JPS6042157A - 操縦輪シヤフト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車操縦コラムの操縦輪シャフトに関するも
のである。

安全基準を満足するために、操縦コラムは互いに枢着さ
れた２つの部品として作られており、操縦輪をユニバー
サルジヨイントに接続する操縦輪シャフトと、前記ジヨ
イントから１ｉ１輪の操縦箱へと延びる操縦シャフトと
を有している。

従って前記操縦輪シャフトは６つの機能を果さなければ
ならない。前記シャフトはまず操縦輪の回転を操縦箱に
伝達するよう前記操縦輪を収納する必要があり、次に枢
着機能を果す、即ちユニバーサルジヨイントヨークを担
持する機能を果し、かつ又操縦輪の回転を防止するべく
盗カ准防止ロックと協働する機能を果さねばならない。

これらの６つの機能は６つの異なる要素によって行なわ
れており、操縦箱シャフトは１つのロンド又ハチューブ
からなり、その一方の端部は操縦輪を収納するような形
状とされ、その上にはユニバーサルジヨイントヨーク並
びに割溝を設はロッキングキーパを形成するスリーブが
装着されている。

そのような構造の欠点は製造が複雑となるということで
ある。当該構造を単純化しようとする試みは重量の問題
点にぶちあたっている。何故ならば、車両の部品は出来
るだけ軽くし、可能なる限り小さな全体寸法を備える必
要があるからである。

さて、前記ロッキングスリーブは必然的に比較的大きな
径を有し、ロック装置と協働して同装置により誘起され
るせん断応力に耐えるべく十分な厚味を有していなけれ
ばならない。

本発明の１つの目的は単一片状態の操縦輪シャフトであ
って、前述の６つの機能を果し得ると同時に、不具合な
重量増加を生ずることなく前記ロッキング力に耐え得る
ことの出来る操縦輪シャフトを提供することによりこの
問題点を克服することである。

本発明は実際、単一片のチューブによって形成される操
−１縦輪シャフトであって、前記チューブはその全長に
沿って変化する壁厚味及び直径を備え、ユニバーサルジ
ヨイントヨークを形成する拡大端部と、操縦輪を収納す
るための小さな端部との間において、阻止装置のための
キーパを構成するための少なくとも１つの割溝を含んで
いる操縦輪シャフトを提供している。

好ましくは、前記チューブの壁は前記ユニツマ−サルジ
ヨイントヨークと前記割溝の付近との間で絞り作業によ
りチューブの伸びをともないながら薄肉化され、一方前
記操縦輪を支持するための前記狭小端部においては厚肉
化される。

そのようなチューブはそれが受ける力に対する抵抗力の
特性とこのタイツ０の要素に必要とされる軽量さという
画品質を兼ね備えたものとなる。

以下単に例示の目的で与えられる本発明の一実施例につ
いて付図を参照しながら説明を行なうことにする。

＋１図に示された操縦輪シャフトは単−片即ちチューブ
１によって構成されており、当該チューブ１はユニバー
サルジヨイントヨーク５の２つの分岐部２及び４を形成
するべく分けられている拡大端部を備えている。このユ
ニバーサルジヨイントの分岐部２及び４から突出して差
し込み部２４及び２４′が設けられており、これらによ
りスパイダ要素及びそのブツシュの装着が可能となるば
かりでなく、ヨークのねじり及び曲げ応力に対する抵抗
力が増大される。これらの差し込み部は例えばオル工程
及びすえ込み、工程によって作られ、いずれにせよ材料
の追加無しに加工される。

反対側端部において、前記チューブは操縦輪を支持出来
るような形状とされている。例えば、例示の実施例にお
いては、このチューブはより小径の部ｌｌ８Ｊ６内に終
結しており、該部分６は操縦輪をチューブ上に定置、保
持するためのナツトを装着するため外則にねじを切られ
でいる。前記ねじを切られた部分６の次には円錐台部分
８が設けられており、該部分は回転トルクを伝達するた
めのスプラインを切った円筒部分９に接続されている。

