JPS604039B2 - 水中観測用浮標 - Google Patents
水中観測用浮標Info
- Publication number
- JPS604039B2 JPS604039B2 JP53043894A JP4389478A JPS604039B2 JP S604039 B2 JPS604039 B2 JP S604039B2 JP 53043894 A JP53043894 A JP 53043894A JP 4389478 A JP4389478 A JP 4389478A JP S604039 B2 JPS604039 B2 JP S604039B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- water
- buoy
- floating body
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水中観測用浮標の改良に関する。
水中の諸要素例えば水温とか海水の塩分濃度などは水面
よりの水深位置により相違する。
よりの水深位置により相違する。
これらを調査観測する為に使用されるセンサーの取付手
段は、一般には浮標より垂下したケーブルまたは浮標の
係留素に取付けられたり、あるいは、長い円柱状浮標の
側面に取付けられたりしていた。
段は、一般には浮標より垂下したケーブルまたは浮標の
係留素に取付けられたり、あるいは、長い円柱状浮標の
側面に取付けられたりしていた。
従来このような取付け方法は、ケーブルまたは係留素に
取付けられたものは、潮流の変化や浮遊物、あるいは、
浮標の動揺などの影響によって、浮標より垂下したケー
ブル、または、係留素とセンサーケーブルとがからんで
、センサーケーブルを損傷するといった事故が絶えなか
った。
取付けられたものは、潮流の変化や浮遊物、あるいは、
浮標の動揺などの影響によって、浮標より垂下したケー
ブル、または、係留素とセンサーケーブルとがからんで
、センサーケーブルを損傷するといった事故が絶えなか
った。
また、センサーの取付位置は水面より所菱の深度を正確
に保つ必要があったが、潮流や浮標の動橋につれてケー
ブル、または、係留素が流れてセンサーを所定の水深位
置に止めることが難かしく所定位置での観測ができ難か
った。
に保つ必要があったが、潮流や浮標の動橋につれてケー
ブル、または、係留素が流れてセンサーを所定の水深位
置に止めることが難かしく所定位置での観測ができ難か
った。
更に、航行船舶等に接触して損傷を受けることも避けら
れなかつた。また、長い円柱状浮標の側面にセンサーを
取付ける方法は、センサーの保守点検の際はすべて水中
にもぐり行なわねばならない為、その作業は難かしく、
更に表層水部のセンサーは波浪による圧力や浮遊物の付
着による防書等を常に受けるので損傷しやすく。
れなかつた。また、長い円柱状浮標の側面にセンサーを
取付ける方法は、センサーの保守点検の際はすべて水中
にもぐり行なわねばならない為、その作業は難かしく、
更に表層水部のセンサーは波浪による圧力や浮遊物の付
着による防書等を常に受けるので損傷しやすく。
かつ、正確な観測が行なわれ難くなる恐れがあった。ま
た、船舶の接触により損傷を受けることも多かった。本
発明は、こうした種々の不備を除去したもので、損傷を
受ける恐れがなく、所要水深を保って、正確に観測がで
き、しかも保守点検の容易な水中観測浮標を提供するも
のである。
た、船舶の接触により損傷を受けることも多かった。本
発明は、こうした種々の不備を除去したもので、損傷を
受ける恐れがなく、所要水深を保って、正確に観測がで
き、しかも保守点検の容易な水中観測浮標を提供するも
のである。
以下図面に示す実施例に従って内容を詳述する。
、第1図は本発明に係る灯浮標の1実施例を
示す1部切断正面図で、浮体1の上面に櫓2と観測記録
器3が装着される。
示す1部切断正面図で、浮体1の上面に櫓2と観測記録
器3が装着される。
また、浮体1の下面には尾筒4が設けられ、その下端に
係留環5が取付けらゴtる。6aは観測言己録器3から
尾筒4に沿っておりるケーブルガイドであり(本実施例
では尾筒4の側面にもセンサーを取付けるようにした構
成のものを示した。
係留環5が取付けらゴtる。6aは観測言己録器3から
尾筒4に沿っておりるケーブルガイドであり(本実施例
では尾筒4の側面にもセンサーを取付けるようにした構
成のものを示した。
)、6bは1端をケーブルガイド6aに固着し池端を第
3図に示すように尾筒4を園続してセンサー取付部の近
傍まで水平に導設されたケーブルガイドである。浮体1
と尾筒4の所要水深位置にはセンサーバンド7が装着さ
れ、また、その近傍にはケーブルストッカ8が設けられ
る。
3図に示すように尾筒4を園続してセンサー取付部の近
傍まで水平に導設されたケーブルガイドである。浮体1
と尾筒4の所要水深位置にはセンサーバンド7が装着さ
れ、また、その近傍にはケーブルストッカ8が設けられ
る。
浮体1にはケーブル導設用孔を兼ねたセンサー用縦通水
孔12が設けられ、この通水孔12内に表層水観測用セ
ンサー14がセンサーバンド7により水面より所定位層
に装着される。
孔12が設けられ、この通水孔12内に表層水観測用セ
ンサー14がセンサーバンド7により水面より所定位層
に装着される。
更に、浮体1には表層水鏡側用センサー14の取付位置
で縦通水孔12と浮体外面とを連絡する横通水孔15が
水平に設けられる。
で縦通水孔12と浮体外面とを連絡する横通水孔15が
水平に設けられる。
13は縦通水孔の蓋である。
これによって、表層部の海水は横通水孔15から表層水
観測用センサー14に向って環流することとなる。尾筒
4内には第1図、第4図に示すように水密仕切り板9が
設けられ、尾筒4の側面と底面にあげられた穴10,1
1(第4図、第5図参照)により、仕切り板9以下の尾
筒を水バラストタンクとし、浮標の浮心位置を上げると
共に重心を下げて動揺を最小に止めるようにしている。
観測用センサー14に向って環流することとなる。尾筒
4内には第1図、第4図に示すように水密仕切り板9が
設けられ、尾筒4の側面と底面にあげられた穴10,1
1(第4図、第5図参照)により、仕切り板9以下の尾
筒を水バラストタンクとし、浮標の浮心位置を上げると
