JPS6039751B2 - 亜鉛被覆鋼材のクロメ−ト処理方法 - Google Patents
亜鉛被覆鋼材のクロメ−ト処理方法Info
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- JPS6039751B2 JPS6039751B2 JP13920882A JP13920882A JPS6039751B2 JP S6039751 B2 JPS6039751 B2 JP S6039751B2 JP 13920882 A JP13920882 A JP 13920882A JP 13920882 A JP13920882 A JP 13920882A JP S6039751 B2 JPS6039751 B2 JP S6039751B2
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- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C22/05—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions
- C23C22/06—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6
- C23C22/24—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6 containing hexavalent chromium compounds
- C23C22/30—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6 containing hexavalent chromium compounds containing also trivalent chromium
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- C23C22/05—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions
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- C23C22/34—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6 containing fluorides or complex fluorides
- C23C22/37—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6 containing fluorides or complex fluorides containing also hexavalent chromium compounds
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Description
本発明は亜鉛または亜鉛合金によって被覆された鋼材に
防錆処理として適する無機質の被覆を形成せしうるクロ
メート処理方法に関する。 従来から亜鉛メッキ、亜鉛合金メッキされた鋼材または
線材(亜鉛メッキ鋼材と総称する)等には白錆防止のた
め、防錆処理としてクロメート処理が行なわれている。 クロメート処理は従来亜鉛メッキ鋼板製造後、需要家で
使用するまでの間の白錆防止即ち1次防錆処理として用
いられることが多かったが、近年、電気器具、鋼製家具
、自動車部品等に加工された亜鉛メッキ鋼板等がそのま
ま使用されることが多くなり、亜鉛メッキ鋼板メーカー
で鋼板になされたクロメート処理が、そのまま加工後も
防錆処理や塗装下地処理として用いられることが多くな
った。このように近年では亜鉛メッキ鋼板のクロメート
処理は1次防錆処理でなく、最終防錆並びに塗装下地処
理としての機能が望まれるようになり、従来にも増して
高度の耐久性が必要になった。亜鉛メッキ鋼材のクロメ
ート処理の防鋼性を高める方法としては、すでにクロメ
ート処理液としてクロム酸にシリカゲル又はシリカ粉末
や少量の三価クロムイオン(以下Cr+3と記す)を添
加することが公知である。 しかしながらこれらの方法ではクロメート付着量が全ク
ロムとして10〜20双9/淋程度(以下クロム付着量
は同様に表示する)の場合、シリカゾルやCr十3の添
加によっても塩水噴霧試験(JISZ2321)で2独
特間白鏡が発生しない程度の弱し、防錆効果しか得られ
ない。 これらのクロメート処理液でもクロム付着量を増せば、
クロム付着量の増加に比例して防錆効果が高まるが、次
の問題があるために30の9/〆以上に付着量を増すこ
とは困難である。これらのクロメート処理液はクロム分
の主成分が六価クロム(以下Cr+6と託す)であるた
め、クロメート皮膜は吸湿性を有しており、通常の湿度
でこれらのクロメートが亜鉛メッキ鋼板から剥離し易く
、これらのクロメート処理した亜鉛メッキ鋼板のコイル
を灘断ライン等に通板すると、設備と亜鉛メッキ鋼板の
表面が接触する部分でクロメート皮膜が剥離し、亜鉛メ
ッキ鋼板の外観、防錆効果を著しく損う。亜鉛メッキ線
材も又同様である。これらのクロメート皮膜の吸湿−剥
