JPS6040057A

JPS6040057A - 脱臭脱水剤

Info

Publication number: JPS6040057A
Application number: JP58147224A
Authority: JP
Inventors: 明矢田; 忠弘佐藤
Original assignee: Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
Current assignee: DKS Co Ltd
Priority date: 1983-08-10
Filing date: 1983-08-10
Publication date: 1985-03-02
Also published as: JPH0361520B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は有機性の汚泥の脱臭脱水剤に関するものである
。

有機物６理工場廃水（例えば、ジャガイモ澱粉完本）、
家畜し尿排水、魚粉骨工場廃水、人尿、下水などの有機
性汚泥廃液は、その′１ま席棄すれば公害となるので、
一般に化学的処理によって濃縮脱水した後、焼却するか
、あるいは、土壌、肥料として再利用される。このばあ
い、汚泥廃水から汚泥を濃縮脱水するのＫＮＮジアルキ
ルアミノアルキル（メタ）アクリレートのホモポリマー
、ＮＮジアルキルアミノアルキル（メタ）アクリレート
とアクリルアミドなどのビニル系単量体とのコポリマー
の酸塩または四級化物、ポリアクリルアミドのマンニッ
ヒ反応物の酸塩、キトザンなどの有機カチオン系脱水剤
、あるいは、鉄塩、消石灰などの無機系脱水剤を使用す
るのが通例である。

しかし、汚泥廃水中Ｋｌｄ多数の悪臭成分、たとえば、
硫化水素、メルカプタン類などの含硫物質、アンモニア
、メチルアミンなどの含窒素物質、インドール、スカト
ール、ホルマリンなでいる。

その対策として、物理吸着法（例えば、活性炭、ゼオラ
イト、イオン交換樹脂処理）、化学法（例えば、木酢液
、グリオキゾール、精油などの散布、噴霧、接触による
処理）、酸化法、改善が計られつつある。しかし、悪臭
物質　け１；記のごとく広範囲の化合物であり、単一の
処理方法で完全に除去されるものではなく、幾多の方式
を組合せて軽減している。従って、悪臭物質の脱臭対策
には多大の設備、経費を要す己。

脱臭作用および脱水作用を兼１．ｉｉする脱水剤、凝集
剤については、すでに特開昭５０−３０８７、同５６−
７６９６などに提案されているが、これらは消臭成分と
高分子ｌ；に集剤との組合せによるものである。

このよう々状況からみて、有機汚泥の脱水剤境の改善や
作業簡略、設備軽減などかＩｔｌｌ待できる。本発明者
らは、これらの汚泥中に含まれる悪臭成分を不活性化あ
るいは軽減化するべく鋭意研究し、脱臭ａ能を示す官能
基あるいは成分を有する脱水剤を見出した。即ち、■Ｎ
Ｎジアルキルアミノアルキル（メタ）アクリレートの酸
塩、もしくは四級化単量体１０〜９９モル％、■（メタ
）アリル（メタ）アクリレート１〜３０モル％、■（メ
タ）アクリルアミド０〜９０モル％、および、■他の重
合性ビニール系単量体０〜１０モル％を重合してなるカ
チオン系高分子化合物を必須成分とする脱臭脱水剤を提
供するものである。

本発明に放て、■ＮＮジアルキルアミノアルキル（メタ
）アクリレートのジアルキルはメチル、エチルなどの低
級ジアルキル、アミノアルキルはメチレン、エチレンな
どのアミノ低級アルキレンであシ、■（メタ）アリル（
メタ）アクリレートとしては、アリルアクリレート、ア
リルメタクリレート、メタアリルアクリレート、メタア
リルメタクリレートなどが挙げられ、又０他の重合性ビ
ニール系単量体としては、アクリル酸エステル類、メタ
クリル酸エステル類、アクリロゴトリルなどの不飽和二
重結合を有する化合物であむ、重合体の水溶性を損なわ
ない範囲内で使用しうる。

