JPS6041331B2 - 自動焦点合せ式カメラ - Google Patents

自動焦点合せ式カメラ

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JPS6041331B2
JPS6041331B2 JP5689980A JP5689980A JPS6041331B2 JP S6041331 B2 JPS6041331 B2 JP S6041331B2 JP 5689980 A JP5689980 A JP 5689980A JP 5689980 A JP5689980 A JP 5689980A JP S6041331 B2 JPS6041331 B2 JP S6041331B2
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JP
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focus
focusing
lens
shutter release
initial operation
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徹 松井
善夫 倉本
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  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動焦点合せ式カメラに関する。
一般に自動焦点合せ式カメラは、被写界中央部に対する
焦点合せ情報に基き撮影レンズの焦点合わせを自動的に
行うものであり、これには、大きく分けて二つのタイプ
のものがある。第一のタイプのものは、焦点合わせ情報
として、ピント位置の情報又はピントズレの有無の情報
のみを得るとともに、撮影レンズを駆動して上記ピント
位置又は上記ピントズレがなくなる位置に撮影レンズが
達したとき撮影レンズを固定するものである。この夕ィ
プのものは自動焦点合わせ動作完了により撮影位置が固
定されるので、その後構図を変えて撮影を行うのに適し
てるが、焦点合わせ情報自体には撮影レンズの駆動方向
の情報が含れてし、ないので撮影レンズ駆動のために別
に所定の駆動手続を準備しておく必要がある。しかもこ
の駆動手続は、予想されるあらゆるピント合わせ位置を
カバーしうるものでなければならない。このような駆動
手続として最も一般的なものは、自動焦点合わせ動作に
先だっていかなる場合でも撮影レンズを駆動範囲の一端
、例えば無限遠位置にセットしておき、ここから駆動範
囲の他端、すなわち最近接位置に向けて撮影レンズを駆
動するようにするものである。このようにすることによ
って、上記ピント位置又はピントズレがなくなる位置が
どこにあっても、撮影レンズは駆動過程において必ずそ
の位置を通ることになる。しかしながら、このタイプの
ものは、レンズ駆動手続が−率に決っているため、上記
の例で言えば、例えばピント合わせ位置が最近薮位置で
あったとしても、撮影レンズの駆動を無限遠位瞳からス
タートさせなければならず、レンズ駆動行程の無駄が遮
けられないので、自動焦点合わせに時間がかかりがちに
なる。この時間はレンズ駆動速度を早めることにより短
縮可能ではあるが、今度はしンズ駆動を止める位置の精
度が悪くなる。このため、この第一のタイプのものはあ
る程度レンズ停止位置の精度を犠牲にして、いわばゾー
フオーカス的にレンズ停止位置を決めることにより自動
焦点合わせ時間を短縮する形で一般に実用化されている
。また、このタイプのものは焦点合わせのたびに撮影レ
ンズを上記の例で言えば、無限遠位置に戻す必要がある
。一方、第二のタイプのものは、焦点合わせ情報として
ピントズレの無有及びその方向を得てピントズレがある
時には得られたピントズレの方向の情報に応じてそのピ
ントズレを減少する方向にレンズを駆動するとともにピ
ントズレのない時にはしンズ駆動を停止するものである
。このタイプのものは、常にピント合わせ位置に向って
レンス駆動が行われているために、レンズ駆動に無駄が
なく、しかもレンズ駆動はどの位置からでもどの向きも
こでもスタートできる。しかしながら、この第二のタイ
