JPS603999A - 粉末成形プレス - Google Patents
粉末成形プレスInfo
- Publication number
- JPS603999A JPS603999A JP10381983A JP10381983A JPS603999A JP S603999 A JPS603999 A JP S603999A JP 10381983 A JP10381983 A JP 10381983A JP 10381983 A JP10381983 A JP 10381983A JP S603999 A JPS603999 A JP S603999A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- plate
- rod
- punch
- float
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B11/00—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
- B30B11/02—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a ram exerting pressure on the material in a moulding space
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔発明の技術分野〕
本発明は、鉄粉、銅粉、その他セラミック等の粉末材料
を適宜形状に成形する粉末成形プレスに係り、特にダイ
セット型の粉末成形プレスに関する。 〔発明の技術的背景およびその問題点〕一般に、粉末冶
金製品の圧縮成形や、フェライト製品、セラミック製品
等の粉末材料による圧縮成形を行なう粉末成形プレスに
おいては、複雑な形状で且つ均一な密度の成形品を得る
ため、上下動可能なダイプレートおよび複数のフロート
パンチプレートを有し、上記粉末材料の締め固め行程中
、ストッパ装置によって停止されるまで上記各フレート
が共に下方に浮動するようにし、各グレートをエヤーシ
リンダ等により支承するフローテングダイ方式のプレス
が採用されているし特公昭40−6151号公報奈照)
0 ところが、近時粉末成形プレスは、より精密なかつ複雑
多段形状の成形が容易にできることは勿論、多種類の′
成形品を1台のプレスで能率良(作業でき、しかもプレ
ス作業の量産効果を損なうことのないように、金型着脱
の時間、所要の成形品を得るための調雅時間等が短かい
ものが要望されている。 しかるに、上記従来のプレスにおいては、機械的剛性お
よび精度は維持できるけれども、金型の着脱v!4整の
ためには、大型プレス500 )ン程度にあっては比較
的簡単、な成形品で3〜5時間、複雑 1な成形品の場
合には5〜10時間を要することが屡々であって、その
間プレス機は稼働できないため、プレス機としての実稼
働率が低下し、多様化に対応できないという不都合があ
る。また、プレス機内での金型交換は作業スペースが狭
い所での作業であるため、その作業が困難であり安全上
にも問題がある。 そこで、上パンチ、ダイプレート、およびフロートパン
チプレート部をダイセットとして一体的に構成し、この
部分のみをフレームに対して着脱し得るようにしたダイ
セット式のプレスが種々考案されている(特公昭52−
36315号公報参照)。 すなわち、このようなプレスにおいては、プレス機1台
に対しダイセットを複数台準備し、プレス機外のシュミ
レータ等を使い、予め次の成形のために、金型の組み込
み、作動状態のチェック等の段取りをしておき、プレス
作業の終了とともにダイセットを取替できるため、プレ
スの不稼動時間を短縮することができる。 しかしながら、この種のダイセット式のプレスにおいて
は、多段成形のためのフロートノくンテプレートの停止
装置等はダイセット内に仕込まれているため、製品の精
度維持のために重要なこの停止装置等が粉塵雰囲気中で
摺動することとなり、機械的異常摩耗等を発生し易(、
精度維持が困難で、安定した高精度の成形品を得ること
が困難である等の問題点がある。また、多段ダイセット
においては、ダイやフロートパンチの充填高さや停止位
置の調整をプレス本体側とダイセット内の両者において
成形品毎に行なう必要があるため、取扱い上繁雑である
等の不都合もある。 〔発明の目的〕 本発明はこのような点に鑑み、多種多様な対象品をあた
かも量産品と同様な取扱いを可能とするために段取時間
を極端に短縮し、多様化に対応することができるととも
に、停止装置等の異常摩耗等の発生を防止でき高精度の
成形を行ない得る粉末成形プレスを得ることを目的とす
る。 〔発明の概要〕 本発明は、ダイ取付用のダイプレート、多段成形のため
の下パンチをそnぞれ取付けるための少なくとも1個の
フロートパンチグレート、およびプレス本体に取付ける
とともに固定下パンチを装着するペースプレートとを有
するダイセットにおけるダイプレートおよびフロートパ
ンチプレートに、それぞれ下方のフロートパンチプレー
トおよびベースプレートを貫通し、そのベースプレート
の下方に突出する案内ロッドを固設するとともに、プレ
ス本体の下部フレーム内に、上記各案内ロッドと同一軸
線上にそれぞれ配設され、高さ位置調節自在に設けらル
たストッパと、上記案内ロッドの下端にそれぞれ当接さ
れるともに圧縮行程中上記ストッパと衝合してプレス荷
重を受けるようにした停止ロッドと、成形品の押出し時
に上記各停止ロッドとストッパとの係合を順次離脱せし
めるストッパ解放部材を設けたストッパ解放プレートを
内蔵せしめたことな特徴とするものであって、停止機構
および調整機構を密閉したフレーム内に設けて防塵作用
を施こすとともに、従来のダイセット式のプレスの利点
を兼ね備えるよ5[したものである。 〔発明の実施例〕 以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について説
明する。 比1図は粉末成形プレスの正面図であり、プレスは上部
フレーム11下部フレーム2およびコラム3によって枠
組さnている。上部フレーム1内には、モータ(図示せ
ず)によって駆動されるクランク機構等が内蔵せしめら
れており、下端に上パンチ4を固着する上ラム5を上下
動するよ5に構成されている。 また、上記上部フレーム1と下部フレーム2との間には