本発明のカチオン系高分子化合物は水溶性であること、
あるｂは水分散性であることが必要であり、又その分子
量は、脱水効果を示すために必要な大きさ、即ち好まし
くは少なくとも、１００万以上でちり、■（メタ）アリ
ル（メタ）アクリレート中に含まれるアリル基が５０％
以上、未反応の状幡で残存していることが必要である。

前記■〜■の単欲体を重合してカチオン系高分子化台分
を製造する方法は、通常の熱開始剤もしくは光開始剤の
存在下、常法によって製造することができる。アリル基
の残存を達成するためＫは、低温度下で重合し、粉末化
することが好ましい。

本発明カチオン系高分子化合物に不飽和二重結合を複数
個有する化合物を併用することができる。又、木酢液、
グリオキザール、精油などの消臭成分を併用することが
できる。

これらの併用配合物の配合景は、脱水効果を著しく低下
させない範囲内に於い添加することができるが、通常２
０重量（以下Ｗｔ）％以下が好ましく、これらの併用配
合物は汚泥の脱臭効果を高めるので上記範囲内で可及的
に多い方がよシ好ましい。

本発明の脱臭脱水剤は悪臭を有する汚泥に添加されるこ
とによって、脱水と脱臭が同時忙達成されるものである
が、その添加時期は一般的に汚泥が脱水される時期、例
えばベルトプレス、遠心分離機、フィルタープレスにか
ける前に、本発明脱臭脱水剤と汚泥を混合することによ
り、本発明の目的を達成し得る。

本発明脱臭脱水剤の配合隈は汚泥固杉分当゛す、０．０
５〜５ｗｔ９６が好ましｂ０本発明におｈて、■ＮＮジアルキルアミノアルキル（メ
タ）アクリレートの酸塩、もしくは四級化単騎体、およ
び■（メタ）アリル（メタ）アクリレートを必須構成成
分とするこ、！：により、重合体中に不飽和アリル基を
含有するカチオン系重合体を生成させ、残存アリル基が
悪臭成分と反応し、悪臭作用を低下させるものであれに
より限定されるものでない。

実施例１゜下水焔理汚泥に対し、本発明脱臭脱水剤を葭…した時の
脱臭効果、脱水効果を下記の要領により試験した。

脱水効果の評価は、汚泥２００−をビーカーに収り、脱
臭脱水剤を添加し、次の■、■の方法により行りた。

視度を、メツチェ上のケーキはプレス脱水機におりて脱
水し、ケーキ含水率を測定し液の透視度、ケーキ含水率
を測定し、評価した。（第２表に記載）脱臭効果てついては、下記の評価基準により、臭気官能
試験によって評価した。

評価基準０：全く感知出来ない１：やっと感知出来る臭ｂ２：何の臭いであるか分る臭い３：楽Ｖｃ感知出来る臭い４：や−強い臭い５：強烈な臭いく供試化合物〉Ａ：ＮＮＮトリメチルアミノエチルメタクリレートクロ
リド／アリルアクリレート＝８０７２０モル％の共重合
体Ｂ二ＮＮＮトリメチルアミノエチルメタクリレート／
アリルアクリレート／アクリルアミド＝６０／２０／２
０モル％の共重合体Ｃ：ポリオキシ２エチレングリコール（Ｐ＝４）ジメタ
クリレートＤ二本酢液Ｅ　：　ＮＮＮ　）リメヂルアミノエチルメタクリレー
トクロリド重合体

Claims

【特許請求の範囲】

■ＮＮジアルキルアミノアルキル（メタ）アクリレート
の酸塩、もしくは四級化単歇体ｌＯ〜９９モル％、■（
メタ）アリル（メタ）アクリレート１〜３０モル％、■
（メタ）アクリルアミド０〜９０モル％、および、■他
の重合性ビニール糸車気体０〜１０モル％を重合してな
るカチオン系高分子化合物を必須成分とする脱臭脱水剤
。