JPS6040891Y2 - 打込ネジ - Google Patents

打込ネジ

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Publication number
JPS6040891Y2
JPS6040891Y2 JP16248280U JP16248280U JPS6040891Y2 JP S6040891 Y2 JPS6040891 Y2 JP S6040891Y2 JP 16248280 U JP16248280 U JP 16248280U JP 16248280 U JP16248280 U JP 16248280U JP S6040891 Y2 JPS6040891 Y2 JP S6040891Y2
Authority
JP
Japan
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maximum diameter
diameter
tip
screw
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP16248280U
Other languages
English (en)
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JPS5785611U (ja
Inventor
正義 広井
充泰 高鶴
Original Assignee
マックス株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP16248280U priority Critical patent/JPS6040891Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鋼板等の硬く、かつ弾性を具えた被ネジ込み
材に、前工程でネジ下穴を開けておくことなくネジ込む
ことのできる打込ネジに関する。
〔従来の技術〕 従来、鋼板等にネジ下穴を前工程で開けておくことなく
取り付けられる打込ネジとして、実公昭48−1644
1号に記載されたものがある。
この公報に記載されている打込ネジは先端部の最大径と
、平行ネジ部のネジ谷径の両者の径がほぼ等しく、また
上記先端部に続き形成されている円形柱体部の最大径は
、上記先端部最大径、平行ネジ部最大径のいずれよりも
小さい。
このように構成された打込ネジは、被ネジ込み部に打ち
込まれた時、バーリング孔を形成する。
そして上記バーリング孔は、上記先端部が通過したあと
先端部最大径よりも小さな径の柱体部が連続するため、
バックリング効果により柱体部外周にバーリング孔孔壁
が接触するように縮径する。
しかしその時縮径したバーリング孔の径よりも棒体部最
大径が小であると、孔壁と柱体部外周との間にはすき間
が生じて、そのため打込ネジにぐらつきが出る。
このような状態でネジ込みが開始されると、バーリング
孔で柱体部が一定に保持されていないので、そのほとん
どは傾斜してしまう。
そのためネジ山のバーリング孔孔壁への接触面が増し、
ネジ込みに際し大きなトルクを必要とし、また余分な負
荷が加わることからネジ山を破損することもある。
また、被ネジ込み部に垂直に保持されたとしても、前述
したように柱体部に続く平行ネジ部の最大径は先端部最
大径に等しく棒体部最大径よりも大きい。
従がって、ネジ孔形酸部の初期ネジ山を、バーリング孔
孔壁に食い付かせるには、大きなトルクを必要とし、そ
の後の平行ネジ部のネジ込みも有効径が大きいことから
大きなトルクを必要とする。
またその結果、前述した様にネジ山に負荷がかかり過ぎ
てこのネジ山を破損する虞れがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そこで本考案は、前記の問題点を解決する為に提案され
たものであり、被ネジ込み部に垂直に保持されて小さな
トルクでネジ込むことにより、失敗がなく良好な作業を
行なうことのできる打込ネジを提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を遠戚するために本考案はバーリング孔最大径
が該先端部最大径より0.O5mm=0.17m小さな
柱体部と、柱体部に続くテーパ状のネジ孔形酸部と、こ
のネジ孔形酸部に続いて有効径が上記先端部最大径に等
しく、ネジ谷部径が上記柱体部最大径より小さな平行ネ
ジ部を有することを特徴とした打込ネジを設けたもので
ある。
〔作 用〕
本考案の打込ネジは、被ネジ込み部材に打ち込んだ際、
垂直にこの打込ネジが保持され、ネジ込みも小さなトル
クで行なうことができる。
〔実施例〕
以下本考案の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
本考案の打込ネジは、第1図に示すように砲弾状の先端
部2、この先端部2に続き最大径Bが先端部最大径Aよ
り0.05rIB〜0.1rIr!n範囲で小さく形成
された円形断面の柱体部3、柱体部3に続くネジ孔形酸
部4、ネジ孔形酸部4に続きネジ谷部最大径Cが柱体部
3最大径よりも小さく形成された平行ネジ部5及び平行
ネジ部5に続く拡径頭部6より構成されている。
このように構成された打込ネジが、例えば薄板鋼101
、石コウボード102、被ネジ込み部となる厚板鋼10
3の順に積み重ね構成した建築材104に打込まれると
、第2図に示すようになる。
すなわちこの打込ネジ1の先端部2によって厚板鋼10
3に打ち抜き形成されたバーリング孔105は、バック
リング効果が働くことから例えば先端部2が通過したあ
と貫通直後の径よりも若干小さくなるような方向に孔壁
が復元しようとする。
従って上記先端部に続き、その最大径Bが上記先端部2
最大径Aよりも小なる柱体部3は、バーリング孔105
内でバックリング効果による縮径により、上記バーリン
グ孔105孔壁に外周部が若干締付けられ気味に接触す
ることになる。