、ダイプレート、フロートパンチプレート等を有′1−
るダイセット6が着脱自任に装着されている。 第2図は、上記粉末成形プレスの一部断面正面図であっ
て、上部フレーム1内には、図示しない主モータ、クラ
ッチ、フライホイル、減速機構等を介して駆動される主
軸10が設けられており、その主軸10の中央部にクラ
ンク11が設けられ、その 1両側には対をなした押出
しカム12が設けられている。上記クランク11には上
ラム位置調整ねじ13等を介して上ラム5が連結されて
おり、そのクランク11の回転に伴なって上記上ラム5
が上下動するようにしである。これらの構成は従来の粉
末成形プレスと全く同一である。 ところで、下部フレーム2の上部基盤14上には前記ダ
イセット6のベースプレート15が設置固定されており
、このベースプレート15の中央上部には固足下パンチ
16が装着されている。その固定下パンチ16の上部外
周部には紀1フロートバンチ17が嵌装せしめられ、そ
の第1フロートバンチ17は前記ベースプレート15の
上方に設′)けられた第17′I ロートバレチプレート18の上面に固着さnている。 さらに上記第1フロートパンチプレート18の上方には
第2フロートパンチグレー)19が設けられており、そ
の第2フロートパンチプレート19にハ前記第1フロー
トバンチ17の上部外周に嵌装された第2フロートパン
チ加が固着さルている。 また、上記第2フロートパンチプレート19の上方ニは
、第2フロートパンチ加が下方から挿入されるダイ21
を取付けたダイプレー)22が配設さn。 さらにその上方には前記上ラム5にボルトによって装着
されるとともに、下面に上バンチ4を取付けた上パンチ
プレー)23が配設されている。上記上パンチプレート
おの下面には一対のガイドロッド冴が下方に突設されて
おり、ダイプレート22の上面に固設された案内筒す内
を摺動し案内さ几るようにしである。 一方、ダイプレー)22の下面には、第3図(a)。 (b) 、 (C)に示すように、第2フロートパンチ
プレート19、第1フロートパンチ18、およびベース
プレート15を貫通して下方に延びる左右一対の案内ロ
ッドかが垂設されており、第2フロートパンチプレート
19の下面には、第1フロートパンチプレート18およ
びベースプレート15を貫通して下方に延び、互いに中
心に対し対象位置に配設さ!’した一対の案内ロッドn
が上記案内ロッドがと周方向にずらして垂設され、さら
に第1フロートバンチプレート18の下面にもペースグ
レート15を貫通して下方に延びる一対の案内ロンド四
が上記両案内ロッド加、27と周方向にずらして垂設さ
れている。また前記ダイセット6の中心部には、頂端に
前記固定下パンチ16内に挿入されたコアロッド四を装
着したコアロッド支持杆(9)が配設されている。また
ダイプレー)22の下面には、押出し完了時に第2フロ
ートパンチプレート19の上面に当接してダイプレート
nおよび第2フロートパンチプレート19間の間隔を保
持する第1の間隔保持杆31、および上記第2フロート
パンチプレート19を貫通し、第1フロートパンチプレ
ート18の上面に当接してダイプレートnおよび第1フ
ロートパンチプレート18間の間隔を保持する第2の間
隔保持杆32が装着されている(第4図参照)。 他方、下部フレーム2内にはストッパ装置および充填装
置等が内蔵せしめられている。 すなわち、上記下部7レーム2内には、第5図。 第6図および第7図に示すようK、各案内ロッド26
、2−7 、28と対応してそれと同−軸線上にそれぞ
几一対づつの停止杆33,34.35が、案内板36&
C摺動自在に装着されている。また、各停止杆33 、
34゜あの下方には、それぞれ下部フレーム2内の中間
支持盤37上に装着されたストッパ38a、38b。 38cが配設されている(第5図にはその2つのみを示
す)。上記各ストッパ38a 、、38b、38cは、
それぞれ、第7図、第8図に示すように、互いにばねに
よって互いに接近するように付勢され、支持板39上を
左右水平方向に摺動自在に設けられた左右一対のストッ
パスライド40a、40bを有し、その支持板39の下
面から垂設されたねじ杆41が、中間支持盤37上に回
動のみ可能に装着された調節ねじ42に螺合せしめられ
ている。 また、上記ストッパ38a 、 38b 、 38cの
上方には、前記停止杆33,34.35が貫通され、案
内杆43に沿って上下動可能なストッパ解放プレート4
5が配設されている。そのストッパ解放プレート45は
シリンダ装置46によってその左右が支持されておワ、
その左右には上部フレーム1まで達するストッパ解放ロ
ッド47 、47の下端が連結されている。 また上記ストッパ解放グレート45の下面には、そ 1
の下降時に一対のストッパスライド40a、40bK設
けられたロー248g、48b間に割り込み、ストッパ
スライド40a、40bを左右に拡開するウェッジ状の
ストッパ解放部材49a 、49b 、49cが、各ス
トッパ38a 、 38b 、 38cに対応して設け
らnている。 さらに、下部フレーム2の基盤2a上には、前記各停止
杆33,34.35と同一軸線上に、調整ねじ園および
ねじ杆51によって上下位置調整自在な充填調整シリン
ダ52がそれぞれ配設されており、各充填調整シリンダ
52のピストンロッド&が各ストッパ38a 、 38
b 、 38cを貫通し、各停止杆33 、34゜あの
下端に連結せしめられている。なお、第5図において符
号Mはカップリング団によってコアロッド支持杆(2)
に連結されたコアロッド停止充填ロッドであり、前記停
止杆お等とはg同様にストッパ解放杆56によって解放
されるストツノ<57によって支承されており、さらに
その下端には調整装置58によって上下調節可能とされ
たコアロッド用充填調些シリンダ59のピストンロッド
59aが連結されている。 また、ストッパ38a 、 38b 、 38cの上下
調節制御装置や各充填14整シリンダ52等の制御装置
(ともに図示せず)・等も下部フレーム2内に内蔵せし
められている。 ところで、前記押出しカム12の下方には、第2図およ
び第9図に示すように、製品の押出し行程時に上記押出
しカム12によって下方に抑圧さオする押出しロッドω
が上下動可能に配設されている。 上記押出しロッドωは第10図に示すよ5にエアシリン
ダ61によって支承されており、また押出しロッドωの
頂端には押出しカム12に当接するロー262が設けら
れ、さらに上記押出しロンドロorLは前記ストッパ解
