JPS603975Y2 - 自動車用インタンク式燃料ポンプ - Google Patents
自動車用インタンク式燃料ポンプInfo
- Publication number
- JPS603975Y2 JPS603975Y2 JP1940580U JP1940580U JPS603975Y2 JP S603975 Y2 JPS603975 Y2 JP S603975Y2 JP 1940580 U JP1940580 U JP 1940580U JP 1940580 U JP1940580 U JP 1940580U JP S603975 Y2 JPS603975 Y2 JP S603975Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- pump housing
- pump
- tank
- fuel pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車用インタンク式燃料ポンプに関するもの
である（参考文献、実開昭５４−１４２８０７号、特公
昭４６−２６４４２号公報）。
である（参考文献、実開昭５４−１４２８０７号、特公
昭４６−２６４４２号公報）。
燃料ポンプを燃料タンク内の燃料中に装着したインタン
ク式のものは既に一般に用いられており、第１図に示す
ようにポンプハウジング１内に羽根車２を装着し、図示
しない電動機の駆動軸３にて該羽根車２を回転させ、吸
入口４より吸入した燃料を吐出口５より所定の圧力にて
吐出送給するようになっているのが普通である。
ク式のものは既に一般に用いられており、第１図に示す
ようにポンプハウジング１内に羽根車２を装着し、図示
しない電動機の駆動軸３にて該羽根車２を回転させ、吸
入口４より吸入した燃料を吐出口５より所定の圧力にて
吐出送給するようになっているのが普通である。
このような燃料ポンプにおいてはポンプハウジング１内
の気化燃料を排出するための手段を設けなければならな
いことは当然であるが、従来はポンプハウジング１内底
面の中央台部１ａに通気孔６を設け、ポンプハウジング
１内の気化燃料が該通気孔６よりポンプハウジング１の
下部のタンク内燃料中に排出されるようになっている。
の気化燃料を排出するための手段を設けなければならな
いことは当然であるが、従来はポンプハウジング１内底
面の中央台部１ａに通気孔６を設け、ポンプハウジング
１内の気化燃料が該通気孔６よりポンプハウジング１の
下部のタンク内燃料中に排出されるようになっている。
しかし一般にポンプハウジング１の底面は水平面に形威
されるのが普通であるので、該通気孔６から排出された
気化燃料は泡状となってハウジング１の底面部に耐着し
、該ハウジング１底面部に膜状の気体層を形威しがちで
ある。
されるのが普通であるので、該通気孔６から排出された
気化燃料は泡状となってハウジング１の底面部に耐着し
、該ハウジング１底面部に膜状の気体層を形威しがちで
ある。
又ポンプハウジング１の底面部外周には補強用リブ１ｂ
が設けられるのが普通であり、該補強用リブ１ｂには排
出された気化燃料を逃がすための切欠き溝１ｂ’が設け
られてはいるが、燃料タンク内の燃料残量が許容最少の
状態での急施回時等液面りが第１図示のように傾くと、
その傾き方向によってはポンプハウジング１の底面部に
エア溜りＡができ、該エア溜りＡのダンパ効果により通
気孔６からの気化燃料排出がスムーズに行なわれ難くな
る等の問題を有している。
が設けられるのが普通であり、該補強用リブ１ｂには排
出された気化燃料を逃がすための切欠き溝１ｂ’が設け
られてはいるが、燃料タンク内の燃料残量が許容最少の
状態での急施回時等液面りが第１図示のように傾くと、
その傾き方向によってはポンプハウジング１の底面部に
エア溜りＡができ、該エア溜りＡのダンパ効果により通
気孔６からの気化燃料排出がスムーズに行なわれ難くな
る等の問題を有している。
本考案は上記のような従来の燃料ポンプにおける気化燃
料排出に関しての欠点を解消することを目的とするもの
であり、以下第２図実施例につき説明する。
料排出に関しての欠点を解消することを目的とするもの
であり、以下第２図実施例につき説明する。
本考案では第２図に示すようにポンプハウジング１内底
面部に形成される中央台部１ａに外側を該台部１ａにて
囲まれた凹部７を形成し、該凹部７を連通口８により吐
出口５側の燃料通路と連通させ、該凹部７の中央即ちポ
ンプハウジング１の中央部に通気孔６を設けると共に、
