JPH08158978A - 車両用インタンク式燃料ポンプ - Google Patents

車両用インタンク式燃料ポンプ

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Publication number
JPH08158978A
JPH08158978A JP29738094A JP29738094A JPH08158978A JP H08158978 A JPH08158978 A JP H08158978A JP 29738094 A JP29738094 A JP 29738094A JP 29738094 A JP29738094 A JP 29738094A JP H08158978 A JPH08158978 A JP H08158978A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
fuel
vapor
discharge hole
passage
Prior art date
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Application number
JP29738094A
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English (en)
Inventor
Kenji Nagasaki
賢司 長崎
Hideo Ikegaya
英男 池ヶ谷
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ポンプ停止時において多量に発生したベーパを
排出する。 【構成】ポンプ室に配設されたインペラの回転により、
ポンプ室の燃料流路12aを通過する燃料が昇圧され
る。燃料流路12aには、ポンプ駆動時にある程度まで
燃料が昇圧される位置に第1のベーパ排出孔(ポンプ駆
動時用ベーパ排出孔)20が形成されている。また、吸
入通路15の開口よりも僅かに下流側の位置には、前記
第1のベーパ排出孔20よりも通路面積の大きい第2の
ベーパ排出孔(ポンプ停止時用ベーパ排出孔)21が形
成されている。つまり、第2のベーパ排出孔21は、ポ
ンプ駆動時において正圧域で且つ昇圧が殆どない位置に
設けられている。第2のベーパ排出孔21は、ベーパの
浮力によりベーパ排出が可能であるようにその通路面積
が設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の燃料タンク内
に装着される車両用インタンク式燃料ポンプに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の車両用インタンク式燃
料ポンプとして、ポンプハウジングにベーパ排出孔を設
け、同孔によりインペラの回転に伴って発生するベーパ
(燃料蒸気)をポンプ外部に排出するものが開示されて
いる(例えば特開昭63−215868号公報等)。こ
のような燃料ポンプでは、ベーパ排出により所望の吐出
圧力,吐出流量を確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
燃料ポンプでは、ポンプ駆動時に発生するベーパは適宜
排出できるものの、ポンプ停止時に発生するベーパが多
量に蓄積された場合、その多量に蓄積されたベーパの排
出に時間を要し、種々の問題を生ずる。つまり、上記従
来の燃料ポンプに設けられるベーパ排出孔は、インペラ
が回転し圧力がある程度まで上昇した時に燃料ベーパを
排出するものであり、ポンプ駆動時における同孔からの
燃料漏れを防止するためその孔径は小さく設計されてい
る。そのため、ポンプ停止時に主にフィルタ部で発生し
燃料吸入部に蓄積されたベーパは、ポンプ始動時(エン
ジン始動時)において上記ベーパ排出孔から素早く逃が
すことができず、燃圧の立ち上がり遅れ等によりエンジ
ン始動性の悪化等の問題を招く。
【0004】この発明は、上記問題に着目してなされた
ものであって、その目的とするところは、ポンプ停止時
において多量に発生したベーパを排出可能にする車両用
