JPS6040605Y2 - 気相成長装置のノズル高さ調整装置 - Google Patents

気相成長装置のノズル高さ調整装置

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JPS6040605Y2
JPS6040605Y2 JP488782U JP488782U JPS6040605Y2 JP S6040605 Y2 JPS6040605 Y2 JP S6040605Y2 JP 488782 U JP488782 U JP 488782U JP 488782 U JP488782 U JP 488782U JP S6040605 Y2 JPS6040605 Y2 JP S6040605Y2
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JP
Japan
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cover
gas introduction
reaction gas
nozzle height
nozzle
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JP488782U
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JPS58110071U (ja
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吉三 小宮山
武敏 石川
重次 松永
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東芝機械株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、気相成長装置に係り、特に反応ガスをウェハ
に吹付けるためのノズルの高さ調整装置に関するもので
ある。
従来、ウェハ上にシリコン等の半導体の薄膜を気相成長
させる装置として、例えは第1図に示すようなものがあ
る。
この装置は、ベルジャ11とベースプレート12でシー
ルされたチャンバ13内にサセプタ14を回転可能に設
け、このサセプタ14上にウェハ15を記載し、このウ
ェハ15を高周波加熱コイル16て加熱し、ノズル17
から噴出される反応ガス18によりウェハ15上に半導
体の薄膜を形成する。
この装置は、サセプタ14上に載置されている多数のウ
ェハ15上に半導体の薄膜をより均一に猛威することが
、1つの重要なポイポトとなる。
そのための一要素としてウェハ15に対する反応ガス1
8の流れ方がある。
この反応ガス18の流れ方は、チャンバ13の容量、ノ
ズル17とノズル穴17aの形状等に影響すると同時に
、ノズル17の高さすなわちサセプタ14に対するノズ
ル穴17aの高さ位置によっても影響される。
ノズル17の高さは、ウェハ15の載置位置(配置)、
ノズル17およびノズル穴17aの寸法精度、装置の特
性、使用する反応ガス18の種類、その流量、サセプタ
14の回転速度ならびに得ようとするエピタキシャル層
の特性等により変わるものである。
そこで、従来、第1図に示すように、サセプタ14を支
持し回転させる中空回転軸19の周囲を外気に対してシ
ールするカバー20の下端に固着されると共に該カバー
20の下端を貫通して前記中空回転軸19内に適宜なす
き間をもって遊嵌されている反応ガス導入管体21の上
端にスペーサ22を介してノズル17を着脱可能に嵌入
し、このスペーサ22の数および厚さを調整することに
より、ノズル17の高さを調整し得るようにしていた。
ところが、このスペーサ22による調整は、ベルジャ1
1を外し、さらにサセプタ14、サセプタ支え23およ
びコイルカバー24などを外さなければできず、作業が
めんどうであると共に、運転中に調整することができず
、運転停止後もベルジャ11やサセプタ14の温度があ
る程度低下するまでは、危険で作業ができない等の大き
な問題があった。
本考案は、前述したような欠点を除去するため、反応ガ
ス導入管体を前記中空回転軸内で上下動可能に設け、該
反応ガス導入管体に対して少なくとも操作部が前記カバ
ー外に露出しているノズル高さ調整手段を設けることに
より、ベルジャを外すことなく、運転中にもノズル高さ
を容易に調整し得るようにした気相成長装置のノズル高
さ調整装置を提供するにある。
以下本考案の一実施例を示す第2図について説明する。
なお、第1図と同一部分には同一符号を用い、構造上の
説明は省略する。
30はカバーで、サセプタ支え23を介してサセプタ1
4を支持する中空回転軸31の下端側および同中空回転
軸31に回転を与えるための駆動系の一部すなわちギヤ
32.33を包囲しており、ベースプレート12の下面
にOリングなどのシール部材34を介在させて取付けら
れ、カバー内空間35をチャンバ13に対しては連通を
許するも、外気に対してはシールする構造になっている
なお、カバー30に設けられた穴30 a、 30
bはパージガスの導入管および排出管(図示せず)を接
続するためのものである。
中空回転軸31はベアリング36a、36bを介して前
記カバー30内に回転可能に支持されている。
前記ギヤ32を取付けている駆動軸37は、回転部シー
ル性のよい流体磁気シール軸受38を介してカバー31
外に出され、減速機39を介してモータ40に接続され
ている。
前記カバー30の中空回転軸31の下端に対向する部分
には、中空回転軸31と同心の貫通穴41が設けられて
いる。
この貫通穴41に反応ガス導入管体42が上下動可能に
係合されている。
反応ガス導入管体42は中空回転軸31内を上方に伸び
、その上端にノズル17が嵌着されている。
前記貫通穴41と反応ガス導入管体42との間にはOリ
ングなどのシール部材43が介在され、これらの間のす
き間についてもカバー内空間35内を外気に対してシー
ルするようになっている。
反応ガス導入管体42の下端寄りには、つば44が設け
られ、このつば44をはさむように設けたスナップリン
グ45などにより調整ナツト46が回転のみ可能に取付
けられている。
この調整ナツト46は貫通穴41を有するカバー30の
突出部47の外周に設けたオネジ48にねじ係合される
ようになっている。
次いで本装置の作用について説明する。
サセプタ14は、モータ40から減速機39、駆動軸3
7、ギヤ32,33、中空回転軸31ならびにサセプタ
