JPS6042091Y2 - 除雪車のシユ−ト装置 - Google Patents
除雪車のシユ−ト装置Info
- Publication number
- JPS6042091Y2 JPS6042091Y2 JP7316780U JP7316780U JPS6042091Y2 JP S6042091 Y2 JPS6042091 Y2 JP S6042091Y2 JP 7316780 U JP7316780 U JP 7316780U JP 7316780 U JP7316780 U JP 7316780U JP S6042091 Y2 JPS6042091 Y2 JP S6042091Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chute
- snow
- snowplow
- flow
- chute device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、プロアケースとシュートとを備え、ブ菊ア
より吹出される雪の流れを上方に導いた後、大気中に放
出させるシュート装置であって、複数のシュート単体か
ら構成され、上段のシュート単体を下段のシュート単体
の外側に重合させることによって伸縮可能とした除雪車
等のシュート装置に関する。
より吹出される雪の流れを上方に導いた後、大気中に放
出させるシュート装置であって、複数のシュート単体か
ら構成され、上段のシュート単体を下段のシュート単体
の外側に重合させることによって伸縮可能とした除雪車
等のシュート装置に関する。
降雪地帯の道路や空港滑走路等の除雪用に広く使用され
ているロータリー除雪車においては、例えは第1図乃至
第3図に示す如く、シュート装置1は、除雪車2の運転
室3の前方に張出した除雪枠4に、オーガ5とともに装
備されたブロワ6のケース6aと一体に連設されるか、
又はブ吊アケース6aと分離して除雪枠4に装着されて
いる。
ているロータリー除雪車においては、例えは第1図乃至
第3図に示す如く、シュート装置1は、除雪車2の運転
室3の前方に張出した除雪枠4に、オーガ5とともに装
備されたブロワ6のケース6aと一体に連設されるか、
又はブ吊アケース6aと分離して除雪枠4に装着されて
いる。
除雪に際しては、除雪車2内のエンジンで発生した動力
によりオーガ5及びブロワ6を回し、オーガ5によって
雪を中央部に集めブ陥ワ6に押し込み、ブロワ6の排出
口6bより上向きに排出し、雪の流れがシュート装置1
を通る間に整流して、先端の投雪口よりある範囲内任意
の方向に大気中に投雪する。
によりオーガ5及びブロワ6を回し、オーガ5によって
雪を中央部に集めブ陥ワ6に押し込み、ブロワ6の排出
口6bより上向きに排出し、雪の流れがシュート装置1
を通る間に整流して、先端の投雪口よりある範囲内任意
の方向に大気中に投雪する。
除雪作業には、地上道路除雪、土盛高架道路の除雪、高
架道路橋の除雪等があるが、まず第4図に示す地上道路
の除雪に当っては、最初プラウて雪を横に寄せる1次除
雪を行った後、ロータリー除雪車2で2次除雪を行ない
、道路に沿った雪堤又は空地7への投雪を行なう。
架道路橋の除雪等があるが、まず第4図に示す地上道路
の除雪に当っては、最初プラウて雪を横に寄せる1次除
雪を行った後、ロータリー除雪車2で2次除雪を行ない
、道路に沿った雪堤又は空地7への投雪を行なう。
この場合、第4図の右側に示す如く、対向車線の上を越
して投雪する場合は、シュート1より放出された雪が拡
散すると、対向車8の視界を妨げ、又その中に包含され
る氷片や石、木片等が対向車8に当って危険であるから
、雪の収束性が良いことを要求されるとともに、投射さ
れた雪が目的地点に落ちるように投雪方向をコントロー
ルする必要がある。
して投雪する場合は、シュート1より放出された雪が拡
散すると、対向車8の視界を妨げ、又その中に包含され
る氷片や石、木片等が対向車8に当って危険であるから
、雪の収束性が良いことを要求されるとともに、投射さ
れた雪が目的地点に落ちるように投雪方向をコントロー
ルする必要がある。
又、第4図の左側に示すように、シュート1より比較的
近接した地点9又は法面10に投雪して積上げる場合は
、雪が目的地点に集中するようにシュート1で整流し、
かつ急角度で下向きに放出する必要がある。