プのものにも次のような欠点がある。すなわち、このタ
イプのものは、ピントズレが検出されると常にこれを修
正すべくレンズ駆動を続けるので、一度レンズが停止し
ても手振れや被写体の横方向の動き等によりカメラが狙
っている被写体部分がずれることによりピントズレが検
出されると再びレンズ駆動が始まり、このようなことが
繰返される。この欠点は、ピントズレ検出精度を上げよ
うとするほど顕在化し、この第二のタイプにおけるディ
レンマになっている。従ってこの第一のタイプのもので
は、使用者において自動焦点合わせ動作を開始しようと
する意v志とともに、これをどこで打ち切るかの意)志
を持たなければならない。しかしながら、後者の意)志
を適切に持つことは初心者にとってはむずかしく、いた
ずらにレンズ駆動が繰り返えされるのを思い切り悪く持
ち続けることにもなりかねない。このような状態は自動
焦点合わせ式カメラでありながら、結局のところ手動篤
V点合わせにおいて迷いながら距離リングを前後させ続
けているのと同じことになってしまう。従って、この第
二のタイプのものでも、実用的に見て迅速な自動焦点合
わせを実現する上での障害がある。さらに、この第二の
タイプのものでは一度焦点合わせをした後構図を変えよ
うとしてカメラを振ると再びピントズレが検出されてレ
ンズが駆動されてしまう。このような焦点合わせ後の構
図変更の要請に答えるためには、焦点合わせ後にレンズ
駆動モーターのスイッチを手動で切ってしまうことも従
来から提案されているが、このスイッチを手動で切ると
いう意志はまさに上記の自動焦点合わせ動作をどこで打
ち切るかの意志に該当し、初心者にとってはこのような
意v志を適切に持つことは容易ではない。本発明の目的
は、上記のような種々の欠点を解消し、精度よくしかも
高速で簡単に自動焦点合わせが可能であるとともに焦点
合わせ後の構図変更にも対処できる自動焦点合せ式カメ
ラを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、上記第二のタイプの
自動焦点合せ式カメラにおいて、自動焦点合わせ動作の
開始後において自動焦点検出装置の出力がピントズレの
ないことを最初に示したとき以降レンズ駆動モーターの
駆動を自動的に禁止する禁止装置と、必要に応じこのよ
うな自動焦点合わせ動作を何度でもやり直すための上言
己禁止装置のリセット装置とを設けたことを特徴とする
ものである。
上記の構成により、レンズ駆動はどの位置からでもどの
方向へも、常にピント合わせ位置に向って開始されるの
でレンズ駆動に無駄な動きはなくしかも、使用者は自動
焦点合わせ動作を打ち切る意志を持つことから解放され
るので、自動焦点合わせ動作開始の意志を持つだけでき
わめて簡単に焦点合わせを完了することができる。
従って、単に嫌理面からだけでなく使用の実際面から見
ても高速にて自動焦点合わせを実現できる。また自動焦
点合わせのやり直し‘こ際しても、使用者は、再び自動
焦点合わせを行うという意志を持つだけでよく、撮影レ
ンズはこの意志に従って元の停止位置から次の停止位置
へ何の無駄もなく速やかに移動してくれる。さらに上記
の構成は焦点合わせ後の構図変更にも簡単に対応できる
。なお、後述するように上記従来の第二のタイプの自動
焦点合せ式カメラも、場合によっては、有用な焦点合わ
せ方式として作用することがある。
そこで本発明の第2の発明の目的は、上記第1の発明の
自動焦点合わせ方式とともに従来の第二のタイプの自動
焦点合わせ方式も必要に応じ簡単な切り換えにより併用
可能で多様な撮影場面に対応できる自動焦点合せ式カメ
ラを提供することになり「上記の第1の発明の構成に加
え、上記禁止装置を働かせるモードとこれを働かせない
モードとを切換えるモード切換装置を設けたことを特徴
とするものである。以下、実施例によって本発明をさら
に詳細に説明する。
第1図で1は撮影レンズ、2は一眼レフ用ミラーで中央
の小部分が半透明になっていて、背後に下向き45oの
角度で小ミラー3が取付けてあり、4・ミラー3によっ
て自動焦点検出装置の方へ撮影レンズ透過光の一部を導
く。4は一眼レフカメラのペンタプリズムである。
第2図は第1図における自動′焦点検出装置の詳細を示