放ロッド47の頂端が連結されtいる。 また、上記押出しロッドωの下方には、上部フレームl
に固着された油圧シリンダ63が押出し口・ラドωと同
一軸線上に配設されている。油圧シリンダBのシリンダ
室内にはスリーブ状シリンダ64が上下摺動可能に内蔵
され、さらKそのスリーブ状シリンダ伺内には中間押出
しロッド田が上下に貫挿され、その頂端部が油圧シリン
ダ63から上方に突出するとともに、その下端部が、前
記ダイブレー)22の上面から突設された突起部22a
に当接するようにしである。 上記中間押出しロッド65には、油圧シリンダ内におい
て大径部65aが形成されており、さらにその中間押出
しロッド65に外嵌された状態にあるスリーブ状シリン
ダ64の内周部には、上記大径部65aの上端面と係合
し得る段部64aが形成されている。 一方、前記シリンダ装置46、エアシリンダ61にはエ
ヤー源印からレギュレータ67を介して加圧空気が供給
され、ストッパ解放プレート45、ストッパ解放ロッド
47、および押出しロッド13Qが支承されている。ま
た油圧シリンダ63の下部には、スリーブ状シリンダB
を上方に付勢する加圧空気が、レギュレータ錦を介して
供給されている。 他方、上記油圧シリンダ63の上部には、チェックバル
ブ69、ポンプ70を有する油圧供給管゛11の一端が
接続さ几、その油圧供給管71の他端は油圧タンク72
1C接続されており、さらにポンプ70の吐出側と油圧
タンク72間には、IJ IJ−フ弁73、高圧用バイ
四ツトリリーフ弁74、低圧用パイロットリリーフ弁7
5を有するリリーフ回路76が接続されている。また上
記油圧タンク72の上部にはレギュレータ77を介して
加圧空気が供給さtL油油圧タンマフ2内油圧が一足に
なるようにしである。なお、図中符号78 、79は蓄
圧器である。 また、第2図に示すように、上部フレーム1には各フロ
ートパンチグレー) 18 、19の浮上り防止用の2
対のコントロールシリンダ(資)が設けられており(図
にはその1個のみを示す)、その一対のコントロールシ
リンダ帥のピストンロッド81が、第2フロートパンチ
プレート19からダイプレート22を貫通
を適宜形状に成形する粉末成形プレスに係り、特にダイ
セット型の粉末成形プレスに関する。 〔発明の技術的背景およびその問題点〕一般に、粉末冶
金製品の圧縮成形や、フェライト製品、セラミック製品
等の粉末材料による圧縮成形を行なう粉末成形プレスに
おいては、複雑な形状で且つ均一な密度の成形品を得る
ため、上下動可能なダイプレートおよび複数のフロート
パンチプレートを有し、上記粉末材料の締め固め行程中
、ストッパ装置によって停止されるまで上記各フレート
が共に下方に浮動するようにし、各グレートをエヤーシ
リンダ等により支承するフローテングダイ方式のプレス
が採用されているし特公昭40−6151号公報奈照)
0 ところが、近時粉末成形プレスは、より精密なかつ複雑
多段形状の成形が容易にできることは勿論、多種類の′
成形品を1台のプレスで能率良(作業でき、しかもプレ
ス作業の量産効果を損なうことのないように、金型着脱
の時間、所要の成形品を得るための調雅時間等が短かい
ものが要望されている。 しかるに、上記従来のプレスにおいては、機械的剛性お
よび精度は維持できるけれども、金型の着脱v!4整の
ためには、大型プレス500 )ン程度にあっては比較
的簡単、な成形品で3〜5時間、複雑 1な成形品の場
合には5〜10時間を要することが屡々であって、その
間プレス機は稼働できないため、プレス機としての実稼
働率が低下し、多様化に対応できないという不都合があ
る。また、プレス機内での金型交換は作業スペースが狭
い所での作業であるため、その作業が困難であり安全上
にも問題がある。 そこで、上パンチ、ダイプレート、およびフロートパン
チプレート部をダイセットとして一体的に構成し、この
部分のみをフレームに対して着脱し得るようにしたダイ
セット式のプレスが種々考案されている(特公昭52−
36315号公報参照)。 すなわち、このようなプレスにおいては、プレス機1台
に対しダイセットを複数台準備し、プレス機外のシュミ
レータ等を使い、予め次の成形のために、金型の組み込
み、作動状態のチェック等の段取りをしておき、プレス
作業の終了とともにダイセットを取替できるため、プレ
スの不稼動時間を短縮することができる。 しかしながら、この種のダイセット式のプレスにおいて
は、多段成形のためのフロートノくンテプレートの停止
装置等はダイセット内に仕込まれているため、製品の精
度維持のために重要なこの停止装置等が粉塵雰囲気中で
摺動することとなり、機械的異常摩耗等を発生し易(、
精度維持が困難で、安定した高精度の成形品を得ること
が困難である等の問題点がある。また、多段ダイセット
においては、ダイやフロートパンチの充填高さや停止位
置の調整をプレス本体側とダイセット内の両者において
成形品毎に行なう必要があるため、取扱い上繁雑である
等の不都合もある。 〔発明の目的〕 本発明はこのような点に鑑み、多種多様な対象品をあた
かも量産品と同様な取扱いを可能とするために段取時間
を極端に短縮し、多様化に対応することができるととも
に、停止装置等の異常摩耗等の発生を防止でき高精度の
成形を行ない得る粉末成形プレスを得ることを目的とす
る。 〔発明の概要〕 本発明は、ダイ取付用のダイプレート、多段成形のため
の下パンチをそnぞれ取付けるための少なくとも1個の
フロートパンチグレート、およびプレス本体に取付ける
とともに固定下パンチを装着するペースプレートとを有
するダイセットにおけるダイプレートおよびフロートパ
ンチプレートに、それぞれ下方のフロートパンチプレー
トおよびベースプレートを貫通し、そのベースプレート
の下方に突出する案内ロッドを固設するとともに、プレ
ス本体の下部フレーム内に、上記各案内ロッドと同一軸
線上にそれぞれ配設され、高さ位置調節自在に設けらル
たストッパと、上記案内ロッドの下端にそれぞれ当接さ
れるともに圧縮行程中上記ストッパと衝合してプレス荷
重を受けるようにした停止ロッドと、成形品の押出し時
に上記各停止ロッドとストッパとの係合を順次離脱せし
めるストッパ解放部材を設けたストッパ解放プレートを
内蔵せしめたことな特徴とするものであって、停止機構
および調整機構を密閉したフレーム内に設けて防塵作用
を施こすとともに、従来のダイセット式のプレスの利点
