JPS6040480B2 - 革靴類のクリ−ニング方法 - Google Patents
革靴類のクリ−ニング方法Info
- Publication number
- JPS6040480B2 JPS6040480B2 JP14193378A JP14193378A JPS6040480B2 JP S6040480 B2 JPS6040480 B2 JP S6040480B2 JP 14193378 A JP14193378 A JP 14193378A JP 14193378 A JP14193378 A JP 14193378A JP S6040480 B2 JPS6040480 B2 JP S6040480B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoes
- cleaning
- shoe
- leather shoes
- leather
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な構成を有する革靴類(紳士靴、婦人靴、
長靴、ゴルフ靴など)のクリーニング方法を提供しよう
とするものである。
長靴、ゴルフ靴など)のクリーニング方法を提供しよう
とするものである。
従来クリーニング業界では靴類のクリーニング及び染色
、防水、艶出等の加工処理は国内は言に及ばず海外業者
においても営業対象として取り上げられていない。
、防水、艶出等の加工処理は国内は言に及ばず海外業者
においても営業対象として取り上げられていない。
靴業界において僅かに靴修理業が染め替え、色直しと称
して短靴の染め直し‘こ応じていたが、それとて染料、
顔料の選択誤りや、手塗り加工のための厚塗りとなり、
色ムラ、マダラ塗りで、着用後短時日で塗膜が剥れ、実
用に到ってはいなかったし、長靴に到っては再生技術は
無知に等しかった。加えて、従釆、靴類は使用によって
汚れたり、きずついたりした場合、市販の靴クリームな
どを塗布したり、磨いたりして外観をよくしていたが、
長持ちせず一、二度の使用で手入れ前の状態にもどって
しまう。一年位の使用で、はき捨てとなる場合が多かっ
た。しかし、現在のような省資源対策を推進せねばなら
ない社会状勢において、資源の再使用と言うことは極め
て重要である。本発明はかかる実態に鑑みみなされたも
ので以下その1実施例の詳細を説明する。
して短靴の染め直し‘こ応じていたが、それとて染料、
顔料の選択誤りや、手塗り加工のための厚塗りとなり、
色ムラ、マダラ塗りで、着用後短時日で塗膜が剥れ、実
用に到ってはいなかったし、長靴に到っては再生技術は
無知に等しかった。加えて、従釆、靴類は使用によって
汚れたり、きずついたりした場合、市販の靴クリームな
どを塗布したり、磨いたりして外観をよくしていたが、
長持ちせず一、二度の使用で手入れ前の状態にもどって
しまう。一年位の使用で、はき捨てとなる場合が多かっ
た。しかし、現在のような省資源対策を推進せねばなら
ない社会状勢において、資源の再使用と言うことは極め
て重要である。本発明はかかる実態に鑑みみなされたも
ので以下その1実施例の詳細を説明する。
第1工程〜被洗物の靴底及び周囲の皮革部に附着してい
る泥土を回転ブラシ、ハンドブラシで水洗いしながら除
去し、ウェスで水分を拭きとる。
る泥土を回転ブラシ、ハンドブラシで水洗いしながら除
去し、ウェスで水分を拭きとる。
第2工程〜靴内部を縫製時使用した接着剤が港出させな
い為、水溶性合成洗剤で手早く洗い、乾布で水分を拭き
とる。第3工程〜靴の外側は回転ブラシ又はハンドブラ
シで、洗浄溶液(石油系ゾール8比c、四塩化炭素6比
c、シンナー2比c、酢酸ィソアミル2比c、エチルア
ルコール1比C、アンモニア1比cの混合液)で汚れた
個所、汚点の個所、チューインガム附着の底等の手入れ
をし、更に外側全体をこの洗浄溶液を滴下しながら回転
ブラシで洗浄した後、乾布で均一に拭き、表面に残った
溶液を取除き、かつ表面全体を湿潤させる。
い為、水溶性合成洗剤で手早く洗い、乾布で水分を拭き
とる。第3工程〜靴の外側は回転ブラシ又はハンドブラ
シで、洗浄溶液(石油系ゾール8比c、四塩化炭素6比
c、シンナー2比c、酢酸ィソアミル2比c、エチルア
ルコール1比C、アンモニア1比cの混合液)で汚れた
個所、汚点の個所、チューインガム附着の底等の手入れ
をし、更に外側全体をこの洗浄溶液を滴下しながら回転
ブラシで洗浄した後、乾布で均一に拭き、表面に残った
溶液を取除き、かつ表面全体を湿潤させる。
ここで使用する洗浄溶液は洗浄効果と同時に靴に使用さ
れた染料又は顔料の表面硬化をゆるめ塗膜表面を粗大に
して後述の再洗色の効果を良好にする効力を有している
のである。第4工程〜洗浄、湿潤の縫った靴は約1時間
10℃から4000の室内で自然乾燥しながら、靴の製
作時に使用された染料又は顔料に対する洗浄溶液の反応
を待つ。
れた染料又は顔料の表面硬化をゆるめ塗膜表面を粗大に
して後述の再洗色の効果を良好にする効力を有している
のである。第4工程〜洗浄、湿潤の縫った靴は約1時間
10℃から4000の室内で自然乾燥しながら、靴の製
作時に使用された染料又は顔料に対する洗浄溶液の反応
を待つ。
その反応は靴表面の洗料又は顔料のべトッキ加減で判断
する。この場合、次に靴の表面を観察して、靴の製作時
に使用されたものが洗料なのか顔料なのかを判定する。
これは、再洗色する際製作時に使用されたと同じ染色を
する必要からである。第5工程〜特に浸透性の良い染料
又は顔料を準備し、その靴の原色に近い色調に染料、顔
料を調合し、これに防水剤(市販品)を染料又は顔料の
1′1戊添、加して、これを3k9/係圧力のスプレー
