JP2003223878A - 組電池 - Google Patents

組電池

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JP2003223878A
JP2003223878A JP2002023227A JP2002023227A JP2003223878A JP 2003223878 A JP2003223878 A JP 2003223878A JP 2002023227 A JP2002023227 A JP 2002023227A JP 2002023227 A JP2002023227 A JP 2002023227A JP 2003223878 A JP2003223878 A JP 2003223878A
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清 國本
Shoichi Toya
正一 遠矢
Yutaka Ueki
裕 植木
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ容易に、しかも複数の電池をしっか
りと直線状に連結でき、必要ならば電池を接続する接続
体を保持しながら能率よく連結する。 【解決手段】 組電池は、複数の電池10を直線状に連
結している。組電池は、連結される電池10の間に電池
10を連結する接続体20を配設しており、この接続体
20を電池10に溶接して電池10を電気接続してい
る。さらに、組電池は、電池端面の外周縁と接続体20
との間に弾性体の緩衝リング50を配設している。接続
体20は、緩衝リング50の内側で一方の電池端面に溶
接している。さらに、接続体20は、外周部24を、他
方の電池10の電池端面または外周面に溶接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電池を直線
状に連結している組電池に関する。
【0002】
【従来の技術】二次電池を直線状に連結している組電池
は、主としてハイブリッドカーなどの電動車両に使用さ
れる。この構造の組電池は、低抵抗な状態でしっかりと
二次電池を連結することが大切である。大きな接続抵抗
は組電池の出力を低下させるばかりでなく、ジュール熱
が発生して発熱し、さらに抵抗ロスにより電力を有効利
用できなくなるからである。二次電池を直線状に連結す
る組電池として、接続体を使用する構造が特開平10−
106533号公報に記載される。この公報の組電池と
接続体を図1と図2に示す。この組電池は、接続体90
に金属キャップを使用する。金属キャップは、図2に示
すように、平面部93の外周に円筒部94を連結した形
状に金属板をプレス成形したものである。この金属キャ
ップは、図1の断面図に示すように、一方の二次電池1
0の封口板12に平面部93をスポット溶接して、他方
の二次電池10の円筒外装缶11の円周面に円筒部94
をスポット溶接してふたつの二次電池10を直線状に連
結する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この構造の組電池は、
金属キャップで複数の二次電池を直線状に連結した後、
全体を熱収縮チューブで被覆している。この組電池は、
二次電池の連結部分をしっかりとした構造にするのが難
しい欠点がある。二次電池が金属キャップと熱収縮チュ
ーブで直線状に連結されるからである。金属キャップ
は、封口板にスポット溶接される部分が中心に近く、こ
の部分の曲げ強度を大きくするのが難しい。さらに、熱
収縮チューブは、可撓性のチューブであるために変形し
やすく、これで二次電池をしっかりとは連結できない。
【0004】本発明は、この欠点を解決することを目的
に開発されたものである。本発明の重要な目的は、簡単
かつ容易に、しかも複数の電池をしっかりと直線状に連
結でき、必要ならば電池を接続する接続体を保持しなが
ら能率よく連結できる組電池を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の組電池は、複数
の電池10を直線状に連結している。組電池は、連結さ
れる電池10の間に電池10を連結する接続体20を配
設しており、この接続体20を電池10に溶接して電池
10を電気接続している。さらに、組電池は、電池端面
の外周縁と接続体20との間に弾性体の緩衝リング50
を配設している。接続体20は、緩衝リング50の内側
で一方の電池端面に溶接している。さらに、接続体20