離現象は、クロメート付着量が多くなるにつれて激しく
なる。 クロム付着量が30雌/枕禾満ではこのような剥離現象
は目立たないが、30の9/力以上では増加するにつれ
て顕著になる。上記の理由から従来のクロメート処理方
法ではクロム付着量は実用上30雌/め程度しか塗布す
ることができず、最終防錆に用いうる高耐食性のクロメ
ート処理を行なうことが困難であった。クロム付着量を
増してもクロメート皮膜を剥離しがたくする方法として
は、クロメート処理液中のC〆6とクロム酸還元生成物
の含有量を変える方法が知られているが、これは有効で
はあるが、次の理由で性能向上に限界があり、極めて顕
著に有効な方法ではない。Cr+6濃度(Amoど/そ
)とCr十6還元生成物濃度(Bmoそ/そ)の比(以
下8とする、8=A/B)が小さいほどクロメート皮膜
は剥離しがたくなるが、ある値以下になるとクロメート
処理液中にクロム酸還元生成物を含む沈澱が発生する。
そのためクロム酸還元生成物の濃度を増すには限界があ
り、従って吸湿および剥離が起りにくいクロメート皮膜
も亜鉛または亜鉛合金被覆鋼材の表面に形成させるには
限界がある。本発明はかかる問題を解決するために新た
なクロメート処理方法を発明した。本発明は以下を要旨
とする。 すなわち亜鉛または亜鉛を主成分とする合金によって被
覆された鋼材の表面処理方法において、クoメート処理
液中のCr+6濃度(モル/そ)とCr+6の還元生成
物の濃度(モル/夕)の合計に対するクロメート処理液
中での未反応でクロメート処理液に強酸を添加し加熱し
たときCr+6を容易に還元し得る還元剤(当量/夕)
との比が0.01〜0.2:1であり、かつクロメート
処理液中のCr+6の濃度(モル/夕)とCr+6の還
元生成物の濃度(モル/そ)の比が1〜7:1の範囲に
あると共に、クロメート処理液中に硫酸、亜硫酸、リン
酸、亜リン酸、硝酸、亜硝酸、過塩基秦酸、塩素酸、セ
レン酸、バナジン酸などの酸素酸イオンを含むもの及び
フッ酸、フッ化酸、塩酸、ケィフッ化酸のうちの1種又
は2種以上のものの合計量(モル/〆)が、クロメート
処理液中のCr十6濃度(モル/夕)とCr+6の還元
生成物濃度(モル/そ)の合計に対してモル比で0.1
以下になる俗を亜鉛又は亜鉛を主成分とする合金によっ
て被覆された鋼材の表面に塗布し、水洗することないこ
乾燥することを特徴とする亜鉛被覆鋼材のクロメート処
理方法である。本発明におけるクロメート処理液中の還
元剤の必要量を説明する。クロメート処理液中の未還元
のCr+6の濃度をAモル/そ、Cr+6の還元生成物
の濃度をBモル/〆とする。また還元剤をC当量/夕と
する。ここで還元剤とは高温(例えば90℃)の強酸性
水溶液中で(式1)の反応を容易に進行させる物質で、
クロム酸(Cの3)水溶液中のCr+6十還元剤→クロ
メート処理液=(未還元のCr十6十Cr+6の還元生
成物+還元剤分解物) (式1)その量は
当量で示される。 ここで1当量とはCr+6の1/3モルをCr+6に還
元しうる。増量を意味する、Cr+6の還元生成物は全
てCr+3であるとは、必ずしも確認されてないが、(
Cr+3のほかCr+2、Cr+5も含まれる可能性も
ある)、本明細書ではCr+3として当量計算を行い、
Cr+3とする。(式1)の反応において反応時間、反
応温度を調整することにより還元剤を全量消費すること
なく(式2)のように還元剤をクロメート処理液中に存
在させることができる。これを未反応の還元剤d当量/
そとする。クロム酸(Cの3)水溶液中のCr+6十還
元剤→クロメート処理液=(禾還元のCr+6十Cr+
6還元生成物+還元剤分解物+禾反応の還元剤)
(式2)A,B,dについて(式2)が成立するこ
とが本発明の一つの必要条件である。 (式3)のd/A+Bは未反応還元剤混合比と呼びそれ
をQとする。。 o・≦−三≦。2o (式3) いまクロメート処理液中にCr十6が2.0モル/夕あ
りCr十6の還元生成物が1.0モルであり、これに未
反応還元剤が0.5当量/夕あれば、0.5
(式4) 0=刃庁前=0.25 (式4)に示すように未反応還元剤混合比Qは0.25
となる。 この未反応還元剤を含むクロメート処理液を亜鉛又は亜
鉛を含む合金によって被覆された鋼材に塗布し焼付する
と塗布皮膜内で未反応還元剤によるCr+6の還元反応
が進みクロメート皮膜を剥離しがたくする。しかしQが
0.2を超えるとクロム酸処理した金属材料の耐食性が
低下するので不都合である。またQが0.01未満の場
合、本発明の効果則ちクロメート皮膜を付着しやすく、
また剥離しがたくする効果が減少するので不適当である
。本発明の効果をより発揮するためには0.03〜0.
10の範囲がより好ましい。本発明の対象とする還元剤
は前述したように強酸性でCで6を容易に還元しうる物
質である。それはクロム酸の還元には安価でしかも分解
生成物のほとんど残らない有機物、たとえばしよ糖、グ
ルコースのような多糖類、でん粉、ソルビトール、ポリ
エチレングリコール、グリセリンのような多価アルコー
ル、メタノール、エタノールのような1価アルコール、
ヒドロキノンのような芳香族多価アルコール、やアルデ
ヒド類、セルロース類等の炭化水素化合物、過酸化水素
、ヒドラジン、等の無機物、などが使用できる。またこ
れらの還元剤とクロム酸と反応したときに生じる中間体