インタンク式燃料ポンプを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、車両の燃料タンク内にお
いて燃料中に配置され、ポンプ室を形成するポンプハウ
ジングと、前記ポンプハウジングの下側に形成され、一
端がポンプ外部に開口すると共に、他端が前記ポンプ室
に開口する燃料吸入通路と、前記ポンプ室内に配置さ
れ、回転により前記燃料吸入通路から燃料を吸入すると
共に昇圧して吐出するためのインペラと、前記ポンプハ
ウジングに設けられ、一端が外部に開口すると共に他端
がポンプ室における燃料昇圧部位に開口するポンプ駆動
時用ベーパ排出孔と、前記ポンプハウジングに設けら
れ、一端が外部に開口すると共に他端がポンプ室に開口
し、且つ通路面積が前記ポンプ駆動時用ベーパ排出孔の
通路面積よりも大きいポンプ停止時用ベーパ排出孔とを
備えることを要旨としている。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記ポンプ停止時用ベーパ排出孔
は、前記燃料吸入通路に蓄積されるベーパ量が所定量を
超えるとその浮力により同ベーパを排出可能とする通路
面積を有している。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明において、前記ポンプ停止時用ベーパ排
出孔は、前記ポンプ室における燃料吸入通路の開口部よ
りも僅かに下流側に設けられる。
【0008】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、インペラの回
転に伴い燃料吸入通路から燃料がポンプ室に吸入され、
同燃料はポンプ室を移送する際に昇圧されて吐出され
る。このとき、インペラの回転に伴い発生するベーパは
ポンプ駆動時用ベーパ排出孔からポンプ外部に排出され
る。一方、ポンプ停止時においてベーパが多量に発生
し、燃料吸入通路にベーパが蓄積された場合には、同ベ
ーパがポンプ停止時においてポンプ停止時用ベーパ排出
孔から排出される。つまり、ポンプ停止時用ベーパ排出
孔はその通路面積が比較的大きいため、同孔に表面張力
が作用するとしてもその圧力(単位面積当たりの力)は
小さく、ポンプ停止時にベーパが自然排出できる。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、燃料吸入
通路に蓄積されるベーパ量が所定量を超えると、その浮
力により同ベーパがポンプ停止時用ベーパ排出孔から排
出される。すなわち、燃料吸入通路とポンプ停止時用ベ
ーパ排出孔とはポンプ室を介して連通しており、ベーパ
の浮力はポンプ停止時用ベーパ排出孔に作用する。この
場合、例えばポンプ停止時用ベーパ排出孔の通路面積を
大きくして同孔に作用する圧力(単位面積当たりの力)
を低減させれば、排出可能なベーパ量は増加する。つま
り、ポンプ停止時用ベーパ排出孔の通路面積を調整する
ことにより、ポンプ停止時に燃料吸入通路に溜まるベー
パ量が管理できる。
【0010】請求項3に記載の発明によれば、ポンプ停
止時用ベーパ排出孔はポンプ室における燃料吸入通路の
開口部よりも僅かに下流側に位置するため、同孔位置
は、ポンプ駆動時においてインペラ回転に伴い正圧とな
り且つその際の昇圧が殆どない。そのため、ポンプ停止
時用ベーパ排出孔の通路面積を大きくしても、ポンプ駆
動時に燃料の流入又は流出を招くことはなくポンプ性能
に支障を来すおそれはない。
【0011】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に従って説明する。図5は、燃料タンク1内に配設され
た車両用インタンク式燃料ポンプ(以下、単に燃料ポン
プという)2の全体構成を示す図である。すなわち、図
5において、燃料タンク1には、ブラケット3を介して
燃料ポンプ2が縦型に配置されている。燃料ポンプ2
は、フィルタ4を介してポンプ内に燃料(ガソリン)を
吸入すると共に、吐出管5を介して図示しないエンジン
の燃料噴射弁へ燃料を吐出する。フィルタ4はメッシュ
材にて構成され、燃料タンク1内の異物等が燃料ポンプ
2内に混入するのを防止する。
【0012】図1は、燃料ポンプ2の構成を詳細に示す