を兼ね備えるよ5[したものである。 〔発明の実施例〕 以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について説
明する。 比1図は粉末成形プレスの正面図であり、プレスは上部
フレーム11下部フレーム2およびコラム3によって枠
組さnている。上部フレーム1内には、モータ(図示せ
ず)によって駆動されるクランク機構等が内蔵せしめら
れており、下端に上パンチ4を固着する上ラム5を上下
動するよ5に構成されている。 また、上記上部フレーム1と下部フレーム2との間には
、ダイプレート、フロートパンチプレート等を有′1−
るダイセット6が着脱自任に装着されている。 第2図は、上記粉末成形プレスの一部断面正面図であっ
て、上部フレーム1内には、図示しない主モータ、クラ
ッチ、フライホイル、減速機構等を介して駆動される主
軸10が設けられており、その主軸10の中央部にクラ
ンク11が設けられ、その 1両側には対をなした押出
しカム12が設けられている。上記クランク11には上
ラム位置調整ねじ13等を介して上ラム5が連結されて
おり、そのクランク11の回転に伴なって上記上ラム5
が上下動するようにしである。これらの構成は従来の粉
末成形プレスと全く同一である。 ところで、下部フレーム2の上部基盤14上には前記ダ
イセット6のベースプレート15が設置固定されており
、このベースプレート15の中央上部には固足下パンチ
16が装着されている。その固定下パンチ16の上部外
周部には紀1フロートバンチ17が嵌装せしめられ、そ
の第1フロートバンチ17は前記ベースプレート15の
上方に設′)けられた第17′I ロートバレチプレート18の上面に固着さnている。 さらに上記第1フロートパンチプレート18の上方には
第2フロートパンチグレー)19が設けられており、そ
の第2フロートパンチプレート19にハ前記第1フロー
トバンチ17の上部外周に嵌装された第2フロートパン
チ加が固着さルている。 また、上記第2フロートパンチプレート19の上方ニは
、第2フロートパンチ加が下方から挿入されるダイ21
を取付けたダイプレー)22が配設さn。 さらにその上方には前記上ラム5にボルトによって装着
されるとともに、下面に上バンチ4を取付けた上パンチ
プレー)23が配設されている。上記上パンチプレート
おの下面には一対のガイドロッド冴が下方に突設されて
おり、ダイプレート22の上面に固設された案内筒す内
を摺動し案内さ几るようにしである。 一方、ダイプレー)22の下面には、第3図(a)。 (b) 、 (C)に示すように、第2フロートパンチ
プレート19、第1フロートパンチ18、およびベース
プレート15を貫通して下方に延びる左右一対の案内ロ
ッドかが垂設されており、第2フロートパンチプレート
19の下面には、第1フロートパンチプレート18およ
びベースプレート15を貫通して下方に延び、互いに中
心に対し対象位置に配設さ!’した一対の案内ロッドn
が上記案内ロッドがと周方向にずらして垂設され、さら
に第1フロートバンチプレート18の下面にもペースグ
レート15を貫通して下方に延びる一対の案内ロンド四
が上記両案内ロッド加、27と周方向にずらして垂設さ
れている。また前記ダイセット6の中心部には、頂端に
前記固定下パンチ16内に挿入されたコアロッド四を装
着したコアロッド支持杆(9)が配設されている。また
ダイプレー)22の下面には、押出し完了時に第2フロ
ートパンチプレート19の上面に当接してダイプレート
nおよび第2フロートパンチプレート19間の間隔を保
持する第1の間隔保持杆31、および上記第2フロート
パンチプレート19を貫通し、第1フロートパンチプレ
ート18の上面に当接してダイプレートnおよび第1フ
ロートパンチプレート18間の間隔を保持する第2の間
隔保持杆32が装着されている(第4図参照)。 他方、下部フレーム2内にはストッパ装置および充填装
置等が内蔵せしめられている。 すなわち、上記下部7レーム2内には、第5図。 第6図および第7図に示すようK、各案内ロッド26
、2−7 、28と対応してそれと同−軸線上にそれぞ
几一対づつの停止杆33,34.35が、案内板36&
C摺動自在に装着されている。また、各停止杆33 、
34゜あの下方には、それぞれ下部フレーム2内の中間
支持盤37上に装着されたストッパ38a、38b。 38cが配設されている(第5図にはその2つのみを示
す)。上記各ストッパ38a 、、38b、38cは、
それぞれ、第7図、第8図に示すように、互いにばねに
よって互いに接近するように付勢され、支持板39上を
左右水平方向に摺動自在に設けられた左右一対のストッ
パスライド40a、40bを有し、その支持板39の下
面から垂設されたねじ杆41が、中間支持盤37上に回
動のみ可能に装着された調節ねじ42に螺合せしめられ
ている。 また、上記ストッパ38a 、 38b 、 38cの
上方には、前記停止杆33,34.35が貫通され、案
内杆43に沿って上下動可能なストッパ解放プレート4
5が配設されている。そのストッパ解放プレート45は
シリンダ装置46によってその左右が支持されておワ、
その左右には上部フレーム1まで達するストッパ解放ロ
ッド47 、47の下端が連結されている。 また上記ストッパ解放グレート45の下面には、そ 1
の下降時に一対のストッパスライド40a、40bK設
けられたロー248g、48b間に割り込み、ストッパ
スライド40a、40bを左右に拡開するウェッジ状の
ストッパ解放部材49a 、49b 、49cが、各ス
トッパ38a 、 38b 、 38cに対応して設け
らnている。 さらに、下部フレーム2の基盤2a上には、前記各停止
杆33,34.35と同一軸線上に、調整ねじ園および
ねじ杆51によって上下位置調整自在な充填調整シリン
ダ52がそれぞれ配設されており、各充填調整シリンダ
52のピストンロッド&が各ストッパ38a 、 38
b 、 38cを貫通し、各停止杆33 、34゜あの
下端に連結せしめられている。なお、第5図において符
号Mはカップリング団によってコアロッド支持杆(2)
に連結されたコアロッド停止充填ロッドであり、前記停
止杆お等とはg同様にストッパ解放杆56によって解放
されるストツノ<57によって支承されており、さらに
その下端には調整装置58によって上下調節可能とされ
たコアロッド用充填調些シリンダ59のピストンロッド
59aが連結されている。 また、ストッパ38a 、 38b 、 38cの上下