は、外周部24を、他方の電池10の電池端面または外
周面に溶接している。
【0006】緩衝リング50は、絶縁リング41とする
ことができる。この緩衝リング50は、電池10の電池
端面の周囲に突出している外装缶11のカシメ凸条16
と接続体20との間に挟着して、外装缶11のカシメ凸
条16と接続体20とを絶縁することができる。さら
に、緩衝リング50は、カシメ凸条16の内側に配設さ
れるリング凸条52を内周縁に沿って設けることができ
る。
【0007】接続体20は、緩衝リング50の内側に位
置する内周部23と、緩衝リング50の表面に位置する
外周部24とに段差を設けて、内周部23を外周部24
に対して凹部となる形状とすることができる。この接続
体20は、緩衝リング50の内側に嵌入して、接続体2
0の内周部23を一方の電池10の封口板12に溶接し
て連結し、外周部24を他方の電池10の外装缶11の
底面に溶接して連結することができる。
【0008】さらに、組電池は、直線状に連結される電
池10の間に、接続体20に加えて、接続体20を定位
置に保持する保持キャップ30を配設することができ
る。この組電池は、電池10を接続する接続体20を保
持キャップ30で保持しながら能率よく連結できる特長
がある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための組電池を例示するもので
あって、本発明は組電池を以下のものに特定しない。
【0010】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
【0011】図3に示す組電池は、複数の二次電池10
を直列に接続して直線状に連結している。この構造の組
電池は、複数個を直列に接続して、主としてハイブリッ
ドカー等の電動車両に使用される。ただ、本発明の組電
池は、電動車両以外の用途であって、大出力が要求され
る用途にも使用できる。図の組電池は、円筒型電池であ
る二次電池を直線状に連結して直列に接続している。た
だし、組電池は、角型電池である二次電池を直線状に連
結して直列に接続することもできる。
【0012】組電池は、図4に示すように、同一平面に
平行に並べてケース70に収納される。横に並べている
組電池は、互いに直列に接続されて出力電圧を高くして
いる。組電池は、その両端をケース70に固定される。
この組電池は、ケース70に連結する端子60を、両端
の電池端面から突出して固定している。図の組電池は、
電池端面に垂直に端子60を固定している。端子60
は、下ケース71の定位置に嵌入されるバスバー72に
ネジ止めして固定される。バスバー72は、隣接する組
電池を互いに連結すると共に、組電池を直列に電気接続
する。バスバー72と端子60は、下ケース71と上ケ
ース(図示せず)に挟着されて、定位置に固定される。
【0013】二次電池10は、ニッケル−水素電池、リ
チウムイオン二次電池、ニッケル−カドミウム電池等の
充電できる全ての電池を使用することができる。ただ、
電動車両用の組電池に使用される二次電池には、ニッケ
ル−水素電池が適している。体積と重量に対する出力が
大きくて、優れた大電流特性を有するからである。
【0014】二次電池10は、図5の断面図に示すよう
に、外装缶11の開口部を封口板12で気密に密閉して
いる。外装缶11と封口板12は金属板である。外装缶
11は、金属板を底のある筒状にプレス成形して製作さ
れる。封口板12は、中央に凸部電極13を溶接してい
る。外装缶11の内部には、電極(図示せず)が内蔵さ
れる。さらに、電解液も充填される。外装缶11は、開
口部の端部をかしめ加工して封口板12を気密に固定し
ている。封口板12は、ガスケット14を介して外装缶
11のかしめ部に挟着されて気密に固定される。ガスケ
ット14は絶縁材のゴム状弾性体で、封口板12と外装
缶11とを絶縁すると共に、封口板12と外装缶11と
の隙間を気密に閉塞する。この構造の二次電池10は、
封口板12をかしめて挟着するために、封口板12を設
けている端部に、周囲に沿って溝部15が設けられる。
さらに、封口板12の周縁にはカシメ凸条16が設けら
れる。この二次電池10は、封口板12を第1の電極と
して、外装缶11を第2の電極としている。ニッケル−
水素電池は、第1の電極を正極として第2の電極を負極
としている。二次電池は、第1の電極を負極として第2
の電極を正極とすることもできる。
【0015】図3〜図5の組電池は、複数の二次電池1