でもよい。 またCr+6の還元生成物が少く、Cr+6が多く強酸
性のクロメート処理液に過剰の還元剤を添加し90qo
程度に加熱する。Cr+6が多い場合は還元反応が進行
するが、還元反応の進行とともに強酸性から弱酸性に変
化する。上記の還元剤は弱酸性ではCr+6を還元しえ
なくなる。本発明の対象としている上記の還元剤は弱酸
性(例えばCr+680〜100夕/そ、Cr十6還元
生成物80〜50夕/そ水溶液)ではCr+6を還元し
えないが、5規定比S04溶液とし90qo以上に加熱
するとCr+6を容易に還元する。クロメート処理液中
の未反応還元剤の量は次のようにして分析される値とす
る。 まず還元剤入りのクロメート処理液中のCr+6を例え
ば酸化還元滴定(例えばチオ硫酸ナトリウム滴定法)で
分析する((値x)moZ/夕)。次に、クロム酸溶液
100の
防錆処理として適する無機質の被覆を形成せしうるクロ
メート処理方法に関する。 従来から亜鉛メッキ、亜鉛合金メッキされた鋼材または
線材(亜鉛メッキ鋼材と総称する)等には白錆防止のた
め、防錆処理としてクロメート処理が行なわれている。 クロメート処理は従来亜鉛メッキ鋼板製造後、需要家で
使用するまでの間の白錆防止即ち1次防錆処理として用
いられることが多かったが、近年、電気器具、鋼製家具
、自動車部品等に加工された亜鉛メッキ鋼板等がそのま
ま使用されることが多くなり、亜鉛メッキ鋼板メーカー
で鋼板になされたクロメート処理が、そのまま加工後も
防錆処理や塗装下地処理として用いられることが多くな
った。このように近年では亜鉛メッキ鋼板のクロメート
処理は1次防錆処理でなく、最終防錆並びに塗装下地処
理としての機能が望まれるようになり、従来にも増して
高度の耐久性が必要になった。亜鉛メッキ鋼材のクロメ
ート処理の防鋼性を高める方法としては、すでにクロメ
ート処理液としてクロム酸にシリカゲル又はシリカ粉末
や少量の三価クロムイオン(以下Cr+3と記す)を添
加することが公知である。 しかしながらこれらの方法ではクロメート付着量が全ク
ロムとして10〜20双9/淋程度(以下クロム付着量
は同様に表示する)の場合、シリカゾルやCr十3の添
加によっても塩水噴霧試験(JISZ2321)で2独
特間白鏡が発生しない程度の弱し、防錆効果しか得られ
ない。 これらのクロメート処理液でもクロム付着量を増せば、
クロム付着量の増加に比例して防錆効果が高まるが、次
の問題があるために30の9/〆以上に付着量を増すこ
とは困難である。これらのクロメート処理液はクロム分
の主成分が六価クロム(以下Cr+6と託す)であるた
め、クロメート皮膜は吸湿性を有しており、通常の湿度
でこれらのクロメートが亜鉛メッキ鋼板から剥離し易く
、これらのクロメート処理した亜鉛メッキ鋼板のコイル
を灘断ライン等に通板すると、設備と亜鉛メッキ鋼板の
表面が接触する部分でクロメート皮膜が剥離し、亜鉛メ
ッキ鋼板の外観、防錆効果を著しく損う。亜鉛メッキ線
材も又同様である。これらのクロメート皮膜の吸湿−剥
離現象は、クロメート付着量が多くなるにつれて激しく
なる。 クロム付着量が30雌/枕禾満ではこのような剥離現象
は目立たないが、30の9/力以上では増加するにつれ
て顕著になる。上記の理由から従来のクロメート処理方
法ではクロム付着量は実用上30雌/め程度しか塗布す
ることができず、最終防錆に用いうる高耐食性のクロメ
ート処理を行なうことが困難であった。クロム付着量を
増してもクロメート皮膜を剥離しがたくする方法として
は、クロメート処理液中のC〆6とクロム酸還元生成物
の含有量を変える方法が知られているが、これは有効で
はあるが、次の理由で性能向上に限界があり、極めて顕
著に有効な方法ではない。Cr+6濃度(Amoど/そ
)とCr十6還元生成物濃度(Bmoそ/そ)の比(以
下8とする、8=A/B)が小さいほどクロメート皮膜
は剥離しがたくなるが、ある値以下になるとクロメート
処理液中にクロム酸還元生成物を含む沈澱が発生する。
そのためクロム酸還元生成物の濃度を増すには限界があ
り、従って吸湿および剥離が起りにくいクロメート皮膜
も亜鉛または亜鉛合金被覆鋼材の表面に形成させるには
限界がある。本発明はかかる問題を解決するために新た
なクロメート処理方法を発明した。本発明は以下を要旨
とする。 すなわち亜鉛または亜鉛を主成分とする合金によって被
覆された鋼材の表面処理方法において、クoメート処理
液中のCr+6濃度(モル/そ)とCr+6の還元生成
物の濃度(モル/夕)の合計に対するクロメート処理液
中での未反応でクロメート処理液に強酸を添加し加熱し
たときCr+6を容易に還元し得る還元剤(当量/夕)
との比が0.01〜0.2:1であり、かつクロメート
処理液中のCr+6の濃度(モル/夕)とCr+6の還
元生成物の濃度(モル/そ)の比が1〜7:1の範囲に
あると共に、クロメート処理液中に硫酸、亜硫酸、リン
酸、亜リン酸、硝酸、亜硝酸、過塩基秦酸、塩素酸、セ
レン酸、バナジン酸などの酸素酸イオンを含むもの及び
フッ酸、フッ化酸、塩酸、ケィフッ化酸のうちの1種又
は2種以上のものの合計量(モル/〆)が、クロメート
処理液中のCr十6濃度(モル/夕)とCr+6の還元
生成物濃度(モル/そ)の合計に対してモル比で0.1
以下になる俗を亜鉛又は亜鉛を主成分とする合金によっ