し、小ミラー3で下方に反射された光はしンズ5を通り
、再び半透明鏡6によって2方向に分割され、夫々受光
素子7,8の前面近くに結像する。
レンズ5によって、受光素子7,8の前面近くに作られ
た像はカメラフィルム面の像と共役になり、画面中央の
物体の像を作る。各受光素子7,8の前面には振動板9
の先端に保持された針10,11が位置しており、振動
板9はスイッチ可動片であって電磁石12に吸引される
ようになっており、これらと共にパイプレータを構成し
ており、スイッチ13を閉じると振動する。振動板9の
振動によって針10,11は受光素子7,8の前面で夫
々の光軸を横切る方向に振動する。もし針10,11の
振動面としンズ5による嫁面とが一致しているとき受光
素子7,8の出力中の振動成分は最大となる。レンズ5
による毅面に対し、針1川ま後方、針1 1は前方に位
置させてあるので受光素子7,8の出力から振動成分を
取出し、そのレベルを測って、両受光素子の出力中の振
動成分のレベルが等しくなるようにレンズ1を前後に調
節すればピント合せができる。第3図は自動焦点合わせ
の制御回路で、受光素子7,8の出力は高周波通過フィ
ル夕39,42を通して振動成分のみが取出され、増幅
器40.43で増幅された後整流回路41,44で整流
された後ブリッジ接続されたトランジスタ45,46,
47,48の回路に印加され、モータ35を駆動する。
モータ35はそれに結合された歯車を撮影レンズ1の距
離調節リングと一体の歯車に噛合わせる等の運動手段に
より撮影レンズ1を前後させ、整流回路41,44の出
力が等しくなった所で止まる。以上が焦点合わせの動作
である。整流回路41,44の出力はインピーダンス整
合用トランジスタ49,50に入力され、これらトラン
ジスタの出力が表示部75において差動増幅器を構成し
ているトランジスタ53,54に印加される。51,5
2はこの差動増幅器の両出力を増幅するもので負荷のラ
ンプ55,56の点滅を制御する。
例えば整流器41の出力の方が大きいときランプ56が
点灯して撮影レンズ1が被写体より長距離側にあること
を示し、逆に44の出力が41の出力より大なるときは
ランプ55が点灯してレンズーが近距離側にあることを
示す。ピントが合ったとき、整流器41,44の出力は
等しくなり、このときはランプ55,56が同時に点灯
する筈であるが、トランジスタ51から53へと及び5
2から54へとコンデンサを介して帰還が施してあるの
で弛張振動が起り、ランプ55,56は交互に点滅して
ピントが合ったことを表示する。トランジスタ51の出
力は更にコンデンサ57を通して整流回路58にも印加
される。
コンデンサ57は抵抗83と共に微分回路をなし、直流
分をカットするから、整流回路58はトランジスタ51
が発振しているとき則ちカメラのピントが合った付近で
のみ信号を受取る。58によって直流信号が得られ、こ
れが波形整形回路59に印加される。
これはシュミット回路のようなもので、結局59の出力
がピントが合ったことの検出信号となる。つまみ32の
Aの目盛を指標76に合わせている場合、スイッチ6川
ま第3図に示すように下側接点に接触しており、波形整
形回路59から出てくるピントが合ったことの検出信号
(以下焦点検出信号と云う)はトランジスタ64のベー
スに印加され、64が導適する。
このためトランジスタ65は遮断される。トランジスタ
65は電磁石20を通してモータ35を駆動するトラン
ジスタ45〜48のブリッジに供露しているので、65
が遮断になると上記モータ駆動回路の動作は停止する。
電磁石2川まシャッターがしリーズできないようにロッ
クしているもので、ピントが合うまでは通電されていて
シャッターレリーズボタンを押しても押し切ってシャッ
ターレリーズすることができないが、ピントが合うと上
述したように電流が遮断されるのでシャッターレリーズ
が可能となる。ここでシャッターをしリーズせずにカメ
ラの向きを変えるとピントが崩れるからトランジスタ5
1の振動は止まり、整流回路58の入力は0となり、波
形整形回路の59の焦点検出信号がなくなるから、トラ
ンジスタ65は再び導通し、新たに向った方向でのピン