調節制御装置や各充填14整シリンダ52等の制御装置
(ともに図示せず)・等も下部フレーム2内に内蔵せし
められている。 ところで、前記押出しカム12の下方には、第2図およ
び第9図に示すように、製品の押出し行程時に上記押出
しカム12によって下方に抑圧さオする押出しロッドω
が上下動可能に配設されている。 上記押出しロッドωは第10図に示すよ5にエアシリン
ダ61によって支承されており、また押出しロッドωの
頂端には押出しカム12に当接するロー262が設けら
れ、さらに上記押出しロンドロorLは前記ストッパ解
放ロッド47の頂端が連結されtいる。 また、上記押出しロッドωの下方には、上部フレームl
に固着された油圧シリンダ63が押出し口・ラドωと同
一軸線上に配設されている。油圧シリンダBのシリンダ
室内にはスリーブ状シリンダ64が上下摺動可能に内蔵
され、さらKそのスリーブ状シリンダ伺内には中間押出
しロッド田が上下に貫挿され、その頂端部が油圧シリン
ダ63から上方に突出するとともに、その下端部が、前
記ダイブレー)22の上面から突設された突起部22a
に当接するようにしである。 上記中間押出しロッド65には、油圧シリンダ内におい
て大径部65aが形成されており、さらにその中間押出
しロッド65に外嵌された状態にあるスリーブ状シリン
ダ64の内周部には、上記大径部65aの上端面と係合
し得る段部64aが形成されている。 一方、前記シリンダ装置46、エアシリンダ61にはエ
ヤー源印からレギュレータ67を介して加圧空気が供給
され、ストッパ解放プレート45、ストッパ解放ロッド
47、および押出しロッド13Qが支承されている。ま
た油圧シリンダ63の下部には、スリーブ状シリンダB
を上方に付勢する加圧空気が、レギュレータ錦を介して
供給されている。 他方、上記油圧シリンダ63の上部には、チェックバル
ブ69、ポンプ70を有する油圧供給管゛11の一端が
接続さ几、その油圧供給管71の他端は油圧タンク72
1C接続されており、さらにポンプ70の吐出側と油圧
タンク72間には、IJ IJ−フ弁73、高圧用バイ
四ツトリリーフ弁74、低圧用パイロットリリーフ弁7
5を有するリリーフ回路76が接続されている。また上
記油圧タンク72の上部にはレギュレータ77を介して
加圧空気が供給さtL油油圧タンマフ2内油圧が一足に
なるようにしである。なお、図中符号78 、79は蓄
圧器である。 また、第2図に示すように、上部フレーム1には各フロ
ートパンチグレー) 18 、19の浮上り防止用の2
対のコントロールシリンダ(資)が設けられており(図
にはその1個のみを示す)、その一対のコントロールシ
リンダ帥のピストンロッド81が、第2フロートパンチ
プレート19からダイプレート22を貫通
【7て上方に
延びる突杆19aに当接し、さらに他の一対のコントロ
ールシリンダのピストンロッド(図示せず)が、第1フ
ロートバンチプレート】8から第2フロートパンチグレ
ート19およびダイプレート22を貫通して上方に延び
る突杆18aK 2j iff 8 tt・′J″8酪
油酵9′ダ1は1′プ°°か 1らの圧油が供給される
ようにしである。 しかして、原料粉末の光墳時においては、油圧シリンダ
63の下部に供給された加圧空気によりスリーブ状シリ
ンダ6が上方位置に位置せしめられ、中間押出しロッド
65の上方への移動の規制が解除されている。 そこで、ダイプレート22.各フロートパンチプレート
18 、19.コアロッド29等の充填調整シリンダ5
2 、59を作動させ、そのピストンロッド53゜59
aにより停止杆33 、34 、35を介して案内ロッ
ドあ、 27 、28を上動させ各プレート18 、1
9 、22並びにコアロッド29を所定充填高さ位置に
セットし、ダイ21および各フロートパンチ16 、1
7 、20等によって形成された空所に原料粉末を充填
する。この場合、押出しロッドωの下端60aは第2図
に示すように中間押出しロッド印から離間している。な
お、本実施例は第11図に示すような成品の加工を行な
うものを示し、各下パンチの高さは、第1フロートパン
チ17、第2フロートハンチ20、固定下パンチ16の
順に低くなっている。 このよ5[して充填が完了して加圧行程に入り、上パン
チ4がダイ21に突込むと、予め調整さnたタイミング
でポンプ70が作動され、スリーブ状シリンダ(ロ)の
上面に圧油が供給さn、そのスリーブ状シリンダ64の
段部64aと中間押出しロッド650大径部65aとの
係合&Cjつて、中間押出しロッド65が圧下され、ダ
イグレー)22の突起部22 a K、当接し、さらに
停止杆33がストッパ38aに当って停止する位置まで
ダイプレー1−22が下降せしめら1する。亀、た、第
1フロートバンナプレート18、第2フロートパンチプ
レート19も同様にしてコントロールシリンダ80のピ
ストンロッド81等を介して圧下され、各停止杆ア、3
5がストッパ38b、38cに当って停止する位置まで
下降される。 この場合ポンプ70の油量はダイが上バンチ4と同一速
度で下降するように設計されており、その圧力は高圧用
パイロットリリーフ弁74によって設定さ1t、その設
定圧より油圧が高くなるとリリーフ弁73により圧油の
一部が油圧タンク72に放出される。 その後、上パンチ4がさらに下降することによって加圧
行程が続くが、この加圧直前にリリーフ弁73の高圧用
パイロットリリーフ弁74が低圧用パイロットリリーフ
弁75に切替えられ、ボングア0は加圧が完了しさらに
その後の押出し完了点まで少量の圧油を油圧シリンダ6
3、コントロールシリンダ(資)に供給し続け、ダイプ
レー)22等の浮上りを防止する。 このようにして加圧が完了し、上ラム5が上昇すると、
押出しカム12の回動により押出し行程が開始される。 第2図は上記加圧完了時点を示す。 すなわち、押出しカム120回動によって押出しロッド
ωが下降せしめられ、その押出しロッドωの下端60a
が中間押出しロッド65に当接する直前に、ストッパ解
放ロッド47を介してストッパ解放プレート45 I’
下降せしめらn、そのストッパ解放プレート45から垂
設さnたストッパ解放部材49aによってストッパ38
aのストッパスライド40a、40bが互いに離間され
、停止杆33に対する停止作用が解放される。したがっ
て、その直後押出しカム120回動によって、押出しロ
ッドωが中間押出しロッドti5に当接し中間押出しロ