共に重心を下げて動揺を最小に止めるようにしている。
センサーケーブルはケーブルガイド6a,6bに適宜間
隔で固縛して導談し、ケーブルガイド6bからセンサー
までの長さはケーブルストツカ−より浮体1の上面まで
の高さとし、平常はケーブルストツカー8に巻回する。
隔で固縛して導談し、ケーブルガイド6bからセンサー
までの長さはケーブルストツカ−より浮体1の上面まで
の高さとし、平常はケーブルストツカー8に巻回する。
本発明は以上で構成されているが、以上のようにした結
果、波浪や浮遊物あるいは船舶の接触等により影響を最
も受けやすい表層部の観測センサ一を浮体の中に設けた
通水孔内に装着したので、表層センサーは外部から保護
されることとなり、損傷を受ける恐れが無くなり正確に
表層部の諸観測が行なわれることとなる。また、このセ
ンサーの保守点検は浮体1のデッキ上において蓋13を
あげてセンサー14を取出し簡単に行なうことができる
。また、同時に異なった水深位置の観測をするには実施
例に示すように浮体の尾筒4の長さを観測する海域の水
深に合わせ設定し、これの水面から所要の水深位置に各
センサーを配し夫々のセンサーケーブルは常時はケーブ
ルストッカーに巻回収客する。
果、波浪や浮遊物あるいは船舶の接触等により影響を最
も受けやすい表層部の観測センサ一を浮体の中に設けた
通水孔内に装着したので、表層センサーは外部から保護
されることとなり、損傷を受ける恐れが無くなり正確に
表層部の諸観測が行なわれることとなる。また、このセ
ンサーの保守点検は浮体1のデッキ上において蓋13を
あげてセンサー14を取出し簡単に行なうことができる
。また、同時に異なった水深位置の観測をするには実施
例に示すように浮体の尾筒4の長さを観測する海域の水
深に合わせ設定し、これの水面から所要の水深位置に各
センサーを配し夫々のセンサーケーブルは常時はケーブ
ルストッカーに巻回収客する。
また、ケーブルストッカーから観測記録器に至る間のケ
ーブルはケーブルガイドに固縛すれば、従来のように係
留素等にセンサーケーブルがからみ損傷するような恐れ
は全くなくセンサーの水面からの所要水深位置も正確に
保たれ観測精度も向上する。また、尾筒を長くしその下
方をを水バラスト室としたことによって浮心を上げ重心
を下げて、動揺を防ぎ安定度を増す効果がある。
ーブルはケーブルガイドに固縛すれば、従来のように係
留素等にセンサーケーブルがからみ損傷するような恐れ
は全くなくセンサーの水面からの所要水深位置も正確に
保たれ観測精度も向上する。また、尾筒を長くしその下
方をを水バラスト室としたことによって浮心を上げ重心
を下げて、動揺を防ぎ安定度を増す効果がある。
また、センサーは定期的に点検する必要があるが、本発
明においては、すべて浮体上にセンサーを引き上げて点
検することができるので安全であり、且つ、確実にこれ
を行なうことができる。
明においては、すべて浮体上にセンサーを引き上げて点
検することができるので安全であり、且つ、確実にこれ
を行なうことができる。
第1図は本考案にかかる水中観測用浮標の1部切断正面
図、第2図は第1図のA−A視図、第3図は第1図のB
−B視図、第4図は尾筒4の下端部の切断図、第5図は
尾筒4の底面図、第6図はケーブル固縛状況の説明図で
ある。 1......浮体、4・・・・・・尾筒、7・・・・
・・センサーバンド、12・・・・・・センサー用縦通
水孔、14…・・・表層水観測用センサー、15・・・
・・・横通水孔。 ※’図第4図 多う図 髪Z図 髪3図 蒙る図
図、第2図は第1図のA−A視図、第3図は第1図のB
−B視図、第4図は尾筒4の下端部の切断図、第5図は
尾筒4の底面図、第6図はケーブル固縛状況の説明図で
ある。 1......浮体、4・・・・・・尾筒、7・・・・
・・センサーバンド、12・・・・・・センサー用縦通
水孔、14…・・・表層水観測用センサー、15・・・
・・・横通水孔。 ※’図第4図 多う図 髪Z図 髪3図 蒙る図
Claims (1)
- 1 浮遊型灯浮標の浮体の中を垂直に貫通するセンサー
挿入用通水孔と、センサーの取付位置で該通水孔と浮体
外面とを連絡する水平通水孔とを設け、上記センサー挿
入用通水孔内に水中観測用センサーを取付けたことを特
徴とする水中観測用浮標。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53043894A JPS604039B2 (ja) | 1978-04-13 | 1978-04-13 | 水中観測用浮標 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53043894A JPS604039B2 (ja) | 1978-04-13 | 1978-04-13 | 水中観測用浮標 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54136099A JPS54136099A (en) | 1979-10-22 |
JPS604039B2 true JPS604039B2 (ja) | 1985-02-01 |
Family
ID=12676408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53043894A Expired JPS604039B2 (ja) | 1978-04-13 | 1978-04-13 | 水中観測用浮標 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604039B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4971790U (ja) * | 1972-10-04 | 1974-06-21 |
-
1978
- 1978-04-13 JP JP53043894A patent/JPS604039B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54136099A (en) | 1979-10-22 |
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