て被覆された鋼材の表面に塗布し、水洗することないこ
乾燥することを特徴とする亜鉛被覆鋼材のクロメート処
理方法である。本発明におけるクロメート処理液中の還
元剤の必要量を説明する。クロメート処理液中の未還元
のCr+6の濃度をAモル/そ、Cr+6の還元生成物
の濃度をBモル/〆とする。また還元剤をC当量/夕と
する。ここで還元剤とは高温(例えば90℃)の強酸性
水溶液中で(式1)の反応を容易に進行させる物質で、
クロム酸(Cの3)水溶液中のCr+6十還元剤→クロ
メート処理液=(未還元のCr十6十Cr+6の還元生
成物+還元剤分解物) (式1)その量は
当量で示される。 ここで1当量とはCr+6の1/3モルをCr+6に還
元しうる。増量を意味する、Cr+6の還元生成物は全
てCr+3であるとは、必ずしも確認されてないが、(
Cr+3のほかCr+2、Cr+5も含まれる可能性も
ある)、本明細書ではCr+3として当量計算を行い、
Cr+3とする。(式1)の反応において反応時間、反
応温度を調整することにより還元剤を全量消費すること
なく(式2)のように還元剤をクロメート処理液中に存
在させることができる。これを未反応の還元剤d当量/
そとする。クロム酸(Cの3)水溶液中のCr+6十還
元剤→クロメート処理液=(禾還元のCr+6十Cr+
6還元生成物+還元剤分解物+禾反応の還元剤)
(式2)A,B,dについて(式2)が成立するこ
とが本発明の一つの必要条件である。 (式3)のd/A+Bは未反応還元剤混合比と呼びそれ
をQとする。。 o・≦−三≦。2o (式3) いまクロメート処理液中にCr十6が2.0モル/夕あ
りCr十6の還元生成物が1.0モルであり、これに未
反応還元剤が0.5当量/夕あれば、0.5
(式4) 0=刃庁前=0.25 (式4)に示すように未反応還元剤混合比Qは0.25
となる。 この未反応還元剤を含むクロメート処理液を亜鉛又は亜
鉛を含む合金によって被覆された鋼材に塗布し焼付する
と塗布皮膜内で未反応還元剤によるCr+6の還元反応
が進みクロメート皮膜を剥離しがたくする。しかしQが
0.2を超えるとクロム酸処理した金属材料の耐食性が
低下するので不都合である。またQが0.01未満の場
合、本発明の効果則ちクロメート皮膜を付着しやすく、
また剥離しがたくする効果が減少するので不適当である
。本発明の効果をより発揮するためには0.03〜0.
10の範囲がより好ましい。本発明の対象とする還元剤
は前述したように強酸性でCで6を容易に還元しうる物
質である。それはクロム酸の還元には安価でしかも分解
生成物のほとんど残らない有機物、たとえばしよ糖、グ
ルコースのような多糖類、でん粉、ソルビトール、ポリ
エチレングリコール、グリセリンのような多価アルコー
ル、メタノール、エタノールのような1価アルコール、
ヒドロキノンのような芳香族多価アルコール、やアルデ
ヒド類、セルロース類等の炭化水素化合物、過酸化水素
、ヒドラジン、等の無機物、などが使用できる。またこ
れらの還元剤とクロム酸と反応したときに生じる中間体
でもよい。 またCr+6の還元生成物が少く、Cr+6が多く強酸
性のクロメート処理液に過剰の還元剤を添加し90qo
程度に加熱する。Cr+6が多い場合は還元反応が進行
するが、還元反応の進行とともに強酸性から弱酸性に変
化する。上記の還元剤は弱酸性ではCr+6を還元しえ
なくなる。本発明の対象としている上記の還元剤は弱酸
性(例えばCr+680〜100夕/そ、Cr十6還元
生成物80〜50夕/そ水溶液)ではCr+6を還元し
えないが、5規定比S04溶液とし90qo以上に加熱
するとCr+6を容易に還元する。クロメート処理液中
の未反応還元剤の量は次のようにして分析される値とす
る。 まず還元剤入りのクロメート処理液中のCr+6を例え
ば酸化還元滴定(例えばチオ硫酸ナトリウム滴定法)で
分析する((値x)moZ/夕)。次に、クロム酸溶液
100の
【に1:1硫酸100の‘を加え9000で1
時間加熱し、その後酸化還元滴定でCr十6を分析する
((値y)moZ′夕)。y−xの3倍が還元剤の量(
当量/そ)である。本発明で述べている還元反応は次の
{ィー、【〇}である。 ‘ィー クロム酸(Cの3)水溶液中Cr十6の還元【
〇} クロム酸を亜鉛または亜鉛を主成分とする合金に
よって被覆された鋼材に塗布した後のク。 メート皮膜中のCr+6の還元‘ィ}、‘o)を1つの
還元剤(還元剤(1)とする)で進行させるようにした
のが前述の(式2)の未反応還元剤を含むクロメート処
理液である。 また前述の(式1)で示したように‘ィ}のみで反応が
完結する還元剤(還元剤(ロ)とする)によってクロム
酸溶液のCr+6の一部を還元し未反応還元剤をほぼ全
量消費し、しかる後に{ローの目的で還元剤(還元剤(
m)とする)を加える方法もある。いずれの方法によっ
ても本発明の効果は得られるが、還元剤(m)を用いる
方法が、還元剤添加量を自由に調整できるため有利であ
る。還元剤(1)、(0)と(m)は特に成分が変化す
ることはない。これらは使用条件が変化するだけである
。また本発明を達成するための第2の主要な要件はクロ
メート処理液中のCr十6の濃度(Aモル/そ)とCr
+6の還元生成物の濃度(Bモル/夕)の比・即ちA/
B(=8とする)である。 8が7.0を越えると酸性度が高いためにクロメート処