ト合わせの動作が始まり、かくしてカメラを色々な方向
に向けるに応じてピント合わせの動作が追従する。電磁
石20がシャッターしリーズを阻止する機構は第1図に
示されている。
第3図で14はその上端がシャッターしリーズポタンを
なすシャッターレリーズ棒である。スイッチ9川まシャ
ッターレリーズ榛14と関連させてあり、シャッターレ
リーズ棒14を初期手動操作にて押下げると閉じられて
第3図の回路全体に給電が行われるが、このとき一般的
にカメラのピントは合っていないからトランジスタ64
の入力は0であり、65は導通し、電磁石20とモータ
35の駆動回路とが動作する。電磁石20の励磁によっ
てレバー17の右端アンカーが電磁石20に吸着されこ
のためしバー16の上端が反時計方向に押され、16の
下端の鈎部がシャッターボタンと連動した棒14に立て
たピン14bを係止する。これによって棒14は押切り
を阻止され、シャッターレリーズボタンは最終手鰯操作
に移行することができないのでシャッターをしリーズす
ることができなくなる。電磁石20の励磁が解除される
としバ一17は自由になり、レバ−16はさまね18に
よって時計方向に回転せしめられてピン14bとの係合
が解かれ、棒14の押切りが可能となって、シャッター
レリーズボタンは初期手動操作から最終手動操作に移行
してシャッターしリーズを行うことができる。次に一つ
の物体にピントを合わせた後、そのままの撮影レンズ位
置でカメラを任意の方向に向けて撮影したい場合につい
て説明する。
このときは、第1図においてつまみ32のFの目盛を指
標76に合わせると、スイッチ6川ま第3図で上側則ち
コンデンサ76の側に接触が切換えられる。この状態で
シャッターしリーズ榛4を押下げスイッチ90が閉じら
れると第3図の回路は動作可能となる。ここで焦点検出
信号が波形整形回路59から出ると、コンデンサ76、
抵抗77よりなる微分回路によりその立上りが検出され
、この検出パルスがJKフリップフロップ63に読込み
パルスとして印加される。フリツプフロツプ63は当初
リセット状態であり、J入力端子が/・ィレベルになっ
ているので上記検出パルスによりセット状態となりQ出
力端子にセット出力が出る。即ちフリップフロツプ63
により最初にピントが合ったときの焦点検出信号が記憶
され、この記憶出力(Q出力端子出力)によってトラン
ジスタ64が導通せしめられ、65は遮断となる。以後
の回路作用は前述した通常の場合と同様で、以後自動焦
点合わせの動作は停止する。またフリップフロッブのQ
出力端子出力はトランジスタ84のベースにも印加され
これを導通させるから、ランプ66が点灯してカメラの
ピントがフリーズされたことを表示する。フリップフロ
ップ63はセットされたままであるから、以後カメラを
他の方向へ向け、本当はカメラのピントが外れても前述
通常の場合のようにピント合わせの動作は再開されず、
トランジスタ65は遮断されたま)であり、随時シャッ
ターレリーズが可能である。そこでシャッターレリーズ
ボタンを押し切り、シャッターをしリーズすると、シャ
ッター後幕が走行する。なおスイッチ74は手動的にピ
ント合わせができるようにするためのスイッチで、手動
操作によりこれを閉じると電源電圧はダイオード78よ
り右側へ印加され、トランジスタ64,65等には通電
されないので、電磁石20及びトランジスタ45〜48
よりなるモ−夕35の駆動回路は通電されず、シャッタ
ーは自由にしリーズできると共に自動焦点合わせの動作
も起らない。しかし受光素子7,8から整流回路41,
44まで及び表示回路75には通電されているので、手
動的に撮影レンズーを操作してピント合わせをするとき
は、ランプ55,56の点滅によって設定距離の過大、
過小が指示され、またランプ55,56の交互発振的点
滅でピントの合ったことが判る。JKフリッブフロップ
63は電源投入の際セット状態になるかりセット状態に
なるか不定であるのでレリーズ棒14を押下げたとき6
3が確実にリセット状態になるようにするため、抵抗8
0,81、コンデンサ82よりなる回路により、電源ス
イッチ90が閉じられたとき、フリツプフロップ63の
クリャ端子に一時的に0信号が印加されるようにしてあ
る。従ってつまみ32のFの目盛を指標76に合わせて