ッド65が圧下され、その中間押出しロッド65の下降
によってダイプレー)22が下降せしめられる。 このようにしてダイプレートnが下降し、ダイ21の上
面が第1フロートパンチ17の上面と同一になると、第
1フロートパンチプレート18用の停止杆あの下降を阻
止していたストッパ38cが解放されるとともに、第2
の間隔保持杆32が第170−トバンチプレート18の
上面に当接し、ダイフレート器の下降とともに第1フロ
ートパンチプレート18も下降する。その後同様にして
ダイ21、第170−トバンテ17、および第2フロー
トパンチ加の上面が同一平面上にあるようになると、さ
らに第1の間隔保持杆31か第2フロートパンチプレー
ト19の上面に当接し第2フロートパンチプレート19
もダイプレー)22とともに下降し始め、上記両パンチ
17 、20等の上面が固定下パンチ16の上面と同一
面となると、各プレートの下降が停止される。 一方、上述のように各パンチの上面が同一になる )と
、ストッパ解放杆箕によってストッパ57が解放される
とともに、コアロッド用充填調整シリンダ59の上部シ
リンダ室に加圧空気が供給され、ピストンロッド59a
を介してコアロッド29がダイ21から完全に引き抜か
n、成品の押出しが完了し、その後成品の払い出しが行
なわれる。 以後同様にして順次粉末成形品の成形が行なわれる。 また、他の形状の成形品の成形に際しては、プレス本体
に組込ま牡ていたダイセット6をプレス本体から取り外
し、他所で所定のダイやフロートパンチ等を予め組込ん
でおいたグイセットをプレス本体に装着し、プレス本体
内のストッパ装置等を調節することによって別部品の粉
末成形を行なうことができる。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明においてはダイセットにお
けるダイプレートおよび70−トパンチプレートにそ7
1.ぞれ下方のフロートパンチプレートす6よびベース
プレートを貫通し、そのベースプレートの下方に突出す
る案内ロッドを固設するとともに、プレス本体の下部フ
レーム内に、各案内ロッドと同一軸線上にそれぞれ配設
され、高さ位置調節自在に設けられたストッパと、上記
案内ロッドの下端に当接されるとともに圧縮工程中上記
ストッパと衝合してプレス荷重を受けるようにした停止
ロッドと、成形品の押出し時に各停止ロッドとストッパ
との係合を順次離脱せしめるストッパ解放部材を設けた
ストッパ解放プレートとを内蔵せしめたので、ストッパ
装置およびその制御装置等が加工中における粉塵の影響
を受けることがな(、精1度に影響を及ぼす粉塵等によ
る摩耗を防止することができ、成品の精度向上なIIる
ことかできる。しかもダイセット式の0徴はそのま〜保
持されるのでプレス本体の稼動率は高(でき、さらに各
ダイセットにそれぞれストッパ装置等を組込む必要がな
いので、ダイセット自体はシングルなものとでき剛性を
大きなものとすることもできる。また、各ストッパ装置
や充填調節装置がプレス本体の密閉状の下部フレーム内
に設けられることによりそれらの制御装置も下部フレー
ム内に設けることができ、全自動運転のための、グレス
各部のコンピュータ制御によるプリセット化も容易に行
なうことができる。
延びる突杆19aに当接し、さらに他の一対のコントロ
ールシリンダのピストンロッド(図示せず)が、第1フ
ロートバンチプレート】8から第2フロートパンチグレ
ート19およびダイプレート22を貫通して上方に延び
る突杆18aK 2j iff 8 tt・′J″8酪
油酵9′ダ1は1′プ°°か 1らの圧油が供給される
ようにしである。 しかして、原料粉末の光墳時においては、油圧シリンダ
63の下部に供給された加圧空気によりスリーブ状シリ
ンダ6が上方位置に位置せしめられ、中間押出しロッド
65の上方への移動の規制が解除されている。 そこで、ダイプレート22.各フロートパンチプレート
18 、19.コアロッド29等の充填調整シリンダ5
2 、59を作動させ、そのピストンロッド53゜59
aにより停止杆33 、34 、35を介して案内ロッ
ドあ、 27 、28を上動させ各プレート18 、1
9 、22並びにコアロッド29を所定充填高さ位置に
セットし、ダイ21および各フロートパンチ16 、1
7 、20等によって形成された空所に原料粉末を充填
する。この場合、押出しロッドωの下端60aは第2図
に示すように中間押出しロッド印から離間している。な
お、本実施例は第11図に示すような成品の加工を行な
うものを示し、各下パンチの高さは、第1フロートパン
チ17、第2フロートハンチ20、固定下パンチ16の
順に低くなっている。 このよ5[して充填が完了して加圧行程に入り、上パン
チ4がダイ21に突込むと、予め調整さnたタイミング
でポンプ70が作動され、スリーブ状シリンダ(ロ)の
上面に圧油が供給さn、そのスリーブ状シリンダ64の
段部64aと中間押出しロッド650大径部65aとの
係合&Cjつて、中間押出しロッド65が圧下され、ダ
イグレー)22の突起部22 a K、当接し、さらに
停止杆33がストッパ38aに当って停止する位置まで
ダイプレー1−22が下降せしめら1する。亀、た、第
1フロートバンナプレート18、第2フロートパンチプ
レート19も同様にしてコントロールシリンダ80のピ
ストンロッド81等を介して圧下され、各停止杆ア、3
5がストッパ38b、38cに当って停止する位置まで
下降される。 この場合ポンプ70の油量はダイが上バンチ4と同一速
度で下降するように設計されており、その圧力は高圧用
パイロットリリーフ弁74によって設定さ1t、その設
定圧より油圧が高くなるとリリーフ弁73により圧油の
一部が油圧タンク72に放出される。 その後、上パンチ4がさらに下降することによって加圧
行程が続くが、この加圧直前にリリーフ弁73の高圧用
パイロットリリーフ弁74が低圧用パイロットリリーフ
弁75に切替えられ、ボングア0は加圧が完了しさらに
その後の押出し完了点まで少量の圧油を油圧シリンダ6
3、コントロールシリンダ(資)に供給し続け、ダイプ
レー)22等の浮上りを防止する。 このようにして加圧が完了し、上ラム5が上昇すると、
押出しカム12の回動により押出し行程が開始される。 第2図は上記加圧完了時点を示す。 すなわち、押出しカム120回動によって押出しロッド
ωが下降せしめられ、その押出しロッドωの下端60a
が中間押出しロッド65に当接する直前に、ストッパ解