理液を亜鉛等に塗布する前に未反応還元剤とCr+6の
反応が徐々に進行し、未反応還元剤が消耗するため本発
明の効果が発揮されない。 また8が1.0より小さい場合、クロメート処理液の保
管中に水酸化クロム、クロム酸クロム等が沈澱する。こ
れらの沈澱は亜鉛等に付着した場合、外観のムラの原因
になったり亜鉛等の塗膜付着性を低下させるので好まし
くない。3のより良好な範囲】.0〜2.0である。 本発明のクロム酸溶液中には以下の化学物質即ち硫酸、
亜硫酸、リン酸、亜リン酸、硝酸、亜硝酸、過塩素酸、
塩素酸、セレン酸、バナジン酸などの酸素酸の酸素酸基
およびフッ酸、フッ化物、塩酸、ケィフツ化物のうちの
1種または2種以上のものが本クロメート処理液中のC
r+6濃度とCr十6の還元生成物の濃度に対してモル
濃度比で0.1以下になるようにすることが次の理由か
ら必要である。 即ちクロメート処理皮膜の黒変防止のためである。これ
らの化学物質がクロメート処理液中に混入すると亜鉛等
を保管中に黒錆が発生する。黒錆の発生はこれらの化学
物質の混入量が多いほど顕著である。通常の保管状態を
考慮すれば上記の混入量以下であること、即ちC〆6濃
度をAmo夕/そ、Cr+6の還元物濃度をBmo夕/
夕とすればこれら化学物質混入量D(mo夕/そ)は(
式5)であることが必要である。ボ;≦o.・
(式5) 但しより長時間の保管期間を考慮すると(式6)の条件
がより好ましい。 ゴも≦o‐o2 (式6) 以上の理由で(式1)および(式2)の還元反応で本発
明のクロメート処理俗を作成するには、上記の化学物質
はできるだけ加えないで、他の酸(酢酸等)の添加又は
Cr+6の多い溶液(強酸性)に還元剤を加える方法を
採るのが実際的である。 また本発明のクロメート処理液中にアルカリ金属イオン
、アンモニアイオンも、クロム酸皮膜の塗膜付着性、耐
水性を向上させるためにCr+6濃度(Amoぞ/夕)
とCr+6の還元物濃度(Bmoそ/〆)の和に対し、
これら十イオンの1種または2種以上の合計の濃度(E
moそ/夕)が(式7)の条件にあることが好ましい。
まう≦o‐・ (式7) 亜鉛イオン、.亜鉛合金の合金元素のイオン、例えばア
ルミイオンはクロム酸塩として沈澱しない濃度範囲では
ク。 メート処理液中に混入または添加してもよい。長期間ク
ロメート処理液を生産に使う場合、亜鉛イオン、アルミ
イオン、鉄イオンが沈澱発生限界以上混入することがあ
るが、亜鉛メッキ鋼材の外観が劣化しない程度(この限
界はクロメート処理液の塗布方法によっても変化する)
に沈澱が発生してもよい。勿論大過剰の沈澱が発生する
程度の亜鉛イオン等を添加させるのは無駄である。本発
明におけるクロム酸は無水クロム酸(Cの3)を水に溶
解したものであり、防錆性および塗料密着性を亜鉛メッ
キ鋼材に賦与するために不可欠なものである。 クロメート処理液中のCr十6の必要濃度はクロメート
処理液の亜鉛メッキ鋼材への塗布方法、付着量によって
変化するため、クロム酸還元生成物と合せて(Cr03
)換算で2〜400夕/どとすることが最適である。ま
た本発明はクロメート処理液中にシリカゾルを添加する
に際し、Cr十6とクロム酸還元生成物の合計量に対す
るシリカゾルの混合比は、Cr+6およびクロム酸還元
物の合計量はCr03換算で、シリカゾルはSi02換
算で重量比で、1:0.2〜20となるように添加すれ
ば、クロメート処理した亜鉛等の耐食性、塗膜付着性、
クロメート外観の均一性(ムラがない)が一層向上する
。本発明の対象とする亜鉛または亜鉛合金メッキ鋼材は
熔融亜鉛メッキ鋼材電気亜鉛メッキ鋼材、鉄〜亜鉛合金
その他の亜鉛合金メッキ鋼材である。 本発明は溶融亜鉛メッキ鋼板がレギュラースパングル、
ゼロスパングルいずれの場合も効果がある。鋼材の種類
は鋼板、線材、ワイヤ−である。また亜鉛または亜鉛成
型品も本発明の対象に含まれる。本発明で目標とする皮
膜の付着量は全ク。 ム換算で10の9/め以上好ましくは20の9/め以上
である。10の9/力未満では最終製品における耐食性
が不十分であり、150の9/淋以上特に300m9′
従を越えると加工性が劣化し、クロメート処理後亜鉛メ
ッキ鋼板をプレス、曲げ加工等した後のクロメート被膜
が剥離しやすくなり加工部の防錆性が低下するので好ま
しくない。 鋼材への本クロメート処理液中溶液の塗布方法はスプレ
ー塗布、浸漁〜ロール絞り、浸債〜ェアナィフ絞り、ロ
ールコート、ハケぬり、カーテンフローコート等のいず
れでも良く塗布方法に格別の制限はない。次に乾燥条件
について乾燥は付着水が飛べば良く、板温は35〜15
0℃の範囲が望ましい。150q○以上に高めても性能
はあがらず脱水反応によってかえってクロメートの防錆
効果が減少するため好ましくない。 実施例 (1}第1表に本発明例および比較例のクロメート液組
成を得るための具体的条件およびクロメート処理液の安
定性の結果を示す。 まず第1表の(C心3)欄に示したCで6濃度のクロム
酸水溶液を雛とうしない程度に加熱しておき、その溶液
中に第1表のN欄に示した種類の還元剤を第1表のN欄
に示した量だけ徐々に添加し、添加完了後第1表のT欄
に示した時間保温状態に置き、クロム酸水溶液中のCr
+6と還元剤との反応を行なわせる。反応が完了するま
での時間は還元剤の添加量や保定温度で異なるが、実施