いる状態において一度初期手敷操作によりシャッターし
リーズ棒14を押下げて焦点合わせを完了したあと対象
物を変更しようとする場合は、シャッターレリーズ榛を
一旦離して初期操作を解除した後再び初期手動操作によ
りスイッチ90が閉じる位置まで押し下げればフリップ
フロップはリセットされる。この例では棒14には図示
してないクリック機構が付設してあり、スイッチ90が
閉じた位置が感触で判るようにしてある。第4図は第1
図のスイッチ90の部分の他の構成で、固定接触子93
とシャッターレリーズ榛14により押下げされる可動接
触子92によってスイッチ90が構成され、スイッチ9
0は一過的に閉じられるもので、シャッターレリーズの
際は第3図の回路は動作を止めている。
もちろんクリック機構で92と93とが接触した位置で
14の押込みを止めておくことはできる。またモーター
ドライブ方式のスチルカメラ等において連続的に数駒を
撮影する場合、シャッターレリーズ棒14はこのシャッ
ターレリーズ位置に押下し続けられているから、第4図
の場合は同様に第3図の回路は動作を止めており、また
、第1図の場合でも、フリップフロップ63がセット状
態に保たれるから最初の一駒に対する自動焦点合わせ状
態に撮影レンズが固定された形で以後の数駒が撮影され
ることになる。
以上から明らかなように、本発明は、ピント合わせ用モ
ーター35とピントズレの有無及びその方向を検出する
自動焦点検出装置5〜12,39〜44と、その出力に
応じモーターの正逆転及び停止を制御する制御回路45
〜54,57〜59,64,65,83と、初期手動操
作を経て最終手動操作に移行することによりシャッター
レリーズを行うとともに上記初期操作にて自動篤V点検
出動作を開始させるシャッターレリーズボタン(袴14
の上端)と、このシャッターレリーズボタンの初期操作
後その初期操作の継続中において上記自動′焦点検出装
置の出力がピントズレのないことを最初に示したことに
応答してそれ以降上記モーターの駆動を自動的に禁止す
る禁止装置63,76,77と上記シャッターレリーズ
ボタンの初期操作が一担解除された後再び初期操作が行
われるとこの禁止装置による禁止を解除し上記禁止装置
の動作をやり直させるリセット装置80〜82とを設け
たことを特徴とする自動焦点合せ式カメラを提供するも
のである。
従って、使用者は自動焦点合わせ動作を開始させたいと
の意志のもとにシャッターレリーズボタンを初期操作す
るだけで、撮影レンズはどの位置からでもピント合わせ
位置に直行し、焦点合わせ動作を自動的に完了する。こ
のレンズ駆動には無駄がなく、前記第一のタイプのよう
にレンズ駆動の駆動範囲の一端から開始する必要がない
ので焦点合わせ動作は迅速である。また焦点合わせ動作
をやり直す時も、シャッターレリーズボタンを押し直し
て初期操作をやり直すだけでよく、撮影レンズはこれに
従って元の焦点合わせ位置から新たな焦点合わせ位置へ
直行し、篤V点合わせ動作を完了する。従って第一のタ
イプのように′焦点合わせのためのレンズ駆動のたびに
撮影レンズを駆動範囲の一端に戻す必要もない。一方従
来の第二のタイプのものと比較しても、使用者は自動焦
点合わせ動作を打ち切る意志を持つことから解放され、
シャッターレリーズボタンの初期手動操作を行うだけで
、あとは迷うことなく焦点合わせ動作が迅速に完了する
。また、自動焦点合わせ動作のやり直しも簡単である。
このように本発明によれば、自動焦点合わせ、精度よく
、しかも高速で簡単に行えるとともに、焦点合わせ後の
構図変更も自由に行えるので、従来技術の欠点を解消し
たきわめて効果の高い自動焦点合せ式カメラを提供する
ことができる。上記本発明の構成は、被写体に追従して
しンズ撮動を行う前記第二のタイプの自動焦点合せ式カ
メラにおいて、対象物の変更がある場合にはシャッター
レリーズボタンの初期手動操作のやり直しがあるまでは
先の総点合わせ状態にて待機し、シャッターレリーズポ
タンの初期手敷操作のやり直しという人間の意志を介し
ていわば飛び飛びに被写体に追従していくようにしたも
のであるが、被写体が動体である場合や、使用者が熟練
者である場合には、従来の連続的に被写体に追従してい