放ロッド47を介してストッパ解放プレート45 I’
下降せしめらn、そのストッパ解放プレート45から垂
設さnたストッパ解放部材49aによってストッパ38
aのストッパスライド40a、40bが互いに離間され
、停止杆33に対する停止作用が解放される。したがっ
て、その直後押出しカム120回動によって、押出しロ
ッドωが中間押出しロッドti5に当接し中間押出しロ
ッド65が圧下され、その中間押出しロッド65の下降
によってダイプレー)22が下降せしめられる。 このようにしてダイプレートnが下降し、ダイ21の上
面が第1フロートパンチ17の上面と同一になると、第
1フロートパンチプレート18用の停止杆あの下降を阻
止していたストッパ38cが解放されるとともに、第2
の間隔保持杆32が第170−トバンチプレート18の
上面に当接し、ダイフレート器の下降とともに第1フロ
ートパンチプレート18も下降する。その後同様にして
ダイ21、第170−トバンテ17、および第2フロー
トパンチ加の上面が同一平面上にあるようになると、さ
らに第1の間隔保持杆31か第2フロートパンチプレー
ト19の上面に当接し第2フロートパンチプレート19
もダイプレー)22とともに下降し始め、上記両パンチ
17 、20等の上面が固定下パンチ16の上面と同一
面となると、各プレートの下降が停止される。 一方、上述のように各パンチの上面が同一になる )と
、ストッパ解放杆箕によってストッパ57が解放される
とともに、コアロッド用充填調整シリンダ59の上部シ
リンダ室に加圧空気が供給され、ピストンロッド59a
を介してコアロッド29がダイ21から完全に引き抜か
n、成品の押出しが完了し、その後成品の払い出しが行
なわれる。 以後同様にして順次粉末成形品の成形が行なわれる。 また、他の形状の成形品の成形に際しては、プレス本体
に組込ま牡ていたダイセット6をプレス本体から取り外
し、他所で所定のダイやフロートパンチ等を予め組込ん
でおいたグイセットをプレス本体に装着し、プレス本体
内のストッパ装置等を調節することによって別部品の粉
末成形を行なうことができる。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明においてはダイセットにお
けるダイプレートおよび70−トパンチプレートにそ7
1.ぞれ下方のフロートパンチプレートす6よびベース
プレートを貫通し、そのベースプレートの下方に突出す
る案内ロッドを固設するとともに、プレス本体の下部フ
レーム内に、各案内ロッドと同一軸線上にそれぞれ配設
され、高さ位置調節自在に設けられたストッパと、上記
案内ロッドの下端に当接されるとともに圧縮工程中上記
ストッパと衝合してプレス荷重を受けるようにした停止
ロッドと、成形品の押出し時に各停止ロッドとストッパ
との係合を順次離脱せしめるストッパ解放部材を設けた
ストッパ解放プレートとを内蔵せしめたので、ストッパ
装置およびその制御装置等が加工中における粉塵の影響
を受けることがな(、精1度に影響を及ぼす粉塵等によ
る摩耗を防止することができ、成品の精度向上なIIる
ことかできる。しかもダイセット式の0徴はそのま〜保
持されるのでプレス本体の稼動率は高(でき、さらに各
ダイセットにそれぞれストッパ装置等を組込む必要がな
いので、ダイセット自体はシングルなものとでき剛性を
大きなものとすることもできる。また、各ストッパ装置
や充填調節装置がプレス本体の密閉状の下部フレーム内
に設けられることによりそれらの制御装置も下部フレー
ム内に設けることができ、全自動運転のための、グレス
各部のコンピュータ制御によるプリセット化も容易に行
なうことができる。
第1図は粉末成形プレスの正面図、第2図は本発明の粉
末成形プレスの一部!Ur正面図、第3図ta)、 (
b) s (c)はそれぞnダイセットにおける案内ロ
ッド部の部分説明図、第4図はダイセットの特に各フロ
ートパンチプレートの間隔保持杆部を示す縦断面図、第
5図は下部フレーム内におけるストッパ装e、等を示す
縦断面図、第6図は第5図の■−■線に沿う横断面図、
第7図はストッパ装置、充填調節装置装着部の部分拡大
縦断面図、第8図はストッパの平面図、第9図は押出し
制御装置の説明図、第10図は押出しカムおよび押出し
ロッド部の側面図、第11図は成形品の一例を示す縦断
面図である。 1・・・上部フレーム、2・・・下部フレーム、4・・
・上バンチ、5・・・上部ラム、6・・・ダイセット、
12・・・押出しカム、15・・・ペースプレート、1
6・・・固定下パンチ、17・・・第1フロートパンチ
、18・・・第1フロートパンチプレート、19・・・
第2フロートパンチプレート、加・・・第2フロートパ
ンチ、21・・・ダイ、n・・・ダイプレート、26
、27 、28・・・案内ロッド、四・・・コアロッド
、33 、34 、35・・・停止杆、38a 、 3
8b 、 38cmストッパ、40a、40b−ストッ
パスライド、45・・・ストッパ解放プレート、47・
・・ストッパ解放ロッド、49a 、49b 、49c
・・・ストッパ解放部材、52・・・充填調整シリンダ
、59・・・コアロッド用充填調整シリンダ、■・・・
押出しロッド、64・・・スリーブ状シリンダ、65・
・・中間押出しロッド、(資)・・・コントロールシリ
ンダ。 出顧人代理人 猪 股 清 44 図 第 5 図 蔓6 図 第 7 丘4
末成形プレスの一部!Ur正面図、第3図ta)、 (
b) s (c)はそれぞnダイセットにおける案内ロ
ッド部の部分説明図、第4図はダイセットの特に各フロ
ートパンチプレートの間隔保持杆部を示す縦断面図、第
5図は下部フレーム内におけるストッパ装e、等を示す
縦断面図、第6図は第5図の■−■線に沿う横断面図、
第7図はストッパ装置、充填調節装置装着部の部分拡大
縦断面図、第8図はストッパの平面図、第9図は押出し
制御装置の説明図、第10図は押出しカムおよび押出し
ロッド部の側面図、第11図は成形品の一例を示す縦断
面図である。 1・・・上部フレーム、2・・・下部フレーム、4・・
・上バンチ、5・・・上部ラム、6・・・ダイセット、
12・・・押出しカム、15・・・ペースプレート、1
6・・・固定下パンチ、17・・・第1フロートパンチ
、18・・・第1フロートパンチプレート、19・・・
第2フロートパンチプレート、加・・・第2フロートパ
ンチ、21・・・ダイ、n・・・ダイプレート、26
、27 、28・・・案内ロッド、四・・・コアロッド