ポンプハウジング１の底面外形状を通気孔６部が最下底
となるよう逆円錐状の傾斜面１Ｃに構成したものである
。
面部に形成される中央台部１ａに外側を該台部１ａにて
囲まれた凹部７を形成し、該凹部７を連通口８により吐
出口５側の燃料通路と連通させ、該凹部７の中央即ちポ
ンプハウジング１の中央部に通気孔６を設けると共に、
ポンプハウジング１の底面外形状を通気孔６部が最下底
となるよう逆円錐状の傾斜面１Ｃに構成したものである
。
上記傾斜面ＩＣの傾斜角αは自動車の急施回時等におけ
る燃料タンク内燃料の最大傾斜角例えば１５〜２０°程
度にはＳ゛一致する角度とすることが望ましい。
る燃料タンク内燃料の最大傾斜角例えば１５〜２０°程
度にはＳ゛一致する角度とすることが望ましい。
上記おような構成をとった本考案によれば、羽根車２の
回転駆動防液状燃料にくらべ密度の低い気化燃料は遠心
力により分離されて羽根車２の中心寄りに集中する傾向
があるので、該気化燃料は矢印の如く連通口８より凹部
７内に入り、その中央部に設けた通気孔６より下方に排
出される。
回転駆動防液状燃料にくらべ密度の低い気化燃料は遠心
力により分離されて羽根車２の中心寄りに集中する傾向
があるので、該気化燃料は矢印の如く連通口８より凹部
７内に入り、その中央部に設けた通気孔６より下方に排
出される。
ポンプハウジング底面より下方に排出された気化燃料は
ポンプハウジング底面外側の逆円錐状の傾斜面１ｃに沿
って燃料内を上昇し、タンク内液面上に浮上排出され、
通気孔６附近のポンプハウジング底面外側に耐着滞溜す
るようなことは全くない。
ポンプハウジング底面外側の逆円錐状の傾斜面１ｃに沿
って燃料内を上昇し、タンク内液面上に浮上排出され、
通気孔６附近のポンプハウジング底面外側に耐着滞溜す
るようなことは全くない。
又上記傾斜面１ｃの中心最下底部に通気孔が開口してい
るので、燃料残量が少ないとき液面傾斜に際しても、決
して通気孔６の出口部に空気溜りは形成されることがな
く、通気孔６からの気化燃料排出は的確に行なわれ、気
化燃料の排出に要する時間の著しい短縮をはかることが
でき、駐車後の再始動性の大幅な向上をもたらし得るも
のである。
るので、燃料残量が少ないとき液面傾斜に際しても、決
して通気孔６の出口部に空気溜りは形成されることがな
く、通気孔６からの気化燃料排出は的確に行なわれ、気
化燃料の排出に要する時間の著しい短縮をはかることが
でき、駐車後の再始動性の大幅な向上をもたらし得るも
のである。
第３図は台部１ａに形成される凹部を溝状に形成した例
を示しており、第２図と同一の符号は同一の部分を表わ
し、機能、効果も第２図のものとはＳ゛同じである。
を示しており、第２図と同一の符号は同一の部分を表わ
し、機能、効果も第２図のものとはＳ゛同じである。
第４図は本考案の他の実施例を示し、ポンプハウジング
１の底部を吸込口４へ向かって一方向に１５〜２０°の
傾斜をもたせた形状にしたもので、通気孔６は最下底よ
りわずかに上流にある。
１の底部を吸込口４へ向かって一方向に１５〜２０°の
傾斜をもたせた形状にしたもので、通気孔６は最下底よ
りわずかに上流にある。
これでも第２図とはＳ゛同じ効果がある。
第１図は従来のインタンク式燃料ポンプを示す縦断面図
、第２図及び第３図はそれぞれ本考案の実施例を示すも
ので、各図においてイは縦断面図、口はイのＸ−Ｘ断面
図である。 第４図は本考案の他の実施例を示す要部縦断面図である
。 １・・・ポンプハウジング、１ａ・・・中央台部、１ｃ
・・・傾斜面、２・・・羽根車、３・・・駆動軸、４・
・・吸入口、５・・・吐出口、６・・・通気孔、７・・
・凹部、訃・・連通口。
、第２図及び第３図はそれぞれ本考案の実施例を示すも
ので、各図においてイは縦断面図、口はイのＸ−Ｘ断面
図である。 第４図は本考案の他の実施例を示す要部縦断面図である
。 １・・・ポンプハウジング、１ａ・・・中央台部、１ｃ
・・・傾斜面、２・・・羽根車、３・・・駆動軸、４・
・・吸入口、５・・・吐出口、６・・・通気孔、７・・
・凹部、訃・・連通口。
Claims (1)
- ポンプハウジング内に羽根車を装着した燃料ポンプを燃
料タンクの燃料内に位置するよう取付けたインタンク式
燃料ポンプにおいて、ポンプハウジング内底面の中央台
部に吐出口寄りの燃料通路と連通ずる凹部を形威し、そ
の中央部にポンプハウジング底面外部に貫通する通気孔
を設けると共に、該ポンプハウジング底面外形を、上記