0を直線状に連結して、直列に接続している。この組電
池は、直線状に連結している二次電池10の端面の間
に、二次電池10を電気接続する接続体20と、この接
続体20を定位置に配設する保持キャップ30とを配設
している。さらに、組電池は、電池端面の外周縁と接続
体20との間に緩衝リング50を配設している。
【0016】接続体20は、金属板をプレス成形して製
作される。接続体20は、鉄板等の下地金属板の両面に
金属メッキ層を設けている。金属メッキ層は、導電性に
優れた電気抵抗の小さい導電メッキ層と、この導電メッ
キ層の表面に積層している溶接に適した抵抗メッキ層と
からなる。導電メッキ層は、銅や銀、あるいはこれ等の
合金であって、下地金属板と抵抗メッキ層よりも電気抵
抗の小さいメッキ層である。抵抗メッキ層は、ニッケル
やクローム、あるいはこれらの合金であって、導電メッ
キ層よりも電気抵抗が大きいメッキ層である。この接続
体20は、抵抗メッキ層で発熱しやすく、電池端面に速
やかに溶接される。また導電メッキ層によって電気抵抗
が小さく、二次電池10を低抵抗な状態で直列に接続で
きる。
【0017】接続体20は、対向して配設される隣接二
次電池10の電池端面に溶接して接続されて、二次電池
10を直列に電気接続している。図6〜図9は、接続体
20を示している。これ等の図に示す接続体20は、金
属板を穴のあるリング状に成形して、両面に突出して電
池端面に溶接される複数の溶接凸部22を設けている。
両面に突出している溶接凸部22は、対向する電池端面
の第1の電極と第2の電極に溶接されて、隣接して配設
している二次電池10を直列に接続する。さらに、図5
の接続体20は、中心孔21を設けて、ここに凸部電極
13を配設している。接続体は、中心孔を開口すること
なく、凸部電極を案内する部分を突出させる形状とする
こともできる。接続体20は、電池端面に設けているカ
シメ凸条16の内形よりも外形を大きくしている。図5
の接続体20は、二次電池10の外形にほぼ等しい外形
としている。
【0018】接続体20は、内周部23と外周部24と
に段差のある形状に、金属板をプレス成形している。内
周部23は封口板12の表面に接近する位置に配設さ
れ、外周部24は緩衝リング50の表面で外装缶11の
底面に接近する位置に配設される。接続体20は、内周
部23と外周部24に、各々溶接するために複数の溶接
凸部22を設けている。内周部23の溶接凸部22は、
封口板12の方向に突出して封口板12に溶接される。
外周部24の溶接凸部22は、外装缶11の底面に向か
って突出して外装缶11の底面の外周部に溶接される。
内周部23と外周部24の溶接凸部22が、対向する二
次電池10に溶接されて、二次電池10は直列に接続さ
れる。
【0019】図6〜図9に示す接続体20は、内周部2
3と外周部24にそれぞれ4個の溶接凸部22を設けて
いる。内周部23と外周部24に設けられる各4個の溶
接凸部22は、同心円状に配置している。内周部23と
外周部24は、90度ピッチで等間隔に溶接凸部22を
設けている。さらに、内周部23の溶接凸部22と外周
部24の溶接凸部22は、互いに接近する位置に配設し
ている。図に示す接続体20は、内周部23の溶接凸部
22と外周部24の溶接凸部22とを同一半径上に配置
して、これらを最も接近させている。このように、内周
部23の溶接凸部22と外周部24の溶接凸部22とを
接近して配置する構造は、通電経路の距離を最短とし
て、この間の電気抵抗を小さくできる特長がある。た
だ、接続体は、内周部と外周部に、3〜10個の溶接凸
部を設けることもできる。
【0020】さらに、内周部23と外周部24は、それ
ぞれ隣接する溶接凸部22の間に切欠部26を設けてい
る。内周部23の切欠部26は、内周部23の中心孔2
1から半径方向に延長して設けている。外周部24の切
欠部26は、外周縁から中心方向に延長して設けてい
る。内周部23と外周部24は、90度ピッチで等間隔
に切欠部26を設けている。互いに対向する内周部23
の切欠部26と外周部24の切欠部26は、それぞれの
底部が接近するように同一半径上に設けている。図に示
す切欠部26は同じ幅のスリット状に形成している。た
だ、切欠部は、必ずしもスリット状とする必要はなく、
三角形状や円弧状とすることもできる。このように、隣
接する溶接凸部22の間に切欠部26を有する接続体2
0は、それぞれの溶着凸部22に流れる溶着電流を均一