近接した地点9又は法面10に投雪して積上げる場合は
、雪が目的地点に集中するようにシュート1で整流し、
かつ急角度で下向きに放出する必要がある。
次に第5図に示す土盛り高架道路11の除雪に当っては
、法面12上に雪を積上げて、その下にある測道13や
人家14等の上に雪が落ちないように投雪方向をフロア
の排出方向から大幅に曲げ、かつ収束させる必要がある
。
、法面12上に雪を積上げて、その下にある測道13や
人家14等の上に雪が落ちないように投雪方向をフロア
の排出方向から大幅に曲げ、かつ収束させる必要がある
。
第6図に示す高架道路橋15上の除雪の場合は、道路1
5の側部に防音壁やフェンス16が設けられている場合
が多く、之を越してしかも測道13や人家14上に雪が
落ちないように真下、場合によっては更に高架橋の下に
投雪する必要がある。
5の側部に防音壁やフェンス16が設けられている場合
が多く、之を越してしかも測道13や人家14上に雪が
落ちないように真下、場合によっては更に高架橋の下に
投雪する必要がある。
雪をなるべく遠方へ投雪するにはブロアの排出口から直
接投雪するか、シュートとブロアが一体になったもので
はシュートの長さを短縮し、シュートでは雪の流れの方
向をあまり変えないようにして投雪する。
接投雪するか、シュートとブロアが一体になったもので
はシュートの長さを短縮し、シュートでは雪の流れの方
向をあまり変えないようにして投雪する。
投雪距離及び投雪方向を任意にコントロールするには、
シュートの投雪口の高さと排出方向を適宜変えられるよ
うにする必要がある。
シュートの投雪口の高さと排出方向を適宜変えられるよ
うにする必要がある。
又、投雪された雪の収束性をよくするには、ブ陥アのブ
レードから離れる位置によって違った方向に飛び散る雪
の流れを湾曲したシュート内を通過させることによって
、雪をシュートの壁面で反射させ異った方向に向う雪と
接触させ、雪の粘着性により、次第に流れの方向が同一
になるように整流して投雪口から放出するようにする。
レードから離れる位置によって違った方向に飛び散る雪
の流れを湾曲したシュート内を通過させることによって
、雪をシュートの壁面で反射させ異った方向に向う雪と
接触させ、雪の粘着性により、次第に流れの方向が同一
になるように整流して投雪口から放出するようにする。
ブロアから排出された雪の流れを一定の方向に曲げて投
雪する場合、整流効果が高く、抵抗が少くかつ外囲寸度
を小さくするには、シュートの湾曲の曲率半径を漸次減
少して行けばよいことが経験上知られている。
雪する場合、整流効果が高く、抵抗が少くかつ外囲寸度
を小さくするには、シュートの湾曲の曲率半径を漸次減
少して行けばよいことが経験上知られている。
又、除雪車の道路回送時には、ローリ−除雪車の車体構
造の法規による外囲寸度の規制と、運転の安全面から運
転席前方の視界の障害とならない形状寸度にシュートの
放出口を下げることが必要である。
造の法規による外囲寸度の規制と、運転の安全面から運
転席前方の視界の障害とならない形状寸度にシュートの
放出口を下げることが必要である。
上述の諸観点より、ロータリー除雪車のシュート装置は
、複数のシュート単体及び要すればキャップを連設して
構成し、之らを重合させて伸縮及び屈曲させて長さ及び
投雪方向を任意に変えられるようにしている。
、複数のシュート単体及び要すればキャップを連設して
構成し、之らを重合させて伸縮及び屈曲させて長さ及び
投雪方向を任意に変えられるようにしている。
この際、シュート単体どうしの合せ目に隙間があると、
そこから雪が噴出し、周辺の機器や運転室の窓等に付着
し除雪作業を阻害する。
そこから雪が噴出し、周辺の機器や運転室の窓等に付着
し除雪作業を阻害する。
そこで、従来のシュート装置は例えば第7図に示す如く
、ブロア6のケース6aの上端排出口6bに、その軸線
のまわ′りに回動可能に筒体17を連設し、さらにその
上部に3個の断面コの字形、側面扇形のキャップ単体1
8 a、 18 b。
、ブロア6のケース6aの上端排出口6bに、その軸線
のまわ′りに回動可能に筒体17を連設し、さらにその
上部に3個の断面コの字形、側面扇形のキャップ単体1
8 a、 18 b。
18cを順次連続して構成している。
これら3個のキャップ単体は順に外側にはS゛隙間く重
り合うような寸法に形成されており、軸19を扇の要(
カナメ)にして軸支されている。
