、9・・・・・・減圧オリフィ
ス、16・・・・・・水素通路、17・・・・・・LP
G通路、2o・・曲閉塞壁、21・・・・・・水素噴射
口、22・・・・・・LPG噴射口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内側の水素供給管1と外側のLPG供給管2が同心状に
    配され、これら管1,2の先端に、軸心部に大径の水素
    通路16を周辺部に小径の複数のLPG通路17を有す
    るノズル部材8が取付けられて、水素通路16が水素供
    給管1にLPG通路17がLPG供給管2にそれぞれ連
    通され、水素通路16と水素供給管1の間に減圧オリフ
    ィス9が介在され、水素通路16およびLPG供給管1
    7がおずれも前端に閉じられ、ノズル部材8の閉塞端部
    には、水素通路16からラジアル方向に延びて周面に開
    口する複数の水素噴射口21と、複数のLPG供給管1
    7からそれぞれ周面に開口するLPG噴射口22とが同
    一円周上に交互に形成されている、LPG水素混焼バー
    ナにおけるノズル構造。
JP5564381U 1981-04-16 1981-04-16 Lpg水素混焼バ−ナにおけるノズル構造 Expired JPS6042247Y2 (ja)

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JPS57172230U JPS57172230U (ja) 1982-10-29
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