く第二のタイプそのままの機能の方が都合が良い場合も
ある。
そこで、第2の発明においては、上記禁止装置63,7
6,77を作用させる第一モ−ドとこれを作用させない
第二モードとを切換えるモード切襖装置32十60を設
け、このモード切換部材による第一モードの選択(スイ
ッチ60のコンデンサ76側への接続)及びシャッター
レリーズボタンの初期操作(スイッチ90の閉成)の二
条件成立後において上記禁止装置を作用させると共に、
上記モード切換装置が第二のモードを選択しているとき
(スイッチ60がトランジスタ64のベースに直接接続
されているとき)には、シャッターレリーズポタンの初
期操作後その初期操作の継続中は従来どおりの連続的は
被写体への追従が行われるようにしている。これによっ
て簡単な構成により多様な使用態様に対応できるという
効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の機構部の全体的斜視図、
第2図は自動焦点検出装置の機構部の斜視図、第3図は
電気系統の回路図、第4図は他の実施例のシャッターレ
リーズ棒の部分の側面図である。 35・・・…ピント合わせ用モーター、5〜12,39
〜44・・…・自動焦点検出装置、45〜54,57〜
59,64,65,83・・・・・・制御回路、14・
・・・・・上端がシャッターしリーズボタンをなすシャ
ッターレリーズ棒、63,76,77・・・・・・禁止
装置、80〜82・・・・・・リセット装置、32,6
0..・..・モード切換部材。 第1図 第4図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 撮影レンズのピント合わせを実行するピント合わせ
    用モーターと、上記撮影レンズ被写界の中央部に対する
    上記撮影レンズのピントズレの有無及びその方向を検出
    する自動焦点検出装置と、この自動焦点検出装置の出力
    に応じ、上記ピントズレがあるときには検出されたピン
    トズレ方向に応じてそのピントズレを減少する方向に上
    記モーターを駆動するとともに上記ピントズレのない時
    には上記モーターの駆動を停止する制御回路と、初期手
    動操作を経て最終手動操作に移行することによりシヤツ
    ターレリーズを行うとともに上記初期操作にて自動焦点
    検出動作を開始させるシヤツターレリーズボタンと、こ
    のシヤツターレリーズボタンの初期操作後その初期操作
    の継続中において上記自動焦点検出装置の出力が上記ピ
    ントズレのないことを最初に示したことに応答してそれ
    以降上記モーターの駆動を自動的に禁止する禁止装置と
    、上記シヤツターレリーズボタンの初期操作が一担解除
    された後再び初期操作が行われるとこの禁止装置により
    禁止を解除し上記禁止装置の動作をやり直させるリセツ
    ト装置を設けたことを特徴とする自動焦点合せ式カメラ
    。 2 上記禁止装置を作用させる第一モードとこれを作用
    させない第二モードとを切換えるモード切換装置を有し
    、このモード切換装置による第一モードの選択及び上記
    シヤツターレリーズボタンの初期操作の二条件成立後に
    おいて上記自動焦点検出装置の出力が上記ピントズレの
    ないことを最初に示したとき上記禁止装置を作用させる
    とともに、上記モード切換装置により第二モードが選択
    されているときには上記禁止装置を作用させず、上記シ
    ヤツターレリーズボタンの初期操作後その初期操作の継
    続中において、上記モーター及び制御回路によつて上記
    撮影レンズを被写体に追従させることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の自動焦点合せ式カメラ。
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JPS61194685U (ja) * 1985-05-24 1986-12-04
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