例No.の4,5,6,13のように約1時間かけたも
のは第1表のN欄に示すように還元剤がほぼ全量消費さ
れている。しかし実施例No.1,2,3,7,8,9
,10,11,12,14,15,16のように時間を
短かくしたものは未反応の還元剤がH欄に示すように存
在する。第1表のA,B,H欄は反応終了時のクロム酸
水溶液中の未反応のCr十6濃度、Cr+6還元生成物
の濃度、未反応の還元剤およびもしくはその変成物を示
す。このA,B,H欄の和に還元剤の分解物を加えたも
のが前述の(式1)(式2)のクロメート処理液を示す
が、更にそのクロメート処理液中に第1表のJ欄に示す
還元剤を加えた例が実施例No.4,10,13,14
,15,16である。従つてクロメート処理液中の未反
応還元剤の量は最終的に第1表のC欄に示す値になって
いる。なお第1表のD欄に示すように実施例No.14
,15,16は還元反応を早めるため日2S04,比P
04,NaFを添加した(実施例皿o.1から13は註
1参照)。従ってA,B,C,D欄の値の和が得られた
クロメート液の組成である。第1表のQ欄は得られたク
ロメート液中の、Cr+6とCr+6還元生成物の値の
和に対する最終的な未反応還元剤の値の比を示し、8欄
はCr+6とCr+6還元生成物との比を示す。本発明
例のクロメート処理液はQ,8,D欄の値より実施例N
o.3,4,8,12,15であり、比較例の実施例N
o.1,7,13のクロメート処理液は35℃3日間の
放置で沈澱を発生した。本発明例は{2}項記載のクロ
メート処理済金属材料の性能も良好であったが、比較例
の実施例No.2,9,10,11は防錆効果が少なく
、比較例の実施例No.5,6はクロメート付着性が悪
く、比較例の14,16は保管中に黒錆が発生した。(
2},(1’言己戦の本発明例俗(実施例No.3)と
比較例浴(実施例No.5)を全Cr=5〜20夕/れ
こ蒸溜水で希釈しそれを種々の亜鉛または亜鉛合金材料
に第2表に示す塗布方法で塗布し、塗布後200〜35
000の熱風で5〜2栃砂乾燥した。 尚処理液中のNa,K等のアルカリ金属の含有量はいず
れの場合もクロメート処理液中のCr十6とCr十6の
還元生成物の濃度の和に対し0.1%以下であった。次
に第3表に示す内容の評価試験を行ない第2表に示す結
果を得た。比較例の実施例No.22はクロメート付着
性が不良である。比較例の実施例No.23はNo.2
2のクロメート付着量を少なくしたことでクロメート付
着性は良好になったが、防錆性が劣化している。本発明
例は亜鉛または亜鉛合金材料の種類を変えても良好な性
能を示した。聡 船 地 1○ ○ ■ 船 室 肇ヱ 丑 鍵 g 霊 署 底 蟻 き桑 ミこ蔓 き【 町山圏 【一藻 他 寸,蓮 貝8S 紺 第 2 表 第3表
時間加熱し、その後酸化還元滴定でCr十6を分析する
((値y)moZ′夕)。y−xの3倍が還元剤の量(
当量/そ)である。本発明で述べている還元反応は次の
{ィー、【〇}である。 ‘ィー クロム酸(Cの3)水溶液中Cr十6の還元【
〇} クロム酸を亜鉛または亜鉛を主成分とする合金に
よって被覆された鋼材に塗布した後のク。 メート皮膜中のCr+6の還元‘ィ}、‘o)を1つの
還元剤(還元剤(1)とする)で進行させるようにした
のが前述の(式2)の未反応還元剤を含むクロメート処
理液である。 また前述の(式1)で示したように‘ィ}のみで反応が
完結する還元剤(還元剤(ロ)とする)によってクロム
酸溶液のCr+6の一部を還元し未反応還元剤をほぼ全
量消費し、しかる後に{ローの目的で還元剤(還元剤(
m)とする)を加える方法もある。いずれの方法によっ
ても本発明の効果は得られるが、還元剤(m)を用いる
方法が、還元剤添加量を自由に調整できるため有利であ
る。還元剤(1)、(0)と(m)は特に成分が変化す
ることはない。これらは使用条件が変化するだけである
。また本発明を達成するための第2の主要な要件はクロ
メート処理液中のCr十6の濃度(Aモル/そ)とCr
+6の還元生成物の濃度(Bモル/夕)の比・即ちA/
B(=8とする)である。 8が7.0を越えると酸性度が高いためにクロメート処
理液を亜鉛等に塗布する前に未反応還元剤とCr+6の
反応が徐々に進行し、未反応還元剤が消耗するため本発
明の効果が発揮されない。 また8が1.0より小さい場合、クロメート処理液の保
管中に水酸化クロム、クロム酸クロム等が沈澱する。こ
れらの沈澱は亜鉛等に付着した場合、外観のムラの原因
になったり亜鉛等の塗膜付着性を低下させるので好まし
くない。3のより良好な範囲】.0〜2.0である。 本発明のクロム酸溶液中には以下の化学物質即ち硫酸、
亜硫酸、リン酸、亜リン酸、硝酸、亜硝酸、過塩素酸、
塩素酸、セレン酸、バナジン酸などの酸素酸の酸素酸基
およびフッ酸、フッ化物、塩酸、ケィフツ化物のうちの
1種または2種以上のものが本クロメート処理液中のC
r+6濃度とCr十6の還元生成物の濃度に対してモル
濃度比で0.1以下になるようにすることが次の理由か
ら必要である。 即ちクロメート処理皮膜の黒変防止のためである。これ
らの化学物質がクロメート処理液中に混入すると亜鉛等
を保管中に黒錆が発生する。黒錆の発生はこれらの化学
物質の混入量が多いほど顕著である。通常の保管状態を
考慮すれば上記の混入量以下であること、即ちC〆6濃
