JPS6041693Y2 - 密封形サ−ジ吸収器 - Google Patents

密封形サ−ジ吸収器

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JPS6041693Y2
JPS6041693Y2 JP18574180U JP18574180U JPS6041693Y2 JP S6041693 Y2 JPS6041693 Y2 JP S6041693Y2 JP 18574180 U JP18574180 U JP 18574180U JP 18574180 U JP18574180 U JP 18574180U JP S6041693 Y2 JPS6041693 Y2 JP S6041693Y2
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JP
Japan
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absorbing element
surge absorbing
surge
sealed
metal
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Expired
Application number
JP18574180U
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English (en)
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JPS57107296U (ja
Inventor
弘次郎 丹治
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁器製かい管にセラミック製のサージ吸収素子
を封入した密封形サージ吸収器に関し、その目的とする
ところは小形でかつ耐振性のすぐれたものを提供するこ
とにある。
従来磁器製かい管〔以下磁器管と称す〕にサージ吸収素
子を密封したサージ吸収器は多くの種類のものが開発、
製造されている。
これらは内部素子の機械的な保持に種々の工夫をしてい
るが、大別すると次の三つのものに分類できる。
1 ばねやボルトの締付けなどの機械的な力で押え付け
ると同時に、素子が大きな位置ずれを起さないように絶
縁体で側面を保持したもの。
2 素子と端子をろう付けや半田付けで固定したもの。
3 絶縁樹脂などで端子以外をカバーしたもの。
これらが主なものであるが、これらは何れも使用状況、
例えば使用中に機械的振動があるかどうか、電気性能的
に十分な性能を出せるかどうか、製造工法として容易か
どうか、製品の大きさが使用に適しているかどうか等に
より、その重要度に応じて最適の構造が採用されている
しかし、例えば真空遮断器などに内蔵して使用する場合
には、小形でかつ使用中も遮断器の動作時の振動を考慮
する必要があるため、前記従来の構造はスペース的に、
また耐振性能の点て何れも長期の安定使用には不十分な
構造である。
そのため従来では真空遮断器などに取り付けるサージ吸
収器としては、内蔵形のような小形のものは使用せず、
別に外部に取り付ける大形のものを使用して、耐振性、
高信頼性、電気的性能を確保しているのが現状である。
しかし電力用機器においても小形高性能を要求される傾
向が、最近、より強く出てきている。
そこで本考案は上記問題点を回避すべく威されたもので
ある。
なお内蔵形とできる小形のものでかつ耐振性のすぐれた
ものを得るためには、サージ吸収素子と磁器管内周面と
の隙間を小さくすることが考えられるが、サージ吸収素
子と磁器管とは何れもセラミックであるため成形、焼成
時のひずみのために寸法的には高精度が期待できず、更
にサージ吸収素子にあっては側面に絶縁処理したために
円周方向に凸凹のあるものであって、前記隙間を小さく
した場合には、組み立て時にサージ吸収素子が磁器管に
入らない場合が発生する。
従つて本考案は寸法にゆとりを持って設計しても、サー
ジ吸収素子の位置ずれやサージ吸収素子が磁器管内周面
に衝突して損傷することがないものを提供する。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図a、 bは本考案による密封形サージ吸収器の平
面図と側面図を示し、何れも右半分は内部構造説明図で
あって、1は前記磁器管で両端部に装着された金属端子
2,2′によって密封されており、磁器管1と金属端子
2. 2’との固定は接着剤で固定するか又は磁器管1
表面を金属でメッキ後半田付けされているのが一般的な
構造である。
3は金属端子2,2′で密封された磁器管1内に封入さ
れたサージ吸収素子で、ここでは2個の素子3a、3b
を直列接続したものである。
なおサージ吸収素子3は最近では小形で高性能である酸
化亜鉛バリスタが使用されることが多く、この素子の両
端面には電極4,4〔図示せず〕が形成されている。
5,5はサージ吸収素子3の端部に装着される筒状の絶
縁ゴムで、サージ吸収素子3と磁器管1との間に介在す