ガンで靴の表面に塗布する。
する。この場合、次に靴の表面を観察して、靴の製作時
に使用されたものが洗料なのか顔料なのかを判定する。
これは、再洗色する際製作時に使用されたと同じ染色を
する必要からである。第5工程〜特に浸透性の良い染料
又は顔料を準備し、その靴の原色に近い色調に染料、顔
料を調合し、これに防水剤(市販品)を染料又は顔料の
1′1戊添、加して、これを3k9/係圧力のスプレー
ガンで靴の表面に塗布する。
特に顔料を吹付け化工すると、着色された不透明の極う
すし、被膜で表面を覆うのでクリーニング処理で除去で
きない汚れ、汚点等はかくされて、新しい美しい色調、
光沢の靴が再生される。第6工程〜染色化工が終った直
後、市販の繁出し溶剤を3k9/仇圧力のスプレーガン
で均一に外側表面に吹き付けた後10qoから40qo
の室内で中空に吊下げて約6時間乾燥する。
すし、被膜で表面を覆うのでクリーニング処理で除去で
きない汚れ、汚点等はかくされて、新しい美しい色調、
光沢の靴が再生される。第6工程〜染色化工が終った直
後、市販の繁出し溶剤を3k9/仇圧力のスプレーガン
で均一に外側表面に吹き付けた後10qoから40qo
の室内で中空に吊下げて約6時間乾燥する。
第7工程〜靴の表面の乾燥を確め降ろして、皮革部以外
に附着した染色又は顔料をシンナーで拭き取り除く。
に附着した染色又は顔料をシンナーで拭き取り除く。
染色の不良個所のあるときは絵筆により小部分の補色を
しドライヤーで乾燥させる。第8工程〜次に最高120
℃にセットしたプレス機と靴用ロールアイロンにより加
圧、転圧して染着を良くし、かつ艶出効果と、シワのば
いこよって外観を良くする。第9工程〜次に最終点検で
靴底、内部、外観、全般を点検し、良ければ靴内部に市
販の脱臭剤をスプレ−し、甲部、胴部に紙を入れて型を
整え、これを包装して作業は終了となる。
しドライヤーで乾燥させる。第8工程〜次に最高120
℃にセットしたプレス機と靴用ロールアイロンにより加
圧、転圧して染着を良くし、かつ艶出効果と、シワのば
いこよって外観を良くする。第9工程〜次に最終点検で
靴底、内部、外観、全般を点検し、良ければ靴内部に市
販の脱臭剤をスプレ−し、甲部、胴部に紙を入れて型を
整え、これを包装して作業は終了となる。
本発明のものは上述の如く構成されているから、靴の内
外部と底部の全般クリーニングができると共に、元の色
調に近い色調で再染色加工ができ、かつ防水(綾水)、
脱臭、麹出し、防カビ加工をも施すことができる。
外部と底部の全般クリーニングができると共に、元の色
調に近い色調で再染色加工ができ、かつ防水(綾水)、
脱臭、麹出し、防カビ加工をも施すことができる。
このように本発明の方法によれば、靴類の内部は脱臭さ
れ、いやな臭いがなくなり、また、外部は新品時に似た
外観となり、防水性が与えられ、一年位は再使用が可能
となる。
れ、いやな臭いがなくなり、また、外部は新品時に似た
外観となり、防水性が与えられ、一年位は再使用が可能
となる。
この結果、新品に近い光沢、色調を有するものにするこ
とができる有用な発明である。
とができる有用な発明である。
Claims (1)
- 被洗物である革靴の底部や周囲の皮革部に付着してい
る泥土を水洗いなどで除去したのち、石油系ゾール、四
塩化炭素、シンナー、酢酸イソアミル、エチルアルコー
ル、アンモニアを混合せしめた洗浄溶液で革靴全体を洗
浄すると共に湿潤せしめ乾燥せしめることを特徴とする
革靴類のクリーニング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14193378A JPS6040480B2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 革靴類のクリ−ニング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14193378A JPS6040480B2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 革靴類のクリ−ニング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5568348A JPS5568348A (en) | 1980-05-23 |
JPS6040480B2 true JPS6040480B2 (ja) | 1985-09-11 |
Family
ID=15303517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14193378A Expired JPS6040480B2 (ja) | 1978-11-16 | 1978-11-16 | 革靴類のクリ−ニング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6040480B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR960015106B1 (ko) | 1986-11-25 | 1996-10-28 | 가부시기가이샤 히다찌세이사꾸쇼 | 면실장형 반도체패키지 포장체 |
-
1978
- 1978-11-16 JP JP14193378A patent/JPS6040480B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5568348A (en) | 1980-05-23 |
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