度をAmo夕/そ、Cr+6の還元物濃度をBmo夕/
夕とすればこれら化学物質混入量D(mo夕/そ)は(
式5)であることが必要である。ボ;≦o.・
(式5) 但しより長時間の保管期間を考慮すると(式6)の条件
がより好ましい。 ゴも≦o‐o2 (式6) 以上の理由で(式1)および(式2)の還元反応で本発
明のクロメート処理俗を作成するには、上記の化学物質
はできるだけ加えないで、他の酸(酢酸等)の添加又は
Cr+6の多い溶液(強酸性)に還元剤を加える方法を
採るのが実際的である。 また本発明のクロメート処理液中にアルカリ金属イオン
、アンモニアイオンも、クロム酸皮膜の塗膜付着性、耐
水性を向上させるためにCr+6濃度(Amoぞ/夕)
とCr+6の還元物濃度(Bmoそ/〆)の和に対し、
これら十イオンの1種または2種以上の合計の濃度(E
moそ/夕)が(式7)の条件にあることが好ましい。
まう≦o‐・ (式7) 亜鉛イオン、.亜鉛合金の合金元素のイオン、例えばア
ルミイオンはクロム酸塩として沈澱しない濃度範囲では
ク。 メート処理液中に混入または添加してもよい。長期間ク
ロメート処理液を生産に使う場合、亜鉛イオン、アルミ
イオン、鉄イオンが沈澱発生限界以上混入することがあ
るが、亜鉛メッキ鋼材の外観が劣化しない程度(この限
界はクロメート処理液の塗布方法によっても変化する)
に沈澱が発生してもよい。勿論大過剰の沈澱が発生する
程度の亜鉛イオン等を添加させるのは無駄である。本発
明におけるクロム酸は無水クロム酸(Cの3)を水に溶
解したものであり、防錆性および塗料密着性を亜鉛メッ
キ鋼材に賦与するために不可欠なものである。 クロメート処理液中のCr十6の必要濃度はクロメート
処理液の亜鉛メッキ鋼材への塗布方法、付着量によって
変化するため、クロム酸還元生成物と合せて(Cr03
)換算で2〜400夕/どとすることが最適である。ま
た本発明はクロメート処理液中にシリカゾルを添加する
に際し、Cr十6とクロム酸還元生成物の合計量に対す
るシリカゾルの混合比は、Cr+6およびクロム酸還元
物の合計量はCr03換算で、シリカゾルはSi02換
算で重量比で、1:0.2〜20となるように添加すれ
ば、クロメート処理した亜鉛等の耐食性、塗膜付着性、
クロメート外観の均一性(ムラがない)が一層向上する
。本発明の対象とする亜鉛または亜鉛合金メッキ鋼材は
熔融亜鉛メッキ鋼材電気亜鉛メッキ鋼材、鉄〜亜鉛合金
その他の亜鉛合金メッキ鋼材である。 本発明は溶融亜鉛メッキ鋼板がレギュラースパングル、
ゼロスパングルいずれの場合も効果がある。鋼材の種類
は鋼板、線材、ワイヤ−である。また亜鉛または亜鉛成
型品も本発明の対象に含まれる。本発明で目標とする皮
膜の付着量は全ク。 ム換算で10の9/め以上好ましくは20の9/め以上
である。10の9/力未満では最終製品における耐食性
が不十分であり、150の9/淋以上特に300m9′
従を越えると加工性が劣化し、クロメート処理後亜鉛メ
ッキ鋼板をプレス、曲げ加工等した後のクロメート被膜
が剥離しやすくなり加工部の防錆性が低下するので好ま
しくない。 鋼材への本クロメート処理液中溶液の塗布方法はスプレ
ー塗布、浸漁〜ロール絞り、浸債〜ェアナィフ絞り、ロ
ールコート、ハケぬり、カーテンフローコート等のいず
れでも良く塗布方法に格別の制限はない。次に乾燥条件
について乾燥は付着水が飛べば良く、板温は35〜15
0℃の範囲が望ましい。150q○以上に高めても性能
はあがらず脱水反応によってかえってクロメートの防錆
効果が減少するため好ましくない。 実施例 (1}第1表に本発明例および比較例のクロメート液組
成を得るための具体的条件およびクロメート処理液の安
定性の結果を示す。 まず第1表の(C心3)欄に示したCで6濃度のクロム
酸水溶液を雛とうしない程度に加熱しておき、その溶液
中に第1表のN欄に示した種類の還元剤を第1表のN欄
に示した量だけ徐々に添加し、添加完了後第1表のT欄
に示した時間保温状態に置き、クロム酸水溶液中のCr
+6と還元剤との反応を行なわせる。反応が完了するま
での時間は還元剤の添加量や保定温度で異なるが、実施
例No.の4,5,6,13のように約1時間かけたも
のは第1表のN欄に示すように還元剤がほぼ全量消費さ
れている。しかし実施例No.1,2,3,7,8,9
,10,11,12,14,15,16のように時間を
短かくしたものは未反応の還元剤がH欄に示すように存
在する。第1表のA,B,H欄は反応終了時のクロム酸
水溶液中の未反応のCr十6濃度、Cr+6還元生成物
の濃度、未反応の還元剤およびもしくはその変成物を示
す。このA,B,H欄の和に還元剤の分解物を加えたも
のが前述の(式1)(式2)のクロメート処理液を示す
が、更にそのクロメート処理液中に第1表のJ欄に示す
還元剤を加えた例が実施例No.4,10,13,14
,15,16である。従つてクロメート処理液中の未反
応還元剤の量は最終的に第1表のC欄に示す値になって
いる。なお第1表のD欄に示すように実施例No.14
,15,16は還元反応を早めるため日2S04,比P
04,NaFを添加した(実施例皿o.1から13は註
1参照)。従ってA,B,C,D欄の値の和が得られた
クロメート液の組成である。第1表のQ欄は得られたク
ロメート液中の、Cr+6とCr+6還元生成物の値の
