JPS6041920B2 - 厚肉振動板を用いた音響変換器 - Google Patents
厚肉振動板を用いた音響変換器Info
- Publication number
- JPS6041920B2 JPS6041920B2 JP7445177A JP7445177A JPS6041920B2 JP S6041920 B2 JPS6041920 B2 JP S6041920B2 JP 7445177 A JP7445177 A JP 7445177A JP 7445177 A JP7445177 A JP 7445177A JP S6041920 B2 JPS6041920 B2 JP S6041920B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil bobbin
- section
- thick
- conical
- diaphragm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、厚肉振動板を用いた音響変換器の改良に関す
る。
る。
従来の音響変換器の振動板は、そのほとんどが薄状のも
のであるところから、その振動板へのコイルボビンの取
り付けは、第１図のように振動板１の内周端にコイルボ
ビン２をダンパー３と共に接着剤４によつて取り付けて
いる。
のであるところから、その振動板へのコイルボビンの取
り付けは、第１図のように振動板１の内周端にコイルボ
ビン２をダンパー３と共に接着剤４によつて取り付けて
いる。
ところで、近時においては、平面振動の良好なＪＬｈｆ
Ｌ−に’ｌ 、 岬 ・ ｄＩ− １−）ピー 、４
４−に：曇“仁ｆ改変して、その前面を平面に形成し
た平面振動板が提案されるに至つている。
Ｌ−に’ｌ 、 岬 ・ ｄＩ− １−）ピー 、４
４−に：曇“仁ｆ改変して、その前面を平面に形成し
た平面振動板が提案されるに至つている。
これは、その振動板の材質に軽量発泡体を用い、形状を
略円錐台状として、その円錐台の底面を前面とし、頂部
を背部として、そこにコイルボビンを設けたものである
。しカルながら、この振動板は、肉厚状であるところあ
ら、コイルボビンの取付は従来の方法をそのまま利用す
ることはできず、少なからず困難を生じ、また取り付け
た場合においても、入力信号に対してコイルボビンにた
わみを起し、音響特性に好ましくない影響を与えていた
。
略円錐台状として、その円錐台の底面を前面とし、頂部
を背部として、そこにコイルボビンを設けたものである
。しカルながら、この振動板は、肉厚状であるところあ
ら、コイルボビンの取付は従来の方法をそのまま利用す
ることはできず、少なからず困難を生じ、また取り付け
た場合においても、入力信号に対してコイルボビンにた
わみを起し、音響特性に好ましくない影響を与えていた
。
そこで本発明においては、平面振動板を周辺振動部とセ
ンターキャップ部とに分割し、この両者間にできた背部
の空隙にコイルボビンを挟み込むようにし、以つて前記
したような問題点を解消した、厚肉振動板を用いた音響
変換器を提供することを目的とするものである。以下、
図を参照して一実施例を説明すると、第Ｊ２図において
、５は発泡ポリスチレン等の軽量発泡体て成る厚肉状の
平面振動板で、その全体形状は円錐台状でなり、頂部は
背面として構成される。
ンターキャップ部とに分割し、この両者間にできた背部
の空隙にコイルボビンを挟み込むようにし、以つて前記
したような問題点を解消した、厚肉振動板を用いた音響
変換器を提供することを目的とするものである。以下、
図を参照して一実施例を説明すると、第Ｊ２図において
、５は発泡ポリスチレン等の軽量発泡体て成る厚肉状の
平面振動板で、その全体形状は円錐台状でなり、頂部は
背面として構成される。
この振動板５は、分割された周辺振動部５ｂとセンター
キャップ部５ａの背面部分は空状部５・ ａ、となり、
それら両者を接着結合した状態では、背部に周溝６が形
成される。そして、コイルボビン２は、この周溝６に嵌
め込まれ、接着剤４によつてそこに固着される。７はリ
ング状マグネット、８はプレート、９はヨークで、その
他図示しない部分は一般のスピーカと同じである。
キャップ部５ａの背面部分は空状部５・ ａ、となり、
それら両者を接着結合した状態では、背部に周溝６が形
成される。そして、コイルボビン２は、この周溝６に嵌
め込まれ、接着剤４によつてそこに固着される。７はリ
ング状マグネット、８はプレート、９はヨークで、その
他図示しない部分は一般のスピーカと同じである。
以上のように本発明は、周辺振動部とセンターキャップ
部とからなり、これらの結合により形成される厚肉振動
板と、該厚肉振動板の背部に結合されるコイルボビンと