断面図である。図1において、円筒状のポンプ本体6内
には直流式のモータ7が配設され、該モータ7からは上
下方向に延びる駆動軸8a,8bが突出している。前記
ポンプ本体6の下端には、ポンプケーシング9とその下
面に当接するポンプカバー10とがカシメ着されてい
る。ポンプケーシング9の軸心部には、軸受11により
前記駆動軸8bが回転可能に支持されている。本実施例
では、ポンプケーシング9及びポンプカバー10がポン
プハウジングに相当する。
【0013】ポンプケーシング9とポンプカバー10と
の当接部には、円形凹状のポンプ室12が形成されてお
り、該ポンプ室12には、前記モータ7の駆動軸8bと
一体回転するインペラ13が配設され、インペラ13外
周に円弧状の燃料流路12aが形成されている。インペ
ラ13の外周部には、複数の羽根溝13aが等間隔に形
成されている。ポンプカバー10には、下方に開口する
吸入ポート14が形成されており、同吸入ポート14は
同一径の円筒形状をなしている。この吸入ポート14に
は前記図5に示すフィルタ4が取り付けられる。また、
ポンプカバー10には、前記吸入ポート14と前記燃料
流路12aとを連通する吸入通路15が形成され、ポン
プケーシング9には燃料流路12aとポンプケーシング
9上方の高圧室17とを連通する吐出通路16が形成さ
れている。ここで、吸入ポート14及び吸入通路15が
燃料吸入通路に相当する。
【0014】従って、モータ7の駆動に伴いインペラ1
3が回転すると、吸入ポート14,吸入通路15を介し
てポンプ室12の燃料流路12aに燃料が吸入される。
このとき、インペラ13外周の羽根溝13a前後で圧力
差が生じ、これを多数の羽根溝13aで繰り返すことに
より燃料が昇圧される。そして、インペラ13の羽根溝
13aにて昇圧された燃料は、モータ7周りの高圧室1
7を通り吐出ポート18より吐出される。なお、吐出ポ
ート18には燃料の逆流を防止するチェック弁19が配
設されている。
【0015】図2は、図1のA−A線から見たポンプカ
バー10の平面図である(但し、同図には、便宜上ポン
プケーシング9側に設けられた燃料流路12a,吐出通
路16を合わせて示している)。
【0016】図2において、ポンプカバー10には、燃
料流路12aとポンプ外部とを連通するポンプ駆動時用
ベーパ排出孔(以下、第1のベーパ排出孔という)2
0、及びポンプ停止時用ベーパ排出孔(以下、第2のベ
ーパ排出孔という)21が形成されている(第2のベー
パ排出孔21の断面を図3に示す)。
【0017】より詳しくは、吸入通路15の開口部と燃
料流路12aとの境界を「0°」とした場合、第1のベ
ーパ排出孔20は前記開口部よりも下流側で、「θ1」
の位置(例えばθ1=90°〜120°)に、第2のベ
ーパ排出孔21は前記開口部よりも下流側で、「θ2」
の位置(例えばθ2=5°〜15°)に設けられてい
る。ここで、図4に示すように、0°を基準として図の
時計回り方向に位置する吸入通路15は負圧域となり、
0°を基準として図の反時計回り方向に位置する燃料流
路12aは正圧域となる。すなわち、ポンプ駆動時に
は、負圧域となる吸入通路15より燃料が吸入される。
これに対して、第2のベーパ排出孔21は正圧域の0°
付近にあるため、ポンプ駆動時において同孔21を通じ
て燃料が流入又は流出されることはない。
【0018】また、第1のベーパ排出孔20は、ポンプ
駆動時のペーバ排出を実現すると共に燃料の流出を最小
限に抑えるために、その径(通路面積)が比較的小さく
設定されている。これに対して、第2のベーパ排出孔2
1は上記の如くポンプ駆動時における燃料の流入及び流
出を伴わないため、その径を小さくする必要はなく、そ
の孔径(通路面積)は次のように規定される。
【0019】つまり、図6に示すように、吸入ポート1
4に作用する圧力をP1 、第2のベーパ排出孔21に作
用する圧力をP2 とした場合、ポンプ停止時に第2のベ
ーパ排出孔21から燃料を自然排出するには、圧力P1
を圧力P2 よりも大きくすればよい(P1 >P2 )。
【0020】ここで、吸入ポート14の半径をr1 、吸