支え23を介して回転を与えられ、ウェハ15を回転さ
せる。
これらのウェハ15は図示しない高周波加熱コイルなど
によりサセプタ14を介して加熱され、反応ガス導入管
体42を介してノズル17のノズル穴17aから吹出さ
れる反応ガス18によりエピタキシャル成長が行なわれ
る。
このエピタキシャル成長は、前述したようにエピタキシ
ャル層17の高さに影響されるため、ノズル17の高さ
ら適切でない場合にはこれを調整する必要がある。
このノズル17の高さ調整は、カバー30の外に設けら
れている調整ナツト46を正または逆に回転させること
により行われる。
なお、カバー内空間35に対しては、中空回転軸31の
内外のすき間を通してチャンバ13へ流入してくる反応
ガスの充満を防ぐため、穴30aからパージガスを導入
し、穴30bへ排出させようとしているが、反応ガス導
入管体42とそれを係合している貫通穴41との間から
の前記パージガスや反応ガスの流出はシール部材43に
よって阻止され、カバー30に対して反応ガス導入管体
42を上下動可能に構成したことによる弊害は全くない
第3図は本考案の他の実施例を示すもので、締付ボルト
49と離反用ボルト50をそれぞれ複数本用いることに
より、反応ガス導入管体42aを適宜な高さ位置に固定
し得るようにしたものである。
第4図は本考案のさらに他の実施例を示すもので、反応
ガス導入管体42bの下端が中空回転軸31の下端より
も下方へ突出するもカバー30内に位置するようにし、
カバー30外から反応ガス導入管体42bへの反応ガス
導入部42cをカバー30に固着し、この反応ガス導入
部42cと反応ガス導入管体42bとをシール部材51
を介して摺動可能に係合し、前記反応ガス導入管体42
bの下端部に設けた溝52に係合するクランクピン53
をカバー30外に設けたバンドル54にて操作すること
により、反応ガス導入管体42bを上下動させるように
したものである。
この反応ガス導入管体42bはクランク軸55をロック
ナツト56でカバー30に固定することにより所定の高
さ位置に保持される。
なお、反応ガス導入管体42. 42 a、 42
bを適宜な高さ位置に調整する手段としては、前述した
実施例のほかに公知の種々の手段を採用することが可能
である。
また、ノズル17の高さを示すための目盛を、調整ナツ
ト46やバンドル54などの操作部または反応ガス導入
管体42,42aの下端に直接反応させて設けて置けば
、高さを数値的に的確にとらえて調整することができる
さらにまた反応ガス導入管体42,42a、42bは一
体的に形成されたものに限らず、適宜に分割して連結し
たものでもよいことは言うまでもない。
以上述べたように本考案によれば、ベルジャやサセプタ
およびサセプタ支えなどのチャンジ側の部品を外すこと
なく、中空回転軸のカバーの外側からノズルの高さを適
宜に調整することができ1、このためノズル高さの調整
が極めて容易かつ短時間にでき、運転中にも行なうこと
ができるため、より的確な調整ができる等の効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の気相成長装置の一例を示す概要縦断面図
、第2図は本考案の一実施例を示す要部概要縦断面図、
第3図および第4図は本考案のそれぞれ他の実施例を示
す部分縦断面図である。 11・・・・・・ベルジャ、12・・・・・・ベースプ
レート、13・・・・・・チャンバ、14・・・・・・
サセプタ、15・・・・・・ウェハ、16・・・・・・
高周波加熱コイル、17・・・・・・ノズル、18・・
・・・・反応ガス、19,31・・・・・・中空回転軸
、20,30・・・・・・カバー、21,42.42a
、42b・・・・・・反応ガス導入管体、42c・・・
・・・反応ガス導入管部、40・・・・・・モータ、4
1・・・・・・貫通穴、43.51・・・・・・シール
部材、46・・・・・・調整ナツト、49・・・・・・
締付用ボルト、50・・・・・・離反用ボルト、53・
・・・・・クランクピン、54・・・・・・バンドル、
56・・・・・・ロックナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 外気に対してシール可能なチャンバ内に設けられた
    サセプタと、同サセプタの中心部を支持する中空回転軸
    と、前記チャンバを猛威する部材と共同して前記中空回
    転軸の下端側を外気に対してシールするカバーと、上部
    が前記中空回転軸内に遊嵌されると共に下端側に前記カ
    バー外から反応ガスを導入可能になされた反応ガス導入
    管体と、同反応ガス導入管体の上端に設けられたノズル
    とを具備する気相成長装置において、反応ガス導入管体
    を前記中空回転軸に対して上下動可能に設け、該反応ガ
    ス導入管体に対して少くとも操作部が前記カバー外に露
    出しているノズル高さ調整手段を設けたことを特徴とす
    る気相成長装置のノズル高さ調整装置。 2 反応ガス導入管体がカバーを摺動可能に貫通してカ
    バー外に伸び、ノズル高さ調整手段が反応ガス導入管体
    のカバー外に位置する部分に対して設けられている実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の気相成長装置のノズル
    高さ調整装置。 3 反応ガス導入管体の下端がカバー内にあってカバー
    に取付けられている反応ガス導入管部に摺動可能に係合
    され、ノズル高さ調整手段がカバー内にある反応ガス導
    入管体の下端部に対して設けられると共にその操作部が
    カバーを貫通してカバー外に設けられている実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の気相成長装置のノズル高さ調
    整装置。
JP488782U 1982-01-18 1982-01-18 気相成長装置のノズル高さ調整装置 Expired JPS6040605Y2 (ja)

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JPS58110071U JPS58110071U (ja) 1983-07-27
JPS6040605Y2 true JPS6040605Y2 (ja) 1985-12-07

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