り合うような寸法に形成されており、軸19を扇の要(
カナメ)にして軸支されている。
したがって第1キヤツプ単体18aと第3キヤツプ単体
18cの間に設けられた油圧シリンダ20により、キャ
ップ単体間に隙間を生ずることなく重合させて長さ及び
投雪口の方向を任意に変えることが出来る。
18cの間に設けられた油圧シリンダ20により、キャ
ップ単体間に隙間を生ずることなく重合させて長さ及び
投雪口の方向を任意に変えることが出来る。
又、筒体17と第1シユート単体18aの間に設けられ
た油圧シリンダ21により前述の如く折畳まれたキャッ
プ18a、1ab、18cを筒体17を囲む位置迄下降
させることができる。
た油圧シリンダ21により前述の如く折畳まれたキャッ
プ18a、1ab、18cを筒体17を囲む位置迄下降
させることができる。
しかしながら、この場合、各キャップ単体18a。
18b、18cは1点19を中心として回動し、はS゛
同一曲率半径を有するため、収束性、抵抗の点で最適な
形状とは言い難く、又外囲寸度が大きくなる難点がある
。
同一曲率半径を有するため、収束性、抵抗の点で最適な
形状とは言い難く、又外囲寸度が大きくなる難点がある
。
又、ブ遁アケーシングとシュート装置とが分離されてい
る型式のものには、第8図に示す如く、漸次曲率半径が
減少する最適形状のシュート22が、ブ冶アロの排出口
6bの上方に、除雪枠4上に垂直軸の回りに回動可能に
取付けられているものがある。
る型式のものには、第8図に示す如く、漸次曲率半径が
減少する最適形状のシュート22が、ブ冶アロの排出口
6bの上方に、除雪枠4上に垂直軸の回りに回動可能に
取付けられているものがある。
その先端にはキャップ23が軸24により軸支され、油
圧シリンダ25により任意の位置に回動することにより
、投雪方向がコントロールできるようになっている。
圧シリンダ25により任意の位置に回動することにより
、投雪方向がコントロールできるようになっている。
この場合、シュート22は伸縮しないので回送時の視界
を妨げ、外囲寸度の制約により投雪口の高さが限定され
、又キャップ23のみでは投雪方向を大幅に変えること
が出来ない等の不都合がある。
を妨げ、外囲寸度の制約により投雪口の高さが限定され
、又キャップ23のみでは投雪方向を大幅に変えること
が出来ない等の不都合がある。
本考案は、従来のロータリー除雪車等のシュート装置の
上述の欠点を解消した、雪の収束性が良く、外囲寸度が
小さく、かつ広範囲に投雪角度が変えられ、伸縮自在で
直接投雪も可能であり回送時の視界を遮げることがなく
、かつシュート単体の合せ目に隙間を生ずることのない
シュート装置を提供することを目的とする。
上述の欠点を解消した、雪の収束性が良く、外囲寸度が
小さく、かつ広範囲に投雪角度が変えられ、伸縮自在で
直接投雪も可能であり回送時の視界を遮げることがなく
、かつシュート単体の合せ目に隙間を生ずることのない
シュート装置を提供することを目的とする。
以下、この考案を、その実施例を示す図面にもとすいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第9図及び第10図に示す実施例においては、シュート
装置3Gは第1シユート31、第2シユート32及びキ
ャップ33が順次連って構成されている。
装置3Gは第1シユート31、第2シユート32及びキ
ャップ33が順次連って構成されている。
第1シユート31は下端のフランジ31aにより、ウオ
ームホイールと軸受を周囲に有する中間投雪筒34に固
定されている。
ームホイールと軸受を周囲に有する中間投雪筒34に固
定されている。
中間投雪筒34は、ブロア排出口6bに固定された受台
に垂直軸の回りに回動自在かつ上下方向の移動は拘束さ
れて支承されており、その周囲に設けられたウオームホ
イールに噛合うウオームギアにより垂直軸のまわりに回
動される。
に垂直軸の回りに回動自在かつ上下方向の移動は拘束さ
れて支承されており、その周囲に設けられたウオームホ
イールに噛合うウオームギアにより垂直軸のまわりに回
動される。
第1シユート31の下端部付近は筒状をなしているが、
中間より腹面の開いたコの字形断面に円滑に移行してい
る。
中間より腹面の開いたコの字形断面に円滑に移行してい
る。
背面は雪の流れの方向に半径R1の円弧面をなしている
。
。