和に対する最終的な未反応還元剤の値の比を示し、8欄
はCr+6とCr+6還元生成物との比を示す。本発明
例のクロメート処理液はQ,8,D欄の値より実施例N
o.3,4,8,12,15であり、比較例の実施例N
o.1,7,13のクロメート処理液は35℃3日間の
放置で沈澱を発生した。本発明例は{2}項記載のクロ
メート処理済金属材料の性能も良好であったが、比較例
の実施例No.2,9,10,11は防錆効果が少なく
、比較例の実施例No.5,6はクロメート付着性が悪
く、比較例の14,16は保管中に黒錆が発生した。(
2},(1’言己戦の本発明例俗(実施例No.3)と
比較例浴(実施例No.5)を全Cr=5〜20夕/れ
こ蒸溜水で希釈しそれを種々の亜鉛または亜鉛合金材料
に第2表に示す塗布方法で塗布し、塗布後200〜35
000の熱風で5〜2栃砂乾燥した。 尚処理液中のNa,K等のアルカリ金属の含有量はいず
れの場合もクロメート処理液中のCr十6とCr十6の
還元生成物の濃度の和に対し0.1%以下であった。次
に第3表に示す内容の評価試験を行ない第2表に示す結
果を得た。比較例の実施例No.22はクロメート付着
性が不良である。比較例の実施例No.23はNo.2
2のクロメート付着量を少なくしたことでクロメート付
着性は良好になったが、防錆性が劣化している。本発明
例は亜鉛または亜鉛合金材料の種類を変えても良好な性
能を示した。聡 船 地 1○ ○ ■ 船 室 肇ヱ 丑 鍵 g 霊 署 底 蟻 き桑 ミこ蔓 き【 町山圏 【一藻 他 寸,蓮 貝8S 紺 第 2 表 第3表
Claims (1)
- 1 亜鉛または亜鉛を主成分とする合金によつて被覆さ
れた鋼材の表面処理方法において、クロメート処理液中
のCr^+^6濃度(モル/l)とCr^+^6の還元
生成物の濃度(モル/l)の合計に対するクロメート処
理液中での未反応クロメート処理液に強酸を添加し加熱
したときCr^+^6を容易に還元し得る還元剤(当量
/l)との比が0.01〜0.2:1であり、かつクロ
メート処理液中のCr^+^6の濃度(モル/l)とC
r^+^6の還元生成物の濃度(モル/l)の比が1〜
7:1の範囲にあると共に、クロメート処理液中に硫酸
、亜硫酸、リン酸、亜リン酸、硝酸、亜硝酸、過塩基素
酸、塩素酸、セレン酸、バナジン酸などの酸素酸イオン
を含むもの及びフツ素、フツ化物、塩酸、ケイフツ化物
のうち1種又は2種以上のものの合計量(モル/l)が
、クロメート処理液中のCr^+^6の還元生成物濃度
(モル/l)の合計に対してモル比で0.1以下になる
浴を亜鉛又は亜鉛を主成分とする合金によつて被覆され
た鋼材の表面に塗布し、水洗することなしに乾燥するこ
とを特徴とする亜鉛被覆鋼材のクロメート処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13920882A JPS6039751B2 (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | 亜鉛被覆鋼材のクロメ−ト処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13920882A JPS6039751B2 (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | 亜鉛被覆鋼材のクロメ−ト処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5931872A JPS5931872A (ja) | 1984-02-21 |
| JPS6039751B2 true JPS6039751B2 (ja) | 1985-09-07 |
Family
ID=15240052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13920882A Expired JPS6039751B2 (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | 亜鉛被覆鋼材のクロメ−ト処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6039751B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6256580A (ja) * | 1985-09-05 | 1987-03-12 | Nippon Parkerizing Co Ltd | 亜鉛系メツキ鋼板のクロメ−ト塗布液 |
| US6190464B1 (en) | 1998-09-24 | 2001-02-20 | Nisshin Steel Co., Ltd. | Chromating solution and chromated metal sheet |
-
1982
- 1982-08-12 JP JP13920882A patent/JPS6039751B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5931872A (ja) | 1984-02-21 |
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