前記チューブ１は次に前記スプライン部分９の直径より
も大きな直径の少なくとも１つの円筒状部分、本実施例
においては２つの円筒状部分１０及び１２を含んでいる
。部分１０及び１２は円錐台部分１４及び１６によって
互いに連結され、かつ前記スプライン部分９に接続され
ている。ここに部分１４は操縦輪のための突当て部の機
能を果している。更には、チューブ１の主要部はｎσ述
の部分よりも大きな直径の円筒状部分１日によって構成
されている。部分１８は円錐部分２０の付近において円
筒状部分１２及び１０に接続されるとともに、第２図に
示すように、少なくとも１つの長手方向に延びる割ｆ１
２２又は２つの相対する割溝を備えている。

チューブ１の異なる部分はやはり異なる壁厚味を備えて
いる。かくて、第２図に示すように、同　−筒状チュー
ブ１Ｂはユニバーザルジヨイント・ヨークの分岐ｌ！ｉ
［Ｓ　２及び４の厚味又は割溝２２を備えたチューブ部
分２３の厚味とくらべて相対的に小さな厚味を備えてい
る。更には、前記円筒状部分１０及び１２、スプライン
部分９並びにねじ部分６はより厚肉の壁を備えている。

このような構造の故に、前記チューブは比較的小さな重
量かつ大きな強度、特にロッキング割溝２２の付近にお
ける十分なせん断抵抗を備えている。

好ましくは、本操縦輪シャフトは一定の直径を有するも
増大する壁厚を備えた円筒状チューブから作られており
、該チューブはまず変形され、即ちより正確には拡管さ
れ、次に初期のチューブ厚を修整することなく、２つの
分岐部２及び４を製作するために分割される。このチュ
ーブ１は次に円筒状部分１８を構成する部分を引き伸ば
すべく壁厚を薄くするよう絞られるが、割溝２２を設け
た円筒状部分２３を形成する領域はその初期壁厚を実質
的に保持するので、これらの割溝は大きな強度を備えた
チューブ内に形成することが出来る。

このようにして成形されたチューブには操縦輪を支持す
るための端部部分が設けられるが、この工程はチューブ
壁を絞ると同時に該壁に横方向の王縮力を加えるという
縮ませ作業によって実現され、該作業によりチューブは
細長くなると同時に壁厚が増大させられる。前記引き伸
ばしと圧縮の程度は金属チューブの異なる領域１２，１
０．９及び６によって異なる。

このようにして得られた操縦輪シャフトはその種々の部
分によって種々の強度を備えている。小径の端部部分は
その上に装着される操縦輪を容易に支持する壁厚を備え
ている。大径及び中間壁厚を備えた部分２３はｐツクに
よって誘起されるせん断応力に耐え、一方薄肉壁を備え
る前記円筒状部分１８は基本的には操縦輪の回転をユニ
バーサルジヨイントのヨーク５に伝達する機能を果す。

壁厚を減少させ、初期チューブ１を特に伸びについて５
０％も変形させたにもかかわらず、得られた操縦輪はね
じり試験の結果によれば、現在性なわれている６部品に
よる操縦輪よりも良好な結果を与えることが判明してい
る。更には、割溝２２を設けた部分２３は安全基準で要
求されるせん断抵抗よりも明らかに大きな値を備えてい
る。