入ポート14に燃料のベーパが蓄積した時(ベーパは浮
力により吸入ポート14の上部に溜まる)のベーパの高
さをh、第2のベーパ排出孔21の半径r2 、燃料(ガ
ソリン)の密度をρ、重力加速度をg、燃料(ガソリ
ン)の表面張力をδとした時、圧力P1 ,P2 は次の数
式1,2にて近似することができる。
【0021】
【数1】
【0022】
【数2】
【0023】上記数式1の右辺において、前項は吸入ポ
ート14におけるベーパのヘッド圧(浮力に相当する圧
力)を示し、後項は同じく吸入ポート14におけるベー
パの表面張力による圧力を示す。上記数式2の右辺は第
2のベーパ排出孔21におけるベーパの表面張力による
圧力を示す。従って、上記数式1,2の関係式を用いれ
ば、P1 >P2 の関係より次の数式3が得られる。
【0024】
【数3】
【0025】そして、上記数式3を高さhについて解く
と、
【0026】
【数4】
【0027】となる。より具体的には、ρ=720kg
/m3 ,g=9.8m/s2 ,δ=2.6×10-2N/
m,r1 =5mmとすれば、次の数式5が得られる。
【0028】
【数5】
【0029】つまり、上記数式5を満たすことにより、
すなわち吸入ポート14内においてベーパが高さhに達
することにより、ポンプ停止時におけるベーパの自然排
出が可能となる。
【0030】また、上記数式5を第2のベーパ排出孔2
1の半径r2 について解くと、次の数式6が得られる。
【0031】
【数6】
【0032】つまり、前記高さhを所定値とする場合、
数式6を満たすようにベーパ排出孔21が設定されれ
ば、ポンプ停止時においてベーパ量が増えて高さhに達
した際にベーパ排出が可能となる。
【0033】次に、上記の如く構成された燃料ポンプ2
の作用を説明する。さて、エンジンを始動すると、モー
タ7に駆動軸8a,8bを介して駆動連結されたインペ
ラ13がポンプ室12内で回転する。それにより、燃料
タンク1内の燃料がフィルタ4を通過してポンプ内に吸
入され、ポンプ室12の燃料流路12aに沿って移送さ
れる際に昇圧される。燃料流路12a内で昇圧された燃
料は吐出通路16,吐出管5を通ってエンジンに送られ
る。このとき、燃料の昇圧時に発生するベーパは、燃料
流路12aの移送の際に第1のベーパ排出孔20を通っ
てポンプ外部に排出される。
【0034】一方、燃料タンク1内の燃料温度が所定温
度(例えば55℃)に達していれば、エンジン始動前に
おいて燃料の沸騰によるベーパが発生し、その多くがフ
ィルタ4に付着する。そして、フィルタ4を伝って燃料
ポンプ2の吸入ポート14に溜まる。そのとき、吸入ポ
ート14に溜まったベーパの浮力により前記数式5が満
たされれば、すなわちベーパ柱の高さが数式5の右辺よ
りも大きくなれば、ベーパは第2のベーパ排出孔21か
ら自然に排出される。よって、吸入ポート14,吸入通
路15には、多量のベーパが溜まることはなく、僅かに
溜まったベーパはエンジン始動時に素早く排出されるこ
とになる。その結果、従来の燃料ポンプとは異なり、エ
ンジン始動性の悪化を回避でき良好な燃料供給を実現す
ることができる。
【0035】なお、本発明は上記実施例の他に、次の様
態にて具体化することができる。 (1)第2のベーパ排出孔21の形状を図7(a),
(b)に示すように変更してもよい(図7にはポンプカ
バー10のみを示す)。図7(a)において第2のベー
パ排出孔21は、ポンプ室12側の端部からポンプ外部
側の端部に近づくほど拡径されている。また、図7
(b)では、ポンプ外部側の端部にR部(アール部)が
形成されている。これらの場合、第2のベーパ排出孔2
1においてポンプ外部に近づくほどベーパの表面張力に
対応する圧力(単位面積当たりの力)が低減され、同孔
21からのベーパの自然排出が容易となる。
【0036】(2)上記実施例では、第2のベーパ排出
孔21をポンプカバー10に設け、その一端を下方に向
けて開口したが、これを変更してもよい。例えば、第2
のベーパ排出孔をポンプケーシング9に設け、その一端
をポンプ本体6に開口をさせるようにしてもよい。
【0037】(3)上記実施例の燃料ポンプの他に、上
下2段にインペラを設けた燃料ポンプに本発明を具体化