を備え、前記センターキャップ部は少なくとも前記コイ
ルボビンの内径よりわずかに小さな外径の円柱部と該円
柱部から延びる錐状部とを有し、前記周辺振動部は少な
くとも前記コイルボビンの外径よりわずかに大きな内径
の前記円柱部と略等しい長さの内周面と該内周面から延
びる前記センターキャップ部の錐状部の外面に符合する
形状の錐状内面とを有し、該錐状内面への前記センター
キャップ部の錐状部の接着により前記円柱部と前記内周
面との間に形成される周溝にコイルボビンを嵌め込み接
着してなるものである。
部とからなり、これらの結合により形成される厚肉振動
板と、該厚肉振動板の背部に結合されるコイルボビンと
を備え、前記センターキャップ部は少なくとも前記コイ
ルボビンの内径よりわずかに小さな外径の円柱部と該円
柱部から延びる錐状部とを有し、前記周辺振動部は少な
くとも前記コイルボビンの外径よりわずかに大きな内径
の前記円柱部と略等しい長さの内周面と該内周面から延
びる前記センターキャップ部の錐状部の外面に符合する
形状の錐状内面とを有し、該錐状内面への前記センター
キャップ部の錐状部の接着により前記円柱部と前記内周
面との間に形成される周溝にコイルボビンを嵌め込み接
着してなるものである。
このため、コイルボビンの取り付けが極めて簡単にでき
るようになり、また取付部の強度も充分得ることができ
るようになり、また偏心も少なくなるので、コイルボビ
ンのたわみ現象もこれを極端に少なくすることができ、
このため入力信号に対する歪が少なくなり、音響特性の
向上を図ることができるようになる。
るようになり、また取付部の強度も充分得ることができ
るようになり、また偏心も少なくなるので、コイルボビ
ンのたわみ現象もこれを極端に少なくすることができ、
このため入力信号に対する歪が少なくなり、音響特性の
向上を図ることができるようになる。
第１図は従来の音響変換器の部分断面図、第２図は本発
明に係る音響変換器の部分断面図である。 ５・・・・・・平面振動板、２・・・・・・コイルボビ
ン。
明に係る音響変換器の部分断面図である。 ５・・・・・・平面振動板、２・・・・・・コイルボビ
ン。
Claims (1)
- １ 周辺振動部とセンターキャップ部とからなり、これ
らの結合により形成される厚肉振動板と、該厚肉振動板
の背部に結合されるコイルボビンとを備え、前記コイル
ボビンの内径よりわずかに小さな外径の円柱部と該円柱
部から延びる錐状部とを有し、前記周辺振動部は少なく
とも前記コイルボビンの外径よりわずかに大きな内径の
前記円柱部と略等しい長さの内周面と該内周面から延び
る前記センターキャップ部の錐状部の外面に符合する形
状の錐状内面とを有し、該錐状内面への前記センターキ
ャップ部の錐状部の接着により前記円柱部と前記円周面
との間に形成される周溝にコイルボビンを嵌め込み接着
してなることを特徴とする厚肉振動板を用いた音響変換
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7445177A JPS6041920B2 (ja) | 1977-06-24 | 1977-06-24 | 厚肉振動板を用いた音響変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7445177A JPS6041920B2 (ja) | 1977-06-24 | 1977-06-24 | 厚肉振動板を用いた音響変換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS549918A JPS549918A (en) | 1979-01-25 |
| JPS6041920B2 true JPS6041920B2 (ja) | 1985-09-19 |
Family
ID=13547606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7445177A Expired JPS6041920B2 (ja) | 1977-06-24 | 1977-06-24 | 厚肉振動板を用いた音響変換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041920B2 (ja) |
-
1977
- 1977-06-24 JP JP7445177A patent/JPS6041920B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS549918A (en) | 1979-01-25 |
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