ると共に、第2図に示すように底部の一部にサージ吸収
素子の電極4.4面のみが露出する貫通孔5aが穿設さ
れている。
絶縁ゴム5,5の材質としては絶縁材として電気的性能
が優れており、経時変化も少なく、ガス発生のないシリ
コン樹脂のゴムが最も適当である。
6,6′は絶縁ゴム5,5の前記貫通孔5aを介してサ
ージ吸収素子3の電極面4,4に当接する金属板で、該
金属板6,6′にはサージ吸収素子3の端面との間で前
記絶縁ゴム底部の貫通孔5aの局部を挾持する段部6a
が形成されている。
7はサージ吸収素子3端部の前記金属板6と金属端子2
との間に介装されたばねで、他方の金属端子2′側に金
属板6とサージ吸収素子3および金属板6′を付勢する
なお6bは金属板6゜6′のサージ吸収素子3の電極4
,4側とは反対側の端部に形成された段部で金属板6に
おいては前記ばね7が位置ずれしないよう作用している
組み立ては、磁器管1にサージ吸収素子3および金属板
6,6′を入れた後、ばね7を金属端子2で押え付けな
がら圧着、固定腰その後金属端子2を溶接などの手段で
取付けて密封する。
なお図示していないが一般的には金属端子2の天井部が
外ずれるようになっており、サージ吸収素子などを内部
に入れた後、この天井部を溶接して密封する。
このように構成したため、絶縁ゴム5,5の内径をサー
ジ吸収素子3よりも僅か小さくしておくと、サージ吸収
素子3の端部にキャップを付けるようにして取り付ける
ことができ、また絶縁ゴム5.5の外径を、サージ吸収
素子3に絶縁ゴム5を被せた状態のときに磁器管1の内
径にほぼ等しいようにしておくと、磁器管1の内径に対
してサージ吸収素子3の径が小さいにもかかてらず、機
械的衝撃によってサージ吸収素子3が位置ずれをおこし
たり、磁器管1の内周面に衝突して損傷を受けることが
ない。
また絶縁ゴム5,5はサージ吸収素子3の端面と金属板
6,6′の段部6b。
6bとの間で挾持されているため、絶縁ゴム5゜5の位
置ずれが発生することはなく、サージ吸収素子3と磁器
管1内周面との間に介在してサージ吸収素子3を確実に
支持することができる。
なお上記実施例において金属板6,6′には共に段部6
bが設けられていたかばね7側の金属板6に少なくとも
段部6bが形成されていればよい。
以上説明のように本考案の密封形サージ吸収器によると
、かい管に密封されるサージ吸収素子と前記かい管の内
径とを、寸法的にゆとりを持って設計でき、しかも内蔵
形の小形のものであるにもかかわらず、上下および横方
向に十分な耐震性能を得ることができ、特に真空遮断器
等に内蔵して使用するサージ吸収器として適したもので
ある。
またサージ吸収素子とかい管の内径とを寸法的にゆとり
をもって設計できるため、組立てに際してサージ吸収素
子がかい管内に入らないと云った不具合が発生すること
もない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図aはサージ吸収
器の一部切欠き平面図、第一1図すはサージ吸収器の一
部切欠き側面図、第2図a、bは絶縁ゴムの平面図と側
面図である。 1・・・・・・磁器製がい管〔がい管〕、2,2′・・
・・・・金属端子、3・・・・・・サージ吸収素子、5
,5・・・・・・絶縁ゴム、5a・・・・・・貫通孔、
6,6′・・・・・・金属板、6a・・・・・・段部、
7・・・・・・ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. かい管の両端部を金属端子で密封すると共にこの内部に
    、両端面に電極が形成さればね力によって前記金属端子
    側に付勢されたサージ吸収素子を密封したサージ吸収器
    において、前記サージ吸収素子の端部に装着され、サー
    ジ吸収素子と前記がい管内周面との間に介在すると共に
    底面の一部がサージ吸収素子の電極面が露出する貫通孔
    が穿設された筒状の絶縁ゴムと、前記貫通孔を介してサ
    ージ吸収素子の電極面に当接すると共にサージ吸収素子
    端面との間で前記絶縁ゴム底部の貫通孔周部を挾持する
    段部が形成された金属板とを設けたことを特徴とする密
    封形サージ吸収器。
JP18574180U 1980-12-23 1980-12-23 密封形サ−ジ吸収器 Expired JPS6041693Y2 (ja)

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JP18574180U JPS6041693Y2 (ja) 1980-12-23 1980-12-23 密封形サ−ジ吸収器

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JPS57107296U JPS57107296U (ja) 1982-07-02
JPS6041693Y2 true JPS6041693Y2 (ja) 1985-12-19

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