第2シュート3.2もやはり腹面の開いたコの字形断面
を有し、背面は雪の流れの方向に前記R1よりも小さい
半径R2の円弧面をなしている。
を有し、背面は雪の流れの方向に前記R1よりも小さい
半径R2の円弧面をなしている。
第1シユート31の上端において、第2シユート32は
その内面が第1シユート32の外面に隙間なく接触し、
かつ両者の円弧は常に一定のゆるやかな角度θ1をもっ
て交叉する如く、両シュート31.32の寸法及び、円
弧の中心01,02の位置が設定されている。
その内面が第1シユート32の外面に隙間なく接触し、
かつ両者の円弧は常に一定のゆるやかな角度θ1をもっ
て交叉する如く、両シュート31.32の寸法及び、円
弧の中心01,02の位置が設定されている。
キャップ33は、第2シユート32の外側に概ね隙間な
くあふさる寸法のコの字形断面を有し、背面の曲率半径
はかなり小さく、第2シユート32の先端付近の側板に
設けられた軸35に軸支されている。
くあふさる寸法のコの字形断面を有し、背面の曲率半径
はかなり小さく、第2シユート32の先端付近の側板に
設けられた軸35に軸支されている。
第1シユート31の下部フランジ31aと、第2シユー
ト32の背面適当な箇所との間には左右に1対の油圧シ
リンダ36が設けられており、又第2シユート32の背
面とキャップ33の下端との間には中心線上に1ケの油
圧シリンダ37が設けられている。
ト32の背面適当な箇所との間には左右に1対の油圧シ
リンダ36が設けられており、又第2シユート32の背
面とキャップ33の下端との間には中心線上に1ケの油
圧シリンダ37が設けられている。
さらに第9図及び第11図に示す如く第2シユート32
の両側面の縁部内側にはS゛全長わたって、前記の円弧
中心02を中心とする円弧状ガイドレール38が設けら
れ、その内側に係合する複数個の係合部材39が第1シ
ユート31の側板外側に取付けられている。
の両側面の縁部内側にはS゛全長わたって、前記の円弧
中心02を中心とする円弧状ガイドレール38が設けら
れ、その内側に係合する複数個の係合部材39が第1シ
ユート31の側板外側に取付けられている。
又、第1シユート31の背面外側にはその外面02を中
心とし、半径が(R2−第2シユートの板厚)にはS゛
相等する寸法になるようなガイドプレート40が取付け
られている。
心とし、半径が(R2−第2シユートの板厚)にはS゛
相等する寸法になるようなガイドプレート40が取付け
られている。
このシュート装置30は以上の如く構成されているので
、油圧シリンダ36を伸縮させることにより、第2シュ
ート部材32は前記ガイドレール38及びガイドプレー
ト40に案内されて点0゜を中心として回動し図中に実
線と破線とで示した短縮状態と1点鎖線で示した伸長状
態との間の任意の状態に変位することが出来る。
、油圧シリンダ36を伸縮させることにより、第2シュ
ート部材32は前記ガイドレール38及びガイドプレー
ト40に案内されて点0゜を中心として回動し図中に実
線と破線とで示した短縮状態と1点鎖線で示した伸長状
態との間の任意の状態に変位することが出来る。
第2シユート32は第1シユート31に対して固定関係
にある点02を中心として回動するので、両シュートの
接触点、すなわち第1シユート31の上端では常に第2
シユート32の内面が第1シユート31の外面にはS゛
隙間く接触し、雪の流れの案内面に唐突な段差を生じた
り、合せ目から雪が噴出することは防止される。
にある点02を中心として回動するので、両シュートの
接触点、すなわち第1シユート31の上端では常に第2
シユート32の内面が第1シユート31の外面にはS゛
隙間く接触し、雪の流れの案内面に唐突な段差を生じた
り、合せ目から雪が噴出することは防止される。
又、接続点においてはシュート背面は連続曲線にならず
、θtの角度で屈折するが、その角度は180°に近く
、実質的には雪の流れの抵抗になったり、整流効果が損
なわれることはない。
、θtの角度で屈折するが、その角度は180°に近く
、実質的には雪の流れの抵抗になったり、整流効果が損
なわれることはない。
なお、シュートの側面では第1シユート31の外面と第
2シユート32の内面の間にはガイド部材38又は39
の厚さに相当する隙間が出来るが、第1シユート31の
上端部にこの隙間を塞ぐカラー又はパツキン等を取付け