ここで本考案では上記柱体部3の最大径Bを、上記先端
部2の最大径Aよりも0.05rIrIR〜0.ITr
rMの範囲内で小さくすることに設定した。
つまり先端部2によって打ち抜き形成されたバーリング
孔105のバックリング効果と、柱体部3と先端部2の
両者の最大径の差との相乗作用を考えた時、本考案者等
の実験によると柱体部3最大径Bと先端部2最大径Aの
差が0.1mmより大きいと、バックリング効果が働い
て縮径しても、柱体部3外周部とバーリング孔105孔
壁の間にすき間が生じ、その結果打込ネジ1にぐらつき
が出る。
また上記柱体部3最大径Bと先端部2最大径Aの差が0
.0577E+71より小さいと、逆に孔壁が柱体部3
外周部を締め付ける形になり、柱体部3に続く初期ネジ
山を形成するネジ孔形酸部4を孔壁にネジ込ませるため
には大きなトルクを必要とし、その際初期ネジ山のネジ
部を痛める虞れが出てくる。
上述した要因から設定された0、05TrrIR〜0.
1mmの差で設けられた柱体部3最大径Bをもつ本考案
の打込ネジは、図示しない固定具駆動工具によって建築
材104に垂直に打ち込まれたあと、ネジ込み開始時に
おいても、厚板鋼103で垂直な状態で保持されている
さらに上記柱体部3に続く、初期ネジ山を形成するネジ
孔形酸部4と平行ネジ部5について、本考案は平行ネジ
部5の谷部径Cを柱体部3最大径Bより小さくし、ネジ
有効径Eを先端部2最大径Aにほぼ等しくなるようにし
た。
これによりネジ孔形酸部4の初期ネジ山径を柱体部3最
大径Bに等しくすることができ、スムーズにバーリング
孔105孔壁に食い付かせることができ、そのあとの平
行ネジ部5のネジ込みも有効径Eが先端部2最大径Aと
ほぼ等しいので同様に従来と比べて小さなトルクですむ
以上のように設定された本考案の打込ネジは、図示しな
い固定具駆動工具によって建築材104に打ち込まれた
あと、垂直に保持されているのでネジ込みに際し、ネジ
山のバーリング孔105孔壁への接触面が最小となり、
小さなトルクで開始できる。
また上述したことから初期ネジ山形成部4をネジ込んだ
後平行ネジ部5についても小さなトルクでネジ込んでい
くことができる。
尚本考案は、初期ネジ山形酸部4のネジ山の形状を台形
に形成したことにより、最終的に従来と比べて25%ト
ルクを少なくすることができた。
〔考案の効果〕
前述した実施例からも明らかなように、本考案の打込ネ
ジはその構成を、先端部最大径Aは平行ネジ部有効径E
とほぼ等しく、柱体部最大径Bは先端部最大径より0.
05wR〜0.1閣の範囲内で小さくまた平行ネジ部谷
部径Cより大きくする。
ここで平行ネジ部外周径をDとすると、外周径りは有効
径Eよりも大きいので先端部最大径Aよりも大きく、以
上をまとめるとD>A=:=E>B>Cとなる。
本考案のように上記した構成を有する打込ネジは、垂直
に保持されてネジ込みに際しても小さなトルクで作業が
行なうことができ、取りはずしも容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の打込ネジを表わす側面図であり、第2
図は被ネジ込み部を有する建築材に打ち込んだ状態を示
す断面図である。 1・・・・・・打込ネジ、101・・・・・・建築材、
105・・・・・・バーリング孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被ネジ込み部に打ち込むことによってバーリング孔を形
    成するための砲弾状の先端部と、この先端部に続き最大
    径が該先端部の最大径よりも0.05rIrM〜0.1
    mm小さく形成された円形断面の柱体部と、この柱体部
    に続くテーパ状のネジ孔形酸部と、このネジ孔形酸部に
    続いて有効径が上記先端部の最大径に等しくネジ谷部径
    が上記柱体部の最大径より小さい平行ネジ部を有するこ
    とを特徴とする打込ネジ。
JP16248280U 1980-11-13 1980-11-13 打込ネジ Expired JPS6040891Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16248280U JPS6040891Y2 (ja) 1980-11-13 1980-11-13 打込ネジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16248280U JPS6040891Y2 (ja) 1980-11-13 1980-11-13 打込ネジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5785611U JPS5785611U (ja) 1982-05-27
JPS6040891Y2 true JPS6040891Y2 (ja) 1985-12-11

Family

ID=29521344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16248280U Expired JPS6040891Y2 (ja) 1980-11-13 1980-11-13 打込ネジ

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JP (1) JPS6040891Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0336728Y2 (ja) * 1987-02-12 1991-08-05
JP2019158008A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 株式会社国盛化学 固定具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5785611U (ja) 1982-05-27

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