この１部品による操縦輪はかくて実際上の要求を満足す
るとともに、製作も容易かつ安価である。

前記シャフトは操従輪を支持するための端部部分がねじ
を切った部分６及びそれに続くスプラインを切った部分
９からなっているのが図示されているが、これは単に例
示の意味で示したものであリ、操縦輪シャフトのこの端
部部分は一定直径の円筒状部分により形成し、操縦輪は
溶接又は他の任意の適当な装置によって定位１ａに固定
することも出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る操縦輪シャフトの斜視図、第２図
はこのシャフト即ちチューブの軸線方向断面図である。 １・・・チューブ、５・・・ユニバーサルジヨイントヨ
ーク、２，４・・・ヨークの２つの分岐部、２４１２４
′・・・差し込み部、６・・・狭小部分、１８・・・円
筒部分、２２・・・割溝 代理人　浅　村　皓 手続補正書（方式） 昭和夛／年Ｉ月４ｚ日 特許庁長官殿 ■、小事件表示 昭和Ｊデ年特ｒ「願第　２７ｊ？　号 ２、発明の名称 俵除飾鏑看 ３、補正をする者 小件との関係　％３′「出願人 住　所 ４、代理人 ８、補正の内容　別紙のとおり 一面の浄書　（内容に変更なし）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　自動車操縦コラムのための操縦輪シャフトであ
   って、前記シャフトはチューブの全長に沿って変化する
   壁厚味及び直径を備えた単一片のチューブによって形成
   されており、当該チューブはユニバーサルジヨイントヨ
   ークを構成する拡大端部部分と操縦輪を固定するための
   狭い端部部分の間においてロッキングキーパを構成する
   少なくとも１つの割溝を含んでいることを特徴とする操
   縦輪シャフト。 （２、特許請求の範囲第１項に記載のシャフトにおいて
   、前記チューブの直径は操縦輪を固定するための前記狭
   い端部部分から前記ユニバーサルジヨイントヨークの方
   向において増大していることをｌ特徴とする操縦輪シャ
   フト。 （３）特許請求の範囲第１項に記載のシャフトにおいて
   、前記チューブは２つの直径方向に相対する割溝を備え
   ていることを特徴とする操縦輪シャフト。 （４）　特許請求の範囲第１項から第６項迄のいづれか
   １つの項に記載のシャフトにおいて、前記チューブハユ
   ニバーサルジョイントヨークと、チューブの前記割溝付
   近部分との間において減少した壁厚味を備えた円筒状部
   分を有していることを特徴とする操縦輪シャフト。 （５）　特許請求の範囲第１項から第４項迄のいづれか
   １つの項に記載のシャフトにおいて、前記チューブは前
   記操縦輪を支持するための小径の狭い部分において減少
   した厚味の壁を備えていることを特徴とする操縦輪シャ
   フト。 （６）特許請求の範囲第１項から第５項迄のいづれか１
   つの項に記載のシャフトにおいて、該シャフトは一定の
   直径及び壁厚味を備えた円筒状チューブから形成されて
   おり、前記チューブは前記ユニバーサルジヨイントヨー
   クを形成するため一端において単に拡大されるも、前記
   ユニバーサルジヨイントヨーク及び前記少なくとも１つ
   の割溝を設けた部分の間におけるチューブ部分において
   は絞り作業により細長くされ、壁厚味を減少させられて
   いることを特徴とする操縦輪シャフト。 （７）特許請求の範囲第１項から第６項のいづれか１つ
   の項に記載のシャフトにおいて、該シャフトは前記操縦
   輪支持端部に致る迄徐々に小さくなる直径並びに徐々に
   大きくなる厚味を備えた複数個の部分を構成するように
   絞られかつ原綿されたチューブから形成されていること
   を特徴とする操縦輪シャフト。 （８）　％許請求の範囲第１項から第７項のいづれか１
   つの項に記載のシャフトにおいて、前記チューブの一方
   の端部において形成されたユニバーサルジヨイントヨー
   クはその分岐部の各々において、スパイダ要素及び該ス
   パイダ要素のためのブツシュを装着し、前記ヨークの！
   ＠度を増大させるための差し込み部を備えており、該差
   し込み部は材料を追加することなくアームそれ自体から
   形成されていることを特徴とする操縦輪シャフト。