、33 、34 、35・・・停止杆、38a 、 3
8b 、 38cmストッパ、40a、40b−ストッ
パスライド、45・・・ストッパ解放プレート、47・
・・ストッパ解放ロッド、49a 、49b 、49c
・・・ストッパ解放部材、52・・・充填調整シリンダ
、59・・・コアロッド用充填調整シリンダ、■・・・
押出しロッド、64・・・スリーブ状シリンダ、65・
・・中間押出しロッド、(資)・・・コントロールシリ
ンダ。 出顧人代理人 猪 股 清 44 図 第 5 図 蔓6 図 第 7 丘4
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ダイ取付用のダイプレート、多段成形のための下パ
ンチをそれぞ几取り付けるための少な(とも1個のフロ
ートパンチプレート、およびプレス本体に取付けるとと
もに固定下パンチを装着するベースグレートとを有する
ダイセットにおけるダイグレートおよびフロートパンチ
プレートに、そ几ぞれ下方のフロートパンチプレートお
よびベースプレートを貫通し、そのベースプレートの下
方に突出する案内ロンドを固設するとともに、プレス本
体の下部フレーム内に、上記各案内ロンドと同一軸線上
にそれぞn配設さn、高さ位置調節自在に設けられたス
トッパと、上記案内ロンドの下端にそれぞn当接される
とともに圧縮行程中上記ストッパと衝合してプレス荷重
を受けるようにした停止ロンドと、成形品の押出し時に
上記各停止ロンドとストッパとの係合を順次離脱せしめ
るストッパ解放部材を設けたストッパ解放グレートとを
内蔵せしめたことを特徴とする、粉末成形プレス。 2、ストッパ解放プレートは、加圧完了後押出ロッドを
圧下する押出カムによって作動さ1するストッパ解放ロ
ッドに連結されていることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の粉末成形プレス。 3、ストッパは互いに接近する方向に付勢された一対の
ストッパ部材からなり、その接近時にその上面で停止ロ
ッドを係合支承し、その離間時に上記停止ロンドの係合
を解放し、停止ロッドの下降を許容するように構成され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の粉
末成形プレス。 4、ストッパ解放部材は、ウェッジ状をなし、その下降
によって両ストッパ部材を離間方向に作動せしめるよう
に構成さnていることを特徴とする特許請求の範囲第3
項記載の粉末成形ブレス。 5.各停止ロッドはストッパ解放プレートに貫挿さnて
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
項に記載の粉末成形プレス。 6、各停止ロッドの下方には、それぞれ充填調整装置が
配設されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
乃至第5項のいずれかに記載の粉末成形プレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10381983A JPS603999A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 粉末成形プレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10381983A JPS603999A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 粉末成形プレス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS603999A true JPS603999A (ja) | 1985-01-10 |
JPS6227915B2 JPS6227915B2 (ja) | 1987-06-17 |
Family
ID=14364014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10381983A Granted JPS603999A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 粉末成形プレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603999A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0228394U (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-23 | ||
JP2013542857A (ja) * | 2010-11-16 | 2013-11-28 | ドアスト テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | セラミック粉末及び/又は金属粉末・プレス金型部、セラミック粉末及び/又は金属粉末・プレス機、そのようなプレス金型部を備えるモジュールシステム、セラミック粉末及び/又は金属粉末・プレス金型部又はプレス機の構成方法及び運転方法 |
-
1983
- 1983-06-10 JP JP10381983A patent/JPS603999A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0228394U (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-23 | ||
JP2013542857A (ja) * | 2010-11-16 | 2013-11-28 | ドアスト テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | セラミック粉末及び/又は金属粉末・プレス金型部、セラミック粉末及び/又は金属粉末・プレス機、そのようなプレス金型部を備えるモジュールシステム、セラミック粉末及び/又は金属粉末・プレス金型部又はプレス機の構成方法及び運転方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6227915B2 (ja) | 1987-06-17 |
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