にして、確実に溶接できる特長がある。
【0021】さらに、この接続体20は、内周部23や
外周部24を切欠部26で複数の領域に分割することに
よって、互いに隣接する各領域の相対的な向きを変化で
きるようにしている。すなわち、内周部23と外周部2
4は、切欠部26を境界として、多少は弾性変形できる
構造としている。この構造の接続体20は、分割された
内周部23や外周部24の弾性によって、組電池の接続
部に作用する応力を分散して溶着部分が受けるダメージ
を極減できる。したがって、組電池の接続部における振
動や曲げに対する強度を向上できる特長がある。図の接
続体20は、内周部23と外周部24の両方に切欠部2
6を設けて、内周部23と外周部24を複数の領域に分
割している。ただ、接続体は、内周部あるいは外周部の
一方にのみ切欠部を設けて、これを複数の領域に分割す
ることもできる。さらに、図に示す接続体20は、内周
部23と外周部24を切欠部26で4つの領域に分割し
ているが、接続体は、内周部や外周部を切欠部で3〜1
0の領域に分割することもできる。
【0022】緩衝リング50は、図10に示すように、
ゴム状弾性体や弾性のあるプラスチック等の絶縁材をリ
ング状に成形したものである。図5に示す組電池は、一
方の二次電池10の封口板12と他方の二次電池10の
外装缶11とを接続体20で接続している。二次電池1
0は、封口板12を第1の電極、外装缶11を第2の電
極としているので、封口板12に接続される接続体20
が外装缶11の一部であるカシメ凸条16に接触すると
ショートする。したがって、この組電池は、緩衝リング
50を絶縁材でリング状に成形して、接続体20とカシ
メ凸条16とを絶縁する絶縁リング41に併用してい
る。図の緩衝リング50は、外形を二次電池10の外形
にほぼ等しくしている。
【0023】図10に示す緩衝リング50は、接続体2
0の外周部24と対向する表面に、複数の緩衝凸部51
を一体成形して設けている。複数の緩衝凸部51は、等
間隔に設けられている。この緩衝リング50は、表面か
ら突出する緩衝凸部51が、接続体20の外周部24と
複数点で接触するので、緩衝性を向上できる特長があ
る。さらに、緩衝凸部51を有する緩衝リング50は、
表面が接続体20の外周部24に密着しないので、隣接
する緩衝凸部51の間をガス抜きの通路として、緩衝リ
ング50と接続体20との間にガスをスムーズに通過で
きる特長もある。図に示す緩衝リングは、8個の緩衝凸
部51を等間隔で設けている。ただ、緩衝凸部は、3〜
7個あるいは9個以上とすることもできる。
【0024】さらに、図5の緩衝リング50は、カシメ
凸条16の内面を被覆するリング凸条52を内周縁に一
体成形して設けている。リング凸条52は、カシメ凸条
16の内側に嵌入される形状である。この緩衝リング5
0は、リング凸条52をカシメ凸条16の内側に嵌入し
て定位置に配設される。図5の緩衝リング50は、接続
体20とカシメ凸条16とを絶縁する絶縁リング41に
併用している。ただ、緩衝リングは、絶縁リングと別部
材とすることもできる。この組電池は、カシメ凸条と接
続体との間に絶縁リングを配設してこれらのショートを
阻止すると共に、絶縁リングと接続体の外周部との間に
緩衝リングを配設して、複数の二次電池を優れた耐衝撃
性として直線状に連結することができる。
【0025】保持キャップ30は、全体をプラスチック
等の絶縁材で成形している。保持キャップ30は、隣接
する二次電池10の間に配設されて、接続体20を抜け
難いように定位置に保持する。保持キャップ30は、保
持する接続体20の両面を対向する電池端面に溶接する
ために貫通孔33を設けている。図5の保持キャップ3
0は、接続体20を定位置に保持する保持部32と、こ
の保持部32の外周に連結するように成形している筒部
31とを備える。プラスチック製の保持キャップ30
は、筒部31と保持部32からなる全体を一体的に成形
できるので、保持部32と筒部31を別々に製作して連
結する必要がない。貫通孔33は、保持部32に開口さ
れる。筒部31は、周囲に溝部15のある二次電池10
の端部を挿入している。さらに筒部31は、抜け難いよ
うに二次電池10に挿入するために、内面に突出して係
止凸部34を設けている。係止凸部34は、二次電池1
0の端部にある溝部15に嵌入されて、保持キャップ3
0が二次電池10から抜け難くする。図の保持キャップ
30は、筒部31の内面に沿う凸条を設けて係止凸部3