通気孔部が最下底附近となる傾斜面に構成したことを特
徴とする自動車用インタンク式燃料ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1940580U JPS603975Y2 (ja) | 1980-02-18 | 1980-02-18 | 自動車用インタンク式燃料ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1940580U JPS603975Y2 (ja) | 1980-02-18 | 1980-02-18 | 自動車用インタンク式燃料ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56120357U JPS56120357U (ja) | 1981-09-12 |
| JPS603975Y2 true JPS603975Y2 (ja) | 1985-02-04 |
Family
ID=29615665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1940580U Expired JPS603975Y2 (ja) | 1980-02-18 | 1980-02-18 | 自動車用インタンク式燃料ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603975Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-18 JP JP1940580U patent/JPS603975Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56120357U (ja) | 1981-09-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5718208A (en) | Fuel vapor management system | |
| JP4597355B2 (ja) | 自動車用の燃料供給モジュール | |
| GB2311563A (en) | Fuel pump for an automotive fuel delivery system | |
| US3443519A (en) | Fuel pump with collector chamber | |
| JPH0553952B2 (ja) | ||
| US7871238B2 (en) | Fuel pump | |
| JP2533279B2 (ja) | 圧縮機のオイルピックアップチュ―ブ | |
| US6520161B2 (en) | Fuel supply system | |
| JPS603975Y2 (ja) | 自動車用インタンク式燃料ポンプ | |
| KR100571591B1 (ko) | 배수 펌프 | |
| JPS61175297A (ja) | 車両用電動式燃料ポンプ | |
| US2815717A (en) | Vapor vent for centrifugal pump | |
| JPS623312B2 (ja) | ||
| US6425377B1 (en) | Fuel delivery unit | |
| JP2947087B2 (ja) | 先行待機形ポンプの振動防止装置 | |
| JPH0625616Y2 (ja) | エンジンのオイルパン構造 | |
| JPS6337506Y2 (ja) | ||
| EP0226405A2 (en) | Separating air from liquid fuel | |
| JPS5836849Y2 (ja) | 自動車用燃料ポンプ装置 | |
| JP3804439B2 (ja) | 燃料ポンプ構造及び該燃料ポンプを設けた燃料タンク構造 | |
| KR200298445Y1 (ko) | 차량용 연료펌프의 체크밸브 | |
| US4808066A (en) | Device for conveying fuel from a supply tank to internal combustion engine | |
| JPH10252596A (ja) | 車両用燃料タンク | |
| JP2618474B2 (ja) | インタンク式燃料ポンプ取付構造 | |
| JPH08158978A (ja) | 車両用インタンク式燃料ポンプ |