することもできる。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ポンプ
停止時において多量に発生したベーパを排出し、エンジ
ン始動時における始動性の悪化を抑制することができる
という優れた効果を発揮する。
【0039】請求項2に記載の発明によれば、ポンプ停
止時においてベーパの浮力を利用して適切にベーパ排出
を行うことができる。請求項3に記載の発明によれば、
ポンプ停止時用ベーパ排出孔の通路面積に関係なくポン
プ駆動時に燃料の流入又は流出を防止することができ
る。そのため、ポンプ停止時用ベーパ排出孔の通路面積
を大きくすることが可能となり、ポンプ停止時における
ベーパ排出を容易且つ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用インタンク式燃料ポンプの構成を示す断
面図。
【図2】図1のA−A線から見たポンプカバーの平面
図。
【図3】第2のベーパ排出孔付近における燃料ポンプの
断面図。
【図4】ポンプ室の燃料流路における圧力分布を示す
図。
【図5】燃料タンクに配設された燃料ポンプを示す構成
図。
【図6】第2のベーパ排出孔付近の構成をモデル化して
示す図。
【図7】第2のベーパ排出孔の形状を示すポンプカバー
の断面図。
【符号の説明】
1…燃料タンク、2…燃料ポンプ(車両用インタンク式
燃料ポンプ)、9…ポンプハウジングを構成するポンプ
ケーシング、10…ポンプハウジングを構成するポンプ
カバー、12…ポンプ室、13…インペラ、14…燃料
吸入通路としての吸入ポート、15…燃料吸入通路とし
ての吸入通路、20…ポンプ駆動時用ベーパ排出孔とし
ての第1のベーパ排出孔、21…ポンプ停止時用ベーパ
排出孔としての第2のベーパ排出孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の燃料タンク内において燃料中に配置
    され、ポンプ室を形成するポンプハウジングと、 前記ポンプハウジングの下側に形成され、一端がポンプ
    外部に開口すると共に、他端が前記ポンプ室に開口する
    燃料吸入通路と、 前記ポンプ室内に配置され、回転により前記燃料吸入通
    路から燃料を吸入すると共に昇圧して吐出するためのイ
    ンペラと、 前記ポンプハウジングに設けられ、一端が外部に開口す
    ると共に他端がポンプ室における燃料昇圧部位に開口す
    るポンプ駆動時用ベーパ排出孔と、 前記ポンプハウジングに設けられ、一端が外部に開口す
    ると共に他端がポンプ室に開口し、且つ通路面積が前記
    ポンプ駆動時用ベーパ排出孔の通路面積よりも大きいポ
    ンプ停止時用ベーパ排出孔とを備えることを特徴とする
    車両用インタンク式燃料ポンプ。
  2. 【請求項2】前記ポンプ停止時用ベーパ排出孔は、前記
    燃料吸入通路に蓄積されるベーパ量が所定量を超えると
    その浮力により同ベーパを排出可能とする通路面積を有
    する請求項1に記載の車両用インタンク式燃料ポンプ。
  3. 【請求項3】前記ポンプ停止時用ベーパ排出孔は、前記
    ポンプ室における燃料吸入通路の開口部よりも僅かに下
    流側に設けられる請求項1又は2に記載の車両用インタ
    ンク式燃料ポンプ。
JP29738094A 1994-11-30 1994-11-30 車両用インタンク式燃料ポンプ Pending JPH08158978A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000337221A (ja) * 1999-05-25 2000-12-05 Aisan Ind Co Ltd 燃料供給装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000337221A (ja) * 1999-05-25 2000-12-05 Aisan Ind Co Ltd 燃料供給装置

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