ることにより、常に隙間のない状態にすることが出来る
。
2シユート32の内面の間にはガイド部材38又は39
の厚さに相当する隙間が出来るが、第1シユート31の
上端部にこの隙間を塞ぐカラー又はパツキン等を取付け
ることにより、常に隙間のない状態にすることが出来る
。
又、油圧シリンダ37を伸縮することにより、キャップ
33は軸35を中心として、第9図中に1点鎖線で示し
た33′の状態と、2点鎖線で示した33″の状態の間
の任意の状態に回動することが出来るので、投雪方向を
任意にコントロールすることが出来る。
33は軸35を中心として、第9図中に1点鎖線で示し
た33′の状態と、2点鎖線で示した33″の状態の間
の任意の状態に回動することが出来るので、投雪方向を
任意にコントロールすることが出来る。
さらにブロアケーシング6aをブロアの回転軸のまわり
に傾転させることにより投雪方向は一層広範囲に変化さ
せることが出来、又シュート装置30全体をブロアの排
出口6bの垂直軸のまわりに旋回させることにより、平
面的にもあらゆる方向への投雪が可能となり、前述の各
種の除雪作業の要求に応えることが出来る。
に傾転させることにより投雪方向は一層広範囲に変化さ
せることが出来、又シュート装置30全体をブロアの排
出口6bの垂直軸のまわりに旋回させることにより、平
面的にもあらゆる方向への投雪が可能となり、前述の各
種の除雪作業の要求に応えることが出来る。
第12図に示した別の実施例においては、前述の実施例
の第2シユート32を、その背面の円弧の中心02を中
心として回動させ、シュートを伸縮させる場合のガイド
手段として、第2シユート32の側板の02を中心とす
る半径R3の円弧状のガイド溝41を設けるとともに、
第1シユート31の側板にはこれに係合するガイドピン
42が設けられている。
の第2シユート32を、その背面の円弧の中心02を中
心として回動させ、シュートを伸縮させる場合のガイド
手段として、第2シユート32の側板の02を中心とす
る半径R3の円弧状のガイド溝41を設けるとともに、
第1シユート31の側板にはこれに係合するガイドピン
42が設けられている。
ガイド溝41の長さはシュートの伸縮長さだけ必要にな
るので、この両側の側板の相互位置を保持するため、第
13図に示す如く、ガイドピン42の移動を妨げないよ
うなタイプレート43が適数個所に設けられている。
るので、この両側の側板の相互位置を保持するため、第
13図に示す如く、ガイドピン42の移動を妨げないよ
うなタイプレート43が適数個所に設けられている。
したがって、前記実施例と同様油圧シリンダ36を伸長
することによって、第2シユート32は上記ガイド手段
により02を中心として円運動をし、第1シユート31
の上端部で常に隙間なく接触しながらシュート長さを変
化させることが出来る。
することによって、第2シユート32は上記ガイド手段
により02を中心として円運動をし、第1シユート31
の上端部で常に隙間なく接触しながらシュート長さを変
化させることが出来る。
上述の2つの実施例では、いずれも2個のシュート単体
を摺動伸縮させ、キャップを軸のまわりに回動させる構
成のものを説明したが、シュート単体を3個以上とする
ことも可能であり、又、キャップの位置の変更をシュー
トと同様のガイド方式とすることもできる。
を摺動伸縮させ、キャップを軸のまわりに回動させる構
成のものを説明したが、シュート単体を3個以上とする
ことも可能であり、又、キャップの位置の変更をシュー
トと同様のガイド方式とすることもできる。
以上の如く、本考案によれば、シュートの形状を整流効
果、雪の流れの抵抗、外囲寸度等の諸観点から最も望ま
しい形状にして、しかも伸縮可能で、合せ目からの雪の
漏洩のない、プロアケーシングと一体型のシュート装置
が得られるので、各種除雪作業に要求される広範囲の投
雪、高精度の作業が可能となるとともに、回送時の前方
視界も向上する等顕著な効果が得られる。
果、雪の流れの抵抗、外囲寸度等の諸観点から最も望ま
しい形状にして、しかも伸縮可能で、合せ目からの雪の
漏洩のない、プロアケーシングと一体型のシュート装置
が得られるので、各種除雪作業に要求される広範囲の投
雪、高精度の作業が可能となるとともに、回送時の前方
視界も向上する等顕著な効果が得られる。
第1図、第2図、第3図はそれぞれ従来のロータリー除
雪車の全体を概略的に示す正面図、側面図及び平面図、