4としている。係止凸部34は、必ずしも凸条の形状と
する必要はない。係止凸部は、部分的に突出する凸部
を、二次電池の溝部と対向する位置に設ける形状とする
こともできる。
【0026】係止凸部34の内面突出高さは、高すぎる
と筒部31に二次電池10の端部をスムーズに挿入でき
なくなる。反対に低すぎると、挿入した二次電池10が
抜けやすくなる。したがって、係止凸部34の高さは、
スムーズに挿入できて、抜け難いように設計される。保
持キャップは、筒部に縦方向にスリットを設けることが
できる。この筒部は、高い係止凸部を設けてスムーズに
二次電池の端部を挿入できる。スリットで複数に切り離
された筒部が弾性変形しやすくなるからである。ただ、
係止凸部の高さを最適にして、スリットのない筒部に二
次電池をスムーズに挿入しながら、抜け難くすることも
できる。
【0027】図5の保持キャップ30は、貫通孔33を
大きくして、保持部32の幅を狭くしている。大きな貫
通孔33は、カシメ凸条16の上方に配設される接続体
20の外周部24を、図において上に配設している外装
缶11の底面に表出させる。保持部32は、接続体20
の外周縁の上面に位置して、接続体20を抜け難いよう
に定位置に保持する。接続体20の外形は二次電池10
の外形にほぼ等しく、いいかえると筒部31の内形とほ
ぼ等しく、筒部31の内面に当接して水平方向のずれが
阻止される。さらに、緩衝リング50の外形も筒部31
の内形とほぼ等しく、筒部31に緩衝リング50を嵌入
している。さらにまた、この図の接続体20は、内周部
23と外周部24との間に段差を設けているので、この
段差部25を緩衝リング50の内周面に当接して、定位
置に配置される。
【0028】さらに、保持キャップ30は、図11に示
す構造とすることもできる。この保持キャップ30は、
隣接する二次電池10の間に配設されて、隣接する二次
電池10を連結する。隣接する二次電池10を連結する
ために、保持キャップ30は、互いに連結される一方の
二次電池10の端部を挿入して連結する第1筒部37
と、他方の二次電池10の端部を挿入して連結する第2
筒部38とを有し、第1筒部37と第2筒部38とを互
いに直線状に配設している。隣接するふたつの二次電池
10は、各々の端部を第1筒部37と第2筒部38に挿
入して、保持キャップ30でもって直線状に連結され
る。
【0029】第1筒部37及び第2筒部38は、二次電
池10の外装缶11の端部を隙間なく挿入できる筒状に
成形される。円筒型電池の二次電池10を挿入する第1
筒部37及び第2筒部38は、円筒形で、その内径を円
筒型電池の外径にほぼ等しく、正確には内径を円筒型電
池の外径よりもわずかに小さくする。わずかに小さい円
筒状の第1筒部37及び第2筒部38は、二次電池10
を挿入するとわずかに伸びて、二次電池10の外装缶1
1にぴったりと隙間なく密着する。また、二次電池10
の外装缶11は、製造工程によって外径にわずかなバラ
ツキがある。規定の寸法よりもわずかに小さく成形して
いる第1筒部37及び第2筒部38は、外径にバラツキ
のある外装缶、とくに細い外装缶の二次電池を隙間なく
挿入できる。第1筒部37及び第2筒部38が弾性的に
伸びて、外装缶の太さのバラツキを吸収するからであ
る。
【0030】第1筒部37は、周囲に溝部15のある二
次電池10の端部を挿入している。この第1筒部37
は、内面に突出して係止凸部34を設けている。係止凸
部34は、二次電池10の端部にある溝部15に嵌入さ
れて、保持キャップ30が二次電池10から抜け難くす
る。図の保持キャップ30は、第1筒部37の内面に沿
う凸条を設けて係止凸部34としている。係止凸部は、
必ずしも凸条の形状とする必要はない。係止凸部34
は、部分的に突出する凸部を、二次電池の溝部と対向す
る位置に設ける形状とすることもできる。さらに、保持
キャップは、第1筒部と第2筒部に縦方向にスリットを
設けて、二次電池の端部にスムーズに挿入することもで
きる。とくに、スリットのある第1筒部は、高い係止凸
部を設けてスムーズに二次電池の端部を挿入できる。ス
リットで複数に切り離された第1筒部が弾性変形しやす
くなるからである。
【0031】さらに、図の保持キャップ30は、接続体
20を抜け難いように定位置に保持する保持部32を設
けている。保持部32は、第1筒部37と第2筒部38
との間に配設されると共に、保持する接続体20の両面
を対向する電池端に溶接するために貫通孔33を設けて
いる。貫通孔33は、保持部32に開口される。この保