第4図乃至第6図は道路除雪作業の説明図、第7図及び
第8図はそれぞれ従来のシュート装置の例を示す正面図
、第9図は本考案の実施例を示す正面図、第10図はそ
の側面図、第11図は第9図に示すM−■線による拡大
断面図、第12図は本考案の他の実施例を示す正面図、
第13図は第12図中に示すxm−xm線による拡大断
面図である。 1.30・・・・・・シュート装置、2・・・・・・除
雪車、6・・・・・・プロア、6a・・・・・・プロア
ケース、31・・・・・・第1シユート、32・・・・
・・第2シユート、38・・・・・・ガイドレール、3
9・・・・・・係合部材、40・・・・・・ガイドプレ
ート、41・・・・・・ガイド溝、42・・・・・・ガ
イドピン、02・・・・・・第2シユート背面の円弧の
中心点、θ1・・・・・・第1シユートと第2シユート
の接続部における背面円弧の交叉角。
雪車の全体を概略的に示す正面図、側面図及び平面図、
第4図乃至第6図は道路除雪作業の説明図、第7図及び
第8図はそれぞれ従来のシュート装置の例を示す正面図
、第9図は本考案の実施例を示す正面図、第10図はそ
の側面図、第11図は第9図に示すM−■線による拡大
断面図、第12図は本考案の他の実施例を示す正面図、
第13図は第12図中に示すxm−xm線による拡大断
面図である。 1.30・・・・・・シュート装置、2・・・・・・除
雪車、6・・・・・・プロア、6a・・・・・・プロア
ケース、31・・・・・・第1シユート、32・・・・
・・第2シユート、38・・・・・・ガイドレール、3
9・・・・・・係合部材、40・・・・・・ガイドプレ
ート、41・・・・・・ガイド溝、42・・・・・・ガ
イドピン、02・・・・・・第2シユート背面の円弧の
中心点、θ1・・・・・・第1シユートと第2シユート
の接続部における背面円弧の交叉角。
Claims (1)
- プロアケースとシュートとを備え、ブロアより吹出され
る雪の流れを上方に導いた後、大気中に放出させるシュ
ート装置であって、複数のシュート単体から構成され、
上段のシュート単体を下段のシュート単体の外側に重合
させることにより伸縮可能とした除雪車等のシュート装
置において、各シュート単体の背面板は雪の流れの方向
に弧状をなし、その曲率半径は下段より上段に行くに従
って漸次減少するとともに、相隣れる2つのシュート単
体はその接続点において概ね隙間なく接触するとともに
、ゆるやかな角度で交叉するような相対寸法及び位置を
有することを特徴とするシュート装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7316780U JPS6042091Y2 (ja) | 1980-05-29 | 1980-05-29 | 除雪車のシユ−ト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7316780U JPS6042091Y2 (ja) | 1980-05-29 | 1980-05-29 | 除雪車のシユ−ト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56176219U JPS56176219U (ja) | 1981-12-25 |
JPS6042091Y2 true JPS6042091Y2 (ja) | 1985-12-23 |
Family
ID=29436089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7316780U Expired JPS6042091Y2 (ja) | 1980-05-29 | 1980-05-29 | 除雪車のシユ−ト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042091Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-29 JP JP7316780U patent/JPS6042091Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56176219U (ja) | 1981-12-25 |
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