持キャップ30も、貫通孔33を大きくして、保持部3
2の幅を狭くしている。大きな貫通孔33は、カシメ凸
条16の上方に配設される接続体20の外周部24を、
図において上に配設している外装缶11の底面に表出さ
せる。保持部32は、接続体20の外周縁の上面に位置
して、接続体20を抜け難いように定位置に保持する。
接続体20の外形は二次電池10の外形にほぼ等しく、
いいかえると第1筒部37の内形とほぼ等しく、第1筒
部37の内面に当接して水平方向のずれが阻止される。
さらに、緩衝リング50の外形も第1筒部37の内形と
ほぼ等しく、第1筒部37に緩衝リング50を嵌入して
いる。
【0032】図5と図11に示す保持キャップ30は、
保持部32で接続体20を抜け難いように保持するが、
本発明は、保持キャップが接続体を定位置に保持する構
造を以上のものに特定しない。保持キャップは、接続体
を保持部の貫通孔に抜け難いように嵌着して定位置に保
持することができる。また、プラスチック製の保持キャ
ップを成形するときに、接続体をインサートして定位置
に保持することもでき、さらに、接続体を接着して定位
置に保持することもできる。
【0033】さらに、図11に示す保持キャップは、保
持部を設けることなく、第1筒部に挿入される二次電池
と、第2筒部に挿入される二次電池とで、接続体を挟着
して所定の位置に保持することもできる。この保持キャ
ップは、接続体の外周縁を保持キャップの内周面に当接
させて、あるいは、接続体の段差部を緩衝リングの内周
面に当接させて接続体を所定の位置に保持できる。さら
に、この保持キャップは、絶縁リングを緩衝リングと別
部材として、絶縁リングをプラスチックで一体的に成形
することもできる。
【0034】さらに、本発明の組電池は、必ずしも保持
キャップで接続体を抜け難いように保持する必要はな
い。本発明の組電池は、保持キャップを配設することな
く、複数の二次電池を直線状に連結して直列に接続する
こともできる。この組電池は、接続体の内周部と外周部
の間に設けられた段差部を緩衝リングの内周面に当接さ
せて、接続体を定位置に配置できる。
【0035】さらに、本発明の組電池は、図12の断面
図に示す構造とすることもできる。この組電池は、一方
の二次電池10の封口板12に接続体20の内周部23
を溶接して、他方の二次電池10の外装缶11の外周面
に接続体20の外周部24を溶接して、ふたつの二次電
池10を直線状に連結している。接続体20の外周部2
4は、二次電池10の電池端面に対向する平面部27
と、平面部27の外周縁から外装缶11の外周面に沿っ
て延長された立上部28とを備える。立上部28は、外
周部24の周縁部を、二次電池10の外装缶11の底部
に沿う形状に折曲加工したものである。立上部28は、
外装缶11の外周面に溶接するための溶着凸部22を内
面に有する。
【0036】この接続体20は、内周部23と外周部2
4とを段差のある形状に成形しており、外周部24の平
面部27と電池端面のカシメ凸条16との間に緩衝リン
グ50を配設している。この緩衝リング50は、絶縁材
でリング状に成形しており、接続体20とカシメ凸条1
6とを絶縁する絶縁リング41に併用している。緩衝リ
ング50は、カシメ凸条16の内面を被覆するリング凸
条52を内周縁に一体成形して設けており、リング凸条
52をカシメ凸条16の内側に嵌入して定位置に配設し
ている。さらに、緩衝リング50は、接続体20の段差
部25を内周面に当接させて、接続体20を定位置に配
置している。この構造の組電池も、連結される二次電池
10の間に緩衝リング50を介在させているので、優れ
た耐衝撃性を実現できる。
【0037】
【発明の効果】本発明の組電池は、簡単かつ容易に、し
かも複数の電池をしっかりと直線状に連結できる特長が
ある。とくに、本発明の組電池は、複数の電池を優れた
耐衝撃性として直線状に連結できる特長がある。それ
は、本発明の組電池が、電池を接続体で連結すると共
に、この接続体と一方の電池の電池端面との間に弾性体
の緩衝リングを配設しており、さらに接続体は、この緩
衝リングの内側で一方の電池端面に溶接し、接続体の外
周部を他方の電池の電池端面または外周面に溶接してい
るからである。この構造の組電池は、たとえば曲げ力が
作用すると、接続体と電池端面の間の緩衝リングの一部
が押し潰されるように弾性変形して曲げ力を吸収する。
このため、細長い組電池に曲げ力が作用すると、曲げ力
を緩衝リングで吸収しながら、曲げを阻止しようとする
力が作用して曲げを阻止する。さらに、弾性体である緩
衝リングは、弾性変形しても無理な力は作用せず、好ま
しい状態で組電池の曲げ力を吸収できる特長がある。こ
のことは、細長い組電池を組み立てる工程での信頼性を
向上できる。また、組電池を交換するとき、あるいは多
少曲げた状態でケースに組み込まれるときに起こる弊害
を解消できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の組電池の連結構造を示す縦断面図
【図2】図1に示す組電池の接続体を示す斜視図
【図3】本発明の一実施例にかかる組電池の側面図
【図4】図3に示す組電池をケースに収納する構造を示
す斜視図
【図5】図3に示す組電池の連結構造を示す拡大断面図
【図6】図5に示す組電池の接続体を示す斜視図
【図7】図6に示す接続体の正面図
【図8】図6に示す接続体の平面図
【図9】図8に示す接続体のA−A線断面図
【図10】図5に示す組電池の緩衝リングを示す斜視図
【図11】本発明の他の実施例にかかる組電池の連結構
造を示す断面図
【図12】本発明の他の実施例にかかる組電池の連結構
造を示す断面図
【符号の説明】
10…電池 11…外装缶 12…封口板 13…凸部電極 14…ガスケット 15…溝部 16…カシメ凸条 20…接続体 21…中心孔 22…溶接凸部 23…内周部 24…外周部 25…段差部 26…切欠部 27…平面部 28…立上部 30…保持キャップ 31…筒部 32…保持部 33…貫通孔 34…係止凸部 37…第1筒部 38…第2筒部 41…絶縁リング 50…緩衝リング 51…緩衝凸部 52…リング凸条 60…端子 70…ケース 71…下ケース 72…バスバー 90…接続体 93…平面部 94…円筒部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植木 裕 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H022 AA19 BB11 CC12 CC20 CC25 EE01 EE09 5H040 AA07 AS07 AT01 AT06 AY06 CC14 DD24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電池(10)を直線状に連結している
    組電池であって、連結される電池(10)の間に電池(10)を
    連結する接続体(20)を配設しており、この接続体(20)を
    電池(10)に溶接して電池(10)を電気接続している組電池
    であって、 電池端面の外周縁と接続体(20)との間に弾性体の緩衝リ
    ング(50)を配設すると共に、この緩衝リング(50)の内側
    で接続体(20)を一方の電池端面に溶接しており、さらに
    接続体(20)の外周部(24)を他方の電池(10)の電池端面ま
    たは外周面に溶接している組電池。
  2. 【請求項2】 緩衝リング(50)が絶縁リング(41)で、電
    池(10)の電池端面の周囲に突出している外装缶(11)のカ
    シメ凸条(16)と接続体(20)との間に挟着されて、外装缶
    (11)のカシメ凸条(16)と接続体(20)とを絶縁している請
    求項1に記載の組電池。
  3. 【請求項3】 緩衝リング(50)が、カシメ凸条(16)の内
    側に配設されるリング凸条(52)を内周縁に沿って設けて
    いる請求項2に記載の組電池。
  4. 【請求項4】 接続体(20)が、緩衝リング(50)の内側に
    位置する内周部(23)と、緩衝リング(50)の表面に位置す
    る外周部(24)とに段差を設けて、内周部(23)を外周部(2
    4)に対して凹部となる形状として、緩衝リング(50)の内
    側に嵌入しており、接続体(20)の内周部(23)を一方の電
    池(10)の封口板(12)に溶接して連結し、外周部(24)を他
    方の電池(10)の外装缶(11)の底面に溶接している請求項
    1ないし3に記載の組電池。
  5. 【請求項5】 直線状に連結される電池(10)の間に、接
    続体(20)に加えて、接続体(20)を定位置に保持する保持
    キャップ(30)を配設している請求項1に記載の組電池。
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